JPH01305061A - 5,5−ジメチルピロリン−n−オキサイドの精製方法 - Google Patents
5,5−ジメチルピロリン−n−オキサイドの精製方法Info
- Publication number
- JPH01305061A JPH01305061A JP13668588A JP13668588A JPH01305061A JP H01305061 A JPH01305061 A JP H01305061A JP 13668588 A JP13668588 A JP 13668588A JP 13668588 A JP13668588 A JP 13668588A JP H01305061 A JPH01305061 A JP H01305061A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substance
- crude
- subject
- organic solvent
- solvent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 26
- 238000004821 distillation Methods 0.000 claims abstract description 13
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 claims abstract description 10
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 claims abstract description 10
- 239000002904 solvent Substances 0.000 claims abstract description 9
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims abstract description 7
- 238000004440 column chromatography Methods 0.000 claims abstract description 4
- VCUVETGKTILCLC-UHFFFAOYSA-N 5,5-dimethyl-1-pyrroline N-oxide Chemical compound CC1(C)CCC=[N+]1[O-] VCUVETGKTILCLC-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 25
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 claims description 8
- 238000000746 purification Methods 0.000 claims description 8
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 5
- UHOVQNZJYSORNB-UHFFFAOYSA-N Benzene Chemical compound C1=CC=CC=C1 UHOVQNZJYSORNB-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 12
- HEDRZPFGACZZDS-UHFFFAOYSA-N Chloroform Chemical compound ClC(Cl)Cl HEDRZPFGACZZDS-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 8
- 239000003960 organic solvent Substances 0.000 abstract description 6
- 239000000243 solution Substances 0.000 abstract description 6
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract description 6
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 abstract description 5
- 239000003495 polar organic solvent Substances 0.000 abstract description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 3
- 239000000047 product Substances 0.000 abstract description 3
- 238000004445 quantitative analysis Methods 0.000 abstract description 3
- 239000002516 radical scavenger Substances 0.000 abstract description 3
- 239000012264 purified product Substances 0.000 abstract description 2
- 239000012044 organic layer Substances 0.000 abstract 2
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 abstract 1
- 238000000804 electron spin resonance spectroscopy Methods 0.000 abstract 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 abstract 1
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000004435 EPR spectroscopy Methods 0.000 description 9
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 8
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 7
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 5
- LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N Ethylene glycol Chemical compound OCCO LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- YXFVVABEGXRONW-UHFFFAOYSA-N Toluene Chemical compound CC1=CC=CC=C1 YXFVVABEGXRONW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 3
- HGINCPLSRVDWNT-UHFFFAOYSA-N Acrolein Chemical compound C=CC=O HGINCPLSRVDWNT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000007795 chemical reaction product Substances 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002209 hydrophobic effect Effects 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- VZGDMQKNWNREIO-UHFFFAOYSA-N tetrachloromethane Chemical compound ClC(Cl)(Cl)Cl VZGDMQKNWNREIO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- SCYULBFZEHDVBN-UHFFFAOYSA-N 1,1-Dichloroethane Chemical compound CC(Cl)Cl SCYULBFZEHDVBN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- FGLBSLMDCBOPQK-UHFFFAOYSA-N 2-nitropropane Chemical compound CC(C)[N+]([O-])=O FGLBSLMDCBOPQK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XDTMQSROBMDMFD-UHFFFAOYSA-N Cyclohexane Chemical compound C1CCCCC1 XDTMQSROBMDMFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 208000005156 Dehydration Diseases 0.000 description 1
- MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N Dioxygen Chemical compound O=O MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- QPCDCPDFJACHGM-UHFFFAOYSA-N N,N-bis{2-[bis(carboxymethyl)amino]ethyl}glycine Chemical compound OC(=O)CN(CC(O)=O)CCN(CC(=O)O)CCN(CC(O)=O)CC(O)=O QPCDCPDFJACHGM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- CTQNGGLPUBDAKN-UHFFFAOYSA-N O-Xylene Chemical compound CC1=CC=CC=C1C CTQNGGLPUBDAKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 229910021538 borax Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 description 1
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 description 1
- 229910001882 dioxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000012153 distilled water Substances 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 239000007800 oxidant agent Substances 0.000 description 1
- 229960003330 pentetic acid Drugs 0.000 description 1
- 238000011403 purification operation Methods 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000012064 sodium phosphate buffer Substances 0.000 description 1
- 239000004328 sodium tetraborate Substances 0.000 description 1
- 235000010339 sodium tetraborate Nutrition 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
- 238000005292 vacuum distillation Methods 0.000 description 1
- 239000008096 xylene Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Pyrrole Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、電子スピン共鳴法においてラジカル捕獲剤と
して使用する5、5−ジメチルピロリン−N−オキサイ
ド(以下、DMPOと略す、)の精製方法に関する。
して使用する5、5−ジメチルピロリン−N−オキサイ
ド(以下、DMPOと略す、)の精製方法に関する。
(従来の技術とその課l5I)
電子スピン共鳴法(ESR)で短寿命ラジカルを分析す
る手法の一つとして短寿命ラジカルと反応し安定ラジカ
ルとなるラジカル捕獲剤を用いるスピン・トラップ法が
ある。このラジカル捕獲剤の一種に、DMPOが用いら
れており、特にOHラジカル、OOHラジカルの分析に
近年多く使われている。このDMPOは、ESR分析を
行う際に、目的とするESRスペクトル以外の不′Ik
物スペクトルを示さない高純度のものが必要とされてい
る。かかる高純度のものを得るための精製工程としては
、粗DMPOを減圧蒸留、または精密蒸留する方法が知
られているが、完全に不純物を除くことができない、ま
た、比較的硬れた精製方法として活性炭により不純物を
吸着させる手法があるが、通常10%程度に水で希釈さ
せたものを用いる為に精製品の濃度がそのままでは明確
でなく定量分析に使用することが困難である。また、水
系以外で用いる場合には、回収したDMPO水溶液を濃
縮したのち、有機溶剤抽出、蒸留等の操作が必要である
が、このDMPO水溶液の′a縮操作時に、原因は不明
であるものの、不純物の生成を避けることが出来ないと
云う問題がある。
る手法の一つとして短寿命ラジカルと反応し安定ラジカ
ルとなるラジカル捕獲剤を用いるスピン・トラップ法が
ある。このラジカル捕獲剤の一種に、DMPOが用いら
れており、特にOHラジカル、OOHラジカルの分析に
近年多く使われている。このDMPOは、ESR分析を
行う際に、目的とするESRスペクトル以外の不′Ik
物スペクトルを示さない高純度のものが必要とされてい
る。かかる高純度のものを得るための精製工程としては
、粗DMPOを減圧蒸留、または精密蒸留する方法が知
られているが、完全に不純物を除くことができない、ま
た、比較的硬れた精製方法として活性炭により不純物を
吸着させる手法があるが、通常10%程度に水で希釈さ
せたものを用いる為に精製品の濃度がそのままでは明確
でなく定量分析に使用することが困難である。また、水
系以外で用いる場合には、回収したDMPO水溶液を濃
縮したのち、有機溶剤抽出、蒸留等の操作が必要である
が、このDMPO水溶液の′a縮操作時に、原因は不明
であるものの、不純物の生成を避けることが出来ないと
云う問題がある。
(課題を解決するための手段)
本発明者らは、定量分析にも使用可能なりMPOの精製
法を鋭意研究した結果、本発明に到達したものである。
法を鋭意研究した結果、本発明に到達したものである。
すなわち本発明は、粗5.5−ジメチルピロリンN−オ
キサイドの精製において酸化過程を含むことを特徴とす
る精製方法であり、特に、該精製を、溶媒洗浄、カラム
クロマトグラフィーもしくは精製蒸留で行う方法であり
、また、好ましくは該酸化過程を、酸素もしくは酸素含
有ガスと接触させることにより行う方法である。
キサイドの精製において酸化過程を含むことを特徴とす
る精製方法であり、特に、該精製を、溶媒洗浄、カラム
クロマトグラフィーもしくは精製蒸留で行う方法であり
、また、好ましくは該酸化過程を、酸素もしくは酸素含
有ガスと接触させることにより行う方法である。
本発明における粗DMPOの酸化過程は粗DMPOまた
はその水溶液を、分子状酸素もしくは酸素含有ガスと接
触させることにより行われる。酸素含有ガス中の酸素濃
度は、少なくとも0.1%以上、好ましくは1%以上、
さらに好ましくは、10%以上である。酸素含有ガスと
しては、最も簡便には、空気をそのまま使用することが
できる。またその他の種々の酸化剤と接触させても良い
。
はその水溶液を、分子状酸素もしくは酸素含有ガスと接
触させることにより行われる。酸素含有ガス中の酸素濃
度は、少なくとも0.1%以上、好ましくは1%以上、
さらに好ましくは、10%以上である。酸素含有ガスと
しては、最も簡便には、空気をそのまま使用することが
できる。またその他の種々の酸化剤と接触させても良い
。
本発明においては、かかる処理を行なった後、粗DMP
Oを一般的な精製方法である溶媒洗浄、カラムクロマト
グラフィーなどで精製した後に精密蒸留を行い目的とす
る精製DMPOを得る。また粗DMPOの酸化過程と溶
媒洗浄等の精製操作は同時に行うことも可能である。
Oを一般的な精製方法である溶媒洗浄、カラムクロマト
グラフィーなどで精製した後に精密蒸留を行い目的とす
る精製DMPOを得る。また粗DMPOの酸化過程と溶
媒洗浄等の精製操作は同時に行うことも可能である。
本発明を実施するには具体的には、例えば、粗DMPO
の70〜50重量%程度の水溶液(この場合極性有機溶
媒による抽出し易くするため、芒硝、はう砂等を加える
ことも好ましい)に、0.5〜2倍量程度の無極性有機
溶剤を加え、振盪器で混合し充分空気と接触させた酸化
過程を行う。接触をより効果的に行うため、空気を溶液
中に吹き込むことも好ましいL!i様である。その後、
静置させ水層と有機溶剤層を二層分離し、有機溶剤層を
取り除くという溶媒洗浄工程を1〜5回程度繰り返し行
う6以上の如くして残った水層に0.5〜2倍量程度の
有極性有機溶剤を加え、振盪器で充分混合して溶媒抽出
した後、静置させ水層と有機溶剤層を分離し、有機溶剤
層を採取する操作を1〜7回繰り返す、DMPOは水層
から溶媒層に抽出される。斯くして、以上の操作で得ら
れたDMPO有極性有機溶剤溶液を精密蒸留することに
より、高純度の精製DMPOが得られるのである。
の70〜50重量%程度の水溶液(この場合極性有機溶
媒による抽出し易くするため、芒硝、はう砂等を加える
ことも好ましい)に、0.5〜2倍量程度の無極性有機
溶剤を加え、振盪器で混合し充分空気と接触させた酸化
過程を行う。接触をより効果的に行うため、空気を溶液
中に吹き込むことも好ましいL!i様である。その後、
静置させ水層と有機溶剤層を二層分離し、有機溶剤層を
取り除くという溶媒洗浄工程を1〜5回程度繰り返し行
う6以上の如くして残った水層に0.5〜2倍量程度の
有極性有機溶剤を加え、振盪器で充分混合して溶媒抽出
した後、静置させ水層と有機溶剤層を分離し、有機溶剤
層を採取する操作を1〜7回繰り返す、DMPOは水層
から溶媒層に抽出される。斯くして、以上の操作で得ら
れたDMPO有極性有機溶剤溶液を精密蒸留することに
より、高純度の精製DMPOが得られるのである。
本発明に用いる無極性有機溶剤は、疎水性のもの、例え
ばベンゼン、トルエン、キシレン、四塩化炭素、シクロ
ヘキサンが良く、中でもベンゼンが好ましい。
ばベンゼン、トルエン、キシレン、四塩化炭素、シクロ
ヘキサンが良く、中でもベンゼンが好ましい。
本発明に用いる有極性有機溶剤は、疎水性のもの、例え
ばクロロホルム、ジクロロエタンを(良く、中でもクロ
ロホルムが好ましい。
ばクロロホルム、ジクロロエタンを(良く、中でもクロ
ロホルムが好ましい。
本発明における蒸留前のDMPO存極性有極性有機溶剤
のまま蒸留操作をしても良いが、さらに脱水処理をして
から蒸留操作を行ったほうがより好ましい。
のまま蒸留操作をしても良いが、さらに脱水処理をして
から蒸留操作を行ったほうがより好ましい。
本発明における蒸留は、1〜3 Torr程度の減圧で
、60〜70°C留分を採取する蒸留が好ましく、精密
蒸留が最も好ましい、また、本莫留前に有極性有機溶剤
をロータリーエバポレーターなどで除去しても良い。
、60〜70°C留分を採取する蒸留が好ましく、精密
蒸留が最も好ましい、また、本莫留前に有極性有機溶剤
をロータリーエバポレーターなどで除去しても良い。
(産業上の利用可能性)
本発明により製造した精製DMPOを用いてESR・ス
ピントラップ法で測定したデータは不純物によるスペク
トルが無く、得られたスペクトルのピーク強度からラジ
カル強度が良い精度で得られ、短寿命ラジカルの分析に
有効に利用できる。
ピントラップ法で測定したデータは不純物によるスペク
トルが無く、得られたスペクトルのピーク強度からラジ
カル強度が良い精度で得られ、短寿命ラジカルの分析に
有効に利用できる。
(実施例)
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
なお、本実施例のESR測定で用いた装置は、バリアン
社(アメリカ)製のEPRE−109Eである。
社(アメリカ)製のEPRE−109Eである。
〔実施例1〕
2−二トロプロパン、アクロレイン、エチレングリコー
ルを原料としRosen & Rauckmanの方法
により合成した粗DMPOを、蒸留水に等量のほう砂飽
和水溶液を混合した溶液に溶解し、良く振とうして空気
と充分に接触させ酸化過程をおこなった。その後、ベン
ゼンで3回溶媒洗浄しクロロホルム抽出して、1〜3
Torrの真空で減圧蒸留を行い60〜70’C留分を
採取し、精製DMPOを得た。
ルを原料としRosen & Rauckmanの方法
により合成した粗DMPOを、蒸留水に等量のほう砂飽
和水溶液を混合した溶液に溶解し、良く振とうして空気
と充分に接触させ酸化過程をおこなった。その後、ベン
ゼンで3回溶媒洗浄しクロロホルム抽出して、1〜3
Torrの真空で減圧蒸留を行い60〜70’C留分を
採取し、精製DMPOを得た。
リン酸ナトリウム緩衝液(P H7,4)10II1m
ole、ヒボキサンチン0.5μl1ole/!11、
ジエチレントリアミン五酢酸0.825μ5ole/d
、の混合系に得られた精製DMPOを0.1■/Id加
え、これにキサンチンオキシダーゼ0.068酵素単位
/dを混合し、発生する短寿命ラジカルである、OOH
ラジカルおよびOHラジカルとDMPOとの反応により
生成した安定ラジカルのESR測定を行った。
ole、ヒボキサンチン0.5μl1ole/!11、
ジエチレントリアミン五酢酸0.825μ5ole/d
、の混合系に得られた精製DMPOを0.1■/Id加
え、これにキサンチンオキシダーゼ0.068酵素単位
/dを混合し、発生する短寿命ラジカルである、OOH
ラジカルおよびOHラジカルとDMPOとの反応により
生成した安定ラジカルのESR測定を行った。
得られたスペクトルは図1に示す様に、OOHラジカル
とDMPOとの反応物およびOHラジカルとDMPOと
の反応物のスペクトルのみが検出された。
とDMPOとの反応物およびOHラジカルとDMPOと
の反応物のスペクトルのみが検出された。
〔比較例1〕
実施例における空気との接触を省略して得られたDMP
Oを実施例と同じ測定条件でESR測定を行った。その
結果、図2に示す様に、実施例で得られたスペクトル以
外に不純物のスペクトルが検出された。また、目的とす
るOOHおよびOHラジカルとDMPOとの反応による
生成物のスペクトルは実施例で得られた強度より1かに
小さいことが明らかである。これは定量測定をするとき
に大きな問題となり得るものである。
Oを実施例と同じ測定条件でESR測定を行った。その
結果、図2に示す様に、実施例で得られたスペクトル以
外に不純物のスペクトルが検出された。また、目的とす
るOOHおよびOHラジカルとDMPOとの反応による
生成物のスペクトルは実施例で得られた強度より1かに
小さいことが明らかである。これは定量測定をするとき
に大きな問題となり得るものである。
第1図は、実施例のESR測定結果を示す図である。
第2図は、比較例のESR測定結果を示す図である。
特許出願人 三井東圧化学株式会社
図
第1・A
面
第2図
Claims (3)
- (1)粗5,5−ジメチルピロリン−N−オキサイドの
精製において酸化過程を含むことを特徴とする精製方法
。 - (2)精製を、溶媒洗浄、カラムクロマトグラフィーも
しくは精製蒸留で行う請求項1記載の方法。 - (3)酸化過程を、酸素もしくは酸素含有ガスと接触さ
せることにより行う請求項1記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13668588A JPH01305061A (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 5,5−ジメチルピロリン−n−オキサイドの精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13668588A JPH01305061A (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 5,5−ジメチルピロリン−n−オキサイドの精製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01305061A true JPH01305061A (ja) | 1989-12-08 |
Family
ID=15181080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13668588A Pending JPH01305061A (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 5,5−ジメチルピロリン−n−オキサイドの精製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01305061A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005068067A (ja) * | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Yamagata Public Corp For The Development Of Industry | 5,5−ジメチルピロリン−n−オキサイドの精製方法 |
CN113045546A (zh) * | 2021-03-25 | 2021-06-29 | 浙江天宇药业股份有限公司 | 一种吡咯替尼杂质、其制备方法及用途 |
-
1988
- 1988-06-03 JP JP13668588A patent/JPH01305061A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005068067A (ja) * | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Yamagata Public Corp For The Development Of Industry | 5,5−ジメチルピロリン−n−オキサイドの精製方法 |
CN113045546A (zh) * | 2021-03-25 | 2021-06-29 | 浙江天宇药业股份有限公司 | 一种吡咯替尼杂质、其制备方法及用途 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
NZ587962A (en) | Purification of acetic acid from wood acetylation process | |
CA1182122A (fr) | Procede continu de preparation de l'oxyde de propylene | |
BRPI0715083A2 (pt) | mÉtodo para a purificaÇço de um acÍdo acÉtico que contenha uma impureza redutora de permanganato | |
JP4246376B2 (ja) | ホルムアルデヒド含有混合物の処理 | |
JPH07503962A (ja) | ペルフルオロカーボンの精製方法および精製されたペルフルオロカーボンの使用 | |
KR20000029820A (ko) | 아크릴산의분리방법 | |
JPH01305061A (ja) | 5,5−ジメチルピロリン−n−オキサイドの精製方法 | |
JP3104312B2 (ja) | アセトニトリルの精製方法 | |
JPH01215704A (ja) | 操作化合物精製方法 | |
JP2012520826A (ja) | 様々な不純物からの、フラーレン誘導体の精製 | |
JPS60149558A (ja) | 第一及び第二アルキルヒドロパ−オキシド汚染物質を含む第三ブチルヒドロパ−オキシドの精製方法 | |
EP0121466B1 (fr) | Procédé de décomposition d'un complexe d'acide orthobenzoyl-benzoique, de fluorure d'hydrogène et de trifluorure de bore | |
JPH01153675A (ja) | 5,5−ジメチルピロリン−n−オキサイドの精製方法 | |
EP0026533B1 (fr) | Procédé pour la récupération d'acides carboxyliques à partir de mélanges contenant des esters de glycols dérivés de ces acides | |
JP3001020B2 (ja) | アセトニトリル精製法 | |
JPH04300842A (ja) | ハイドロクロロフルオロカーボン及びハイドロフルオロカーボンの精製方法 | |
US4876388A (en) | Method for the purification of trifuraline | |
US2349518A (en) | Purification of phthalic anhydride | |
US9447008B2 (en) | Acetone production using silicon nanoparticles and catalyst compositions | |
Carpino et al. | The 9-fluorenylmethoxycarbonyl amino-protecting group | |
FR2656150A1 (fr) | Procede de recuperation au moyen d'un ether couronne du plutonium present dans des solutions telles que les effluents aqueux, les solutions concentrees de produits de fission et les solutions concentrees de plutonium. | |
US3927168A (en) | Osmium recovery from glycol solutions | |
SU1315455A1 (ru) | Способ очистки тригексилфосфата от гексилового спирта и примесей моно- и дигексилфосфорных кислот | |
JPH03190855A (ja) | パラフィンスルホン酸の分離回収法 | |
EP0046606A1 (fr) | Composés alicycliques oxygénés, procédé pour leur préparation et leur utilisation à titre de produits de départ pour la préparation de composés cyclohexadiéniques |