JPH01309717A - 半溶融金属の押し出し金型 - Google Patents
半溶融金属の押し出し金型Info
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- JPH01309717A JPH01309717A JP13939788A JP13939788A JPH01309717A JP H01309717 A JPH01309717 A JP H01309717A JP 13939788 A JP13939788 A JP 13939788A JP 13939788 A JP13939788 A JP 13939788A JP H01309717 A JPH01309717 A JP H01309717A
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Landscapes
- Extrusion Of Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は金属スラリーを押し出し成形する金型に関し、
特に押し出し後の製品表面品質を改善したものである。
特に押し出し後の製品表面品質を改善したものである。
従来半溶融金属スラリーを押し出し成形するには通常第
２図に示すように金属又は合金を押し出し用加熱炉（６
）中で半溶融状態のスラリー（３）に保ち、該スラリー
（３）を加圧して上記加熱炉（６）の炉壁の一部に設け
た冷却機構を有する冷却金型（１１）内を通過させ、ス
ラリー（３）をこの冷却金型（１１）の中で冷却凝固さ
せて押し出し製品を得ている。
２図に示すように金属又は合金を押し出し用加熱炉（６
）中で半溶融状態のスラリー（３）に保ち、該スラリー
（３）を加圧して上記加熱炉（６）の炉壁の一部に設け
た冷却機構を有する冷却金型（１１）内を通過させ、ス
ラリー（３）をこの冷却金型（１１）の中で冷却凝固さ
せて押し出し製品を得ている。
または冷却機構をもたない金型を用い、スラリーを該金
型を通して押し出し、その直後に金型外で冷却凝固させ
る方法が知られている。
型を通して押し出し、その直後に金型外で冷却凝固させ
る方法が知られている。
（発明が解決しようとする課題）
ところがこのような冷却金型等を用いて押し出しする場
合は第２図に示すようにスラリーは常に冷却金型（１１
）の内面に接した部分から凝固が開始し、凝固界面（４
）の形状はいわゆるズンプを形成した形になる。そして
この付近での冷却金型（１１）近傍のスラリー（３）の
凝固殻は薄く、脆弱であるため、製品の移動による冷却
金型（１）とこれら凝固殻との摩擦により容易に割れて
しまい押し出された製品（８）表面に微細な割れ（１２
）を生じる場合が多い。特にスラリーの固相率が約６０
％以上ではこの割れは顕著になってくる。
合は第２図に示すようにスラリーは常に冷却金型（１１
）の内面に接した部分から凝固が開始し、凝固界面（４
）の形状はいわゆるズンプを形成した形になる。そして
この付近での冷却金型（１１）近傍のスラリー（３）の
凝固殻は薄く、脆弱であるため、製品の移動による冷却
金型（１）とこれら凝固殻との摩擦により容易に割れて
しまい押し出された製品（８）表面に微細な割れ（１２
）を生じる場合が多い。特にスラリーの固相率が約６０
％以上ではこの割れは顕著になってくる。
さらにスラリーにセラミック等の微細な固体を添加した
複合材スラリーの押し出しにおいてはその固体が表面に
浮き立って表面の平滑性及び外観を悪化させてしまう。
複合材スラリーの押し出しにおいてはその固体が表面に
浮き立って表面の平滑性及び外観を悪化させてしまう。
（課題を解決するための手段〕
本発明はこれに鑑み種々検討の結果、スラリー〇固相率
を下げることにより支ラリ−と金型どの摩擦抵抗を低下
させて製品の表面品質を改善した半溶融金属の押し出し
金型を開発したものである。
を下げることにより支ラリ−と金型どの摩擦抵抗を低下
させて製品の表面品質を改善した半溶融金属の押し出し
金型を開発したものである。
即ち本発明は半溶融金属スラリーまたは半溶融金属スラ
リーに固体添加物を混入した複合材スラリーを押し出し
成形する金型において、該金型内面を半溶融金属スラリ
ーの固相線温度以上に加熱したことを特徴とするもので
ある。
リーに固体添加物を混入した複合材スラリーを押し出し
成形する金型において、該金型内面を半溶融金属スラリ
ーの固相線温度以上に加熱したことを特徴とするもので
ある。
このように金型内面を半溶融金属スラリーの固相線温度
以上に加熱しておくことにより、第１図に示すように加
熱された金型（１）内に進入してきたスラリーの金型内
面に接した表面部はその金属まｌＣ【ま合金の固相線温
度以上に加熱されるので固相率は低下するようなり、そ
の表面部に粘度低小層（２）を形成する。このためスラ
リーと金型内面との摩擦抵抗は低減し、押し出し製品表
面の微細割れが防止で“きることになる。
以上に加熱しておくことにより、第１図に示すように加
熱された金型（１）内に進入してきたスラリーの金型内
面に接した表面部はその金属まｌＣ【ま合金の固相線温
度以上に加熱されるので固相率は低下するようなり、そ
の表面部に粘度低小層（２）を形成する。このためスラ
リーと金型内面との摩擦抵抗は低減し、押し出し製品表
面の微細割れが防止で“きることになる。
またこの場合押し出し製品の；Ｓ却は押し出された後に
外部冷却装置により行なうため、第１図に示すようにス
ラリー（３）の凝固界面（４）の形状は第２図のような
ズンプを形成した形ではなく平坦なものとなる。従って
上記従来のように薄い脆弱な凝固殻を作らないので製品
表面の微細割れはざらに防止できることになる。
外部冷却装置により行なうため、第１図に示すようにス
ラリー（３）の凝固界面（４）の形状は第２図のような
ズンプを形成した形ではなく平坦なものとなる。従って
上記従来のように薄い脆弱な凝固殻を作らないので製品
表面の微細割れはざらに防止できることになる。
また固体添加物を混入したスラリーでは上記粘度低下層
のために混入した固体がスラリー内で容易に動くことが
できるようになり、製品表面に浮き立つことが無くなる
特徴を有する。
のために混入した固体がスラリー内で容易に動くことが
できるようになり、製品表面に浮き立つことが無くなる
特徴を有する。
（実施例）
次に本発明実′施例について説明する。
実施例（１）
第１図に示すように外周をヒーター（５）により加熱し
た加熱金型（１）を押し出し用加熱炉（６）の一端に取
り付け、該加熱炉（６）内には６５１℃に加熱したＡ
ｆｔ−１ｗｔ％Ｍｇ合金（ＪＩ３５００５合金相当）の
スラリー（３）を保持した。そして加熱金型（１）の内
面付近の温度を熱電対（７）により測定しておき、押し
出される製品（８）の表面状態を見ながら種々の温度で
上記スラリー（３）を押し出し、加熱金型（１）の直後
に冷却装置（９）を設け、該装置（９）から冷却水（１
０）を吹き付けて外径１５ｍの丸棒製品（８）を製造し
た。このとき加熱金型（１）の内面温度は６５５℃以上
でおれば表面に割れの生じない表面品質の良好な丸棒製
品（８）が得られた。
た加熱金型（１）を押し出し用加熱炉（６）の一端に取
り付け、該加熱炉（６）内には６５１℃に加熱したＡ
ｆｔ−１ｗｔ％Ｍｇ合金（ＪＩ３５００５合金相当）の
スラリー（３）を保持した。そして加熱金型（１）の内
面付近の温度を熱電対（７）により測定しておき、押し
出される製品（８）の表面状態を見ながら種々の温度で
上記スラリー（３）を押し出し、加熱金型（１）の直後
に冷却装置（９）を設け、該装置（９）から冷却水（１
０）を吹き付けて外径１５ｍの丸棒製品（８）を製造し
た。このとき加熱金型（１）の内面温度は６５５℃以上
でおれば表面に割れの生じない表面品質の良好な丸棒製
品（８）が得られた。
なお上記加熱金型を用いる押し出し法は本実施例の合金
や形状に限らず、他の合金及び他の押し出し形状の製品
についても十分実施可能である。
や形状に限らず、他の合金及び他の押し出し形状の製品
についても十分実施可能である。
実施例（２）
上記実施例（１）と同一の加熱金型を用いさらに実施例
（１）と同一組成の合金スラリーに固体添加物として長
さ約１ｍのＳＩＣウィスカーを１０ｗｔ％添加した複合
材スラリーを内面温度を６５５℃以上に保持した加熱金
型に通して外径１５ｍの丸棒製品（８）の押し出しを行
なった。この結果ＳｉＣウィスカーを添加しない実施例
（１）の丸棒製品と同等の表面品質を持つ丸棒製品が得
られた。
（１）と同一組成の合金スラリーに固体添加物として長
さ約１ｍのＳＩＣウィスカーを１０ｗｔ％添加した複合
材スラリーを内面温度を６５５℃以上に保持した加熱金
型に通して外径１５ｍの丸棒製品（８）の押し出しを行
なった。この結果ＳｉＣウィスカーを添加しない実施例
（１）の丸棒製品と同等の表面品質を持つ丸棒製品が得
られた。
（発明の効果）
このように本発明による加熱金型を用いてスラリーを押
し出すことにより従来製品の表面に発生していた割れを
完全に防止できるとともに、固体添加物を混入したスラ
リーを押し出した場合でもその固体添加物が表面に浮き
立つことも防止でき、押し出し製品の表面品質の改善に
顕箸な効果を奏するものである。
し出すことにより従来製品の表面に発生していた割れを
完全に防止できるとともに、固体添加物を混入したスラ
リーを押し出した場合でもその固体添加物が表面に浮き
立つことも防止でき、押し出し製品の表面品質の改善に
顕箸な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例を示す側断面図、第２図は従
来例を示す側断面図である。 １・・・・・・・・加熱金型 ２・・・・・・・・粘度低下層 ３・・・・・・・・スラリー ４・・・・・・・・凝固界面 ５・・・・・・・・ヒーター ６・・・・・・・・押出し用加熱炉 ７・・・・・・・・熱電対 ８・・・・・・・・（丸棒）製品 ９・・・・・・・・冷却装置 １０・・・・・・・・冷却水 １１・・・・・・・・冷却金型 １２・・・・・・・・割れ
来例を示す側断面図である。 １・・・・・・・・加熱金型 ２・・・・・・・・粘度低下層 ３・・・・・・・・スラリー ４・・・・・・・・凝固界面 ５・・・・・・・・ヒーター ６・・・・・・・・押出し用加熱炉 ７・・・・・・・・熱電対 ８・・・・・・・・（丸棒）製品 ９・・・・・・・・冷却装置 １０・・・・・・・・冷却水 １１・・・・・・・・冷却金型 １２・・・・・・・・割れ
Claims (1)
- （１）半溶融金属スラリーまたは半溶融金属スラリーに
固体添加物を混入した複合材スラリーを押し出し成形す
る金型において、該金型の内面を半溶融金属スラリーの
固相線温度以上に加熱したことを特徴とする半溶融金属
の押し出し金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13939788A JPH01309717A (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 半溶融金属の押し出し金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13939788A JPH01309717A (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 半溶融金属の押し出し金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01309717A true JPH01309717A (ja) | 1989-12-14 |
Family
ID=15244331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13939788A Pending JPH01309717A (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 半溶融金属の押し出し金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01309717A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0839589A1 (de) * | 1996-11-04 | 1998-05-06 | Alusuisse Technology & Management AG | Verfahren zur Herstellung eines Metallprofilstranges |
| EP0867246A1 (en) * | 1997-03-27 | 1998-09-30 | Mazda Motor Corporation | Method and apparatus for injection molding of semi-molten metals |
| EP1264646A1 (de) * | 2001-06-07 | 2002-12-11 | Alcan Technology & Management AG | Vorrichtung und Verfahren zur Herstellung eines Metallprofilstranges |
| JP2011511711A (ja) * | 2008-01-14 | 2011-04-14 | コリア インスティチュート オブ インダストリアル テクノロジー | 半溶融押出成形装置及び方法 |
-
1988
- 1988-06-08 JP JP13939788A patent/JPH01309717A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0839589A1 (de) * | 1996-11-04 | 1998-05-06 | Alusuisse Technology & Management AG | Verfahren zur Herstellung eines Metallprofilstranges |
| WO1998019803A1 (de) * | 1996-11-04 | 1998-05-14 | Alusuisse Technology & Management Ag | Verfahren zur herstellung eines metallprofilstranges |
| US6360576B1 (en) | 1996-11-04 | 2002-03-26 | Alusuisse Technology & Management Ag | Process for extruding a metal section |
| EP0867246A1 (en) * | 1997-03-27 | 1998-09-30 | Mazda Motor Corporation | Method and apparatus for injection molding of semi-molten metals |
| US5979535A (en) * | 1997-03-27 | 1999-11-09 | Mazda Motor Corporation | Methods for semi-melting injection molding |
| EP1264646A1 (de) * | 2001-06-07 | 2002-12-11 | Alcan Technology & Management AG | Vorrichtung und Verfahren zur Herstellung eines Metallprofilstranges |
| US6637250B2 (en) | 2001-06-07 | 2003-10-28 | Alcan Technology & Management Ltd | Device for manufacturing a metal profile |
| JP2011511711A (ja) * | 2008-01-14 | 2011-04-14 | コリア インスティチュート オブ インダストリアル テクノロジー | 半溶融押出成形装置及び方法 |
| US8584501B2 (en) | 2008-01-14 | 2013-11-19 | Korea Institute Of Industrial Technology | Forming device for thixoextrusion and method thereof |
| US8650927B1 (en) | 2008-01-14 | 2014-02-18 | Korea Institute Of Industrial Technology | Forming device for thixoextrusion and method thereof |
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