JPH01317333A

JPH01317333A - 雑菌に負けない松茸の種菌及び土に生えるキノコの種菌、及びその培養方法

Info

Publication number: JPH01317333A
Application number: JP63149110A
Authority: JP
Inventors: Takaharu Kanamori; 金森　孝晴
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-06-15
Filing date: 1988-06-15
Publication date: 1989-12-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、雑菌に負けない松茸の種菌及び土に生える
キノコの種菌、及びその培養の方法に関するものである
。

従来の人工的に培養した松茸の菌糸は、Ｈ菌を含んだ自
然土においては繁殖できなかった。

この発明は！９菌してない自然の土に、松茸及びキノコ
の菌糸を人工的に培養する為に考えたものである。

これを実施例で説明すると、以下のとおりである。

イ）試験管に斜面寒天培養基を作り、常圧殺菌法により
ｉ９菌する。これを培養基のとする。

口）松茸を薄くスライスして、ビーカーに入れ、殺Ｇ剤
で１９菌し、水分が１８〜１９％になるまで冷蔵庫に入
れておき、培養基■に組織培養を行なう。

ハ）室内の温度を７〜８℃に保ち、加湿はひかえ７０〜
７５日で培養基■に松茸の菌糸が繁殖する。

これを種菌■とする。

二）土と米ぬかを混合して培養基を作る。その方法は、
容量比で±２に対して米ぬかｌの割合いとする。培養基
に含まれる水分量は混合した材料を指で強く握り締めた
とき、わずかに水がしみ出す感じがする程度とする。て
きた培養基を６００ｃｃの培養ビンに詰め、中央に直Ｆ
Ｎ２０ｍｇぐらいの穴をビンの底まて開け、苫をして常
圧殺菌する。

これを培養基■とする。

ホ）Ｍ＠■を細かく砕いて培養基■の中央の穴と表面に
まんべんなく接触するように接種し、培養室に入れる。

室内は、温度２５〜３０°Ｃ０湿度７５〜８０％に保つ
、２０〜３０日で菌糸が培養ビン全体に繁殖する。この
ビンから古い種菌（種菌■）を完全に取り除く。

これを種菌■とする。

へ）土だけで培養基を作る。その方法は、水分は指で強
く握り締めたとき、わずかにしみ出す感じがする程度と
する。これを５００ｃｃの培養ビンに詰め、中央に直径
２０■−ぐらいの穴をビンの底まで開け、蓋をして常圧
膜薄する。

これを培養基■とする。

１・）種菌■を細かく砕いて培養基■の中央の穴と表面
にまんべんなく接触するように接種し、培養室に入れる
。室内は、温度２５〜３　Ｇ　’Ｃ１湿度７５〜８０％
に保つ、　２０〜３０日で菌糸が培養ビン全体に繁殖す
る。このビンから古い種菌（種菌■）を完全に取り除く
。

これを種菌■とする。

チ）殺菌してない土を：＋０００ｃｃＦｓ備する。水分
は指で強く握り締めたとき、わずかに水がしみ出す感じ
がする程度とする。これに種菌■を細かく砕いたものを
約３００ｃｃ加え混ぜあわせる。室内の温度を２５〜３
０℃、湿度を７５〜８０％に保つと、６０〜７０日て雑
菌におかされることなく菌糸は全体に繁殖する。

す）培養基■に種菌■の菌糸のみ培養しても種菌■はで
きる。カンテンも米ぬかも入っていない土だけの種菌■
が、雑菌に負けない種菌である。

ヌ）松の木の根元に種菌■を接種し、室温を１０℃から
３０℃の間で変化を加えると雑菌の影響はみられず、菌
糸の発育が促進される。これに青カビなどの発生した竹
や木を打ち込んでおいても松茸の菌糸は影響なく繁殖し
てぃ〈ル）この培養方法は、殺菌しない土には松茸の菌
糸は人工的に培養できなかった欠点を除く為に考えたも
のである。この方法て培養した種菌を用いれば、松の鉢
植えや松の築山や自然の松山にも人工的に松茸を栽培す
る事が出来る。

又、土に生えるキノコもこの方法を用いれば人工的に栽
培出来る。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）雑菌に負けない松茸の種菌及び土に生えるキノコ
の種菌、及びその培養方法
（２）雑菌に負けない松茸の種菌を、松の鉢植えや松の
築山や自然の松山に人工的に培養する方法