JPH01316084A - ビデオカメラ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。

Ａ産業上の利用分野 Ｂ発明の概要 Ｃ従来の技術（第１２図及び第１３図）Ｄ発明が解決し
ようとする問題点（第１２図及び第１３図） Ｅ問題点を解決するための手段 Ｆ作用 Ｇ実施例 （Ｇ１）第１実施例（第１図） （Ｇ２）第２実施例（第２図） （Ｇ３）第３実施例（第３図） （Ｇ４）第４実施例（第４図） （Ｇ５）第５実施例（第５図） （Ｇ６）第６実施例（第６図） （Ｇ７）レンズ識別部の具体構成 Ｈ発明の効果 Ａ産業上の利用分野 本発明はビデオカメラシステムに関し、特に交換レンズ
を使用するビデオカメラの自動ホワイトバランス調整回
路部に適用するものである。

Ｂ発明の概要 本発明は、ビデオカメラシステムにおいて、交換レンズ
の装着時当該交換レンズに固有の補正データによってホ
ワイトバランスを自動的に調整することにより、装着さ
れた交換レンズに最適なホワイトバランスの補正をする
ことができる。

Ｃ従来の技術 従来この種のビデオカメラシステムにおいては第１に、
第１２図に示すように、撮影レンズ系２、撮像素子１（
例えばＣＣＤ　（ｃｈａｒｇｅ　ｃｏｕｐｌｅｄ　ｄｅ
ｖｉ　ｃｅ）でなる）、増幅回路３及び信号処理回路４
でなる撮像系によって白い被写体を撮像して色信号を得
た状態において、当該色信号に含まれるホワイトバラン
ス誤差をフィードバックループを構成するホワイトバラ
ンス調整回路７（以下閉ループ型のホワイトバランス調
整回路と呼ぶ）によって補正するようにしたものがある
。

この閉ループ型のホワイトバランス調整回路７を有する
ビデオカメラシステム１０においては、撮像素子１が撮
影レンズ系２を介して受けた入射光ＬＡＩを映像信号Ｓ
ｖに変換して増幅回路３を介して信号処理回路４に与え
る。信号処理回路４は映像信号Ｓｖを赤色信号Ｓ１、緑
色信号Ｓ、及び青色信号Ｓｓに分離した後、　これをそ
れぞれ増幅回路５Ａ、５Ｂ及び５Ｃを介して出力色信号
５ＲＯ１Ｓ　ｃｏ、ｓｎｏとしてマトリクス回路６に送
出する。

マトリクス回路６ば、出力色信号５ＲＯ２ＳＯａ、３１
１０を輝度信号Ｓ７及び色差信号３１１１−Ｙ　、５Ｂ
−ｙに変換して記録系（図示せず）に送出する。

ここでホワイトバランス調整回路ＩＢ７ば出力色信号Ｓ
ｎｏ及びＳＣＯを演算増幅回路７Ａに受けることにより
赤色補正信号Ｓ。Ｒを得てこれを内部メモリＭ１を介し
て増幅回路５Ａに利得制御信号として与えると共に、出
力色信号ＳＧＱ及びＳＢＯを演算増幅回路７Ｂに受けて
青色補正信号ＳＣＩ＋を得てこれを内部メモリＭ２を介
して増幅回路５Ｃに利得制御信号として与え、かくして
赤色信号ＳＲ及び青色信号ＳＲに基づいて出力色信号Ｓ
ＲＯ及びＳ、。をフィードバック制御するようになされ
ている。

第１２図の閉ループ型のホワイトバランス調整回路７を
有するビデオカメラシステム１０において、撮影者は撮
影レンズ系２によって例えばいわゆるホワイトレンズキ
ャップや、白い紙等の白い被写体を撮影することにより
信号処理回路４から得た赤色信号ＳＲ１緑色信号Ｓ、及
び青色信号ＳＨに基づいて増幅回路５Ａ、５Ｂ、及び５
Ｃから得られる出力色信号Ｓ　ＲＯ％　Ｓ　ｃｏ及びＳ
Ｉ！。のホワイトバランスに誤差があるとき、ホワイト
バランス調整回路７はその誤差を打ち消すような赤色補
正信号ＳＣＲ及び青色補正信号Ｓ。Ｂを形成して内部メ
モリＭ１及びＭ２に格納すると共に、当該内部メモリＭ
１及びＭ２に格納された赤色及び青色補正信号ＳＣＵ及
びＳｅｌ＋を必要に応じて読み出して増幅回路５Ａ及び
５Ｃの利得を制御できるようになされている。

かくして予めホワイトバランスの調整をした後、撮影者
が任意の被写体を撮影する際に、　ホワイトバランス調
整回路４は内部メモリＭ１及びＭ２に格納されている赤
色及び青色補正信号５ＣＩＩ及び５ＣＩＩを用いて赤色
及び青色信号ＳＲ及びＳ！ｌを補正することにより、ホ
ワイトバランスがとれた出力色信号５ＩＬＯ％　３００
％　ＳＢＯを生じさせる。

また従来のビデオカメラシステムとして第２に、第１３
図に示すように、外部センサ１１及び利得制御回路部１
２で構成される補正信号形成回路を撮像系とは別個に設
け、白色拡散板１４を通った白色光に基づいて補正信号
ＳＴＲ及び５ＴＩｌを形成し、この補正信号Ｓ７Ｒ及び
ＳＴＢによって撮像系から得た色信号のホワイトバラン
ス誤差を補正するようにしたホワイトバランス調整回路
１３（以下開ループ型のホワイトバランス調整回路と呼
ぶ）を設けだものがある。

当該開ループ型のホワイトバランス調整回路１３を有す
る第１３図の従来のビデオカメラシステム２０において
は、撮影レンズ系２、撮像素子１、増幅回路３及び信号
処理回路４でなる撮像系に対して、白色拡散板１４及び
ホワイトバランス調整回路１３でホワイトバランス調整
系を形成する。

ホワイトバランス調整回路１３は、ビデオカメラとは別
個に設けられた白色拡散板１４を通じて拡散された白色
光を赤色成分センサ部１１Ｒ１緑色成分センサ部１１Ｇ
及び青色成分センサ部１１Ｂに受光し゛て赤色検出信号
５ＷＲ１緑色検出信号Ｓｗｉ、及び青色検出信号３１１
１１に変換して利得制御回路部１２に与える。

利得制御回路部１２はそれぞれ演算増幅器１５Ａ及び１
５Ｂと、抵抗Ｒ１及びＲ２とでなる反転増幅回路構成の
第１及び第２の利得制御回路１２Ａ及び１２Ｂとで構成
され、第１の利得制御回路１２Ａは、演算増幅器１５Ａ
の反転入力端に入力された赤色検出信号ＳＷＲと非反転
入力端に入力された緑色検出信号ＳＷＧとの差信号でな
る赤色補正信号ＳＴＲを得て増幅回路５Ａを利得制御す
るようになされている。

同様にして第２の利得制御回路１’２　Ｂは、演算増幅
器１５Ｂの反転入力端に入力された青色検出信号５ＷＩ
Ｉと、非反転入力端に入力された緑色検出信号ＳＷＧと
の差信号でなる青色補正信号ＳＴＢを得て増幅回路５Ｃ
を利得制御するようになされている。

このようにすれば、撮像系に対して別個に設けられたホ
ワイトバランス調整回路１３において、白色拡散板１４
に基づいて赤色補正信号ＳＴＲ及び青色補正信号ＳＴＢ
を得るようにしたことにより、例えば照明が変更された
場合などのような撮影条件の変動に対して常に′ホワイ
トバランスを調整することができると共に、撮影者が撮
影前に煩雑なホワイトバランス調整操作をしないでも良
いようにできる（米国特許箱４．６４６．１６１号、実
開昭６１４９８２号公報）。

Ｄ発明が解決しようとする問題点 ところが第１３図の開ループ型のホワイトバランス調整
回路１３を有するビデオカメラシステム２０においては
、外部センサによって白色光を受光するようになされて
いるので、撮影レンズ系２をレンズ交換した場合には、
レンズの分光特性が変化することにより撮影映像のホワ
イトバランスに誤差が生じてもこれを補正できない問題
があった。

例えばレンズ交換式のビデオカメラシステムにおいては
、使用するレンズによって分光特性が異なることにより
、ホワイトバランス調整回路１３において得られる赤色
及び青色補・正信号ＳＴＲ及び５Ｔ１１が、実際にレン
ズを介して得られた映像信号Ｓｖ−のホワイトバランス
誤差を実用上適性な程度にまで補正し得なくなるおそれ
がある。　　　。

また第１２図の閉ループ型のホワイトバランス調整回路
７を有するビデオカメラシス・テムｌＯにおいては、ホ
ワイトバランス調整回路７の制御範囲を超えるような分
光特性を有する交換レンズを使用した場合には、適性な
ホワイトバランス調整ができなくなる問題があった。

本発明は以上の点を考慮してなされたちので、分光特性
の異なる交換レンズを使用した場合でも、常に適性なホ
ワイトバランス調整をなし得るようにしたビデオカメラ
システムを提案しようとするもである。

Ｅ問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、第１の
発明においては、入射光を受ける交換レンズ部２８．２
８Ｘと、ビデオカメラ本体２７と、ビデオカメラ本体２
７に交換レンズ部２８．２８Ｘを装着する交換レンズ装
着手段７１と、ビデオカメラ本体２７に設けられ、交換
レンズ部から入射する入射光に応答してビデオ信号ＳＲ
，ＳＧ、ＳＥを送出する信号処理手段４と、信号処理手
段４に接続されるホワイトバランス調整手段１３．２７
とを有するビデオカメラシステム３０．４０において、
交換レンズ部２８．２８Ｘに固有なホワイトバランス補
正データ（Ｄ、　、Ｄ２）、（Ｄ　＋　ｘ、Ｄ、、）を
格納するメモリ手段（２２，４０）、（２２Ｘ、４０Ｘ
）と、ホワイトバランス補正データ（ＤＩ　、Ｄ２）、
（ＤＩＸ、　Ｄ２Ｘ）に応答してホワイトバランス調整
手段１３．２７の動作を補正する補正手段（２３，４１
，２９Ａ、２９Ｂ）、（２３Ｘ、４１Ｘ、２９ＡＸ、２
９ＢＸ）とを設けるようにする。

第２の発明においては、メモリ手段２２．２２Ｘは交換
レンズ部２８．２８Ｘに搭載されるようにする。

第３の発明においては、メモリ手段４０．４０Ｘはビデ
オカメラ本体２７側に搭載されていると共に、交換レン
ズ部２８．２８Ｘ及びビデオカメラ本体２７間にレンズ
識別手段４１．４１Ｘを設けるようにする。。

第４の発明においては、レンズ識別手段４１．４１Ｘは
交換レンズ部２８．２８Ｘがビデオカメラ本体２７に装
着されたとき当該交換レンズ部２８．２８χを機械的に
識別するようにする。

第５の発明においては、レンズ識別手段４１．４１Ｘは
交換レンズ部２８．２ＢＸ側に搭載されたレンズ識別用
データを格納するメモリ４０．４０Ｘを含むようにする
。

第６の発明においては、レンズ識別手段４１．４１Ｘは
交換レンズ部２８．２ＢＸ側に搭載されたバーコード手
段８７と、ビデオカメラ本体２７側に搭載されたバーコ
ード読取装置８２とを設けるようにする。

Ｆ作用 ホワイトバランス補正データメモリ手段（２２，４０）
、（２２Ｘ、４０Ｘ）から読み出したレンズ固有のホワ
イトバランス修正データ　（Ｄｌ、Ｄｉ）、（Ｄ、Ｘ、
Ｄ−Ｘ）をホワイトバランス調整用の補正信号ＳＴＲ及
びＳＴＢに加算してホワイトバランス調整をするように
したことにより、分光特性の異なる交換レンズ部２８．
２８Ｘを使用する場合においても、ホワイトバランスを
適性に調整することができる。

Ｇ実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。

（Ｇ１）第１実施例 第１３図との対応部分に同一符号を付して示す第１図に
おいて、３０は全体としてレンズ交換方式のビデオカメ
ラシステムを示し、交換レンス部２８は撮影レンズ系２
のレンズに対応して設けられたホワイトバランス修正デ
ータメモリ部２２を搭載している。このメモリ部２２は
、ＲＯＭ（ｒｅａｄ　ｏｎｌｙ　ｍｅｍｏｒｙ）で構成
され、レンズ固有の分光特性によるホワイトバランス誤
差を修正するホワイトバランス修正データＳＩを予め格
納している。

このホワイトバランス修正データＳＩは交換レンズ部２
８がビデオカメラ本体２７に装着されたとき、ホワイト
バランス修正回路２１の制御回路２３（マイクロコンピ
ュータで構成されている）から与えられるクロック信号
ＣＫに同期して読み出される。

制御回路２３は読み出したホワイトバランス修正データ
ＳＩに基づいて赤色及び青色修正データＤ、及びＤ２を
形成し、それぞれディジタル／アナログ変換回路２５及
び２６を介して赤色及び青色補正信号ＳＴＲ及び５ＴＩ
Ｉの伝送路に介挿された加算回路２９Ａ及び２９Ｂに供
給する。

第１図の構成によれば、交換レンズ部２８が交換された
とき、交換レンズ部２８のホワイトバランス修正データ
メモリ部２２に格納されたホワイトバランス修正データ
ＳＩがホワイトバランス修正回路２１を介してホワイト
バランス調整回路１３の利得制御回路１２Ａ及び１２Ｂ
から得られる赤色及び青色補正信号ＳＴＲ及びＳＴＢに
加算され、これにより交換レンズ固有の分光特性に応じ
て、適性なホワイトバランス調整を受けた出力色信号５
ＲＯｓ　ｓｃｏ及びＳＩＯを得ることができる。

（Ｇ２）第２実施例 第２図は第２実施例を示すもので、第２図について上述
した第１実施例のうち対応する部分に同一符号を付して
示すと共に、変更する要部について図示したもので、こ
の場合ビデオカメラ本体２７側にホワイトバランス修正
データメモリ部４０を搭載し、これにビデオカメラ本体
２７に装着し得る全ての機種の交換レンズ部２日につい
てのホワイトバランス修正データを予め格納しておく。

これに加えて各交換レンズ部２８側にはレンズ識別部４
１が搭載され、当該レンズ識別部４１からレンズ識別信
号ＩＤをビデオカメラ本体２７側に搭載されたホワイト
バランス修正データメモリ部４０に供給するようになさ
れている。

第２図の構成において、撮影者が必要に応じて選択した
交換レンズ部２８をビデオカメラ本体２７に装着したと
き、交換レンズ部２８側に搭載されているレンズ識別部
４１からレンズ識別信号ＩＤがビデオカメラ本体２７側
に搭載されたホワイトバランス修正データメモリ部４０
に続出制御信号として与えられる。

このとき某ワイドバランス修正データメモリ部４０はレ
ンズ識別信号ＩＤによって指定されたホワイトバランス
修正データを赤色及び青色修正データＤ、及びＤ２とし
てディジタル／アナログ変換回路２５及び２６を介して
加算回路２９Ａ及び２９Ｂに送出し、かイして赤色及び
青色補正信号５Ｔ１１及び５ＴＩＩに対して現在ビデオ
カメラ本体２７に装着されている交換レンズ部２８に固
有のホワイトバランス調整をすることができる。

（Ｇ３）第３実施例 第３図は第３実施例を示すもので、この構成は閉ループ
型のホワイトバランス調整回路に適用される。

第１２図との対応部分に同一符号を付して示すように、
第３図のビデオカメラシステム４０は交換レンズ部２Ｂ
Ｘ側に、例えばＲＯＭ構成のホワイトバランス修正デー
タメモリ部２２Ｘを搭載し、このメモリ部２２Ｘにレン
ズ固有の分光特性及び当該固有の分光特性に基づいて生
ずる色再現性についての特性を含めて補正するようなホ
ワイトバランス補正データＳＩＸを予め格納する。

このホワイ１−バランス補正データＳＩＸは交換レンズ
部２８Ｘがビデオカメラ本体２７に装着されたとき、ビ
デオカメラ本体２７側に搭載された制御回路２３Ｘから
与えられるクロック信号ＣＫＸに同期して読み出され、
制御回路２３Ｘから赤色及び青色修正データＤＩＸ及び
０２Ｘとしてディジタル／アナログ変換回路２５Ｘ及び
２６Ｘを通じて出力色信号ＳＲＯ及びＳＢｏのフィード
バックループに介挿されてい、る加算回路２９ＡＸ及び
２９ＢＸに与えられる。

第３図の構成によれば、交換レンズ部２８Ｘが交換され
たとき当該交換レンズ部２８Ｘがもっている固有のホワ
イトバランス誤差を色再現性についての特性を含めて確
実に調整できる。

（Ｇ４）第４実施例 第４図は第４実施例を示すもので、第３図のビデオカメ
ラシステム４０において赤色及び青色修正データＤＩＸ
及び［）ｚｘを得る構成部分とじてか第２図の第２実施
例について上述したと同様に、レンズ識別部４１Ｘと、
そのレンズ識別信号ＩＤＸ−１８＝ をアドレス信号として受けるホワイトバランス修正デー
タメモリ部４０Ｘとを用いるようになされている。

第４図の構成によれば、ビデオカメラ本体２７に交換レ
ンズ部２８Ｘを装着したとき、レンズ識別部４１Ｘから
ホワイトバランス修正データメモリ部４０Ｘにレンズ識
別信号ＩＤＸがホワイトノ＼ランス修正データ選択信号
として与えられることにより、自動的に装着された交換
レンズ部２８Ｘの固有のホワイトバランス誤差を自動的
に修正することができる。

（Ｇ５）第５実施例 第５図は第５実施例を示すもので、この場合閉ループ型
のホワイトバランス調整回路７においてホワイトバラン
ス調整操作時に撮影レンズによってホワイトレンズキャ
ップ等の基準となる白い被写体を撮影せずに、自動的に
白信号を得ることができるようにしたいわゆる全自動ホ
ワイト）＜ランス調整回路を示したものである。

この実施例の場合、ホワイトバランス調整回路７は出力
色信号ＳＲＯ％　ＳＧＯ及びＳＢＯを平均値演算回路１
０８Ｒ１１０８Ｇ及び１０８Ｂに受けて例えば６フイ一
ルド分の映像信号に相当する期間の間に増幅回路５Ａ、
５Ｂ及び５Ｃから送出される出力色信号Ｓ＋＋ｏ、Ｓｃ
。及びＳＢＯの平均値でなる平均値出力５ＡＶＲ−、Ｓ
Ａｖ、、及びＳ　ＩＩＶＢを求めて演算増幅回路７Ａ及
び７Ｂに入力する。

かくして演算増幅回路７Ａ及び７Ｂから得られる赤色及
び青色補正信号ＳＣＩ＋及び５ｃＩｌはスイッチ回路Ｓ
Ｗ１を介して内部メモリＭ１及びＭ２に入力される。

このようにして赤色及び青色の出力色信号ＳＲＯ及びＳ
ＢＯに基づいて得られる平均値出力Ｓ　ＡＶＲ及びＳ　
ＡＶＥが緑色の平均値出力５ＡＶＧと等しくないとき、
これを等しくするような赤色及び青色補正信号ＳＣＲ及
びＳＣＢが内部メモリＭ１及びＭ２から送出されること
により、出力色信号ＳＲＯ％　ＳＧＯ及び５ＩＩＯのホ
ワイトバランスを自動的に調整することができる。

かかる構成に加えて平均値出力５ＡＶＲ％　ＳＡＴ／Ｇ
及び５Ａｖｌｌは比較回路１１１Ｒ１１１１Ｇ及び１１
１Ｂにおいて基準電圧源１１３Ｒ１１１３Ｇ及び１１３
Ｂから与えられる基準電圧ＥＲ，ＥＧ及びＥＢと比較さ
れ、その比較出力Ｓ　Ｃ０ＭＭ％　Ｓ　ＣＯＭＧ及びＳ
　Ｃ０ＭＭが異常判定回路１１２に供給される。

異常判定回路１１２は入射光ＬＡＩのホワイトバランス
が異常か否かを判断するもので、例えば赤色成分、緑色
成分及び青色成分のうちの１色が他に比べて異常に多い
場合、又は少ない場合や、平均値出力５ＡＶＲ−、５Ａ
ＶＧ及びＳ　ＡＶＩが基準電圧ＥＲ，Ｅｃ及びＥｍと比
較して異常に高くなり、又は低くなったような場合に、
これを異常と判定して異常判定信号ＳＳＴをスイッチ回
路ＳＷ１に供給することによりこれをオフ動作させる。

かくして異常が発生したときホワイトバランス調整回路
７のホワイトバランス動作を自動的に中断するようにな
されている。

交換レンズ部２８Ｘにはホワイトバランス修正データメ
モリ部２２Ｘが搭載され、当該ホワイトバランス補正デ
ータＳＩｘがビデオカメラ本体２７側に搭載されている
制御回路２３Ｘのクロック信号ＣＫＸによって読み出さ
れる。

制御回路２３Ｘは、読み出したホワイトバランス修正デ
ータＳＩＸに基づいて、赤色修正データＤ１１Ｘ、緑色
修正データＤ１゜８及び青色修正データＤＩ□８を形成
してそれぞれディジタル／アナログ変換回路１１４Ｒ，
１１４Ｃ；及び１１４Ｂを介して基準電圧Ｅ、ｌ、Ｅｃ
及びＥ８を比較回路１１１Ｒ，ＩＩＩＧ及び１１１Ｂに
供給するループに介挿された加算回路１１５Ｒ１１１５
Ｇ及び１１５Ｂに供給される。

第５図の構成によれば、　平均値出力Ｓ　ＡＶＲｌＳ　
Ａｖｃ、及び５ＡＶＢの異常を検出するために用いられ
る基準電圧ＥＲ，ＥＧ及びＥ８がそれぞれ赤色、緑色及
び青色修正データ　　Ｄ、、Ｘ、Ｄ、。８及びＩ）＋ｚ
ｘによって交換レンズ部２８Ｘに固有の修正量だけ修正
されることにより、異常判定回路１１２は交換レンズ部
２８Ｘが交換されるごとにこれに適応するように判定基
準を修正することができ、かくして出力色信号ＳＲＯ％
　ＳＧＯ及びＳＢＯを常に自動的に正しくホワイトバラ
ンス調整することができるようなビデオカメラシステム
を実現できる。

（Ｇ６）第６実施例 第６図は第６実施例を示すもので、第５図のホワイトバ
ランス修正データメモリ部２２Ｘ及び制御回路２３Ｘの
構成を、第４図の第４実施例について上述したと同様に
して交換レンズ部２ＢＸ側にレンズ識別部４１Ｘを搭載
すると共に、そのレンズ識別信号ＩＤＸをビデオカメラ
本体２７側に搭載したホワイトバランス修正データメモ
リ部４０Ｘに取り込むことにより、赤色、緑色及び青色
修正データＤＩ！８、Ｄｌ。８及びＤＩ２Ｘを得るよう
にする。

第６図の構成によれば、交換レンズ部２８Ｘを交換した
ときこれに応じて赤色、緑色及び青色修正データＤ＋＋
ｘ　％　ＤＩｏｘ及びＩ）＋ｚｘを現在装着されている
交換レンズ部２８Ｘに固有のデータとして得ることがで
きることにより、第５図について上述したと同様の効果
を得ることができる。

（Ｇ７）レンズ識別部の具体構成 第２図、第４図及び第６図について上述した実施例の場
合、交換レンズ部２８Ｘ側にレンズ識別部４１又は４１
Ｘを搭載し、そのレンズ識別信号ＩＤ又はＩＤＸによっ
てビデオカメラ本体２７側に搭載されたホワイトバラン
ス修正データメモリ部４０又は４０Ｘの対応するホワイ
トバランス修正データＤ＋、Ｄｚ又はＤＩ　Ｘ％　Ｄ　
２Ｘを読み出すようになされているが、当該レンズ識別
部４１又は４１Ｘとして以下に述べるような構成のもの
を適用し得る。

第１に、第７図に示すレンズ識別部４１又は４１Ｘは機
械的構成によって装着された交換レンズ部２８又は２８
Ｘの種別を識別するようにしたもので、交換レンズ部２
８又は２８Ｘのビデオカメラ本体側背面に第８図に示す
ように、矢印への方向に回動自在の嵌合板７１が用いら
れる。

嵌合板７１は中央部に突起７１Ａを有し、この突起７１
Ａをビデオカメラ本体２７の筐体に設けられた嵌合孔（
図示せず）に差し込んだ状態で嵌合板７１を矢印Ａの方
向に１８０°回動させることにより突起７１Ａが破線図
示の位置７１Ａ′に回動したとき嵌合板７１がカメラ本
体の筐体に装着保持される。

嵌合板７１の表面には同一半径位置に所定の角間隔を保
って４つの透孔７２Ａ、７３Ａ、７４Ａ及び７５Ａが穿
設されており、嵌合板７１の突起７１Ａが回動位置７１
Ａ′に回動されたとき、ビデオカメラ本体２７から突出
するように設けられたばね接点７２Ｂ、７３Ｂ、７４Ｂ
及び７５Ｂ（第７図）がそれぞれ透孔７２Ａ、７３Ａ、
７４Ａ及び７５Ａに落ち込むようになされている。

透孔７２Ａ、７３Ａ、７４Ａ及び７５Ａ相互間には、当
該交換レンズ部２８又は２８Ｘの機種を表す例えば導電
性パターン（嵌合板７１の裏面に形成されている）によ
って必要に応じて互いに電気的に接続されており、当該
電気的に接続されている透孔に落ち込んだばね接点間に
電気的な導通状態を得るようになされている。

第７図の実施例の場合透孔７２Ａ及び７５Ａが配線パタ
ーンによって電気的に接続されており、これによりばね
接点７２Ｂ及び７５Ｂが導通状態になり、この導通状態
がレンズ識別信号ＩＤＸとして検出回路７６に供給され
ることにより検出信号５ＩＤＸを送出する。

この実施例の場合ばね接点７５Ｂが接地され、これによ
り他のばね接点７２Ｂ、又は７３Ｂ、又は７４Ｂのいず
れか１つにアース電位が発生したとき、これを現在装着
された交換レンズ部２８又は２８Ｘの機種を表すレンズ
識別信号ＩＤＸとして検出回路７６に取り込むようにな
されている。

レンズ識別部４１又は４１Ｘとして第２に、第９図に示
すようなバーコード読取方式のものを適用し得る。

この実施例の場合嵌合板７１は、第１０図に示すように
、ビデオカメラ本体２７側の表面にバーコードプレート
８１が設けられている。

このバーコードプレート８１は交換レンズ部２２６一 ８又は２８Ｘの機種を表すバーコードパターンを有し、
当該バーコードパターンをレンズ識別信号ＩＤＸとして
バーコード読取器８２によって読み取らせて検出信号５
ＩＤＸを送出させる。

第９図及び第１０図の構成によれば、装着された交換レ
ンズ部２８又は２８Ｘの機種をバーコードパターンによ
ってビデオカメラ本体２７側に確実に読み取らせること
ができる。

レンズ識別部４１又は４１Ｘとして第３に、第１１図に
示すように、ディジタルデータ伝送方式のものを適用し
得る。

この場合交換レンズ部２８又は２８Ｘは当該交換レンズ
部２８又は２８Ｘの機種を表すレンズ識別データを記憶
するレンズ識別データメモリ９１を有し、交換レンズ部
２８又は２８Ｘがビデオカメラ本体２７に装着されたと
きビデオカメラ本体２７側に搭載されている制御回路９
２からレンズ識別信号ＩＤＸとして与えられる続出クロ
ック信号ＣＫ＋ｎｘによって当該レンズ識別データＤ、
、Ｘを読み出してこれをレンズ識別信号ＩＤＸとじて制
御回路９２に取り込ませることにより当該制御回路９２
から検出信号５ＩＤＸを送出させるようになされている
。

第１１図のように構成しても、交換レンズ部２日又は２
８Ｘから確実にレンズ固有のレンズ識別信号をビデオカ
メラ本体２７側に取り込むことができる。

Ｈ発明の効果 上述のように本発明によれば、ビデオカメラ本体に対し
て複数機種の交換レンズ部を装着するにつき、当該装着
された交換レンズ部固有の分光特性ないし色再現性につ
いての補正情報をその都度ビデオカメラ本体側に取り込
んでホワイトバランス調整動作を制御できるようにした
ごとにより、装着された交換レンズ部に最適なホワイト
バランスをもつ映像信号を送出できるようなビデオカメ
ラシステムを容易に実現し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるビデオカメラシステムを示すブロ
ック図、第２図ないし第６図は他の実施例を示すブロッ
ク図、第７図ないし第１１図はレンズ識別部の具体構成
を示す路線図、第１２図及び第１３図は従来のビデオカ
メラシステムを示すブロック図である。 １３・・・・・・ホワイトバランス調整回路、２１・・
・・・・ホワイトバランス修正回路、２２．２２Ｘ・・
・・・・ホワイトバランス修正データメモリ部、２３．
２３Ｘ・・・・・・制御回路、２８．２８Ｘ・・・・・
・交換レンズ部、３０．４０．５０・・・・・・ビデオ
カメラシステム、４０．４０Ｘ・・・・・・ホワイトバ
ランス修正データメモリ部、４１．４１Ｘ・・・・・・
レンズ識別部。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）入射光を受ける交換レンズ部と、ビデオカメラ本
   体と、上記ビデオカメラ本体に上記交換レンズ部を装着
   する交換レンズ装着手段と、上記ビデオカメラ本体に設
   けられ、上記交換レンズ部から入射する入射光に応答し
   てビデオ信号を送出する信号処理手段と、上記信号処理
   手段に接続されるホワイトバランス調整手段とを有する
   ビデオカメラシステムにおいて、 上記交換レンズ部に固有なホワイトバランス補正データ
   を格納するメモリ手段と、 上記ホワイトバランス補正データに応答して上記ホワイ
   トバランス調整手段の動作を補正する補正手段と を具えることを特徴とするビデオカメラシステム。
2. （２）上記メモリ手段は上記交換レンズ部に搭載されて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のビ
   デオカメラシステム。
3. （３）上記メモリ手段は上記ビデオカメラ本体側に搭載
   されていると共に、上記交換レンズ部及び上記ビデオカ
   メラ本体間にレンズ識別手段を設けたことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項に記載のビデオカメラシステム。
4. （４）上記レンズ識別手段は上記交換レンズ部が上記ビ
   デオカメラ本体に装着されたとき当該交換レンズ部を機
   械的に識別することを特徴とする特許請求の範囲第３項
   に記載のビデオカメラシステム。
5. （５）上記レンズ識別手段は上記交換レンズ部側に搭載
   されたレンズ識別用データを格納するメモリを含むこと
   を特徴とする特許請求の範囲第３項に記載のビデオカメ
   ラシステム。
6. （６）上記レンズ識別手段は上記交換レンズ部側に搭載
   されたバーコード手段と、上記ビデオカメラ本体側に搭
   載されたバーコード読取装置とを含むことを特徴とする
   特許請求の範囲第３項に記載のビデオカメラシステム。