JPH0130797Y2 - - Google Patents

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JPH0130797Y2
JPH0130797Y2 JP1983034541U JP3454183U JPH0130797Y2 JP H0130797 Y2 JPH0130797 Y2 JP H0130797Y2 JP 1983034541 U JP1983034541 U JP 1983034541U JP 3454183 U JP3454183 U JP 3454183U JP H0130797 Y2 JPH0130797 Y2 JP H0130797Y2
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cord
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reel
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコードを巻取つて収納するための装置
に関し、特にラジオ、テープレコーダ等の携帯型
電子機器に用いて好適なものである。
〔背景技術とその問題点〕
携帯用のラジオやテープレコーダ(或いは実施
例で示すマイクロホン)においては、出力または
入力コード(主として信号用であるが電源用も含
まれる)が本体から延びている場合、このコード
を本体内部に収納するための巻取装置が設けられ
ることがある。
巻取装置の一般的なものは、固定のリールを設
け、この固定リールに手でコードを巻き付けるよ
うにしたものであるが、この巻取装置は固定リー
ルが筐体の外へ突出している必要があり、従つ
て、コンパクト化に難点がある。他の巻取装置と
して、回転リールを設け、この回転リールを手ま
たはコイルばね等で回転してコードを巻き付ける
ようにしたものも知られている。
後者の場合、回転リールを筐体内に収容するこ
とができ、従つて、コンパクト化に適する。しか
し回転リールに巻回されたコードと本体内の回路
との間の結合についての問題、即ち、回転部と固
定部との間の電気結合の問題がある。
回転リールに巻回されたコードの端と回路の端
子とを直接に結合することは問題外である。何故
ならば、結合部分のコードはリールの回転に応じ
てねじられ、従つて通常のコードは、このような
捻りストレスに耐えられずに断線するからであ
る。一般には、回転部と固定部との間にブラシと
スリツプリングとを設けて信号伝送を行うが、摺
動接触部を介しての伝送であるため信号劣化は避
けられない。
実公昭47−589号公報には、リール軸に巻回し
たフレキシブル印刷配線材を、コードの端と固定
端子との間のひねりストレス緩衝部材として用い
たコードリールが示されている。
本考案は、この種のコード巻取装置において、
フレキシブル印刷配線材の長さをコード巻回に対
応した必要長の半分程に減少させることを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のコード巻取装置は、ケース1内に形成
されたコード収納用凹部8と、コード4が外周囲
に巻回される円筒部12を備え、コード巻取操作
により上記凹部内の固定軸9のまわりで回転され
るリール11と、上記固定軸9の周囲に巻回さ
れ、上記円筒部12に巻回される上記コード4の
固定端と上記固定軸9に配置された回路端子部と
の間を結合するフレキシブル印刷配線材17とを
具備する。
リール11の回転に伴つてフレキシブル印刷配
線材17が固定軸9に巻付くか又は巻付き状態か
ら解けることにより、コード4の引出し又は収納
に伴う電気結合部の捻りが吸収される。従つてコ
ード4と回路端子との間の電気結合は断線や信号
劣化無く確実に保障される。
フレキシブル印刷配線材17の固定軸9上の巻
回数は、原理的にはリール11上のコード巻回数
と同量だけ必要であるが、フレキシブル印刷配線
材17の厚みが薄く、しかもリール11よりも径
が小さい固定軸9上に巻回されるので、フレキシ
ブル印刷配線材17の長さはコード4の長さより
もかなり短くてよい。
更に、上記フレキシブル印刷配線材17の長さ
を、上記コード4の引出しにより上記リール11
が回転するにしたがつて、上記フレキシブル印刷
配線材の巻回が解かれ、上記コード4の約半分の
引出し以降の上記リール11の更なる回転によつ
て上記フレキシブル印刷配線材17が再び上記固
定軸9の周囲に巻回されるに足る長さとするよう
に、フレキシブル印刷配線材17の巻回方向及び
巻回数を設定してある。
このようにすると、フレキシブル印刷配線材1
7の長さは、コード巻回量に対応した必要長の約
1/2になる。従つてリール11の内部に設けるフ
レキシブル印刷配線材17の巻付け空間は、非常
に小さくてよく、このためリール11の外周囲に
コード巻取り空間を十分に確保しても全体として
コンパクトなコード巻取装置が得られる。
〔実施例〕 以下本考案の構成を実施例に基いて説明する。
第1図及び第2図は本考案を適用したマイクロ
ホンの外観を示す表面側及び裏面側の斜視図であ
る。このマイクロホンはコンデンサマイクロホン
素子をケース1に形成された集音孔2の内側に内
蔵し、またこのコンデンサマイクロホン素子に給
電するための太陽電池3をケース1の表面側に備
えている。
マイク出力は、第2図に示すマイク出力コード
4及びその先端のプラグ5を介して他の装置、例
えばテープレコーダに与えられる。携持に便利な
ように、矢印方向に回転されるコード巻取装置6
及びプラグ収納凹部7がケース1内に設けられて
いる。
第3図はコード巻取装置6の縦断面図を示し、
第4図は第3図の−線断面図である。コード
巻取装置はケース1に形成された円形の凹部8の
内部に収容されている。凹部8の中心には中空の
固定軸9がねじ10でもつて固定され、この固定
軸9にリール11が回転自在に軸支されている。
リール11はリール周面をなす円筒部12を備
え、この円筒部表面にコード4が巻回される。
リール11の上にはこれと機械的に結合された
駆動円板13が設けられ、この駆動円板13を手
(指)で回転操作してリール11を回転すること
により、コード4を巻取ることができる。なお第
2図の如くにプラグ5をプラグ収納凹部7から外
してコード4を引つ張ることによつて、巻き取ら
れていたコード4を引き出すことができる。コー
ド4の引出口は、ケース1の凹部8の周面に形成
された側穴19であり、この側穴19は第2図で
示すようにプラグ収納凹部7に連らなつている。
リール11の円筒部12の内側には、少し離れ
て更にもう一つの円筒部14が設けられている。
円筒部12に巻回されたコード4の端部は、円筒
部12に形成された側穴15から円筒部12,1
4間の狭い透き間16に導入され、更に半周ほど
巻回されてからフレキシブル印刷配線材17と電
気的に結合される。このフレキシブル印刷配線材
17は内側円筒部14に形成されたスリツト18
から、円筒部14の内側に導入され、更に第4図
のように固定軸9の回りに数回巻回されてから、
固定軸9の中空部内に導入される。そして第3図
に示すように中空部内において内部回路からのリ
ード線20と結合される。
このようにフレキシブル印刷配線材17を用い
ることにより、コード4の端部には如何なるスト
レスも与えずに固定部との電気結合を図ることが
できる。フレキシブル印刷配線材17の巻回数
は、原理的にはリール11に巻取られるコード4
の巻回数と同じであれば良いが、その厚みが極め
て薄い上、リール11よりも径が小さい固定軸9
上に巻回されるので、フレキシブル印刷配線材1
7の長さはコード4の長さよりもかなり短くてよ
い。しかし以下のように構成することによりフレ
キシブル印刷配線材17の巻回数を1/2にして
その長さを更に1/2に短縮することができる。
即ち、第4図に示すようにコード4がリール周
面上において、内側から外側に反時計回りに巻回
されるようにした場合(これはリール11を時計
方向に回転してコード4を巻取ることを意味す
る)、逆に、フレキシブル印刷配線材17を固定
軸9の回りに図示のように内側から外側に向つて
時計方向に巻回する。コード4の引出しに伴つて
リール11が反時計回りに回転すると、最初はフ
レキシブル印刷配線材17は解けて行くが、コー
ド引出しの途中で全部解けてしまうと、今度はフ
レキシブル印刷配線材17はリール11の回転に
伴つて固定軸9の回りに反時計回りに巻付けられ
て行く。従つてコード4を全部引出すまでに、フ
レキシブル印刷配線材17の解きと巻付けとが
夫々行われるから、フレキシブル印刷配線材17
の巻回数はコード4の巻回数の1/2で良いことに
なる。なおコード巻取の動作は上述と逆である。
更に上述の如く、コード引出しの後半において
フレキシブル印刷配線材17が固定軸9の回りに
反時計回りに巻付けられて行くようにした場合、
コード引出し終了直前においてフレキシブル印刷
配線材17が固定軸9に緊密に巻付き、その張力
でもつてリール11がそれ以上回転しなくなるよ
うにすることもできる。このように構成した場
合、リールが自動停止するので、コード4のリー
ル11への固定端(即ち、円筒部12の側穴15
からリール内部へ導入される部分)においてコー
ド4に大きなストレスがかかることを防止するこ
とができる。
なおコード引出しの当初からフレキシブル印刷
配線材17が固定軸9に巻付けられて行くような
巻回方向(第4図とは逆になる)を採用すること
も考えられるが、この場合、フレキシブル印刷配
線材17は固定軸9の回りでゆるい巻付状態から
緊密な巻付状態に移行し、フレキシブル印刷配線
材17の巻回数はコード4の巻回数と同じにな
る。そしてその長さはほぼ固定軸9の周長×巻回
数である。
第4図の構成において、コード4を引出した
後、または引出しの途中でリール11を正常巻取
方向(時計方向)に回さずに、反時計方向に回そ
うとすると、コード4が側穴19の位置で鋭角状
に折れ曲つて引張られ、被覆材が損傷を受けた
り、線材が断線したり、或いはコードが内部でか
らみ付きコードの引出しが困難になることがあ
る。またフレキシブル印刷配線材17がリール内
部で折れ曲つたり、許容限度を越える張力を受け
ることがある。このためリール11がそれを外部
から回転するための駆動円板13によつて巻取方
向(第4図の時計回り方向)にのみ回転されるよ
うに構成されている。
第5図はリール11と駆動円板13との間の機
械結合構造を示す部分平面図で、第6図は第5図
の−線断面図である。第5図及び第6図に示
すようにリール11の上面には爪部22がリール
11の周方向に延びる細い腕部23の先に形成さ
れている。この腕部23の周囲は切り欠かれてい
て爪部22が弾性的に上下動できるようになつて
いる。一方、駆動円板13には、リール11の爪
部22が係合するエツジ24を備えている開口2
5が形成されている。なお開口25のエツジ24
の反対側の縁には、爪部22と同方向の勾配26
が形成されている。
第5図及び第6図に示す駆動円板13とリール
11との間の機械結合構造は、リールの周方向に
沿つて複数箇所(例えば4箇所)設けられてい
る。
駆動円板13を第5図及び第6図の矢印A方向
に回転させると、その開口25のエツジ24がリ
ール11の爪部22に引つ掛り、リール11が時
計回り方向に回転され、これによつてコード4が
巻き取られる。駆動円板13をA方向とは逆に回
転させると、駆動円板13の勾配26がリール1
1の爪部22の上を通過するときに腕部23を押
し下げるので、駆動円板13とリール11とは係
合することなく、駆動円板13のみか空回りす
る。従つてリール11が反時計回りに回転される
ことはなく、これによつてコード4やフレキシブ
ル印刷配線材17の損傷を防止することができ
る。
〔考案の効果〕
本考案のコード巻取装置は上述のように構成し
たから、コード巻回に対応したフレキシブル印刷
配線材の長さが1/2になり、資材を節約できる
と共に、フレキシブル印刷配線材の収容空間が小
さくてすみ、よりコンパクトなコード巻取装置に
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案を適用したマイクロ
ホンの外観を示す表面側及び裏面側の斜視図、第
3図は第2図に示すコード巻取装置6の縦断面
図、第4図は第3図の−線断面図、第5図は
リールとその駆動円板との間の機械的結合を示す
部分平面図、第6図は第5図の−線断面図で
ある。 なお図面に用いられた符号において、4……コ
ード、5……プラグ、6……コード巻取装置、9
……固定軸、11……リール、17……フレキシ
ブル印刷配線材、20……リ−ド線、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケースに形成されたコード収納用凹部と、 コードが外周囲に巻回される円筒部を有し、コ
    ード巻取操作により上記凹部内の固定軸のまわり
    で回転されるリールと、 上記固定軸の周囲に巻回され、上記円筒部に巻
    回される上記コードの固定端と上記固定軸に設け
    られた回路端子部との間を結合するフレキシブル
    印刷配線材とを備え、 上記フレキシブル印刷配線材の長さを、上記コ
    ードの引出しにより上記リールが回転するにした
    がつて上記フレキシブル印刷配線材の巻回が解か
    れ、上記コードの約半分の引出し以降の上記リー
    ルの更なる回転によつて上記フレキシブル印刷配
    線材が再び上記固定軸の周囲に巻回されるに足る
    長さとしたことを特徴とするコード巻取装置。
JP3454183U 1983-03-10 1983-03-10 コード巻取装置 Granted JPS59139986U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3454183U JPS59139986U (ja) 1983-03-10 1983-03-10 コード巻取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3454183U JPS59139986U (ja) 1983-03-10 1983-03-10 コード巻取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59139986U JPS59139986U (ja) 1984-09-19
JPH0130797Y2 true JPH0130797Y2 (ja) 1989-09-20

Family

ID=30165287

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JP3454183U Granted JPS59139986U (ja) 1983-03-10 1983-03-10 コード巻取装置

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JP (1) JPS59139986U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11490A (ja) * 1997-06-13 1999-01-06 Brother Ind Ltd ミシン用コントローラ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS47589U (ja) * 1971-01-16 1972-08-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5657492U (ja) * 1979-10-09 1981-05-18

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JPS59139986U (ja) 1984-09-19

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