JPH01313717A - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JPH01313717A
JPH01313717A JP14635488A JP14635488A JPH01313717A JP H01313717 A JPH01313717 A JP H01313717A JP 14635488 A JP14635488 A JP 14635488A JP 14635488 A JP14635488 A JP 14635488A JP H01313717 A JPH01313717 A JP H01313717A
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low
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calculation
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Hironobu Ota
博信 太田
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茂 後藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、磁場を被測定流体に印加しその流量番測定す
る電磁流量計に係り、特にその励磁方式とこれに伴なう
信号処理方式を改良した電磁流量計に関する。
〈従来の技術〉 工業用の電磁流量計は従来から商用電源を用いて励磁す
る商用周波の励磁方式が採用されてきた。
商用周波の励磁方式は、(イ)応答速度が早く低コスト
に出来る。(ロ)スラリ性の流体や低導電率の流体で発
生する流速と共に増加する低周波のランダムノイズ(以
下、フローノイズという)の影響を受けがない、という
利点があるが、稼動状態で比較的に長期1例えば1日程
度の間、放置しておくとゼロ点が変動するという欠点が
ある。
このなめ、商用周波の1/2.あるいはこれ以下の低周
波で励磁する低周波励磁方式が採用されるようになった
。低周波励磁方式にすると周知のようにゼロ点の安定な
電磁流量計が得られる利点がある。しかし、励磁周波数
が低いのでフローノイズの周波数と近接し、このなめフ
ローノイズの影響を受は易く、特に流速が大になるとこ
の影響が顕著になる。また、フローノイズの影響を軽減
するためにダンピングをかけると応答が遅くなる欠点を
有している。
そこで、特願昭62−50809号(発明の名称:電磁
流量計)で提案されているように高周波(商用周波)の
励磁電流成分とこれより低い周波数の励磁電流成分を励
磁コイルに同時に流して複合磁場を形成し、高周波側は
短いタイミング間隔で復調して大きな時定数を持つ高域
−波器に入力し、低周波側はこれより長いタイミング間
隔で復調して大きな時定数を持つ低域ろ波器に入力し、
これ等の高域ろ波器と低域ろ波器の各出力を加工合成し
て流量出力とする2周波励磁方式が提案されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、この提案においては高周波の復調のタイ
ミングと低周波の復調のタイミングとが異なっているの
で、流量が突変したときにその加算出力が実流量と異な
り出力に誤差が生じる。特に、2周波励磁の場合には低
域P波器と高域r波器の時定数が極めて大きいので実流
量が定常値に復帰してもなかなか加算出力が■しい流量
出力にならない、という問題がある。
以上の点について第12図を参照して更に詳しく説明す
る。
第12図(イ)は高周波側の復調のタイミングを、第1
2図(ロ)は低周波側の復調のタイミングを、第12図
(ハ)は各出力の過度応答をそれぞれ示している。
図中、■で示す時点で流量が突変してステップ状に増加
したときには、高周波側の復調のタイミングは流量の突
変とほぼ同時(第12図(イ)の■の時点)に復調され
るので、その出力eHiは流量変化に即応して変化する
。これに対して、低周波側の最初の復調のタイミングは
第12図(ロ)に示すように時間的にΔTcだけずれた
時点■で復調される。従って、高周波側の出力eHjが
立ち上がった後、時間t0だけ遅れて低周波側の出力e
Ljが立ち上がる。このためこれ等を高域ろ波器と低域
−波器を介して出力した各出力FHiとFLjを加算し
た加算出力eAは当初の時間toの間はその出力が低下
、し、このあと低域ろ波器と高域濾波器の大きな時定数
にしたがってゆっくりと正常な流量出力FOに回復する
。このため、正常復帰に時間を要する。
く課題を解決するための手段〉 この発明は、以上の課題を解決するため、第1請求項で
は、第1周波数とこれより低い第2周波数の2つの異な
った周波数を有する磁場を供給する励磁手段と、この励
磁手段により励磁され流量に対応して発生する信号電圧
を第1周波数に基づいて弁別して出力する第1復調手段
と、この第1復調手段の出力を時定数Tで高域ろ波する
高域ろ波手段と、信号電圧を第2周波数に基づいて復調
周期がΔTで復調する第2復調手段と、この第2復調手
段の出力を時定数Tで低域ろ波する低域ろ波手段と、高
域ろ波手段と低域ろ波手段との各出力を加算的に合成す
る加算手段とを具備し、実流量に対して加算手段の出力
が許容出来る許容誤差をεtとするとき時定数Tが T≫ΔT/εt となるように設定するようにしたものである。
第2請求項では、第1周波数とこれより低い第2周波数
の2つの異なった周波数を有する磁場を供給する励磁手
段と、この励磁手段により励磁され流量に対応して発生
する信号電圧を第1周波数に基づいて弁別して出力する
第1復調手段と、信号電圧を第2周波数に基づいて復調
周期がΔTで復調する第2復調手段と、この第1復調手
段の出力と第2復調手段の出力との差を演算する第1減
算手段と、この減算出力を時定数′Fで低域済波する低
域ろ波手段と、この低域ろ波手段の出力と第1復調手段
の出力とを減算する第2減算手段とを具備し、実流量に
対して第2減算手段の出力が許容出来る許容誤差をεt
とするとき時定数]゛がT≫ΔT/εt となるように設定するようにしたものである。
第3請求項では、第1周波数とこれより低い第2周波数
の2つの異なった周波数を有する磁場を供給する励磁手
段と、この励磁手段により励磁され流量に対応して発生
する信号電圧を第1周波数に基づいて弁別して出力する
第1復調手段と、信号電圧を第2周波数に基づいて復調
周期がΔTで復調する第2復調手段と、この第1復調手
段の出力と第2復調手段の出力との差を演算する第1減
算手段と、この減算出力を時定数Tで高域沢渡する高域
ろ波手段と、この高域ろ波手段の出力と第2復調手段の
出力とを減算する第3減算手段とを具備し、実流量に対
して第3減算手段の出力が許容出来る許容誤差をεtと
するとき時定数′rがT)八T/εt となるように設定するようにしたものである。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例について図面に基づき説明する。
第1図は本発明の1実施例を示すブロック図である。
10は電磁流量計の検出器の導管であり、絶縁性のライ
ニングがその内面に施されている。11a、llbは信
号電圧を検出するための電極である。12は励磁コイル
であり、これによって発生した磁場が被測定流体に印加
される。励磁コイル12には、励磁回路13から励磁電
流Ifが供給されている。この励磁電流Ifの波形はタ
イミング信号出力ボート24からの制御信号Scによっ
て第1周波数波形とこれより低い第2周波数の波形とを
乗算した形の波形となっている。
一方、信号電圧は電極11a、flbで検出され、前置
増幅器14に出力される。前置増幅器14でコモンモー
ド電圧の除去とインピーダンス変換がなされその出力@
15に出力される。
出力端゛15における前置増幅器14の出力はアナログ
/デジタル変換器(A/DL)16とアナログ/デジタ
ル変換器(A/DH)17でそれぞれデジタル信号に変
換されてバス18を介してランダムアクセスメモリ(R
AM>19に格納される。リードオンリーメモリ(RO
M)20には所定の演算プログラムおよび初期データが
格納されている。プロセッサ(CPU)21はROM2
0に格納されたプログラムに従って、必要な演算をした
り励磁波形の信号を決めるタイミング信号をタイミング
信号出力ボート24に出力する。タイミング信号出力ボ
ート24はCPU21の指定するタイミングに従いタイ
ミング信号S1をA/D変換器16に出力する。
22はタロツク発生器であり、ここで発生されたクロッ
クは分周器23で1 / nに分周されシステムクロッ
クShとしてCPU21とアナログ/デジタル変換器1
7に供給される。
一方、ROM20に格納された演算プログラムによりR
AM19に格納されたデータを用いてCPU21により
所定の演算が実行され、その演算の結果はRAM19に
格納されると共にバス18を介してデジタル/アナログ
変換器25を介して出力端26に流量出力として出力さ
れる。
次に、第2図に示すタイミング図、第3図に示すフロー
チャート図、第4図に示す演算図を用いて第1図に示す
実施例の動作を説明する。
第1図に示す分周器23の出力に得られるシステムクロ
ックShは第2図(a)に示す波形であり、これがCP
U21に供給されている。
第3図のステップ1において、CPU21はこのシステ
ムクロックShの割込タイミング(第2図(C))に同
期してROM20に格納された所定の演算プログラムに
よりバス18を介してタイミング信号出力ボート24に
励磁波形の切換タイミングを示すタイミング信号を出力
する。
ステップ2において、タイミング信号出力ボート24は
この切換タイミングを受け、励磁電流の波形を決める制
御信号Scを励磁回路13に出力する。
励磁回路13はこの制御信号を受は第2図(b)に示す
波形の励磁電流Ifを励磁コイル12に出力する。この
励磁波形は第2図(d)(e)に示すようにタイミング
番号iが0〜15で1サイクルを構成してこれを繰り返
す波形であり、第2図ではnサイクルの部分を中心にし
て示しである。
この励磁波形は低周波の波形と高周波の波形を乗算した
乗算形の波形をしている。
次に、ステップ3に移行する。ステップ3〜ステツプ6
まではアナログ/デジタル変換器16.17からのデー
タの読み込みをする手順を示している。
ステップ3ではシステムクロックSh (第2図(a)
)に同期して各サイクル毎にアナログ/デジタル変換器
17から入力されるデータを第2図(f)に示すように
バス18を介してCPU21の制御の基にRAM19の
所定のデータ領域Hiに格納する。
次に、ステップ4に移り、読み込んだタイミング番号i
が0か否かを判断し、0でなければステップ6に移行し
、0ならばステップ8に移行する。
ステップ6では読み込んだタイミング番号iが8か否か
を判断し8でなければステップ5に移行し、8ならばス
テップ7に移行する。
ステップ7では、タイミング信号出力ボート24から出
力されたタイミング信号S1 (第2図(g))による
サンプルタイミングにより、アナログ/デジタル変換器
16から入力されるデータを第2図(h)に示すように
バス18を介してCPU21の制御の基にRAM19の
所定のデータ領域・・・、Lo  (n  1)、Lo
  (n)、Lo  (n+1)、・・・に格納し、ス
テップ8に移る。
また、ステップ5では、タイミング信号出力ボート24
から出力されたタイミング信号Sn  (第2図(g)
)によるサンプルタイミングにより、アナログ/デジタ
ル変換器16から入力されるデータを第2図(h)に示
すようにバス18を介してCPU21の制御の基にRA
M19の所定のデータ領域・・・、Ll  (n  1
)、Ll  (n)、Lt(n+1)、・・・に格納し
、ステップ8に移る。
ステップ8ではタイミング番号1が奇数か否かを判断し
、奇数ならばステップ9に移行し、奇数でないならばス
テップ11に移行する判断をする。
ステップ9は高周波の復調演算をする。復調演算に際し
ては、RAM19に格納されたデータHiを用い、第2
図(i)に示すタイミングでCPU21の制御の基にR
OM20に格納された第4図に示す高周波復調演算eH
Jの欄で示す演算式で演算をしてその結果をRAM19
に格納する。
次に、ステップ10に移る。ここでは、高周波側の高域
P波演K F H、を実行する。
ろ波浪算に際しては、RAM19に格納されたデータe
Hjと前回のろ波浪算結果とを用い、CPU21の制御
の基にROM20に格納された第4図に示す高域ろ波浪
K F Htの欄で示す演算式で演算をしてその結果を
RAM19に格納する。
なお、第4図においてAなる定数は、Tを微分或いは積
分の定数、ΔTcHを第2図(b)に示す演算周期とす
ればA=T/ (T+ΔTCH)で示される。
次にステップ11に移る。ステップ11ではタイミング
番号iが0または8か否かを判断し一〇または8ならば
ステップ12に移行し、0または8でないならばステッ
プ14に移行する判断をする。
ステップ12では、低周波の復調演算をする。
復調演算に際しては、RAM19に格納されたデータ・
・・、Lo  (n  1)、Lo  (n)、Lo 
’(n+t)、+41  (n  1>、L+  <n
)、L+(n+1)、・・・を用い、第2図(j)に示
すタイミングでCP U21の制御の基にROM20に
格納された第4図に示す低周波復調演算eLiの欄で示
す演算式で演算をしてその結果をRAM19に格納する
ステップ13では、低周波側の低域P波浪3tFLiを
実行する。
P波浪算に際しては、RAM19に格納されたデータe
Lo、eLaと前回のP波浪算結果とを用い、CPU2
1の制御の基にROM20に格納された第4図に示す低
域ろ波浪算FLiの欄で示す演算式で演算をしてその結
果をRAM19に格納する。なお、第4図において、定
数Bは、B=ΔTCL/(ΔTcL+’r’)で示され
る。
ステップ14ではタイミング番号iが奇数か否かを判断
し、奇数ならばステップ15に移行し、奇数でないなら
ばステップ16に移行する判断をする。
ステップ15は加X演算を実行する。RAMl9に格納
された高域ろ波浪算の結果FHjと低域P波浪算の結果
FLiとを用い、CPU21の制御の基にROM20に
格納された第4図に示す加算演算eAの欄で示す演算式
で演算をしてその結果をRAM19に格納し、ステップ
17に移行する。
ステップ17では、次の割り込みのタイミングまで待機
し、次の割り込みのタイミングが来たらステップ1から
ステップ17までのフローを再び実行する。
以上のようにして、電極1’la、llbで検出した低
周波と高周波の2周波を含む信号電圧は、マイクロコン
ピュータを用いて低周波側と高周波側とに分けられて読
み込まれ、低9周波側は低周波で復調してその出力を低
域r波器を介して、高周波側は高周波で復調してその出
力を高域ろ波器を介してそれぞれ出力し、低域ろ波器と
高域−波器の各出力を加算合成して出力することにより
、ゼロ点が安定でフローノイズに対しても強く、かつ応
答の良い流量出力が得られる。
次に、ステップ10とステップ13における高域ろ波浪
算と低域ろ波浪算の演算に使用する最適な演算時定数は
次のようにして決定する。
P波浪算の時定数T、実流量Fo、低域ろ波浪算出力F
Lj 、高域ろ波浪算の出力F’H’j、低周波演算出
力eLjと高周波演算の出力eHiの立上りのずれ時間
先〇を用い、且つ低周波演算出力eLjが立ち上がる時
間を1=0とすれば、F[1=Fo  (1exp (
t/T))・・・(1) Fat =Fo eXp ((t+to )/T)・・
・(2) となる。
従って、加算出力eAは eA=Fo  (1−exp (−t/T))+Foe
xp (−(t+to )/T)=Fo−F、exp 
(−t/T) X (1exp (to /T) ) 中Fo  Fo  (to/T) Xexp(t/T) ・・・(3) 但し、t0/T(1としている。
そこで、実流量F0と加算出力eAとの誤差εtは次の
ようにして求められる。
εt = (eA Fo )/F。
=−(七。/T) e xp (−t/T’)・・・ 
(4) tQの最大値は檀ΔTcであり、εtは1=0、to=
ΔTcのとき最大となる。従って、(max)=−ΔT
c/T−(5) となる。
ここで、誤差を小さくするためには、演算時定数′rを
大きくすればよいが、微分ノイズの突変のように高tt
i−波出力にのみ影響するノイズが入った場合に演算時
定数が長いと正しい出力になるまでに時間がかかる。従
って、演算時定数は誤差が許容できる範囲で小さくする
必要がある。
そこで、許容出来る誤差をεMAXとすれば、選定する
時定数Tは(5)式を用いて T≫ΔTc/ε    ・・・(6) となる。
いま、低周波側の周波数を商用電源周波数の1/8に選
定すると、ΔTc ”: 1 / 6秒となる。また、
誤差の最大値をJIS規格(B7544)で規定されて
いる最も高精度の0.5%とすると(6)式からT>3
0秒となる。
このように演算時定数Tを選定すると、流量の突変のと
きにも実流量との差は0.5%以内に収めることができ
る。
以上の説明は、マイクロコンピュータを用いてソフト的
に実現した場合の実施例であるが、この時定数の選定は
、この様なソフト演算の場合だけではなく、デスクリー
トな回路要素を用いて第5図に示すようにソフト演算と
同様なハード演算をした場合にも適用できる。
すなわち、2周波励磁を行い低周波側の復調出力eしは
低域ろ波器27を介して高周波側の復調出力eHは高域
ろ波器28を介してそれぞれ出力させこれ等の出力PL
、F、を加算器29で加算して加算出力eAを出力する
場合に、これ等の低域ろ波器27と高域ろ波器28を例
えば抵抗とコンデンサを用いて実現した場合にも同様に
(6)式を適用することができる。この場合に、ラプラ
ス演算子Sを用いて加算出力eAを現すとeA=F1+
FH =ec/(1+s’I”) + (s’T”>eH/(1+5T)−(7)となる。
ここで、e 1 =e H= eとおくとe A =e となる。
第6図は第1図に示す構成によりソフト的に実行する本
発明の第2の実施例のフローチャート図である。第7図
は第6図に示すフローチャートの各部の演算を示す演算
図である。
この演算は、第3図、第4図に示す演算結果と同じ結果
を得るものであるが、その処理の手順が若干界なるもの
となっている。
第6図において、ステップ11までは第3図に示す手順
と同じである。
ステップ12では、タイミング番号iが奇数か否かを判
断し、奇数ならばステップ13に移行し、奇数でないな
らばステップ16に移行する判断をする。
ステップ13ではステップ9で得た高周波復調演算結果
<eHt )とステップ11で得た低周波&調演算結果
(eti)との差をCP tJ 21の制御の基にRO
Mに格納された第7図の高周波/低周波差演算の棚に示
す演算式で演算して、その差演算結果<eBL)をRA
M19に格納し、ステップ14に移行する。
ステップ14では、CPU21の制御の基にROMに格
納された第7図の低域ろ波浪算の欄に示す演算式で演算
して、その低域ろ波の演算結果(Fai)をRAM19
に格納し、ステップ15に移行する。但し、低域P波浪
算欄の式中のCはC=ΔTCL/(T十ΔTCL)で示
される。この場合の時定数Tは(6)式で示す関係に設
定される。
ステップ15では、ステップ9で得な高周波復調演算結
果(eHt )とステップ14で得た低域r波浪算結果
(Fsj)との差を第7図の出力演算の欄に示す演算式
により演算して出力eAを出力し、ステップ16に移行
する。
ステップ16では、次の割り込みのタイミングまで待機
し、次の割り込みのタイミングが来たらステップlから
ステップ16までのフローを再び実行する。
以上は、マイクロコンピュータを用いてソフト的に実現
した場合の実施例であるが、(6)式に示す時定数Tの
選定は、この様なソフト演算の場合だけではなく、デス
クリートな回路要素を用いて第8図に示すようにソフト
演算と同様なハード演算をした場合にも適用できる。
すなわち、2周波励磁を行い低周波側の復調出力elは
減算器30の一方の入力端に、高周波側の復調出力eH
は減算器30の他方の入力端にそれぞれ入力されこれ等
の差演算の結果eBは低域ろ波器31に入力されて低域
P波される。その出力は減算器31の入力端の一方に、
他方の入力端には高周波側の復調出力eHがそれぞれ入
力されこれ等の差が減算器31で演算されて出力eAを
出力する。この低域r波器31を例えば抵抗とコンデン
サを用いて実現した場合にもその時定数の選定に(6)
式の関係を適用することができる。
この場合に、ラプラス演算子Sを用いて加算出力eAを
現すと eh=eH−(eHet)/(1+5T)=ec/(1
+sT) + (sT)eH/ (1+5T)−(8)となり、(
7)式と全く同一の結果を得る。
第9図は第1図に示す構成によりソフト的に実行する本
発明の第3の実施例のフローチャート図である。第10
図は第9図に示すフローチャートの各部の演算を示す演
算図である。
この演算も、第3図、第4図に示す演算結果と同じ結果
を得るものであるが、その処理の手順が若干界なるもの
となっている。
第9図において、ステップ11までは第3図に示す手順
と同じである。
ステップ12では、タイミング番号iが奇数か否かを判
断し、奇数ならばステップ13に移行し、奇数でないな
らばステップ16に移行する判断をする。
ステップ13ではステップ9で得た高周波復調演算結果
(el(、)とステップ11で得た低周波復調演算結果
(eLi)との差をCPU21の制御の基にROMに格
納された第10図の高周波/低周波差演算の欄に示す演
算式で演算して、その差演算結果(eci)をRAM1
9に格納し、ステップ14に移行する。
ステップ14では、CPU21の制御の基にROMに格
納された第10図の高域ろ波浪算の欄に示す演算式で演
算して、その高域ろ波の演算結果(FcL)をRAM1
9に格納し、ステップ15に移行する。この高域ろ波浪
算においてもその時定数Tは(6)式に示す関係を保つ
ように選定される。
ステップ15では、ステップ11で得た低周波復調演算
結果(eLi)とステップ14で得た高域ろ波浪算結果
(Fci)との差を第10図の出力演算の欄に示す演算
式により演算して出力eAを出力し、ステップ16に移
行する。
ステップ16では、次の割り込みのタイミングまで待機
し、次の割り込みのタイミングが来たらステップ1から
ステップ16までのフローを再び実行する。
以上は、マイクロコンピュータを用いてソフト的に実現
した場合の実施例であるが、(6)式に示す時定数の選
定は、この様なソフト演算の場合だけではなく、デスク
リートな回路要素を用いて第11図に示すようにソフト
演算と同様なハード演算をした場合にも適用できる。
すなわち、2周波励磁を行い低周波側の復調出力elは
減算器33の一方の入力端に、高周波側の復調出力eH
は減算器33の他方の入力端にそれぞれ入力されこれ等
の差演算の結果e(は高域ろ波器34に入力されて高域
ろ波される。その出力は減算器35の入力端の一方に、
他方の入力端には低周波側の復調出力e1がそれぞれ入
力されこれ等の差が減算器35で演算されて出力eAを
出力する。この高域P波器34を例えば抵抗とコンデン
サを用いて実現した場合にも(6)式の関係を同様に適
用することができる。
この場合に、ラプラス演算子Sを用いて加算出力eAを
現すと eA=eL−sT(eL−eu)/(1+sT>= e
 L / (1+s T ) + (sT)eH/ (1+5T)−(9)となり、(
7)式と全く同一の結果を得る。
〈発明の効果〉 以上、実施例と共に具体的に説明したように第1、第2
、第3請求項に示す発明によれば、2周波励磁の場合に
高域ろ波手段と低域P波手段或いはこれ等のいずれかの
ろ波浪算の時定数を所定の関係に選定することにより流
量か突変したときでも演算出力の実流量からの誤差を所
定の誤差の中に収めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示すブロック図、第2図は
第1図に示す実施例の動作を説明する波形図、第3図は
第1図に示す実施例の信号処理の手順を示すフローチャ
ート図、第4図は第3図のフローにおける演算手順を示
す演算図、第5図は第3図と第4図における演算の要部
をデスクリートな回路で表現した演算回路図、第6図は
第1図に示す実施例の第2の信号処理の手順を示すフロ
ーチャート図、第7図は第6図のフローにおける演算手
順を示す演算図、第8図は第6図と第7図における演算
の要部をデスクリ−1・な回路で表現した演算回路図、
第9図は第1図に示す実施例の第3の信号処理の手順を
示すフローチャート図、第10図は第9図のフローにお
ける演算手順を示す演算図、第11図は第9図と第10
図における演算の要部をデスクリートな回路で表現した
演算回路図、第12図は流量が突変したときに生じる誤
差の説明をする説明図である。 10・・・導管、12・・・励磁コイル、13・・・励
磁回路、16.17・・・アナログ/デジタル変換器、
18・・・バス、19・・・ランダムアクセスメモリ、
20・・・リードオンリーメモリ、21・・・マイクロ
プロセッサ、22・・・クロック発生器、24・・・タ
イミング信号出力ボート、27.31・・・低域r波器
、28.34・・・高域P波器、29・・・加算器、3
0.32.33.35・・・減算器。 第6図 第q図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1周波数とこれより低い第2周波数の2つの異
    なった周波数を有する磁場を供給する励磁手段と、この
    励磁手段により励磁され流量に対応して発生する信号電
    圧を前記第1周波数に基づいて弁別して出力する第1復
    調手段と、この第1復調手段の出力を時定数Tで高域ろ
    波する高域ろ波手段と、前記信号電圧を前記第2周波数
    に基づいて復調周期がΔTで復調する第2復調手段と、
    この第2復調手段の出力を時定数Tで低域ろ波する低域
    ろ波手段と、前記高域ろ波手段と前記低域ろ波手段との
    各出力を加算的に合成する加算手段とを具備し、実流量
    に対して前記加算手段の出力が許容出来る許容誤差をε
    _tとするとき前記時定数TがT≫ΔT/ε_t となるように設定することを特徴とする電磁流量計。
  2. (2)第1周波数とこれより低い第2周波数の2つの異
    なった周波数を有する磁場を供給する励磁手段と、この
    励磁手段により励磁され流量に対応して発生する信号電
    圧を前記第1周波数に基づいて弁別して出力する第1復
    調手段と、前記信号電圧を前記第2周波数に基づいて復
    調周期がΔTで復調する第2復調手段と、この第1復調
    手段の出力と前記第2復調手段の出力との差を演算する
    第1減算手段と、この減算出力を時定数Tで低域ろ波す
    る低域ろ波手段と、この低域ろ波手段の出力と前記第1
    復調手段の出力とを減算する第2減算手段とを具備し、
    実流量に対して前記第2減算手段の出力が許容出来る許
    容誤差をε_tとするとき前記時定数Tが T≫ΔT/ε_t となるように設定することを特徴とする電磁流量計。
  3. (3)第1周波数とこれより低い第2周波数の2つの異
    なった周波数を有する磁場を供給する励磁手段と、この
    励磁手段により励磁され流量に対応して発生する信号電
    圧を前記第1周波数に基づいて弁別して出力する第1復
    調手段と、前記信号電圧を前記第2周波数に基づいて復
    調周期がΔTで復調する第2復調手段と、この第1復調
    手段の出力と前記第2復調手段の出力との差を演算する
    第1減算手段と、この減算出力を時定数Tで高域ろ波す
    る高域ろ波手段と、この高域ろ波手段の出力と前記第2
    復調手段の出力とを減算する第3減算手段とを具備し、
    実流量に対して前記第3減算手段の出力が許容出来る許
    容誤差をε_tとするとき前記時定数Tが T≫ΔT/ε_t となるように設定することを特徴とする電磁流量計。
  4. (4)前記時定数Tを30秒以上にすることを特徴とす
    る請求項(1)、(2)或いは(3)に記載する電磁流
    量計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2380798A (en) * 2001-07-02 2003-04-16 Abb Automation Ltd Electromagnetic flowmeter

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GB2380798A (en) * 2001-07-02 2003-04-16 Abb Automation Ltd Electromagnetic flowmeter

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