JPH01308157A - 二相半波ブラシレスモータ - Google Patents

二相半波ブラシレスモータ

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JPH01308157A
JPH01308157A JP13638588A JP13638588A JPH01308157A JP H01308157 A JPH01308157 A JP H01308157A JP 13638588 A JP13638588 A JP 13638588A JP 13638588 A JP13638588 A JP 13638588A JP H01308157 A JPH01308157 A JP H01308157A
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JP
Japan
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voltage
phase
stator winding
permanent magnet
terminal
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JP13638588A
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English (en)
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Seiichi Tsukitani
精一 築谷
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は二相半波ブラシレスモータに関するもので、特
にその駆動回路に関するものである。
従来の技術 二相半波ブラシレスモータは、構造が簡単で信頼性が高
いことから小型送風機等の動力源として多用されている
以下図面を参照しながら、上述した従来の二相半波ブラ
シレスモータを小型軸流送風機に使用した一例について
説明する。
第5図は従来の二相半波ブラシレスモータを使用した小
型軸流送風機の構造を示すものて、第6図は第5図のモ
ータ部とそのモータの駆動回路を示すものである。
第5図において、小型軸流送風機の風洞を形成する枠体
1の内側には中心方向に伸びた複数個の連結部2を介し
て駆動回路部5を包む凹部6が一体に成形されており、
この凹部6の中心部にはさらに円筒7が枠体1の中心軸
線方向に一体に成形されている。この円筒7の外周側に
は固定子巻線3.4が巻かれ、磁極8a、8bを有する
鉄心9が固定されており、内周側には軸受10,11の
外周部が保持されている。固定子巻線3,4はホール素
子12を含む駆動回路部5に電気的に継続されている。
軸受10,11は軸13を保持している。
固定子巻線3,4とホール素子12との磁束の方向が相
対向するように永久磁石回転子14が配設され磁気回路
を形成する。磁気回路用部材15と羽根16の取付けら
れた円筒状のロータケーシング17は軸13の一方向端
部に固定されており、他方の端部には抜は止め18が圧
入されている。
19は軸受10,11に予圧を与えるバネである。
第6図において20.21はホール素子12に適当な電
流を供給する為にホール素子12と電源に対し直列に接
続された抵抗である。22は演算増巾器て、ホール素子
12の出力信号が非反転入力端子と反転入力端子の両方
に入力されるように接続されている。23.24はそれ
ぞれ固定子巻線3,4へ電流を供給するトランジスタス
イッチであり、コレクタ端子はそれぞれの固定子巻線の
端部に接続され、エミッタ端子は共に電源の負極線に接
続されている。−刃固定子巻線3,4の他の端部は共に
電源の正極線に接続されている。トランジスタスイッチ
23.24のベース端子はそれぞれ抵抗25.26を介
して22の演算槽l]器の出力端子と、トランジスタス
イッチ23のコレクタ端子に接続されている。又、トラ
ンジスタスイッチ23.24のコレクタ端子とエミッタ
端子はそれぞれ定電圧ダイオード27.28のカソード
端子とアノード端子が接続されている。
29は永久磁石回転子14の磁極と磁極の切換り部分で
あり、30は鉄心9の磁極8a、8b間に形成された空
隙部分である。31は磁極8 a +8bと回転子14
との間に形成される不均一空隙部である。32は回転子
の正しい回転方向を示す矢印である。
以上のように構成された小型軸流送風機に使用された二
相半波ブラシレスモータについて、以下その動作につい
て説明する。
鉄心9の磁極8a、8bと永久磁石回転子14との間に
設けられた不均一空隙31が一つの磁極の外周部におい
て回転子の回転方向に対して減少するよう設定された二
相半波ブラシレスモータは、永久磁石回転子14の磁極
の切換り部分29と、磁極8a、8b間の空隙部30と
が永久磁石回転子14に対しなす角θが、モータに電源
が接続されていない状態においては θ=O の位置、即ち死点に永久磁石回転子14が停止すること
がないことは既に公知である。
第6図に示した永久磁石回転子14七、鉄心9との位置
はモータに電源が接続されていない状態を示したもので
ある。
まず、この状態で電源が接続されると、ホール素子12
は対向している永久磁石回転子14の磁極S極を検出し
、演算槽lJ器22の反転入力の電圧が非反転入力の電
圧より低くなるような出力信号を出力する。この信号を
受けた演算増巾器22の出力はトランジスタスイッチ2
3を閉じる為に必要な出力電圧を出力し、トランジスタ
スイッチ23が閉じられる。この時トランジスタスイッ
チ23のコレクタ端子電圧は負極線電圧とほぼ同等とな
る迄低下するのでトランジスタスイッチ24のベース端
子に電流が供給されず、トランジスタスイッチ24は開
いた状態となる。トランジスタスイッチ23が閉じられ
たことにより、固定子巻線3に正極側から電流が供給さ
れる。これにより鉄心9の磁極8aの外周がN極、磁極
8bの外周がS極に磁化されるので永久磁石回転子14
は回転矢印方向32へ回転するトルクを発生して回転矢
印方向32に回転を始める。やがてホール素子12の対
向する永久磁石回転子14の磁極がN極となるとトルク
が無くなるが、ホール素子12の出力が演算増巾器22
の反転入力の電圧が非反転入力の電圧より高くなるよう
な出力信号に反転するので、演算増巾器量力が負極側電
圧とほぼ同等な出力電圧となる為、トランジスタスイッ
チ23のベース端子に電流が供給されずトランジスタス
イッチ23は開の状態となり、固定子巻線の通電が止め
られる。
これにより、トランジスタスイッチ23のコレクタ電圧
が正極電圧とほとんど同等になるので、トランジスタス
イッチ24のベース端子に抵抗26−6 = を介して電流を供給し、]・ランシスタスイッチ24が
閉じられる。l・ランジスタスイッチ24が閉じられる
ことにより、固定子巻線4に正極側から電流が供給され
る。これにより、鉄心9の磁極8aの外周がS極、磁極
8bの外周がN極に磁化されるのて、永久磁石回転子1
4は回転矢印方向32へ回転するトルクを再び受けて回
転矢印方向32の方向へ回転を続ける。
以上のように永久磁石回転子14の位置に応して固定子
巻線3,4が交互に通電されるので、電源がモータに接
続されている限りモータは回転を続ける。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、ホール素子を使用
して回転子の位置を検出する必要があるので、モータの
回転トルクを発生させる以外にホール素子に磁束を与え
る必要がある為、必要以上に回転子の形状を大きくする
必要があり、さらにホール素子の出力信号が微弱である
為、ホール素子と伯の回路部との距離を離すと、外部か
らの電気雑音の影響を受は易くなり、固定子巻線の通電
の切換えがホール素子の出力信号と同期せずにモータ効
率が低下する可能性があり、永久磁石回転子の近傍に駆
動回路部を配置する必要があるのてモータ設計の自由度
に制限を受けてモータの小型化、薄型化が図れなかった
又、ホール素子の出力信号自体に比較的大きな不平衡出
力を含んでいるので、モータ特性の均一化が図れない等
の問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、固定子巻線以外にホール素
子等の永久磁石回転子の位置を検出する部品を必要とし
ない効率の良い小型、薄型で、特性の比較的均一な二相
半波ブラシレスモータを提供するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、二相の固定子巻
線の内の一つの相の固定子巻線を通電状態として永久磁
石回転子を所定の位置に移動させ、その後、通電状態の
相の固定子巻線の通電を解除すると同時に他の相の固定
子巻線を通電することにより永久磁石回転子を一定方向
に起動させる起動回路と、固定子巻線に発生する誘起電
圧を二相の固定子巻線の相の切換え信号に利用する制御
回路を備えたものである。
作用 本発明は上述した構成によって、固定子巻線以外にホー
ル素子等の永久磁石回転子の位置を検出するための部品
を必要としないので、永久磁石回転子はモータの回転ト
ルクを発生させるのに必要な寸法とすれば良く、又、固
定子巻線と駆動回路部が電気的に接続されていれば互い
に離れた位置にあっても良いので、モータ設計の自由度
が太き(モータの小型化、薄型化が図れる。
さらに、出力が大きくてバランスのとれたホール素子を
必要としないで、均一なモータ特性を得ることが可能で
ある。
実施例 以下本発明の一実施例における二相半波ブラシレスモー
タについて、図面を参照しながら説明する。
−〇 − 第1図は本発明の実施例における二相半波ブラシレスモ
ータの駆動回路部の回路図を示すものである。
第1図において、正電極線と負電極線との間に直列に接
続されている抵抗29と、コンデンサ30との接続点3
1は演算増巾器32の反転入力端子に接続されている。
演算増巾器32の非反転入力端子は抵抗34を介して正
電極線に、抵抗35を介して負電極線に接続されている
演算増巾器32の出力は抵抗36を介してトランジスタ
37のベース端子に接続されている。トランジスタ37
のエミッタ端子は負電極線に接続され、コレクタ端子は
演算増巾器38の非反転入力端子に接続されている。演
算槽lJ器の非反転入力端子は同時に抵抗39を介して
負電極線に接続され又、抵抗40を介してトランジスタ
スイッチ24のコレクタ端子に接続されている。演算増
11器38の反転入力端子は抵抗4]を介して正電極線
に、抵抗42を介して負電極線に接続されている。又、
演算増巾器38の出力端子は抵抗25を介してトランジ
スタスイッチ23のヘース端子に接続されている。
演算増巾器32の出力端子はダイオード43のアノード
端子に接続されダイオード43のカソード端子は演算増
巾器44の非反転入力端子に接続されている。演算増巾
器44の非反転入力端子は又、抵抗45を介して負電極
線に接続され、抵抗46を介してトランジスタスイッチ
23のコレクタ端子に接続されている。演算増巾器44
の反転入力端子は抵抗47を介し正電極線に、抵抗48
を介し負電極線に接続されている。演算増巾器44の出
力端子は抵抗26を介してトランジスタスイッチ24の
ヘース端子に接続されている。
トランジスタスイッチ23.24のエミッタ端子は共に
負電極線に接続されている。又、トランジスタスイッチ
23.24のエミッタ端子とコレクタ端子はそれぞれ定
電圧ダイオ−1’27.28のアノード端子とカソード
端子に接続されている。
第2図(a) 、 (b)は第1図の駆動回路が接続さ
れた固定子巻線3,4の巻かれた鉄心9と永久磁石回転
子14の位置関係を示すものであり、(a)はモータに
電源が接続されていない停止状態のものであり、(b)
はモータに電源が接続されて間もない起動前の状態のも
のである。
第2図(a) 、 (b)の固定子巻線3と巻線4との
接続部49は第1図の端子49において正電極線に、巻
線3,4の端子50.51は第1図の端子50゜51に
おいてトランジスタスイッチ23.24のコレクタ端子
にそれぞれ接続される。又、32はモータの正しい回転
方向を示した矢印である。
第3図は、固定子巻線3,4に通電を行った場合に永久
磁石回転子14に与えるトルクと、鉄心9の磁極8a、
8bと永久磁石回転子14との間に設けられた不均一空
隙31が永久磁石回転子14に与えるトルクを示したも
のであり、52は固定子巻線3のトルク、53は固定子
巻線4のトルク、54は不均一空隙31のトルクを示し
たものである。
以上のように構成された二相半波ブラシレスモータにつ
いて、以下、第1図、第2図及び第3図を用いてその動
作を説明する。
まず、第2図において(a)のモータに電源が接続され
ない停止状態は、第3図におけるA点の位置に相当する
次に、モータに電源が接続された以後の動作として第1
図において、電源が接続された時点では、コンデンサ3
0に全(電荷が蓄えられていないので、演算増巾器32
の反転入力端子電圧は負電極線電圧に等しい。一方、演
算増巾器32の非反転入力端子は抵抗34.35により
正電極線電圧と負電極線電圧の間の所定の電圧に分圧さ
れていて、その電圧は負電極線電圧より高い。これによ
り演算槽lJ器32の出力電圧は正電極電圧と同等のも
のとなるので、トランジスタ37が閉じて、演算増巾器
38の非反転入力端子電圧を負電極線電圧と同等の電圧
にする。
又、演算槽11]器32の出力は、ダイオード43を介
して演算槽l]器44の非反転入力端子に入力されてい
るので、演算槽1]器44の非反転入力端予電圧は正極
線電圧にほぼ同等な電圧になっている。ところで演算増
巾器38,44の反転入力端子はそれぞれ抵抗41.4
2と抵抗47.48により正電極線電圧と負電極線電圧
の中間の電圧に設定されているので、演算増巾器38の
出力端子は負電極線電圧とほぼ同等の電圧を出力し、演
算槽11器44の出力端子は正電極線電圧とほぼ同等の
電圧を出力する。演算増巾器38の出力は抵抗25を介
してトランジスタスイッチ23のへ−ス端子に入力する
が、負電極線電圧とほぼ同等である為トランジスタスイ
ッチ23は開いた状態のままであり、第2図での固定子
巻線3を通電することが出来ない。一方、演算増巾器4
4の出力は抵抗26を介してトランジスタスイッチ24
に入力され、トランジスタスイッチ24を閉じる。これ
により第2図の固定子巻線4に電流が供給される。
この時、第2図(a)において固定子巻線4に電流が供
給された為に鉄心9の磁極8bの外周側がN極に、磁極
8aの外周側がS極にそれぞれ磁化される。鉄心の磁極
の影響で永久磁石回転子14が移動し、第2図(b)の
状態となる。これは第3図中のB点の位置に等しい。
次に第1図において、コンデンサ30には抵抗29を介
して正電極線より電流が供給され、接続点31の電圧が
次第に正電極線電圧に近づく。やがて、演算増巾器32
の非反転入力端子電圧より高い電圧に達すると、演算増
巾器32の出力が反転し、負電極線電圧とほぼ同等な電
圧を出力する。
これによりダイオード43を介して演算増巾器44の非
反転入力端子に供給されていた電圧がダイオード43に
遮断されるので、演算増巾器44の非反転入力端子は抵
抗46.45によりトランジスタスイッチ23のコレク
タ端子電圧と負電極線電圧の間の所定の電圧となる。こ
の時トランジスタスイッチ23のコレクタ端子電圧は正
電極線電圧と同等な電圧であり、演算増巾器44の非反
転入力端子電圧は、反転入力端子電圧より若干低い電圧
となるよう抵抗46,45、及び47.48により設定
されているので、演算増巾器4.4の出力端子電圧は負
電極線電圧とほぼ同等な電圧になり、抵抗26を介して
トランジスタスイッチ24に供給していた電流を遮断す
るので、トランジスタスイッチ24は開き、第2図(b
)の固定子巻線4への通電を止める。
又、演算増巾器32の出力はトランジスタ37のベース
端子への電流供給も止めるので、トランジスタ37が開
き、演算増巾器38の非反転入力端子電圧は抵抗40.
39で、トランジスタスイッチ24のコレクタ端子電圧
と負電極線電圧との間に分圧された電圧となる。トラン
ジスタスイッチ24は開いた状態になっているので、ト
ランジスタスイッチ24のコレクタ端子電圧は正電極線
電圧と等しい。
この時演算増巾器38は非反転入力端子電圧が反転入力
端子電圧より高くなるように抵抗40゜39、及び41
.42により設定されているので、演算増巾器38の出
力端子は、正電極線端子電圧とほぼ同等の出力電圧を出
力する。
この出力電圧は抵抗25を介してトランジスタスイッチ
23のベース端子に電流を供給し、トランジスタスイッ
チ23を閉じる。このトランジスタスイッチ23は第2
図における固定子巻線3を通電する。
この時、第3図のB点を見ると固定子巻線4を通電して
発生ずるトルク53と、不均一空隙31の発生ずるトル
ク54が釣り合っていた状態から、固定子巻線4の通電
が解除され、トルク53が無くなり固定子巻線3が通電
されるので、不均一空隙31の発生ずるトルク54と固
定子巻線30発生するトルク52が合わさり正のトルク
を発生ずるのて、第2図の回転方向32に向かい永久磁
石回転子14が回転する。この正のトルクは、永久磁石
回転子14が180°回転する間持続する。
この間、通電が行われていない第2図の固定子巻線4に
は、永久磁石回転子14が鉄心9の回りを回転すること
により誘起電圧が発生する。この誘、     起電圧
の大きさは、第3図の固定子巻線4のトルク53に位相
を180°ずらして相似である。従って固定子巻線4の
端子51の電圧は端子49より高い電圧となっている。
この電圧信号は、第1図の端子51、及び抵抗40を介
して演算項1]器38の非反転入力端子に入力され、演
算増巾器38の非反転入力端子電圧は反転入力端子電圧
は十分高くなるので演算増巾器38は安定した正電極線
電圧を出力している。
やがて第2図の永久磁石回転子14が第3図のC点迄回
転すると、第2図の固定子巻線4に発生する誘起電圧が
ゼロになり、固定子巻線4の端子51の電圧、即ち第1
図の端子51の電圧は正電極線電圧と等しくなり、永久
磁石回転子14が0点よりさらに回転すると、固定子巻
線4に発生する誘起電圧が負となり、端子51の電圧は
正電極線電圧より低くなる。この為、抵抗40.39に
より分圧されて入力されている演算増巾器38の非反転
入力端子の電圧は反転入力端子の電圧より低(なる為、
演算増巾器38の出力が反転し、負電極線電圧とほぼ同
等の出力電圧となり、トランジスタスイッチ23のベー
ス端子入力電流が遮断されトランジスタスイッチ23が
開く。こうして第2図の固定子巻線3の通電が遮断され
る。この時、固定子巻線3にはやはり第3図のトルク5
2と相似て位相が180°ずれた誘起電圧が発生ずるの
で、固定子巻線3の端子50.即ち第1図の端子50の
電圧は正電極線電圧より高くなり、この電圧が抵抗46
を介して演算増巾器44の非反転入力端子に入力される
ので非反転入力端子の電圧が反転入力端子の電圧より高
くなり、演算増lJ器44の出力を反転さぜ、正電極線
電圧とほぼ同等な出力電圧を出力し、抵抗26を介して
トランジスタスイッチ24のベース端子に入力され、ト
ランジスタスイッチ24が閉しる。こうして第2図の固
定子巻線4が通電され、永久磁石回転子14をさらに1
80°回転さぜる。以下、同様にして固定子巻線3,4
に発生する誘起電圧が互いの通電を制御する信号として
働き、永久磁石回転子が連続回転を続けるものである。
以上のように本実施例によれば、演算増巾器32を中心
とする起動回路と、固定子巻線3,4に発生ずる誘起電
圧を通電相の切換え信号に利用する演算増巾器38及び
44を中心とする制御回路を設けることにより、ホール
素子を必要としなくても一定方向に永久磁石14を回転
させることができる。
第4図は第1図、第2図で説明した二相半波ブラシレス
モータを使用した小型軸流送風機の構造を示すものであ
る。
第4図の小型軸流送風機は枠体1の外周部に設けられた
容器55の内部に、固定子巻線3,4と電気的に接続さ
れた駆動回路部5が収納されており、凹部6の内部には
駆動回路5を塑成する部品が存在しない点て従来の小型
軸流送風機と異なっている。
従って第4図の小型軸流送風機は大11な薄型化が図ら
れている。
発明の効果 以上のように本発明は二相の固定子巻線の内の一つの相
の固定子巻線を通電状態として回転子を所定の位置に移
動さぜ、その後、通電状態の相の固定子巻線の通電を解
除すると同時に他相の固定子巻線を通電することにより
回転子を一定方向に起動させる起動回路と、固定子巻線
に発生する誘起電圧を二相の固定子巻線の通電相の切換
え信号に利用する制御回路を備えることにより、ホール
素子を必要としない小型、薄型の二相半波ブラシレスモ
ータを提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における二相半波ブラシレスモ
ータの回路図、第2図(a) 、 (b)は第1図の回
路が接続される二相半波ブラシレスモータの固定子巻線
と永久磁石回転子の位置関係を示す図、第3図は第2図
の固定子巻線の発生トルクを示す図、第4図は第1図及
び第2図からなる本発明の二相半波ブラシレスモータを
小型軸流送風機に使用した構造図、第5図は従来の二相
半波ブラシレスモータが使用された小型軸流送風機に使
用されたものの構造図、第6図は第5図の従来の二相半
波ブラシレスモータの固定子巻線と永久磁石回転子及び
駆動回路の関係を示す図である。 3.4・・・・・・固定子巻線、9・・・・・・鉄心、
14・・・・・・永久磁石回転子、23.24・・・・
・・トランジスタス=21− イッチ。 =22−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  二相駆動方式の固定子巻線と、この固定子巻線と相対
    する位置に磁化された永久磁石の回転子を配設する二相
    半波ブラシレスモータにおいて、前記固定子巻線の内、
    一つの相を通電状態にして回転子を所定の位置に移動さ
    せ、その後通電中の固定子巻線への通電を解除すると同
    時に他相の固定子巻線へ通電することにより回転子を一
    定方向に起動させる起動回路と、各固定子巻線に発生す
    る誘起電圧を二相から構成される固定子巻線への通電相
    の切換え信号とする制御回路を備えた二相半波ブラシレ
    スモータ。
JP13638588A 1988-06-02 1988-06-02 二相半波ブラシレスモータ Pending JPH01308157A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004236428A (ja) * 2003-01-30 2004-08-19 Japan Servo Co Ltd 単相ブラシレスdcモータ

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JP2004236428A (ja) * 2003-01-30 2004-08-19 Japan Servo Co Ltd 単相ブラシレスdcモータ

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