JP2830081B2 - カセットアダプター - Google Patents
カセットアダプターInfo
- Publication number
- JP2830081B2 JP2830081B2 JP16037689A JP16037689A JP2830081B2 JP 2830081 B2 JP2830081 B2 JP 2830081B2 JP 16037689 A JP16037689 A JP 16037689A JP 16037689 A JP16037689 A JP 16037689A JP 2830081 B2 JP2830081 B2 JP 2830081B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- cassette
- tape
- take
- cassette adapter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はカセットテーププレーヤのヘッドに磁気結合
にて電気信号を伝達するカセットアダプターに関するも
のである。
にて電気信号を伝達するカセットアダプターに関するも
のである。
従来の技術 近年、ポータブルオーディオ機器が多数商品化され、
車載用カセットテーププレーヤ(カーステレオ)やラジ
オ付きカセットテープレコーダー(ラジカセ)などにポ
ータブルオーディオ機器を接続して音楽を楽しむという
使い方も増え、これらのポータブルオーディオ機器と前
記のようなカセットテーププレーヤとの接続にはカセッ
トテーププレーヤのヘッドに磁気結合で電気信号を送る
カセットアダプターが利用されるようになってきた。
車載用カセットテーププレーヤ(カーステレオ)やラジ
オ付きカセットテープレコーダー(ラジカセ)などにポ
ータブルオーディオ機器を接続して音楽を楽しむという
使い方も増え、これらのポータブルオーディオ機器と前
記のようなカセットテーププレーヤとの接続にはカセッ
トテーププレーヤのヘッドに磁気結合で電気信号を送る
カセットアダプターが利用されるようになってきた。
以下図面を参照しながら、前述した従来のカセットア
ダプターの一例について説明する。
ダプターの一例について説明する。
第3図は従来のカセットアダプターの分解平面図であ
り、1bは下ケース、2は結合ヘッド、4aは巻取り側リー
ル、4bは送り側リールである。5はコードで一方が後述
する電気回路基板15に接続され、他方は後述するプラグ
6にて外部の機器と接続される。6はプラグである。7
はリール回転伝達ギアで巻取り側リール4aと送り側リー
ル4bの間に噛み合うように配置され、巻取り側リール4a
の回転を送り側リール4bに伝達する。12は結合ヘッドが
取り付けられた結合ヘッドアーム、13は結合ヘッド押し
出しバネで、下ケース1bと結合ヘッドアーム12に固定さ
れ、結合ヘッド2をカセットテーププレーヤのヘッドに
密着させるはたらきをする。14は止めネジ孔で下ケース
1bと上ケースとを固定するネジ孔である。15は電気回路
基板、16は配線コードで電気回路基板15と結合ヘッド2
とを電気的に接続するものである。17は配線保護リブで
配線コード16が送り側リール4bに絡むのを防止してい
る。18は電気回路基板15を下ケース1bに固定するネジで
ある。
り、1bは下ケース、2は結合ヘッド、4aは巻取り側リー
ル、4bは送り側リールである。5はコードで一方が後述
する電気回路基板15に接続され、他方は後述するプラグ
6にて外部の機器と接続される。6はプラグである。7
はリール回転伝達ギアで巻取り側リール4aと送り側リー
ル4bの間に噛み合うように配置され、巻取り側リール4a
の回転を送り側リール4bに伝達する。12は結合ヘッドが
取り付けられた結合ヘッドアーム、13は結合ヘッド押し
出しバネで、下ケース1bと結合ヘッドアーム12に固定さ
れ、結合ヘッド2をカセットテーププレーヤのヘッドに
密着させるはたらきをする。14は止めネジ孔で下ケース
1bと上ケースとを固定するネジ孔である。15は電気回路
基板、16は配線コードで電気回路基板15と結合ヘッド2
とを電気的に接続するものである。17は配線保護リブで
配線コード16が送り側リール4bに絡むのを防止してい
る。18は電気回路基板15を下ケース1bに固定するネジで
ある。
以上のように構成された従来のカセットアダプターに
ついて、以下その動作を説明する。
ついて、以下その動作を説明する。
まず、カセットテーププレーヤに従来のカセットアダ
プターを装着すると、カセットテーププレーヤのヘッド
にカセットアダプターの結合ヘッドが密着し、カセット
アダプターのプラグから入力された電気信号が結合ヘッ
ドで磁気変換され、カセットテーププレーヤのヘッドに
磁気信号として伝達される。一方巻取り側リール4aは、
カセットテーププレーヤがテープ巻取りのために回転さ
せるため、リール回転伝達ギアを介して送り側リール4b
を回転させる。このことは、送り側リールの回転の有無
を検出してテープの演奏終了を判断し、カセットテープ
を自動的に排出するように設計されたカセットテーププ
レーヤのために必要である。
プターを装着すると、カセットテーププレーヤのヘッド
にカセットアダプターの結合ヘッドが密着し、カセット
アダプターのプラグから入力された電気信号が結合ヘッ
ドで磁気変換され、カセットテーププレーヤのヘッドに
磁気信号として伝達される。一方巻取り側リール4aは、
カセットテーププレーヤがテープ巻取りのために回転さ
せるため、リール回転伝達ギアを介して送り側リール4b
を回転させる。このことは、送り側リールの回転の有無
を検出してテープの演奏終了を判断し、カセットテープ
を自動的に排出するように設計されたカセットテーププ
レーヤのために必要である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら前記の従来の構成では、巻取り側リール
はカセットテーププレーヤがテープ巻取りのために回転
させる回転速度そのもののために回転速度が速すぎ、巻
取り側リール、リール回転伝達ギア、および送り側リー
ルが、各々のガタやギアの歯当たりなどで使用時の騒音
が大きいという課題を有するとともに、送り側リールの
回転速度を検出して回転が速すぎる場合にテープ切れと
判断するテープ切れ検出機構付きのカセットテーププレ
ーヤには使用することができないという課題も有してい
た。
はカセットテーププレーヤがテープ巻取りのために回転
させる回転速度そのもののために回転速度が速すぎ、巻
取り側リール、リール回転伝達ギア、および送り側リー
ルが、各々のガタやギアの歯当たりなどで使用時の騒音
が大きいという課題を有するとともに、送り側リールの
回転速度を検出して回転が速すぎる場合にテープ切れと
判断するテープ切れ検出機構付きのカセットテーププレ
ーヤには使用することができないという課題も有してい
た。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、使用時の
騒音を大幅に軽減することができ、テープ切れ検出機構
付きのカセットテーププレーヤにも使用できるカセット
アダプターを提供することを目的とする。
騒音を大幅に軽減することができ、テープ切れ検出機構
付きのカセットテーププレーヤにも使用できるカセット
アダプターを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明のカセットアダプタ
ーは、巻取り側リールとガイドローラーとテンションロ
ーラーとを設け、それらに走行テープを巻き付けるとい
う構成を有している。
ーは、巻取り側リールとガイドローラーとテンションロ
ーラーとを設け、それらに走行テープを巻き付けるとい
う構成を有している。
作用 この構成によって走行テープの速度で巻取りリールと
送りリールが回転することとなり、使用時の騒音を大幅
に軽減することができ、テープ切れ検出機構付きのカセ
ットテーププレーヤにも使用できる。
送りリールが回転することとなり、使用時の騒音を大幅
に軽減することができ、テープ切れ検出機構付きのカセ
ットテーププレーヤにも使用できる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるカセットアダプタ
ーの分解平面図を示すものであり、第2図は本発明の一
実施例におけるカセットアダプターの外観斜視図であ
る。第1図,第2図において、1aは上ケース、1bは下ケ
ースで後述するネジ18で固定されている。2は結合ヘッ
ド、3は走行テープ、4aは巻取り側リール、4bは送り側
リールである。5はコード、6はコード5に接続された
プラグであり、18はネジである。7はリール回転伝達ギ
ア、8はガイドローラー、9はテンションローラー、10
はテンションローラー9が取り付けられたテンションア
ームである。走行テープ3はガイドローラー8とテンシ
ョンローラー9と巻取り側リール4aに巻き付けられてい
る。11はテンションバネでテンションアーム10と下ケー
ス1bに固定され、テンションローラー9を介して走行テ
ープに常にテンションをかけている。12は結合ヘッドア
ームで結合ヘッド2が固定されている。13は結合ヘッド
押し出しバネで、下ケース1bと結合ヘッドアーム12に固
定され、結合ヘッド2をカセットテーププレーヤのヘッ
ドに密着させるはたらきをする。14はネジ止め孔で、上
ケース1aと下ケース1bとを固定するネジ18のための孔で
ある。15は電気回路基板で、コード5が接続されてい
る。16は配線コードで、電気回路基板15と結合ヘッド2
とを電気的に接続している。17は配線保護リブで、配線
コード16が送り側リール4bに絡むのを防止している。
ーの分解平面図を示すものであり、第2図は本発明の一
実施例におけるカセットアダプターの外観斜視図であ
る。第1図,第2図において、1aは上ケース、1bは下ケ
ースで後述するネジ18で固定されている。2は結合ヘッ
ド、3は走行テープ、4aは巻取り側リール、4bは送り側
リールである。5はコード、6はコード5に接続された
プラグであり、18はネジである。7はリール回転伝達ギ
ア、8はガイドローラー、9はテンションローラー、10
はテンションローラー9が取り付けられたテンションア
ームである。走行テープ3はガイドローラー8とテンシ
ョンローラー9と巻取り側リール4aに巻き付けられてい
る。11はテンションバネでテンションアーム10と下ケー
ス1bに固定され、テンションローラー9を介して走行テ
ープに常にテンションをかけている。12は結合ヘッドア
ームで結合ヘッド2が固定されている。13は結合ヘッド
押し出しバネで、下ケース1bと結合ヘッドアーム12に固
定され、結合ヘッド2をカセットテーププレーヤのヘッ
ドに密着させるはたらきをする。14はネジ止め孔で、上
ケース1aと下ケース1bとを固定するネジ18のための孔で
ある。15は電気回路基板で、コード5が接続されてい
る。16は配線コードで、電気回路基板15と結合ヘッド2
とを電気的に接続している。17は配線保護リブで、配線
コード16が送り側リール4bに絡むのを防止している。
以上のように構成された本実施例のカセットアダプタ
ーについて、以下その動作を説明する。
ーについて、以下その動作を説明する。
まず、カセットテーププレーヤに本実施例のカセット
アダプターを装着すると、カセットテーププレーヤのヘ
ッドにカセットアダプターの結合ヘッドが密着し、カセ
ットアダプターのプラグから入力された電気信号が結合
ヘッドで磁気変換され、カセットテーププレーヤのヘッ
ドに磁気信号として伝達される。一方巻取り側リール
は、カセットテーププレーヤがテープ巻取りのために回
転させるため、リール回転伝達ギアを介して送り側リー
ルを回転させるが、走行テープがガイドローラー、テン
ションローラーとともに巻取り側リールにも巻き付けら
れているために、巻取り側リールも走行テープの速度
(約4.8cm/sec)で回転することとなる。
アダプターを装着すると、カセットテーププレーヤのヘ
ッドにカセットアダプターの結合ヘッドが密着し、カセ
ットアダプターのプラグから入力された電気信号が結合
ヘッドで磁気変換され、カセットテーププレーヤのヘッ
ドに磁気信号として伝達される。一方巻取り側リール
は、カセットテーププレーヤがテープ巻取りのために回
転させるため、リール回転伝達ギアを介して送り側リー
ルを回転させるが、走行テープがガイドローラー、テン
ションローラーとともに巻取り側リールにも巻き付けら
れているために、巻取り側リールも走行テープの速度
(約4.8cm/sec)で回転することとなる。
以上のように本実施例によれば、巻取り側リールとガ
イドローラーとテンションローラーとそれらに巻き付け
られた走行テープを設けることにより、走行テープの速
度で巻取り側リールを回転させることができ、使用時の
騒音を大幅に軽減することができるとともに、テープ切
れ検出機構付きのカセットテーププレーヤにも使用でき
ることとなる。
イドローラーとテンションローラーとそれらに巻き付け
られた走行テープを設けることにより、走行テープの速
度で巻取り側リールを回転させることができ、使用時の
騒音を大幅に軽減することができるとともに、テープ切
れ検出機構付きのカセットテーププレーヤにも使用でき
ることとなる。
なお、本実施例では走行テープを伸びのないものとし
てテンションローラー、テンションアーム、テンション
バネなどのテンション機構でテンションをかけたが、弾
力のあるゴム状の走行テープを使用してテンション機構
を廃止してもかまわない。
てテンションローラー、テンションアーム、テンション
バネなどのテンション機構でテンションをかけたが、弾
力のあるゴム状の走行テープを使用してテンション機構
を廃止してもかまわない。
発明の効果 本発明は巻取り側リールとガイドローラーとそれらに
巻き付けられた走行テープを設けることにより、使用時
の騒音を大幅に軽減することができ、さらにテープ切れ
検出機構付のカセットテーププレーヤにも使用できると
いう優れたカセットアダプターを実現できるものであ
る。
巻き付けられた走行テープを設けることにより、使用時
の騒音を大幅に軽減することができ、さらにテープ切れ
検出機構付のカセットテーププレーヤにも使用できると
いう優れたカセットアダプターを実現できるものであ
る。
第1図は本発明の一実施例におけるカセットアダプター
の分解平面図、第2図は本発明の一実施例におけるカセ
ットアダプターの外観斜視図、第3図は従来のカセット
アダプターの分解平面図である。 1a……上ケース、1b……下ケース、2……結合ヘッド、
3……走行テープ、4a……巻取り側リール、4b……送り
側リール、5……コード、7……リール回転伝達ギア、
8……ガイドローラー、9……テンションローラー、10
……テンションアーム、11……テンションバネ。
の分解平面図、第2図は本発明の一実施例におけるカセ
ットアダプターの外観斜視図、第3図は従来のカセット
アダプターの分解平面図である。 1a……上ケース、1b……下ケース、2……結合ヘッド、
3……走行テープ、4a……巻取り側リール、4b……送り
側リール、5……コード、7……リール回転伝達ギア、
8……ガイドローラー、9……テンションローラー、10
……テンションアーム、11……テンションバネ。
Claims (2)
- 【請求項1】巻取り側リールと、ガイドローラーと、テ
ンションローラーと、これらリールとローラーに巻き付
けられた走行テープとを有し、巻取り側リールを減速し
て回転するよう構成したことを特徴とするカセットアダ
プター。 - 【請求項2】巻取り側リールと、ガイドローラーと、こ
れらリールとローラーに巻き付けられた弾性を有する走
行テープとを有し、巻取り側リールを減速して回転する
よう構成したことを特徴とするカセットアダプター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16037689A JP2830081B2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | カセットアダプター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16037689A JP2830081B2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | カセットアダプター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0325776A JPH0325776A (ja) | 1991-02-04 |
JP2830081B2 true JP2830081B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15713632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16037689A Expired - Lifetime JP2830081B2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | カセットアダプター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2830081B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3006728B2 (ja) * | 1991-04-30 | 2000-02-07 | ソニー株式会社 | 接続装置 |
-
1989
- 1989-06-22 JP JP16037689A patent/JP2830081B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0325776A (ja) | 1991-02-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080925 Year of fee payment: 10 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080925 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090925 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090925 |