JPH01310690A - オーバロックミシンのかがり幅調節装置 - Google Patents
オーバロックミシンのかがり幅調節装置Info
- Publication number
- JPH01310690A JPH01310690A JP14079088A JP14079088A JPH01310690A JP H01310690 A JPH01310690 A JP H01310690A JP 14079088 A JP14079088 A JP 14079088A JP 14079088 A JP14079088 A JP 14079088A JP H01310690 A JPH01310690 A JP H01310690A
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- sewing machine
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims abstract description 34
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims abstract description 72
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 5
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 abstract description 3
- 238000009964 serging Methods 0.000 description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 description 1
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、オーバロックミシンにおけるかがり輻を変更
するためのかがり幅調節装置に関するものである。
するためのかがり幅調節装置に関するものである。
[従来の技術]
従来、オーバロックミシンによって縁かがり縫製を行う
とき、縫製される布やデザインに従って縁かがりの縫い
幅を選択しなければならない、普通ロック縫い幅は2〜
6mmであり、巻きロック縫い幅は1〜2mmとなって
いて、縫い幅を変更するためには各々の縫い幅に合った
糸滑り片を取り付けた針板を用意し交換するか、あるい
は、糸滑り片調整式針板において糸滑り片を前後左右に
位置調整することが必要であり、いずれに於いても下側
面カバー及びメス力バーを開いて下メス取付台の左右位
置をかがり幅に合わせ調整しなければならない。これら
の操作は、糸滑り片と下メスの二ケ所の困難な調整を数
回繰り返さねばならず、特に初心者のオペレーターにと
っては困難であり、かつ時間を要する。
とき、縫製される布やデザインに従って縁かがりの縫い
幅を選択しなければならない、普通ロック縫い幅は2〜
6mmであり、巻きロック縫い幅は1〜2mmとなって
いて、縫い幅を変更するためには各々の縫い幅に合った
糸滑り片を取り付けた針板を用意し交換するか、あるい
は、糸滑り片調整式針板において糸滑り片を前後左右に
位置調整することが必要であり、いずれに於いても下側
面カバー及びメス力バーを開いて下メス取付台の左右位
置をかがり幅に合わせ調整しなければならない。これら
の操作は、糸滑り片と下メスの二ケ所の困難な調整を数
回繰り返さねばならず、特に初心者のオペレーターにと
っては困難であり、かつ時間を要する。
前述の問題を解決するために、糸滑り片と下メスを一体
形成した機構構造により、送り方向と交差して左右方向
に移動調整出来る手段が提案されている(特公昭59−
67169号、特公昭6〇−60888号、実公昭61
−148271号等)。
形成した機構構造により、送り方向と交差して左右方向
に移動調整出来る手段が提案されている(特公昭59−
67169号、特公昭6〇−60888号、実公昭61
−148271号等)。
このようなかがり#i調整機構においては、第4図及び
第5図に示すように糸滑り片100は針板1と一体の固
定爪101と移動爪102から成り且つ移動爪102は
固定爪101に併列する作用位置とそこから退避した不
作用位置を選択的に切り換えられるように構成されてお
り、第4図及び第5図の例では、移動爪102を下方に
摺動させて不作用位置に移動している。
第5図に示すように糸滑り片100は針板1と一体の固
定爪101と移動爪102から成り且つ移動爪102は
固定爪101に併列する作用位置とそこから退避した不
作用位置を選択的に切り換えられるように構成されてお
り、第4図及び第5図の例では、移動爪102を下方に
摺動させて不作用位置に移動している。
その他移動爪の回転によって切り換えを行うものもある
。そして普通ロック縫いと巻きロック縫いとの切り換え
は、移動爪を作用位置に切換え、針板の固定爪に併設す
ることによる大きなかがり幅と、移動爪を不作用位置に
移動させて、針板の固定爪のみによる小さなかがり幅と
を選択することにより行われる。
。そして普通ロック縫いと巻きロック縫いとの切り換え
は、移動爪を作用位置に切換え、針板の固定爪に併設す
ることによる大きなかがり幅と、移動爪を不作用位置に
移動させて、針板の固定爪のみによる小さなかがり幅と
を選択することにより行われる。
[発明が解決しようとする課題]
ところで上記従来技術はかがり幅調節に伴う糸滑り片と
下メスとの同時操作の問題点は解決されるものの、普通
ロック縫いと巻きロック縫いどの切り換えに於て、糸滑
り片の一部を形成する移動爪を針板の固定爪に併設する
作用位置から、針板の固定爪のみによる小さなかがり幅
を選択して移動爪が不作用位置に移動する操作上中途位
置での誤操作による事故のおそれがあるため、事故防止
対策が施されている(特公昭62−66885号)、シ
かし、そのために機構が複雑化し、しかも完全に満足さ
れる機能を備えているとは言えない、また切り換え時に
は、他の部材との接触を防ぐため先ずかがり幅を最大に
なるように移動爪の左右位置を調整した後、移動爪を作
用位置から不作用位置へ退避する切り換え操作を行い1
次に必要な縫い目が出来るように再びかがり幅を調整し
なければならず、操作が複雑でその作動が初心者のオペ
レータに理解されない為不十分な設定のままミシンを始
動してしまい、縫い不良やルーパと移動爪の接触破損等
事故が発生する問題がある。
下メスとの同時操作の問題点は解決されるものの、普通
ロック縫いと巻きロック縫いどの切り換えに於て、糸滑
り片の一部を形成する移動爪を針板の固定爪に併設する
作用位置から、針板の固定爪のみによる小さなかがり幅
を選択して移動爪が不作用位置に移動する操作上中途位
置での誤操作による事故のおそれがあるため、事故防止
対策が施されている(特公昭62−66885号)、シ
かし、そのために機構が複雑化し、しかも完全に満足さ
れる機能を備えているとは言えない、また切り換え時に
は、他の部材との接触を防ぐため先ずかがり幅を最大に
なるように移動爪の左右位置を調整した後、移動爪を作
用位置から不作用位置へ退避する切り換え操作を行い1
次に必要な縫い目が出来るように再びかがり幅を調整し
なければならず、操作が複雑でその作動が初心者のオペ
レータに理解されない為不十分な設定のままミシンを始
動してしまい、縫い不良やルーパと移動爪の接触破損等
事故が発生する問題がある。
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解決するも
ので糸滑り片を構成する移動爪と下メスとの同時調整機
能を保持しながら、しかも移動爪を作用位置から不作用
位置へワンタッチで退避し、不作用位置から作用位置へ
も特別な操作をする事なく切り換えることのできるかが
り幅調整装置の提供を目的とする。
ので糸滑り片を構成する移動爪と下メスとの同時調整機
能を保持しながら、しかも移動爪を作用位置から不作用
位置へワンタッチで退避し、不作用位置から作用位置へ
も特別な操作をする事なく切り換えることのできるかが
り幅調整装置の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段]
このような目的を達成する本発明のかがり幅調整手段は
、下メスを固定した下メス取付台をミシンの布送り方向
に対し直交する方向に移動する調節機構を有するオーバ
ロックミシンにおいて、針板に固定された固定爪と共に
糸滑り片を構成し且つかがり幅を決定する移動爪を前記
下メス取付台に対し着脱自在に設けたことを特徴とし、
更に好ましい態様として、前記移動爪は凹部を有する楔
状のフックを有し、また前記下メス取付台は該フックが
挿入される孔を有すると共に挿入されたフックと係合し
且つ該フック側に付勢された固定子及び前記挿入された
フックを押し戻す方向に付勢するバネ部材を備え。
、下メスを固定した下メス取付台をミシンの布送り方向
に対し直交する方向に移動する調節機構を有するオーバ
ロックミシンにおいて、針板に固定された固定爪と共に
糸滑り片を構成し且つかがり幅を決定する移動爪を前記
下メス取付台に対し着脱自在に設けたことを特徴とし、
更に好ましい態様として、前記移動爪は凹部を有する楔
状のフックを有し、また前記下メス取付台は該フックが
挿入される孔を有すると共に挿入されたフックと係合し
且つ該フック側に付勢された固定子及び前記挿入された
フックを押し戻す方向に付勢するバネ部材を備え。
前記移動爪は前記フックを前記孔に挿入することにより
前記フックと前記固定子が係合し、前記下メス取付台に
固定され、また前記固定子と前記フックとの係合を解除
することにより前記バネ部材によって前記下メス取付台
の孔から押し出され取り外し可能であるように構成され
る。
前記フックと前記固定子が係合し、前記下メス取付台に
固定され、また前記固定子と前記フックとの係合を解除
することにより前記バネ部材によって前記下メス取付台
の孔から押し出され取り外し可能であるように構成され
る。
[作用]
巻きロック縫いのときには、下メス取付台より移動爪を
取り外し、針板に固定された固定爪の切り幅に下メス取
付台を合わせて最小の縫い幅で巻きロック纏いを行う、
一方、普通ロック纏いの場合は、移動爪を下メス取付台
に装着すると共に、下メス取付台を調節機構によってミ
シンの布送り方向に交差する方向に移動させることによ
り、所定のかがり幅で普通ロック纏いを行う。
取り外し、針板に固定された固定爪の切り幅に下メス取
付台を合わせて最小の縫い幅で巻きロック纏いを行う、
一方、普通ロック纏いの場合は、移動爪を下メス取付台
に装着すると共に、下メス取付台を調節機構によってミ
シンの布送り方向に交差する方向に移動させることによ
り、所定のかがり幅で普通ロック纏いを行う。
このように移動爪は下メス取付台に固定され固定爪に併
設される作用位置と、下メス取付台から取外される不作
用位置と択一的にとることができ、中間位置はないので
中間位置での誤作動のおそれはない。
設される作用位置と、下メス取付台から取外される不作
用位置と択一的にとることができ、中間位置はないので
中間位置での誤作動のおそれはない。
移動爪の装着はフックを下メス取付台の孔に挿入する。
この際、フックの楔状の斜辺が下メス取付台の固定子の
付勢力に抗して押しながら移動爪は孔内に挿入され、フ
ックの凹部と固定子が合致すると、固定子はフック側に
付勢されているのでフックの四部と係合し、これにより
移動爪を下メス取付台に固定する。
付勢力に抗して押しながら移動爪は孔内に挿入され、フ
ックの凹部と固定子が合致すると、固定子はフック側に
付勢されているのでフックの四部と係合し、これにより
移動爪を下メス取付台に固定する。
また、移動爪を取り外すにはその付勢力に抗して固定子
とフックとの係合を解除すると、バネ部材によって移動
爪は孔より押し出され、取り外すことができる。
とフックとの係合を解除すると、バネ部材によって移動
爪は孔より押し出され、取り外すことができる。
すなわち、移動爪の着脱をワンタッチで行うことができ
、着脱時に他の部材との接触が問題とならないので、下
メス取付台がいずれの調整位置にある時でも行うことが
できる。
、着脱時に他の部材との接触が問題とならないので、下
メス取付台がいずれの調整位置にある時でも行うことが
できる。
[実施例]
以下、本発明の好ましい実施例を図面に基き説明する。
第1図は、本実施例のかがり幅調節装置の分解斜視図で
ある。第1図に示すように針板1は布送り台(図示せず
)が臨むための開口部1aが設けられると共に、糸滑片
の一部を構成する固定爪2、下メス12が係合する下メ
ス受は溝3、更にかがり幅目盛5が設けられたファイン
ダ4が設けられている。
ある。第1図に示すように針板1は布送り台(図示せず
)が臨むための開口部1aが設けられると共に、糸滑片
の一部を構成する固定爪2、下メス12が係合する下メ
ス受は溝3、更にかがり幅目盛5が設けられたファイン
ダ4が設けられている。
固定爪2と共に糸滑片を構成する移動爪6は、ネジ7に
よって移動爪取付台8に固定される。
よって移動爪取付台8に固定される。
移動爪取付台8は操作者が持ちやすいようにつまみ9を
備え、またフック10が一体に設けられている。フック
10はその先端が楔状で且つ凹部11を有し、後述する
下メス取付台15の係止手段と係合し、これにより移動
爪6及び移動爪取付台8を下メス取付台15に固定する
。
備え、またフック10が一体に設けられている。フック
10はその先端が楔状で且つ凹部11を有し、後述する
下メス取付台15の係止手段と係合し、これにより移動
爪6及び移動爪取付台8を下メス取付台15に固定する
。
下メス取付台15はその一方の側面に設けられた凹部1
6に下メス12がネジ13によって固定されており、移
動爪Gを取り付けるための孔17、調節軸39のネジ部
38が螺合するネジ孔20及び案内用の下メス取付台軸
47が貫挿される孔18を有している。
6に下メス12がネジ13によって固定されており、移
動爪Gを取り付けるための孔17、調節軸39のネジ部
38が螺合するネジ孔20及び案内用の下メス取付台軸
47が貫挿される孔18を有している。
調節軸39はミシン本体に対し回転自在且つ軸方向の移
動を禁止されるように部材40,41.42及び43に
よって固定され、その一端には戻しバネ37を介して調
節ダイヤル36がネジ(35)止めされている。調節ダ
イヤル36には調節ダイヤルシール34が貼附され調節
時に操作者に調節方向がわかるようになっている。調節
ダイヤル36を回わすことにより調節軸39が回転する
とそのネジ部38に螺合する下メス取付台15が調節軸
39の軸方向に移動し、その位置が調節できる。
動を禁止されるように部材40,41.42及び43に
よって固定され、その一端には戻しバネ37を介して調
節ダイヤル36がネジ(35)止めされている。調節ダ
イヤル36には調節ダイヤルシール34が貼附され調節
時に操作者に調節方向がわかるようになっている。調節
ダイヤル36を回わすことにより調節軸39が回転する
とそのネジ部38に螺合する下メス取付台15が調節軸
39の軸方向に移動し、その位置が調節できる。
下メス取付台軸47は部材44.45.46.48及び
49によってミシン本体に固定され。
49によってミシン本体に固定され。
下メス取付台15を支持すると共にその軸方向の移動を
案内する。
案内する。
下メス取付台15の上側の凹部19には調節目盛指針2
2がネジ(23)止められており、下メス取付台15の
移動量はこの指針22によって針板ファインダ4のかが
り幅目盛5に表示される。
2がネジ(23)止められており、下メス取付台15の
移動量はこの指針22によって針板ファインダ4のかが
り幅目盛5に表示される。
下メス取付台15は更に移動爪6及び移動爪取付台8を
係止又は解除する手段として、移動爪取付台8のフック
10と係合する固定子であるストッパ26、ストッパ2
6をフック10側に付勢するストッパ押えばね24.ス
トッパ26を解除する解除レバ29及び孔17に挿入さ
れたフック1oを押し戻す方向に付勢するバネ部材とし
て解除バネ32を備える。
係止又は解除する手段として、移動爪取付台8のフック
10と係合する固定子であるストッパ26、ストッパ2
6をフック10側に付勢するストッパ押えばね24.ス
トッパ26を解除する解除レバ29及び孔17に挿入さ
れたフック1oを押し戻す方向に付勢するバネ部材とし
て解除バネ32を備える。
第2図は第1図のかがり幅調節装置の左側面図で第3図
は第2図のA−A断面図であるが。
は第2図のA−A断面図であるが。
これら図面に示されるように、ストッパ26は下メス取
付台15の溝50に摺動自在に嵌合し、且つその一端2
8には押えバネ24が圧接し、その他端が孔17に挿入
された移動爪のフック10の凹部11に係合するように
付勢している。
付台15の溝50に摺動自在に嵌合し、且つその一端2
8には押えバネ24が圧接し、その他端が孔17に挿入
された移動爪のフック10の凹部11に係合するように
付勢している。
又、その他端側の段差部27には解除レバ29の作用端
30が係合している。解除レバ29はビン25を中心に
回動し、ストッパ26を押えバネ24の付勢力に抗して
移動させることができる。
30が係合している。解除レバ29はビン25を中心に
回動し、ストッパ26を押えバネ24の付勢力に抗して
移動させることができる。
ストッパ26及び解除レバ29は押え板31によって下
メス取付台15から外れないようになっている。押え板
31には解除バネ32が固定される。解除バネ32はフ
ック10の先端に圧接し、これを押し戻すように付勢す
る。そして解除レバ29によってストッパ26の先端と
フック10の凹部11との係合が解かれると、解除バネ
32によって移動爪6及び移動爪取付台8は孔17より
押し出され、下メス取付台15より取り外すことができ
る。
メス取付台15から外れないようになっている。押え板
31には解除バネ32が固定される。解除バネ32はフ
ック10の先端に圧接し、これを押し戻すように付勢す
る。そして解除レバ29によってストッパ26の先端と
フック10の凹部11との係合が解かれると、解除バネ
32によって移動爪6及び移動爪取付台8は孔17より
押し出され、下メス取付台15より取り外すことができ
る。
以上のような構成において普通ロック縫いの場合は、ミ
シン本体の前面カバを開いて移動爪6のフック10を下
メス取付台15の孔17にさし込み移動爪6を下メス取
付台15に装着する。すなわちフック10は、その楔状
の先端が押えバネ24に抗してストッパ26の先端を押
しながら挿入され、その凹部11がストッパ26のとこ
ろまでくると、押えバネ24によってストッパ26と凹
部11が係合し、移動爪6は下メス取付台15に固定さ
れる。
シン本体の前面カバを開いて移動爪6のフック10を下
メス取付台15の孔17にさし込み移動爪6を下メス取
付台15に装着する。すなわちフック10は、その楔状
の先端が押えバネ24に抗してストッパ26の先端を押
しながら挿入され、その凹部11がストッパ26のとこ
ろまでくると、押えバネ24によってストッパ26と凹
部11が係合し、移動爪6は下メス取付台15に固定さ
れる。
この状態で調節ダイヤル36を回わし下メス取付台15
を調節軸39に沿って移動させ、固定爪2と移動爪6と
から成る糸滑り片の幅を調整し、かがり幅を調整する。
を調節軸39に沿って移動させ、固定爪2と移動爪6と
から成る糸滑り片の幅を調整し、かがり幅を調整する。
この下メス取付台15の調整量は、針板ファインダ4の
目盛5に指針22によって表示される。
目盛5に指針22によって表示される。
次に巻ロック縫いの場合は幅のせまい固定爪2のみで縫
製を行うので、解除レバ29によって移動爪6を下メス
取付台15より取外す。すなわち、解除レバ29を押下
げると、移動爪6のフック10とストッパ26との係合
が外れ、移動爪6及び移動爪取付台8は解除バネ32に
よって押し出され、ワンタッチで取り外すことができる
1次いで、固定爪2に合わせて調節ダイヤル36によっ
て下メス12の位置を調節し。
製を行うので、解除レバ29によって移動爪6を下メス
取付台15より取外す。すなわち、解除レバ29を押下
げると、移動爪6のフック10とストッパ26との係合
が外れ、移動爪6及び移動爪取付台8は解除バネ32に
よって押し出され、ワンタッチで取り外すことができる
1次いで、固定爪2に合わせて調節ダイヤル36によっ
て下メス12の位置を調節し。
巻ロック纏いを行う、この際、移動爪6の取り外しは下
メス取付台15がどのような調整位置にあっても行うこ
とができる。
メス取付台15がどのような調整位置にあっても行うこ
とができる。
尚、移動爪6を下メス取付台に係止する手段、係止を解
除するための手段は、本実施例に限定されるものではな
く、移動爪6を下メス取付台に着脱可能にする構成であ
れば任意に変更することができる。
除するための手段は、本実施例に限定されるものではな
く、移動爪6を下メス取付台に着脱可能にする構成であ
れば任意に変更することができる。
[発明の効果]
以上の実施例からも明らかなように本発明のオーバロッ
クミシンのかがり幅調節装置は、糸滑片の一部を構成す
る移動爪を調整可能な下メス取付台に着脱自在に設けた
ので、普通ロック縫いと巻きロック纏いを選択する際、
移動爪は装着するか又は取り外せばよいので移動爪を作
用位置から不作用位置に切換える機構を不要とし、更に
中間位置における誤動作事故がなく。
クミシンのかがり幅調節装置は、糸滑片の一部を構成す
る移動爪を調整可能な下メス取付台に着脱自在に設けた
ので、普通ロック縫いと巻きロック纏いを選択する際、
移動爪は装着するか又は取り外せばよいので移動爪を作
用位置から不作用位置に切換える機構を不要とし、更に
中間位置における誤動作事故がなく。
そのための防止対策も不要である。
また、移動爪の着脱は下メス取付台がどの調整位置にあ
っても行うことができ、しかも前面カバーのみを開けて
ワンタッチでできるので操作も非常に容易である。
っても行うことができ、しかも前面カバーのみを開けて
ワンタッチでできるので操作も非常に容易である。
第1図は本発明のかがり幅調整装置の一実施例の分解斜
視図、第2図及び第3図はそれぞれ同実施例の側面図及
び要部断面図、第4図及び第5図はそれぞれ従来のかが
り幅調節装置を示す図である。 1・・・・・・・針板 2・・・・・・・固定爪 6・・・・・・・移動爪 8・・・・・・・移動爪取付台 10・・・・・フック 12・・・・・下メス 15・・・・・下メス取付台 17・・・・・孔 26・・・・・ストッパ(固定子) 32・・・・・解除バネ(バネ部材) 36・・・・・!Ii節ダイヤル(調節機構)39・・
・・・調節軸(rA節機構) 代理人 弁理士 守 谷 −雄 第4図 第5図
視図、第2図及び第3図はそれぞれ同実施例の側面図及
び要部断面図、第4図及び第5図はそれぞれ従来のかが
り幅調節装置を示す図である。 1・・・・・・・針板 2・・・・・・・固定爪 6・・・・・・・移動爪 8・・・・・・・移動爪取付台 10・・・・・フック 12・・・・・下メス 15・・・・・下メス取付台 17・・・・・孔 26・・・・・ストッパ(固定子) 32・・・・・解除バネ(バネ部材) 36・・・・・!Ii節ダイヤル(調節機構)39・・
・・・調節軸(rA節機構) 代理人 弁理士 守 谷 −雄 第4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下メスを固定した下メス取付台をミシンの布送り方
向に対し直交する方向に移動する調節機構を有するオー
バロックミシンにおいて、針板に固定された固定爪と共
に糸滑り片を構成し且つかがり幅を決定する移動爪を前
記下メス取付台に対し着脱自在に設けたことを特徴とす
るオーバロックミシンのかがり幅調節装置。 2、前記移動爪は凹部を有する楔状のフックを有し、ま
た前記下メス取付台は該フックが挿入される孔を有する
と共に挿入されたフックと係合し且つ該フック側に付勢
された固定子及び前記挿入されたフックを押し戻す方向
に付勢するバネ部材を備え、前記移動爪は前記フックを
前記孔に挿入することにより前記フックと前記固定子が
係合し、前記下メス取付台に固定され、また前記固定子
と前記フックとの係合を解除することにより前記バネ部
材によって前記下メス取付台の孔から押し出され取り外
し可能である第1項記載のオーバロックミシンのかがり
幅調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14079088A JPH01310690A (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | オーバロックミシンのかがり幅調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14079088A JPH01310690A (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | オーバロックミシンのかがり幅調節装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01310690A true JPH01310690A (ja) | 1989-12-14 |
Family
ID=15276804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14079088A Pending JPH01310690A (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | オーバロックミシンのかがり幅調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01310690A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6060888A (ja) * | 1983-09-12 | 1985-04-08 | ブラザー工業株式会社 | 縁かがり縫ミシン |
JPS6040277B2 (ja) * | 1981-11-21 | 1985-09-10 | ロ−ム株式会社 | モ−タの駆動制御装置 |
-
1988
- 1988-06-08 JP JP14079088A patent/JPH01310690A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6040277B2 (ja) * | 1981-11-21 | 1985-09-10 | ロ−ム株式会社 | モ−タの駆動制御装置 |
JPS6060888A (ja) * | 1983-09-12 | 1985-04-08 | ブラザー工業株式会社 | 縁かがり縫ミシン |
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