JPS605922Y2 - 熱間搬送用テ−ブルロ−ラ - Google Patents
熱間搬送用テ−ブルロ−ラInfo
- Publication number
- JPS605922Y2 JPS605922Y2 JP17007380U JP17007380U JPS605922Y2 JP S605922 Y2 JPS605922 Y2 JP S605922Y2 JP 17007380 U JP17007380 U JP 17007380U JP 17007380 U JP17007380 U JP 17007380U JP S605922 Y2 JPS605922 Y2 JP S605922Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- roll shaft
- roll
- heat
- hot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、スラブ直送圧延等に使用される熱間被処理材
料を搬送するためのテーブルローラの改善に関する。
料を搬送するためのテーブルローラの改善に関する。
製鋼分野におけるスラブ直送圧延等において、熱間被処
理材料をテーブルローラによって裸送りすることは周知
であり、従来これらテーブルローラは、単に耐熱鋼材等
によるローラを使用腰各ローラの列設によってテーブル
状の搬送面を構成しているのであるが、この場合その搬
送中における熱間被処理材における保有温度の低下が著
しく、後続工程において材料の温度不足を生じたり、温
度不足による材料表面の変化を生じたりする点で問題点
がある。
理材料をテーブルローラによって裸送りすることは周知
であり、従来これらテーブルローラは、単に耐熱鋼材等
によるローラを使用腰各ローラの列設によってテーブル
状の搬送面を構成しているのであるが、この場合その搬
送中における熱間被処理材における保有温度の低下が著
しく、後続工程において材料の温度不足を生じたり、温
度不足による材料表面の変化を生じたりする点で問題点
がある。
本考案はこのような熱間搬送用テーブルローラにおける
温度管理上の問題点を解決したものであり、その特徴と
する処は、ロール軸とロール軸外表を覆うスリーブとか
ら戒り、前記スリーブは、前記ロール軸においてその軸
方向の両端及び少なく共生央部の一箇所以上のように部
分的に隔設した支持用凸周部に支持され、前記支持部部
分以外のスリーブとロール軸外表との間は非接触空隙部
とすると共に該空隙部内に耐熱断熱材が充填された点に
ある。
温度管理上の問題点を解決したものであり、その特徴と
する処は、ロール軸とロール軸外表を覆うスリーブとか
ら戒り、前記スリーブは、前記ロール軸においてその軸
方向の両端及び少なく共生央部の一箇所以上のように部
分的に隔設した支持用凸周部に支持され、前記支持部部
分以外のスリーブとロール軸外表との間は非接触空隙部
とすると共に該空隙部内に耐熱断熱材が充填された点に
ある。
以下図示の実施例について本考案を詳述すると、第１図
は従来のテーブルローラ１例を示し、第２図は本考案に
よるテーブルローラ実施例の側断面図を示しているが、
第１図の従来のテーブルローラは、図示のように耐熱鋼
材その他を用いて、両端に軸部１ａ、ｌａを有するロー
ル主体１によるものであり、その形状は若干の相違があ
るとしても、何れも中実ロール体であって、そのロール
周面が即ち熱間被処理材の搬送用支持面として、被処理
材と直接全面的に接触していることになる。
は従来のテーブルローラ１例を示し、第２図は本考案に
よるテーブルローラ実施例の側断面図を示しているが、
第１図の従来のテーブルローラは、図示のように耐熱鋼
材その他を用いて、両端に軸部１ａ、ｌａを有するロー
ル主体１によるものであり、その形状は若干の相違があ
るとしても、何れも中実ロール体であって、そのロール
周面が即ち熱間被処理材の搬送用支持面として、被処理
材と直接全面的に接触していることになる。
かかるテーブルローラでは、ロール主体１の熱容量の犬
と共に熱間被処理材よりの熱伝達量がきわめて大であり
、それだけ搬送されてゆく熱間被処理材の保有温度は低
下し、かかるテーブルローラの全搬送行程の間には、こ
れらの熱損失は可成りのものとなって被処理材の温度低
下を生じ、事後の工程において不都合を生じることは明
らかである。
と共に熱間被処理材よりの熱伝達量がきわめて大であり
、それだけ搬送されてゆく熱間被処理材の保有温度は低
下し、かかるテーブルローラの全搬送行程の間には、こ
れらの熱損失は可成りのものとなって被処理材の温度低
下を生じ、事後の工程において不都合を生じることは明
らかである。
本考案はかかる欠点を解消するために、第２図実施例の
ような新しいテーブルローラを提案する。
ような新しいテーブルローラを提案する。
図において２はロール軸体であって、ロール軸体２はそ
の軸心両端に軸部２ａ、２ａを具備すると共に、図例で
はロール軸体の軽量化と、軸体自体の熱容量を小さくす
るために軸心に中心孔４を穿設している。
の軸心両端に軸部２ａ、２ａを具備すると共に、図例で
はロール軸体の軽量化と、軸体自体の熱容量を小さくす
るために軸心に中心孔４を穿設している。
３はスリーブであって耐熱鋼材等の耐熱材料で形成され
ると共にロール軸体２の外表を覆うように外嵌されるも
ので、このスリーブ３のロール軸体２への被覆取付けに
当っては、図示のようにロール軸体２のロール周面にお
ける軸方向の両端及び少なく共生央部の１箇所以上に、
ロール周面２ｂより径方向に突出する支持用凸周部２ｃ
、２ｃ及び２ｄを形成し、この凸周部２ｃ、２ｃ、２ｄ
にスリーブ３を外嵌支持させるのであり、スリーブ３の
固定に当っては、例えば結合用ピン６等を用いて固定す
るのであり、スリーブ２の前記外嵌支持部分以外の部分
とロール周面２ａとの間には、図示のように空隙部５を
周回状に介在させて離隔するのである。
ると共にロール軸体２の外表を覆うように外嵌されるも
ので、このスリーブ３のロール軸体２への被覆取付けに
当っては、図示のようにロール軸体２のロール周面にお
ける軸方向の両端及び少なく共生央部の１箇所以上に、
ロール周面２ｂより径方向に突出する支持用凸周部２ｃ
、２ｃ及び２ｄを形成し、この凸周部２ｃ、２ｃ、２ｄ
にスリーブ３を外嵌支持させるのであり、スリーブ３の
固定に当っては、例えば結合用ピン６等を用いて固定す
るのであり、スリーブ２の前記外嵌支持部分以外の部分
とロール周面２ａとの間には、図示のように空隙部５を
周回状に介在させて離隔するのである。
このさい空隙部５内にグラスウール、アスベスト等の耐
熱断熱材７を充填する。
熱断熱材７を充填する。
またその支持用凸周部２Ｃ９２ｃ、２ｄとスリーブ３の
接触支持面との間には、１箇以上の空気抜き孔８を設け
ることもできる。
接触支持面との間には、１箇以上の空気抜き孔８を設け
ることもできる。
更に前記スリーブはロール軸体２の軸部２ａ、２ａを除
くロール全長と同一長さの１枚物スリーブを用いる代り
に、図示の中央部の支持用凸周部２ｄ上において分割部
９で例示するように、左右に分割された２枚物スリーブ
を用いることも可能である。
くロール全長と同一長さの１枚物スリーブを用いる代り
に、図示の中央部の支持用凸周部２ｄ上において分割部
９で例示するように、左右に分割された２枚物スリーブ
を用いることも可能である。
本考案のロール軸体２及びスリーブ３によるテーブルロ
ーラによれば、熱間被処理材の搬送面として働くのはス
リーブ３で、これはロールに比し比較的薄肉の円筒体に
止まるので、熱容量自体がきわめて小さいと共に熱伝達
量もきわめて小さいので、熱間被処理材における保有温
度の低下を極小に抑えることができ、熱損失量に比例す
る保有温度の低下を有効に防止する。
ーラによれば、熱間被処理材の搬送面として働くのはス
リーブ３で、これはロールに比し比較的薄肉の円筒体に
止まるので、熱容量自体がきわめて小さいと共に熱伝達
量もきわめて小さいので、熱間被処理材における保有温
度の低下を極小に抑えることができ、熱損失量に比例す
る保有温度の低下を有効に防止する。
このさい空隙部５及び空隙部５内に充填された耐熱断熱
材７の存在によってロール軸体２側への熱伝達を極力大
きく防止できるので、スリーブ３における熱損失のみに
止めることも可能となり、熱間被処理材の熱損失を更に
確実に減少させることができ、熱間被処理材を適切な温
度管理下に搬送できる点で優れている。
材７の存在によってロール軸体２側への熱伝達を極力大
きく防止できるので、スリーブ３における熱損失のみに
止めることも可能となり、熱間被処理材の熱損失を更に
確実に減少させることができ、熱間被処理材を適切な温
度管理下に搬送できる点で優れている。
このさいスリーブ３をロール軸体２より着脱可能な取付
構造のものとしておけば、スリーブ３の損耗によっても
スリーブ３の交換のみで、ロール軸体２は継続使用可能
ともなるのであり、スラブの直送圧延その他に用いる熱
間被処理材の保有温度の低下を強力に阻止しつつ搬送で
きるテーブルローラとして優れた利点を発揮できるので
ある。
構造のものとしておけば、スリーブ３の損耗によっても
スリーブ３の交換のみで、ロール軸体２は継続使用可能
ともなるのであり、スラブの直送圧延その他に用いる熱
間被処理材の保有温度の低下を強力に阻止しつつ搬送で
きるテーブルローラとして優れた利点を発揮できるので
ある。
第１図は従来のテーブルローラ１例の側断面図、第２図
は本考案実施例の側断面図である。 ２・・・・・田−ル軸体、３・・・・・・スリーブ、２
ａ・・・・・・軸部、４・・・・・・中心孔、２ｃ、
２ｃ、 ２ｄ・・・・・・支持用凸周部、５・・・・・
・空隙部、６・・・・・・結合ピン、７・・・・・・耐
熱断熱材、８・・・・・・空気抜き孔、９・・・・・・
分割部。
は本考案実施例の側断面図である。 ２・・・・・田−ル軸体、３・・・・・・スリーブ、２
ａ・・・・・・軸部、４・・・・・・中心孔、２ｃ、
２ｃ、 ２ｄ・・・・・・支持用凸周部、５・・・・・
・空隙部、６・・・・・・結合ピン、７・・・・・・耐
熱断熱材、８・・・・・・空気抜き孔、９・・・・・・
分割部。
Claims (1)
- ロール軸とロール軸外表を覆うスリーブとから戒り、前
記スリーブは、前記ロール軸においてその軸方向の両端
及び少なく共生央部の１箇所以上のように部分的に隔設
した支持用凸周部に支持され、前記支持部分以外のスリ
ーブとロール軸外表との間は非接触空隙部とすると共に
該空隙部内に耐熱断熱材が充填されたことを特徴とする
熱間搬送用テーブルローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17007380U JPS605922Y2 (ja) | 1980-11-26 | 1980-11-26 | 熱間搬送用テ−ブルロ−ラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17007380U JPS605922Y2 (ja) | 1980-11-26 | 1980-11-26 | 熱間搬送用テ−ブルロ−ラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5792411U JPS5792411U (ja) | 1982-06-07 |
| JPS605922Y2 true JPS605922Y2 (ja) | 1985-02-25 |
Family
ID=29528536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17007380U Expired JPS605922Y2 (ja) | 1980-11-26 | 1980-11-26 | 熱間搬送用テ−ブルロ−ラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605922Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0515458Y2 (ja) * | 1986-08-13 | 1993-04-23 |
-
1980
- 1980-11-26 JP JP17007380U patent/JPS605922Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5792411U (ja) | 1982-06-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2950097A (en) | Carbon-faced conveyor roll for silicon steel strip | |
| JPS605922Y2 (ja) | 熱間搬送用テ−ブルロ−ラ | |
| US2141810A (en) | Roll shaft support | |
| JPS5870958A (ja) | 高温鋼材搬送用ロ−ラ− | |
| JPS5639318A (en) | Partition type roller bearing | |
| EP1126061A3 (en) | Yarn heat treatment roller | |
| JPS5925529Y2 (ja) | 熱間搬送用テ−ブルロ−ラ | |
| JP2522238Y2 (ja) | ４点接触玉軸受 | |
| JPS6339156U (ja) | ||
| JPS62183951U (ja) | ||
| SU689720A1 (ru) | Мельничный валок и способ его изготовлени | |
| JPS6135543Y2 (ja) | ||
| JPS6318828Y2 (ja) | ||
| JPS6049126U (ja) | 搬送用ロ−ラ− | |
| JPH0177127U (ja) | ||
| JPS6145814A (ja) | 増速チエ−ンコンベア | |
| JPS6110838Y2 (ja) | ||
| JPH0588710U (ja) | 焼嵌め遊転ロール | |
| JPH082495Y2 (ja) | 高磁場環境下で使用されるローラフォロア | |
| US20110023653A1 (en) | Non-rotating shaft for a continuous casting machine | |
| JPS5733933A (en) | Manufacture of conveying roller for high temperature object | |
| JPS63182620U (ja) | ||
| JPS6164155U (ja) | ||
| JPH0532648Y2 (ja) | ||
| JPS58154449A (ja) | 鋼製芯軸を有する鋳鉄製ロ−ラの製造法 |