JPH01312403A - 光電スイッチ - Google Patents

光電スイッチ

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JPH01312403A
JPH01312403A JP63143313A JP14331388A JPH01312403A JP H01312403 A JPH01312403 A JP H01312403A JP 63143313 A JP63143313 A JP 63143313A JP 14331388 A JP14331388 A JP 14331388A JP H01312403 A JPH01312403 A JP H01312403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
slit
light receiving
slit width
photoelectric switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP63143313A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Tanaka
秀幸 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP63143313A priority Critical patent/JPH01312403A/ja
Publication of JPH01312403A publication Critical patent/JPH01312403A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光源として半導体レーザを使用して被検出物
体の寸法を計測判定する光電スイッチに関する。
〔従来の技術〕
まず、本発明の実施対象となる光電スイッチの従来構成
を第6図に示す0図において、1は基台、21.3は相
互に間隔を隔てて基台1の両端に設置した投光部、受光
部であり、ここで投光部2には光源としての半導体レー
ザ4.コリメートレンズ5を内蔵し、受光部3には集光
レンズ6、受光素子7を内蔵し、かつ受光部3の前面に
は矩形状の受光スリット8が開口している。なお9は増
幅器、10は比較器である。
かかる構成で、半導体レーザ4より放射するレーザ光は
コリメートレンズ5で平行光線の光束11となって投光
部2と受光部3との間の光路を進み、受光スリット8を
透過した後に集光レンズ6を経て受光素子7に受光され
る。ここで光路を横切るように例えば円柱の被検出物体
12を置くと、光束11は被検出物体12により遮光さ
れるようになる。
これにより受光素子7の受光量が被検出物体12の断面
、つまりその直径寸法dに対応して変化する。
したがうて受光素子7の出力を増幅器9で増幅し、比較
器10で基準値と比較することにより被検出物体12の
基準寸法に対する大小が簡単に計測判定できることにな
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記光電スイッチの光源として採用した半導
体レーザ4の放射レーザ光は、第7図に示すようにビー
ムの中心で光強度が最も高く、放射角θが増すに連れて
光強度が低下するガウス分布を呈するガウスビームであ
る。したがってコリートレンズ5を経て投光部2から出
射する平行光線の光束11の光強度分布も同様なガウス
分布を呈した不均一な分布となる。
このために、第8図の模式図で表すように、ガウス分布
を呈する光束11の光路途中に、スリット幅Wがスリッ
ト全長域で一定な矩形状のスリット13(第6図におけ
る受光部3の受光スリット8に相当する)が開口したマ
スクを置いたとすると、スリット13を透過した光束1
1a(右側)のスリット長手方向に沿った光強度分布は
、入射側の光束11(左側)と同様に中央域で光強度が
高く1両端域で光強度が低くなる不均一な分布となる。
上記した理由から、第6図の光電スイッチで被検出物体
12の寸法dを計測判定する場合に、同じ寸法dの被検
出物体12が光路の中心部に置かれた場合と、端部に置
かれた場合とでは被検出物体12に遮られる遮光量、シ
たがって受光素子7の受光量に差が生じ、この受光量の
差がそのまま計測誤差になって現れる。
ここで光束の不均一性に起因する誤差を次記のように定
義する。すなわち、第9図において、受光部3に開口し
た受光スリット8の長さ寸法に相応する光束幅ωの入射
光束11に対し、その一部を遮光するように光路途中に
遮光板14を置いた場合を想定すると、遮光板14の遮
光量lxに対する受光スリット8を透過した受光部3へ
の入射光量は第1O図のようになる。ここで実線(イ)
は第9図における光束11がガウスビームである場合、
点線(ロ)は光強度分布が均一な光束である場合を示し
、全入射光量をPo、遮光位置Xにおける実線イと点線
口との間の入射光量差をΔPとすると、光束の不均一誤
差Erは、Er−ΔP / P oとして定義される。
また、ガウスビームの光束不均一性と前記した不均一誤
差との対応を表すと第11図のごと(である、なお、図
中の実線(ハ)はガウスビームの光強度分布を、点線(
ニ)は平均光強度を示し、位置Xに遮光板14を置いて
遮光した場合の遮光領域における実線(ハ)と点線(ニ
)との光強度差の積算光量が前記したΔPに相当する。
ところで、第6図に示したように従来では受光部3に開
口した受光スリット8の形状は、その長手方向でスリッ
ト幅Wが−様な矩形であることから、発光部2の光源に
ガウスビームを出射する半導体レーザ4を採用した場合
には、前述した理由から光束の不均一誤差Erが大きく
現れ、第7図の放射特性をもった半導体レーザを使用し
た場合には、前記誤差Erの値は1.9%にもなる。
一方、前記した光束の不均一性に起因する誤差の発生を
防ぐ対策として、半導体レーザから出射したガウスビー
ムを均一な光強度分布の光線に変える手段として、光学
系内に特殊な反射鏡、プリズムなどを組み込んで光強度
の低いビーム外周域の光線の向きを変えてビーム中心域
に重ね合わせたり、あるいは特殊形状の非球面レンズを
組合せて光強度の高いビーム中心域の光線を光強度の低
い周域に分散させるなどして光強度分布の均一化を図る
ようにした方式が報告されているが、かかる方式では光
学部品の追加設置により、光学系が複雑、大形化して光
電スイッチがコスト高となる。
本発明は上記の点にかんがみ成されたものであり、半導
体レーザなどのガウスビームを放射する光源を採用した
光電スイッチを対象に、受光部に開口した受光スリット
の形状に改良を加えることにより、従来の対策のように
特別な光学部品を追加することなしに、光束の不均一性
に起因する計測誤差を低減でるようにした光電スイッチ
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明の光電スイッチにお
いては、受光部に開口した受光スリットの形状を、その
長手方向に沿い光強度の高い光束入射領域のスリット幅
が光強度の低い光束入射領域スリット幅よりも相対的に
狭くなるよう定めて構成するものとする。
〔作用〕
上記構成のように、受光スリットへ入射するガウスビー
ムの光束に対し、光強度の高い光束が透過するスリット
中央部におけるスリット幅を、光強度の低い光束が透過
するスリット両端部におけるスリット幅よりも狭く設定
しておくことにより、スリット中央部の光透過率が両端
部よりも低くなり、この結果として、受光スリットを透
過した光束は受光スリットの全長域でその光強度分布が
略均−化されるようになる。
したがって、光電スイッチで被検出物体の寸法を計測判
定する場合には、被検出物体を置く位置に関係なく高精
度な一計測判定が得られる。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例による光電スイッチを示すもの
であり、第6図に対応する同一部品には同じ符号が付し
である。ここで発光部2から出射する光束11の光軸に
中心を合わせて受光部3の前面に開口した受光スリット
81は、その長手方向に沿い中央部分のスリット幅がW
、両端部のスリット幅がW(W>w)となるように設定
した蝶ネクタイ形に形成されている。
かかる受光スリット81の゛形状により、半導体レーザ
4を光源としてコリメートレンズ5を経て投光部2より
出射するガウス分布を呈する光束11に対し、受光スリ
ット81におけるスリット幅が狭い中央部を透過する光
線の透過率は、スリット幅の広い両端部の透過率に比べ
て相対的に低くなる。
したがって、第2図の模式図(第8図の模式図に対応す
る)で表したように、光路途中に配したマスクの開ロス
リッ) 131を第1図で述べた受光スリット81と同
じ形状にすれば、ガウス分布を呈する入射側の光束11
は、スリット131を透過する過程で前記スリット幅に
相応した光線透過率の拘束を受け、結果としてスリット
131を透過した光束11bの光強度はその長手方向の
全域に亙って略均−化されるようになる。
なお、受光スリットの形状は、第1図に示した蝶ネクタ
イ形の他、第3図、第4図に符号82.83で示したよ
うな異形形状で実施しても同様な効果を奏する。
次に、第1図の実施例についての評価を具体的な数値で
示す、すなわち第7図に示した放射特性の半導体レーザ
を光源として焦点距離35s+mのコリメートレンズと
ともに第1図の光電スイッチの発光部2に組み込み、か
つ受光部3に開口した受光スリット81の長さ寸法を1
01として、その受光スリット81の長手方向のスリッ
ト幅を第5図における一点鎖線(ホ)で表すように、両
端部のスリット幅を1として中央部のスリット幅を0.
75に狭めて設定すると、入射側光束の光強度分布が点
線(へ)であるのに対して、受光スリット81を透過し
た光束の強度分布は実線(ト)で表すように受光スリッ
ト81の全長域で略均等化される。また先述(第9図な
いし第11図)で定義した光束の不均一誤差Erは約0
.1%となり、第6図に示した従来構成における矩形状
の受光スリットの不均一誤差1.9%と比べて誤差を大
幅に改善できることがV11認された。
〔発明の効果〕
本発明による光電スイッチでは、以上説明したように構
成されているので、次記の効果を奏する。
すなわち、半導体レーザなどガウスビームを放射する光
源を組み込んだ発光部に対向する受光部において、受光
部に開口した受光スリットの形状を、その長手方向に沿
い光強度の高い光束入射領域のスリット幅が光強度の低
い光束入射領域スリット幅よりも相対的に狭くなるよう
定めことにより、何等特別な光学部品を追加装備するこ
となく僅かに受光スリットの形状を変えるのみで、受光
スリットを透過した光束の光強度を受光スリットの全長
域で均等化することができ、かくして光束の不均一性に
起因する計測誤差の発生を抑え被検出物体の計測判定精
度の向上が図れる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の光電スイッチの構成斜視図、第
2図は第1図における受光スリットを透過する光束の状
態を表す模式図、第3図、第4図は第1図の実施例と異
なる実施例による受光スリットの形状図、第5図は第1
図の実施例の評価を数値的に表した特性図、第6図は従
来における光電スイッチの構成斜視図、第7図は半導体
レーザの放射光強度分布図、第8図は第2図に対応した
第6図における光束透過状態の模式図、第9図。 第10図、第11図は光束の不均一誤差を定義する説明
図である。各図において、 2:発光部、3:受光部、4:半導体レーザ、5:コリ
メートレンズ、6:集光1/ンズ、7:受光素子、8.
81,82.83:受光スリット、11:光束、W、w
:受光スリットの長手方向のスリット幅。 第3図     第4図 受光スリーlトの炙+距離 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)光線放射強度がガウス分布を呈する光源、コリメー
    トレンズを備えた投光部と、投光部から出射した平行光
    線の光束を受光スリットを通して受光する集光レンズ、
    受光素子を備えた受光部との組合せから成る光電スイッ
    チにおいて、前記受光スリットの形状を、その長手方向
    に沿い光強度の高い光束入射領域のスリット幅が光強度
    の低い光束入射領域スリット幅よりも相対的に狭くなる
    よう定めたことを特徴とする光電スイッチ。
JP63143313A 1988-06-10 1988-06-10 光電スイッチ Pending JPH01312403A (ja)

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JP63143313A JPH01312403A (ja) 1988-06-10 1988-06-10 光電スイッチ

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04118619U (ja) * 1991-04-02 1992-10-23 株式会社キーエンス 透過型半導体レーザセンサ
JP2002198568A (ja) * 2000-12-27 2002-07-12 Sunx Ltd 投光ユニット及び光電センサ
CN102694537A (zh) * 2012-06-20 2012-09-26 瑞电士(常熟)传感器有限公司 光电开关中防止光干扰的结构
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