JPH01317895A - ヘリコプターの回転翼羽根 - Google Patents
ヘリコプターの回転翼羽根Info
- Publication number
- JPH01317895A JPH01317895A JP15011288A JP15011288A JPH01317895A JP H01317895 A JPH01317895 A JP H01317895A JP 15011288 A JP15011288 A JP 15011288A JP 15011288 A JP15011288 A JP 15011288A JP H01317895 A JPH01317895 A JP H01317895A
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- JP
- Japan
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- blade
- tip
- tapered
- speed flight
- rotary
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- Pending
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 241001385733 Aesculus indica Species 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64C—AEROPLANES; HELICOPTERS
- B64C27/00—Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
- B64C27/32—Rotors
- B64C27/46—Blades
- B64C27/463—Blade tips
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ヘリコプタ−回転翼羽根、詳しくはその翼端
に関する。
に関する。
第3図は従来のヘリコプタ−の平面図で、胴体O1の上
方には4枚の回転翼羽根02が、図の矢印の方向に回転
して揚力及び前進力を創出している。
方には4枚の回転翼羽根02が、図の矢印の方向に回転
して揚力及び前進力を創出している。
第4図は第3図の■囲いの拡大図で、2形式の翼端形状
を示したものである。
を示したものである。
回転翼羽根02の空力性能向上に対するアプローチのし
かたは色々考えられるが、なかでも翼端04形状の影響
は大きく、主要な研究分野として現在盛んに研究が進め
られており、最近では第4図(a)に示すテーパー形や
第4図(b)に示す後退角のついたもの、あるいはより
複雑な形状の翼端04が実用化され、それぞれ大きな改
善効果を挙げている。
かたは色々考えられるが、なかでも翼端04形状の影響
は大きく、主要な研究分野として現在盛んに研究が進め
られており、最近では第4図(a)に示すテーパー形や
第4図(b)に示す後退角のついたもの、あるいはより
複雑な形状の翼端04が実用化され、それぞれ大きな改
善効果を挙げている。
しかし、このよ5な翼端04はいずれも固定式のもので
ある。
ある。
上記従来のヘリコプタ−の回転翼羽根の翼端形状には解
決すべき次の課題があった。
決すべき次の課題があった。
即ち、低速飛行時の性能向上を狙った翼端形状として簡
単な形状でありながら効果の大きいテーパー形翼端が多
用されているが、高速飛行時の性能向上には効果が小さ
い。
単な形状でありながら効果の大きいテーパー形翼端が多
用されているが、高速飛行時の性能向上には効果が小さ
い。
高速飛行時には第3図の右側となる前進側羽根翼端部の
相対速度は音速に近くなり、空気の圧縮性による抵抗増
大が問題となり、これに適した翼端形状として後退角を
持つものが用いられている。
相対速度は音速に近くなり、空気の圧縮性による抵抗増
大が問題となり、これに適した翼端形状として後退角を
持つものが用いられている。
しかし、逆に第3図の左側となる後退側羽根は相対速度
が小さくなり、その上この後退角のために有効な相対速
度が更に小さくなり、結果として有効迎角が増大して失
速を起こしやす(なる。
が小さくなり、その上この後退角のために有効な相対速
度が更に小さくなり、結果として有効迎角が増大して失
速を起こしやす(なる。
現在は、以上の妥協点で翼端形状が決定されている。
本発明は上記課題の解決手段として、ヘリコプタ−の回
転翼羽根の先端近傍に同回転翼羽根の面とほぼ同一面上
に設けられその面内では回転可能にその面外では回動を
拘束されると共に回転翼の回転によう遠心力と空気抵抗
力とによって釣合う回動位置がヘリコプタ−の低速飛行
機にあってはテーノ(翼端相当の位置に保持され高速飛
行時にあっては後退角を有する翼端相当の位置に保持さ
れる翼端を具備してなることを特徴とするヘリコプタ−
の回転翼羽根を提供しようとするものである。
転翼羽根の先端近傍に同回転翼羽根の面とほぼ同一面上
に設けられその面内では回転可能にその面外では回動を
拘束されると共に回転翼の回転によう遠心力と空気抵抗
力とによって釣合う回動位置がヘリコプタ−の低速飛行
機にあってはテーノ(翼端相当の位置に保持され高速飛
行時にあっては後退角を有する翼端相当の位置に保持さ
れる翼端を具備してなることを特徴とするヘリコプタ−
の回転翼羽根を提供しようとするものである。
本発明は上記のように構成されるので次の作用を有する
。即ち、回転翼の回転速度が小さい間は遠心力によるヒ
ンジ(回動点)まわりのモーメントが優って翼端は直状
に伸びてテーパ翼端状をなし回転速度が増して翼端の空
気抵抗が太き(なると翼端はヒンジまわりに後退し、そ
れに伴って翼端の重心も後退する0重心には遠心力が作
用しており、後退量に応じた復元モーメントが発生する
。
。即ち、回転翼の回転速度が小さい間は遠心力によるヒ
ンジ(回動点)まわりのモーメントが優って翼端は直状
に伸びてテーパ翼端状をなし回転速度が増して翼端の空
気抵抗が太き(なると翼端はヒンジまわりに後退し、そ
れに伴って翼端の重心も後退する0重心には遠心力が作
用しており、後退量に応じた復元モーメントが発生する
。
翼端の後退は空気抵抗による後退モーメントと遠心力に
よる復元モーメントが平衡する位置となる。
よる復元モーメントが平衡する位置となる。
これにより、翼端は後退角を有する翼端状をなす。
本発明の一実施例を第1図及び第2図により説明する。
両図において、前縁側を構成すると共に強度部材をなす
羽根主桁2と後縁側を構成する羽根後縁3とよりなる回
転翼の羽根本体lの耳金6と、テーノ瘤−形の翼端4の
耳金7とをヒンジ・ピン8で結合し、翼端4が羽根本体
lの面内には自由に回動できるが、面外には動きを拘束
するよう取付ける。翼端4の回動は、前縁ストツノ−9
及び後縁ストッパー10により制限されており、前縁ス
トッパー9の位置は翼端4が最前方にきて前縁ストッパ
ー9に接触するとき、翼端4の25チ弦長軸と羽根本体
lの25チ弦長軸とが一致して、典屋的なテーノソー形
翼端を形成する構成に設定し、後縁ストッパー10は空
力的考察から安全と判断される位置に設定されている。
羽根主桁2と後縁側を構成する羽根後縁3とよりなる回
転翼の羽根本体lの耳金6と、テーノ瘤−形の翼端4の
耳金7とをヒンジ・ピン8で結合し、翼端4が羽根本体
lの面内には自由に回動できるが、面外には動きを拘束
するよう取付ける。翼端4の回動は、前縁ストツノ−9
及び後縁ストッパー10により制限されており、前縁ス
トッパー9の位置は翼端4が最前方にきて前縁ストッパ
ー9に接触するとき、翼端4の25チ弦長軸と羽根本体
lの25チ弦長軸とが一致して、典屋的なテーノソー形
翼端を形成する構成に設定し、後縁ストッパー10は空
力的考察から安全と判断される位置に設定されている。
ヒンジ8と耳金7とは一例として玉軸受5を介して結合
したが、不安定現象が生じたり保守に困難が伴なうよう
であれば減衰が太き(、潤滑不要のエラストメリック軸
受を用いてもよ(、或は別の軸受を用いてもよい。さら
には、回転ヒンジによらず、たわみ易い部材を介して羽
根本体lに翼端4を取付け1部材のたわみを利用して翼
端4を後退させる構成としてもよい。
したが、不安定現象が生じたり保守に困難が伴なうよう
であれば減衰が太き(、潤滑不要のエラストメリック軸
受を用いてもよ(、或は別の軸受を用いてもよい。さら
には、回転ヒンジによらず、たわみ易い部材を介して羽
根本体lに翼端4を取付け1部材のたわみを利用して翼
端4を後退させる構成としてもよい。
翼端40重心位置Gは25%弦長袖より後方に距離eだ
け偏差させである。これにより一定値以下の空気抵抗し
か作用していLいときには翼端4を最前方に積極的に保
持するのに必要な遠心力によるモーメントが常に生じて
いるよう保証する。
け偏差させである。これにより一定値以下の空気抵抗し
か作用していLいときには翼端4を最前方に積極的に保
持するのに必要な遠心力によるモーメントが常に生じて
いるよう保証する。
羽根本体lの前縁と後縁には翼端4との間を空力的に平
滑とするために前縁フェアリング11及び後縁フェアリ
ング12を設けである。ヒンジピン8の一端には抜去防
止用のプラグ13を嵌め込んである。
滑とするために前縁フェアリング11及び後縁フェアリ
ング12を設けである。ヒンジピン8の一端には抜去防
止用のプラグ13を嵌め込んである。
以上の通り、本実施例によれば比較的低速飛行時は翼端
4を最前方、即ち、第1図に2点鎖線で示す位置に維持
しようとするモーメントの作用によって翼端は低速時に
効率のよいテーパ形翼端として作用し、高速飛行時には
強い空気抵抗のために異端4はヒンジピン8廻りに後方
に回動して後退した角度で遠心力とバランスし、第1図
に実線で示す位置近傍に維持されて高速飛行時に効率の
よい後退角を有する翼端とし【作用するのであらゆる速
度域において高い効果を発揮する回転翼羽根が得られる
。
4を最前方、即ち、第1図に2点鎖線で示す位置に維持
しようとするモーメントの作用によって翼端は低速時に
効率のよいテーパ形翼端として作用し、高速飛行時には
強い空気抵抗のために異端4はヒンジピン8廻りに後方
に回動して後退した角度で遠心力とバランスし、第1図
に実線で示す位置近傍に維持されて高速飛行時に効率の
よい後退角を有する翼端とし【作用するのであらゆる速
度域において高い効果を発揮する回転翼羽根が得られる
。
本発明は上記のように構成されるので次の効果を有する
。
。
(1) 低速飛行時は翼端が比較的に前方に回動して
、低速飛行時に効率的なテーパ翼端としての効果を発揮
する。
、低速飛行時に効率的なテーパ翼端としての効果を発揮
する。
(2)高速飛行時は翼端が空気抵抗により、後方に回動
して、高速飛行時に効率的な後退角を有する翼端として
の効果を発揮する。
して、高速飛行時に効率的な後退角を有する翼端として
の効果を発揮する。
第1図は本発明の一実施例の翼端近傍の平面図、第2図
は第1図の■−■矢視断面図、第3図は従来のヘリコプ
タ−回転翼の平面図、第4図は第3図の■囲いの拡大図
で、(a)はチー、e翼端の平面図。 (b)は後退角を有する翼端の平面図である。 l・・・羽根本体 2・・・羽根主桁3・・・
羽根後縁 4・・・翼端5・・・玉軸受
6・・・(本体側)耳金7・・・CR端側)耳金
8・・・ヒンジ・ピン9・・・前縁ストツノ−10
・・・後縁ストッパー11・・・前縁フェアリング
12・・・後縁フェアリング13・・・プラグ。 第1図。 第4図 C(1)
は第1図の■−■矢視断面図、第3図は従来のヘリコプ
タ−回転翼の平面図、第4図は第3図の■囲いの拡大図
で、(a)はチー、e翼端の平面図。 (b)は後退角を有する翼端の平面図である。 l・・・羽根本体 2・・・羽根主桁3・・・
羽根後縁 4・・・翼端5・・・玉軸受
6・・・(本体側)耳金7・・・CR端側)耳金
8・・・ヒンジ・ピン9・・・前縁ストツノ−10
・・・後縁ストッパー11・・・前縁フェアリング
12・・・後縁フェアリング13・・・プラグ。 第1図。 第4図 C(1)
Claims (1)
- ヘリコプターの回転翼羽根の先端近傍に同回転翼羽根の
面とほぼ同一面上に設けられその面内では回動可能にそ
の面外では回動を拘束されると共に回転翼の回転による
遠心力と空気抵抗力とによって釣合う回動位置がヘリコ
プターの低速飛行時にあってはテーパ翼端相当の位置に
保持され高速飛行時にあっては後退角を有する翼端相当
の位置に保持されるテーパ状の翼端を具備してなること
を特徴とするヘリコプターの回転翼羽根。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15011288A JPH01317895A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | ヘリコプターの回転翼羽根 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15011288A JPH01317895A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | ヘリコプターの回転翼羽根 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01317895A true JPH01317895A (ja) | 1989-12-22 |
Family
ID=15489752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15011288A Pending JPH01317895A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | ヘリコプターの回転翼羽根 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01317895A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101067017B1 (ko) * | 2009-04-08 | 2011-09-22 | 건국대학교 산학협력단 | 끝단의 후퇴각을 능동적으로 변동시킬 수 있는 회전익항공기용 회전익 |
-
1988
- 1988-06-20 JP JP15011288A patent/JPH01317895A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101067017B1 (ko) * | 2009-04-08 | 2011-09-22 | 건국대학교 산학협력단 | 끝단의 후퇴각을 능동적으로 변동시킬 수 있는 회전익항공기용 회전익 |
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