JPH01306169A - 切断装置 - Google Patents

切断装置

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JPH01306169A
JPH01306169A JP13359188A JP13359188A JPH01306169A JP H01306169 A JPH01306169 A JP H01306169A JP 13359188 A JP13359188 A JP 13359188A JP 13359188 A JP13359188 A JP 13359188A JP H01306169 A JPH01306169 A JP H01306169A
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JP
Japan
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wire
cut
cutting
pulley
control device
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JP13359188A
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Kunio Hayashi
邦夫 林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D5/00Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor
    • B28D5/04Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by tools other than rotary type, e.g. reciprocating tools
    • B28D5/045Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by tools other than rotary type, e.g. reciprocating tools by cutting with wires or closed-loop blades

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は砥粒液及び走行ワイヤによって被切断物を切断
する切断装置に関する。
(従来の技術) この種切断装置の概略構成を第7図に示す。
同図において、1,2.3はプーリーであり、これらに
は、図示しないが多数の溝が形成されており、そして、
1本のワイヤ4が多数の溝に沿って掛は渡されている。
これらプーリー1.2.3のうちプーリー1は駆動プー
リーとされており、これが正逆回転駆動されることによ
り、ワイヤ4が往復走行するようになっている。5は砥
粒液供給パイプで、これに形成された多数の小孔5aか
ら砥粒液6がワイヤ4の切断領域4aに供給されるよう
になっている。この砥粒液6は砥石の粉末と油とを混合
したものである。7は被切断物であり、これは、図示し
ない載置台に載置されており、そしてその載置台はワイ
ヤ4の切断領域方向へ常時押圧付勢され、もって、この
被切断物7は常時矢印X JJ向へ付勢されてワイヤ4
の切断領域4aに押し当てられる。しかして、ワイヤ4
の往復走行によっ7砥粒液が被切断物7とワイヤ4との
間に入り込み、その砥石粉末がワイヤ4の往復走行によ
って切り刃として作用して、被切断物7を次第に切削し
て切断する。
また、この装置においては、ワイヤ4自体も摩耗し、て
細くなるため、上述のようにワイヤ4を往復走行させる
中で、使用済みのワイヤ4を矢印Y方向に微小速度で巻
き取って、常に未使用ワイヤ4を送り込むようにしてい
る。
(発明が解決しようとする課(j) ところが」二連のものでは、次の欠点があった。
即ち、被切断物7か切断開始から継続してワイヤ4に押
し当てられた状態にあることから、被切断物の「ワイヤ
4との間に新しい砥粒液6が入りにくく、また、被切断
物7の切り粉が排出されにくい。
この結果、切断性能が低いという問題がある。
ま111 、ワイヤ4には不可避的によじれが少なから
すあるが、そのよじれか、ワイヤ4のうち波切11Ji
物4に押し当てられた部分でしごかれた状態となり、こ
の部分にワイヤ4のよじれが蓄積され、やがて、「こぶ
」が発生して、ワイヤ4が断線してしまう問題がある。
特に、切削条件(切削速度。
ワイヤテンション、押し当て力、被切断物材質)が同一
であっても未使用ワイヤの巻回状態によっては、上述の
ワイヤ4の断線の発生時期が変化し、予測がつかない不
具合がある。
この様な問題の対応策としては、被切断物7のワイヤ4
対するに押し当て力を軽減して「しごき」作用を軽減す
る手段とか、切削速度を落として、蓄積されたワイヤ4
のよじれを、被切断物7とワイヤ4との接触部を通過さ
せ、もって、よじれの過度な蓄積を回避する手段等が考
えられるが、いずれも、切断に長時間を要すると共に、
非能率的である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その[
]的は、切断部分における切り粉の排出を良好に行い得
ると共に新しい砥粒液の供給も良好に行うことができ、
さらには、押し当て力を軽減することなく11つ切削速
度を落とすことなくワイヤの断線も防止できる切断装置
を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、砥粒液を供給しながらワイヤを走行させ、こ
のワイヤに被切断物を押し当てて切断するものにおいて
、前記被切断物が前記ワイヤに対し、て押し当てられた
状態から該被切断物を周期的に後退・復帰動作させる被
切断物移動制御装置を設けたことを特徴としている。
また、被切断物移動制御装置の後退・復帰動作について
の周期を可変としても良い。さらには、その後退変位量
を可変としても良い。
さらにまた、被切断物移動制御装置による後退・復帰動
作をワイヤの往復走行に関連して行うようにI7ても良
い。
(作用) 被切断物がワイヤに押し当てられた状態では、砥粒液の
供給及びワイヤの走行によって被切断物が次第に切削さ
れている。そして被切断物移動制御装置により被切断物
が後退動作されると、被切断物と密接状態にあったワイ
ヤが相対的に離反するから、両者の間に隙間が生じ、こ
の隙間に砥粒液が流入し、そして復帰動作されると、こ
の隙間内の切り粉が走行するワイヤによって押し出され
る。また、上述の後退動作によって、ワイヤのよじれの
蓄積が解消され、「こぶ」の発生もなくて断線のおそれ
もない。さらには、押し当て力を軽減せずに済むと共に
、切削速度を遅くせずに済み、逆に押し当て力を大きく
及び切削速度を早くしても支障がなく、かえって切断能
率の向上を図ることができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例につき第1図ないし第6図を参照
して説明する。
まず、第1図及び第2図において、11は前部ベース板
、12はこの前部ベース板11の左端後部に取前された
側部ベース板である。13,14゜15はこの前部ベー
ス板11の前面に三角配置形で回転自在に設けられたワ
イヤプーリーであり、いずれも多数の溝(図示せず)を
形成している。
そして、このワイヤプーリー13.14.15のうち上
部のワイヤプーリー13は図示しないがモータによって
iE逆方向に回転駆動されるようになっている。このワ
イヤプーリー13.14.15には1本のワイヤ16が
上記溝に沿って多数回書は回されていて、ワイヤ16に
おいて下部のワイヤプーリー14.15間の部分が被切
断物に対する切断領域16aとされている。
次にこのワイヤ16の全体的な引回し構成について第4
図を参照して述べる。17は未使用のワイヤ16が巻回
された新線リールであり、18は使用済みのワイヤ16
を巻き取るための巻取リールである。19はワイヤ繰出
しプーリー、20はテンションプーリー、21.22は
多溝プーリー、23.24はシーソーアーム25の各端
部に設けたシーソー多溝プーリー、26は中間プーリー
である。しかして、新線プーリー17に巻回されたワイ
ヤ16は同図に実線で示すように、ワイヤ繰出しプーリ
ー19を通して多溝プーリー21とシーソー多溝プーリ
ー23との間に掛は回され、そして各中間プーリー26
を掛は回されて前記ワイヤプーリー13.14.15に
掛は回されている。
そして、このワイヤプーリー13.14,15,6)ら
導出されたワイヤ16は点線で示すように、各中間プー
リー26に掛は回された後、多溝プーリー22とシーソ
ー多溝プーリー24との間に掛は回され、そしてテンシ
ョンプーリー20に掛は回されて巻取リール18に巻き
取られる。
上記ワイヤ繰出しプーリー19は低回転数で一定回転駆
動されていて、これにより順次少しづ一つ未使用ワイヤ
16が繰り出される。そしてテンションプーリー20は
、多溝プーリー22とシーソー多溝プーリー24とに掛
は回されたワイヤ1(5ひいては引回されたワイヤ16
全体にに所定テンションを5えている。しかして、ワイ
ヤプーリー13が正回転駆動(矢印A方向に駆動)され
ると、第4図の状態から一方のシーソー多溝プーリー2
5とこれと対をなす多溝プーリー21との間に巻回され
ている余裕ワイヤ16が引き込まれる(シーソーアーム
25が矢印C方向へ回動する)ことで、その切断領域1
6a部分が矢印A′方向へ走行し、そして第5図に示す
ようにワイヤプーリー13の逆回転駆動(矢印B方向に
駆動)されると、他方のシーソー多溝ブーIJ −24
とこれと対をなす多溝プーリー22との間に巻回されて
いる余裕ワイヤ16が引き込まれる(シーソーアーム2
5が矢印り方向へ回動する)ことで、その切断領域16
8部分が矢印B′方向へ走行する。このように、ワイヤ
プーリー13の正逆回転時には多溝プーリー21とシー
ソープーリー23との間にストック状態に巻回されてい
るワイヤ16と、多溝プーリー22とシーソー多溝プー
リー24との間にストック状態に巻回されているワイヤ
16とが交Hに引き出され、従って、未使用ワイヤ16
の繰出し及び巻き取りは支障なく行われる。なお、この
場合未使用のワイヤ16の繰出し速度性スリップする。
−Jj、第1図及び第2図において、前部ベース板11
の裏面は、ガイド27が取着されており、このガイド2
7には、保持板28が上下動自在に挿通されており、こ
の保持板28は後述の被切断物移動制御装置32によっ
て支持されている。さらに、この保持板28には載置台
アーム29が前部ベース板11の上下方向の延びた長孔
11aを通して該前部ベース板11前面に導出されてい
る。
この載置台アーム29には載置台30が嵌合固定されて
おり、この載置台30に被切断物31が載置固定される
ようになっている。従って、載置台30即ち被切断物3
1は上下動可能で、その上−駆動は被切断物移動制御装
置32によって移動制御されるようになっている。
さて、32は被切断物移動制御装置であり、以下、これ
について述べる。33は側部ベース数12の外側面に取
着された上下面開放形のフレームで、これの右内面には
固定ブレーキ板34が取着されていると共に、左寄りの
部位には可動ブレーキ板35が設けられている。この可
動ブレーキ板35はその上部に設けた引っ掛は部35a
(第2図参照)がフレーム33の上端に移動可能に係合
されていて、もって矢印E方向及びその反対方向への移
動が可能な構成となっている。36はフレーム33の左
内面に取着されたエアシリンダから成るブレーキ用シリ
ンダで、これは可動ブレーキ板35を矢印E方向へ押圧
゛するためのものである。
37は左右側面にブレーキシュー38.38を取る・し
た11動砕で、これは前記各ブレーキ板34゜35間に
f立置している。そして、このIIJ動伜動子37部上
部にはエアシリンダから成る移動用シリンダ39が配設
されており、そのロッド39aにはブラケット40が遊
嵌状態に嵌合されてナツト39bにより抜は止めされて
いる。そしてこのブラケット40の上部には、連係ロー
プ41の一端に連結されている。この連係ロープ41の
他端は、滑車42.42を掛は回されて前記保持板28
に連結されている。そして、可動枠37の上部には後退
変位量を可変するための後退変位量調節ねじ43が螺合
されている。さらに上記可動枠37はその下方部にf1
1!44を備えている。しかして、前記保持に28.載
置台アーム29.載置台30及び被切断物31等から成
る被切断物側ユニット45と、可動枠37に付随する部
品及び錘44等から成る錘側ユニット46とは、連係ロ
ープ41を介して連係されており、この場合、被切断物
側ユニット45の’fl faに対して錘側ユニット4
6の重量を若1−重くなるように設定しており、この結
果、被切断物側ユニット45が上方へ、即ちワイヤ16
の切断領域16a方向へ移動付勢される構成となってい
る。なお、47は前部ベース板11にワイヤ16の切断
領域16a上方に位置して設けられた砥粒液供給バイブ
で、これに形成された多数の小孔47aから砥粒液48
(第4図参照)がワイヤ16の切断領域16aに供給さ
れるようになっている。この砥粒液47は砥石の粉末と
油とを混合した6のである。また、第4図に示す49は
第1のマイクロスイッチ、50は第2のマイクロスイッ
チで、夫々前記シーソー多溝プーリー23゜24が下方
へ移動した時にオンされるように設けられている。
次に電気的構成を含めた制御系統を第6図に基づいて概
略的に説明する。51は制御回路、52は周波数可変形
のパルス発生回路で、このパルス発生回路52はワイヤ
プーリー13の正逆周期よりも長い周期で被切断物移動
指令信号としてのパルスPを出力して制御回路51に与
える。53はワイヤ駆動回路で、これは、ワイヤ16を
所定の低速度で繰出し且つ所定周期で切断領域16a部
分を正逆走行させるべく各プーリーを駆動制御するため
のものである。54はブレーキ用シリンダ36を前進・
後退制御するための駆動回路、55は移動用シリンダ3
9を前進・後退制御するための駆動回路である。56は
切断開始スイッチである。 しかして、上記構成の作用
を説明する。切断開始スイッチ56がオンされると、制
御回路51及びパルス発生回路52が機能する。通常状
態では、ブレーキ用シリンダ36は第1図に示すように
後退状態にあり、従って、被切断物側ユニット45は錘
側ユニット46との重量関係によって上方へ移動付勢さ
れており、この結果、被切断物31がワイヤ16の切断
領域16aに押し当てられている。この場合、移動用シ
リンダ39も後退状態にある。また、ワイヤ駆動回路5
3によってワイヤ16が既述したように、順次未使用の
ワイヤ16を繰り出しながら、ワイヤプーリー13を正
逆回転駆動する。即ち、第4図には、ワイヤプーリー1
3が矢印A方向に回転駆動されている状態を示しており
、この状態では第2のマイクロスイッチ50はオン直前
状態にある。この状態からシーソー多溝プーリー23が
上方へ移動(他方のシーソープーリー24が下方へ移動
)すると、このマイクロスイッチ50がオンする。する
とワイヤプーリー13が逆回転駆動され、他方のシーソ
ー多溝プーリー24が上方へ移動してゆき、これに伴い
、第5図に示すように、一方のシーソー多溝プーリー2
3が下方へ回動し、そして第1のマイクロスイッチ49
がオンされる。この後ワイヤプーリー13が再び正回転
駆動される。この様なワイヤプーリー13の正逆転に伴
うワイヤ16の切断領域16aでの往復走行と、砥粒液
供給バイブ47からの砥粒液48の(兵給とによって被
切断物31が切削されてゆく。
このような状況下で、パルス発生回路52から所定周期
でパルスPが出力されて制御回路51に与えられると、
制御回路51は、その人力時点から最初の第1のマイク
ロスイッチ49からのオン信号に基づいてブレーキ用シ
リンダ36を前進駆動し、これにて可動ブレーキ仮35
が押圧され、もって可動枠37がその位置に拘束される
。続いて、移動用シリンダ39が前進駆動される。即ち
そのロッド39aが前進(上昇)する。すると、被切断
物側ユニット45がブラケット40の移動許容ストロー
クTだけ下方へ移動する(ブラケット40は上方へ変位
する)。その移動後の状態を第3図に示す。上記ストロ
ークTは調節ねじ43゜43の締め込み量によって決定
される。上述の被切断物ユニット46が下方へ移動する
ことによって、被切断物31がワイヤ16の切断領域1
6aに対して後退する。
この後、次に第2のマイクロスイッチ50からのオン信
号が制御回路51に入力されると、移動用シリンダ39
が後退駆動されて被切断物ユニット45従って被切断物
31が元の位置に復帰動作し、次いで、ブレーキ用シリ
ンダ36が後退駆動されて1■動砕37の拘束が解除さ
れて、錘側ユニット46と被切断物側ユニット45との
重量差によって該被切断物側ユニット45が上方へ付勢
されて再度切削が開始される。
そして、このような被切断物31に対する後退動作・復
帰動作はパルス発生回路52のパルス発生周期に同期し
て周期的に行われる。
しかして上述した本実施例によれば次の効果を得ること
ができる。
即ち、被切断物31を後退動作させることによって、ワ
イヤ16と被切断物31との間に隙間が生じ、この隙間
に新しい砥粒液48が流入する。
この結果、砥粒液の入れ替えを良好に行うことができる
。さらには、ワイヤ16のよじれの蓄積も解消するるこ
とができる。つまり、被切断”物31の後退前(ワイヤ
16の走行方向はB′方向)に被切断物31によってし
ごかれてよじれが蓄積された状態にあったワイヤ16は
、被切断物31の後退動作(このときワイヤ16は矢印
A′方向に走行する)によって各切断領域16a部分の
よじれの蓄積が矢印A′方向側つまり使用済みワイヤ1
6の巻き取り方向へ逃がされるようになり、この結果、
よじれの蓄積が周期的に解消され、従って、「こぶ」の
発生もなく、ひいては断線の発生のおそれもない。また
、被切断物31の復帰動作によって、上記隙間内の切り
粉が走行するワイヤ16によって押し出されるから、切
り粉の排出も良好に行うことができる。また、ワイヤ1
6の断線を防止するについて被切断物31のワイヤ16
に対する押し当て力を軽減せずに済むと共に、切削速度
を遅くせずに済む。逆に、ワイヤ16の断線を確実に防
止できるから、上記押し当て力を大きくしたり切削速度
を早くしたりすることができるから、切断能率の向上を
図ることができ、よって切断時間を大幅に短縮すること
ができる。
さらに、被切断物移動制御装置32における後退・復帰
動作についての周期を可変とした本実施例によれば、ワ
イヤ16のねじりの蓄積解消時期を、ワイヤ16のねじ
り度とか、他の切削条件に合わせて変更することができ
、また、被切断物31に対する後退変位量を可変とした
本実施例によれば、その後退変位量を被切断物31の大
きさ(切断高さ)とか、池の切削条件に合わせて変更す
ることができ、総じて、切削条件の変更についての対応
性に優れている。
さらにまた、被切断物31に対する後退・復帰動作をワ
イヤ16の往復走行に関連して行うようにした本実施例
によれば、ワイヤ16のねじりの蓄積を解消する場合に
、そのねじり蓄積を使用済みワイヤ16の巻き取り方向
へ逃がすことができる。
なお、上記実施例では、パルス発生回路52のパルス発
生周期に基づいて被切断物移動制御装置32の動作周期
を決定するようにしたが、これはワイヤプーリー13の
正回転及び逆回転の切替え回数をカウントし、そのカウ
ント値か所定値になった時に動作させるようにしても良
い。また、−L記実施例では、被切断物移動制御装置3
2を、錘44を備えた構成としたが、錘44を直接連係
ロープ41に連結する構成の場合には、被切断物移動制
御装置は、載置台30を周期的に直接チャッキングする
3して後退・復帰動作させる構成としても良い。
その他、本発明は上記実施例に限定されるものではなく
、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できるも
のである。
[発明の効果] 本発明は、以上の記述にて明らかなように、次の効果を
iすることができる。
請求項1の切断装置によれば、切断部分における切り扮
の排出及び新しいは持戒のlj給を良好に行い得、さら
には、押し当て力を軽減することなく11つ切削速度を
落とすことなくワイヤの断線を確実にμJ11.でき、
逆に押し当て力の強化及び切削速度の高速化を図ること
も可能で、総じて切断性能を大幅に高めることができる
請求項2の切断装置によれば、ワイヤのねじりの蓄積解
消時期を、ワイヤのねじり度とか、他の切削条件に合わ
せて変更することができて切削条件の皮更についての対
応性に優れている。
請求項3の切断装置によれば、後退変位量を被切断物の
大きさとか、他の切削条件に合わせて変更することがで
きて切削条件の変更についての対応性に優れている。
請求項4の9J断装置によれば、ワイヤのねじりの蓄積
を解消する場合に、そのねじり蓄積を使用湾みワイヤの
巻き取り方向へ逃がすことができ、よってねじり蓄積が
未使用のワイヤ側にずれ込むことをなくし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示し、第1図
は一部を破断した要部の正面図、第2図は一部を破断し
た要部の側面図、第3図は動作を説明するための第1図
相当図、第4図はワイヤの引き回し形態を示す概略的斜
視図、第5図は異なる動作状態の第4図相当図、第6図
は制御系統の概略的ブロック図である。そして第7図は
従来例を示す主要部の斜視図である。 図中、13,14.15はワイヤプーリー、30は保持
台、31は被切断物、32は被切断物移動制御装置、3
4は固定ブレーキ板、35は可動ブレーキ板、36はブ
レーキ用シリンダ、39は移動用シリンダ、41は連係
ロープ、43は後退変位量調節ねじ、44は錘、47は
砥粒液供給パイプ、51は制御回路、52はパルス発生
回路である。 出願人  株式会rL   東  2 弟 1 凶 第 2 N \−一 1                   ″″?第 
4 図 第 5 図 第 6 図 X 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、砥粒液を供給しながらワイヤを走行させ、このワイ
    ヤに被切断物を押し当てて切断するものにおいて、前記
    被切断物が前記ワイヤに対して押し当てられた状態から
    該被切断物を周期的に後退・復帰動作させる被切断物移
    動制御装置を設けたことを特徴とする切断装置。 2、被切断物移動制御装置は、後退・復帰動作について
    の周期を可変としたことを特徴とする請求項1記載の切
    断装置。 3、被切断物移動制御装置は、被切断物に対する後退変
    位量を可変としたことを特徴とする請求項1記載の切断
    装置。 4、ワイヤは往復走行される構成であると共に、被切断
    物移動制御装置は、後退・復帰動作をワイヤの往復走行
    に関連して行うようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の切断装置。
JP13359188A 1988-05-30 1988-05-30 切断装置 Pending JPH01306169A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH068234A (ja) * 1992-01-14 1994-01-18 Shin Etsu Handotai Co Ltd ワイヤソー及びその切断方法
JP2011194505A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Nec Tokin Corp ワイヤーソー

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