JPH01307186A - 低温抵抗発熱体 - Google Patents

低温抵抗発熱体

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Publication number
JPH01307186A
JPH01307186A JP13681588A JP13681588A JPH01307186A JP H01307186 A JPH01307186 A JP H01307186A JP 13681588 A JP13681588 A JP 13681588A JP 13681588 A JP13681588 A JP 13681588A JP H01307186 A JPH01307186 A JP H01307186A
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JP
Japan
Prior art keywords
fiber
heat
resistance
fibers
heating element
Prior art date
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Pending
Application number
JP13681588A
Other languages
English (en)
Inventor
Reizo Gomibuchi
五味淵 禮三
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Nihon Sanmo Dyeing Co Ltd
Original Assignee
Nihon Sanmo Dyeing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Sanmo Dyeing Co Ltd filed Critical Nihon Sanmo Dyeing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は100℃以下の低温加熱に好適な抵抗発熱体に
関するものである。
(従来技術及びその問題点) ポリアクリル系高分子繊維等の有機高分子繊維の表面に
硫化銅を結合させた導電性繊維は知られている。このよ
うな有機高分子繊維はその導電性を利用して、電磁シー
ルド材料や、帯電防止繊維等として応用されている。
導電性有機高分子繊維についての従来の用途は、その導
電性を利用する分野に主体が置かれている。
また、有機高分子繊維は一般には耐熱性の悪いものであ
る。これらのことから、導電性有機高分子繊維を発熱体
へ応用することについては殆んど考慮されていない。
一方、抵抗発熱体としては、ニクロム線が一般的に使用
されているが、硬くて折れやすいという欠点があり、そ
の用途には限界があり、衣料品等に対しては適用できな
い。
(発明の目的) 本発明は、導電性有機高分子繊維について新しい用途を
開発し、その産業的利用範囲を拡大することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、前記目的を達成すべく種々検討を重ねた
結果、前記導電性有機高分子繊維は、その導電性を利用
した電磁シールド材や帯電防止繊維等として利用し得る
と同時に、低温抵抗発熱体として衣料品等の分野に利用
し得ることを見出し、本発明を完成するに到った。
即ち、本発明によれば、硫化銅を有機高分子繊維の表面
に結合させた導電性繊維を抵抗発熱体として用いたこと
を特徴とする低温抵抗発熱体が提供される。
硫化銅を有機高分子繊維表面に結合した導電性繊維は公
知であり、例えば、特公昭57−56581号公報、特
開昭57−21570号公報等に記載されている。
本発明における導電性繊維としては、比抵抗が10°〜
104Ω・Cl11を有するものが用いられる。本発明
の抵抗発熱体を製造するには、導電性繊維をあらかじめ
40〜300デニールのフィラメント糸とする。
このフィラメント糸は、通常2.5〜15デニールのモ
ノフィラメントの多数本から構成される。次に、このフ
ィラメント糸を多数本撚りをかけて、150〜10.0
00デニールの撚糸として抵抗体を形成する。
また、本発明の抵抗発熱体は、スパン糸やステーブルフ
ァイバー等として用いることができる。さらに、各種織
編物として用いることができる。本発明の抵抗発熱体に
は、他の非導電性繊維を混入することができる。
このようにして形成された抵抗発熱体には、その導電性
繊維の両端から通電すると、発熱を生じる。本発明の場
合、抵抗発熱体の発熱温度は、100ボルト以下の電圧
を印加して、温度100℃以下、好ましくは25〜90
℃の発熱が生じるように調節される。この発熱温度の調
節は、導電性繊維の比抵抗や、フィラメント糸数、さら
に織物中の導電性繊維と非導電繊維との割合等を調節す
ることにより行うことができる。
(発明の効果) 本発明の抵抗発熱体は、従来のニクロム線発熱体とは異
なり、柔軟性に富み、フレキシブルで、かつ折れにくい
という特徴を有する。また、本発明の発熱体においては
1発熱は繊維の表面で生じることから、その発熱は繊維
内部の有機高分子繊維に吸収保持される。従って、本発
明の発熱体は、保温性にもすぐれたものであり、通電を
中止しても、急速に温度低下が起ることがない。
本発明の抵抗発熱体は、前記のような特徴を生かして、
耐寒防止圧や、ジャケット、カーペット、ブランケット
等として利用される。
(実施例) 次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1 導電性フィラメント糸(75デニール、25フイラメン
ト)〔rサンダロン」、日本長毛染色w4製〕を130
本束ね、軽く撚を掛けて、r114cm+、長さ12c
mの厚紙に螺旋状に11回巻きつけてその両端に100
Vの交流電圧を印加した所、28.8〜29 、7mA
の電流が流れ、サンダーロンフィラメント糸は45〜5
0’Cの温度に発熱した。
次に、スライダックにより、70Vに降圧した所、電流
は18〜20.4+*Aになり、温度は30〜35℃に
なった。
逆に130Vに電圧を上げると37.5−38.4mA
になり、サンダロンフィラメント糸の表面の湿度は55
−60℃になった。
実施例2 サンダロンフィラメント糸(100デニール、4oフイ
ラメント)を92本撚り合せ、10cmに固定し1両端
に交流電圧5vを印加した。その時の電流は0.11A
で、サンダロン糸の表面温度は45℃を保った。   
 ′次に、10■にすると、電流値は0.18〜0.2
Aとなり、表面温度は80〜85℃になった。
実施例3 サンダロンスパン糸(1/60)を縦に6mm間隔に織
込んだポリエステル織物(縦方向長さ約37cm)のサ
ンダロン糸10本分をその両端から取り、その10本の
サンダロン糸の両端から通電して布を加熱した。
印加電圧99〜105vで電流値は39〜44mAにな
り、布の温度は25〜36℃であり、はぼ全面に均一で
あった。
1日約9時間、lO日間通電したが、安定した温度分布
を示した。
特許出願人 日本蚕毛染色株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)硫化銅を有機高分子繊維の表面に結合させた導電
    性繊維を抵抗体として用いたことを特徴とする低温抵抗
    発熱体。
  2. (2)該導電性繊維の比抵抗が10^0〜10^−^2
    Ωcmである請求項1の低温抵抗発熱体。
JP13681588A 1988-06-02 1988-06-02 低温抵抗発熱体 Pending JPH01307186A (ja)

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JP13681588A JPH01307186A (ja) 1988-06-02 1988-06-02 低温抵抗発熱体

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JP13681588A JPH01307186A (ja) 1988-06-02 1988-06-02 低温抵抗発熱体

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JPH01307186A true JPH01307186A (ja) 1989-12-12

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JP13681588A Pending JPH01307186A (ja) 1988-06-02 1988-06-02 低温抵抗発熱体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010135331A (ja) * 2004-03-08 2010-06-17 Wet Automotive Syst Ag 加熱要素

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63116386A (ja) * 1986-11-01 1988-05-20 東洋興業株式会社 耐屈曲性の優れた線条もしくは面状発熱体

Patent Citations (1)

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