JPH0131691Y2 - - Google Patents
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- JPH0131691Y2 JPH0131691Y2 JP7730881U JP7730881U JPH0131691Y2 JP H0131691 Y2 JPH0131691 Y2 JP H0131691Y2 JP 7730881 U JP7730881 U JP 7730881U JP 7730881 U JP7730881 U JP 7730881U JP H0131691 Y2 JPH0131691 Y2 JP H0131691Y2
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- reinforced plastic
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- plastic substrate
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はパネル四周辺部に、一段厚みを増した
ボス部を有した強化プラスチツク基板を用い、そ
の表面には高級化、外観、インテリヤ性の向上の
ために、着色、印刷物の挿入、マーブル模様、自
然石模様及びエンボス、彫刻などの立体的模様の
いずれかを施し、一方その基板薄肉部裏面に、石
膏ボード、合成木材、発泡コンクリート及び樹脂
発泡体から選ばれた裏打材を接着してなる、耐触
性があり軽量で経済的に優れたユニツト用壁面パ
ネルに関するものである。
ボス部を有した強化プラスチツク基板を用い、そ
の表面には高級化、外観、インテリヤ性の向上の
ために、着色、印刷物の挿入、マーブル模様、自
然石模様及びエンボス、彫刻などの立体的模様の
いずれかを施し、一方その基板薄肉部裏面に、石
膏ボード、合成木材、発泡コンクリート及び樹脂
発泡体から選ばれた裏打材を接着してなる、耐触
性があり軽量で経済的に優れたユニツト用壁面パ
ネルに関するものである。
従来、ユニツト壁面体としてはビニール鋼板、
アルミニユーム／ポリエチレン／アルミニユーム
のサンドウイツチ板、表面化粧処理硅酸カルシウ
ム板、表面化粧アスベスト板、タイルパネル及び
強化プラスチツク単板が用いられて来たが、ビニ
ール鋼板は経済的に有利であるが、切口から錆が
発生し、耐久性に乏しく、硅酸カルシウム、アス
ベスト基板の壁材は表面にカビが発生したり、
又、重量的に重い欠点を有し、タイルパネルは外
観的には衛生的であるが高価で重量が重く、しか
も、目地にクラツクが発生し易く、漏水の原因と
なり、強化プラスチツク単板は耐蝕性がよく、軽
量で取扱いやすいが、変形、たわみが大であり、
したがつてある程度の厚み（3.0m／ｍ以上）を
つける必要があるため高価であり、一般普及品と
して利用しにくいなどの欠点を有していた。
アルミニユーム／ポリエチレン／アルミニユーム
のサンドウイツチ板、表面化粧処理硅酸カルシウ
ム板、表面化粧アスベスト板、タイルパネル及び
強化プラスチツク単板が用いられて来たが、ビニ
ール鋼板は経済的に有利であるが、切口から錆が
発生し、耐久性に乏しく、硅酸カルシウム、アス
ベスト基板の壁材は表面にカビが発生したり、
又、重量的に重い欠点を有し、タイルパネルは外
観的には衛生的であるが高価で重量が重く、しか
も、目地にクラツクが発生し易く、漏水の原因と
なり、強化プラスチツク単板は耐蝕性がよく、軽
量で取扱いやすいが、変形、たわみが大であり、
したがつてある程度の厚み（3.0m／ｍ以上）を
つける必要があるため高価であり、一般普及品と
して利用しにくいなどの欠点を有していた。
しかるに本考案においては、従来の強化プラス
チツク単板よりは薄い（通常2.0m／ｍ以下）強
化プラスチツク基板を用いることによつてビニー
ル鋼板に近い経済性を実現し、しかも、表面に着
色、印刷物の挿入、マーブル模様、自然石模様及
びエンボス、彫刻などの立体的模様のいずれかを
施して、高級化、外観、インテリヤ性を向上さ
せ、商品価値を高めている。そして本パネルは施
工性、耐久性、耐蝕性を持たせるため、ジヨイナ
ー類に挿入・セツトして用いるため、このジヨイ
ナー挿入部は強度、厚みが必要である。このため
パネル四周辺部は増厚したボス構造となつてい
る。さらに平面薄肉部（２・0m／ｍ以下）では
剛性が不足して、人がよりかかつたりした場合た
わみを発生するおそれがあるため、裏打補強材と
して、石膏ボード、合成木材、発泡コンクリート
及び樹脂発泡体から選ばれた裏打材を接着してそ
の剛性を向上させ、たわみ、変形を防止してい
る。
チツク単板よりは薄い（通常2.0m／ｍ以下）強
化プラスチツク基板を用いることによつてビニー
ル鋼板に近い経済性を実現し、しかも、表面に着
色、印刷物の挿入、マーブル模様、自然石模様及
びエンボス、彫刻などの立体的模様のいずれかを
施して、高級化、外観、インテリヤ性を向上さ
せ、商品価値を高めている。そして本パネルは施
工性、耐久性、耐蝕性を持たせるため、ジヨイナ
ー類に挿入・セツトして用いるため、このジヨイ
ナー挿入部は強度、厚みが必要である。このため
パネル四周辺部は増厚したボス構造となつてい
る。さらに平面薄肉部（２・0m／ｍ以下）では
剛性が不足して、人がよりかかつたりした場合た
わみを発生するおそれがあるため、裏打補強材と
して、石膏ボード、合成木材、発泡コンクリート
及び樹脂発泡体から選ばれた裏打材を接着してそ
の剛性を向上させ、たわみ、変形を防止してい
る。
本考案のユニツト用壁面パネルの一例を図面も
つて更に詳細に説明すれば、第１図は壁面パネル
の側面図、第２図は裏面から見た平面図である。
第３図は第２図のＸ−X′の断面図であり、強化
プラスチツク基板１に施工性、耐久性、耐蝕性を
持たせるため、裏面四周辺部にボス部３をもうけ
ている。ボスは原則として基板部と同一の強化プ
ラスチツクで形成するが、パネルの寸法切断の自
由度が要求される場合、まず強化プラスチツク平
板を作り、切断し、次に強化プラスチツクの隅
材、耐蝕性及び剛性を有する構造発泡材の隅材等
を貼りつけて、２次的にボス部を形成してもよ
い。パネルの表面には高級化、外観、インテリヤ
性向上のため化粧層２を施す。この化粧層は成形
樹脂材料を着色するか、印刷物を挿入又はマーブ
ル模様、自然石模様に配色、配合された成形材料
によつて模様をつけるが、表面にシボ加工や彫刻
を施した金型により立体的模様を浮き出させるこ
とも出来る。又、彫刻を有する金型で自然石模様
のSMC成形材料（シートモールデイングコンパ
ウンド）を用いて成形すると、あたかも自然石を
彫刻したような強化プラスチツクの化粧層を有す
る軽量化パネルが得られる。強化プラスチツク基
板部の厚みは経済的理由から通常2.0m／ｍ以下
となつているため変形しやすい。これを補強する
ため裏面補強材（裏打材）４が裏打されている。
この裏打材としては経済面では石膏ボードを用い
ることが最も有利で、この場合ビニール鋼板とほ
ぼ同等の価格構成で製造出来る。さらに軽量化の
ためには裏打材として発泡倍率15〜30倍のウレタ
ン発泡体、４〜10倍の不飽和ポリエステル発泡体
又は２〜30倍発泡スチロール板を用いるのが好ま
しい。その他発泡コンクリートも裏打材として用
いることが出来る。
つて更に詳細に説明すれば、第１図は壁面パネル
の側面図、第２図は裏面から見た平面図である。
第３図は第２図のＸ−X′の断面図であり、強化
プラスチツク基板１に施工性、耐久性、耐蝕性を
持たせるため、裏面四周辺部にボス部３をもうけ
ている。ボスは原則として基板部と同一の強化プ
ラスチツクで形成するが、パネルの寸法切断の自
由度が要求される場合、まず強化プラスチツク平
板を作り、切断し、次に強化プラスチツクの隅
材、耐蝕性及び剛性を有する構造発泡材の隅材等
を貼りつけて、２次的にボス部を形成してもよ
い。パネルの表面には高級化、外観、インテリヤ
性向上のため化粧層２を施す。この化粧層は成形
樹脂材料を着色するか、印刷物を挿入又はマーブ
ル模様、自然石模様に配色、配合された成形材料
によつて模様をつけるが、表面にシボ加工や彫刻
を施した金型により立体的模様を浮き出させるこ
とも出来る。又、彫刻を有する金型で自然石模様
のSMC成形材料（シートモールデイングコンパ
ウンド）を用いて成形すると、あたかも自然石を
彫刻したような強化プラスチツクの化粧層を有す
る軽量化パネルが得られる。強化プラスチツク基
板部の厚みは経済的理由から通常2.0m／ｍ以下
となつているため変形しやすい。これを補強する
ため裏面補強材（裏打材）４が裏打されている。
この裏打材としては経済面では石膏ボードを用い
ることが最も有利で、この場合ビニール鋼板とほ
ぼ同等の価格構成で製造出来る。さらに軽量化の
ためには裏打材として発泡倍率15〜30倍のウレタ
ン発泡体、４〜10倍の不飽和ポリエステル発泡体
又は２〜30倍発泡スチロール板を用いるのが好ま
しい。その他発泡コンクリートも裏打材として用
いることが出来る。
以下に実施例を示す。例中、％および部はすべ
て重量基準である。
て重量基準である。
実施例 １
表面に凸凹エンボス加工を有する金型を用い、
これにコンテニヤスフイラメントガラスマツト
300g／m2を１枚入れ、その上からデイスクマツ
ト2454（大日本インキ製SMC成形材料）をチヤー
ジして温度145℃、圧力50Kg／cm2で２分間加熱加
圧成形することによつて、表面にエンボス模様を
有したパネル基板厚み（エンボス模様の凹部での
厚み）1.5m／ｍ、四周辺ボス部厚み5m／ｍ、巾
7m／ｍの強化プラスチツク基板を得、次いで合
成ゴム系接着剤を用いて厚み7m／ｍの石膏ボー
ドを強化プラスチツク基板裏面薄肉部に接着し
て、浴室ユニツト用壁面パネルを得た。
これにコンテニヤスフイラメントガラスマツト
300g／m2を１枚入れ、その上からデイスクマツ
ト2454（大日本インキ製SMC成形材料）をチヤー
ジして温度145℃、圧力50Kg／cm2で２分間加熱加
圧成形することによつて、表面にエンボス模様を
有したパネル基板厚み（エンボス模様の凹部での
厚み）1.5m／ｍ、四周辺ボス部厚み5m／ｍ、巾
7m／ｍの強化プラスチツク基板を得、次いで合
成ゴム系接着剤を用いて厚み7m／ｍの石膏ボー
ドを強化プラスチツク基板裏面薄肉部に接着し
て、浴室ユニツト用壁面パネルを得た。
実施例 ２
平板の金型を用い、これに自然石模様を着色し
たデイツクマツトSMCゲルコートEPX−84−01
（大日本インキ製、SMCゲルコート成形材料）を
チヤージして、その上からコンテニヤスフイラメ
ントガラスマツト300g／m2を１枚入れ、温度140
℃、圧力50Kg／cm2で３分間加熱加圧して、表面化
粧層を有する強化プラスチツク平板（基板厚み
1.5m／ｍ）を得、次いでポリライトFG−208（大
日本インキ製、不飽和ポリエステル）100部、タ
ルクパウダー100部、促進剤６％ナフテン酸コバ
ルト0.3部を配合し、これに触媒としてメチルエ
チルケトンパーオキサイド1.0％（上記配合接着
剤重量比）を添加した接着剤を用いて、厚み
7m／ｍ、巾20m／ｍの３倍発泡スチロール材を
パネル基板裏面四周辺部に接着し、二次的にボス
を形成する。これと同時に裏面薄肉部に7m／ｍ
の石膏ボードをゴム系接着剤でバツクアツプ補強
を行つて、自然石模様に化粧された浴室、洗面、
トイレのサニタリーユニツト用壁面材を得た。
たデイツクマツトSMCゲルコートEPX−84−01
（大日本インキ製、SMCゲルコート成形材料）を
チヤージして、その上からコンテニヤスフイラメ
ントガラスマツト300g／m2を１枚入れ、温度140
℃、圧力50Kg／cm2で３分間加熱加圧して、表面化
粧層を有する強化プラスチツク平板（基板厚み
1.5m／ｍ）を得、次いでポリライトFG−208（大
日本インキ製、不飽和ポリエステル）100部、タ
ルクパウダー100部、促進剤６％ナフテン酸コバ
ルト0.3部を配合し、これに触媒としてメチルエ
チルケトンパーオキサイド1.0％（上記配合接着
剤重量比）を添加した接着剤を用いて、厚み
7m／ｍ、巾20m／ｍの３倍発泡スチロール材を
パネル基板裏面四周辺部に接着し、二次的にボス
を形成する。これと同時に裏面薄肉部に7m／ｍ
の石膏ボードをゴム系接着剤でバツクアツプ補強
を行つて、自然石模様に化粧された浴室、洗面、
トイレのサニタリーユニツト用壁面材を得た。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図
は側面図、第２図は裏面から見た平面図、第３図
は第２図のＸ−X′の断面図である。 １は強化プラスチツク基板、２は化粧層、３は
ボス部、４は裏面補強材である。
は側面図、第２図は裏面から見た平面図、第３図
は第２図のＸ−X′の断面図である。 １は強化プラスチツク基板、２は化粧層、３は
ボス部、４は裏面補強材である。
Claims (1)
- 壁材において、表面部は着色、印刷物の挿入、
マーブル模様、自然石模様及びエンボス、彫刻な
どの立体的模様のいずれかが施された強化プラス
チツク基板よりなり、その裏面部には四周辺にお
いて厚みを増したボス部が形成されており、肉薄
の凹部には裏打材が接着されてなるユニツト用壁
面パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7730881U JPH0131691Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7730881U JPH0131691Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57190015U JPS57190015U (ja) | 1982-12-02 |
| JPH0131691Y2 true JPH0131691Y2 (ja) | 1989-09-28 |
Family
ID=29872963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7730881U Expired JPH0131691Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0131691Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0613941Y2 (ja) * | 1986-06-04 | 1994-04-13 | 鐘淵化学工業株式会社 | 外装材 |
-
1981
- 1981-05-29 JP JP7730881U patent/JPH0131691Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57190015U (ja) | 1982-12-02 |
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