JPH0131922Y2 - - Google Patents

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JPH0131922Y2
JPH0131922Y2 JP13180081U JP13180081U JPH0131922Y2 JP H0131922 Y2 JPH0131922 Y2 JP H0131922Y2 JP 13180081 U JP13180081 U JP 13180081U JP 13180081 U JP13180081 U JP 13180081U JP H0131922 Y2 JPH0131922 Y2 JP H0131922Y2
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JP
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inclined surface
measuring
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measuring head
taper
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JP13180081U
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動組立て機、部品整理機などにお
いて、例えばピストン・リングなどのワークの表
裏を判別するためのテーパ測定装置に関するもの
である。ピストン・リングの周面に30′ないし1゜
のテーパが形成されているが、これを基準として
組立て機に組込む場合、あるいは整理する場合
の、ワークの表裏を判別するためのテーパ方向測
定装置が知られている。これを概略的に示したの
が第1図の装置である。ここで、符号1はワーク
Aを載置する測定台であり、この測定台1に対応
して、その一側にはスクリユー2を備えた摺動台
3が設けてある。この摺動台3には測定台1に向
けて摺動できる測定ヘツド4が載置されていて、
スクリユー2に設けたハンドル5を操作すること
で、上記スクリユー2によつて進退されるように
なつている。上記測定ヘツド4には前方に延びる
アーム6があり、ここには前後一対のリンク7,
7が吊持してあり、上記リンク7,7の下には吊
ビーム8が吊持されている。そして、上記吊ビー
ム8の先端に前端を垂直面に形成した接触子9が
装着されている。上記アーム6には、調節スクリ
ユー10によつて上下に移動調節される支持台1
1がガイドレール12に沿つて摺動できるように
配置されており、上記ガイドレール12は上記ア
ーム6に垂設されている。上記支持台11には前
後一対のリンク13,13が吊持されており、上
記リンク13,13の下には吊ビーム14が吊持
されている。この吊ビーム14の先端には、先端
を刃形にした第2の接触子15が取付けてあつ
て、ワークAのテーパ面に接触されるようになつ
ている。また、吊ビーム14の後端には上記吊ビ
ーム8に設けた検出器16の検出子17が対向さ
れている。そして、上記検出器16は上記検出子
17が吊ビーム14の後端で押される時、上記検
出器16内に押し込まれて所定の検出信号を出す
ように、例えば差動トランスの構造を組込んでい
る。このような構成では、ハンドル5の操作で、
測定ヘツド4が前進する時、接触子9および15
がワークAのテーパ面に当る。この場合、上記ワ
ークAのテーパが上向きである場合には、接触子
9がワークAの下縁に当つたところでリンク7,
7の働きで吊ビーム8の前進がやむが、測定ヘツ
ド4の前進がなおも続けられると、次の接触子1
5がワークAの上縁に当つたところでリンク1
3,13が働き、吊ビーム14の前進がやむ。し
かして、吊ビーム8と吊ビーム14との相対的な
前後状態をみれば、吊ビーム14が前にでている
ことになり、上記吊ビーム14によつて検出子1
7を押圧することはない。また上記ワークAのテ
ーパが下向きである場合には、接触子15がワー
クAの上縁に当つた後、更に測定ヘツド4が前進
して、接触子9がワークAの下縁に当るという順
になり、この間では、吊ビーム14よりも吊ビー
ム8が進行するため、検出子17は吊ビーム14
に当り、検出器16内に入り込む。これで電気的
な信号が得られるのである。しかしながら、リン
ク機構を含む一連の吊持構造は複雑であるばかり
でなく、上記ワークAの表裏の判別をうるための
検出値は、テーパ角α、両接触子9および15の
上下間隔lとする時、S=l cotαとなる。今、
lが比較的短かく、またテーパ角αが非常に小さ
い時、Sが測定誤差の範囲に入るおそれは充分に
ある。
この考案は上記欠点を改善するためなされたも
ので、構造を簡素化すると共に、測定の際、得ら
れる検出値(絶対値)が従来のそれよりも倍にな
るようにして、測定誤差範囲をさけ、感度のよい
検出ができるように改良したテーパ測定装置を提
供しようとするものである。
以下、この考案を第2図ないし第5図の実施例
にもとづいて具体的に説明する。図において21
はワークAを載置する測定台であり、従来と同じ
ように、上記ワークAが表裏いずれかの状態で置
かれる。そして、従来と同じように、上記測定台
21に対応して、その一側にはスクリユー22を
備えた摺動台23が設けてある。この摺動台23
には測定台21に向けて摺動できる測定ヘツド2
4が載置されていて、上記スクリユー22の操作
で進退できるようになつている。そして、この測
定ヘツド24には被測定物(ワーク)のテーパに
対応する傾斜面25を持つた位置決め部26が設
けられている。この位置決め部26は測定ヘツド
24の進行方向に位置して設けられている。ま
た、上記測定ヘツド24には同じ方向に進退可能
なロツド27が用意されていて、位置決め部26
との相対位置を検出する差動トランスが配置され
ており、上記ロツド27の先端には、垂直面に関
して上記傾斜面25と点対称をなすところの、換
言すれば反対向きの傾斜面28を持つた接触子2
9が設けられている。
なお、図示するように、接触子29がワークA
に当接していない状態においては、接触子29の
傾斜面28全体が位置決め部26の傾斜面25よ
り測定台21側に突出している。
なお、図中、符号30,30は、測定台1上に
おいて、ワークAを保持し、測定のための位置決
めをする位置決めピン、31は抑えピンである。
このような構成では、測定台21に位置決めさ
れたワークAが第3図のように、テーパ面を上向
きにしている時、測定ヘツド24を前進した時、
先づ、接触子29がワークAに当接され、次いで
位置決め部26の傾斜面25がそのワークAの下
縁に当る。この点をPとすると、この時点で測定
ヘツド24の前進は止められる。もし、テーパ面
を下向きにしている時、ワークAが傾斜面25に
対してその上縁を当てるまで、測定ヘツド24が
前進される。その結果第4図のように、接触子2
9は押圧され、ロツド27は位置決め部26内に
入り込む。これによつて検出信号が出されるので
ある。この場合、ワークAの厚さl、テーパ角α
とすると、第3図と第4図とにおける接触子29
の移動距離の差S′は、S′=2×l×cotαとなる。
これは従来の検出置S′に比較して2倍の値であ
る。よつて、従来装置に比較してテーパ方向の測
定制度を倍近くまで向上できる。
なお、上記実施例では、スクリユー22にて測
定ヘツド24をワークA方向に移動させるように
したが、例えば位置決め部26を含む測定ヘツド
24を固定とし、ワークAを動かして接触子29
に当接させてもよいことは言うまでもない。ま
た、ワークAのテーパ角が非常に小さい場合には
そのテーパ面に付着する塵埃等も影響するので、
このような場合には例えば測定台21にノズル等
を取着してテーパ面にエアーを吹き付けるように
するとよい。また、スクリユーなしで位置決め部
26を含む測定ヘツド24を設ける場合、測定ヘ
ツド24に上下左右に首振りできる首振り機構を
設けてもよい。その他、本考案はその要旨を逸脱
しない範囲で種々変形して実施できる。
このように、この考案によれば、被測定物を載
置する測定台に進退自在に設けられた測定ヘツド
に測定物体のテーパに対応する傾斜面を有する位
置決め部を取付け、さらに、この位置決め部に前
記傾斜面と逆方向に傾斜する傾斜面を有した接触
子を進退自在に設け、被測定物がこの接触子に当
接してこの接触子を後退させ、さらに被測定物が
位置決め部の傾斜面に当接するまでの接触子の移
動距離を検出して、その移動距離からテーパ方向
を判断するようにしている。したがつて、全体と
して測定装置の構造が従来に比べて大幅に簡素化
できると共に、測定に際して得られる検出値が従
来の倍数にでき、これによつて測定感度が向上さ
れるという実用上の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の測定装置の側面図、第2図はこ
の考案の一実施例を示す側面図、第3図および第
4図は測定の態様を示す概略側面図、第5図はワ
ークの保持状態を示す平面図である。 21……測定台、24……測定ヘツド、29…
…接触子、25,28……傾斜面、26……位置
決め部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テーパを有する被測定物を載置する測定台21
    と、この測定台に対して進退自在に設けられた測
    定ヘツド24と、この測定ヘツドに設けられ前記
    被測定物のテーパに対応する傾斜面25を有する
    位置決め部26と、この位置決め部の傾斜面に対
    して反対方向に傾斜した傾斜面28を有する接触
    子29と、この接触子の傾斜面全体が前記位置決
    め部の傾斜面より前記測定台側に突出するよう
    に、前記接触子を前記位置決め部に対して前記測
    定ヘツドの進退方向と同一方向に進退自在に支持
    するロツド27と、前記被測定物が前記接触子の
    傾斜面に当接してこの接触子を前記被測定物がさ
    らに前記位置決め部の傾斜面に当接するまで移動
    させたときにおける前記接触子の移動距離を検出
    する距離検出手段とを備えたテーパ測定装置。
JP13180081U 1981-09-04 1981-09-04 テ−パ測定装置 Granted JPS5837508U (ja)

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JP13180081U JPS5837508U (ja) 1981-09-04 1981-09-04 テ−パ測定装置

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JP13180081U JPS5837508U (ja) 1981-09-04 1981-09-04 テ−パ測定装置

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Publication Number Publication Date
JPS5837508U JPS5837508U (ja) 1983-03-11
JPH0131922Y2 true JPH0131922Y2 (ja) 1989-10-02

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JP13180081U Granted JPS5837508U (ja) 1981-09-04 1981-09-04 テ−パ測定装置

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