JPH0130873Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0130873Y2 JPH0130873Y2 JP13584483U JP13584483U JPH0130873Y2 JP H0130873 Y2 JPH0130873 Y2 JP H0130873Y2 JP 13584483 U JP13584483 U JP 13584483U JP 13584483 U JP13584483 U JP 13584483U JP H0130873 Y2 JPH0130873 Y2 JP H0130873Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- stator
- rotor
- poles
- motor
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は永久磁石を用いた直流モータの固定子
の組立構造に関するものである。
の組立構造に関するものである。
永久磁石を用いた小型直流モータの固定子は、
従来、例えば珪素鋼板(厚さ0.5mm程度のもの)
をプレス加工して成形した抜板を所要枚数積層し
て作るもの、又はむくの軟磁性体(例えば構造用
炭素鋼)を機械加工して形成したポールを複数個
用い永久磁石と交互に組み合わせて一体に構成し
たものが用いられている。
従来、例えば珪素鋼板(厚さ0.5mm程度のもの)
をプレス加工して成形した抜板を所要枚数積層し
て作るもの、又はむくの軟磁性体(例えば構造用
炭素鋼)を機械加工して形成したポールを複数個
用い永久磁石と交互に組み合わせて一体に構成し
たものが用いられている。
前者の積層タイプのものは、加工精度、組立精
度、組立工数等を考慮し、通常一枚の抜板に所要
の数のポールが形成されている。従つて一体形状
に作るために、本来切り離されていることが望ま
しい箇所(例えば回転子に対向するポール先端部
分)が接続されており、その箇所での漏洩磁束に
より効率の低下が生じている。しかも回転子を保
持するエンドプレートとの軸合せが難かしく、粗
み立てに手間がかかつていた。
度、組立工数等を考慮し、通常一枚の抜板に所要
の数のポールが形成されている。従つて一体形状
に作るために、本来切り離されていることが望ま
しい箇所(例えば回転子に対向するポール先端部
分)が接続されており、その箇所での漏洩磁束に
より効率の低下が生じている。しかも回転子を保
持するエンドプレートとの軸合せが難かしく、粗
み立てに手間がかかつていた。
また、後者の組み合せタイプのものは、通常接
着剤を用いて組み立てており、組立精度が出しに
くい上、組み立て後に機械加工によつて、回転子
のシヤフトを通して保持するカバーとの同心度を
出す必要があり、加工工数が多くなるという問題
点があつた。
着剤を用いて組み立てており、組立精度が出しに
くい上、組み立て後に機械加工によつて、回転子
のシヤフトを通して保持するカバーとの同心度を
出す必要があり、加工工数が多くなるという問題
点があつた。
本考案は上述した組み合せタイプの固定子の構
造及び組立方法を改良し、精度よくしかも簡単に
回転子を取り付けてモータを組み立てることがで
きる固定子を提供することを目的とするものであ
る。
造及び組立方法を改良し、精度よくしかも簡単に
回転子を取り付けてモータを組み立てることがで
きる固定子を提供することを目的とするものであ
る。
上記の目的を達成するために、本考案の固定子
では焼結合金又はむくの軟磁性体で形成した複数
個のポールを用い、そのポールの長手方向の両端
面にあらかじめ組み立て用のリングを挿入する円
弧形状の溝を設けておき、永久磁石をはさんで組
み立てた時にポールの両端面に形成される真円形
状のリング溝に、それぞれ非磁性体のリングを挿
入してかしめることにより一体化構成している。
そして上記非磁性体のリングの厚さを溝の深さよ
り厚くしておき、ポール端面より外方にはみ出し
た部分のリングをモータ組立時にいんろうとして
回転子を保持するカバーのはめあいに使用できる
ようにした。このようにして接着工程、機械加工
工程を省略し、しかも回転子と軸合せが容易な固
定子が提供できる。
では焼結合金又はむくの軟磁性体で形成した複数
個のポールを用い、そのポールの長手方向の両端
面にあらかじめ組み立て用のリングを挿入する円
弧形状の溝を設けておき、永久磁石をはさんで組
み立てた時にポールの両端面に形成される真円形
状のリング溝に、それぞれ非磁性体のリングを挿
入してかしめることにより一体化構成している。
そして上記非磁性体のリングの厚さを溝の深さよ
り厚くしておき、ポール端面より外方にはみ出し
た部分のリングをモータ組立時にいんろうとして
回転子を保持するカバーのはめあいに使用できる
ようにした。このようにして接着工程、機械加工
工程を省略し、しかも回転子と軸合せが容易な固
定子が提供できる。
以下本考案の実施例について図面を参照して説
明する。
明する。
第1図は本考案の固定子の一実施例を示すもの
で、同図aは正面図、bは側面図、である。
で、同図aは正面図、bは側面図、である。
第2図は第1図における各構成部品の斜視図
で、同図aはポール、bは永久磁石、cはリング
を示しいてる。なお、図面を簡略にするため本実
施例では4極のポールを備えた固定子の構造を示
したが、本考案はこれに限定されるものではな
く、ポール数を6極にする等の変形が可能なこと
は言うまでもないことである。
で、同図aはポール、bは永久磁石、cはリング
を示しいてる。なお、図面を簡略にするため本実
施例では4極のポールを備えた固定子の構造を示
したが、本考案はこれに限定されるものではな
く、ポール数を6極にする等の変形が可能なこと
は言うまでもないことである。
ポール1は従来と同様に軟鋼のようなむくの軟
磁性体を用いて機械加工で作つてもよいが、焼結
合金で焼結形成する製造方法を採用すれば量産性
を向上できる。このポール1には第2図aに示す
ように組み立てた時〔第1図a参照〕に真円形状
をなす円弧形状の溝2を設けておく。
磁性体を用いて機械加工で作つてもよいが、焼結
合金で焼結形成する製造方法を採用すれば量産性
を向上できる。このポール1には第2図aに示す
ように組み立てた時〔第1図a参照〕に真円形状
をなす円弧形状の溝2を設けておく。
永久磁石3は第2図bに示すように棒状のもの
で、例えばフエライトを用い、厚さ方向に磁化し
たものを用いる。そして長さlはポール1の両端
に設けた溝2の深さ分だけポール1の全長Lより
短く作つておく。
で、例えばフエライトを用い、厚さ方向に磁化し
たものを用いる。そして長さlはポール1の両端
に設けた溝2の深さ分だけポール1の全長Lより
短く作つておく。
ポール1と永久磁石3とを組み合わせ、ポール
両端面に形成される真円形状のリング溝2にそれ
ぞれ非磁性体(例えば真鍮)のリング4を挿入し
かしめて一体化すると固定子が完成する。
両端面に形成される真円形状のリング溝2にそれ
ぞれ非磁性体(例えば真鍮)のリング4を挿入し
かしめて一体化すると固定子が完成する。
リング4は真円形状をなし、外周にポール1の
位置ぎめ用の切欠き5を設けてある。これはその
切欠きに対応するようにポールの溝2に設けた突
起5′とはめあわせることにより、永久磁石3の
厚さの不揃い等に関係なく各ポールの組み立ての
位置決めを可能にするためのものである。なお、
リング4の厚さは、ポールの溝2の深さより厚く
しておき、ポール1の端面よりはみ出した部分の
リングを、モータ組み立て時にいんろうとして回
転子を保持するカバーのはめあいに使用する。
位置ぎめ用の切欠き5を設けてある。これはその
切欠きに対応するようにポールの溝2に設けた突
起5′とはめあわせることにより、永久磁石3の
厚さの不揃い等に関係なく各ポールの組み立ての
位置決めを可能にするためのものである。なお、
リング4の厚さは、ポールの溝2の深さより厚く
しておき、ポール1の端面よりはみ出した部分の
リングを、モータ組み立て時にいんろうとして回
転子を保持するカバーのはめあいに使用する。
このように構成した本考案の固定子は、通常30
乃至100W程度の小型モータに使用される。
乃至100W程度の小型モータに使用される。
以上説明したように本考案の固定子は、複数に
分割したポールを用いているので漏洩磁束が無
く、組み立てはポールの溝にリングを挿入してか
しめるようにしているので、接着工程も省け、し
かも回転子を保持するカバーとの軸合わせは上記
リグがはめあいの基準となるので、心出しの機械
加工が不要になる等、量産に向いたものであり、
この固定子を用いれば安価な直流モータが得られ
るようになる。
分割したポールを用いているので漏洩磁束が無
く、組み立てはポールの溝にリングを挿入してか
しめるようにしているので、接着工程も省け、し
かも回転子を保持するカバーとの軸合わせは上記
リグがはめあいの基準となるので、心出しの機械
加工が不要になる等、量産に向いたものであり、
この固定子を用いれば安価な直流モータが得られ
るようになる。
第1図は本考案の固定子を示すもので、同図a
は正面図、bは側面図、第2図は第1図における
各構成部品を示し、同図aはポール、bは永久磁
石、cはリングの斜視図である。 1……ポール、2……溝、3……永久磁石、4
……リング。
は正面図、bは側面図、第2図は第1図における
各構成部品を示し、同図aはポール、bは永久磁
石、cはリングの斜視図である。 1……ポール、2……溝、3……永久磁石、4
……リング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 焼結合金又はむくの軟磁性体で形成したポール
を所定の個数用い、それぞれのポールの間に永久
磁石をはさんで組み合わせ、その内側に回転子を
挿入する空間を設けて構成した固定子であつて、 上記ポールはその両端面に、組み合わせた時に
回転子の回転軸と同心円となる所定半径位置に円
弧形状の溝を設けたものであり、 このポールと永久磁石を組み合せ、ポール両端
面に形成される真円形状のリング溝にそれぞれ非
磁性体のリングを挿入してかしめることにより一
体化構成し、 上記非磁性体リングがポール端面より外方には
み出している部分を、モータ組立時にいんろうと
して回転子を保持するカバーのはめあいに使用で
きるようにしたことを特徴とする直流モータ用の
固定子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13584483U JPS6044448U (ja) | 1983-09-01 | 1983-09-01 | 直流モ−タ用の固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13584483U JPS6044448U (ja) | 1983-09-01 | 1983-09-01 | 直流モ−タ用の固定子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6044448U JPS6044448U (ja) | 1985-03-28 |
JPH0130873Y2 true JPH0130873Y2 (ja) | 1989-09-21 |
Family
ID=30305627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13584483U Granted JPS6044448U (ja) | 1983-09-01 | 1983-09-01 | 直流モ−タ用の固定子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6044448U (ja) |
-
1983
- 1983-09-01 JP JP13584483U patent/JPS6044448U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6044448U (ja) | 1985-03-28 |
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