JPH01305227A - スチーム洗浄機能付加熱調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、スチーム洗浄機能付加熱調理器、特に電子レ
ンジと食器洗い等のスチーム発生装置とを単一の加熱器
として組み込み、使用者が電子レンジ及び食器洗いをそ
れぞれ別個単独に或いは同時に使用することのできるス
チーム洗浄機能付加熱調理器に関するものである。

［従来の技術］ 近年、加熱源として電気エネルギーを用いた電気加熱調
理器が一般に広く用いられるようになり、特に、電子レ
ンジは、あらゆる食品に対する加熱調理に適するため広
範囲に用いられている。そして、この種の加熱調理器に
は、更に電子レンジの単一機能のみでなく、電子レンジ
と同一筐体に他の加熱回路を組み込んだ多熱源調理器が
実用化され、狭い台所のスペースを有効に使い、且つ単
一のプラグ及び配線にて必要に応じ同時或いは、別個独
立に持ち、広く一般家庭で使われている。

一方、従来の食器洗い機においては、洗浄と乾燥機能を
併用した強力な熱湯シャワーを噴射するもの、或いはモ
ータ駆動により熱湯シャワーを撒水させるもの、又は超
音波を利用した超音波洗浄機等が使用されている。

そして、この種の食器洗い機においては、洗剤もしくは
溶剤を撒水］またり、浸漬させて強力な洗浄効果を得て
いる。

通常、電子レンジと食器洗い機とは必要に応じて別個独
立に設置されており、同一庫内に、前記両者を兼ね備え
た複合機能がイ：ｊいた加熱調理器は今までには存在し
なかった。

［発明が解決しようとする課題］ 以ｌ二のような従来の電子１／ンジ或いは、食器洗い機
においては、・一般家庭で広く使用されるようになって
きた。【７かしながら、加熱調理器は、食品を加熱調理
することを目的として使われているため、電子レンジと
食器洗い機とを組み合わせて単一に或いは電子Ｌ／レン
ジ食器洗い機とを同時通電させる複合機能は存在しなか
った。

また、従来の食器洗い機では、洗浄効果を１−げるため
に撒水構造を必要としたり、更に洗剤を使用する必要が
あった。そして、洗浄後に乾燥するため、新たにヒータ
を設けなければならなかった。

本発明は、上記従来の課題に鑑み為されたものであり、
その目的は従来に無いスチーム発生装置と７１１子レン
ジを同時通電させ組み合わせることにある。即ち、スチ
ームの洗浄機能とマイクロ波の加熱効用を同時に行うこ
とによって、こびりついた頑固な汚れを加熱分解し、所
望の強力な洗浄効果を得ることができるスチーム洗浄機
付加熱調理器を提供するものである。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明は防水構造とされた
加熱調理器庫内に、電子レンジ専用の熱源であるマグネ
トロンと、スチーム或いは熱湯を供給するスチーム発生
装置と、前記加熱庫内に供給された高温スチーム又は熱
湯を排出する排出口と、前記スチーム又は熱湯を噴射す
る多数のノズルを白゛し、前記スチームと電子レンジの
各出力制御を行う制御部から構成されている。

従って、本発明は、同一庫内でスチーム洗浄機能による
食品洗い効果或いは、レンジ加熱効果のいずれか単一モ
ードだけでなく、両者の機能を併用し、食品洗いに要求
されている強力な洗浄力が得られることを特徴とする。

即ち、本発明は、、スチーム或いは熱湯を出しながら、
レンジ加熱を行うことを可能とし、スチーム洗浄力とレ
ンジ機能の持つ熱分解作用とを利用して同時に通電させ
れば、強力な洗浄力があることを発見したものである。

そのため、従来のスチーム又は、熱湯の噴射のみで落ち
にくかったこびりついた頑固な汚れを簡単に除去する効
果があることを特徴としたものである。

［作用］ 以ｌ−のようにして、本発明によれば、同一庫内におい
てスチーム発生装置よりスチーム又は熱湯を多数のノズ
ルから噴射させ、それと同時に電子レンジを通電するこ
とによってマイクロ波で加熱させることができる。この
ため、カゴの中に入れた食器等は、スチーム又は熱湯で
洗浄されるだけでなく、マイクロ波の熱分解によって頑
固な汚れやこびりついた〆りれを簡単に落とすことがで
きる。

従って、スチームの洗浄力とマイクロ波の熱分解作用を
利用して、強力な洗浄効果を得ることが可能となる。

［実施例］ 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する
。

第１図には本発明に係る主要構成部を示した前面から見
た正面断面図で、同図において、強力食器洗いモードに
ついて説明する。

レンジ庫内（１）は、マグネトロン（７）と、マグネト
ロン（７）から放射されるマイクロ波を庫内に導く導波
管（８）とからなる加熱源と、スチーム発生装置（３）
とで構成され、同一庫内でマグネトロン（７）とスチー
ム発生装置（３）との同時通電を可能としている。また
、マグネトロン（７）が通電されている時は、スチーム
発生装置（３）には、給水口（４）から水が供給されて
、多数あるノズル（２）からスチーム或いは熱湯か噴射
される。噴射されたスチーム或いは熱湯がカゴ（６）内
にある食器へ撒水され、同時通電によってスチーム発生
装置（３）とマグネトロン（７）が通電されると、スチ
ームの洗浄力とマイクロ波の熱分解が同時に作用して、
強力な洗浄効果を得ることができる。また、洗浄された
汚れや、レンジ庫内（１）の底部に落ちた熱湯は排水口
（５）から排出している。

更に、従来から、加熱庫内をマイクロ波にて加熱調理す
る電子レンジモードと、スチーム又は熱湯を供給して食
器洗いを行う食器洗いモードとをそれぞれ単独機能とし
て持っており、また選択可能な制御回路とを含んでいる
。以下、第２図で説明する。

第２図は本発明の回路構成を示しており、同図において
、商用電源（１２）は、整流平滑回路（１３）で直流電
源を得ている。

昇圧用トランス（１５）は、入力側にインバータ回路（
１４）を介して構成されており、出力側には倍電圧整流
回路（１６）から、マグネトロン（７）へ高圧電力を供
給している。

インバータ回路（１４）は、入力側にマグネトロン（７
）へ供給電力を制御する加熱出力制御回路（１１）が接
続され、マイクロコンピュータ（９）により制御される
レンジ出力制御指令（１０）に基づいて加熱出力の制御
を行う。

一方、商用電源（１２）に接続された、スチーム発生装
置（３）は、マイクロコンピュータ（９）により制御さ
れるスチーム制御回路（１８）に基づいてスチーム発生
装置制御回路（１７）によりスチームの出力制御が行わ
れる。また、レンジ庫内（１）に、スチーム発生装置（
３）とマグネトロン（７）ををし、マイクロコンピュー
タ（９）が出力制御を行うことによってマグネトロン（
７）とスチーム発生装置（３）とが同時通電され、スチ
ームの洗浄効果とレンジの加熱効果からなる熱分解作用
を利用して強力な洗浄力を得ている。

［発明の効果］ 以にのように、本発明は電子レンジにスチーム発生装置
を同一庫内に設置して両者同時通電時にマイクロコンピ
ュータが出力制御することによって食器洗い機に要求さ
れている強力な洗浄効果を可能としたものである。即ち
、スチーム或いは熱湯を出しながらレンジ加熱を可能と
し、スチームの洗浄力とレンジの加熱効果からなる熱分
解作用を利用して、強力な洗浄力を得る効果がある。こ
のため、従来の課題であった、限られた台所のスペース
内で、食器洗い機とレンジが単一に、又は同時に使える
ようになったこと、食器洗い機としては、洗浄効果を上
げる撒水構造成いは洗剤を必要としなくなったこと、更
に洗浄後の乾燥用ヒータを設ける必要がなくなったこと
などの効果がある。従って、従来にない食器洗い機と電
子レンジを組み合わせた複合機能を持つことによって、
単−若しくは併用が可能となり使い勝手が良く、洗浄効
果の高いスチーム機能付加熱調理器を得ることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の主要構成部を示した前面から見た正面
断面図、第２図は本発明の回路構成を示した図である。 図において、（１）はレンジ庫内、（２）はノズル、（
３）はスチーム発生装置、（４）給水口、（５）は排水
口、（６）カゴ、（７）マグネトロン、（８）は導波管
である。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人　弁理士　大　岩　増　雄 （外２名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. マグネトロンにて発生したマイクロ波を導入し食品を加
   熱する防水構造とされた加熱庫を有し、前記加熱庫内に
   高温スチーム又は熱湯を供給するスチーム発生装置と、
   前記加熱庫内に供給された高温スチーム又は熱湯を排出
   する排出口と、加熱庫内にマイクロ波にて加熱する電子
   レンジモードと、加熱庫内にスチーム又は熱湯を供給し
   て食器洗いを行う食器洗いモードと、加熱庫にマイクロ
   波とスチーム又は熱湯を同時に供給する強力食器洗いモ
   ードとを選択可能な制御部とを含むことを特徴とするス
   チーム洗浄機能付加熱調理器。