JPH0131271Y2 - - Google Patents

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JPH0131271Y2
JPH0131271Y2 JP11811483U JP11811483U JPH0131271Y2 JP H0131271 Y2 JPH0131271 Y2 JP H0131271Y2 JP 11811483 U JP11811483 U JP 11811483U JP 11811483 U JP11811483 U JP 11811483U JP H0131271 Y2 JPH0131271 Y2 JP H0131271Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
dress
doll
resin film
fabric
layered resin
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JP11811483U
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JPS6025694U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多重積層フイルムを適宜織布に重合し
てコーテイング加工を施した素材を裁断、縫製し
てなる人形用ドレスに関するものである。
従来、人形用ドレスはナイロン、コツトン及び
サテン等の素材を使用して形成されているので、
該素材を用いてドレスを製作する場合に裁断或は
装飾孔を施した部分が解れないように、この部分
をあとからかがるという面倒な作業を行なわなけ
ればならず、また、豪華さの点においても欠ける
という難点があり、この点の解決が望まれてい
た。
本考案は上記の観点に鑑みて成立したものであ
つて、特に、豪華で装飾性に富み、且つ織布に多
重積層樹脂フイルムを重合してコーテイング加工
を施したことにより、、該織布の裁ち切り部分の
かがり縫いが不要になると共に、防水効果があつ
て汚れにくいという人形用ドレスを提案すること
を目的とするもので、その要旨とするところは、
屈折率の異なるフイルムを多重に積層した多重積
層樹脂フイルムを織布に重合してコーテイング加
工を施し、上記コーテイング加工をした素材を適
宜裁断して縫製したことにある。
以下、図面によつて本考案の実施態様について
説明する。
図において、符号Aは人形用ドレスを示す。こ
の人形用ドレスAは第1図に示すように人形本体
1に着付けされている。そしてこの人形用ドレス
Aの素材2は第2図に示すように、ナイロン、コ
ツトン及びサテン等の織布より成る生地3に表
面、或は表裏面から光学的多重積層樹脂フイルム
4を重合してコーテイング加工を施して形成され
たものである。また、上記光学的多重積層樹脂フ
イルム4はフイルム内部の異なる屈折率をもつ異
なる樹脂の光学的多重積層部5,5,5……によ
り生ずる光の干渉によつて多色を発色させるもの
であるから、上記人形用ドレスAに用いた場合に
色が多彩、多様に変化する視覚効果が得られ、豪
華である。
人形用ドレスAは上述のように構成されている
素材2によつて形成されているので、該人形用ド
レスAを人形本体1に着付けすれば、光学的多重
積層部5,5,5……が生ずる光の干渉によつて
オパール、真珠色、玉虫色状に輝く極めて装飾効
果に富んだものが得られると共に、豪華さという
点について遜色がないので、該人形本体1が大変
に引き立つ。また、上記素材2はナイロン、コツ
トン及びサテン等により成る生地3の表面に多重
積層樹脂フイルム4を重合してコーテイング加工
を施して形成したものであるから、裁ち切りが可
能になり、そのあとのかがり縫いが不要となるた
めに作業能率が向上し、コストを低くすることが
できる。更に胸、或は裾部にレースのような孔明
けスカラツプ仕上げを容易に行なうことができる
ので可愛くまとめられる。そして、コーテイング
加工により上記生地3内の水の浸透を防ぐという
防水効果もあるので汚れにくい。
なお、実施例に於いては人形用ドレスAについ
て詳述したが、これに限定されず、例えばアクセ
サリー、帽子等に使用してもよい。また、上記人
形用ドレスAに限らず、例えば普通一般の婦人
服、カーテン生地及び壁生地として使用すること
もできる。
以上詳しく説明したように、本考案に係る人形
用ドレスは、屈折率の異なるフイルムを多重積層
して形成した多重積層樹脂フイルムを適宜織布よ
り成る生地の表面、或は表裏面に重合してコーテ
イング加工を施し、該生地を適宜裁断して縫製を
行ないドレスを形成したので、該ドレスの表面は
多重積層樹脂フイルムにより表面色が多彩、多様
に変化する視覚効果が得られた。また、上記ドレ
ス素材は多重積層樹脂フイルムを重合してコーテ
イング加工を施したので裁ち切りのみによつて仕
上ることが可能になり、したがつて、この部分の
かがり縫いが不要となるので作業能率が向上し、
コスト低減をはかることができ、且つレースのよ
うな孔明けスカラツプ仕上げを容易に行なうこと
ができる。更に、コーテイング加工により防水性
があるので汚れにくい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る人形用ドレスを人形本体
に着せた実施態様の一例を示す正面図、第2図は
人形用ドレスの素材を示す斜視図、第3図は多重
積層樹脂フイルムの断面図である。 符号A……人形用ドレス、1……人形本体、3
……生地、4……多重積層樹脂フイルム、5……
多重積層部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 着せ替えが自由にできる下記要件を備えたこと
    を特徴とする人形用ドレス。 (イ) 上記ドレスの素材は、屈折率の異なるフイル
    ムを多重に積層した多重積層樹脂フイルムを、
    適宜織布より成る生地の表面、或は表裏両面に
    重合してコーテイング加工を施したものである
    こと。 (ロ) 上記ドレスは、上記多重積層樹脂フイルムを
    コーテイング加工した素材を用いて適宜形状に
    裁断、縫製したものであること。
JP11811483U 1983-07-29 1983-07-29 人形用ドレス Granted JPS6025694U (ja)

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JPS6025694U JPS6025694U (ja) 1985-02-21
JPH0131271Y2 true JPH0131271Y2 (ja) 1989-09-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2556993Y2 (ja) * 1991-11-22 1997-12-08 パイロットインキ株式会社 熱変色性玩具

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JPS6025694U (ja) 1985-02-21

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