JPH01306289A - 多種同時製本システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、中綴、平綴等の形式の丁合、綴付は製本工程
において、同一製本ラインにて同時に多種類の丁合製本
を可能とする製本システムに関する。

（従来の技術） 従来の製本工程においては、製本機の丁合部に設置され
ている複数のフィーダーに、一種類の本として丁合製本
を行なうための丁合枚数に対応する数種類（例えばＰ種
類）の折丁を丁合順に積載準備し、該フィーダーによっ
て走行するギャザリング部に折丁を順次供給して、所定
Ｔ数の丁合を行ない、続いて、ステッチャ一部あるいは
糊付部にて、丁合された折丁の背部側を綴付は製本する
ものでおる。　　“ このように、従来は、製本機のフィーダーには１種類の
製本のための折丁を積載準備して１種類の本を製本して
いた。そのため、製本の品目が変る度にその都度フィー
ダーにはそれに対応する折丁を積載準備してから製本を
行なっており、多種品目、且つそれらが小ロットの製本
の場合は、非能率的であった。

（発明の目的） 本発明は、フィーダーに予め準備された折丁を工台頭に
集積丁合しながら走行するギャザリング部と該ギャザリ
ング部に沿って等間隔に槽数前記フィーダーを対峙配列
したフィーダー部とを備えたＴ合手段と、丁合された折
丁を綴付けして出来本を作製する綴付は手段と、綴付は
後の出来本を排出するデリバリ−手段とを備えた製本ラ
インを用いて、製本品目数がｎ品目、製本品目毎の丁合
数が、各々Ｐ１．Ｐ２．Ｐ３．　　・・・、Ｐｎの出来
本を同一製本ラインにて同時製本する製本システムにお
いて、仝丁合数Ｐ１＋Ｐ２＋Ｐ３＋・・・＋Ｐｎの折丁
を、各品目毎の丁合順序に従ってフィーダーにセットす
ること、隣接するフィーダー間を走行移動するギャザリ
ング部の１ピッチ移動動作当りのフィーダー部のフィー
ド動作を１／ｎサイクル動作に設定すること、フィーダ
ーの１〜Ｐ１番目、Ｐ１＋１〜Ｐ１＋Ｐ２番目、Ｐ１＋
Ｐ２＋１〜Ｐ１＋Ｐ２＋Ｐ３番目、・・・（Ｐ１＋Ｐ２
＋Ｐ３＋…＋Ｐ（ｎ−１）＋１）〜（Ｐ１＋Ｐ２＋Ｐ３
＋　…＋Ｐｎ）番目の各フィーダー間の位相差を互いに
３６０　’　／ｎに設定すること、且つフィーダーＰ１
〜Ｐ＋１番目、Ｐ１＋Ｐ２〜Ｐ１＋Ｐ２＋１番目、Ｐ１
＋Ｐ２＋Ｐ３〜Ｐ１＋Ｐ２＋Ｐ３＋１番目・・・（Ｐ１
＋Ｐ２＋　…＋Ｐ（ｎ−１））　〜　（Ｐ１＋Ｐ２＋　
…＋Ｐ（ｎ−１）＋１）番目のフィーダー間の位相差を
同位相Ｏ°に設定することによって製本することを特徴
とする多種同時製本システムである。

（発明の作用） 本発明システムは、フィーダー部にｎ品目の多種品目製
本用折丁をその製本品目別の丁合数だけその丁台頭に従
って積載準備し、同一製本ラインを用いて同時にｎ種類
の丁合製本を行なうことが可能でおり、ｎ品目の製本の
すべての丁合枚数が同一枚数Ｐの多種同時製本、あるい
は、ｎ品目の製本のそれぞれが品目毎にその丁合枚数を
異にする場合（各々丁合数Ｐ１．Ｐ２．Ｐ３．　　・・
・ｐｎ）の多種同時製本方法である。

そして、丁合、綴付けして製本を終了したｎ品目の出来
本は、デリバリ一部にて自動的に品目別に仕分けられて
、ｎ個所に設置したスタッカ一部にそれぞれ品目毎に順
次所定冊数集積されて、スタッカ一部の押出手段により
スタッカ一部外に送り出され、所定冊数毎に集積された
出来本として適宜排出されるものである。

（実施例） 本発明を実施例に従って詳細に説明すれば、第１図は、
本発明に用いる製本品目数がｎ品目、品目毎の各々丁合
枚数がＰ１，Ｐ２，Ｐ３．　　…Ｐｎの製本に用いる製
本機の一実施例の概略平面図であり、１は丁合部、２は
綴付部、３はデリバリ一部でおる。丁合部１は、製本用
の折丁ａを積載早漏するフィーダー部４と、無端チェン
状のギヤザリングチエン５ａを備えたギャザリング部５
からなり、フィーダー部４は、単一フィーダー４−１．
４−２．４−３．・・・４−ｎＰをギャザリング部５に
沿って複数基等間隔に横方向に一列に対峙配列したもの
である。ギャザリング部５は、例えば、無端チェノに複
数の押送ピン５ｂを等間隔に立設したギヤザリングチエ
ン５ａである。ギャザリング部５の終端部には、前記綴
付部２の搬送部２ａが接続されている。工合部１は、フ
ィータ一部４の各フィー’１−１ａ、４ｂ、４ｃ。

・・・から順に折丁ａを−枚毎ギヤザリングチェン５ａ
上に掛は載せて、前記押送ピン５ｂにで前方の綴付部２
方向へと順次搬送し、先の折丁ａ上にさらに次の折丁を
掛は載せて、フィーダー部の各フィーダー４ａに予めセ
ットされた折丁の種類の数だけ丁合するものである。こ
のように、丁合部１にてギャザリング部５上に集積丁合
された丁合折丁ａは、綴付部２の搬送部２ａに順に受は
渡されて搬送部２ａの進行方向前後に反復動作するステ
ッチャ−１あるいは糊付器など綴付部２の綴付器２ｂに
より順次搬送されてくる丁合折丁ａの背部側が綴付けさ
れ、ざらに厚表紙を必要に応じて供給し、Ｔ合折丁ａ表
側に表紙貼りを行なってｎ品目の出来本が完成する。そ
して、次のデリバリ一部３に送り込まれる。デリバリ一
部３では、まず前記搬送部２ａよりｎ品目の出来本が１
品目１冊毎搬送部６に送り込まれた後、ｎ品目の出来本
を品目毎に仕分できるフリップフロップ方式の撮分部７
によって、製本品目別に予め設定されたプログラムに従
って自動的に仕分られて搬送されてスタッカー８の所定
品目用の各スタッカー８−１．８−２．８−３．・・・
８−ｎに順にスタックされて、適宜設定冊数の製本集積
を行なった後集積状態のものは送出部９．１０に送出さ
れて適宜排出され結束を行なって搬出されるものである
。尚、出来本の振り分は操作としては、前記撮分部７に
よる振分は操作以外に、例えば綴付部３以降のギャザリ
ング部延長部分としての搬送部２ａの終りに部に、搬送
部２ａに追従して同速で往復運動するエアーシリンダー
を用いたレシプロ方式のプランジャーなどを備えた押出
装買を取付けて、出来本を順次連続的に搬送部２ａ上よ
り外方の搬送部６に振分は排出してスタックするか、あ
るいは適宜把持ロホット手段を用いて行なうことができ
る。

次に本発明の一実施例を製本品目数がロー２品目（品目
Ａ、品目８）、各品目の折丁ａの丁合枚数がそれぞれｐ
＝４枚（製本品目へに用いる折丁をａ１〜ａ４、製本品
目Ｂに用いる折丁を旧〜ｂ４とする）の場合について詳
細に説明する。

第２図は一実施例にあける丁合動作を説明する製本機の
側面図であり、製本機の丁合部１にあけるデリバリーチ
ェン５ａの１ピッチ移動動作に対してフィーダー部４の
フィード動作を１７２サイクル動作に設定する。前記デ
リバリーチェン５ａに沿って等間隔に配列した各フィー
ダー４−１．４−２．４−３．・・・に″Ａ水品目Ａ、
８２種類の製本各々の丁合枚数か４枚の折丁ａを工台頭
に従って積載準備するものである。同−製本品目間にお
いて隣接する各フィーダー４は互いに３６０　°／２の
位相差をもたせである。そして、一方の製本への最終丁
合フィーダー４−４と、他方の製本Ｂの最初丁合フィー
ダー４−５との間の位相差を同一位相のＯｏに設定する
ものである。上記２種類の製本の場合の丁合動作と１ノ
では、ギヤザリングチエン５ａの各押送ビン５ｂのピッ
チ間隔内に、それに対応する各フィーダー４から、各々
ひとつ置きに折丁ａが掛は載せられる。

第３図は、一実施例の丁合動作を模式的に説明するフォ
ーマットである。まず、■フィーダー４−１　（尚、一
実施例としては、フィーダー４−１以下のフィーダー４
−２．４−３．４−４は、ｃｐｕプログラム制御により
折丁吸引供給用バキューム、あるいは爪咥の動作を制御
して、フィーダー４−１が同じ位相位置にあるフィーダ
ー４−３に優先してフィード動作した後、下位フィーダ
ー４−２．４−３．４−４のフィード動作をこの順に開
始させるようにしておる）から、ギヤザリングチエン５
ａに等間隔に設置された押送ピン５ｂ間のフィーダー４
−１に対峙するピッチ間隔内に折丁ａ１７’）（掛は戟
ぜられる。続いて（２ギＸ・ザリングチエン５ａが１ピ
ッチ進行（１ピツチロの進行）して、次に隣設するフィ
ーダー４−２と、品目８の折丁ｂ１が準備されているフ
ィーダー４−５が、フィード動作位相位置に進行して、
フィーダー４−２からは折丁ａ２をフィードして先に掛
は載せした折丁ａ１上に掛は載せ丁合して重合折丁ａｌ
、ａ２を形成し、フィーダー４−５からは、先のフィー
ダーによって掛けせられていないギヤザリングチエンの
空ピッチ間隔部分に製本品目８の折丁ｂ１を掛は載せす
るものである。（フィーダー４−５による折丁ｂ１のフ
ィード動作が確ル２されることにより、それより下位の
フィーダー４−６．４−７．４−８は、フィード動作開
始可能になる。〉そして、■次の１ピッチ進行（２ピツ
チ目の進行）によりフィーダー４−１゜４−３．４−６
．４−８がフィード位相位置に進行し且つフィード動作
して、フィーダー４−１に準備されている折丁ａ１をギ
ヤザリングチエンの空ピッチ間隔部分に掛は載せし、フ
ィーダー４−３に準備されている折丁ａ３を先のフィー
ダーによって掛は載せられている折丁ａｔ、ａ２上に掛
は載せ丁合して重合折丁ａｌ、ａ２．ａ３を形成し、且
つフィーダー４−６に準備されている折丁ｂ２を先の掛
は載せ折丁ｂ１上に掛は載せして重合折丁ｂｌ、ｂ２を
形成する。■次の１ピツチ進行（３ピツチ目の進行）に
よりフィーダー４−２、４−４．４−５．４−７が動作
して、それぞれ、フィーダー４−２によって折丁ａ２が
先の折丁ａ１に掛は載せられて重合折丁ａｌ　、　ａ２
を形成し、フィーダー４−４によって折丁ａ４が先の重
合折丁ａｔ、ａ２．ａ３上に掛は載せられて品目への重
合折丁ａｔ、ａ２．ａ３．ａ４を形成し、フィーダー４
−５によって折丁ｂ１がギヤザリングチエンの新たな空
ピッチ間隔部分に掛は載せられ、フィーダー４−７によ
って、折丁ｂ３が先の重合折丁ｂｌ、ｂ２上に掛は載せ
られて重合折丁ｂ１．ｂ２．ｂ３を形成する。このよう
にして、合計３ピッチ進行する間に、製本品目への最初
丁合されたギヤザリングチエンの、１ピツチ間隔部分へ
の１サイクルＴ合（重合折丁ａ１〜ａ４の形成）が終了
する。そして、■次の１ピツチ進行（４ピツチ目の進行
）によりフィーダー４−１．４−３．４−６．４−８が
動作して、それぞれ、折丁ａ１がまた新たに空ピッチ間
隔部分に掛は載せられ、折丁ａ３が先の重合折丁ａｔ、
ａ２上に掛は載せられて重合折丁ａｔ、ａ２．ａ３を形
成し、折丁ｂ２か先の折丁１上に掛は載せられて重合折
丁ｂｌ、ｂ２を形成し、且つフィーダー４−８によって
折丁ｂ４が先の重合折丁ｂｌ、ｂ２．ｂ３上に掛は載せ
られて重合折丁ｂｌ、　ｂ２．　ｂ３．　ｂ４を形成す
る。このようにして、合計４ピッチ進行する間に、他方
の製本項目８の最初丁合されたピッチ間隔部分への、１
サイクルＴ合（重合折丁ｂ１〜ｂ４の形成）がそれぞれ
終了する。

そして、上記動作を繰り返すことによって、順次製本品
目Ａと８の多数セットの丁合とそれらの綴付けを行なっ
て、２種類の多数同時製本を行なうものである。

次に本発明の他の実施例をｎ＝３品目、そして該３品目
の当該製本Ｔ合枚数Ｐ＝３枚と４枚と５枚の場合を例に
とって詳細に説明する。

第４図は他の実施例における丁合動作を説明する製本機
の側面図であり、製本機のＴ合部１におけるデリバリー
チェン５ａの１ピツチ移動動作に対してフィーダー部４
のフィード動作を１／ｎ・１／３サイクル動作に設定す
る。前記デリバリーチェン５ａに沿って等間隔に配列し
た各フィーダー４−１．４−２゜４−３及び４−４．４
−５．４−６．４−７及び４−８．４−９．４−１０．
４−１１．４−１２に、製本種類が３品目（製本品目Ａ
１製本品目Ｂ、製本品目Ｃ）の各々製本に対する折丁の
丁合枚数が３枚と４枚と５枚の製本用折丁ａを丁合順に
従って積載準備するものである。この場合、３枚丁合製
本を製本品目へ、４枚丁合製本を製本品目８．５枚丁合
製本を製本品目Ｃとする。本発明においては、同一製本
種類の隣接する各フィーダー４は互いに３６０　”　／
ｎ＝３６０’　／３の位相差をもたせである。そして、
前記品目Ａの最終丁合フィーダー４−３と品目８の最初
丁合フィーダー４−４との間、及び品目８の最終丁合フ
ィーダー４−７と品目Ｃの最初丁合フィーダー４−８と
の間のフィード位相差を同一位相Ｏ°に設定するもので
ある。

上記３品目の製本の場合の丁合動作としては、ギヤザリ
ングチエン５ａの１ピツチ移動動作に対して１／３サイ
クルフイ一ド動作に設定され、且つ各フィーダー間の位
相差を３６０°に設定した各フィーダー４とによって、
ギヤザリングチエン５ａの各押送ピン５ｂのピッチ間隔
内に、それに対応する各フィーダー４か゛らは、ふたつ
置きに折丁ａが掛は載せられる。

第５図は丁合動作を模式的に説明するためのフォーマッ
トである。まず、各製本品目Ａ、　Ｂ、　Ｃのそれぞれ
折丁ａ１〜ａ３．ｂ１〜ｂ４．ｃ１〜ｃ５ノ総合計１２
種類の折丁がこの順にセットされているフィーダー４−
１から４−１２までのフィーダーのうち、最初丁合され
る折丁ａ１．ｂｌ、ＣＩがそれぞれセットされているフ
ィーダー４−１　、４−４．４−８のうち、■フィーダ
ー４−１、あるいは同位相におるフィーダー４−４．４
−８（尚、一実施例としては、前記フィーダー４−１．
４−４、４−８以外のフィーダー（各製本品目にあける
下位フィーダー〉については、ＣＰＵのプログラム制御
により各製本品目Ａ、　Ｂ、　Ｃの最初Ｔ合折丁ａｌ　
、　ｂｌ　。

Ｃ１がセットされている前記フィーダー４−１．４−４
．４−８が該折丁をフィード動作終了したことを検知器
で確認検知し、その信号に基いて前記下位フィーダーの
折丁吸引供給用のバキューム吸引装置おるいは爪咥装置
の動作を下位方向に順次働かせて、折丁のフィード動作
開始を可能にしておる）からギヤザリングチエン５ａの
押送ビン５ｂによって挟まれた前記フィーダー４−１、
あるいはフィーダー４−１．４−８に対峙する空ピッチ
間隔部分に品目への折丁ａ１を、あるいは品目Ｂの折丁
ｂ１と品目Ｃの折丁Ｃ１が掛は載せられる。この場合、
品目Ａのフィーダー４−１と品目Ｂ、Ｃのフィーダー４
−４．４−８とのいずれのバキューム装置、爪咥装置を
動作開始させて先にフィード動作させるかは、マイクロ
プロセッサによるシーケンス制御、おるいはＣＰＵにて
演１理して選択することができる。例えば比較演算処理
により、同位相におるフィーダーの数の多い方を選択す
る。以下、フィーダー４−１を選択した場合に従って説
明すれば、■に続いて、■ギヤザリングチエン５ａが１
ピッチ進行（１ピツチ目の進行）により、隣設するフー
ダー４−２（フィーダー４−２と同位相にある。１！−
６，ｄ−１０は、フィーダー４−４．４−８がフィード
動作を終了した後にフィード動作する）から折丁ａ２を
フィードして、先に掛けｆＩ＋ｉｔｒしである折丁Ｃ１
上に掛は載せ重合して重合折丁ａ１　、　Ｃ２を形成す
る。そして、■次の１ピッチ進行（２ピツチ目の進行）
によりフィーダー４−３．４−４、４−７．４−８　　
（尚、同位相にあるフィーター４−１１は、フィーダー
４−８がフィード動作を終了した後にフィード動作開始
可能になる）か動作して、フィーダー４−３により折丁
ａ３を前記重合折丁ａｌ　、　Ｃ２上に掛は戟ぜ丁合し
て重合折丁ａｌ、　Ｃ２，Ｃ３を形成して製本品目へに
おける１サイクル工合を終了し、フィーダー４−４によ
り品目８の折丁ｂ１をギヤザリングチエンの空ピッチ間
隔部分に掛は戟Ｕ丁合して、フィーダー４−８によりそ
れに対峙するギヤザリングチエンの空ピッチ間隔部分に
品目Ｃの折丁Ｃ１を掛は載せ丁合する。続いて■ざらに
１ピッチ進行（３ピツチ目の進行）によりフィーダー４
−１．４−５゜４−９（同位相にあるフィーダー４−１
２は、フィーダー４−９がフィード動作を終了した後に
フィード動作開始可能になる）がフィード動作して、フ
ィーダー４−１により折丁ａ１をギヤザリングチエンの
新たな空ピッチ間隔部分に掛は載せし、フィーダー４−
５により折丁ｂ２を先に掛は載せられている折丁口上に
掛は載せ重合して重合折丁ｂｌ、ｂ２を形成し、フィー
ダー４−９により折丁Ｃ２を先に掛は載せられている折
丁Ｃ１上に掛は載せ重合して重合折丁ｃｌ、ｃ２を形成
する。続いて■１ピッチ進行（４ピツチ目の進行）によ
りフィーダー４−２．４−６．４−１０がフィード動作
して、フィーダー４−２により折丁ａ２を先の折丁Ｃ１
上に掛は載せ丁合して重合折丁ａｌ　、　Ｃ２を形成し
、フィーダー４−６により折丁ｂ３を先の重合折丁ｂｌ
　、　ｂ２上に掛は載せ丁合して重合折丁ｂｌ、ｂ２゜
ｂ３を形成し、フィーダー４−１０により折丁Ｃ３を先
の重合折丁ｃｔ、ｃ２上に掛は載せ丁合して重合折丁Ｃ
１、Ｃ２，Ｃ３を形成する。続いて■１ピッチ進行（５
ピツチ目の進行）によりフィーダーｄ−３，４−４，４
−４，４−７、４−８，４−１１がフィード動作して、
フィーダー４−３により折丁ａ３を先の重合折丁ａｌ、
ａ２上に掛は載せ丁合して重合折丁ａ１．ａ２．ａ３を
形成して２サイクル工合（２間口の重合）を終了し、フ
ィーター４−４により折丁ｂ１を新たな空ピッチ間隔部
分に掛は戟ぜし、フィーダー４−７により折丁ｂ４を先
の重合折丁ｂｌ、ｂ２．ｂ３上に掛は載せ丁合して重合
折丁ｂｌ、ｂ２゜ｂ３．ｂ４を形成して製本品目Ｂの１
サイクル丁合を終了し、フィーダー４−８により折丁Ｃ
１を新たな空ピッチ間隔部分に掛は載せし、フィーダー
４−１１により折丁Ｃ４を先の重合折丁ｃｌ、ｃ２．ｃ
３上に掛は載せ重合して重合折丁ｃｌ　、　Ｃ２、Ｃ３
，Ｃ４を形成する。続いて■１ピッチ進行（６ピツチ目
の進行）によりフィーダー４−１．４−５．４−９．４
−１２が動作して、フィーダー４−１が折丁ａ１を新た
な空ピッチ間隔部分に掛は載せし、フィーダー４−５が
折丁ｂ２を先の折丁ｂ１上に掛は載せして重合折丁ｂｌ
、ｂ２を形成し、フィーダー４−９が折丁Ｃ２を先の折
丁Ｃ１上に掛は載せ重合して重合折丁ｃｌ、ｃ２を形成
し、フィーダー４−１２が折丁Ｃ５を先の重合折丁Ｃ１
、ｃ２．　ｃ３．　ｃ４上に掛は載せ丁合して重合折丁
ｃｌ、ｃ２．ｃ３．ｃ４．ｃ５を形成して製本品目Ｃの
１サイクルＴ合を終了する。

このようにしてギヤザリングチエン５ａの進行移動ピッ
チが合計２ピツチ目に、製本品目への最初丁合ピッチ間
隔部分への最終折丁ａ３が掛は載せられて品目への１サ
イクル丁合が終了し、合計５ピツチ目で、製本品目８の
最初丁合のピッチ間隔部分へ最終丁合折丁ｂ４が掛は載
せられて、品目Ｂの１サイクルＴ合が終了し、合計６ピ
ツチ目で、製本品目Ｃの最初丁合されたピッチ間隔部分
へ最終丁合折丁Ｃ５が掛は載せられて、品目Ｃの１サイ
クル丁合が終了する。この合計６ピツチのギヤザリング
チエン５ａ進行する間に、製本品目Ａ（Ｐ＝３）の丁合
は、３冊目の折丁ａ１の掛は載せ丁合が進行中であり、
製本品目Ｂ（Ｐ＝４）における丁合は、２龍目の重合折
丁ｂｌ、ｂ２までの丁合が進行中であり、また、製本品
目Ｃ（Ｐ＝６）における丁合は、２冊目の重合折丁ｃｌ
、ｃ２までの丁合が終了していることになる。

そして、上記動作を連続して繰り返すことによって、所
定冊数の各製本品目Ａ、　Ｂ、　Ｃの出来本の丁合、綴
付けを行ない、３品目の出来本を１ライン上で同時に製
本するものである。

本発明システムにおいては、第６図、製本機のギャザリ
ング部５のチェノ５ａ移動動作ピッチ当りのフィーダー
部４のフィード動作サイクル数（サイクル／ピッチ−相
対移動速度）を可変にできるギアチェンジ機構Ｅと、該
フィーダー部４の各フィーダー間の位相差をＯｏから適
宜３６０　’　／ｎに変換可能な位相設定機構Ｆと、前
記ギアチェンジ機構Ｅと位相設定機構Ｆを制御するマイ
クロプロセッサ−Ｇを備えることによって、製本加工に
おける製造仕様に応じた製本品目ｎ、及び必要に応じて
その品目間の製造順序と、その製本品目毎の丁合枚数Ｐ
を入力キーボードＤによってマイクロプロセッサ−Ｇに
入力し、フーダ一部４の各フィーダー４−１　、４−２
．４−３　・・・には、製造仕様に従う順序で各種折丁
ａを必要面数分だけ積載準備した後、製本機を始動させ
て、所定数品目の製本を同時に製本するものである。尚
、各フィーダー４−１゜４−２．４−３．・・・の折丁
フィード通過位置には光センサーなとの折丁通過検知器
４ａを備え、各フィーダーでの折丁のノンフィードを未
然に検出するととも、各製本の最初丁合折丁（例えば第
５図に示す折丁ａ１、ｂｌ、ＣＩ）の準備されているそ
れぞれフィーダー（例えば４−１．４−４．４−８）だ
けをまず優先的にフィード動作開始でき、該検知器によ
る各製本品目の最初丁合される折丁ａ１、ｂｌ、ｃｌの
フィード動作終了の確認検知による検知信号に基いて各
製本品目Ａ、　Ｂ、　Ｃ毎に順次下位フィーダーへと順
次フィード動作開始を可能にアクセスしていくフィーダ
ーアクセス機構■を備え、該機構Ｈにより各フィーダー
４−１．４−２．４−３・・・にある折丁吸引用バキュ
ーム装置あるいは咥動作装置４ＣのＯＮ、ＯＦＦを制御
するものである。

第７図、ギアチェンジ機構［は、例えばフィーダー部４
の各フィーダー４−１．４−２．４−３・・・４−Ｈに
セットした折丁ａ−１、ａ−２，ａ−３・・・を吸着し
て、回転しながらギャザランチエン５ａ上に該折丁をフ
ィードする吸引装置を備えた咥シリンダー、及びオープ
ニングシリンダーなどからなるフィード装置４ｂを回転
駆動させるタンデム型の共通駆動シャフト１１と、ギャ
ザリング部５の無端チェノ５ａを巻回走行するスプロケ
ットの駆動シャフト１２との互いの伝動ギア１３の噛合
比を適宜変換させるものである。また、位相設定機構Ｆ
は、複数配列された各フィーダー４−１．４−２．４−
３　・・・のそれぞれに取り付けられた駆動ギア１４．
１５と、各々該駆動ギア１４．１５の回転位相角度を適
宜調整できるように該駆動ギア１５を軸支固定する前記
共通駆動シャフト１１を設け、該ギア１５とシャフト１
１との固定は、例えば割りピンなどにより固定、解除で
きるようにしたものである。

（発明の効果） 本発明は、同一製本ラインを用いて多種類の本を同時に
製本することが可能になり、小ロットの数品目の本を製
本する場合、１品目毎に製本機上に折丁を準備して１品
目毎に少冊数の製本をすることなく、同時に数品目の折
丁を準備して能率的に多種品目の製本ができる長所があ
る。また、本発明によれば、各フィーダーには、折丁を
その製本の品目毎の丁合順序に従って連続して積載でき
るため、例えば各フィーダーひとつ置き、必るいはふた
つ置きに各品目毎の折丁を交互に準備する繁雑な作業が
解消でき、フィーダーへの折丁の載せ違いなどのトラブ
ルを回避でき、小ロツト製本にお【プる多種同時製本の
能率向上及び品質向上に顕＠な効果を発揮できるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の製本システムに用いる製本ばの一実施
例平面図、第２図は本発明の製本システムの一実施例を
説明する製本機の側面図、第３図は第２図の一実施例に
おける丁合動作を説明するフォーマット、第４図は本発
明の製本システムの他の実施例を説明する製本機の側面
図、第５図は第４図の他の実施例における丁合動作を説
明するフォーマット、第６図は本発明の製本システムの
動作制御系ブロック図、第７図は本発明の製本システム
におけるギアチェンジ機構、位相設定機構の説明図であ
る。 １　・・・丁合部　　　　２・・・綴付部３・・・デリ
バリ一部　４・・・フィーダー部４−１．４−２．４−
３〜４−１２・・・フィーダー４ａ・・・検知器　　　
　４ｂ・・・フィード装置４Ｃ・・・フィードＯＮ、叶
「作動装置５・・・ギャザリング部６・・・搬送部７・
・・楯分部　　　　８・・・スタッカ一部９．１０・・
・送出部　　　Ｄ・・・入力キーボードＥ　・・・ギア
チェンジ機構゛ Ｆ・・・位相設定機構 Ｇ・・・マイクロプロセッサ− ［１・・・フィーダーアクセス機構

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）フィーダーに予め準備された折丁を丁合順に集積丁
   合しながら走行するギャザリング部と該ギャザリング部
   に沿って等間隔に複数の前記フィーダーを対峙配列した
   フィーダー部とを備えた丁合手段と、丁合された折丁を
   綴付けして出来本を作製する綴付け手段と、綴付け後の
   出来本を排出するデリバリー手段とを備えた製本ライン
   を用いて、製本品目数がｎ品目、製本品目毎の丁合数が
   各々Ｐ１，Ｐ２，Ｐ３…Ｐｎの出来本を同一製本ライン
   にて同時製本する製本システムにおいて、全丁合数Ｐ１
   ＋Ｐ２＋Ｐ３…＋Ｐｎの折丁を、各品目毎にその丁合順
   序に従つてフィーダーにセットすること、隣接するフィ
   ーダー間を走行移動するギャザリング部の１ピッチ移動
   動作当りのフィーダー部のフィード動作を１／ｎサイク
   ル動作に設定すること、フィーダーの１〜Ｐ１番目、Ｐ
   １＋１〜Ｐ１＋Ｐ２番目、Ｐ１＋Ｐ２＋１〜Ｐ１＋Ｐ２
   ＋Ｐ３番目、…（Ｐ１＋Ｐ２＋Ｐ３…＋Ｐ（ｎ−１）＋
   １）〜（Ｐ１＋Ｐ２＋Ｐ３…＋Ｐｎ）番目の各フィーダ
   ー間の位相差を互いに３６０°／ｎに設定し且つフィー
   ダーＰ１〜Ｐ１＋１番目、Ｐ１＋Ｐ２〜Ｐ１＋Ｐ２＋１
   番目、Ｐ１＋Ｐ２＋Ｐ３〜Ｐ１＋Ｐ２＋Ｐ３＋１番目、
   …（Ｐ１＋Ｐ２＋Ｐ３…Ｐｎ）〜（Ｐ１＋Ｐ２＋Ｐ３…
   Ｐｎ＋１）番目の各フィーダー間の位相差を同位相０°
   に設定することによつて製本することを特徴とする多種
   同時製本システム。 ２）前記フィーダーのうち、少なくとも各製本品目の最
   初に丁合するフィーダーのフィード動作を優先動作設定
   可能な制御機構と、各フィーダーに備えた折丁供給確認
   検知器とを備え、該検知器の検知信号に基いてそれより
   下位のフィーダーのフィード動作を順次アクセス動作さ
   せることを特徴とする多種同時製本システム。