JPH01316682A - 非円形の単一のスタンダートを用いたx線スキャナの較正方法とシステム - Google Patents
非円形の単一のスタンダートを用いたx線スキャナの較正方法とシステムInfo
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- JPH01316682A JPH01316682A JP1074791A JP7479189A JPH01316682A JP H01316682 A JPH01316682 A JP H01316682A JP 1074791 A JP1074791 A JP 1074791A JP 7479189 A JP7479189 A JP 7479189A JP H01316682 A JPH01316682 A JP H01316682A
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- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/58—Testing, adjusting or calibrating thereof
- A61B6/582—Calibration
- A61B6/583—Calibration using calibration phantoms
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- G06T11/003—Reconstruction from projections, e.g. tomography
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はX線スキャナに関するものであり、さらに詳細
には、非円形の単一のスタンダードを用いたこのタイプ
の装置の較正方法と、この方法を実施するためのシステ
ムとに関する。
には、非円形の単一のスタンダードを用いたこのタイプ
の装置の較正方法と、この方法を実施するためのシステ
ムとに関する。
従来の技術
患者の検査には、患者の断面像を得ることのできるX線
スキャナと呼ばれるX線装置がますます利用されるよう
になっている。この装置は、人体がX線を吸収するとい
う物理現象に基づいている。
スキャナと呼ばれるX線装置がますます利用されるよう
になっている。この装置は、人体がX線を吸収するとい
う物理現象に基づいている。
この吸収は、X線が身体を通過する距離Xと直接関係し
ており、式 %式% (Ioは人体に侵入するX線の強度、 ■は人体から出るX線の強度、 bはX線が通過する身体に依存した減衰係数)で表され
る。
ており、式 %式% (Ioは人体に侵入するX線の強度、 ■は人体から出るX線の強度、 bはX線が通過する身体に依存した減衰係数)で表され
る。
対数スケールでは、減衰I/Ioはbxに等しい。すな
わち、減衰は対数スケールでは距離Xに比例する。
わち、減衰は対数スケールでは距離Xに比例する。
上記の装置は、第1図に示したように、X線源10とそ
れに対応する検出装置11を主構成要素として備えてい
る。これらの2つの要素は、互いに幾何学的に固定され
た位置に設置されており、両者の間に検査する身体が挿
入される。さらに、これら要素は、検査する身体を異な
る角度から照射できるよう、この身体のまわりを回転す
ることのできる構造体(図示せず)に支持されている。
れに対応する検出装置11を主構成要素として備えてい
る。これらの2つの要素は、互いに幾何学的に固定され
た位置に設置されており、両者の間に検査する身体が挿
入される。さらに、これら要素は、検査する身体を異な
る角度から照射できるよう、この身体のまわりを回転す
ることのできる構造体(図示せず)に支持されている。
X線源10は制御装置13に制御されて、身体の横断面
の全体を照射するのに十分な幅を有する所定の角度範囲
にX線を放射する。検出装置11は円弧の形状であり、
その長さはX線ビームの幅に適合した値である。この検
出装置11は、互いに並置された多数の単位検出器12
で構成されている。
の全体を照射するのに十分な幅を有する所定の角度範囲
にX線を放射する。検出装置11は円弧の形状であり、
その長さはX線ビームの幅に適合した値である。この検
出装置11は、互いに並置された多数の単位検出器12
で構成されている。
X線ビームが通過する人体の横断面の画像を得るために
は、X線源10と検出装置11の支持構造体を身体のま
わりに回転させ、単位検出器12からの出力信号を測定
し、その信号を公知の方法に従って適切に処理して横断
面を表す画像を得る。この処理を実行するためには、チ
ャネルとも呼ばれる単位検出器12が電子装置14に接
続される。この電子装置14は、第1に、受信した信号
の対数計算を行って、振幅がX線の減衰に比例した信号
を獲得する。
は、X線源10と検出装置11の支持構造体を身体のま
わりに回転させ、単位検出器12からの出力信号を測定
し、その信号を公知の方法に従って適切に処理して横断
面を表す画像を得る。この処理を実行するためには、チ
ャネルとも呼ばれる単位検出器12が電子装置14に接
続される。この電子装置14は、第1に、受信した信号
の対数計算を行って、振幅がX線の減衰に比例した信号
を獲得する。
ここでは説明しない様々な現象の効果により、各単位検
出器または各チャネルに対するこの信号の振幅は、実際
の減衰には比例していない。従って、この問題点を解決
するために様々な方法が考えられている。例えば、サイ
ズと吸収係数がわかっている身体の存在下でチャネルの
出力信号を獲得して減衰を計算しく対数計算)、この測
定された減衰を、身体のサイズと吸収係数すなわちスタ
ンダードの関数として計算された値と比較する。
出器または各チャネルに対するこの信号の振幅は、実際
の減衰には比例していない。従って、この問題点を解決
するために様々な方法が考えられている。例えば、サイ
ズと吸収係数がわかっている身体の存在下でチャネルの
出力信号を獲得して減衰を計算しく対数計算)、この測
定された減衰を、身体のサイズと吸収係数すなわちスタ
ンダードの関数として計算された値と比較する。
この比較操作により、測定値と得るべき値の間の対応法
則または変換法則を得ることができる。この法則は、対
応ファイノペまたは各検出チャネルに対するこの対応を
表す数学公式の形態にすることができる。
則または変換法則を得ることができる。この法則は、対
応ファイノペまたは各検出チャネルに対するこの対応を
表す数学公式の形態にすることができる。
較正測定と呼ばれるこの測定を実施するのに用いられる
スタンダードは、例えば、X線源の近くに挿入される厚
さの異なるシムである。これは、シムをX線源の位置で
出し入れする操作が必要とされることを意味する。さら
に、シムの形状と位置は検査する患者の身体の形状なら
びに位置とは大きく異なっている。この結果、システム
の非線形性が増大する。
スタンダードは、例えば、X線源の近くに挿入される厚
さの異なるシムである。これは、シムをX線源の位置で
出し入れする操作が必要とされることを意味する。さら
に、シムの形状と位置は検査する患者の身体の形状なら
びに位置とは大きく異なっている。この結果、システム
の非線形性が増大する。
アメリカ合衆国特許第4.352.020号には、支持
構造体の回転中心に配置された直径の異なるシム15〜
18を用いることが提案されている。このようにすると
、検査する身体に対して実行される測定条件を互いに似
た状態にすることができる。この特許は、X線ビームに
対して横方向に移動する円形断面の円錐形スタンダード
を用いて様々な減衰長を得ることをさらに提案している
。上で説明したスタンダードを用いる場合には、測定は
、スタンダード1つにつき支持構造体の所定の1つの位
置に対して実行される。
構造体の回転中心に配置された直径の異なるシム15〜
18を用いることが提案されている。このようにすると
、検査する身体に対して実行される測定条件を互いに似
た状態にすることができる。この特許は、X線ビームに
対して横方向に移動する円形断面の円錐形スタンダード
を用いて様々な減衰長を得ることをさらに提案している
。上で説明したスタンダードを用いる場合には、測定は
、スタンダード1つにつき支持構造体の所定の1つの位
置に対して実行される。
第2図は、円形の3つのスタンダードについて測定を行
った場合にチャネル位置の関数として表した3本の減衰
応答曲線20.21.22の様子を示すグラフである。
った場合にチャネル位置の関数として表した3本の減衰
応答曲線20.21.22の様子を示すグラフである。
測定値は点で表されており、線形システムでの理論値を
表す平均値のまわりにばらついている。これらの曲線は
次のようにして利用することができる。測定された信号
が点Aに対応している場合には、線形信号は平均曲線2
0の点A。
表す平均値のまわりにばらついている。これらの曲線は
次のようにして利用することができる。測定された信号
が点Aに対応している場合には、線形信号は平均曲線2
0の点A。
である。測定値された信号が曲線20と曲線210間に
位置する点Bに対応する場合には、曲線20と曲線21
の間の内挿によって線形信号を導出する。この内挿は、
−次式、あるいはより一般に多項式に従って計算される
。
位置する点Bに対応する場合には、曲線20と曲線21
の間の内挿によって線形信号を導出する。この内挿は、
−次式、あるいはより一般に多項式に従って計算される
。
第3図の曲線23と曲線24はチャネルの位置での較正
原理の別の方法で示したグラフである。これら曲線は、
所定のチャネル内での減衰を、厚さXの関数として測定
値の場合(曲線23)と計算値の場合(直線24)につ
いて示している。実際、測定値は複数の点で与えられ、
これらの点は、選択した一次式または多項式に従って相
互に結ばれて連続曲線となる。減衰を測定する場合には
、これは例えば曲線23の点Cに対応するが、曲線24
の点C゛に対応する線形値を導出する。
原理の別の方法で示したグラフである。これら曲線は、
所定のチャネル内での減衰を、厚さXの関数として測定
値の場合(曲線23)と計算値の場合(直線24)につ
いて示している。実際、測定値は複数の点で与えられ、
これらの点は、選択した一次式または多項式に従って相
互に結ばれて連続曲線となる。減衰を測定する場合には
、これは例えば曲線23の点Cに対応するが、曲線24
の点C゛に対応する線形値を導出する。
上記のアメリカ合衆国特許には、減衰の測定値と実際の
値の間の対応付けが較正操作の間に作成されるファイル
システムによって実行される装置が記載されている。内
挿に関しては、この特許は線形内挿、3乗内挿、4乗内
挿を提案しているが、線形内挿についてのみ詳細に説明
されている。
値の間の対応付けが較正操作の間に作成されるファイル
システムによって実行される装置が記載されている。内
挿に関しては、この特許は線形内挿、3乗内挿、4乗内
挿を提案しているが、線形内挿についてのみ詳細に説明
されている。
簡単に記述した上記の較正方法は、複数のスタンダード
を使用し、その結果として多数の操作が必要とされると
いう大きな問題点を有する。さらに、これら操作は、特
に様々な中心が構造体の回転中心と一致すべき円形スタ
ンダードの場合には厳密である必要がある。
を使用し、その結果として多数の操作が必要とされると
いう大きな問題点を有する。さらに、これら操作は、特
に様々な中心が構造体の回転中心と一致すべき円形スタ
ンダードの場合には厳密である必要がある。
上記のアメリカ合衆国特許には、この特許の第12図に
示された所定の形状の単一のスタンダードを用いて構造
体をこのスタンダードのまわりに回転させることが提案
されていることに注意されたい。このようにすると、構
造体の角度位置に応じて異なる減衰長の軌跡が得られる
。しかし、このようにすることは単に示唆されているだ
けで、この場合における実施方法や実施手段は記載され
ていない。
示された所定の形状の単一のスタンダードを用いて構造
体をこのスタンダードのまわりに回転させることが提案
されていることに注意されたい。このようにすると、構
造体の角度位置に応じて異なる減衰長の軌跡が得られる
。しかし、このようにすることは単に示唆されているだ
けで、この場合における実施方法や実施手段は記載され
ていない。
発明が解決しようとする課題
本発明の目的の1つは、形状が円形でなく、特に楕円形
または同一平面上の2本の軸線に対して対称な形状の単
一のスタンダードを用いた較正方法を提案することであ
る。
または同一平面上の2本の軸線に対して対称な形状の単
一のスタンダードを用いた較正方法を提案することであ
る。
本発明の別の目的は、この方法を実施するシステムを実
現することである。
現することである。
課題を解決するための手段
本発明によれば、円形でない形状の単一のスタンダード
を用いてX線源とNチャネル検出装置を備えるX線スキ
ャナを較正する方法であって、a)スタンダードをX線
源と検出装置の間に設置し、 b)回転構造体のP個の主要角度位置と、各主要角度位
置のまわりで互いに隣接したn個の単位位置または視野
とに対して上記検出装置のN個のチャネルで減衰を測定
し、 C)各チャネルとP個の主要角度位置のそれぞれとに対
してn個の減衰の平均を計算し、d)P個の主要角度位
置のそれぞれについて1つのチャネルから次のチャネル
へと減衰のN個の平均値を滑らかにして、チャネルの位
置の関数として高周波数成分が除去された減衰応答曲線
を得る操作を含み、 このようにして得られた応答曲線は、N個のチャネルの
それぞれの位置の関数としてスタンダードにより導入さ
れた減衰の変化の実際の曲線であることを特徴とする較
正方法が提供される。
を用いてX線源とNチャネル検出装置を備えるX線スキ
ャナを較正する方法であって、a)スタンダードをX線
源と検出装置の間に設置し、 b)回転構造体のP個の主要角度位置と、各主要角度位
置のまわりで互いに隣接したn個の単位位置または視野
とに対して上記検出装置のN個のチャネルで減衰を測定
し、 C)各チャネルとP個の主要角度位置のそれぞれとに対
してn個の減衰の平均を計算し、d)P個の主要角度位
置のそれぞれについて1つのチャネルから次のチャネル
へと減衰のN個の平均値を滑らかにして、チャネルの位
置の関数として高周波数成分が除去された減衰応答曲線
を得る操作を含み、 このようにして得られた応答曲線は、N個のチャネルの
それぞれの位置の関数としてスタンダードにより導入さ
れた減衰の変化の実際の曲線であることを特徴とする較
正方法が提供される。
本発明によればさらに、この較正方法を実施するための
システムであって、 −N個の検出器から出力されるN個の信号の対数を計算
する第1の手段と、 −スタンダードによって導入される減衰を各チャネルに
対して計算する第2の手段と、−所定の1つの主要角度
位置に対して測定されたn個の減衰の平均値を各チャネ
ルに対して計算する第3の手段と、 −1つの主要角度位置に対応するN個の減衰の平均のフ
ーリエ変換を計算する第4の手段と、−このフーリエ変
換により得られるスペクトルから高周波数成分を除去す
る第5の手段と、−このスペクトルの低周波数成分のフ
ーリエ逆変換を計算する第6の手段と、 −このフーリエ逆変換により得られる曲線の多項式近似
を計算する第7の手段と、 −1つの主要角度位置に関する各応答曲線の多項式近似
を表す値を記憶する手段と を備えることを特徴とするシステムが提供される。
システムであって、 −N個の検出器から出力されるN個の信号の対数を計算
する第1の手段と、 −スタンダードによって導入される減衰を各チャネルに
対して計算する第2の手段と、−所定の1つの主要角度
位置に対して測定されたn個の減衰の平均値を各チャネ
ルに対して計算する第3の手段と、 −1つの主要角度位置に対応するN個の減衰の平均のフ
ーリエ変換を計算する第4の手段と、−このフーリエ変
換により得られるスペクトルから高周波数成分を除去す
る第5の手段と、−このスペクトルの低周波数成分のフ
ーリエ逆変換を計算する第6の手段と、 −このフーリエ逆変換により得られる曲線の多項式近似
を計算する第7の手段と、 −1つの主要角度位置に関する各応答曲線の多項式近似
を表す値を記憶する手段と を備えることを特徴とするシステムが提供される。
本発明の他の特徴ならびに利点は、添付の図面を参照し
た以下の説明によりさらによく理解できよう。なお、図
面は単に実施例を示したものであって、本発明を限定す
ることはない。
た以下の説明によりさらによく理解できよう。なお、図
面は単に実施例を示したものであって、本発明を限定す
ることはない。
実施例
冒頭で従来の技術を示すのに用いた第1図、第2図“、
第3図についてはもはや説明しない。
第3図についてはもはや説明しない。
第4図の概念図は、X線源30と複数の検出器またはチ
ャネル35を有する検出装置31を備えるX線スキャナ
が示されているという意味で第1図と似ている。X線源
30と検出装置31の間には、通常の動作中には患者の
身体が挿入され、較正操作中には楕円形のスタンダード
32が挿入される。図示されてはいないが、X線源30
と検出装置31を支持してその全体を患者の身体または
スタンダードのまわりを回転させる支持体が設置されて
いる。回転の軸線は、スタンダード内に位置する点33
で表されているが、必ずしもこのスタンダードの幾何学
的中心である必要はない。X線源30は制御装置34に
より制御され、検出装置31の各検出器またはチャネル
35は電子装置36に接続されている。この電子装置3
6に関しては第6図を参照してあとで説明する。
ャネル35を有する検出装置31を備えるX線スキャナ
が示されているという意味で第1図と似ている。X線源
30と検出装置31の間には、通常の動作中には患者の
身体が挿入され、較正操作中には楕円形のスタンダード
32が挿入される。図示されてはいないが、X線源30
と検出装置31を支持してその全体を患者の身体または
スタンダードのまわりを回転させる支持体が設置されて
いる。回転の軸線は、スタンダード内に位置する点33
で表されているが、必ずしもこのスタンダードの幾何学
的中心である必要はない。X線源30は制御装置34に
より制御され、検出装置31の各検出器またはチャネル
35は電子装置36に接続されている。この電子装置3
6に関しては第6図を参照してあとで説明する。
本発明の較正方法は、支持用構造体をスタンダードのま
わりの主要角度位置と呼ばれる異なる角度位置に配置し
、各角度位置とこの位置の両側で一連の減衰測定を実施
することからなる。例えば、22°30° ずつ規則的
に離された16の主要角度位置を選択し、各主要角度位
置のまわりですべての検出チャネルに対して例えば10
回の基本的測定を実施することが可能である。−例とし
て検出器の数が1024個である場合には、視野の総数
は16 X 10 =160であり、測定の総数は10
24 X 160 = 163840になる。例えば1
つの主要角度位置のまわりの各視野は約1/3度離れる
。
わりの主要角度位置と呼ばれる異なる角度位置に配置し
、各角度位置とこの位置の両側で一連の減衰測定を実施
することからなる。例えば、22°30° ずつ規則的
に離された16の主要角度位置を選択し、各主要角度位
置のまわりですべての検出チャネルに対して例えば10
回の基本的測定を実施することが可能である。−例とし
て検出器の数が1024個である場合には、視野の総数
は16 X 10 =160であり、測定の総数は10
24 X 160 = 163840になる。例えば1
つの主要角度位置のまわりの各視野は約1/3度離れる
。
従って、各主要角度位置において、1024チヤネルの
それぞれに対して10個の視野がある。すなわち、約3
°の角度範囲についてチャネルごとに10回の測定がな
される。この場合、各測定はスタンダード内のわずかに
異なる軌跡に対応しており、従ってわずかに異なる減衰
に対応している。本発明によれば、各チャネルにおいて
、これら10回の測定を利用して平均を計算する。この
結果、S/N比を、日1倍向上させることができる。1
6個あるこれら平均値を用いると、各主要角度位置につ
いて、チャネルの位置の関数として減衰の変化曲線を描
くことができる。実際、曲線のこの数は4本にすること
ができる。というのは、16個の主要角度位置は、主要
角度位置とスタンダードの位置を考慮すると4つに減ら
すこと力(できるからである。
それぞれに対して10個の視野がある。すなわち、約3
°の角度範囲についてチャネルごとに10回の測定がな
される。この場合、各測定はスタンダード内のわずかに
異なる軌跡に対応しており、従ってわずかに異なる減衰
に対応している。本発明によれば、各チャネルにおいて
、これら10回の測定を利用して平均を計算する。この
結果、S/N比を、日1倍向上させることができる。1
6個あるこれら平均値を用いると、各主要角度位置につ
いて、チャネルの位置の関数として減衰の変化曲線を描
くことができる。実際、曲線のこの数は4本にすること
ができる。というのは、16個の主要角度位置は、主要
角度位置とスタンダードの位置を考慮すると4つに減ら
すこと力(できるからである。
第5図には、対称性を考慮して、4つの主要角度位置の
うちの3つについて変化曲線が描かれている。この図面
では、点40.41、または42は1024チヤネルの
うちのいくつかについての減衰の平均を表し、曲線43
は本発明の平滑操作により得られた曲線である。この平
滑操作については第6図を参照してあとで説明する。
うちの3つについて変化曲線が描かれている。この図面
では、点40.41、または42は1024チヤネルの
うちのいくつかについての減衰の平均を表し、曲線43
は本発明の平滑操作により得られた曲線である。この平
滑操作については第6図を参照してあとで説明する。
曲線43は第4図の角度位置に対応する。すなわち、楕
円形スタンダード32がこの楕円の長袖に沿ってX線の
照射を受ける。曲線44は第4図に点線で示された角度
位置に対応する。すなわち、スタンダード32が楕円の
短軸に沿ってX線の照射を受ける。最後に、曲線45は
これら2つの場合の中間位置に対応する。
円形スタンダード32がこの楕円の長袖に沿ってX線の
照射を受ける。曲線44は第4図に点線で示された角度
位置に対応する。すなわち、スタンダード32が楕円の
短軸に沿ってX線の照射を受ける。最後に、曲線45は
これら2つの場合の中間位置に対応する。
さらに、上で説明したように、16の主要角度位置は2
つずつが対称であり、2つの対称位置は対になって18
0°の角度能されている。これら2つの対称位置は減衰
曲線が同じであるため、1つのみを考慮すれば十分であ
る。実際、本発明によれば、これら2つの対称位置での
測定を平均操作を行うことにより組み合わせることが提
案される。
つずつが対称であり、2つの対称位置は対になって18
0°の角度能されている。これら2つの対称位置は減衰
曲線が同じであるため、1つのみを考慮すれば十分であ
る。実際、本発明によれば、これら2つの対称位置での
測定を平均操作を行うことにより組み合わせることが提
案される。
平均操作については、第6図を参照して詳しく説明する
。S/N比はするとaだけ向上し、従って全体でW向上
する。
。S/N比はするとaだけ向上し、従って全体でW向上
する。
さらに、例えば直交する2本の軸線に対して対称な形状
のスタンダードを用いる場合には、これら軸線に対して
対称な位置に対応する測定をまとめることができる。こ
の結果、第1の対称性により8にされた16の主要角度
位置は、平均操作を行うことにより新たに2つずつまと
めることができる。すると、主要角度位置を4つにする
ことができる。S/N比は再びaだけ向上し、従って全
体で、閂1向上する。
のスタンダードを用いる場合には、これら軸線に対して
対称な位置に対応する測定をまとめることができる。こ
の結果、第1の対称性により8にされた16の主要角度
位置は、平均操作を行うことにより新たに2つずつまと
めることができる。すると、主要角度位置を4つにする
ことができる。S/N比は再びaだけ向上し、従って全
体で、閂1向上する。
本発明の較正方法の主要な点は以下の通りである。
−円形でないスタンダードを使用する。
−X線源と検出装置の支持用構造体のP個の主要角度位
置と、各主要角度位置のまわりで互いに隣接したn個の
単位位置または視野とに対してN個のチャネルで減衰を
測定する。
置と、各主要角度位置のまわりで互いに隣接したn個の
単位位置または視野とに対してN個のチャネルで減衰を
測定する。
−各チャネルとP個の主要角度位置のそれぞれとに対し
てn個の減衰の平均を計算する。
てn個の減衰の平均を計算する。
−P個の主要角度位置のそれぞれについて1つのチャネ
ルから次のチャネルへと減衰のN個の平均値を滑らかに
して、チャネルの位置の関数として高周波数成分が除去
された減衰応答曲線を得る。
ルから次のチャネルへと減衰のN個の平均値を滑らかに
して、チャネルの位置の関数として高周波数成分が除去
された減衰応答曲線を得る。
主要角度位置の数が偶数で規則的に離して配置されてい
る場合には、180°離れた主要角度位置に対応する測
定の平均値を計算するようにされている。さらに、スタ
ンダードが2本の軸線に対して対称な形状である場合に
は、平均値の計算をこれら軸線に対して対称な位置につ
いて得られた測定に対しても実行する。
る場合には、180°離れた主要角度位置に対応する測
定の平均値を計算するようにされている。さらに、スタ
ンダードが2本の軸線に対して対称な形状である場合に
は、平均値の計算をこれら軸線に対して対称な位置につ
いて得られた測定に対しても実行する。
上記の方法を実行するためには、第6図に機能ダイヤグ
ラムを示したシステムを実現することが提案される。こ
の図面では、1024個の検出器から出力される信号は
エンコード回路50に供給され、このエンコード回路5
0はディジタル値またはディジタルコードを出力する。
ラムを示したシステムを実現することが提案される。こ
の図面では、1024個の検出器から出力される信号は
エンコード回路50に供給され、このエンコード回路5
0はディジタル値またはディジタルコードを出力する。
これらコードを用いて以下に説明するすべての操作を実
行する。これら操作は、適切にプログラムされたコンピ
ュータにより実行することができる。
行する。これら操作は、適切にプログラムされたコンピ
ュータにより実行することができる。
1つの単位位置または視野での1回の測定により得られ
るN個のコードは、対数計算回路51に印加される。こ
の対数値は、回路52において、減衰のないX線を直接
に受けるモニタと呼ばれる検出器が出力する基準対数1
m RE Fから差し引かれる。
るN個のコードは、対数計算回路51に印加される。こ
の対数値は、回路52において、減衰のないX線を直接
に受けるモニタと呼ばれる検出器が出力する基準対数1
m RE Fから差し引かれる。
従って、この差が、空気中の軌跡に対してスタンダード
により導入される減衰の値を与える。異なるN個の値は
それぞれが1つのチャネルに対応して右り、回路53に
おいてスタンダードなしに、すなわち空気中の軌跡に沿
って測定されたN個の減衰の対数値から差し引かれる。
により導入される減衰の値を与える。異なるN個の値は
それぞれが1つのチャネルに対応して右り、回路53に
おいてスタンダードなしに、すなわち空気中の軌跡に沿
って測定されたN個の減衰の対数値から差し引かれる。
これらの値はこの較正方法を実施する前に測定され計算
されており、公知のように、患者に対して測定を行う際
に利用される。このため、これらの値はメモリ54に記
憶される。この第2回目の減算操作により、チャネル間
の差の一部を考慮し、従って1つのチャネルから次のチ
ャネルへとこの差の影響が及ぶことがなくなる。この第
2回目の減算操作により得られるN個の値はメモリ55
に記憶される。このメモリ55は、1つの主要角度位置
のまわりのn個の単位位置で実行されるn回の測定(ま
たは、n個の視野)により得られるN−P・n個のコー
ドを記憶するためのものである。n−N個のコードが、
各チャネルに対して平均を計算するのに平均値計算回路
56において用いられる。N個の平均値のコードはメモ
リ57に記憶される。メモリ55と平均値計算回路56
は、連続した9回の加算演算を実行する加算回路の形態
にすることが苛能であることがわかる。
されており、公知のように、患者に対して測定を行う際
に利用される。このため、これらの値はメモリ54に記
憶される。この第2回目の減算操作により、チャネル間
の差の一部を考慮し、従って1つのチャネルから次のチ
ャネルへとこの差の影響が及ぶことがなくなる。この第
2回目の減算操作により得られるN個の値はメモリ55
に記憶される。このメモリ55は、1つの主要角度位置
のまわりのn個の単位位置で実行されるn回の測定(ま
たは、n個の視野)により得られるN−P・n個のコー
ドを記憶するためのものである。n−N個のコードが、
各チャネルに対して平均を計算するのに平均値計算回路
56において用いられる。N個の平均値のコードはメモ
リ57に記憶される。メモリ55と平均値計算回路56
は、連続した9回の加算演算を実行する加算回路の形態
にすることが苛能であることがわかる。
P個の主要角度位置とスタンダードの対称性の効果を活
かすには複数の方法が考えられる。そのうちの1つは、
対称な4つの主要角度位置について測定を連続した行い
、1つのチャネルに対して10個の値についてではなく
40個の値について平均操作を行うことからなる。これ
は、4ON個のコードを記憶することのできるメモリ5
5が必要とされることを意味する。別の方法は、1つの
主要角度位置につき1つの割合でP個のメモリ57を利
用し、対称な4つの主要角度位置に対応する4つのメモ
リに記憶されている値についての第2回目の平均を行う
ことからなる。
かすには複数の方法が考えられる。そのうちの1つは、
対称な4つの主要角度位置について測定を連続した行い
、1つのチャネルに対して10個の値についてではなく
40個の値について平均操作を行うことからなる。これ
は、4ON個のコードを記憶することのできるメモリ5
5が必要とされることを意味する。別の方法は、1つの
主要角度位置につき1つの割合でP個のメモリ57を利
用し、対称な4つの主要角度位置に対応する4つのメモ
リに記憶されている値についての第2回目の平均を行う
ことからなる。
ノイズを減らし、従ってS/N比を向上させることを主
目的とするこれら平均計算を実行した後、2段階の平滑
操作を実行する。まず最初に、フーリエ変換回路58、
フィルタ回路59、フーリエ逆変換回路60において高
周波数を除去する操作を実行し、多項式近似回路61で
多項式近似操作を行う。
目的とするこれら平均計算を実行した後、2段階の平滑
操作を実行する。まず最初に、フーリエ変換回路58、
フィルタ回路59、フーリエ逆変換回路60において高
周波数を除去する操作を実行し、多項式近似回路61で
多項式近似操作を行う。
高周波数を除去する操作には、まずフーリエ変換回路5
8でフーリエ変換を行ってN個のチャネルについての信
号のスペクトルを獲得し、次に、フィルタ回路59でロ
ウバスフィルタ操作を行って高周波数成分を除去し、最
後に、フーリエ逆変換を行って初期信号ではあるが高周
波数成分のない信号に戻す操作が含まれている。
8でフーリエ変換を行ってN個のチャネルについての信
号のスペクトルを獲得し、次に、フィルタ回路59でロ
ウバスフィルタ操作を行って高周波数成分を除去し、最
後に、フーリエ逆変換を行って初期信号ではあるが高周
波数成分のない信号に戻す操作が含まれている。
回路61での多項式近似操作は、第5図の曲線43.4
4.45の中央部に限定することが可能である。この操
作は、公知の任意の方法または手段を用いて実行される
。この多項式近似の結果はメモリ62に記憶される。こ
のメモリ62は、上記の対称性を考慮したかどうかに従
って滑らかにされた曲線P、P/2またはP/4のディ
ジタル値を記憶することができる。これら曲線は1つず
つ計算される。
4.45の中央部に限定することが可能である。この操
作は、公知の任意の方法または手段を用いて実行される
。この多項式近似の結果はメモリ62に記憶される。こ
のメモリ62は、上記の対称性を考慮したかどうかに従
って滑らかにされた曲線P、P/2またはP/4のディ
ジタル値を記憶することができる。これら曲線は1つず
つ計算される。
P個の主要角度位置についての操作の終わりにメモリ6
2に記憶される値は較正値を構成し、この較正値は、患
者に対する測定の際に測定値から減衰の真の値を計算す
るのに公知のようにして利用される。
2に記憶される値は較正値を構成し、この較正値は、患
者に対する測定の際に測定値から減衰の真の値を計算す
るのに公知のようにして利用される。
メモリ62のこのようにして滑らかにされた各曲線は、
メモリ57の滑らかにされていない曲線に対応している
。同一のチャネルにおけるこれら2つの曲線の間の差を
用いて、偏差の値を計算することができる。従って、同
一のチャネルに対して患者に対する測定値と滑らかにさ
れた値の間の差がこの偏差内である場合には、実際の値
が滑らかにされた曲線の値であることがわかる。この差
がこの偏差を越える場合には、−次式または多項式のタ
イプの内挿計算を実行して、滑らかにされた2本の曲線
の間に含まれる実際の値を決定する必要がある。
メモリ57の滑らかにされていない曲線に対応している
。同一のチャネルにおけるこれら2つの曲線の間の差を
用いて、偏差の値を計算することができる。従って、同
一のチャネルに対して患者に対する測定値と滑らかにさ
れた値の間の差がこの偏差内である場合には、実際の値
が滑らかにされた曲線の値であることがわかる。この差
がこの偏差を越える場合には、−次式または多項式のタ
イプの内挿計算を実行して、滑らかにされた2本の曲線
の間に含まれる実際の値を決定する必要がある。
上記の方法を実行するシステムを機能回路の形態で説明
したが、プログラムによって上記の様々な操作を実行す
るコンピュータの場合にもこのシステムを実現できるこ
とは明らかである。
したが、プログラムによって上記の様々な操作を実行す
るコンピュータの場合にもこのシステムを実現できるこ
とは明らかである。
第1図は、円形スタンダードを用いて較正を行う場合の
X線スキャナの概略図である。 第2図は、検出器またはチャネルの位置ならびにスタン
ダードの直径の関数として表した様々な減衰曲線のグラ
フである。 第3図は、所定のチャネルに対して吸収の軌跡の関数と
して表した減衰の理論曲線と測定曲線のグラフである。 第4図は、本発明の特徴に従って較正を実行する場合の
X線スキャナの原理図である。 第5図は、検出器またはチャネルの位置とX線源の位置
ならびに単一のスタンダードに対する検出器の位置の関
数として表した様々な減衰曲線のグラフである。 第6図は、検出器の出力信号の処理システムの機能ブロ
ックダイヤグラムである。 (主な参照番号) 10.30・・X線源、 11.31・・検出装置
、12.35・・検出器(チャネル)、 13.34・・制御装置、 14.36・・電子装置
、15.16.17・・シム、 32・・スタンダー
ド、50・・エンコード回路、 51・・対数計算回路
、52.53・・減算回路、 54.55.57.62・・メモリ、 56・・平均値計算回路、 58・・フーリエ変換回路、 59・・フィルタ回路、 60・・フーリエ逆変換回路、 61・・多項式近似回路 特許出願人 ジェネラル エレクトリックセージニー
エール ニス、アー。
X線スキャナの概略図である。 第2図は、検出器またはチャネルの位置ならびにスタン
ダードの直径の関数として表した様々な減衰曲線のグラ
フである。 第3図は、所定のチャネルに対して吸収の軌跡の関数と
して表した減衰の理論曲線と測定曲線のグラフである。 第4図は、本発明の特徴に従って較正を実行する場合の
X線スキャナの原理図である。 第5図は、検出器またはチャネルの位置とX線源の位置
ならびに単一のスタンダードに対する検出器の位置の関
数として表した様々な減衰曲線のグラフである。 第6図は、検出器の出力信号の処理システムの機能ブロ
ックダイヤグラムである。 (主な参照番号) 10.30・・X線源、 11.31・・検出装置
、12.35・・検出器(チャネル)、 13.34・・制御装置、 14.36・・電子装置
、15.16.17・・シム、 32・・スタンダー
ド、50・・エンコード回路、 51・・対数計算回路
、52.53・・減算回路、 54.55.57.62・・メモリ、 56・・平均値計算回路、 58・・フーリエ変換回路、 59・・フィルタ回路、 60・・フーリエ逆変換回路、 61・・多項式近似回路 特許出願人 ジェネラル エレクトリックセージニー
エール ニス、アー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)円形でない形状の単一のスタンダードを用いてX
線源とNチャネル検出装置を備えるX線スキャナを較正
する方法であって、 a)スタンダードをX線源と検出装置の間に設置し、 b)回転構造体のP個の主要角度位置と、各主要角度位
置のまわりで互いに隣接したn個の単位位置または視野
とに対して上記検出装置のN個のチャネルで減衰を測定
し、 c)各チャネルとP個の主要角度位置のそれぞれとに対
してn個の減衰の平均を計算し、d)P個の主要角度位
置のそれぞれについて1つのチャネルから次のチャネル
へと減衰のN個の平均値を滑らかにして、チャネルの位
置の関数として高周波数成分が除去された減衰応答曲線
を得る操作を含み、 このようにして得られた応答曲線は、N個のチャネルの
それぞれの位置の関数としてスタンダードにより導入さ
れた減衰の変化の実際の曲線であることを特徴とする較
正方法。 (2)上記平滑操作がフィルタ操作を含むことを特徴と
する請求項1に記載の較正方法。(3)上記平滑操作が
、上記フィルタ操作により得られた曲線に対して実行さ
れる多項式近似操作をさらに含むことを特徴とする請求
項2に記載の較正方法。 (4)上記フィルタ操作が、P個の主要角度位置のうち
の1つに対応するN個の平均値のフーリエ変換を実行し
、得られた信号をフィルタして高周波数成分を除去し、
次にフーリエ逆変換を実行することを特徴とする請求項
2または3に記載の較正方法。 (5)P個の主要角度位置が偶数であり、回転の中心に
対して各対が対称になるように選択されており、対称な
単位位置に対応する減衰の値が平均されることを特徴と
する請求項1に記載の較正方法。 (6)上記スタンダードは形状が2本の軸線に対して対
称であり、このスタンダードのこれら軸線に対する対称
位置に対応する減衰の値が平均されることを特徴とする
請求項1に記載の較正方法。 (7)請求項1に記載の較正方法を実施するためのシス
テムであって、 −N個の検出器から出力されるN個の信号の対数を計算
する第1の手段と、 −スタンダードによって導入される減衰を各チャネルに
対して計算する第2の手段と、 −所定の1つの主要角度位置に対して測定されたn個の
減衰の平均値を各チャネルに対して計算する第3の手段
と、 −1つの主要角度位置に対応するN個の減衰の平均のフ
ーリエ変換を計算する第4の手段と、 −このフーリエ変換により得られるスペクトルから高周
波数成分を除去する第5の手段と、 −このスペクトルの低周波数成分のフーリエ逆変換を計
算する第6の手段と、 −このフーリエ逆変換により得られる曲線の多項式近似
を計算する第7の手段と、 −1つの主要角度位置に関する各応答曲線の多項式近似
を表す値を記憶する手段と を備えることを特徴とするシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR883583 | 1988-03-25 | ||
FR8803583A FR2629214A1 (fr) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | Procede et systeme d'etalonnage d'un scanner a rayons x en utilisant un seul etalon non circulaire |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01316682A true JPH01316682A (ja) | 1989-12-21 |
JP2753516B2 JP2753516B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=9364422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1074791A Expired - Fee Related JP2753516B2 (ja) | 1988-03-25 | 1989-03-27 | 非円形の単一のスタンダートを用いたx線スキャナの較正方法とシステム |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5095431A (ja) |
EP (1) | EP0334762B1 (ja) |
JP (1) | JP2753516B2 (ja) |
DE (1) | DE68900195D1 (ja) |
ES (1) | ES2024715B3 (ja) |
FR (1) | FR2629214A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005011502A1 (ja) * | 2003-07-30 | 2005-02-10 | Hitachi Medical Corporation | 放射線断層撮影装置 |
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US5279297A (en) * | 1991-09-20 | 1994-01-18 | Trustees Of The University Of Pennsylvania | Method and apparatus for oxygen mapping |
FR2705785B1 (fr) * | 1993-05-28 | 1995-08-25 | Schlumberger Ind Sa | Procédé pour déterminer la fonction d'atténuation d'un objet par rapport à la transmission d'une épaisseur de référence d'un matériau de référence et dispositif pour la mise en Óoeuvre du procédé. |
US5416816A (en) * | 1994-01-27 | 1995-05-16 | Boston Test Tool Company | Calibration template for computed radiography |
FR2740561B1 (fr) * | 1995-10-27 | 1997-12-19 | Inst Francais Du Petrole | Methode pour evaluer la variation d'intensite d'un rayonnement polychromatique ayant un spectre de frequence connu, apres traversee d'un corps absorbant |
US6400468B1 (en) * | 1998-03-31 | 2002-06-04 | International Business Machines Corporation | Smoothing calibration files to improve reproduction of digitized images |
US6259112B1 (en) | 1998-10-28 | 2001-07-10 | Lumisys, Inc. | Apparatus and method for determining imaging quality in a computed radiography system |
US6148057A (en) * | 1998-11-02 | 2000-11-14 | Analogic Corporation | Apparatus and method for calibrating detectors in a computed tomography scanner |
DE10202732A1 (de) * | 2002-01-24 | 2003-08-07 | Fraunhofer Ges Forschung | Vorrichtung und Verfahren zum Erstellen einer Korrekturkennlinie für eine Reduktion von Artefakten bei einer Tomographie |
DE10224315B4 (de) * | 2002-05-31 | 2007-11-15 | Siemens Ag | Verfahren zum Bestimmung von Korrektur-Koeffizienten für Detektorkanäle eines Computertomographen |
JP4142482B2 (ja) * | 2003-04-04 | 2008-09-03 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | X線ct装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1430088A (en) * | 1972-05-17 | 1976-03-31 | Emi Ltd | Radiography |
NL7710052A (nl) * | 1977-09-14 | 1979-03-16 | Philips Nv | Inrichting voor computer-tomografie. |
JPS5594241A (en) * | 1979-01-11 | 1980-07-17 | Hitachi Medical Corp | Xxray transverse layer device |
US4331869A (en) * | 1980-06-23 | 1982-05-25 | Capintec, Inc. | Dynamic cardiac quality assurance phantom system and method |
US4400827A (en) * | 1981-11-13 | 1983-08-23 | Spears James R | Method and apparatus for calibrating rapid sequence radiography |
NL8204086A (nl) * | 1982-10-22 | 1984-05-16 | Philips Nv | Werkwijze en inrichting voor het bepalen van een stralingsverzwakkingsverdeling in een vlak van een lichaam. |
US4672650A (en) * | 1984-02-16 | 1987-06-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Tomographic testing apparatus |
DE3412303A1 (de) * | 1984-04-03 | 1985-10-03 | Otto Dipl.-Ing. 7997 Immenstaad Altmann | Referenzkoerper |
CA1262780A (en) * | 1985-08-21 | 1989-11-07 | Wayne G. Roberge | Method for producing tomographic images using direct fourier inversion |
JPH0799539B2 (ja) * | 1985-09-30 | 1995-10-25 | ジーイー横河メディカルシステム株式会社 | 放射線断層撮影装置 |
US4663772A (en) * | 1985-09-30 | 1987-05-05 | Picker International, Inc. | Bone mineral analysis phantom |
US4873707A (en) * | 1987-09-11 | 1989-10-10 | Brigham & Women's Hospital | X-ray tomography phantoms, method and system |
-
1988
- 1988-03-25 FR FR8803583A patent/FR2629214A1/fr not_active Withdrawn
-
1989
- 1989-03-16 US US07/324,545 patent/US5095431A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-23 EP EP89400824A patent/EP0334762B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-23 DE DE8989400824T patent/DE68900195D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-03-23 ES ES89400824T patent/ES2024715B3/es not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-27 JP JP1074791A patent/JP2753516B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|---|
WO2005011502A1 (ja) * | 2003-07-30 | 2005-02-10 | Hitachi Medical Corporation | 放射線断層撮影装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0334762A1 (fr) | 1989-09-27 |
DE68900195D1 (de) | 1991-09-19 |
US5095431A (en) | 1992-03-10 |
EP0334762B1 (fr) | 1991-08-14 |
ES2024715B3 (es) | 1992-03-01 |
JP2753516B2 (ja) | 1998-05-20 |
FR2629214A1 (fr) | 1989-09-29 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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