JPH01312228A - 自動車のクラッチ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の利用分野］ 本発明は自動車用のクラッチ装置、これ以外のものを排
除する２α味ではないが、特に、メカニカル・オートマ
チック・ギア・ボックス（機械的自動変速歯車箱）に関
し、このクラッチ装置は。

■ギア・ボックスの第１入力軸上に回転不能に設けられ
ている第１クラッチ板と又は第１クラッチ・ディスクと
、 （リフライホイールに対し相対的に回転不能に設けられ
た、軸方向に移動可能な第１圧力板と、■上記フライホ
イールに対し強固に結合されている第２圧力板と、 ■上記第１圧力板と上記第２圧力板との間に位置する第
２クラッチ板又は第２クラッチ・ディスつてあって、上
記第１入力軸と中心を共有して又は同心的に枢支されて
いる第２入力軸に対し回転不能に設けられている第２ク
ラッチ又は第２クラッチ・ディスクと からなり、該クラッチ装置中で第１圧力板が、上記の（
第１及び第２）クラッチ板に対して、交互に押し付ける
ことが可能でありまた、第１圧力板によっていずれのク
ラッチ板も荷重又は圧力を受けることのない中間位置に
、第１圧力板を位置させることか可能である。

［従来の技術及び発明か解決しようとする課題１５個の
歯車の又は５速のギア・ボックスにおいて、この種のク
ラッチ装置を用いる場合に、自動車が第１速、第３速又
は第４速ギアで走行する時には、可動な圧力板（プレッ
シャ・プレート）は、静止したクラッチ板に対して、第
２クラッチ板を押し付ける。そして、自動車が第２速又
は第４速ギアで走行する時には、第１クラ・ンチ板はフ
ライホイールに対し押し付けられる。ギア変更（ギア・
シフト）は、ギア・セレクタ（ギア選択機）によって２
個のギアを同時に駆動されるように行われる。例えば、
ｌ速から２速へギアをシフトする前に、第２速ギアは″
活性化”される、実際のギア変更又は変速は、可動の圧
力板を静止している圧力板からフライホイールへと移動
させることにより、行われ、第２クラッチ板を離し、第
１クラッチ板をフライホイールに対し押し付ける。可動
の圧力板がフライホイールに対しトルクを伝達するため
の接触は、もし、すべてのギアを通って行う一連のギア
変更操作か一様である場合には、ニュートラルの位置（
ポジション）から両方向において、軸方向の移動に対す
る抵抗か一定てかつ可能な限り小さいようにすることか
重要である。

しかしながら、従来知られている、圧力板とフライホイ
ールとの接触によっては、この重要事項を達成するのが
困難であり、また圧力板及びクラッチ・ハウジングに取
り付けられている、周囲に間隙を有する複数のリーフ・
スプリングからなる従来の型式の接触をもっては、この
重要事項を達成するのは全く不可能である。

［発明の目的］ 本発明の目的は、発明の詳細な説明の欄の冒頭て述べた
型式のクラッチ装置であって、可動の圧力板とフライホ
イールの間に、ギア・シフトの過程に影響を及ぼさない
接触を有し、また圧力板がフライホイールに対し中心軸
上に位置することを保証するクラッチ装置を提供するに
ある。

［課題を解決するための手段］ この目的は、クラッチ装置の発明である本発明、 すなわち第１圧力板が、第１圧力板の外周に沿って一様
に間隔を有し軸方向に延びている溝を伴うように配置さ
れていること、 フライホイール又はフライホイールに強固に結合されて
いる部材が、軸方向に延びている内側の溝を伴うように
配置され、該内側の溝が、第１圧力板の外側の溝に対向
して位置し、外側の溝とともに、少なくとも実質的に円
状の断面形状を有する、軸方向に延びる複数の経路（ｃ
ｈａｎｎｅ　Ｉｓ）を形成すること。

及び 少なくとも１個の球状の要素が、各々の経路中に配置さ
れ、フライホイールとｉｆ圧力板の間のトルクを伝達す
る手段として機能することを特徴とする自動車のクラッ
チ装置によって達成される。

［作用及び発明の効果］ 木発ＩＪＩに係る方式て、圧力板を複数のボール・ベア
リングで枢支することによって、 ａ）圧力板とフライホイールの間の摩擦か極めて小さく
なる該接触と、 ｂ）直線移動に対する抵抗が、すべての移動経路（ｄｉ
ｓｐｌａｃｅ＋＊ｅｎｔ　ｐａｔｈ）にわたって、従来
に比べはるかに一定である該接触と、 Ｃ）圧力板か正確に中心軸上に位置することを保証する
該接触と を得ることかてきるようになフた。

［実施例］ 以下本発明を、添付の実施例に関する図面にもとづき、
さらに詳細に説明する。

第１ＵＡ〜第３図において、参照番号１は、自動車のエ
ンジンのフライホイールを表わし、フライホイールはク
ラッチ装ご２に接続されている。実施例に係るクラッチ
装置は、第１クラッチ板（第１クラッチ・ディスク）４
と、第２クラッチ板（第２クラッチ・ディスク）５と、
フライホイールｌに対し軸方向に移動可能だが、相対的
に回転不能なようにフライホイールｌに接続されている
第１圧力板６と、フライホイール上の外周フランジ８に
取り付けられている第２圧カ板７とを含んている。第１
クラッチ板４は入力軸９に接続されており、第２クラッ
チ板５は図示されていないギア・ボックスの入力軸ｌＯ
に接続されている。このギア・ボックスは５個のギアの
（５速の）ギア・ボウクスであってもよい。ギア・ボッ
クスにおいては、入力軸９は、自動型か第２速ギア又は
第４速ギアで走行する時には、ギア・ボックス駆動軸と
して機能する。一方、自動車が第３速ギア又は第５速ギ
アて走行する時には、入力軸ｌＯはギア・ボックス駆動
軸として機能する。

自動車か第１速ギアにある時には、可動の第１圧力板６
は、それゆえ、クラッチ板を静止している第２圧力板７
に押しつける。ギア・ボックスの第２速ギアの選択の後
に、可動の第１圧力板６の直線移動によって実際のギア
・シフト（ギア変更）か行われ、第２クラッチ板５との
接続を断ち、代りに、第１クラッチ板４をフライホイー
ルに対し押し付ける。第１図においては、第１圧力板６
は中間のニュートラルの位置にあり、クラッチ板４．５
のいずれも、第１圧力板６によって負荷又は圧力をかけ
られていない状態か図示されている。

第１圧力板６は、第１図に単に概略的に図示されている
手段１１の助けによって移動する。この手段１１は公知
の型式のものでよく、例えば、クラッチ装置の回転部分
の外部に位置する、油圧又は水圧ピストン−シリンダ装
器からなり、クラッチ・フォーク、クラッチＪ１＆！ク
ラッチ解離ベアリング及びレバー・アームの中間を通っ
て、両方向に圧力板に負荷又は圧力を加える公知の手段
であってもよい、用いられる機構は、例えば、スウェー
デン国特許出願５Ｅ−Ａ　−８４０３３４７−１号に記
載され、図示されている種類のものであってもよい。

フライホイールｌから可動の圧力板６へのトルクの伝達
の目的と同時に圧力板の軸方向の移動に対する無視しつ
る抵抗を達成する（抵抗を無視しつる程度に減少する）
目的のために、圧力板の外周表面には、３個の軸方向に
延びている溝１２が設けられている。６溝１２は、１２
０度の角度なもって、−様に間隔をおいて設けられ、か
つ圧力板６の凹部１３中に設けられている。フランジ８
は（図示した実施例においては、フライホイールｌの一
体部分であるが）フライホイールｌに接続されており、
静止している圧力板７には、凹部１３に対し相補的な凸
部か設けられており、溝１２に対向して位置するｌＩＷ
　ｌ　５が形成されている。各々の対の溝１２．１５で
構成される各々の経路（ｃｈａｎｎｅｌ）には、１個の
球状の要素１６か配置されている。各々の溝の底部の間
の距ｆｉｌＡ（第３図を参照のこと）が、球状の要素の
直径と等しくなるように、かつ溝の半径が球状の要素の
半径に比べてわずかに大きくなるように、溝１２．１５
の形状か定められ、位置決めされる。この事によって、
球状の要素１６はＩＩＩＩｌ　２．１５の間を低摩擦で
転がることが可能となり、一方、同時に大きなトルクを
伝達することが可能となる。このようにして、圧力板を
枢支することによって、圧力板は正確に中心軸上に保た
れる。このことはバランスの観点からｆｆｉ要である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るクラッチ装置の一実施例の長手方
向（軸方向）断面概略図であり、第２図は第１図中の線
ＩＩ−ＩＩ　　についての断面図、第３図は、第２図中
の部分ＩＩＩの拡大図である。 ｌ・・・フライホイール　２・・・クラッチ装置４・・
・（第１）クラッチ板 ５・・・（第２）クラッチ板 ６・・・（第１）圧力板　７・・・（第２）圧力板８・
・・フランジ　　　　９．１０・軸入力軸１１・・・手
段　　　　　１２．１５・・・溝１３・・・凹部　　　
　　１４・・・凸部１６・・・球状の要素

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　ギア・ボックスの第１入力軸に対し回転不能に結合
   されている第１クラッチ板と、 自動車のエンジン・フライホィールに対し相対的に直線
   変位可能であるが回転不能な第１圧力板と、 上記エンジン・フライホィールに対し相対移動不能に結
   合されている第２圧力板と、 上記第１圧力板と上記第２圧力板との間に位置する第２
   クラッチ板であって、上記第１入力軸と同心的に枢支さ
   れている第２入力軸に対し回転不能に結合されている第
   ２クラッチ板と からなる自動車用、特にメカニカル・オートマチック・
   ギア・ボックス用のクラッチ装置であって、該クラッチ
   装置中で、第１圧力板が、上記の（第１及び第２）クラ
   ッチ板に対して、交互に押し付けることが可能であり、
   また、第１圧力板によっていずれのクラッチ板も荷重又
   は圧力を受けることのない中間位置に、第１圧力板を位
   置させることが可能である自動車用、特にメカニカル・
   オートマチック・ギア・ボックス用のクラッチ装置にお
   いて、 第１圧力板（６）がその外周に沿って一様に間隔を有し
   、軸方向に延びている溝（１２）を伴うように配置され
   ていること、 フライホィール（１）又はフライホィールに強固に結合
   されている部材（８）が、軸方向に延びている内側の溝
   （１５）を伴うように配置され、該内側の溝が、第１圧
   力板の外側の溝（１２）に対向して位置し、外側の溝と
   ともに、少なくとも実質的に円状の断面形状を有する、
   軸方向に延びる複数の経路を形成すること、 少なくとも１個の球状の要素（１６）が、 各々の経路中に配置され、フライホィール（１）と第１
   圧力板（６）の間のトルクを伝達する手段として機能す
   ること を特徴とする自動車のクラッチ装置。 ２　各々の溝（１２、１５）の半径が球状の要素（１６
   ）の半径に比べて、わずかに大きいこと、 各々の溝の深さがある程度、これら溝の半径より小さく
   、相互に共働する外側及び内側の溝（１２、１５）の底
   部間の距離（Ａ）が球状の要素の直径と等しいこと を特徴とする請求項１に記載のクラッチ装置。 ３　フライホィール（１）が、外周フランジ部（８）を
   有し、この外周フランジ部は第１圧力板（６）の上方に
   突出し、外周フランジ部の内側表面には、内側の溝（１
   ５）が設けられていることを特徴とする請求項１又は２
   に記載のクラッチ装置。 ４　外周フランジ部（８）の軸方向の溝（１５）が、こ
   の外周フランジ部上の凸部（１４）に設けられているこ
   と、 及び 第１圧力板（６）が凹部（１３）を有し、 凹部の断面の位置が該凸部の断面形状に対応し、凸部と
   結合し、第１圧力板の溝（１２）が形成されることを特
   徴とする請求項３に記載のクラッチ装置。 ５　各経路に１個の球状の要素（１６）が配置されてい
   る３個の経路を有することを特徴とする請求項１乃至４
   のいずれか１つに記載のクラッチ装置。 ６　第２圧力板（７）が外周フランジ部（８）に強固に
   接合されていることを特徴とする請求項２乃至５のいず
   れか１つに記載のクラッチ装置。