JPH0132088Y2 - - Google Patents

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JPH0132088Y2
JPH0132088Y2 JP1984192139U JP19213984U JPH0132088Y2 JP H0132088 Y2 JPH0132088 Y2 JP H0132088Y2 JP 1984192139 U JP1984192139 U JP 1984192139U JP 19213984 U JP19213984 U JP 19213984U JP H0132088 Y2 JPH0132088 Y2 JP H0132088Y2
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JP
Japan
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shift lever
base
mounting recess
fastener
automatic transmission
Prior art date
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JP1984192139U
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動変速機に関し、特に自動変速機に
おけるシフトレバ−構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の自動変速機におけるシフトレバ−構造
は、例えば第7図にて図示するように、シフトレ
バ−本体107の外周部上端側を操作部101に
嵌挿するとともに、ネジ135等の締め具を用い
て操作部101をシフトレバ−本体107に固定
していた。このため、固定完了後のネジ135の
頭部は第8図にて図示するごとく操作部101の
基部105表面に露出した状態となる。
したがつて、前記構成にあたつては、ネジ止め
タイプとなるため長期間使用すると振動や熱変化
等の自動車特有の環境条件からこのネジ135に
緩みを生じ、シフトレバ−本体107と操作部1
01との間にガタをきたす。これによつてシフト
レバ−本体107に設けられた作動ロツド139
と操作部101に設けられた押釦103との連繋
が不完全になり、押釦103を押したときに作動
機構が正しく作動しないという問題点が生ずる。
また、外観品質の管理は車の品位を高める上で大
変重要であり、ネジ135の頭部が露出状態にあ
ることは品質面の上から好ましくない。
〔目的〕
そこで本考案は前記問題点を改善するために創
案されたもので、その目的は、長期間使用しても
シフトレバ−本体と操作部とを固定する締結具の
弛みをなくすと共に外観品質の確保が図れ、しか
も手が触れても突起感のない自動変速におけるシ
フトレバ−構造を提供することにある。
〔構成〕
上記目的を達成するための本考案の特徴は、レ
バ−軸を支点として回転可能なシフトレバ−本体
に、頭部に作業溝を有する締結具によつて操作部
の基部を結合固着した自動変速機におけるシフト
レバ−構造において、前記操作部の基部に、締結
具の頭部を取り囲むとともに回り止め部を有する
取付凹部を形成し、取付凹部と対応する形状に形
成され前記締結具の作業溝と係合し合う突起部を
内側に備えたカバ−蓋を取付凹部に崟め込み操作
部の基部表面と同一面上に揃えてある。
〔作用〕
かかるシフトレバ−装置によれば、カバ−蓋を
取付凹部に嵌め込めば、操作部の基部表面と同一
面上に揃う状態になると共に締結具は確実にカバ
−され見えることはない。また、突起部は作業溝
内に係合し合うため締結具の弛みは起きず長期間
にわたつて安定した締結状態が得られる。しか
も、手が触れた際に突起感は起こらず、自然な状
態が得られる。
〔実施例〕
以下図面に基づき本考案の一実施例を詳細に説
明する。
第1図において、操作部1には押釦3が設けら
れており、この操作部1の基部5にはシフトレバ
−本体7が嵌挿されている。前記シフトレバ−本
体7の基端部はレバ−軸13を介してベ−スプレ
−ト19に回動自在に支持され、シフトレバ−本
体7とレバ−軸13はスリ−ブ23及び連結ピン
21によつて一体の係合状態にある。レバ−軸1
3には、スリ−プ15及び連結ピン17を介して
ア−ム25が一体に連結され、該ア−ム25より
延長されたワイヤ(図示しない)は自動変速機
(図示しない)と連繋している。
前記シフトレバ−本体7には、ピン状の係合体
9ガ設けられ、該係合体9は、操作部1に設けら
れた前記押釦3と第2図にて図示する連繋機構3
7を介して連動連繋している。係合体9は、シフ
トレバ−本体7の内部空間に組込まれた摺動自在
なスリ−ブ(図示しない)内の駒に貫通支持され
ており、前記スリ−ブの下端部には該スリ−ブを
上方へ付勢するバネ11が介装されている。前記
スリ−ブの上端部には、第2図にて図示する連繋
機構37のロツド39の下端が螺合しており、こ
のロツド39は前記シフトレバ−本体7の内部空
間に沿つて上方へ延長され延長端はカム体29に
連結している。このカム体29は前記押釦3とカ
ム面40を介して連繋し、該カム面40は、前記
操作部1内に組み込まれたバネ27に抗して押釦
3を押圧(第2図矢印)することで該ロツド39
に下向きの作用が働く傾斜面となつている。
前記操作部1の基部5には、前述したようにシ
フトレバ−本体7の上端部が嵌挿されており、該
基部5とシフトレバ−本体7の上端部とはネジ3
5等の締結具によつて結合固定されている。前記
基部5には図のごとくネジ35の頭部を取り囲む
矩形状の取付凹部33が形成されており取付凹部
33の各角部が回り止め部32として機能するよ
うになつている。取付凹部33には、取付凹部3
3と対応する形状のカバ−蓋31が嵌め込まれて
いる。
カバ−蓋31は合成樹脂等の材質で矩形状に形
成されると共に外周縁には取付凹部33の係合溝
33aと係合し合う係合フツク部43が設けられ
る一方、内側にはネジ35の作業溝36と係合し
合う突起部41が設けられている。突起部41
は、ネジ35の作業溝36が例えば第3図にて図
示するように十字形状のものである場合には、第
5図にて図示するように、十字形状に形成される
ようになる。なお、締結具としてネジ35の代り
に六角ボルトを使用している場合には、第6図に
て図示するように突起部42は六角ボルトの頭部
と嵌合し合う6角穴を有する形状となり、また、
一字形状である場合にはカバ−蓋31に設けられ
る突起部41の形状も一字形状となる。
かかるシフトレバ−装置において、カバ−蓋3
1を取付凹部33に嵌め込めば、カバ−蓋31は
回り止め部32によつて回転することなく組付け
られる。同時突起部41はネジ35の作業溝36
と係合し合うようになる。
従つて、ネジ35は突起部41により弛むこと
がなくなり、長期間にわたつて安定した締結状態
が確保されるようになる。また、ネジ35はカバ
−蓋31によつて見えることはない。しかも、カ
バ−蓋31は操作部の基部表面から突出しないた
め、操作部に手をかける際に基部5に触れても突
起感はなく、自然な状態が得られる。なお、取付
凹部33及びカバ−蓋31の形状は矩形に限定さ
れるものではない。
〔効果〕
以上説明したように本考案によれば、操作部の
基部とシフトレバ−本体を固定する締結具はカバ
−蓋によつて見えなくなり外観品質の向上が図れ
ると共に、突起部によつて締結部は弛むことはな
く長期間にわたつて安定した取付状態が確保でき
る。また、カバ−蓋は操作部の基部表面から突出
しないため、操作時に基部に手が触れた際に突起
感は起こらず、自然な状態が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に従う自動変速機に
おけるシフトレバ−構造の要部断面図、第2図は
本考案の一実施例に従う自動変速機におけるシフ
トレバ−構造の全体概要図、第3図は本考案の一
実施例に従う自動変速機におけるシフトレバ−構
造の部分側面図、第4図は本考案の一実施例に従
うカバ−蓋の断面図、第5図は本考案の一実施例
に従うカバ−蓋の裏面図、第6図は突起部を六角
ボルトを固定するように形成した第5図と同様の
カバ−蓋の裏面図、第7図、第8図は従来技術に
従う自動変速機におけるシフトレバ−構造の一例
を示した図である。 1……操作部、32……回り止め部、5……基
部、33……取付凹部、7……シフトレバ−、3
5……ネジ本体、36……作業溝、13……レバ
−軸、41……突起部、31……カバ−蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レバ−軸を支点として回動可能なシフトレバ−
    本体に、頭部に作業溝を有する締結具によつて操
    作部の基部を結合固着した自動変速機におけるシ
    フトレバ−構造において、前記操作部の基部に、
    締結具の頭部を取り囲むとともに回り止め部を有
    する取付凹部を形成し、取付凹部と対応する形状
    に形成され前記締結具の作業溝と係合し合う突起
    部を内側に備えたカバ−蓋を取付凹部に嵌め込み
    操作部の基部表面と同一面上に揃えたことを特徴
    とする自動変速機におけるシフトレバ−構造。
JP1984192139U 1984-12-20 1984-12-20 Expired JPH0132088Y2 (ja)

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JPS61107022U JPS61107022U (ja) 1986-07-07
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JPS61107022U (ja) 1986-07-07

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