JPH01317911A - 搬送用セラミックロール - Google Patents

搬送用セラミックロール

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Publication number
JPH01317911A
JPH01317911A JP14645488A JP14645488A JPH01317911A JP H01317911 A JPH01317911 A JP H01317911A JP 14645488 A JP14645488 A JP 14645488A JP 14645488 A JP14645488 A JP 14645488A JP H01317911 A JPH01317911 A JP H01317911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic roll
ceramic
cylindrical body
roll
roll body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14645488A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Hirano
平野 隆明
Shoji Shibata
柴田 昭司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Coorstek KK
Kawatana Toshiba Ceramics Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Ceramics Co Ltd
Kawatana Toshiba Ceramics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Ceramics Co Ltd, Kawatana Toshiba Ceramics Co Ltd filed Critical Toshiba Ceramics Co Ltd
Priority to JP14645488A priority Critical patent/JPH01317911A/ja
Publication of JPH01317911A publication Critical patent/JPH01317911A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Tunnel Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は搬送用セラミックロールに関し、特にシートガ
ラスの強化炉やトンネルキルンで使用されるものである
〔従来の技術〕
シートガラスの強化炉やトンネルキルン内で被加熱物を
搬送するために用いられる搬送用ロールは、炉内での耐
熱性及び炉外での駆動alIJ11との接続を考慮して
、一般的には中央部がセラミックス製で、両端部に金属
製のエンドキャップを設けた構造を有している。
こうした構造の搬送用ロールでは、セラミックロール本
体と金属製エンドキャップとの熱膨張係数の差に起因し
て、隙間、歪などが発生し、摩耗や振動が加速的に増大
し、最悪の場合には破損に至るという問題がある0例え
ば実公昭57− 52810号、実公昭58−35f1
39号、実公昭81−28353号には、エンドギャッ
プと駆動機構との接続を改良したり、セラミックロール
本体とエンドキャップとの間で断熱性を確保する手段が
記載されているが、セラミックロール本体の端部に単に
金属製のエンドキャップを被せた構造であるため、上述
した問題が顕著である。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、例えば特開昭57−140328号にはセラミ
ックロール本体の端部に複数の板ばねを介して金属製エ
ンドキャップを被せた構造のセラミックロールが記載さ
れている。また、実公昭58−55590号にはセラミ
ックロール本体の両端部に突出部とゆるやかな膨山部と
が形成されるように帯状の金属を巻いて構成される筒体
を設けたセラミックロールが記載されている。
しかし、これらのセラミックロールではエンドキャップ
部分や筒体の構造が複雑で、セラミックロール本体とエ
ンドキャップ又は筒体との軸芯を一致させることが極め
て困難であり、回転の変動が大きくなってしまうため、
搬送用ロールとしては好ましくない、また、セラミック
ロール本体に単にエンドキャップを被せた構造のものに
比べて、セラミックロール本体とエンドキャップ又は筒
体との熱膨張係数の差に起因する問題を解消する効果は
多少得られるものの、その効果は不充分である。
本発明は上記問題点を解消するためになされたもので、
簡単な構造で調節も容易であり、しかもセラミックロー
ル本体と筒体との熱膨張係数の差などに起因して発生す
る摩耗や振動を確実に防止することができる搬送用セラ
ミックロールを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の搬送用セラミックロールは、セラミックロール
本体の両端部に、金属製又はセラミックス製の筒体を被
せて上記セラミックロール本体と筒体との軸芯を一致さ
せ、セラミックロール本体と筒体との間に接着剤を充填
して両者を接着したことを特徴とするものである。
本発明において、セラミックロール本体を構成する材質
は、いかなるセラミックスでもよく1例えば溶融シリカ
質が挙げられる。また、筒体を構成する材質は、金属と
して例えば鋳鉄やステンレスが、セラミックスとして例
えば窒化ケイ素やジルコニアが挙げられる。#に、セラ
ミックス製の筒体を用いた場合には、セラミックロール
本体との熱に!張係数の差が少ないため、良好な回転を
得るのに有利である。
本発明において、セラミックロール本体と筒体との軸芯
を一致させる手段としては、両者の間にスペーサを介在
させたり、両者をビス止めする手段が挙げられる。
本発明において、セラミックロール本体と筒体とを接着
するために用いられる接着剤としては、例えばセラミッ
クロール本体と筒体との平均熱膨張係数をもつ高アルミ
ナ質接着剤が挙げられる。
高アルミナ質接着剤のうちでも、例えば粒径0.3am
以下の電融アルミナ約60重量部、平均粒径2〜3μm
の仮焼アルミナ約40重量部、カオリン5重量部、及び
水ガラス水溶液20〜30重量部の混合物が好適に使用
できる。この場合、電融アルミナの粒径が0.31を超
えると接着効果が低下する。また、高アルミナ質接着剤
と水ガラス水溶液との混合割合については、水分が少な
いとロール本体と筒体との間に接着剤を充填することが
できず、水分が多いと接着剤が垂れたり硬化時間が長く
なって接着には不利となる。
〔作用〕
本発明の搬送用セラミックロールでは、セラミックロー
ル本体と筒体との熱膨張係数の差に起因して両者の間に
隙間や歪が生じるのを、接着剤(例えば高アルミナ質接
着剤)で吸収することができるので、摩耗や振動が増大
するのを防止することができる。また、筒体部の構造が
簡単で、しかも簡便な調節でセラミックロール本体と筒
体との軸芯を一致させ、この状態を維持することができ
るので、良好な回転が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図〜第3図を参照して説明
する。なお、第1図は本発明に係る搬送用セラミックロ
ールの正面図、第2図は同搬送用セラミックロールの端
部の断面図、第3図は同搬送用セラミックロールの側面
図である。
溶融シリカ賀原料を用い、鋳込成形法により、全長22
4fim、中央部の直径が83.5mm、回転伝達部又
は軸受部となる両端部の直径が53.81層(長さは各
 109.0mm)のセラミックロール本体1を作製し
た。このセラミックロール本体1の両端部に被せる筒体
2として、外径83.5mm、内径59.8ra謄、長
さ107.0mmノ鋳鉄(945G)製もしくはステン
レス(SOS304)製(実施例1)、又は窒化ケイ素
製(実施例2)からなるものを用意した。これらの筒体
の内面に、スペーサ3として直径3層層、長さ 100
層lの5US304の丸棒を4本溶接した。そして、セ
ラミックロール本体1に筒体2を被せ、両者の軸芯を一
致させた。更に、セラミックロール本体lと筒体2との
間に接着剤4として高アルミナ質接着剤を充填し、3時
間自然乾燥した後、100〜110°Cで15時間熱処
理して硬化させた。
これらと比較するために、セラミックロール本体とエン
ドキャップとの間に複数の板ばねを介在させた従来の搬
送用セラミ−2クロール(比較例。
特開昭57−140328号参照)を作製した。
これらのセラミックロールをシートガラスの強化炉で使
用し、筒体2(又はエンドキャップ)の摩耗、端部で発
生する振動、寿命について調べた。その結果を第1表に
示す。
第  1  表 第1表に示されるように、実施例1,2の搬送用セラミ
ックロールでは、筒体の摩耗及び端部で発生する振動が
小さく、しかも寿命が長い、特に、筒体として窒化ケイ
素製のものを用いた場合には筒体の摩耗及び端部で発生
する振動をなくすることができる。
なお、上記実施例ではセラミックロール本体の端部の断
面形状を円形としたが、第4図に示すように、セラミッ
クロール本体の端部の断面形状は必ずしも円形である必
要はない、また、第4図ではスペーサ3としてステンレ
ス丸棒を2木用し1ているように、スペーサ3の数を適
宜選択できることは勿論である。
また、上記実施例ではセラミックロール本体lと筒体2
との軸芯を一致させるために、両者の間にスペーサ3と
してステンレス丸棒を介在させたが、これに限らず、例
えば第5図に示すように、セラミックロール本体lと筒
体2とをビス5で固定してもよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明の搬送用セラミックロールに
よれば、簡単な構造で調節も容易であり、しかもセラミ
ックロール本体と筒体との熱膨張係数の差などに起因し
て発生する摩耗や振動を確実に防止して寿命を長くでき
るなど顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における搬送用セラミックロー
ルの正面図、第2図は同搬送用セラミックロールの端部
の断面図、第3図は同搬送用セラミ】・クロールの側面
図4第4図は本発明の他の実施例における搬送用セラミ
ックロールの端部の断面図、第5図は本発明の更に他の
実施例における搬送用セラミックロールの端部を示す斜
視図である。 ■・・・セラミックロール本体、2・・・筒体、3・・
・スペーサ、4・・・接着剤、5・・・ビス。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第3図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セラミックロール本体の両端部に、金属製又はセラミッ
    クス製の筒体を被せて上記セラミックロール本体と筒体
    との軸芯を一致させ、セラミックロール本体と筒体との
    間に接着剤を充填して両者を接着したことを特徴とする
    搬送用セラミックロール。
JP14645488A 1988-06-14 1988-06-14 搬送用セラミックロール Pending JPH01317911A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14645488A JPH01317911A (ja) 1988-06-14 1988-06-14 搬送用セラミックロール

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JP14645488A JPH01317911A (ja) 1988-06-14 1988-06-14 搬送用セラミックロール

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JPH01317911A true JPH01317911A (ja) 1989-12-22

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ID=15408005

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JP14645488A Pending JPH01317911A (ja) 1988-06-14 1988-06-14 搬送用セラミックロール

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04148714A (ja) * 1990-10-12 1992-05-21 Kubota Corp セラミックロールおよびセラミックスリーブ製造方法
JPH04148713A (ja) * 1990-10-12 1992-05-21 Kubota Corp セラミックロールおよびセラミックスリーブ製造方法
JP2007040699A (ja) * 2006-08-08 2007-02-15 Koyo Thermo System Kk ローラハース式連続焼成炉
CN109911546A (zh) * 2019-03-12 2019-06-21 富华中元江苏重机科技有限公司 一种耐磨回火托辊

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