JPH01309231A - 平面ディスプレイ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔（既要〕 プラズマディスプレイ装置などの平面ディスプレイ装置
の電磁シールド効果の向上に関し、接触力発生用のばね
クリップや押え板をアースへ接続することにより、ＥＭ
ｒ対策を向上させた平面ディスプレイ装置を提供するこ
とを目的とし、表示パネルと、該表示パネルの裏面に配
設された補助プリント板およびコントロール回路プリン
ト板と、該表示パネルと駆動回路とを接続するフレキシ
ブルプリント板よりなる接続ケーブルとを有し、該接続
ケーブルの一方の端部は押え板を介したばねクリップに
より前記表示パネルの駆動電極の端子部に押圧されて接
続され、また他方の端部は駆動回路を実装した補助プリ
ント板に接続されてなる平面ディスプレイ装置であって
、前記補助プリント板には部品実装面と反対の面にアー
ス層を設け該補助プリント板がコントロール回路プリン
ト板の外側を覆うように配設されており、また、一方の
端部が前記押え板と前記ばねクリップとで狭持され他端
が前記補助プリント板のアース層に接続されたフレキシ
ブルプリント板よりなるアースケーブルを設けた構成で
ある。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、プラズマディスプレイ装置などの平面ディス
プレイ装置の電磁シールド効果の向上に関する。

近年デジタル電子機器の普及に伴い、電子機器から放射
される電磁波が他の電子機器の動作に悪影響を与える機
会が多くなり、電子装置にＥＭｒ（Ｅｌｅｃｔｒｏ−Ｍ
ａｇｎｅｔｉｃ　Ｉｎｔｅｒｆｅｒｅｎｃｅ、電磁環境
適合性）対策を施すことが重要となっている。

そしてプラズマディスプレイや液晶表示などの平面ディ
スプレイ装置は薄型・軽量なため、これらの電子機器の
ポータプル化に有用な表示装置として多用されつつあり
、その電磁シールドの完全性に対する要求が強まってい
る。

〔従来の技術〕

第２図は従来の平面ディスプレイ装置の要部を示す断面
図で表示パネルの一辺の部分を拡大して表したものであ
る。

プラズマディスプレイや液晶表示装置などの平面ディス
プレイ装置は、通常、多数の行側の駆動電極１１１と列
側の駆動電極１２１がそれぞれ内面に形成された一対の
ガラス基板１１．１２をギャップを隔てて対向させた表
示パネル１と、該表示パネル１の４辺に対応して電極を
駆動する駆動７才回路２１を搭載した補助プリント板２
と、駆動回路２１を制御するコントロール回路３１を搭
載したコントロール回路プリント板３とが表示パネルｌ
の裏面（表示面と反対側）に配設されてなっている。

そして特定行電極と特定列電極間に駆動電圧を印加する
とガス放電や液晶表示により所定の交点が発光や遮光し
て表示を行うものである。

表示パネル１の駆動電極１１１（行側の場合は紙面垂直
方向へ多数本が並設されている）は表示領域の外側の縁
部へ導出されて端子部１１１ａとなっており、該端子部
１１１ａにフレキシブルプリント板よりなる接続ケーブ
ル４の一方の端部の導体パターン４１を押圧して分離可
能に接点接続している。

即ち、駆動電極の端子部１１１ａと同一ピッチで導体パ
ターン４１が形成された接続ケーブル４の一端を、該導
体パターン４１が表示パネルの端子部１１１ａに対向す
るようにガラス基板１１上に位置決めして、ゴムなどの
可撓性部材５１を介して金属材料よりなり曲げ剛性の大
きい押え板５２を介して、略Ｕ字形状に曲折したばね板
材料よりなるばねクリップ６で狭持することにより、多
数本（例えば６４０本）の導体パターン４１を均一に端
子部１１１ａに押圧して接続する。

そして導体パターン４１の他端は接続ケーブル４の他端
の補助プリント板２で裏打ちされた領域に実装された駆
動回路２１に接続されている。

この駆動回路２１までは駆動電極の数に等しい導体パタ
ーン４１で引出されているが、駆動回路２１は電極数よ
り少ない導体本数のフラットケーブル２２によりコント
ロール回路プリント板３上のコネクタ３２に接続されて
いる。

〔発明が解決しようとする課題〕

コントロール回路や駆動回路および接続ケーブルには５
０に〜数１０ＭＩＩＺの高速かつ高電圧のパルスが終始
伝送されているので、これらのパルスの伝送路に近接し
て接地されていない表面積の大きい導電体が存在すると
、該導電体に誘起した雑音電位により電磁波が放射され
、他の装置に悪影響を与えたり、また外部からの雑音電
磁波に対するシールド効果が劣化する。ところが上記構
成の従来の平面ディスプレイ装置では、フレキシブルプ
リント仮と基板とを狭持して接触力を発生させるばねク
リップや金属製の押え板を、接続ケーブルを介して駆動
回路のアース電位に電気的に接続させることが国運で、
これらの比較的表面積の大きい導電部材が電気的にアー
スから浮いた状態にあるため、電磁シールド効果が小さ
いという問題点があった・ 本発明は上記問題点に鑑み創出されたもので、接触力発
生用のばねクリップや押え板をアースへ接続することに
より、ＥＭｒ対策を向上させた平面ディスプレイ装置を
提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記問題点は、 左示パネルと、該表示パネルの裏面に配設された補助プ
リント板およびコントロール回路プリント（反と、該表
示パネルと駆動回路とを接続するフレニドシフ゛ルプリ
ント 有し、該接続ケーブルの一方の端部は押え板を介したば
ねクリップにより前記表示パネルの駆動電極の端子部に
押圧されて接続され、また他方の端部は駆動回路を実装
した補助プリント板に接続されてなる平面ディスプレイ
装置であって、前記補助プリント板には部品実装面と反
対の面にアース層を設け該補助プリント板がコントロー
ル回路プリント板の外側を覆うように配設されており、
また、一方の端部が前記押え板と前記ばねクリップとで
狭持され他端が前記補助プリン１反のアース層に接続さ
れたフレキシブルプリン１反よりなるアースケーブルを
設けたことを特徴とする本発明の平面ディスプレイ装置
により解決される。

〔作用〕

従来アースから浮いていたばねクリップや押え仮がアー
スケーブルにより接地されるので、これらの電位は常に
アースレベルとなり、これらに近接した高速高レベルの
パルス回路からノイズ電位が誘起されないこと、および
高速パルス信号を処理するコントロール回路プリント板
の外側が補助基板のアース層で覆われるので装置裏面へ
のノイズ電磁波の放射が低減することなどにより、装置
の電磁シールド効果が向上する。

〔実施例〕

以下添付図により本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明の平面ディスプレイ装置の要部を示す
断面図である。

第１図において、１は従来例と同様のプラズマとがそれ
ぞれ形成された一対の四角形のガラス基板１１、１２と
を所定に対向させてなっている。

そして該表示パネルの裏面（表示面と反対側）には、該
表示パネルｌの４辺（図では一辺だけを示す）の背後に
、電極を駆動する駆動動回路２１を搭載し搭載面と反対
側の面が全面銅箔のアース層８１で覆われた４枚の補助
プリント板８が、また該表示パネル１と補助プリント板
８との間に表示パネル１と略同じ大きさで、駆動回路２
１を制御するコア１−ロール回路３１　’ｃ　搭載シた
一枚のコントロール回路プリント板３が枠状のフレーム
９を介して配設されている。そして駆動電極１１１の端
子部１１１ａは従来例と同様に接続ケーブル４により駆
動回路２Ｉに接続されている。

７は、アース導体パターン７１を有するフレキシブルプ
リント板よりなるアース接続ケーブルで、該アース４体
パターンＴ１の一端は押え板５２とばねクリップ６とで
狭持されてこの両者に接続されており、他端は補助プリ
ント板８のアース層８１に接続されている。アース層８
１は図示しないスルーホールで補助プリント板８の部品
搭載面に導出しフラン十ケーブル２２を経てコントロー
ル回路プリント仮３に接続されている。

従って表示パネル１の周辺を取り巻くばねクリップ６や
押え板５２などの面積の大きい導電体は、アース接続ケ
ーブル７とアース層８１を介して駆動回路２１やコント
ロール回路３２に接続されてアースが取られるので、従
来例で生じた駆動回路やコントロール回路の高速パルス
からの誘導による不要電波の放射が防止される。またア
ース層８１が駆動回路２１やコントロール回路３２を覆
うので、これらの回路から直接外部へ放射される不要電
波が減少する。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、本発明によれば、表示パネルの駆動
電極を駆動回路へ接続するために必要なばねクリップな
どの導電体を簡単な手段でアースへ接続することができ
、プラズマディスプレイなどの平面ディスプレイ装置の
電磁シールド効果を向上させる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の平面デイスプレ装置の要部を示す断面
図、 第２図は従来の平面ディスプレイ装置の要部を示す断面
図、 である。 図において、 １−平面ディスプレイパネル、２１−・駆動回路、３・
・・コントロール回路プリント板、３１−コントロール
回路、　４−接続ケーブル、４１・・−導体パターン、
　　　５２・・・押え板、６−ばねクリップ、　　　　
７−・〜アース接続ケーブル、　　　　　　　　　　７
１−アース導体パターン、　　　　　　　　　　８・−
補助プリント板、旧・−・アース層、 である。 第　１　図 ４芝東の平面デイズブしイ装Ｔの 牢音戸を示１１酊［１￥１図 第　２　　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　表示パネル（１）と、該表示パネル（１）の裏面に配
   設された補助プリント板（８）およびコントロール回路
   プリント板（３）と、該表示パネル（１）と駆動回路（
   ２１）とを接続するフレキシブルプリント板よりなる接
   続ケーブル（４）とを有し、該接続ケーブル（４）の一
   方の端部は押え板（５２）を介したばねクリップ（６）
   により前記表示パネル（１）の駆動電極（１１１）の端
   子部（１１１ａ）に押圧されて接続され、また他方の端
   部は駆動回路（２１）を実装した前記補助プリント板（
   ８）に接続されてなる平面ディスプレイ装置であって、 前記補助プリント板（８）には部品実装面と反対の面に
   アース層（８１）を設け該補助プリント板（８）がコン
   トロール回路プリント板（３）の外側を覆うように配設
   されており、また、一方の端部が前記押え板（５２）と
   前記ばねクリップ（６）とで狭持され他端が前記補助プ
   リント板（８）のアース層（８１）に接続されたフレキ
   シブルプリント板よりなるアースケーブル（７）を設け
   たことを特徴とする平面ディスプレイ装置。