JPH01318858A - 冷凍サイクル及びこれを用いた車両用空気調和装置 - Google Patents

冷凍サイクル及びこれを用いた車両用空気調和装置

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JPH01318858A
JPH01318858A JP15119888A JP15119888A JPH01318858A JP H01318858 A JPH01318858 A JP H01318858A JP 15119888 A JP15119888 A JP 15119888A JP 15119888 A JP15119888 A JP 15119888A JP H01318858 A JPH01318858 A JP H01318858A
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Ryosaku Akimoto
秋元 良作
Susumu Kobayashi
進 小林
Hideo Sugano
菅野 英男
Tsutomu Itahana
板鼻 勉
Futoshi Furuta
太 古田
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は可変容量圧縮機を具えた冷凍サイクル及びこれ
を用いた車両用空気調和装置に関する。
(従来の技術及びその課題) 従来のこの種可変容量圧縮機の容量制御機構は圧縮機の
吐出ガス圧力を動力源として駆動され、冷凍負荷に応じ
て最少容量(0%容量)から吸入圧力が所定レベルに達
する最大容1(100%容りまで自動的に容量制jIl
率を変化させる。そして、冷凍サイクルが冷媒圧力の平
衡状態から始動するとき、容量制御機構は最少容量状態
から作動吐出ガス圧力が低いため、容量制御機構が作動
せず、従って、可変容量圧縮機は最少容量状態で運転さ
れるので、冷凍サイクルの冷凍能力が増加しないという
不具合がある。
また、このような制約から容量制御率を差程大きくする
ことができないため、低負荷状態では圧縮機が最少容量
状態であっても冷凍能力が過大となり、この結果、圧縮
機はON −OFF運転となるという不具合があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために発明されたものであ
って、その要旨とするところは、冷媒圧力が平衡状態か
ら始動する時、最少容量状態から変容量圧縮機、冷却フ
ァンを有する凝縮器、膨張弁及び蒸発器を具えた冷凍サ
イクルにおいて、前記圧縮機と膨張弁間の高圧冷媒回路
内の冷媒圧力を検出する圧力検出器を設けるとともに前
記圧力検出器で検出された圧力が所定圧力以下のとき前
記冷却ファンを停止する手段を設けたことを特徴とする
冷凍サイクルにある。
上記冷却ファンの駆動モータへの電気回路に圧力検出器
の接点を介装することができる。
更に、上記可変容量圧縮機を車両走行用エンジンにより
電磁クラッチを介して駆動すれば、この冷凍サイクルを
用いて車両用空気tA’A’Wを構成できる。
(作用) 本発明においては、上記構成を具えているため、冷凍サ
イクルの始動時、圧力検出器で検出された低下させ、凝
縮圧力を上昇させることにより圧縮機から吐出される冷
媒ガスの圧力の上昇を促進し、容量制御機構を早期に作
動させる。
(実施例) 本発明を図示の1実施例を参照しながら具体的に説明す
る。
第1図には冷媒回路が示されている。
第1図において、lは可変容量圧縮機で、図示しない自
動車の走行用エンジンから電磁クラッチ11を介して駆
動される。この圧縮機lから吐出されたガス冷媒は矢印
で示すように凝縮器2に入り、ここでファンモータ12
によって駆動される冷却ファン6から送風される外気に
放熱することによって凝縮液化する1次いで、この液冷
媒はレシーバ5を経て膨張弁3に入り、ここで絞られる
ことによって断熱膨張する0次いで、この冷媒は葎発器
4に入り、ここで車室内に送風される空気を冷却するこ
とによって自身は蒸発気化する。しかる後、このガス冷
媒は圧縮機1に再び吸い込まれて、以後上記を繰り返す
なお、7は圧力検出器で、冷媒回路内の高圧、即ち、圧
縮機1と膨張弁3との間の冷媒の圧力を檎知し、第2図
に示すように、これが所定の圧力22以上に上昇したと
きその接点がONとなり、所定の圧力22以下に低下し
たときその接点がOFFとなる。
第3図には電気的制御回路が示されている。
操作スイッチ9を投入すると、車両用バフテリ8からの
電流が操作スイッチ9を経てリレーコイル10に流れて
これを励磁する。すると、この接点10aがONとなり
、これに伴って電磁クラッチ11が通電されることによ
りこれが接となり、また、圧力検出器7の接点7aがO
Nのときはこれを介してファンモ〜り12に通電させる
ことにより冷却ファン6が回転する。
第4図には可変容量圧縮機1の1例が示されている。
シリンダ101内にはこの軸芯から偏心した軸まわりに
回転駆動されるロータ102が収納されている。このロ
ータ102の外周面には周方向に沿って等間隔を隔てて
複数(図には4ケ)のベーン103a、103b、10
3c、103dが出没自在に取り付けられている。
しかして、ロータ102を回転させると、各ベーン10
3a、103b、 103c、 103dは遠心力によ
り放射方向に進出してその先端がシリンダ101の内周
面に当接して、シリンダ101の内周面とロータ102
の外周面との間にこれら4つのベーン103〜103d
によって仕切られた4つの作動室が限界され、この4つ
の作動室はロータ102の回転に伴って回転する。
かくして、吸入配管110から吸入口104を経て作動
室内に吸入された低圧の冷媒ガスはロータ102が矢印
方向に回転するのに伴って次第に圧縮されて吐出口10
5から吐出される。圧縮途中の冷媒ガスを抽出するバイ
パス穴106.107は容量制御弁30に連結されてい
る。
容量制御弁30はケース35と、この中に封密摺動自在
に嵌装されてその片側にバイパス室33と他側に圧力制
御室34を限界するピストン32と、このピストン32
を圧力制御室34の方に押推するバネ31を具え、バイ
パス室33はバイパス管111を介して吸入配管110
に連通され、圧力制御室34は導圧管114を介して制
御圧力発生部20に連結されている。
この容量制御弁30の状態式は次式で表される。
k(1,j!+)+fo=A (AP−LP)但し、k
はバネ31のバネ常数 poはバネ31の初期長さ 11はバネ31の長さ fo  はバネ31の初期力 A はピストン32の受圧面積 AP  は圧力制御室34に印加される制御圧力LP 
 はバイパス室33に印加される吸入圧力制御圧力発生
部20はケース40と、仕切壁27.28と、ダイアフ
ラム29と、バネ26と、ニードル弁25を具えている
。仕切壁27は低圧室22と制御圧力発生室23を仕切
り、仕切壁28は制御圧力発生室23と高圧室24を仕
切り、ダイアフラム29は低圧室22とダイアフラム室
21を仕切っている。そして、低圧室22は導圧管11
2を介して吸入配管110に連通し、高圧室24は導圧
管113を介して吐出口105に連通し、制御圧力発生
室23は導圧管114を介して容量制御弁36の圧力制
御室34に連通している。ニードル弁25はダイアフラ
ム29と連動して仕切壁27に設けられた弁口41及び
仕切壁28に設けられた弁口42の開口面積を増減する
。バネ26はダイアフラム室21内に配設されてダイア
フラム29を低圧室22側に押圧している。
しかして、低圧室22に導入される吸入圧力が高いとき
はニードル弁25は左方に移動して弁口41を閉じると
同時に弁口42を開くことによって圧力発生室23内に
発生する制御圧力什を上昇させる。逆に、吸入圧力が低
いときはニードル弁25は右方に移動して弁口41を開
くと同時に弁口42を閉じることによって制御圧力室2
3内に発生する制御圧力APを低下させる。
しかして、冷媒回路内の高圧と低圧との差がない平衡状
態、即ち、低圧室22に導入される吸入圧力LPと高圧
室24に導入される高圧HPとが等しい場合には、制御
圧力APは吸入圧力LPとなっている。
従って、容量制御弁30のピストン32はバネ31によ
って押進されて第4図に示す状態、即ち、最少容量状態
(フルアンロード)を占め、作動室内の圧縮途中の冷媒
ガスがバイパス穴106.107から抽出されて容量制
御弁30のバイパス室33、バイパス管111を経て吸
入配管110にバイパスされる。そして、制御圧力AP
が上昇してもこの制御圧力APがピストン32に作用す
る力がバネ31の初期力f0を越えるまではピストン3
2は移動しない、そして、制御圧力APが更に上昇する
と、ピストン32はこれに対応して移動する。そして、
バイパス穴106.107のバイパス室33への開口を
徐々に閉塞し、バイパス穴106.107から抽出され
る冷媒ガスの量を次第に減少させる。そして、制御圧力
APがある値に達すると、ピストン32は第5図に示す
状態、即ち、最大容量状態(フルロード)を占め、バイ
パス穴106及び107から抽出される冷媒ガスの量が
零になる。
この可変容量圧縮機1の容量制御率は次式によって表す
ことができる。
そして、この容量制御率と吸入圧力との関係が第6図に
示されている。
しかして、可変容量圧縮機1を最少容量状態で起動する
と、起動時の負荷増大によるショック及びトルクの急変
を小さくできるが、吐出圧力の上昇が遅く、従って、容
量制御弁30を作動させるのに必要な制御圧力APの発
生が遅くなる。しかし、冷凍サイクルの始動時には圧力
検出器7が検知する圧力が所定圧力P1以下となってい
るので、ファンモータ12に通電されず冷却ファン6が
回転しない。従って、凝縮器2の放熱能力が低いままに
保持されるので、冷媒回路内の高圧圧力の上昇が促進さ
れ、始動時における最少容量運転状態からの離脱を早く
することが可能となる。
凝縮器2の放熱能力Qcは次式で表される。
Qc −に−A (CT  AT)(Kcal/h)但
し、 Kは熱貫流率(Kcal/ rrrh ℃)Aは伝熱面
積(n() CTは凝縮圧力に対応する冷媒の飽和温度(℃)ATは
吸込空気の温度(℃) 上記式から明らかなように、冷却ファン6が停止すると
、熱貫流率Kが小さくなり、同じ放熱能力を確保するに
は凝縮圧力に対応する冷媒の飽和温度CTを上昇させる
こととなり、この結果、凝縮圧力が上昇して圧縮機」の
吐出圧力の上昇となって現れる。
かくして、可変容量圧縮機1の始動時に冷却ファン6を
停止することによって、容量制御弁30を早期に作動さ
せ、圧縮4!IIを最少容量状態から早期に離脱させる
ことが可能となる。
なお、上記実施例においては、可変容量圧縮機として、
ベーン形ロークリ圧縮機を例に説明したが、往復動形圧
縮機、ローリングピストン形ロークリ圧縮機、斜板膨圧
縮機、スクロール形圧縮機等の他の形式の圧縮機も同様
に適用できる。
(発明の効果) 本発明においては、冷凍サイクルの始動時、圧力検出器
で検出された圧力が所定圧力に上昇するまで凝縮器の冷
却ファンを停止させ、これによって凝縮器の放熱能力を
低下させ、凝縮圧力を上昇させることにより圧縮機から
吐出される冷媒ガスの圧力の上昇を促進し、容量制御機
構を早期に作動させることによって圧縮機を最少容量運
転から早期に離脱させて、所要の冷凍能力を早期に発揮
できる。また、容量制御率を高くできるので、圧縮機の
起動時のショック、トルクの急変を緩和できるとともに
その連続運転範囲を拡大することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の1実施例を示し、第1図は冷媒回路図、
第2図は圧力検出器の作動説明図、第3図は電気的制御
回路図、第4図は可変容量圧縮機の略示的構成図、第5
図は容量制御弁の最大容量時を示す構成図、第6図は容
量制御弁と吸入圧力との関係を示す線図である。 可変容量圧縮機−1、冷却ファン・−・6、ファンモー
ター12、凝縮器・−2、膨張弁−3、蒸発器−4、] 第1図 4′ 第2図 二f丁− P2P、       第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)冷媒圧力が平衡状態から始動する時、最少容量状
    態から作動して吸入圧力が所定レベルとなるよう容量制
    御率を自動的に制御する容量制御機構を有する可変容量
    圧縮機、冷却ファンを有する凝縮器、膨張弁及び蒸発器
    を具えた冷凍サイクルにおいて、前記圧縮機と膨張弁間
    の高圧冷媒回路内の冷媒圧力を検出する圧力検出器を設
    けるとともに前記圧力検出器で検出された圧力が所定圧
    力以下のとき前記冷却ファンを停止する手段を設けたこ
    とを特徴とする冷凍サイクル。
  2. (2)前記冷却ファンの駆動モータへの電気回路に前記
    圧力検出器の接点を介装したことを特徴とする(1)項
    記載の冷凍サイクル。
  3. (3)前記可変容量圧縮機を車両走行用エンジンにより
    電磁クラッチを介して駆動することを特徴とする(1)
    項記載の冷凍サイクルを用いた車両用空気調和装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003042574A (ja) * 2001-08-01 2003-02-13 Denso Corp 蒸気圧縮式冷凍機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50117049A (ja) * 1974-02-27 1975-09-12

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