JPH01310678A

JPH01310678A - スウィング練習器

Info

Publication number: JPH01310678A
Application number: JP13947588A
Authority: JP
Inventors: Yukitaka Machida; 幸隆町田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-06-08
Filing date: 1988-06-08
Publication date: 1989-12-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉この発明は、ゴルフクラブ、野球のバット、テニスラケ
ットなど、一定のスウィング軌跡で移動させる物の移動
状態を自分で確認しながら練習することができるスウィ
ング練習器に関する。

〈従来の技術〉従来、例えばゴルフクラブのスウィングを練習する場合
、ゴルフクラブ自体が非常に高速で移動することから、
スウィングの練習をしながらゴルフクラブの状態、すな
わち■クラブヘッドのスウィング軌跡、■クラブヘッド
のフェイス面の向き、■クラブヘッドの移動スピード−
・・・−・などを練習者自身の視覚で確認することは殆
ど無理であった。

従って、従来はゴルフスウィングを高速度撮影用ビデオ
カメラで撮影録画し、あとでストップモーションやスロ
ーモーション再生して自身のスウィングチエツクを自分
の眼で確認していた。

〈発明が解決しようとする課題〉しかしながらこのような従来のやり方にあっては、手間
が掛かる、直ぐに見られない、高価な装置を必要とする
ー・−・−などの理由により、練習者にとってあまり満
足のいくものではなかった。

この発明はこのような従来の課題に着目して為されたも
のであり、早い速度で移動する練習具の状態を簡単且つ
確実に観察することができるスウィング練習器を提供せ
んとするものである。

く課題を解決するための手段〉この発明に係るスウィング練習器は、上記の目的を達成
するために、可視光を断続的に発する点滅発光体を、一
定のスウィング軌跡で移動する練習具の一部に取付けて
なるものである。

く作　　用〉まず練習対象物を取付けた練習具を一定のスウィング軌
跡で以て移動させる。練習者が移動する練習具を見るこ
とで、スウィング軌跡に沿って連続した点滅発光体の残
像点を視認することができる。従って、この残像点の連
続状態により゛練習具の実際のスウィング軌跡が、練習
者のイメージ通りのスウィング軌跡であるかどうかをチ
エツクすることができる。

また、連続する各残像点間の間隔（ピッチ）は練習具の
移動スピードに比例するので、練習者は残像点間のピッ
チを視認することにより練習具の移動スピードを知るこ
とができる。

更に、点滅発光体を練習具のフェイス面に沿って連続状
又は非連続状に取付けたり、練習具の手元位置から先端
位置まで連続状又は非連続状に取付けたりすることで、
スウィング中におけるフェイス面の向きや練習具のしな
り具合などを知ることができる。

尚、以上及び以下において、「連続状」とは複数の点滅
発光体を隙間な（連ねることであり、「非連続状」とは
複数の点滅発光体を一定の隙間をおいて連ねることをい
うものである。

〈実　施　例〉以下この発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する
。

第１図〜第４図は、この発明の一実施例を示す図である
。２はボックス状の操作体、２はベルト状の取付体３を
各々示している。操作体２の上面には「点滅発光体」と
しての３つのＬＥＤ　（発光ダイオードランプ）４が非
連続状に設けである。

このＬＥＤ４には光の発射方向にレンズが組合わせてあ
り、ＬＥＤ４から発射された光を拡大できるようになっ
ている。また、操作体２の側面には４つのスイッチ５が
設けられており、このスイッチ５の操作により、電源の
０Ｎ−ＯＦＦ、ＬＥＤ４の点滅間隔の調整、ＬＥＤ４の
選択点灯などを行なえるようになっている。また、ベル
ト状の取付体３の両端にはベルクロファスナ６が設けで
ある。

次に、ゴルフパターを例にして作用を説明する。

まず、操作体２をパター７のヘッド８のフェイス面８ａ
に添え、ベルト状の取付体３を裏側に回しベルクロファ
スナ６にて取付ける。このように取付けられることによ
り、ＬＥＤ４がヘッド８のフェイス面８ａに沿って非連
続状に取付けられた状態となる。そして、操作体２のス
イッチ５を操作してＬＥＤ４を３つとも点滅状態した後
、練習者Ｍはスウィングの練習をする。ＬＥＤ４は操作
体２の上面に設けられているので、練習者Ｍは上からヘ
ッド８のスウィング軌跡Ｓに沿って連続したＬＥＤ４の
残像点９を確認することができる。

第３図は練習者Ｍがイメージするパター７の理想的なス
ウィングを示すものであり、ヘッド８のスウィング軌跡
Ｓがパッティング方向りに沿って真っ直ぐで、且つヘッ
ド８がパッティング方向りに対して直角である。練習者
Ｍは残像点９がスウィング軌跡Ｓに沿って連続している
状態を視覚で捉え、スウィング軌跡Ｓが真っ直ぐかどう
かをすぐに確認することができる。

つまり、バター７といえでも、ヘッド８はある程度のス
ピードで移動するので、スウィング中のヘッド８を視覚
で捉えるのは難しい。従って、練習者Ｍは自分で真っ直
ぐにバター７を振っているつもりでも、実際は蛇行して
いたりする場合が多い。このスウィング練習器を使用す
れば、ヘッド８の実際のスウィング軌跡Ｓを残像点９に
て視覚で捉えられるので、ヘッド８のスウィング軌跡Ｓ
の把握が正確である。

また、スウィング軌跡Ｓ上の各残像点９間の距離Ｐは、
ヘッド８の移動スピードに比例するので、練習者Ｍはこ
の距離Ｐを視覚で確認することにより、ヘッド８の移動
スピードを知ることができる。

このヘッド８のスピードに関しても、バター７の場合は
ヘッド８の移動スピードがそのままボールの転がり距離
に反映されるので微妙な力加減が要求される。従来はヘ
ッド８の移動スピードを練習者Ｍが個人的感覚で判断し
て練習していたので、練習しながらヘッド８の移動スピ
ードを変化させても、その変化を正確に把握することが
できなかった。しかし、この実施例によれば、残像点９
間の距離にてヘッド８の移動スピードの変化を視覚的に
確認することができるので、ヘッド８の移動スピードと
力の入れ具合の関係を会得することができる。

更に、ＬＥＤ４はヘッド８のフェイス面８ａに沿って取
付けられているので、このＬＥＤ４の残像点９を縦に結
ぶ直線ｉを視覚で確認することにより、ヘッド８のフェ
イス面８ａがパッティング方向りに対して直角かどうか
を知ることができる。

第４図はスウィング軌跡Ｓが蛇行し、ヘッド８のフェイ
ス面８ａもパッティング方向りに対して傾斜している状
態を示している。つまり、パッティング方向りへ連続す
る残像点９が蛇行していると共に、直列に配した３つの
ＬＥＤ４の残像点９を結ぶ直線２が、第３図の理想な直
角状態から角度θ分だけ傾斜していることを確認できる
。この第４図から分かるように、ある程度のスピードで
移動するバター７のヘッド８であっても、ヘッド８のス
ウィング軌跡Ｓならびにヘッド８のフェイス面８ａの傾
斜状態まで、視覚により明瞭に確認することができる。

つまり、自身がスウィングしている物の状態を視覚によ
り正確且つ客観的に把握することができるので、より良
いスウィングに修正することが容易となり、ゴルフの腕
前が上達する。

第５図はこの発明の他の実施例を示す図である。

この実施例では練習具としてゴルフのドライバー１０を
例に説明する。１１は光源で、グリップ近辺に取付けら
れている。そして、この光源１１からは長短の光ファイ
バ１２が５本延びており、「点滅発光体」としての各光
ファイバ１２の端末１３が、ドライバー１０のシャフト
１４に沿って非連続状に配置されている。従って、光源
１１で発せられた光が光フアイバ１２内を伝播し、各端
末１３から点滅発光する。また、１５は操作体で、前記
光源１１に接続されており、この操作体１５に設けられ
たスイッチ１６にて光源１１での点滅間隔を調整するこ
とができる。そして、この操作体１５は図示せぬ取付手
段にて練習者のベルトに取付けられるようになっている
。

上記のような光ファイバ１２の端末１３を非連続状態に
配置したドライバー１０にてスウィングの練習をすると
、先の実施例で説明したように端末１３の各残像点間の
距離によりスウィングスピードを知ることができる。ま
た、光ファイバ１２の端末１３がシャフト１４に沿って
手元位置から先端位置まで非連続状に配置されているの
で、スウィング中におけるシャフト１４の「しなり」具
合も知ることができる。

その他の構成及び作用効果は先の実施例と同様に付き重
複説明を省略する。

尚、以上の説明では練習具としてゴルフのバター及びド
ライバーを例にしたが、これ以外のゴルフクラブ、野球
のバット、テニスのラケット、ゲートボール用具など、
一定のスウィング軌跡Ｓを移動させる物であれば何でも
よい。また、場合によっては、練習者Ｍの手足など体の
一部に取付けてもよい。

そして、点滅発光体としては、複数取付ける例を示した
が、単数の点滅発光体でも練習具のスウィング軌跡及び
スウィングスピードを視認することができる。

〈発明の効果〉この発明に係るスウィング練習器は、以上説明してきた
如き内容のものであって、練習者は点滅発光体の残像点
がスウィング軌跡に沿って連続している状態を視覚で捉
えることができるので、実際にスウィングした際のスウ
ィング軌跡がイメージした理想的軌跡かどうかを確認す
ることができる。つまり、練習具の実際のスウィング軌
跡を残像点にて視覚で捉えられるので、自身のスウィン
グの欠点をすぐに発見でき、スウィングの上達を早める
ことができる。

また、スウィング軌跡上の各残像点間の距離は、練習具
の移動スピードに比例するので、練習者はこの距離を視
覚で確認することにより、練習具の移動スピードを知る
ことができる。つまり、残像点間の距離にて練習具の移
動スピードの変化を視覚的に確認することができるので
、練習具の移動スピードと力の入れ具合の関係を早く会
得することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係るスウィング練習器を
示す斜視図、第２図はスウィング練習器を使用している状態を示す練
習者の側面図、第３図は理想的なスウィング軌跡を示す説明図、第４図
はスウィング軌跡が蛇行し且つヘッドが傾斜している状
態を示す説明図、そして第５図はこの発明の他の実施例
を示すドライバーの斜視図である。２．１５　・・−・　操作体３−・・−・　取付体４　・−ＬＥＤ（点滅発光体）７　・・・・　パター（練習具）１０　・−ドライバー（練習具）１１−・・　光源１２−・−・　光ファイバ１３−・一端末（点滅発光体）ｓ　　−スウィング軌跡Ｄ　・−パッティング方向Ｐ　・−・−距離Ｍ　　−練習者

Claims

【特許請求の範囲】

（１）可視光を断続的に発する点滅発光体を、一定のス
ウィング軌跡で移動する練習具の一部に取付けてなるス
ウィング練習器。
（２）点滅発光体が、発光ダイオード（ＬＥＤ）である
特許請求の範囲１記載のスウィング練習器。
（３）点滅発光体が、発光ダイオード（ＬＥＤ）で、光
の発射方向にレンズが組合わせてある特許請求の範囲１
記載のスウィング練習器。
（４）点滅発光体が、練習具の一部に設けた光源から導
いた光ファイバの端末であることを特徴とする特許請求
の範囲１記載のスウィング練習器。
（５）点滅発光体が単数である特許請求の範囲１〜４の
いずれかに記載のスウィング練習器。
（６）複数の点滅発光体が、練習具のフェイス面に沿っ
て連続状又は非連続状にして取付けられていることを特
徴とする特許請求の範囲１〜４のいずれかに記載のスウ
ィング練習器。
（７）複数の点滅発光体が、練習具の手元位置から先端
位置まで連続状又は非連続状にして取付けられているこ
とを特徴とする特許請求の範囲１〜４のいずれかに記載
のスウィング練習器。
（８）点滅発光体は、操作体にて点滅間隔を調整自在と
したものである特許請求の範囲１〜７記載のスウィング
練習器。