JPH01311800A - スピーカ用フレームの成型方法 - Google Patents

スピーカ用フレームの成型方法

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JPH01311800A
JPH01311800A JP14308088A JP14308088A JPH01311800A JP H01311800 A JPH01311800 A JP H01311800A JP 14308088 A JP14308088 A JP 14308088A JP 14308088 A JP14308088 A JP 14308088A JP H01311800 A JPH01311800 A JP H01311800A
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JP
Japan
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punch
die
molding surface
spring
molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP14308088A
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English (en)
Inventor
Teiichi Sato
禎一 佐藤
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Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は各種音響機器に使用されるスピーカ用フレー
ムの成型方法に関するものである。
〔従来の技術〕
スピーカのフレームは、振動板や磁気回路等及びその他
の部品を取付けるための母体となるもので、このフレー
ムは振動板が振動したときに共振することがないように
頑丈に作られ、高級なものにはアルミニウム、亜鉛等の
鋳物やダイキャストで作られたものもあるが、一般には
鋼板をプレスしてメツキしたものが使用されている。
このプレスによるフレームの成型方法は、単一の鋼板を
素材としてコーン形に絞り加工し、この絞り加工したも
のに対して外形抜き加工と、必要箇所に穴あけ加工を施
して目的とするフレームを得ており、これらの各加工は
、それぞれの目的を有する加工金型を具備したプレス装
置の複数を使用して板状素材に逐次成型加工を施す手動
送りによる加工方法と、前記の各加工のための金型を付
けたプレス装置の複数に素材を機械送りして自動的に成
型加工する方法が実施されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したスピーカ用フレームの成型は、複雑な形状のフ
レームでは絞り加工でも5回程度に及ぶ多工程の加工を
せねばならず、その操作は煩雑である。
しかして、素材を機械送りによって自動的に成型する後
者の方法は、素材を人手を介してセットする前者の方法
に比して能率的ではあるが、加工手段の異なったプレス
装置の複数を設置せざるを得ないため、長い加工処理時
間を要し、設備投資に費用が嵩むと共に、装置の設置に
場所を取られるなど実用上長(の問題を有している。
この発明はカミる現状に鑑み、素材への絞り加工、外形
抜き加工および素材の中心部への穴抜き加工を1工程の
中で1時間差を以て実施せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この発明のスピーカ用フレー
ムの成型方法は、コーン形の凹部からなる成型面を有し
、該成型面の開口部周縁に切刃縁を形成すると共に、成
型面の首部中央に上下方向  ゛に貫通する通孔を設け
てなる絞り型と、該絞り型の前記成型面の首部側に位置
して前記通孔と係合し、スプリングの付勢力によって先
端面が不作動状態において成型面の首部に位置するよう
設定されたパンチ部材とから構成される上下動可能なパ
ンチと、該パンチに一定間隔で対峙し、当該パンチの成
型面に対応するコーン形の凸部からなる成型面を有し、
該成型面の下部周縁に切刃縁を形成すると共に、成型面
の中央に上下方向に貫通する穴抜用の通孔を設けた固定
ダイスとからなる加工装置を使用し、パンチをダイスに
向けて下降させスプリングの付勢力を利用して、ダイス
とパンチとの間に存在させた板状の素材に対してまず絞
り型による絞り加工を行い、ついでパンチをさらに下降
させることによってスプリングの付勢力を利用しながら
外形抜き加工を行ったのち、下降する絞り型と固定ダイ
スとの作用によってパンチ部材がスプリングの付勢力に
抗して固定ダイスに設けた穴抜き用の通孔に突出させ、
以て素材の中心部に透孔を形成する穴抜き加工を行うこ
とを特徴とするものである。
この発明の方法に使用する加工装置は、固定ダイスと、
該固定ダイスに対して上下動するパンチとから構成され
るもので、固定ダイスに対してパンチを下降させる1工
程中で、素材への絞り加工と、外形抜き加工および素材
の中心部への穴抜き加工を同時に実施するため、テンシ
ョンの強いスプリングを使用し、該スプリングの付勢力
を利用して時間差を持たせたものである。
〔作   用〕
この発明のスピーカ用フレームの成型方法は。
固定ダイスに対して上下動するパンチを、コーン形の四
部からなる成型面を有し、該成型面の開口部周縁に切刃
縁を形成すると共に、成型面の首部中央に上下方向に貫
通する通孔を設けてなる絞り型と、該絞り型の前記成型
面の首部側に位置して前記通孔と係合し、スプリングの
付勢力によって先端面が不作動状態において成型面の首
部に位置するよう設定されたパンチ部材とから構成し、
スプリング自体の付勢力を利用して絞り型とパンチ部材
の動作に時間差を設けたので、固定ダイスに対するパン
チの1回の往復で、素材への絞り加工と外形抜き加工、
および素材中心部への穴抜き加工を実施することができ
る。
〔実 施 例〕 以下、この発明のスピーカ用フレームの成型方法を添付
の図面を引用して具体的に説明する。
図はこの発明の方法に使用する加工装置の一例と、これ
による成型方法とを示した概略縦断面図である。
この方法に使用するフレームの素材12は、従来から使
用されてきたアルミあるいは亜鉛等からなる薄い板材で
ある。
このフレームの成型に使用する加工装置は、下部に位置
する固定ダイス1と、その上部に所定の間隔をおいて配
置した上下方向に可動なパンチ5とから構成されている
固定ダイス1は、成型せんとするフレームの内側の形状
にはソ合致したコーン形の凸部からなる成型面2を有し
、該成型面2の周縁は垂直方向の壁によって切刃縁3を
形成し、成型面2の中央には素材の中心部に穴を開ける
ためのパンチを受は入れると共に、パンチに際して生ず
る素材の切屑を・落下させるための通孔4を上下方向に
形成している。
一方、バンチ5は、絞り型6とバンチ部材9とから構成
されるもので、絞り型6は前記固定ダイス1の成型面2
に対応して、下面にフレームの外側の形状にはy合致し
たコーン形の凹部からなる成型面7を有し、この成型面
7の首部中央には上下方向に通孔1)が形成されている
パンチ部材9は、前記絞り型6の直上部に位置し、該絞
り型6に設けた前記の通孔1)と係合する円柱状のパン
チ部材9aを有しており、パンチ部材9aを通孔1)に
嵌入すると共に、パンチ部材9に外嵌されたスプリング
10によって絞り型6と一定間隔を保持して組合わされ
、パンチ部材9aの先端面が不作動状態において前記成
型面7の首部と同一面を形成する位置にセットされてい
る。
か−る絞り型6とパンチ部材9とからなるパンチ5は1
図示しない駆動機構によって固定ダイス1に対して上下
するものである。
しかして、前記構成を存する加工装置を使用してスピー
カ用フレームを製造する方法について以下に説明する。
まず第1図のように、鋼板よりなる素材12を固定ダイ
スlとパンチ5との間に存在させるものであるが、具体
的にはこの素材12をダイス1の上部に当接させるもの
である。
この状態を保持しながら駆動機構を作動させて第2図の
ようにパンチ5を下降させると、絞り型6とパンチ部材
9aとはスプリング10の付勢力によって不作動時と同
じ間隔を保って下降し、素材12はスプリング10の付
勢力を受けた絞り型6で下方に押圧され、固定ダイス1
の成型面2と絞り型6の成型面7とにより次第に所定の
コーン型に絞り加工されて一次成型体13aとなる。
さらに、パンチ5が下降すると、スプリング10は固定
ダイス1と固定ダイス1の影古を受けた絞り型6の作用
によって多少圧縮するが、前記とほぼ同じ状態を保って
下降し、パンチ5の切刃縁8と、固定ダイス1の切刃縁
3とにより素材12の外形抜き加工を行う。14はこの
外形抜き加工で生じた切断屑である。
この状態より引き続いてパンチ5を下降させると、固定
ダイス1と絞り型6の押圧力を受けてスプリング10が
付勢力に抗して一層圧縮されるので、スライダにその基
端を固定したパンチ部材9aが絞り型6の首部から成型
面7内に突出すると同時に素材12の中心部と接し、上
方からのさらに強い押圧力を受けて素材12をパンチし
、第3図に示すようにその先端部が固定ダイス1の通孔
4に突出し、前記−吹成型体13aの中央部分に穴抜き
加工が施された最終成型体13bが得られる。
この穴抜き加工で生じた切断屑15は、固定ダイス1の
通孔4を通じて落下する。
その後、パンチ5を上方に引き上げてこの最終成型体1
3bを取出すことにより、目的とする製品フレームを一
挙に得ることができる。
なお、この加工装置におけるダイスlの成型面2を凹部
として構成し、パンチ5の一部を構成している絞り型6
の成型面7を凸部として構成することもできる。
〔発明の効果〕
この発明のスピーカ用フレームの成型方法は。
固定ダイスに対して上下動するパンチを、コーン形の四
部からなる成型面を有し、該成型面の開口部層縁に切刃
縁を形成すると共に、成型面の首部中央に上下方向に貫
通する通孔を設けてなる絞り型と、該絞り型の前記成型
面の首部側に位置して前記通孔と係合し、スプリングの
付勢力によって先端面が不作動状態において成型面の首
部に位置するよう設定されたパンチ部材とから構成し、
スプリング自体の付勢力を利用して絞り型とパンチ部材
の動作に時間差を設けた加工装置を利用するものである
ので、固定ダイスに対するパンチの1回の往復で、素材
への絞り加工と外形抜き加工。
および素材中心部への穴抜き加工を実施することができ
る。
そのため、スピーカ用フレームの成型に要する時間を大
幅に短縮することができ、成型の省力化をはじめとして
成型費用、設備費用の大幅な節減を図ることができるな
ど実用上きわめて大きな利用価値を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの発明の方法に使用する加工装置
の一例と、これによる成型方法とを示した概略縦断面図
で、第1図は素材をセットした装置の始動r)iiの状
態を、第2図は一次成型体の成型状態を、また第3図は
最終成型体の成型状態を示すものである。 1・・・固定ダイス  2,7・・・成型面3.8・・
・切刃縁  4,1)・・・通孔5・・・パンチ   
 6・・・絞り型9・・・パンチ部材  10・・・ス
プリング12・・・素材 13a・・・−火成型体 13b・・・最終成型体 特許出願人 ミ ネ ベ ア 株 式 会 杜氏 理 
人 弁理士 幸  1) 全  弘■  = =   
Σ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コーン形の凹部からなる成型面を有し、該成型面
    の開口部周縁に切刃縁を形成すると共に、成型面の首部
    中央に上下方向に貫通する通孔を設けてなる絞り型と、
    該絞り型の前記成型面の首部側に位置して前記通孔と係
    合し、スプリングの付勢力によって先端面が不作動状態
    において成型面の首部に位置するよう設定されたパンチ
    部材とから構成される上下動可能なパンチと、該パンチ
    に一定間隔で対峙し、当該パンチの成型面に対応するコ
    ーン形の凸部からなる成型面を有し、該成型面の下部周
    縁に切刃縁を形成すると共に、成型面の中央に上下方向
    に貫通する穴抜用の通孔を設けた固定ダイスとからなる
    加工装置を使用し、パンチをダイスに向けて下降させス
    プリングの付勢力を利用して、ダイスとパンチとの間に
    存在させた板状の素材に対してまず絞り型による絞り加
    工を行い、ついでパンチをさらに下降させることによっ
    てスプリングの付勢力を利用しながら外形抜き加工を行
    ったのち、下降する絞り型と固定ダイスとの作用によっ
    てパンチ部材がスプリングの付勢力に抗して固定ダイス
    に設けた穴抜き用の通孔に突出させ、以て素材の中心部
    に透孔を形成する穴抜き加工を行うことを特徴とするス
    ピーカ用フレームの成型方法。
JP14308088A 1988-06-10 1988-06-10 スピーカ用フレームの成型方法 Pending JPH01311800A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6311535B1 (en) * 1999-12-28 2001-11-06 Abb T&D Technology Ltd. High voltage bushing embossing punch tool and method
US8015680B2 (en) * 2009-04-25 2011-09-13 Hong Fu Jin Precision Industry (Shenzhen) Co., Ltd. Pressing apparatus and method
CN104028628A (zh) * 2014-06-21 2014-09-10 梧州恒声电子科技有限公司 一种无铆合孔的盆架的生产工艺
CN104056901A (zh) * 2014-06-27 2014-09-24 梧州恒声电子科技有限公司 喇叭盆架的加工方法
CN104084501A (zh) * 2014-06-27 2014-10-08 梧州恒声电子科技有限公司 喇叭盆架的加工方法
CN104084502A (zh) * 2014-06-27 2014-10-08 梧州恒声电子科技有限公司 喇叭盆架的加工方法

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