JPH01315243A - 永久磁石形同期電動機 - Google Patents
永久磁石形同期電動機Info
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- JPH01315243A JPH01315243A JP14755688A JP14755688A JPH01315243A JP H01315243 A JPH01315243 A JP H01315243A JP 14755688 A JP14755688 A JP 14755688A JP 14755688 A JP14755688 A JP 14755688A JP H01315243 A JPH01315243 A JP H01315243A
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- permanent magnet
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Landscapes
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、サーボモータ等に適用される永久磁石形同期
電動機の電機子構造に係り、とくに、ロボット等のFA
機器の駆動用のブラシレスモータにおける電機子コイル
に重ね巻きを適用した固定子構造に関する。
電動機の電機子構造に係り、とくに、ロボット等のFA
機器の駆動用のブラシレスモータにおける電機子コイル
に重ね巻きを適用した固定子構造に関する。
従来のこの種の一般的な永久磁石形同期電動機は、固定
子を形成する電機子コアに重ね巻きされた電機子コイル
の上コイル辺と下コイル辺とが重ね巻きにより装着され
るスロットが電機子コアの内周面に開設され、それらス
ロットに電機子コイルを埋設していた(従来例という)
。
子を形成する電機子コアに重ね巻きされた電機子コイル
の上コイル辺と下コイル辺とが重ね巻きにより装着され
るスロットが電機子コアの内周面に開設され、それらス
ロットに電機子コイルを埋設していた(従来例という)
。
さらには、本出願人が先に提案した特願昭61−299
299号(発明の名称・永久磁石形同期電動機)の先行
例にみられるような手段がある。
299号(発明の名称・永久磁石形同期電動機)の先行
例にみられるような手段がある。
この先行例は、固定子を形成する電機子のコイルは重ね
巻きで、かつ下コイル辺は電機子コアの内周面に開設し
たスロットに施し、上コイル辺は電機子コアの内周面に
装着し、上コイル辺の内周面に対向する回転子の外周面
に界磁をなす永久磁石を固着した永久磁石形同期電動機
である。以下、この電動機を重ね巻きセミギャップワイ
ンディングモータと称する。
巻きで、かつ下コイル辺は電機子コアの内周面に開設し
たスロットに施し、上コイル辺は電機子コアの内周面に
装着し、上コイル辺の内周面に対向する回転子の外周面
に界磁をなす永久磁石を固着した永久磁石形同期電動機
である。以下、この電動機を重ね巻きセミギャップワイ
ンディングモータと称する。
第2図は、この先行例の正断面図を示す。
このモータは、6極3相、毎極毎相のスロット数Q−1
であり、従って電機子コア1に施すスロット数は18個
である。また、セミギャップワインディングであるので
、巻線としては、下コイル辺2がスロット内に埋設され
、上コイル辺3はギャップ部に配置される。スロット断
面積は下コイル辺2を埋設するだけのスペースで済むか
ら、スロットの深さは通常のスロット付きモータに比べ
浅くなっている。なお、6は回転自在に支承されたシャ
フト、5はシャフト6に嵌合固着されたロータヨーク、
4はロータヨーク5の外周面に固着された界磁永久磁石
である。
であり、従って電機子コア1に施すスロット数は18個
である。また、セミギャップワインディングであるので
、巻線としては、下コイル辺2がスロット内に埋設され
、上コイル辺3はギャップ部に配置される。スロット断
面積は下コイル辺2を埋設するだけのスペースで済むか
ら、スロットの深さは通常のスロット付きモータに比べ
浅くなっている。なお、6は回転自在に支承されたシャ
フト、5はシャフト6に嵌合固着されたロータヨーク、
4はロータヨーク5の外周面に固着された界磁永久磁石
である。
そして、第3図は巻線を形成する一つのコイルの形状を
示す平面図である。
示す平面図である。
下コイル辺2はスロット内に埋設されるが、他方の上コ
イル辺3はギャップ部に配設され、スロット内に埋設さ
れる側はその電機子コア1よりはみ出す長さがギャップ
部に配設される側より短いようにしてあり、その1コイ
ルの全周長Lc2は、Le2=2 IfiローフT口1
+Le +Le’+Llただし、Leは下コイル辺2の
一方のはみ出し分の長さ Le’は上コイル辺3の一方のはみ出し分の長さα目t
−1でtはコイル飛び λはスロットピッチ となる。
イル辺3はギャップ部に配設され、スロット内に埋設さ
れる側はその電機子コア1よりはみ出す長さがギャップ
部に配設される側より短いようにしてあり、その1コイ
ルの全周長Lc2は、Le2=2 IfiローフT口1
+Le +Le’+Llただし、Leは下コイル辺2の
一方のはみ出し分の長さ Le’は上コイル辺3の一方のはみ出し分の長さα目t
−1でtはコイル飛び λはスロットピッチ となる。
この巻線手順は次のように行う。
スロット番号#1にはU相コイル#1の下コイル辺2を
埋設し、コイル飛び数t−3とし、スロット番号#4の
中心線下のギャップ部に上コイル辺3を配設する。また
、スロット番号#1の中心線下のギャップ部にはU相コ
イル#6の上コイル辺3が備えられ、電流方向がU相コ
イル#1の下コイル辺2と同方向となるスロット番号#
16のスロットに埋設される。
埋設し、コイル飛び数t−3とし、スロット番号#4の
中心線下のギャップ部に上コイル辺3を配設する。また
、スロット番号#1の中心線下のギャップ部にはU相コ
イル#6の上コイル辺3が備えられ、電流方向がU相コ
イル#1の下コイル辺2と同方向となるスロット番号#
16のスロットに埋設される。
上記の規則に従ってU相の6個のコイル両辺を配設し、
■相、W相についても同様に施し、各々電気角に(2/
3)π[r a d]の位相差を保って配設している。
■相、W相についても同様に施し、各々電気角に(2/
3)π[r a d]の位相差を保って配設している。
なお、U相と■相は電流方向が逆である。
以上の様な手段によって、全18個のコイル辺は電機子
コア1のスロットまたはギャップ部に配設して電機子コ
ア1に装着され、各相コイルの巻端でスター結線もしく
はデルタ結線にすることにより、3相平衡巻線を構成し
ている。
コア1のスロットまたはギャップ部に配設して電機子コ
ア1に装着され、各相コイルの巻端でスター結線もしく
はデルタ結線にすることにより、3相平衡巻線を構成し
ている。
さらに、これらコイルの重ね巻きされた概要を展開図で
表わしかつ各相帯のコイル配置と電流方向(矢視)を示
す図が第4図である。
表わしかつ各相帯のコイル配置と電流方向(矢視)を示
す図が第4図である。
そして、第5図に、この巻線を施した電磁部を電動機と
して構成した先行例の側断面図を表わす。
して構成した先行例の側断面図を表わす。
この第5図に示す13.14はベアリング、15はモー
タ用コネクタ、16は検出用コネクタ、17はモータフ
レーム、18は負荷側ブラケット、19は反負荷側ブラ
ケット、20は回転トランス、21は検出器カバー、2
2は検出器、23は電機子コイル、24.25はコイル
エンドである。
タ用コネクタ、16は検出用コネクタ、17はモータフ
レーム、18は負荷側ブラケット、19は反負荷側ブラ
ケット、20は回転トランス、21は検出器カバー、2
2は検出器、23は電機子コイル、24.25はコイル
エンドである。
すなわち、この先行例の要旨とするところは、次のとお
りである。
りである。
固定子は電機子コア1に電機子コイル23を施し、回転
子は磁性体のロータヨーク5外周面に2の倍数側の界磁
永久磁石4を隣接する磁極が、互いに異極青磁となるよ
う固着した電磁構成をもつ同期電動機において、 1つのコイルの下コイル辺2を電機子コア1のスロット
内に埋設させ、 上コイル辺3は電機子コア1の内周面と界磁永久磁石4
間のギャップに界磁永久磁石4と接触しないように所定
のコイル飛びtを持たせて配置される永久磁石形同期電
動機である。
子は磁性体のロータヨーク5外周面に2の倍数側の界磁
永久磁石4を隣接する磁極が、互いに異極青磁となるよ
う固着した電磁構成をもつ同期電動機において、 1つのコイルの下コイル辺2を電機子コア1のスロット
内に埋設させ、 上コイル辺3は電機子コア1の内周面と界磁永久磁石4
間のギャップに界磁永久磁石4と接触しないように所定
のコイル飛びtを持たせて配置される永久磁石形同期電
動機である。
さらには電機子コア1のスロットは開口部をもつオープ
ンスロットとし、このスロットおよびギャップ部に予め
スロット外部で成形したコイルを配置する手段も示して
おり、 また1つのコイルの成形された形状は、スロットに埋設
される側の電機子コア1からはみ出す長さが、ギャップ
部に配置される側の電機子コア1からはみ出す長さより
、短くした台形となる手段も表わしている。
ンスロットとし、このスロットおよびギャップ部に予め
スロット外部で成形したコイルを配置する手段も示して
おり、 また1つのコイルの成形された形状は、スロットに埋設
される側の電機子コア1からはみ出す長さが、ギャップ
部に配置される側の電機子コア1からはみ出す長さより
、短くした台形となる手段も表わしている。
しかるに、従来例ではコイルを施すときに深溝なるが故
の困難性があり、巻線作業を容易にするにはコイルエン
ドを長くするので銅損が増加し電動機定数は低下し、電
動機効率を低下させる欠点がある。
の困難性があり、巻線作業を容易にするにはコイルエン
ドを長くするので銅損が増加し電動機定数は低下し、電
動機効率を低下させる欠点がある。
ところで、先行例においては次に述べる改善すべき課題
がみうけられる。
がみうけられる。
■スロット巻線方式に較べ、セミギャップワインディン
グモータは、巻線の巻回数が少なく、スロットが浅く、
開口スロットであるため巻線インダクタンスは小さくな
る。その上ギャップ部にも巻線が装着されているので、
磁気的ギャップが広くなり、結果として磁気抵抗がふえ
、これもインダクタンスを小ならしめる要因となってい
る。
グモータは、巻線の巻回数が少なく、スロットが浅く、
開口スロットであるため巻線インダクタンスは小さくな
る。その上ギャップ部にも巻線が装着されているので、
磁気的ギャップが広くなり、結果として磁気抵抗がふえ
、これもインダクタンスを小ならしめる要因となってい
る。
このようなインダクタンスの小さなモータをPWMイン
バータ駆動制御した場合、通常のパワー素子に、キャリ
ア周波数が数KHzで最高限度のパワートランジスタを
使用しているコントローラであると、モータの時定数が
小さいため電流波形に大きなリップルを含んでしまう。
バータ駆動制御した場合、通常のパワー素子に、キャリ
ア周波数が数KHzで最高限度のパワートランジスタを
使用しているコントローラであると、モータの時定数が
小さいため電流波形に大きなリップルを含んでしまう。
これはコントローラのスイッチングロスの増加等、制御
特性上に悪影響をおよぼす。
特性上に悪影響をおよぼす。
従ってインダクタンスを増加させるためには第6図(a
)[永久磁石同期電動機駆動回路例]に示すような駆動
回路中に第6図(b)[外部インダクタンス接続図]に
表わす各相に直列にインダクタンスを入れる必要がある
。
)[永久磁石同期電動機駆動回路例]に示すような駆動
回路中に第6図(b)[外部インダクタンス接続図]に
表わす各相に直列にインダクタンスを入れる必要がある
。
しかしコントローラの重量、容積が大きくなり、モータ
、コントローラ搭載形のロボットに適用した場合、セミ
ギャップワインディングモータの有する小形軽量高出力
という特徴を生かせなくなる。
、コントローラ搭載形のロボットに適用した場合、セミ
ギャップワインディングモータの有する小形軽量高出力
という特徴を生かせなくなる。
また、電流リップルを減らす方策として、キャリア周波
数の最高限界が数十KHzと高いMOS−FETは大容
量機への適用が特性上不可能であるので、汎用的方策と
は言えない。
数の最高限界が数十KHzと高いMOS−FETは大容
量機への適用が特性上不可能であるので、汎用的方策と
は言えない。
■重ね巻きセミギャップワインディングモータの巻線を
行う場合、下コイル辺2は電機子コア1に設けられたス
ロットに装着することにより位置決めを容易に行なえる
が、ギャップ部に配置する上コイル辺3は位置決めを正
確に行うことが困難であり、トルクリップルの原因とな
る上コイル辺3のずれが起り易い。
行う場合、下コイル辺2は電機子コア1に設けられたス
ロットに装着することにより位置決めを容易に行なえる
が、ギャップ部に配置する上コイル辺3は位置決めを正
確に行うことが困難であり、トルクリップルの原因とな
る上コイル辺3のずれが起り易い。
ここにおいて本発明は、それら従来例、先行例の難点を
克服し、電機子コアに形成するスロットの相互間のティ
ース中央部に突起部を設は下コイル辺と上コイル辺間に
磁性板を介挿した永久磁石形同期電動機を提供すること
を、その目的とする。
克服し、電機子コアに形成するスロットの相互間のティ
ース中央部に突起部を設は下コイル辺と上コイル辺間に
磁性板を介挿した永久磁石形同期電動機を提供すること
を、その目的とする。
ここに本発明は、上記目的を達成するために、電機子コ
アにスロットの開設によりできるティースにおいて、そ
のティース中央部に上コイル辺と同じ軸方向の厚みを有
する突起部を電機子コアと一体成し、下コイル辺を電機
子コア内周面に開設したスロットに装着し、スロット開
口部を磁性体の薄板で封じるとともに上コイル辺は突起
部相互間の電機子コア内周面に配置する電機子構造を備
える永久磁石形同期電動機としている。
アにスロットの開設によりできるティースにおいて、そ
のティース中央部に上コイル辺と同じ軸方向の厚みを有
する突起部を電機子コアと一体成し、下コイル辺を電機
子コア内周面に開設したスロットに装着し、スロット開
口部を磁性体の薄板で封じるとともに上コイル辺は突起
部相互間の電機子コア内周面に配置する電機子構造を備
える永久磁石形同期電動機としている。
上記手段を実施することにより、本発明は、スロット開
口部を覆う磁性体薄板の磁気的効果により、漏れパーミ
アンスが大きくなり、巻線のインダクタンスを増加でき
る。
口部を覆う磁性体薄板の磁気的効果により、漏れパーミ
アンスが大きくなり、巻線のインダクタンスを増加でき
る。
さらに、ティース中央部の突起部により、上コイル辺の
位置決めを容易にかつ正確に行うことができる。
位置決めを容易にかつ正確に行うことができる。
本発明の一実施例における要部の正断面図を第1図に表
す。
す。
すべての図面において、同一符号は同一もしくは相当部
分を示す。
分を示す。
これに適用するコイルの巻線形態は、第3図に表すとお
りである。
りである。
この一実施例は、3相6極の永久磁石形同期電動機で毎
極毎相のスロット数q−1である。
極毎相のスロット数q−1である。
したがって、固定子を形成する電機子コア1には番号#
1〜#18までの18個のスロット9が等間隔に設けら
れている。
1〜#18までの18個のスロット9が等間隔に設けら
れている。
下コイル辺2,7.・・・・・・はスロット9内に埋設
されるが、上コイル辺3,8.・・・・・・はギャップ
部に配置される。
されるが、上コイル辺3,8.・・・・・・はギャップ
部に配置される。
したがって、スロット断面積としては、片コイルの下コ
イル辺2,7.・・・・・・が入るだけの断面積で良い
。
イル辺2,7.・・・・・・が入るだけの断面積で良い
。
巻線手順は、スロット番号#1にはコイルの下コイル辺
7が埋設され、コイル飛びt−3とし、スロット番号#
4の中心線のギャップ部、つまりスロット番号#3とス
ロット番号#4の間のティースの中央部の突起部11と
スロット番号#4とスロット番号#5の中央部の突起部
11に挾まれた電機子コア1内周面に上コイル辺8が配
置され、このときのコイル形状は第3図に示す台形コイ
ルをとる。
7が埋設され、コイル飛びt−3とし、スロット番号#
4の中心線のギャップ部、つまりスロット番号#3とス
ロット番号#4の間のティースの中央部の突起部11と
スロット番号#4とスロット番号#5の中央部の突起部
11に挾まれた電機子コア1内周面に上コイル辺8が配
置され、このときのコイル形状は第3図に示す台形コイ
ルをとる。
また、スロット番号#1の中心線のギャップ部にはコイ
ルの上コイル辺3を配置し、これと対をなす下コイル辺
2はコイル飛びt−3となるスロット番号#16のスロ
ット9に埋設される。巻線の手順としては、まず下コイ
ル辺2,7.・・・・・・をスロット9に埋設し、次に
スロット開口部を磁性体薄板12で覆う。そして、上コ
イル辺3,8゜・・・・・・を突起部11間のギャップ
部に配置する。
ルの上コイル辺3を配置し、これと対をなす下コイル辺
2はコイル飛びt−3となるスロット番号#16のスロ
ット9に埋設される。巻線の手順としては、まず下コイ
ル辺2,7.・・・・・・をスロット9に埋設し、次に
スロット開口部を磁性体薄板12で覆う。そして、上コ
イル辺3,8゜・・・・・・を突起部11間のギャップ
部に配置する。
上述の規則に従って、第4図(a)u相に表わすように
6個のU相コイルは配置され、■相、W相についても第
4図(b)v相、(c)w相に示すように配置される。
6個のU相コイルは配置され、■相、W相についても第
4図(b)v相、(c)w相に示すように配置される。
すなわち、■相はU相に対し電気的に(2/3)π[r
a dlの位相差を持ち、W相はこのV相に対し電気
的に(2/3)π[rad]の位相差を持つように配設
される。
a dlの位相差を持ち、W相はこのV相に対し電気
的に(2/3)π[rad]の位相差を持つように配設
される。
以上の手段により全18個のコイルは、電機子コア1の
スロット9またはギャップ部の突起部11間に配置され
、スロット開口部を磁性体薄板12で封じ、相互に接続
された各相帯のコイル群の片端をスター結線もしくはデ
ルタ結線して3相平衡巻線を形成する。
スロット9またはギャップ部の突起部11間に配置され
、スロット開口部を磁性体薄板12で封じ、相互に接続
された各相帯のコイル群の片端をスター結線もしくはデ
ルタ結線して3相平衡巻線を形成する。
つぎに、回転子は、ギャップ部に配置された上コイル辺
3,8.・・・・・・のコイル層とは、機械的ギャップ
を設けて界磁永久磁石4が等間隔に配置され、互いに隣
に配置される界磁永久磁石4の着磁方向は反対とし、こ
の界磁永久磁石4の磁石厚みは電機子コア1の内面と界
磁永久磁石4の表面間が所望のギャップ磁束密度となる
ように設定される。なお、この6個の界磁永久磁石4は
磁路が飽和しない厚みのロータヨーク5の外周面に等間
隔に固着される。
3,8.・・・・・・のコイル層とは、機械的ギャップ
を設けて界磁永久磁石4が等間隔に配置され、互いに隣
に配置される界磁永久磁石4の着磁方向は反対とし、こ
の界磁永久磁石4の磁石厚みは電機子コア1の内面と界
磁永久磁石4の表面間が所望のギャップ磁束密度となる
ように設定される。なお、この6個の界磁永久磁石4は
磁路が飽和しない厚みのロータヨーク5の外周面に等間
隔に固着される。
しかして、固定子をなす電機子コア1はモータフレーム
17に取り付は固定し、回転子はシャフト6に嵌合固着
させて一体とし、このシャフト6は負荷側9反負荷側ブ
ラケッl−18,19に支持配設されたベアリング13
.14に回転自在に支承され、永久磁石形同期電動機を
構成する。
17に取り付は固定し、回転子はシャフト6に嵌合固着
させて一体とし、このシャフト6は負荷側9反負荷側ブ
ラケッl−18,19に支持配設されたベアリング13
.14に回転自在に支承され、永久磁石形同期電動機を
構成する。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
下に記載されるような効果を奏する。
スロットは磁性体薄板により封じられるので、スロット
を平行スロットにした場合、通常スロット付モータに用
いられる半閉スロットの場合に比べ、コイルがスロット
に入れ易くなり、スロット内導体占積率を増大し、電機
子銅損を低減し、電動機効率をさらに向上できる。
を平行スロットにした場合、通常スロット付モータに用
いられる半閉スロットの場合に比べ、コイルがスロット
に入れ易くなり、スロット内導体占積率を増大し、電機
子銅損を低減し、電動機効率をさらに向上できる。
また、平行スロット形状とすることで、予め外部でコイ
ルを成形し、このコイルを前述の手順で配置して行くの
で、巻線作業がさらに容易になり、この成形コイル内を
整列巻線として、導体占積率を増大させ、電動機の効率
を向上させる。
ルを成形し、このコイルを前述の手順で配置して行くの
で、巻線作業がさらに容易になり、この成形コイル内を
整列巻線として、導体占積率を増大させ、電動機の効率
を向上させる。
また、この電機子構造をとることで漏れパーミアンスを
従来例より大きくできるので、巻線インダクタンスを増
やせるから、PWM制御のスイッチング周波数を大きく
せずに済む。
従来例より大きくできるので、巻線インダクタンスを増
やせるから、PWM制御のスイッチング周波数を大きく
せずに済む。
従って、駆動回路に外部インダクタンスを接続しなくと
も、現状のパワートランジシスタを用いたコントローラ
でも出力される電流波形のリップルを小さく軽減でき、
このリップルにより生じるロス等も低減されるので、コ
ントローラに及ぼす悪影響も少なく、コントローラ自体
を小形化できるから、コントローラ搭載形ロボットに適
用が可能となる。
も、現状のパワートランジシスタを用いたコントローラ
でも出力される電流波形のリップルを小さく軽減でき、
このリップルにより生じるロス等も低減されるので、コ
ントローラに及ぼす悪影響も少なく、コントローラ自体
を小形化できるから、コントローラ搭載形ロボットに適
用が可能となる。
なお、本発明を用いることにより、パワー素子にMOS
−FETを使えなかった大容量機器への適用が可能とな
る。
−FETを使えなかった大容量機器への適用が可能とな
る。
しかも、上コイル辺の位置決めが正確になるため、トル
クリップルが減少する。
クリップルが減少する。
さらに、上コイル辺の位置決めが容易になるので、巻線
作業時間を短縮できる。
作業時間を短縮できる。
第1図は本発明の一実施例の正断面図、第2図ないし第
6図は先行例の説明図である。 1・・・電機子コア 2.7・・・下コイル辺 3.8・・・上コイル辺 4・・・界磁永久磁石 5・・・ロータヨーク 6・・・シャフト 9・・・スロット 10・・・コイル 11・・・突起部 12・・・磁性体薄板 13.14・・・ベアリング 15・・・モータ用コネクタ 16・・・検出用コネクタ 17・・・モータフレーム 18・・・負荷側ブラケット 1つ・・・反負荷側ブラケット 20・・・回転トランス 21・・・検出器カバー 22・・・検出器 23・・・電機子コイル 24.25・・・コイルエンド。 出願人代理人 佐 藤 −雄 第1図
6図は先行例の説明図である。 1・・・電機子コア 2.7・・・下コイル辺 3.8・・・上コイル辺 4・・・界磁永久磁石 5・・・ロータヨーク 6・・・シャフト 9・・・スロット 10・・・コイル 11・・・突起部 12・・・磁性体薄板 13.14・・・ベアリング 15・・・モータ用コネクタ 16・・・検出用コネクタ 17・・・モータフレーム 18・・・負荷側ブラケット 1つ・・・反負荷側ブラケット 20・・・回転トランス 21・・・検出器カバー 22・・・検出器 23・・・電機子コイル 24.25・・・コイルエンド。 出願人代理人 佐 藤 −雄 第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 固定子を形成する電機子は、電機子コアに巻線を施して
電機子コイルを作り、 回転子は、回転自在に支承されシャフトに嵌合固着され
た円筒形状の磁性体から成るロータヨークの外周面に、
電機子コイルが作る電機子励磁極と同極数の界磁となる
界磁永久磁石を隣接する磁極が異極性となるように固着
してなる 電磁構造をもつ永久磁石形同期電動機において、電機子
コイルは重ね巻きからなり、 電機子コア内周面に平衡m(2以上の正整数)相のモー
タを構成するために必要なスロットを等間隔に開設し、 その電機子コア内周面の各スロット間のテイース中央部
に電機子コイルの上コイル辺の厚みに等しい高さの突起
部を形成し、 電機子コイルの下コイル辺はスロットに装着し、電機子
コイルの上コイル辺はそれぞれの突起部の間に装着し かつ、下コイル辺と上コイル辺との対向面に薄い磁性板
を介挿した ことを特徴とする永久磁石形同期電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14755688A JPH01315243A (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 永久磁石形同期電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14755688A JPH01315243A (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 永久磁石形同期電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01315243A true JPH01315243A (ja) | 1989-12-20 |
Family
ID=15433009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14755688A Pending JPH01315243A (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 永久磁石形同期電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01315243A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108475975A (zh) * | 2016-01-18 | 2018-08-31 | 奥托·冯·格里克马格德堡大学 | 电机 |
-
1988
- 1988-06-15 JP JP14755688A patent/JPH01315243A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108475975A (zh) * | 2016-01-18 | 2018-08-31 | 奥托·冯·格里克马格德堡大学 | 电机 |
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