JPH01319187A - 磁気ヘッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ヘッドに係シ、特に磁気ディスク表面と接
触起動・停止（以下Ｃ８Ｓと略す）する〔従来の技術〕 Ｃ８Ｓ方式の磁気ディスク装置では、磁気ディスクが回
転を停止している時は、磁気へ〜ド浮上面は磁気ディス
クに接触している。この為、磁気ヘッド浮上面と磁気デ
ィスク間に吸着現象が生じ、磁気ヘッドと磁気ディスク
の滑υ摩擦が大きくなることがある。この様な時にディ
スクを回転（コンタクト・スタート）させると、いわゆ
るスティ噌りスリ９ブ現象を起こし、該磁気へ情ドが跳
ね返って、磁気ディスクと衝突するので、Ｃ８Ｓの繰シ
返しにより、磁気ディスクが損傷し易い、すなわちヘリ
ドクラーシェを起し易かった。又、２磁気ヘッド支持ば
ねにも、磁気ディスク回転方向に過度な応力が加えられ
るので、時として、該磁気ヘッド支持ばね自体が破壊し
てしまうこともあった。

この対策として、特開昭５６−１５５５５８号では磁気
ヘッド浮上面を円弧状（クラウニング形状）にすること
により、磁気ディスク停止時の該磁気へヴドの磁気ディ
スクへの吸着を防止する方法が提案されている。また、
磁気ヘッド浮上面をクラウニング形状にする手段として
は、磁気へダドスライダ加工プロセスにおいて、該浮上
面を凹形状のラーゾ定盤にてラーゾするのが一般的であ
るが、他に、磁気へ嗜ド浮上面をフラ噌トに加工した後
、該磁気へりトスライダ部の浮上面反対側面に、収縮固
化する材料を付着させたり（実開昭６１−１４０４７８
号）、同じく圧電素子を付着させて印加電圧を加えたシ
（特開昭５８−１２８０５２号）して、フラート・な浮
上面をクラウニング状に変形させる方法が提案されてい
る◎ 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし々から、従来のクラウニング特許は、吸着解除効
果のみに着目し、次の点について考慮されていなかった
。

第５図に、クラウニング量と、該磁気ヘッド・磁気ディ
スクの吸着力及び接触面圧の関係を示す、６該磁気ヘッ
ドの浮上面にクラウニングｌｔをつけると、該磁気ヘッ
ド・磁気ディスクの接触面積はＡＯからＡ１に減少する
為、該磁気ヘッド・磁気ディスク間の吸着力は、プロフ
ィール１に示す如（ＰａからＦｌに減少する。従って、
該磁気へ曖ド・磁気ディスクの非吸着時の力がＦ８であ
る場合、該磁気ヘッド浮上面のクラウニング量υをｌａ
ｐ上にすることにより、該磁気ヘッド・磁気ディスクの
吸着を解除又状防止できる。一方、クラウニングｔ１に
よ“υ、該接触面積をＡｏからＡ１に減少させた場合、
プロフィール■に示す如く、該磁気へ曖ド・磁気ディス
クの接触面圧はＰａ　（＝　Ｗ／Ａｏ　）からＰｌ（＝
Ｗ／・Ａ＋）に増加する。該接触面圧があまり大きくな
る・と、該磁気ヘッド・磁気ディスクのＣ８Ｓ時の接触
力が太きくなり、耐Ｃ８Ｓ寿命が低下するので、該接触
面圧を、あるレベル以下に押える必要がある。す）わち
、所望のＣ８Ｓ寿命を満足する為の該接触面圧の上限値
がＰａである場合、該磁気ヘッド浮上面のクラウニング
量ｔ１をｔβ以下にする必要。

がある。

以上の如く、クラウニングヘッドを使用する場合には、
Ｃ８Ｓ時に良好な吸着解除特性を持ち、かつ該磁気ヘッ
ド・磁気ディスク間の接触力があまり高くならないよう
に、クラウニング量ｔヲｔａ−１β間に制御する必要が
ある。

従来のクラウニング特許では、上記クラウニング量上限
値ｔβ、すなわち、クラウニングによる該磁気ヘッド・
磁気ディスク間の接触力の増加というデメリ噌トについ
ては考慮されておらず、当初。

よりクラウニングをｔβ以上につけて、逆に、耐Ｃ８Ｓ
寿命を低下させることがあった。また、クラウニング量
を上記ｔｒｉ−ｔβ間に制御しようとすると、クラウニ
ング加工精度が問題となシ、加工歩留りの大幅な低下は
避けられなかった。さらに、該磁・気ディスクの面粗度
が向上した場合、該磁気へ雫ド・磁気ディスクの接触面
積が増加するので、両。

者の吸着を解除する為には上記を−をさらに大きくする
必要があシ、すなわちクラウニング設定アージンｔα−
ｔ／ｉ区間は狭小化するので、従来のクラウニング形成
方法ではクラウニング量を上記ｔｑ−ｔβ。

間に制御することは実質的に困難であった。

本発明の目的は、かかる問題点を解決する、すなわち、
少なくとも、コンタクト・スタート時に該磁気ヘッド浮
上面の磁気ディスクへの吸着状態“を確認し、さらに該
磁気へ嚇ド浮上面に、該吸着状態を解除できる最小限の
クラウニング量を付与することで、クラウニング量を上
記ｔｏ−ｔβ間に容易に制御し、該磁気ヘッド・磁気デ
ィスク間の接触力の増大を極力防止し、耐Ｃ８８寿命を
改善することにある。又、上記を達成する為に、容易に
製造できる磁気ヘッドを提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、Ｃ８Ｓ方式の磁気ヘッドにおいて・・、少
くともコンタクト・スタート時に、Ｉ［ｉｆｉ　ヘ−。

ドの支持ばね部に設けた歪ゲージにより、該磁気へ嗜ド
と磁気ディスク間の吸着状態を検出し、さらに該検出結
果で該磁気ヘッドのスライダ部の浮上面反対側面に設け
た圧電素子への印加電圧を制御して、該磁気ヘッドの浮
上面平坦度を、該吸着状態が解除する為の最小限のクラ
ウニング量に変換することによシ達成される。

〔作用〕

該磁気へ慢ドの支持ばね部に接着した歪ゲージは、コン
タクト・スタートに先がけて、該磁気ディスクが微小回
転した際、該磁気ヘッドと磁気ディスク間の吸着状態を
検出する。すなわち、該磁気ヘッドが磁気ディスクに吸
着していると、該磁気ディスクが微小回転した際、該支
持ばね部がたわむので、該歪ゲージは、このたわみ量に
応じた該磁気ヘッドと磁気ディスクの吸着状態を検出す
る。この歪ゲージの検出出力は、該磁気へ―ドのスライ
ダ部の浮上面反対側面に設けた圧電素子に対する印加電
圧としてフイードバリクされ、さらに、該印加電圧は、
漸次増加していくので該圧電素子は、該スライダ部の厚
み方向に徐々に変形を起こし・その為・磁気ディスクと
対向する該磁気へヴドの浮上面が円弧状に変形して、該
磁気ヘッドと磁気ディスクの吸着状態は解除される。ま
た、、−担該吸着状態の解除が検出されると、該圧電素
子に対する印加電圧の増加は停止するので、該磁気ヘッ
ド浮上面の変形量は、該吸着状態の解除に。

必要な最小限の変形量にとどめられ、該変形量を不必要
に太きくして、コンタクト・スターＹ時に、該磁気ヘッ
ド・磁気ディスクの接触圧が犬き（なシ１該磁気ヘッド
及び磁気ディスクが損傷することを防止できる。

本発明によれば、コンタクト・スタート時に該磁気ヘッ
ド・磁気ディスク間の接触圧をあまシ増大させることな
しに、該磁気ヘッド・磁気ディス・りの吸着状態を解除
できるので、ＣＳＳの繰り返しによっても磁気ディスク
が損傷しにぐぐ、耐Ｃ８Ｓ寿命を改善することができる
。

〔実施例〕

本発明の一実施例を第１図に示す。α）、ｈ）は磁気ヘ
ッドの平面図及び正面図、ｃ）は、該磁気へりトスライ
ダ部の側面図である。この磁気へヴドは、磁気ディスク
１と対向する浮上面２を持ったスライダ部５と、該スラ
イダ部３を支持し、かつ該スライダ部５に該磁気ディス
ク１に対して押付は力を与える支持ばね部４とからなっ
ている。また、該支持ばね部４には、該浮上面２と該磁
気ディスク１の吸着状態を検出するための歪ゲージ５が
、さらに、該スライダ部３の該浮上面２との反対側面に
は、該スライダ部５を変形させ、該浮上面２を円弧状に
変化させる為の圧電素子６が、それぞれ取付けしである
。尚、Ｃ）は、該圧電素子６に印加電圧を加えた場合を
示しており、該浮上面２は円弧状に変形している。

第２図は本発明の実施例による動作系統図を示す。図中
、７はモータ回転起動・停止信号Ｍの入力端子を、同じ
８は光力端子を示している。コンタクト・スタート時に
は、核入力端子７にモータ回転起動信号Ｍが与えられて
、制御回路が動作する。次に制御回路はモータ駆動回路
及び検出回路を動作させて、スピンドル駆動モータすな
わち、該磁気ディスクを一時微小回転させると共に、該
磁気ヘッドと磁気ディスク１の吸着状態を該虫ゲージ５
により検出する。この検出出力ａ１は、比較回路に与え
られ、あらかじめ該制御回路で発生させた所定の比較出
力α２、すなわち該磁気ヘッドと。

磁気ディスクの非粘着時相当の出力と比較される。

（！ｌ＞４！２の場合には、該制御回路から該印加回路
に対して動作命令が出され、該圧電素子６に漸時増加す
る印加電圧が加えられる。該圧電素子６＆ｉ、徐々に変
形し、該磁気ヘッドの浮上面２は、円弧状に変形してい
くので、該磁気ヘリドと磁気ディスク１の吸着状態は緩
和していく、すなわち、検出出力ａ１は徐々に低下し、
非粘着時相当の出力α？に近づくこの間、該出力端子８
からは、モータ回転起動信号Ｍは出力されない。

次に、α１＝α１になった場合、すなわち該磁気・＼嗜
ドと磁気ディスク１の吸着状態の解除が検出さ。

れた場合、該圧電素子６に対する印加電圧の増加は停止
され、該磁気ヘッドの浮上面の変形は止まる。さらに、
該比較回路から出力すが発生し、該制御回路を通して、
該出力端子８からモータ回転起動信号Ｍが出力される。

該出力端子８はモータ駆動回路及びスピンドル駆動モー
タに接続されテ、。

おシ、該磁気ディスク１は回転を始める。コンタクト・
スタート終了後は該制御回路から該印）ｎ　Ｗ：路及び
検出回路に対する動作命令は停止される。

以上の動作系統の働きによシ、該磁気・＼ダドと磁気デ
ィスクが吸着したυ、あるいは、接触土め・高い状態で
コンタクト・スタートを始めることを防止できるので、
Ｃ８Ｓの繰り返しによっても、該磁気ディスク１が損傷
しにくく、耐Ｃ８Ｓ寿命を改善する効果がある。

尚、本発明に使用する歪ゲージ５及び圧電素子６の種類
、サイズ、及び該磁気へヴドへの取り付・け位置等は、
その都度最適なものとすれば良く、本実施例が本発明の
範囲を何ら限定するものではないことは明らかである。

〔発明の効果〕

本発明によれば、コンタクト・スタート時に、該磁気ヘ
ッド・磁気ディスク間の接触圧をあまシ増大させること
なしに、該磁気ヘッド・磁気ディスクの吸着状態を解除
できるので、Ｃ８Ｓの繰り返しによっても磁気ディスク
が損傷しにくく、耐。

Ｃ８Ｓ寿命を改善する効果がある・

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の磁気ヘ−ドの構成図、第２
図は本発明による磁気へ曖ドの動作系統図、第５図は磁
気ヘッドクラウニング量と、磁気ヘッド・磁気ディスク
の吸着力及び接触面圧の関係グラフである□ １・・・磁気ディスク、２・・・浮上面、５・・・スラ
イダ部、４・・・支持ばね部、５・・・企ゲージ、６・
・・圧電素子、７・・・入力端子、８・・・出力端子、
Ｍ・・・モータ回転・停止信号、工・・・吸着カプロフ
ィール、■・・・接触面圧プロフィール、ｔ・・・クラ
ウニング量、Ａ・・・ヘッド・ディスク接触面積、Ｗ・
・・へ嗜ド荷重、Ｆ・・・ヘッド慟ティスク吸着力、Ｐ
・・・へ　）Ｉ・テ（スフ接触面圧。 第　１　図 ？ 躬２肥 躬３０ Ｃｂ）　ｗ 小−クラウニ〉ゲ１ノー人

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、コンタクト・スタート・ストップ方式の磁気ヘッド
   において、少くともコンタクト・スタート時に、該磁気
   ヘッドの支持ばね部に設けた歪ゲージにより、該磁気ヘ
   ッドと磁気ディスク間の吸着状態を検出し、さらに該検
   出結果を該磁気ヘッドのスライダ部に設けた圧電素子へ
   の印加電圧にフィードバックして、該磁気ヘッドの浮上
   面平坦度を、該吸着状態の解除に必要な最小限のクラウ
   ニング量に変換することを特徴とする磁気ヘッド。