JPH01316415A - ポリゴンミラーを用いたレーザ熱処理装置及び方法 - Google Patents
ポリゴンミラーを用いたレーザ熱処理装置及び方法Info
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- JPH01316415A JPH01316415A JP63148342A JP14834288A JPH01316415A JP H01316415 A JPH01316415 A JP H01316415A JP 63148342 A JP63148342 A JP 63148342A JP 14834288 A JP14834288 A JP 14834288A JP H01316415 A JPH01316415 A JP H01316415A
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 30
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 7
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/02—Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
- B23K26/06—Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing
- B23K26/0604—Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing by a combination of beams
- B23K26/0608—Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing by a combination of beams in the same heat affected zone [HAZ]
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はレーザによる鋼材の熱処理加工の方法と装置に
関する。
関する。
[従来の技術]
従来の、ポリゴンミラーを用いたレーザ熱処理加工に於
いては、−個のポリゴンミラーを用いて、ビームをスキ
ャンさせる事により、被加工物の処理を行っていた。ま
た、面処理する場合には、被加工物を、ビームのスキャ
ンと同時に、スキャンの方向と垂直に移動させる事によ
り行っていた。
いては、−個のポリゴンミラーを用いて、ビームをスキ
ャンさせる事により、被加工物の処理を行っていた。ま
た、面処理する場合には、被加工物を、ビームのスキャ
ンと同時に、スキャンの方向と垂直に移動させる事によ
り行っていた。
[発明か解決しようとする課題]
従来の、ポリゴンミラーを用いたレーザ加工に於いては
、一つのビームのスキャンにより、熱処理を行っていた
。この場合、被加工物は、レーザによる熱処理の特徴で
ある、急加熱、急冷却加工されていた。このため、鋼材
の−様な加熱による、表面温度の設定と設定温度の保持
が困難である。また、一つのビームのスキャンにより、
被加工物を面処理する場合、たとえば焼入れ処理を例に
とると、第2図で示されるとおり、すでに熱処理された
部分の直近を、次のスキャンビームか通過し熱処理する
。このため、すてに急加熱、急冷却によって熱処理され
高硬度となった周辺部分か再び熱影響を受は硬度値が低
下し、熱影響を受けない部分と硬度差が生し処理にむら
がてきる欠点かあった。
、一つのビームのスキャンにより、熱処理を行っていた
。この場合、被加工物は、レーザによる熱処理の特徴で
ある、急加熱、急冷却加工されていた。このため、鋼材
の−様な加熱による、表面温度の設定と設定温度の保持
が困難である。また、一つのビームのスキャンにより、
被加工物を面処理する場合、たとえば焼入れ処理を例に
とると、第2図で示されるとおり、すでに熱処理された
部分の直近を、次のスキャンビームか通過し熱処理する
。このため、すてに急加熱、急冷却によって熱処理され
高硬度となった周辺部分か再び熱影響を受は硬度値が低
下し、熱影響を受けない部分と硬度差が生し処理にむら
がてきる欠点かあった。
ポリゴンミラーを用いたレーザビーム加工方法としては
特開昭62−1:l:189号公報に記載されたスクラ
ッチ加工装置があるが、これは均一て高速加工するため
に、同時に数ケ所を照射するためのものてあって、上記
欠点は防止できない。
特開昭62−1:l:189号公報に記載されたスクラ
ッチ加工装置があるが、これは均一て高速加工するため
に、同時に数ケ所を照射するためのものてあって、上記
欠点は防止できない。
本発明は以上の事情を鑑みてなされたものであり、−様
な加熱により加工温度の設定と設定温度の維持ができ、
また処理にむらのない熱処理の可能な装置と方法を提供
する事を目的とする。
な加熱により加工温度の設定と設定温度の維持ができ、
また処理にむらのない熱処理の可能な装置と方法を提供
する事を目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明の要旨は、レーザ本体とレーザビームを反射し、
スキャンするためのポリゴンミラーからなるレーザによ
る鋼材の加工装置において、レーザビームを複数本に分
割する光学系と、前記分岐光学系から分割された複数本
のビームの方向をそれぞれ調整して反射する複数個のベ
ンゾインタミラーと、分割し反射されたビーム数に対応
した段数て毛ねられ、かつ表面ミラーの角度をお互いに
ずらして同軸て回転するポリゴンミラーと、レーザビー
ムのスキャン方向と直角方向に上記加工物を移動する移
動機構を備えたことを特徴とするレーザ熱処理装置と、 ポリゴンミラーを用いてレーザビームを鋼材表面上にス
キャンさせながら行う鋼材の加工方法に於て、レーザビ
ームを複数本に分割し、各ビームの反射角度をベンディ
ングミラーて調整し、多段ポリゴンミラーの各段のミラ
ー面に反射させ、複数ビームで鋼材表面を照射すること
を特徴とするレーザ熱処理方法と、 ポリゴンミラーを用いてレーザビームを鋼材表面トにス
キャンさせながら行う鋼材の加工方法に於て、レーザビ
ームを複数本に分割し、各ビームの反射角度をベンゾイ
ンタミラーて調整し、多段ポリゴンミラーの各段のミラ
ー面に反射させ、複数ビームを鋼材表面の同一スキャン
上に振り分けて照射する其を特徴とするレーザ熱処理方
法と、ポリゴンミラーを用いたレーザビームを鋼材表面
上にスキャンさせなから行う鋼材の加工方法に於て、レ
ーザビームを複数本に分割し、各ビームの反射角度をベ
ンゾインクミラーで調整し、多段ポリゴンミラーの各段
のミラー面に反射させ、複数ビームをスキャン方向に対
して角度を持たせて振り分けて照射する事を特徴とする
レーザ熱処理方法とにある。
スキャンするためのポリゴンミラーからなるレーザによ
る鋼材の加工装置において、レーザビームを複数本に分
割する光学系と、前記分岐光学系から分割された複数本
のビームの方向をそれぞれ調整して反射する複数個のベ
ンゾインタミラーと、分割し反射されたビーム数に対応
した段数て毛ねられ、かつ表面ミラーの角度をお互いに
ずらして同軸て回転するポリゴンミラーと、レーザビー
ムのスキャン方向と直角方向に上記加工物を移動する移
動機構を備えたことを特徴とするレーザ熱処理装置と、 ポリゴンミラーを用いてレーザビームを鋼材表面上にス
キャンさせながら行う鋼材の加工方法に於て、レーザビ
ームを複数本に分割し、各ビームの反射角度をベンディ
ングミラーて調整し、多段ポリゴンミラーの各段のミラ
ー面に反射させ、複数ビームで鋼材表面を照射すること
を特徴とするレーザ熱処理方法と、 ポリゴンミラーを用いてレーザビームを鋼材表面トにス
キャンさせながら行う鋼材の加工方法に於て、レーザビ
ームを複数本に分割し、各ビームの反射角度をベンゾイ
ンタミラーて調整し、多段ポリゴンミラーの各段のミラ
ー面に反射させ、複数ビームを鋼材表面の同一スキャン
上に振り分けて照射する其を特徴とするレーザ熱処理方
法と、ポリゴンミラーを用いたレーザビームを鋼材表面
上にスキャンさせなから行う鋼材の加工方法に於て、レ
ーザビームを複数本に分割し、各ビームの反射角度をベ
ンゾインクミラーで調整し、多段ポリゴンミラーの各段
のミラー面に反射させ、複数ビームをスキャン方向に対
して角度を持たせて振り分けて照射する事を特徴とする
レーザ熱処理方法とにある。
[作用]
以下に本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の装器の構成を示した模式図である。本
発明は第1図で示される通り、レーザ本体lから出射さ
れたレーザビーム3を複数のレーザビームに分割する分
岐光学系2.各々のレーザビームの方向を調整する複数
のベンディングミラー14とその角度調整器4、複数の
レーザビームを各114J、光するレンズ5、上記集光
レンズ5からの上記レーザビームを各々反射し被加工物
9の表面に上記レーザビームを照射する同軸の複数のポ
リゴンミラー6、上記複数のポリゴンミラーを回転する
回転駆動機構、及び上記ポリゴンミラーの回転によって
上記レーザビームかスキャンされる方向と直角方向に上
記被加工物を移動する移動機構によって構成される。
発明は第1図で示される通り、レーザ本体lから出射さ
れたレーザビーム3を複数のレーザビームに分割する分
岐光学系2.各々のレーザビームの方向を調整する複数
のベンディングミラー14とその角度調整器4、複数の
レーザビームを各114J、光するレンズ5、上記集光
レンズ5からの上記レーザビームを各々反射し被加工物
9の表面に上記レーザビームを照射する同軸の複数のポ
リゴンミラー6、上記複数のポリゴンミラーを回転する
回転駆動機構、及び上記ポリゴンミラーの回転によって
上記レーザビームかスキャンされる方向と直角方向に上
記被加工物を移動する移動機構によって構成される。
上記ポリゴンミラー6の回転駆動機構としては1回転数
制御の可能なコントローラ8を備えたモータ7か、又被
加工物の移動機構としては、コントローラ1】付きのX
−Y−ZテーブルlOか一例として挙げられる。尚、
12はスキャンの遅れ、13はスキャンの行路を示す。
制御の可能なコントローラ8を備えたモータ7か、又被
加工物の移動機構としては、コントローラ1】付きのX
−Y−ZテーブルlOか一例として挙げられる。尚、
12はスキャンの遅れ、13はスキャンの行路を示す。
この装置においてレーザ本体lより射出したレーザビー
ム3を分岐光学系2を用いて複数のレーザビームに分割
し、各々のレーザビームの角度を目標とするポリゴンミ
ラーに入射し反射させて、被加工物の目標個所を照射で
きるよう、ベンディングミラー14の角度調節器4によ
り調整し、集光レンズ5をとおし複数個のポリゴンミラ
ー6に各々を導く。ここでポリゴンミラーの軸方向まわ
りの角度に、第7図に示すように差(遅れ角)0を付け
る。この結果、ポリゴンミラーの反射光は、ある一定の
遅れを保ちつつ、スキャンの同一の行路をたどる複数の
レーザビームとなって、被加工物に照射される。この結
果、被加工物上ではビームは第8図の(e)から順に(
h)となり、被加工物上の温度は(a)〜(d)となる
。この時、ビームの数、各々のビームのパワー、遅れを
変化させる事により、被加工物を順次加熱し、ポリゴン
ミラーの設定角と、回転数の制御によって、必要な温度
領域に、必要な時間だけ保持する事ができる。したがっ
て−本のレーザビームのみで処理される時のような急加
熱急冷却はなく、鋼材表面の熱処理後の冷却速度を任意
に制御する事ができる。なお、被加工物は、ビームのス
キャンと同時に、スキャンの方向と垂直方向に動かす。
ム3を分岐光学系2を用いて複数のレーザビームに分割
し、各々のレーザビームの角度を目標とするポリゴンミ
ラーに入射し反射させて、被加工物の目標個所を照射で
きるよう、ベンディングミラー14の角度調節器4によ
り調整し、集光レンズ5をとおし複数個のポリゴンミラ
ー6に各々を導く。ここでポリゴンミラーの軸方向まわ
りの角度に、第7図に示すように差(遅れ角)0を付け
る。この結果、ポリゴンミラーの反射光は、ある一定の
遅れを保ちつつ、スキャンの同一の行路をたどる複数の
レーザビームとなって、被加工物に照射される。この結
果、被加工物上ではビームは第8図の(e)から順に(
h)となり、被加工物上の温度は(a)〜(d)となる
。この時、ビームの数、各々のビームのパワー、遅れを
変化させる事により、被加工物を順次加熱し、ポリゴン
ミラーの設定角と、回転数の制御によって、必要な温度
領域に、必要な時間だけ保持する事ができる。したがっ
て−本のレーザビームのみで処理される時のような急加
熱急冷却はなく、鋼材表面の熱処理後の冷却速度を任意
に制御する事ができる。なお、被加工物は、ビームのス
キャンと同時に、スキャンの方向と垂直方向に動かす。
また、この装置を用いて、各17のビームを、先頭のビ
ームがスキャンしている行路と、先頭のビームが熱影響
を与える領域に、後熱のためスキャン方向に角度をもた
せて振り分け、先頭ビームか熱影響を与える領域を、保
温する。その後、先頭ビームの熱影響か、無くなった部
分から、随時処理を終えて行く。この結果被加工物の温
度を、必要とされた温度条件に、合わせる事が可能とな
り、再加熱による処理むらを無くす事も可能となる。
ームがスキャンしている行路と、先頭のビームが熱影響
を与える領域に、後熱のためスキャン方向に角度をもた
せて振り分け、先頭ビームか熱影響を与える領域を、保
温する。その後、先頭ビームの熱影響か、無くなった部
分から、随時処理を終えて行く。この結果被加工物の温
度を、必要とされた温度条件に、合わせる事が可能とな
り、再加熱による処理むらを無くす事も可能となる。
[実施例]
実施例1
第1表に示す成分を有する板厚1.4mmの熱処理強化
型鋼板の熱処理を行った。この時三枚のポリゴンミラー
を用いた。ポリゴンミラーは、鋼製で六角柱、80霞−
φ、−片か20IImのミラー面を持つ物を用いた。ポ
リゴンミラーの回転数は、0.5rpm 、角度差0を
9.2度とした。使用レーザは。
型鋼板の熱処理を行った。この時三枚のポリゴンミラー
を用いた。ポリゴンミラーは、鋼製で六角柱、80霞−
φ、−片か20IImのミラー面を持つ物を用いた。ポ
リゴンミラーの回転数は、0.5rpm 、角度差0を
9.2度とした。使用レーザは。
2 kWi酸ガスレーザで、ビームをビームスプリッダ
−によって、三つに分割した。各々のパワーは、先ff
iカラ1.5kW 、 0.25kW、 0.25kW
とした。集光レンズとして、焦点距離が1100hの物
を用いた。スキャンの長さは、:100mm 、幅は2
mm、速さは、30++n/sec、各々のビームの
遅れは、]Oh+sとした。この時被加工物の、−点に
於ける温度は、第5図におけるΔ点を結んだ曲線となり
、ビッカース硬さは、第6図となった。この結果、従来
の方法より、本発明による方法か、優れている事が解る
。
−によって、三つに分割した。各々のパワーは、先ff
iカラ1.5kW 、 0.25kW、 0.25kW
とした。集光レンズとして、焦点距離が1100hの物
を用いた。スキャンの長さは、:100mm 、幅は2
mm、速さは、30++n/sec、各々のビームの
遅れは、]Oh+sとした。この時被加工物の、−点に
於ける温度は、第5図におけるΔ点を結んだ曲線となり
、ビッカース硬さは、第6図となった。この結果、従来
の方法より、本発明による方法か、優れている事が解る
。
実施例2
板厚3.2smの炭素鋼545Cに、三枚のポリゴンミ
ラーを用い、zk町z酸ガスレーザで1面処理を行った
。ポリゴンミラーは、銅製で六角柱、80層燻φ、−・
片が20m−のミラー面を持つ物を用いた。
ラーを用い、zk町z酸ガスレーザで1面処理を行った
。ポリゴンミラーは、銅製で六角柱、80層燻φ、−・
片が20m−のミラー面を持つ物を用いた。
ポリゴンミラーの回転数は、 0.5 rps 、角度
差0を4.2度とした。ビームスプリッタ−により。
差0を4.2度とした。ビームスプリッタ−により。
ビームを三つに分割し、各々のパワーをl kW、0.
5kW 、 0.5kWとした。レンズは、1000■
■の焦点距離の物を用いた。スキャンの長さは300m
m 、幅は2mm、速さは、30■麿/see、各々の
ビーム遅れは350mm (スキャンの行路−本と5
0■■の遅れ)とし、スキャン方向に直角方向には12
mm/seeとした。この時の、スキャンに垂直方向の
、ビッカース硬さの分布は、第4図に示すようになった
。この結果、第3図に示す従来の一つのポリゴンミラー
による処理の硬度分布と比べて、処理むらが、改善され
た事か解る。
5kW 、 0.5kWとした。レンズは、1000■
■の焦点距離の物を用いた。スキャンの長さは300m
m 、幅は2mm、速さは、30■麿/see、各々の
ビーム遅れは350mm (スキャンの行路−本と5
0■■の遅れ)とし、スキャン方向に直角方向には12
mm/seeとした。この時の、スキャンに垂直方向の
、ビッカース硬さの分布は、第4図に示すようになった
。この結果、第3図に示す従来の一つのポリゴンミラー
による処理の硬度分布と比べて、処理むらが、改善され
た事か解る。
[発明の効果]
実施例でも示した通り1本発明によれば、レーザを用い
た入熱加工に於て、必要な温度条件に、必要な時間、被
加工物を維持する事が可能となった。また、−個のポリ
ゴンミラーを用いた熱処理系の問題点でもあった。スキ
ャン方向に垂直な方向での処理むらも改善する事が可能
となった。
た入熱加工に於て、必要な温度条件に、必要な時間、被
加工物を維持する事が可能となった。また、−個のポリ
ゴンミラーを用いた熱処理系の問題点でもあった。スキ
ャン方向に垂直な方向での処理むらも改善する事が可能
となった。
第1図は本発明の構成の一例を示す模式図、第2図はス
キャンの概念図、第3図は従来のポリゴンミラーを用い
た熱処理装置による焼入れ後の被加工物の硬度値のグラ
フ、第4図は本発明の装置による焼入後の被加工物の硬
度値のグラフ、第5図は被加工物の定点における温度の
プロフィール、第6図は加工後の硬度のグラフ、第7図
はポリゴンミラーの設定の概念図、第8図は加工物上の
ビームの位置と温度分布の概念図である。 1・・・レーザ本体、2・・・分岐光学系、3・・・レ
ーザビーム、4・・・角度調整器、5・・・レンズ、6
・・・ポリゴンミラー、7・・・モータ、8・・・コン
トローラ、9・・・被加工物、lO・・・X−Y−Zテ
ーブル、11・・・コントローラ、12・・・スキャン
の遅れ、13・・・スキャンの行路、14・・・ベンデ
ィングミラー。
キャンの概念図、第3図は従来のポリゴンミラーを用い
た熱処理装置による焼入れ後の被加工物の硬度値のグラ
フ、第4図は本発明の装置による焼入後の被加工物の硬
度値のグラフ、第5図は被加工物の定点における温度の
プロフィール、第6図は加工後の硬度のグラフ、第7図
はポリゴンミラーの設定の概念図、第8図は加工物上の
ビームの位置と温度分布の概念図である。 1・・・レーザ本体、2・・・分岐光学系、3・・・レ
ーザビーム、4・・・角度調整器、5・・・レンズ、6
・・・ポリゴンミラー、7・・・モータ、8・・・コン
トローラ、9・・・被加工物、lO・・・X−Y−Zテ
ーブル、11・・・コントローラ、12・・・スキャン
の遅れ、13・・・スキャンの行路、14・・・ベンデ
ィングミラー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、レーザ本体とレーザビームを反射し、スキャンする
ためのポリゴンミラーからなるレーザによる鋼材の加工
装置において、レーザビームを複数本に分割する光学系
と、前記分岐光学系から分割された複数本のビームの方
向をそれぞれ調整して反射する複数個のベンディングミ
ラーと、分割されたレーザビームを集光するためのレン
ズと、分割し反射されたビーム数に対応した段数で重ね
られ、かつポリゴンミラーの反射面の角度をお互いにず
らした、同軸で回転するポリゴンミラーと、レーザビー
ムのスキャン方向と直角方向に上記加工物を移動する移
動機構を備えたことを特徴とするポリゴンミラーを用い
たレーザ熱処理装置。 2、ポリゴンミラーを用いてレーザビームを鋼材表面上
にスキャンさせながら行う鋼材の加工方法に於て、レー
ザビームを複数本に分割し、各ビームの反射角度をベン
ディングミラーで調整し、多段ポリゴンミラーの各段の
ミラー面に反射させ、複数ビームで鋼材表面を照射する
ことを特徴とするポリゴンミラーを用いたレーザ熱処理
方法。 3、ポリゴンミラーを用いてレーザビームを鋼材表面上
にスキャンさせながら行う鋼材の加工方法に於て、レー
ザビームを複数本に分割し、各ビームの反射角度をベン
ディングミラーで調整し、多段ポリゴンミラーの各段の
ミラー面に反射させ、複数ビームを鋼材表面の同一スキ
ャン上に振り分けて照射する事を特徴とするポリゴンミ
ラーを用いたレーザ熱処理方法。 4、ポリゴンミラーを用いたレーザビームを鋼材表面上
にスキャンさせながら行う鋼材の加工方法に於て、レー
ザビームを複数本に分割し、各ビームの反射角度をベン
ディングミラーで調整し、多段ポリゴンミラーの各段の
ミラー面に反射させ、複数ビームをスキャン方向に対し
て角度を持たせて振り分けて照射する事を特徴とするポ
リゴンミラーを用いたレーザ熱処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63148342A JPH01316415A (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | ポリゴンミラーを用いたレーザ熱処理装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63148342A JPH01316415A (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | ポリゴンミラーを用いたレーザ熱処理装置及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01316415A true JPH01316415A (ja) | 1989-12-21 |
JPH0557329B2 JPH0557329B2 (ja) | 1993-08-23 |
Family
ID=15450626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63148342A Granted JPH01316415A (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | ポリゴンミラーを用いたレーザ熱処理装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01316415A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05107186A (ja) * | 1991-04-10 | 1993-04-27 | Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp | 固体発光分光分析装置 |
WO2003039803A3 (de) * | 2001-11-07 | 2003-11-27 | Mlt Micro Laser Technology Gmb | Vorrichtung zur substratbehandlung mittels laserstrahlung |
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