JPH01320161A - 複合ポリエステルフィルム - Google Patents

複合ポリエステルフィルム

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JPH01320161A
JPH01320161A JP63153335A JP15333588A JPH01320161A JP H01320161 A JPH01320161 A JP H01320161A JP 63153335 A JP63153335 A JP 63153335A JP 15333588 A JP15333588 A JP 15333588A JP H01320161 A JPH01320161 A JP H01320161A
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JP
Japan
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film
composite
resin layer
polyester film
fog
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JP63153335A
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English (en)
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Shigemi Seki
関 重己
Kenji Tsunashima
研二 綱島
Iwao Tanaka
巌 田中
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Greenhouses (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は複合ポリエステルフィルムに関するものである
。詳しくは、易滑性に優れ、かつ、農業用ハウスに被覆
した時、ハウス内の被覆材内面近傍に発生する霧の防止
性(防霧性)に優れた複合ポリエステルフィルムに関す
るものである。
[従来の技術] 近年、農業ハウスによる有用作物の促成栽培或いは抑制
栽培が盛んに行なわれている。該ハウスの被覆材として
は、一般に、軽く、安価で施工の容易なプラスチックフ
ィルムが広く利用されているが、中でも優れた耐候性、
機械特性、光学特性を有したポリエステルフィルムが普
及しつつある。
しかし、ポリエステルフィルム表面は疎水性でおるため
、±IIや植物から発散した水蒸気がハウス内面に凝集
して細かい水滴となって付着し、かかる水滴が光線透過
率の悪化など種々の弊害を起こすことから、通常、ポリ
エステルフィルム表面には親水性ポリマヤ界面活性剤等
によって防滴処理が施こされている。しかしながら、該
被覆材からなる農業用ハウスにあっては、特に、晩秋か
ら冬場にかけての施設栽培において、外気との温度差が
急激に変化しやすい朝方、或いは夕方などに該被覆材の
内面近傍に霧が発生し、しかも、自然対流によってハウ
ス内全域をおおう現象が起こる。
しかるに、発生した霧は栽培作物の葉、茎、花、果実な
どを濡らし、病害発生の原因となったり病気の蔓延を助
長し易い。更には、光線透過量の不足による成育不良や
栽培作物を乾かすために暖房が必要となり燃費が増すな
どの不利を引き起こすことが知られている。このため、
ハウス内の霧発生を防止するために従来から種々の検討
がなされてきた。この様な複合ポリエステルフィルムと
しては、フィルム表面上に有機フッ素系界面活性剤或い
は有機フッ素系界面活性剤と防滴剤との混合体を塗設し
た複合ポリエステルフィルム(特開昭58−14621
5号公報)などが知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前述した複合ポリエステルフィルムには次の様
な問題点がある。
すなわら、有機フッ素系界面活性剤を塗設した複合ポリ
エステルフィルムでは、初期は所望の防霧性を発現する
が持続性を満たすものが得にくい。
更には、塗設層がべたつき易く作業性の悪化をまねくこ
ともおる。一方、有機フッ素系界面活性剤と防滴剤との
混合体を塗設した複合ボ1ノエステルフィルムでは、有
機フッ素界面活性剤が表面にブリードアウトし、場合に
よっては、塗設層が白濁したり防滴性に悪影響を及ぼし
易い。更には、防霧性と防滴性をバランスさせることが
難しいのみならず長期防霧性も得にくい。
本発明は、これらの従来技術の欠点を解消せしめ、長門
にわたって防霧性に優れ、しかも、易滑性にも優れた複
合ポリエステルフィルムを提供せんとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、
有機フッ素系界面活性剤を内包した無機質多孔性マイク
ロカプセルを含む樹脂層を設けてなる複合ポリエステル
フィルムでおって、該無機質多孔性マイクロカプセルは
、該有機フッ素系界面活性剤の内包量が10体積%以上
、平均粒径が0.05〜5.0μmで必って、かつ、該
樹脂層中の含有量が0.05〜30重量%であることを
特徴とする複合ポリエステルフィルムを要旨とするもの
である。
本発明においていうポリエステルとは、周知のもの、具
体的には例えばテレフタル酸、イソノタル酸、ナフタレ
ンジカルボン酸、ビス−α、β(2−クロルフェノキシ
)エタン−4,4°−ジカルボン酸、アジピン酸、セバ
シン酸等の2官能カルボン酸の少なくとも1種と、エチ
レングリコール、トリエチレングリコール、テトラメチ
レングリコール、ヘキサメチレングリコール、デカメチ
レングリコール等のグリコールの少なくとも1種とを重
縮合して得られるポリエステルを挙げることができる。
また、該ポリエステルには本発明の目的を阻害しない範
囲内で他種ポリマをブレンドしたり、共重合してもよい
し、酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、顔料、紫外線吸収剤
等が含まれていてもよい。
ポリエステルの固有粘度(25°Cオルトクロルフェノ
ール中で測定)は、0.4〜2.0で必り、好ましくは
0.5〜1.0の範囲のものが通常用いられる。
本発明には、ポリエステルとしてポリエチレンテレフタ
レート、ポリエチレン−2,6−ナフタレートを用いた
場合、特に優れた効果が得られるので好ましい。
本発明でいう樹脂層とは、少なくとも樹脂及び有機フッ
素系界面活性剤を内包した無機質多孔性マイクロカプセ
ルからなる層をいう。該樹脂は、特に限定されないが、
ベース基材と親和力が良い熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂
、反応性樹脂などの中から選ばれた水溶性或いは水分散
性の樹脂であり、具体的には、例えばニカワ、カゼイン
などの天然水溶性高分子、ポリエチレングリコール、ポ
リビニルアルコール、メチルセルロースおよびその他セ
ルロース誘導体、尿素樹脂やメラミン樹脂などの合成水
溶性高分子、ポリエステルエーテルなどの水溶性ポリエ
ステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリ
ル酸エステルなとのポリエステル、ポリアクリロニトリ
ル、ポリアミド、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリブタジェン、ポリウレタン、ポリクロロプレン
、フェノール樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、架
橋性シリコーン樹脂など、および、以上の共重合体、お
よび、それらの混合物が使用できる。これらの中でも防
滴特性を有するポリビニルアルコール、ポリエチレング
リコール、メチルセルロース、水溶性ポリエステル、ポ
リアクリル酸エステルが好ましい。これらの防滴樹脂を
用いた場合は、防霧性と防滴性を併せもったフィルムが
1qられ農業用ハウスに最適でおる。防滴樹脂の中でも
その効果が顕著な水溶性コポリエステルエテール及び無
機コロイドを主体とした成分からなる樹脂との混合組成
物よりなるものが最も好ましい。主体とする成分からな
る樹脂とは、樹脂中、両成分が70%以上、好ましくは
80%以上、より好ましくは90%以上であるものを指
し、適宜他の物質を含有してもよい。本発明においては
、かかる樹脂層を前記ポリエステルフィルムの少なくと
も片面に設けるのであるが、この中で両面に設ける場合
には、以下に述べる説明は、少なくとも一方に適用され
るものである。
本発明でいう有機フッ素系界面活性剤とは、直鎖状また
は分校状のパーフルオロアルキル基またはパーフルオロ
アルケニル基を含むもので、陰イオン系界面活性剤、陽
イオン系界面活性剤、両イオン系界面活性剤、非イオン
系界面活性剤が上げられ、具体的には、陰イオン系界面
活性剤としては、例えば、 C6F11Q@SO3Na、 Cg F 17COON a 、 CB F 17CO
OL !、C7F17(CH2)4C00K、 C3F17SO2N (C2H5) C2H40PO(
OH)2、C3F1□5O2N(C2H5〉CH2C0
0K、C3F18SO2N (C2H5) C2)−1
40303HlCB F17COONa、Cg F19
COONa、C3F1□C00H1 陽イオン系界面活性剤としては、例えば、c8F17C
H2CH2N+(CH3) C4−1C8F17CON
HC3H6N+(CH3)3■−1両イオン系界面活性
剤としては、例えば、C3FIBCONHC3H(3N
+(CHi) 2 C2H4COO−1非イオン系界面
活性剤としては、例えば、Cs F17SO2N (C
H3) C2HaO(C2HaO) n HlCa F
 17CHp CHpCO(OCHp CHり)  4
00  <Q>  C9H1g、(式中のnは1〜10
0の整数)などが上げられ、これらの中から選ばれた少
なくとも一種以上が適用されるが特に限定されるもので
はない。
本発明でいう無機質多孔性マイクロカプセル(以下、単
にマイクロカプセルと略称する)とは、球形で粒子表面
に細孔を有する多孔質状でおり、中空多孔貿或いは非中
空多孔質形態として内部に液体、固体や気体を自由に封
入、放出できるものである。本発明の場合、中空多孔質
形態のマイクロカプセルが複合ポリエステルフィルムの
特性上、特に好適でおる。
代表的な製造方法としては、例えば特公昭54−625
1号公報、特公昭57−55454号公報および特公昭
55−43404号などに記載されている「界面反応法
」、すなわち水溶液沈澱反応によって無機粉体を調整す
る方法であるが、その調整過程において、油中水滴型(
W10タイプ)エマルジョンを用いることによって中空
・球形・多孔質の無機粉体微粒子を調整することにより
製造することができる。
マイクロカプセルを構成する無機材料の壁材としては、
具体的には、例えば炭酸カルシウム、炭酸バリウム、炭
酸マグネシウム等のアルカリ土類金属炭酸塩、珪酸カル
シウム、珪酸バリウム、珪酸マグネシウムなどのアルカ
リ土類金属珪酸塩、リン酸カルシウム、リン酸バリウム
、リン酸マグネシウムなどのアルカリ土類金属リン酸塩
、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウムな
どのアルカリ土類金属硫酸塩、無水珪酸、酸化アルミニ
ウム、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化チタン、酸化コバルト、
酸化ニッケル、酸化マンガン、酸化アンチモン、酸化ス
ズなどの金属酸化物、水酸化鉄、水酸化ニッケル、水酸
化アルミニウム、水酸化カルシウム、水酸化クロムなど
の金属水酸化物、珪酸亜鉛、珪酸アルミニウム、珪酸銅
などの金属珪酸塩、炭酸亜鉛、炭酸アルミニウム、炭酸
コバルト、炭酸ニッケル、塩基性炭酸銅などの金属炭酸
塩などが、代表的なものでおるが、中でも、本発明にお
いては無水珪酸からなるものが複合ポリエステルフィル
ムの特性上、特に好適である。マイクロカプセルに有機
フッ素系界面活性剤を内包させる方法としては、含浸法
あるいは懸濁法などがおるが本発明の場合、含浸法の方
が生産性、品質などの点で好ましい。
マイクロカプセルの粒子系は、0.05〜5゜0μm、
好ましくは0.1〜4.0μm、より好ましくは0.5
〜3.0μmの範囲であることが必要である。平均粒径
が0.01μm以下では、複合フィルムの易滑性が不十
分となるのみならず、複合樹脂層の有機フッ素系界面活
性剤量が不足し十分な防霧性が得にくい。5.0μmを
越えるものは、複合フィルム表面が顕著に粗れたり、複
合樹脂層の耐摩耗性が悪化し易くなる。なお、中空多孔
質形態のマイクロカプセルにおっては、壁厚さは外力に
よる変形、破壊などの力学的特性のみならず、内包物の
外部への放出特性などによって決められるが、均一であ
るものが望ましい。
本発明でいう水溶性コポリエステルエーテルとは、芳香
族ジカルボン酸および/または非芳香族ジカルボン酸お
よびエステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合物と
グリコールの重縮合物であり、20℃の水に0.5重量
%以上、好ましくは1重量%以上可溶のものを意味する
(水への溶解を50〜100’Cの高温下で行い、それ
を20’Cまで冷却して、0.5重量%以上、好ましく
は1重量%以上、可溶性を保つものでもよい)。
芳香族ジカルボン酸には、テレフタル酸、イソフタル酸
、フタル酸、2,5−ジメチルテレフタル酸、1.4−
ナフタレンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボ
ン酸、ビフェニルジカルボン (フェノキシ)エタン−p,p−ジカルボン酸およびそ
れらのエステル形成性誘導体などがおり。
また非芳香族ジカルボン酸には、蓚酸、マロン酸、コハ
ク酸、ゲルタール酸、アジピン酸、セバシン酸、1,2
−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサ
ンジカルボン酸およびそれらのエステル形成性誘導体な
どである。ジカルボン酸成分の内少なくとも60モル%
が芳香族ジカルボン酸および/またはそのエステル形成
性誘導体で必ることが好ましく、芳香族ジカルボン酸成
分がこの範囲の場合には水溶性ポリエステルエーテル樹
脂のフィルムに対する密着性が高くなるのでより好まし
い。
エステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合物として
は、スルホテレフタル酸、5−スルホイソフタル酸、4
−スルホフタル酸、4−スルホナフタレン−2,1−ジ
カルボン酸、スルホ−p−キシリレングリコール、2−
スルホ−1,4−ビス(ヒドロキシエトキシ)ベンゼン
などのアルカリ金属塩(スルホン酸のアルカリ金属塩)
および、これらのエステル形成性誘導体が必げられ、5
−スルホイソフタル酸、スルボテレフタル酸のナトリウ
ムおよびこれらのエステル形成性誘導体がより好ましい
これらのエステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合
物の添加量は全ジカルボン酸成分に対して7〜40モル
%でおり、好ましくは10〜20モル%である。7モル
%未満では水溶性が低下し実用的でないし、40モル%
を越えると、重合過程で溶融粘度か飛躍的に増大するた
め適度な高重今度の水溶性ポリエステルエーテル樹脂を
得ることが困難でおり、また防滴樹脂としては防滴効果
の持続性が低下するので好ましくない。添加量が10〜
20モル%の時、最も安定した重合性が得られると共に
、防滴樹脂として優れた初期防滴性、防滴耐久性が得ら
れる。
グリコールとしては、脂肪族または脂環族グリコール、
例えば、エチレングリコール、1,3−プロパンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,4−シクロヘキサン
ジメタツールなどが使用できるが、このグリコール成分
にジエチレングリコールあるいはトリエチレングリコー
ルを全グリコール成分に対して1〜60モル%、好まし
くは2〜18モル%加えたものがより好ましく使用でき
る。場合によっては、ジエチレングリコールとトリエチ
レングリコールを併用してもかまわない。ジエチレング
リコールあるいはトリエチレングリコールの成分量が全
グリコール成分に対して1モル%未満の場合は、水溶性
ポリエステルエーテル樹脂の水溶化や塗布の均一化がむ
ずかしくなる傾向がある。また、ジエチレングリコール
おるいはトリエチレングリコールの成分量が60モル%
以上の場合は、塗布後の複合膜がブロッキングおるいは
白化しやすくなるので好ましくない。共重合成分量が2
〜18モル%のとき最も優れた密着性と塗布性が得られ
る。
更に、前記水溶性ポリエステルエーテル樹脂にはポリエ
ーテルを含有させてもよい。ここでいうポリエーテルと
はエーテル結合を主要結合鎖とする親水性高分子のこと
でおり、特に好ましのは脂肪族ポリエーテルであり、例
えばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、グリセリンエーテル、ポリエチレングリコールモノ
エチルエーテルが好ましい。ポリエチレングリコールは
H(OCH2CH2)n OH(式中nは2〜140の
整@)で表されるもので、その分子量の範囲は200〜
10000.好ましくは300〜5000、より好まし
くは500〜2000でおる。
ポリエーテルの好ましい添加量は1〜30重量%であっ
て、より好ましくは3〜15重量%である。
ポリエーテルは水溶性ポリエステルエーテル樹脂に共重
合またはブレンドされるが、好ましくは共重合されてい
る方がよい。
本発明でいう無機コロイドとは、共立出版社化学大辞典
に定義されてあり、粒子1個中に105〜109個の原
子を含むものでおる。元素により金属コロイド、おるい
は酸化物コロイド、あるいは水酸化物コロイドとして得
られる。無機コロイドの粒径は、樹脂層白濁化防止のた
めには可視光線の波長より微細なものが好ましいが特に
限定されるものではない。金属コロイドとしては、金、
パラジウム、白金、銀、イオウなどが好ましく使用され
、酸化物コロイド、水酸化物コロイド、炭酸塩コロイド
、硫酸塩コロイドとしては、亜鉛、マグネシウム、ケイ
素、カルシウム、アルミニウム、ストロンチウム、バリ
ウム、ジルコニウム、。
チタン、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、スズなど
の酸化物コロイド、水酸化物コロイド、炭酸塩コロイド
、fiA酸塩コロイドが本発明に好ましく使用される。
例えば四ハロゲン化ケイ素を水中に加えるか、ケイ酸ア
ルカリの水溶液に徐々に濃塩酸を加わるなどの操作によ
り得られるケイ酸コロイドが本発明には極めて好ましく
使用される。
ざらに、樹脂層にあける無機コロイドの含有量は固形分
として、好ましくは0.1〜50重量%より好ましいは
1〜40重量%の範囲にあることが複合ポリエステルフ
ィルムの特性上望ましい。
含有量が0.1重量%未満では防滴樹脂として持続効果
が充分でなく、50重量%を越えた値では白濁化し光線
透過率が低下する。
本発明では、樹脂層にあけるマイクロカプセルの含有量
は0.05〜30重量%が好ましく、より好ましくは0
.1〜20重量%、更に好ましくは0.15〜10重量
%の範囲であることが必要でおる。マイクロカプセルの
含有量が、0.05重量%未満では、所望の易滑性、防
霧性を有する複合フィルムが得にくい。30重量%を越
えるものでは、複合フィルムの耐摩耗性が悪化したり、
樹脂層のベースフィルムへの密着性が低下するので好ま
しくない。
また、樹脂層には、樹脂層の密着性、耐水性、耐溶剤性
、機械的強度の改良のため、架矯剤としてメチロール化
或いはアルキロール化した尿素系、メラミン系、アクリ
ルアミド系、ポリアミド系などの樹脂、エポキシ化合物
、アジリジン化合物、ブロックポリイソシアネート、ビ
ニル化合物などの反応性化合物を含有せしめてもよい。
更に必要に応じて、本発明の効果を損なわない量で公知
の添加剤、例えば消泡剤、塗布性改良剤、増粘剤、帯電
防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、染料、顔料などを
含有せしめてもよい。
また、本発明の目的を達成するうえにおいて重要なこと
は、マイクロカプセルの多孔質部或いは中空部に前記し
た有償フッ素系界面活性剤が内包されていることが必要
でおり、内包量はマイクロカプセルの全空隙容量に対し
て充填率で10体積%以上、好ましくは50体積以上、
より好ましくは80体積%以上である。充填率が10%
未満では防霧性の効果が小さく、しかも持続性も劣った
複合フィルムとなるので好ましくない。
本発明フィルムを構成するポリエステルフィルムとは、
常法により少なくとも一軸配向させたちのいでおるが、
機械的強度や寸法安定性、剛体等の点で少なくとも二軸
配向させたものが望ましく、光学へイズ(濁度)が6.
0%以下、好ましくは3.0%以下のものが望ましい。
ポリエステルフィルムの厚みは特に限定されるものでは
ないが2〜500μmが好ましく、5〜300μmの範
囲がより好ましく基材ベースとしての実用面での取り扱
い性に優れている。
本発明フィルムを構成する樹脂層の複合厚みは0.05
〜3.0μmが好ましく、0.01〜1゜0μmの範囲
がより好ましい。複合厚みが0.05μm未満では、均
一複合が難しいのみならず、マイクロカプセルの密着力
が低下し、易滑耐久性性を有する複合フィルムが得にく
い。3.0μmを越えるものは、樹脂層の吸湿によって
ブロッキングが発生し易くなったり、場合によっては、
透明性が低下し農業ハウス用途におっては光線透過率の
悪化による種々の弊害が増し易い。また、樹脂層は少な
くとも一方向に延伸されいることが望ましく、延伸作用
により親水性領域に疎水性成分が適度な距離をもって均
一分散されるので複合フィルムの防霧性と防滴性とがバ
ランスし、個々の特性が共に優れたものとなる。
次に、本発明の製造方法について説明する。まず、常法
によって重合されたポリエステルのペレットを十分乾燥
した後、公知の押出機、好ましくは圧縮比3.8以上の
溶融押出機に供給し、ペレットが溶融する温度以上、ポ
リマが分解する温度以下の温度でス1ノット状のダイか
らシート状に溶融押出し、冷却固化せしめて未延伸シー
トを作る。
この際、未延伸シートの固有粘度はフィルム特性から0
.5以上であることが望ましい。次に、該未延伸シート
或いは該未延伸シートを70〜120′Cで2.0〜5
.0倍延伸したフィルム上に、前記組成物を所定量に調
製した塗材を塗布し、塗膜を乾燥させて所定の塗布層を
設けた後70〜150’Cで、未延伸フィルムを用いる
場合は、縦方向に2.0〜5.0倍、横方向に2.0〜
5.0倍周時延伸を、又−軸延伸フィルムを用いる場合
は2.0〜5.0倍横延伸する。又、二軸配向したフィ
ルムを100〜180’Cで少なくとも一方向に1.1
〜3.0倍延伸してもよい、ざらに、二軸配向フィルム
は必要に応じて150〜240°Cで0〜10%弛緩を
与えつつ1〜60秒処理する。
塗布方法は、特に限定されず押出ラミネート法、メルト
コーティング法を用いてもよいが、高速で薄膜コートす
ることが可能でおるという理由から水溶化か又は水分散
化させた塗材のグラビヤコート法、リバースコート法、
キツスコート法、ダイコート法、メタリングバーコード
法など公知の方法を適用するのが好適でおる。この際、
フィルム上には塗布する前に必要に応じて空気中おるい
はその他種々の雰囲気中でのコロナ放電処理など公知の
表面処置を施すことによって、塗イ5性が良化するのみ
ならず複合層をより強固にフィルム表面上に形成できる
。尚、塗材濃度、塗膜乾燥条件は特に限定されるもので
はないが、塗膜乾燥条件は複合ポリエステルフィルムの
緒特性に悪影響を及ぼさない範囲で行うのが望ましい。
[評価法] 本発明の特性値は、次の測定方法、評価基準による。
(1)易滑性(μ5) ASTH−D−1894−63により、複合面と未複合
面の静摩擦係数μsを測定した。
(2)、複合層の厚み(μ) 複合層にセロハンテープを貼り、セロハンテープ端部の
複合層をジメチルホルムアミド等の溶剤で溶解除去する
。次いでセロハンテープを剥がし、セロハンテープで保
護された面と、溶解除去した面との境界を小坂研究断裂
ET−10高精度段差測定器により測定し、厚みを求め
た。
上記方法で困難な場合は、日立製作所製透過型電子顕微
鏡HU−12型を用い、複合フィルムの超薄断面切片を
観察し、厚みを求めた。
(3)、複合層の密着性 複合層/ベースフィルムの接着力は、複合層にクロスカ
ット(100ケ/コ)を入れ、該クロスカット面に対し
45°にセロハンテープ: CT−24にチバン■製)
を貼り、ハンドローラを用いて約5Kgの荷重をかけ、
長さ方向(約10cm)に5回往復して圧着させ、セロ
ハンテープを手で引き剥がして複合層の剥離度合を観察
し、評価した。
判定基準は、○:良好く剥離面積5%未満)、△:やや
劣る(剥離面積5%以上20%未満)、×:不良(剥離
面積20%以上)とした。
(4)、耐摩耗性 テープ状にしたフィルムの複合層表面を、テープ走行性
試験TBT−300(■横浜システム研究断裂〉を使用
し、25°C,50%RH雰囲気で、50回繰り返し走
行させた後、固定ガイド部及びフィルム上に付着したス
クラッチ量(削れ粉)を目視にて判定し、次の如く評価
した。ここで、ガイド径は8sφでおり、ガイド材質は
SO327(表面粗度0゜2S)、巻き付は角は180
’、テープ走行速度は3.3cm/秒である。
○;スクラッチ量が少ない(耐久性良好)△;スクタッ
チ量がやや多い(耐久性不良)×;スクラッチ量が非常
に多い(耐久性不良)(5)、平均粒径 粒子を走査型電子顕微鏡にて粒子の画像をキャッチし、
その粒子によって出来る光の濃淡をイメージアナライザ
ー(例えばQT)f900:ケンブリッジインストラメ
ント製〉に結びつけ、次の数値処理によって求めた数平
均径φnでおる。
Σdn/Σn=φn ただし、nは個数、dは実孔径である。
(6)、充填率 充填率(体積%)は[100−空隙率(%)]で求めら
れる。
ここで空隙率は、有機フッ素系界面活性剤を内包したマ
イクロカプセル19rをJIS C2330灰分含有量
試験に基づき空気雰囲気下でa o o ’c、4時間
加熱し、この時得られた単離マイクロカプセ/L、(7
)重iB (単位yr)を25°C150%RHの雰囲
気下で測定した。ざらに、上記マイクロカプセルの全空
孔容積A(単位CC)を下記に示した浸透法にて求め、
これらの値から下記の式(1)にて空隙率を求めた。
空隙率(%) = (1−(1−B)/ρA)X100・・・(1)た
だしρは25°Cにおける有機フッ素系界面活性剤の密
度(9/CC) なあ、前記の浸透法による仝空孔容積A (CG)の求
め方は、一定1c(yr>の単離マイクロカプセル試料
を溶ts(四塩化炭素)中で、76〜78℃の温度で5
時間煮沸後、遠心沈降法にて、粒子試料のみを分離する
。次に60〜70’Cの熱風にて、30分間乾燥させ、
この時の重量D(yr>を測定する。これらの値から下
式(2)にて全空孔容積を求めた。
全空孔容積A (CC) = (D−C)/1.595    ・・・(2)(7
)、防滴性 滋賀県彦根市に設置した約30坪の鉄骨ハウス(間口6
.0m、奥行12m、軒下2.5m、屋根部傾角15°
)に複合フィルムを別個に被覆し、作物栽培状態下で、
冬期6力月間(10月−3月)の防滴性を肉視で観察し
、次の基準で評価した。
◎;非常に良好、O;良好、△;ヤや不良、X;不良 (8)、防霧性 上記(7)と同一ハウス、同一条件下で、朝方及び夕方
に被覆フィルムの内面近傍に発生する霧の状態を肉視で
観察し、次の基準で評価した。
◎;非常に良好、○;良好、△;やヤ不良、X;不良 [発明の効果] 本発明は、ポリエステルフィルム上に、有機フッ素系界
面活性剤を内包した特定のマイクロカプセルを特定量含
む水媒体系塗材を塗布した後、延伸し、マイクロカプセ
ルを均一分散ざぜた樹脂層を形成させたので、基材フィ
ルムの諸特性を悪化させることなく、次のような優れた
効果を得ることができた。
(1)、複合ポリエステルフィルムは、易滑性に優れて
いる。
(2)、複合ポリエステルフィルムは、耐摩耗性に優れ
ているのて易滑耐久性が必る。
(3)、複合ポリエステルフィルムは、農業用被覆材と
して使用した時、被覆材内面近傍での霧も発生を抑制し
、しかも、防霧性が長期にわたって持続し得る。
(4)、複合ポリエステルフィルムは、農業用被覆材と
して使用した時、防霧性と防滴性とが同時に優れている
ので入射光の透過を妨げない。
(5)、複合ポリエステルフィルムは、農業用被覆材と
して使用した時、ハウス内の多湿化を防ぐと共に有用作
物の病害発生及び伝播を阻止する。
本発明の複合ポリエステルフィルムは農業用被覆材以外
に、磁気記録媒体用ベースフィルム、電絶用ベースフィ
ルム、コンデンサー用ベースフィルム、包装用ベースフ
ィルム、各種写真用ベースフィルム、光学用ベースフィ
ルム、グラフィック用ベースフィルムなど広範囲に適用
できる。
[実施例] 本発明を以下の実施例、比較例を用いて説明するが、本
発明は、これらに限定されるものではない。
実施例1 (1)、水溶性コポリエステルエーテル製造テレフタル
酸ジメチル150部、イソフタル酸ジメチル15部、5
−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチル44.5部、
エチレングリコール124部、酢酸マンガン4水塩0.
106部、酢酸カルシウム2水塩0.07部を混合し、
140〜220’Cでメタノールを留出せしめ、エステ
ル交換反応を行った後、リン酸トリメチル0.09部、
ジエチレングリコール7.2部、三酸化アンチモン0.
06部を加え、240°Cから280℃まで1時間30
分かけて昇温すると共に圧力を常圧から徐々に0.5s
HQまで下げ、生成するエチレングリコールを系外に除
去し、ざらに40分間この状態を保ち反応させ、[η]
=0.58の水溶性ポリエステルエーテル樹脂を得た。
(2)、複合ポリエステルフィルムの製造常法によって
製造されたポリエチレンテレフタレートのホモポリマー
チップ(固有粘度=0.62、融点:259°C〉を1
80’Cで2時間減圧乾燥(3sHQ)した。このチッ
プを280’Cで圧縮比3.8のスクリューを有した押
出機に供給しT型口金から溶融押出し、静電印加法を用
いて表面温度20°Cの冷却ドラムに巻きつけ、て冷却
固化せしめ、未延伸フィルムとした後、得られたフィル
ムを90℃でロール延伸によって縦方向に3゜3倍延伸
し、表面をコロナ放電処理を施こした後、次に有機フッ
素系界面活性剤とした非イオン系の、Cs F 17C
HpCHpCO(C2HaO) 200 @ C9H1
9(ネオスl製)を充填率70体積%内包させた平均粒
径2.5μmの球形中空多孔質シリカ(A>(銘木油脂
工業(Ill製)、前記(1)で製造した水溶性コポリ
エステルエーテル(B)及び無機コロイドとしてコロイ
ダルシリカ(C)(触媒化成工業■製)を重量固形分比
(A:B:C)が3:85:12の組成で均一分散さゼ
た濃度7.0重量%の水系塗材を前記−軸延伸フィルム
の片面にメタリングバ一方式で塗布した後、該塗布層を
乾燥しつつ100’Cで、横方向に3.6倍延伸し、横
方向に2%弛緩しつつ210’Cで5秒間熱処理して、
複合層0.25μmが複合された厚さ100μmの複合
フィルムを得た。
かくして得られた複合フィルムの特性は第1表に示した
とおりで易滑性、耐摩耗性が優れてあり、しかも、農業
ハウス用被覆材として使用した時、長期にわたって防霧
性と防滴性が共に優れているものであった。
実施例2〜3、比較例1〜5 実施例1お同じ原料チップを使用し、紫外線吸収剤”M
ark”LA−51(アデカ・アーガス■製)を1.0
重量%添加したフィルムに、有機フッ素系界面活性剤の
種類、マイクロカプセルにおける該有機フッ素系界面活
性剤の内包量、平均粒径及び添加量を変えたほかは実施
例1にもとづいて複合フィルムを得た。これらの複合フ
ィルムの特性を第1表に示した。第1表にみる如く、複
合フィルムが本発明の範囲にある場合(実施例2,3)
は、易滑性、防霧性に優れたフィルムを得ることができ
るが、本発明の範囲外におる場合(比較例1〜5)では
、易滑耐久性、防霧性に優れたフィルムを得ることがで
きないことが判る。
実施例4 実施例1にもとづて、有機フッ素系界面活性剤として Cl9F170  ◎ Co (OCHpCH2) 5
00μ防滴樹脂としてポリビニルアルコール“デンカポ
バール”K−24E  (電気化学工業■製)を用いた
他は、実施例1と同一手法で複合層0.2μmが複合さ
れた厚さ100μの複合フィルムを得た。得られた複合
フィルムは易滑性(μS=0.8>、耐摩耗性に優れて
い、農業ハウス用被覆材として使用した時、防霧性と防
滴性とが共に良好なものでおった。
実施例5 実施例1にもとづいて、有機フッ素系界面活性剤として C9F170◎Co (OCH2CH2>5oOHを充
填率80体積%内包させた平均粒径0.9μmの球形多
孔質シ1ツカ<A>とポリ塩化ごニリデン″デイオフア
ン” 207DC(三菱油化バーディッシエ(株)製)
(B)及びコロイダルシルカ(C)を重量固形分比(A
:B:C)が5:90:10で均一分散させた濃度5.
0重量%の水系塗材を用いた他は、実施例1と同一手法
で複合層0.13μmが複合された厚さ38μmの複合
フィルムを得た。得られた複合フィルムは易滑化(μS
=0.8>、耐摩耗性が良好なものであった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、有
    機フッ素系界面活性剤を内包した無機質多孔性マイクロ
    カプセルを含む樹脂層を設けてなる複合ポリエステルフ
    ィルムであって、該無機質多孔性マイクロカプセルは該
    有機フッ素系界面活性剤の内包量が充填率10体積%以
    上、平均粒径が0.05〜5.0μmであつて、かつ、
    該樹脂層中の含有量が0.05〜30重量%であること
    を特徴とする複合ポリエステルフィルム。
  2. (2)、樹脂層に防滴樹脂を含むことを特徴とする請求
    項(1)記載の複合ポリエステルフィルム。
  3. (3)、防滴樹脂が水溶性コポリエステルエーテル及び
    無機コロイドを主体とした成分であることを特徴とする
    請求項(2)記載の複合ポリエステルフィルム。
  4. (4)、樹脂層が少なくとも一方向に延伸されてなるこ
    とを特徴とする請求項(1)記載の複合ポリエステルフ
    ィルム。
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Cited By (4)

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KR20170092587A (ko) 2014-12-26 2017-08-11 후지필름 가부시키가이샤 농업 하우스용 필름 및 농업 하우스

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