JPH0130524B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0130524B2 JPH0130524B2 JP22286085A JP22286085A JPH0130524B2 JP H0130524 B2 JPH0130524 B2 JP H0130524B2 JP 22286085 A JP22286085 A JP 22286085A JP 22286085 A JP22286085 A JP 22286085A JP H0130524 B2 JPH0130524 B2 JP H0130524B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow fiber
- fiber membrane
- membrane bundle
- bundle
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012510 hollow fiber Substances 0.000 claims description 78
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 42
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 25
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 15
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 claims description 7
- 230000002285 radioactive effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 3
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、原子力発電所等から排出される微細
な放射性固形物を含有する排水より該固形物を
去し清浄な過水を得るための中空糸膜集束体を
用いた過装置の中空糸膜集束体に関する。
な放射性固形物を含有する排水より該固形物を
去し清浄な過水を得るための中空糸膜集束体を
用いた過装置の中空糸膜集束体に関する。
従来の下端が閉塞され上端のみが開となる状態
で中空糸が集束された中空糸膜集束体において
は、中空糸過抵抗と中空糸内過抵抗(流体抵
抗)の和の小さい中空糸の上端部及びその近傍に
排水中に浮遊状態で含有されている微細固形分が
捕捉されるため、下端部は過に殆んど寄与しな
いうちに過差圧が上昇し、従つて、頻繁に逆洗
を行う必要があつた。
で中空糸が集束された中空糸膜集束体において
は、中空糸過抵抗と中空糸内過抵抗(流体抵
抗)の和の小さい中空糸の上端部及びその近傍に
排水中に浮遊状態で含有されている微細固形分が
捕捉されるため、下端部は過に殆んど寄与しな
いうちに過差圧が上昇し、従つて、頻繁に逆洗
を行う必要があつた。
また、逆洗を行う際には、中空糸膜から剥離さ
れた中空糸に付着していた微細な固形物は、中空
糸と中空糸の間及び中空糸集束体外周とその容器
との僅かな間隙を通して排出されていたが、上記
剥離された付着物の脱出径路が長くなるため、付
着物の排出状態が良好なものではなかつた。
れた中空糸に付着していた微細な固形物は、中空
糸と中空糸の間及び中空糸集束体外周とその容器
との僅かな間隙を通して排出されていたが、上記
剥離された付着物の脱出径路が長くなるため、付
着物の排出状態が良好なものではなかつた。
本発明は、前記従来技術における問題点を解決
したものであつて、中空糸膜を有効に利用しうる
と共に、逆洗に際し剥離された微細固形物の排出
を容易にした中空糸膜集束体を提供することを目
的とする。
したものであつて、中空糸膜を有効に利用しうる
と共に、逆洗に際し剥離された微細固形物の排出
を容易にした中空糸膜集束体を提供することを目
的とする。
本発明は、放射性の微細固形物を浮遊状態で含
有する排水を中空糸膜集束体の中空糸の外側から
内側に過し、該中空糸が目詰りを起した後清浄
な圧力水を中空糸の内側から外側に通して逆洗す
るように構成した中空糸膜集束体を用いた過装
置の中空糸膜集束体において、 (1) 中空糸膜集束体の上・下端部に夫々モールド
部を設けると共に、過水出口を中空糸の上下
両端とし、かつ、 (2) 逆洗水が中空糸束体の外周部のみでなく中心
部からも排出できるように構成すると共に (3) 中空糸の一端部から排出された処理水を他端
部から排出された処理水と合体させるため該、
一端部に、排水された処理水を集めるための
過水室を設け、かつ該過室から他端部に通ず
る過水パイプを偏心させて設けた 中空糸膜集束体 であつて、微細な固形物が中空糸上端近傍のみに
集中的に付着しないように中空糸膜の過水の出
口端を上端と下端の両側に設けて中空糸膜を有効
に利用できる構造とすると共に、逆洗に際しては
中空糸膜から剥離された微細固形分を集束体の外
周部からのみならず中央部からも排出できるよう
に、中央部にも外周部に連通した剥離された微細
固形分の排出径路を設け、また、下端部に下端部
から排出される過水と上端部から排出された
過水を合流させるため、過水室を設け、かつ該
過水室から上端部に通ずる過水パイプを偏心
して取り付けたものである。
有する排水を中空糸膜集束体の中空糸の外側から
内側に過し、該中空糸が目詰りを起した後清浄
な圧力水を中空糸の内側から外側に通して逆洗す
るように構成した中空糸膜集束体を用いた過装
置の中空糸膜集束体において、 (1) 中空糸膜集束体の上・下端部に夫々モールド
部を設けると共に、過水出口を中空糸の上下
両端とし、かつ、 (2) 逆洗水が中空糸束体の外周部のみでなく中心
部からも排出できるように構成すると共に (3) 中空糸の一端部から排出された処理水を他端
部から排出された処理水と合体させるため該、
一端部に、排水された処理水を集めるための
過水室を設け、かつ該過室から他端部に通ず
る過水パイプを偏心させて設けた 中空糸膜集束体 であつて、微細な固形物が中空糸上端近傍のみに
集中的に付着しないように中空糸膜の過水の出
口端を上端と下端の両側に設けて中空糸膜を有効
に利用できる構造とすると共に、逆洗に際しては
中空糸膜から剥離された微細固形分を集束体の外
周部からのみならず中央部からも排出できるよう
に、中央部にも外周部に連通した剥離された微細
固形分の排出径路を設け、また、下端部に下端部
から排出される過水と上端部から排出された
過水を合流させるため、過水室を設け、かつ該
過水室から上端部に通ずる過水パイプを偏心
して取り付けたものである。
以下、図面に基いて本発明を詳しく説明する。
第1図は本発明の中空糸膜集束体の縦断面図を
示し、第2図は第1図のA−A線における横断面
を示す。第1図及び第2図において符号1は上端
モールド部、2は下端モールド部、3は中空糸
束、3′は中空糸の上部過水出口端、3″は中空
糸の下部過水出口端、4は外側中空糸保護網、
5は内側中空糸保護網、6は過水パイプ、7
は、中空糸間隙、8は内側中空糸保護網5の外周
部間隙、9は外側中空糸保護網と中空糸束との間
隙、10は過水室を、11は逆洗水中央部出口
端を示す。
示し、第2図は第1図のA−A線における横断面
を示す。第1図及び第2図において符号1は上端
モールド部、2は下端モールド部、3は中空糸
束、3′は中空糸の上部過水出口端、3″は中空
糸の下部過水出口端、4は外側中空糸保護網、
5は内側中空糸保護網、6は過水パイプ、7
は、中空糸間隙、8は内側中空糸保護網5の外周
部間隙、9は外側中空糸保護網と中空糸束との間
隙、10は過水室を、11は逆洗水中央部出口
端を示す。
本発明は、第1図及び第2図に示すとおり、中
空糸の過水出口端を上端3′と下端3″に設ける
と共に、逆洗水が中空糸束体の外周部から外部中
空糸保護網4を経て排出されるほか、内側中空糸
保護網5の外周部間〓8から内側中空糸保護網5
を通して中央部排出端11からも排出されるよう
に構成するとともに、過水パイプ6を偏心させ
て設けたものであつて、過効率を向上させると
共に、逆洗を容易に且つ効率よく行わしめうるよ
うにしたものである。
空糸の過水出口端を上端3′と下端3″に設ける
と共に、逆洗水が中空糸束体の外周部から外部中
空糸保護網4を経て排出されるほか、内側中空糸
保護網5の外周部間〓8から内側中空糸保護網5
を通して中央部排出端11からも排出されるよう
に構成するとともに、過水パイプ6を偏心させ
て設けたものであつて、過効率を向上させると
共に、逆洗を容易に且つ効率よく行わしめうるよ
うにしたものである。
つぎに、第3図及び第4図に示す概略図に基い
て本発明を更に詳しく説明する。なお、第3図は
第1図と同じく本発明の中空糸膜集束体の断面図
であり、説明をし易くするため中空糸を拡大して
1本だけ示したものであり、第4図は第3図のA
−A線における断面図を示し、且つ、第1図及び
第2図と同じ符号は同じ意味を有し、符号12は
過装置への排水の導入方向を、13は中空糸膜
上に過された微細固形物を示す。第3図に示す
中空糸膜集束体が装着された過装置へ、矢印1
2で示す方向から放射性の微細固形物を浮遊状態
で含有する排水が導入され、水は中空糸膜3の膜
壁を通して過され中空糸膜の開放端3′及び
3″へと導かれ、下部出口端3″から排出された処
理水は過水室10に導入され、ついで過水パ
イプ6を経て上端出口端から排出される処理水と
共に系外に排出される。
て本発明を更に詳しく説明する。なお、第3図は
第1図と同じく本発明の中空糸膜集束体の断面図
であり、説明をし易くするため中空糸を拡大して
1本だけ示したものであり、第4図は第3図のA
−A線における断面図を示し、且つ、第1図及び
第2図と同じ符号は同じ意味を有し、符号12は
過装置への排水の導入方向を、13は中空糸膜
上に過された微細固形物を示す。第3図に示す
中空糸膜集束体が装着された過装置へ、矢印1
2で示す方向から放射性の微細固形物を浮遊状態
で含有する排水が導入され、水は中空糸膜3の膜
壁を通して過され中空糸膜の開放端3′及び
3″へと導かれ、下部出口端3″から排出された処
理水は過水室10に導入され、ついで過水パ
イプ6を経て上端出口端から排出される処理水と
共に系外に排出される。
中空糸膜からの過水の出口端を上部と下部の
両端に設けたために、中空糸膜3で過された微
細固形物は、斜線13で示すように中空糸膜全面
にほゞ均一に捕捉される。従来の中空糸膜集束体
においては、中空糸膜への固形分は、第3図点線
で示す状態で付着する。本発明においては前述の
ように微細固形物が中空糸膜全面にほゞ均一に捕
捉されるので逆洗までのライフが従来のものに比
し大巾に延びる。
両端に設けたために、中空糸膜3で過された微
細固形物は、斜線13で示すように中空糸膜全面
にほゞ均一に捕捉される。従来の中空糸膜集束体
においては、中空糸膜への固形分は、第3図点線
で示す状態で付着する。本発明においては前述の
ように微細固形物が中空糸膜全面にほゞ均一に捕
捉されるので逆洗までのライフが従来のものに比
し大巾に延びる。
また、逆洗に際しては中空糸膜により捕捉され
ていた微細固形物は中空糸膜集束体外側の保護
模、及び中空糸束の間隙7、ならびに内側中空糸
保護膜5の外周部間隙8からスムーズに排出でき
る。即ち、分割された中空糸集束体の周りは全て
付着物を排出できる構造となつており、排出径路
が短いため逆洗効果が大きく、逆洗後の初期差圧
を低くおさえることが可能である。上記説明にお
いては、中空糸膜集束体の下端部に過水室を設
ける如く説明したが、上端部に設けてもよい。
ていた微細固形物は中空糸膜集束体外側の保護
模、及び中空糸束の間隙7、ならびに内側中空糸
保護膜5の外周部間隙8からスムーズに排出でき
る。即ち、分割された中空糸集束体の周りは全て
付着物を排出できる構造となつており、排出径路
が短いため逆洗効果が大きく、逆洗後の初期差圧
を低くおさえることが可能である。上記説明にお
いては、中空糸膜集束体の下端部に過水室を設
ける如く説明したが、上端部に設けてもよい。
第1図乃至第4図は本発実施例を説明するため
の概略図であつて、第1図は本発明の中空糸膜集
束体の縦断面図を、第2図は第1図のA−A線に
おける断面図を示し、第3図は使用状態を説明す
るための中空糸膜集束体の縦断面図、第4図は第
3図のA−A線における断面図を示す。 1……上端モールド部、2……下部モールド
部、3……中空糸束、4……外側中空糸保護網、
5……内側中空糸保護網、6……過水パイプ。
の概略図であつて、第1図は本発明の中空糸膜集
束体の縦断面図を、第2図は第1図のA−A線に
おける断面図を示し、第3図は使用状態を説明す
るための中空糸膜集束体の縦断面図、第4図は第
3図のA−A線における断面図を示す。 1……上端モールド部、2……下部モールド
部、3……中空糸束、4……外側中空糸保護網、
5……内側中空糸保護網、6……過水パイプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 放射性の微細固形物を浮遊状態で含有する排
水を中空糸膜集束体の中空糸の外側から内側に
過し、該中空糸が目詰りを起した後清浄な圧力水
を中空糸の内側から外側に通して逆洗するように
構成した中空糸膜集束体を用いた過装置の中空
糸膜集束体において、 (1) 中空糸膜集束体の上・下両端部に夫々モール
ド部を設けると共に、過水出口を中空糸の上
下両端とし、かつ、 (2) 逆洗水が中空糸束体の外周部のみでなく中心
部からも排出できるように構成すると共に (3) 中空糸の一端部から排出された処理水を他端
部から排出された処理水と合体させるため、該
一端部に、排水された処理水を集めるための
過水室を設け、かつ該過水室から他端部に通
ずる過水パイプを偏心させて設けた 中空糸膜集束体。 2 中空糸膜集束体の外側に微細固形分(被過
物並びに過付着物)の通過を防げない格子状網
目保護外筒を設けると共に、集束体中央部の過
付着物排出路を可燃性プラスチツク格子状網目で
構成される有孔パイプとした特許請求の範囲第1
項記載の中空糸膜集束体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22286085A JPS6283005A (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | 中空糸膜集束体の構造 |
US07/186,707 US4876006A (en) | 1985-10-08 | 1988-04-19 | Hollow fiber filter device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22286085A JPS6283005A (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | 中空糸膜集束体の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6283005A JPS6283005A (ja) | 1987-04-16 |
JPH0130524B2 true JPH0130524B2 (ja) | 1989-06-20 |
Family
ID=16789024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22286085A Granted JPS6283005A (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | 中空糸膜集束体の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6283005A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01203005A (ja) * | 1988-02-10 | 1989-08-15 | Japan Organo Co Ltd | 管形中空糸モジュールを用いた濾過塔 |
-
1985
- 1985-10-08 JP JP22286085A patent/JPS6283005A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6283005A (ja) | 1987-04-16 |
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