JPH01304540A - 推論方式 - Google Patents

推論方式

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JPH01304540A
JPH01304540A JP63132707A JP13270788A JPH01304540A JP H01304540 A JPH01304540 A JP H01304540A JP 63132707 A JP63132707 A JP 63132707A JP 13270788 A JP13270788 A JP 13270788A JP H01304540 A JPH01304540 A JP H01304540A
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JP63132707A
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Hideo Ohata
秀雄 大畑
Koji Nakamura
宏二 中村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication of JPH01304540A publication Critical patent/JPH01304540A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、問題解決のために対象分野の知識を活用する
知識ベースシステムに係り、特に相談業務など利用者と
の対話を通して処理を遂行する場合に好適な推論方式に
関する。
〔従来の技術〕
対話型のシステムの実用化において、利用者が誤って入
力した情報を後から訂正できることは、使い勝手向上の
ための要件として重要である。
本願の発明者等は、推論のサイクル毎に、推論状況に対
する更新操作の履歴と利用者との対話の!Ji歴を記憶
しておき、利用者の指示があった場合に、これら履歴を
新しいものから順にたどりながら、推論状況を更新前の
状態に復元し、要求された対話時点まで推論を後戻りす
ることにより、この課題に応えている(特願昭62−3
17185 r推論方式」)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記提案の発明では、推論後戻りの起点となる現在の対
話時点と、入力情報の変更箇所を含む、後戻りの終点と
なる対話時点との間に得られた対話入力情報の保存と再
利用について配慮されておらず、変更の必要のない現入
力情報の再入力を要求する場合を生じるという問題があ
った。
本発明の目的は、対話型の知識ベースシステムにおいて
、対話入力情報の誤りを訂正可能とし、さらに、訂正対
象以外の現入力情報の再入力を不要とする推論方式を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、推論状況に対する更新操作の履歴をもとに
推論を後戻りする際、復元処理により無効となった対話
の履歴とその対話に対応する更新操作の履歴を記憶して
おき、対話入力情報が必要となった場合に、これら履歴
を検索し、成入力の情報として得られていないかどうか
を確認する処理を行うことにより、達成される。
〔作用〕
推論後戻りの復元処理により無効となった対話の履歴を
記憶しておくことにより、そこに含まれる対話入力情報
が改めて必要となった場合の再利用が可能となるので、
利用者による再入力の手間を生じない。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第2図は、本発明による推論方式が実施される全体的の
システム結成図である。201は各種プログラムや、推
論処理などを実行する中央処理装置であり、202は各
種プログラムや、データ、知識などを記憶する記憶装置
であり、203は各種プログラムの出力データや、利用
者への間合せなどを表示する表示装置であり、204は
各種プログラムの入力データや、間合せに対する利用者
の回答などを入力する入力装置である。
第1図は、本発明による推論方式の一実施例のブロック
図である。
知識記憶部101は、知識をその表現法に応じた形式の
情報として記憶する部分である。知識の表現法には、I
F−THENルール、述語論理、フレーム、オブジェク
トばか、さまざまなものがある。本発明は、それら知識
表現法のいずれを用いた場合にも、また、それらを混用
した場合にも適用可能である。
推論処理部102は、上記知識記憶部101に記憶した
知識に基づいて推論処理を行なう部分であり、知識検索
処理部108と知識適用処理部109を持つ。知識の推
論法にも、IF −T)IENルールの前向き推論、後
向き推論、述語論理の導出、フレームの検索、オブジェ
クトのメツセージ送信ばか、さまざまなものがあり、い
ずれも本発明の適用対象となる。
知識検索処理部108は、次に適用すべき知識を知識記
憶部101から検索する。このとき、必要に応じて、推
論状況記憶部103の内容を参照し、I F−THEN
ルールの場合の照合処理や、述語論理の場合の単一化処
理、フレーム、オブジェクトの場合の継承処理、また、
適用可能な知識が複数あった場合の選択処理などを行な
う。
知識適用処理部1−09は、知識検索処理部108によ
り検索さオした知識の記述内容に対応する処理を実行す
る。
推論状況記憶部103は、推論処理部102による推論
状況を記憶する部分である。推論状況は、推論の前提条
件や、中間結論、最終結論などを表現するさまざまな値
の集りよりなる。
尚、本実施例では、知識記憶部101と推論状況記憶部
103とを分けた構成を示したが、両者がはっきりと分
かれない場合も本発明の対象となる。
推論状況記憶部j−03に記憶した推論状況に対し更新
操作を施すための共通インタフェースとして、推論状況
更新処理部110を設けている。
対話処理部104は、推論処理部102により推論を進
める上で必要な情報を利用者から得るための対話処理を
行なう部分である。
利用者と対話するための標準的なインタフェースとして
、標準対話処理部111を設けている。
但し、このインタフェースを介さない専用形式の対話を
、対話処理部104で直接行なうことを妨げない。
入出力処理部112は、対話処理部104や標準対話処
理部]−11が利用者に対し間合せる際に、表示装置2
03に間合せ内容を表示する処理を行なったり、問合せ
に対する利用者からの回答を得る際に、入力装置204
より回答内容を入力する処理を行なう部分である。
推論状況更新履歴記憶部105は、推論状況に対する更
新の履歴を記憶する部分であり、更新情報格納部113
と対話情報格納部114の集りよりなる。更新情報格納
部113と対話情報格納部114は、それぞれ推論状況
に施された更新操作の内容を表わす情報と対話に関する
情報を推論のサイクル別に記憶している。
推論状況更新履歴格納処理部106は、推論状況更新B
歴記憶部105に上記更新履歴を格納する処理を行なう
部分である。
推論後戻り処理部107は、推論状況更新履歴記憶部1
05に記憶した更新履歴を参照し、推論状況を更新前の
状態に復元して推論を後戻りする処理を行なう部分であ
る。
無効化対話履歴記憶部124は、推論後戻りの復元処理
により無効となった対話の履歴を記憶する部分であり、
更新情報格納部127と対話情報格納部128の集りよ
りなる。更新情報格納部127と対話情報格納部128
は、推論後戻り処理部107が後戻りの処理の過程で通
知してくる無効となった対話に関する情報を記憶してい
る。
無効化対話履歴格納処理部125は、無効化処理履歴記
憶部124に上記対話履歴を格納する処理を行なう部分
である。
無効化対話履歴検索処理部]−26は、無効化対話履歴
記憶部124に記憶した対話履歴を検索する処理を行な
う部分である。
知識ベースシステムの推論は、知識検索処理部108に
よる知識の検索と知識適用処理部109による知識の適
用からなる推論サイクルを繰り返すことにより進行する
知識適用処理部109は、各サイクル毎にそのタイミン
グを推論状況更新B歴格納処理部106に通知する(1
16)。知識適用処理部1.09の処理内容が推論状況
の更新であるときは、推論状況更新処理部110を介し
て更新する。処理内容が利用者との対話を必要とすると
きは、対話処理部104を起動する。それ以外の場合は
、該当する処理部を起動する(11.5)。
対話処理部104やその他の外部処理部は、推論の流れ
に影響する副作用を、推論状況記憶部103以外に、残
さないものとする。
推論状況更新処理部1−10は、更新の要求を受けると
、要求に従って推論状況記憶部103を更新し、更新の
内容を推論状況更新履歴格納処理部106に通知する。
知識適用処理部109により起動された対話処理部10
4は、さらに標準対話処理部1]1を起動し利用者と標
準形式による対話を行なう(119)か、もしくは直接
に専用形式による対話を行なう(117)かを選択する
。対話処理部104あるいは標準対話処理部111は、
実際に利用者と対話する前に、無効化対話履歴検索処理
部126により無効化対gfi履歴記憶部124を検索
し、必要とする対話入力情報が既に得られていないかど
うかを確認する。履歴中に必要情報がなかった場合に限
り、利用者に間合せる。得られた対話入力情報をもとに
推論状況を更新する場合は、推論状況更新処理部110
を介して行なう。対話の内容は、標準対話処理部111
か、もしくは対話処理部104が直接、推論状況更新履
歴格納処理部106に通知する。
推論状況更新履歴格納処理部106は、推論のサイクル
毎に、新たな更新情報格納部113と対話情報格納部1
14のための領域を確保し、通知される更新の内容と対
話の内容を格納する。
推論後戻り処理部107は、利用者の後戻り指示(11
8,120)を受けた対話処理部104や標準対話処理
部111により起動される(121゜122)。必要に
応じ後戻り位置の指示(123)を得た後、更新情報格
納部113と対話情報格納部114を参照しながら要求
された対話時点まで推論状況を復帰させる。またその過
程で現われた更新履歴の内容を無効化対話履歴格納処理
部125に通知し、無効化対話履歴記憶部124に格納
させる。
第3図は、1F−THENルール型表現に基づく知識の
具体的な記述例を示す図である。記述形式は、知識ベー
スシステム構築支援ツールES/KERNELに従って
いる。
ルール300は、条件部301と結論部302よりなる
。推論処理部102は、条件部の内容が成立したとき、
結論部の内容を実行する。
条件部301は、さらに2つの条件節303と304よ
りなる。条件節303は、フレーム「相談」のスロット
「局面」が「家族状況質問応答」であるということを意
味する。条件節304は、クラススロツ1〜が「相談者
」であり(305)。
スロット「婚姻」が「既婚」であり(306)、スロッ
ト「子供数」がrNULLJである(307)ようなフ
レームを「?相談者基」とすることを意味する。ただし
、「?相談者基」は変数であり、rNULLJは未定義
値を表わす。
結論部302は、フレーム「?相談者基」のスロット「
子供数」を、利用者に間合せた値に変更することを意味
する。r assign 」は、フレームのスロット値
を変更するメツセージであり、推論状況更新処理部11
0に対する更新命令にあたる。
rgetJは、対話入力値を返す関数であり、標準対話
処理部111に対する対話命令にあたる。
対話処理部104による対話の一例を第4図〜第7図に
より説明する。第4図〜第7図は、対話画面の例を示す
図である。
第4図は、質問応答の途中のある時点の画面を表わして
いる。401は、コマンド領域であり、402は対話領
域である。この時点で、利用者が以前に回答した内容を
訂正したくなったとする。
訂正箇所への戻り方として、逐次的に直前の質問に戻る
方法と、質問箇所を直接指定して戻る方法とがある。対
応するコマンドメニュー(403。
404)をマウスや機能キーなどで選択して、後戻りを
起動する。
第5図は、直接指定して戻る方法を選択して、過去の質
問応答の履歴が表示された時点の画面を表わしている。
システムは、これら過去の質問応答の内容を推論状況更
新履歴記憶部105の対話情報格納部114に記憶して
いる。質問応答の内容そのものかわりに、質問に振った
番号や、画面単位の対話であれば、画面の番号、画面の
イメージそのものなどを記憶して、使用してもよい。
第6図は、第5図の画面で1番目の質問を選択して、そ
の質問まで対話を後戻りした時点の画面を表わしている
第7図は、第6図の画面で入力情報を訂正した後、さら
に質問応答が進行した時点の画面を表わしている6シス
テムは、後戻りした範囲で既に質問したものと同じ質問
をする場合、無効化対話履歴記憶部124に記憶してい
る過去の回答を表示する。利用者は、同じ回答でよいこ
とを確認するか5別の回答に訂正するかを選択できる。
推論状況更新履歴記憶部105を実現するためのテーブ
ル構造の一例を第8図〜第12図により説明する。
推論状況更新履歴記憶部105は、更新情報格納部11
3と対話情報格納部114の集のよりなり、各々を更新
情報格納テーブルと対話情報格納テーブルで実現する。
第8図は、推論状況更新履歴記憶部105の更新情報格
納テーブルの構造を示す図である。更新情報格納テーブ
ルは、推論サイクルよりの欄801と、更新種別の欄8
02と、フレーム名の欄803 。
スロット名の欄804と、スロット値のa1805とか
らなる。推論サイクル丁りの欄801には、推論の段数
など対応する推論サイクルを識別する情報を格納する。
更新種別の欄802には、更新操作の種別を表わす情報
を格納する。フレーム名の欄803には、更新操作の付
随情報のうちフレーム名に関する情報を格納する。スロ
ット名の欄804には、更新操作の付随情報のうちスロ
ット名に関する情報を格納する。スロット値の4!J8
05には、更新操作の付随情報のうちスロット値に関す
る情報を格納する。
更新情報格納テーブルの情報格納形式を第9図〜第11
図により説明する。推論状況に対する更新操作としては
、フレームの生成、フレームのスロット値の変更、フレ
ームの削除の3種を想定する。
第9図は、更新情報格納テーブルへのフレーム生成情報
の格納形式を示す図である。]2回のフレーム生成操作
は、ひとつのテーブル格納情報に対応する。テーブル格
納情報901は、推論サイクル「3」に「大側」という
名称のフレームが生成されたことを表わしている。フレ
ーム生成mlの状態を復元するためには、フレーム「大
知」を削除すればよく、そのための必要情報(フレーム
名)が残されている。
第10図は、更新情報格納テーブルへのスロット変更情
報の格納形式を示す図である。1回のスロット変更操作
は、ひとつのテーブル格納情報に対応する。テーブル格
納情報1001は、推論サイクル「4」にフレーム「大
側」のスロット「年齢」がrNULLJから別の値に変
更されたことを表わしている。スロット変更前の状態を
復元するためには、フレーム「大側」のスロット「年齢
」をrNULLJに変更すればよく、そのための必要情
報(フレーム名、スロット名、変更前のスロット値)が
残されている。
第11図は、更新情報格納テーブルへのフレーム削除情
報の格納形式を示す図である。1回のフレーム削除操作
は、いくつかのテーブル格納情報に対応する。テーブル
格納情報1104は、推論サイクル「99」にクラス「
相談者」に属するフレーム「大側」が削除されたことを
表わしている。
テーブル格納情報1103〜1101は、削除前に、フ
レーム「大側」のスロット「子供数」が「1」であり、
スロット「婚姻」が「既婚」であり、スロット「年齢」
が「30」であったことを表わしている。フレーム削除
前の状態を復元するためには、クラス「相談者」に属す
るフレーム「大側」を生成し、そのスロット「子供数」
、「婚姻」、「年齢」を上記の値に変更すればよく。
そのための必要情報(クラス名、フレーム名、スロット
名、削除前のスロット値)が残されている。
第12図は、推論状況更新履歴記憶部105の対話情報
格納テーブルの構造を示す図である。対話情報格納テー
ブルは、推論サイクルIDの欄1201と、対話特定情
報の[1202とからなる。推論サイクルIDの414
1201には、対応する推論サイクルを識別する情報を
格納する。対話特定情報の4%41202には、その推
論サイクル中に行なわれた対話を特定する情報を格納す
る。逐次的に直前の対話時点に後戻りする方法をとる場
合は、推論サイクル中の対話の有無に関する情報だけで
よい。対話時点を直接指定して戻る方法をとる場合は、
質問に振った番号や、質問応答の内容そのもの、画面単
位の対話であれば、画面の番号、画面のイメージなどの
情報を使用する。
無効化対話履歴記憶部124を実現するためのテーブル
構造の一例を第13図〜第15図により説明する9 無効化対話履歴記憶部124は、更新情報格納部127
と対話情報格納部128の集りよりなり、各々を更新情
報格納テーブルと対話情報格納テーブルで実現する。
第13図は、無効化対話B歴記憶部124の更新情報格
納テーブルの構造を示す図である。更新情報格納テーブ
ルは、推論サイクルIDの+1x3o+と、フレーム名
の欄、L 302、スロット名の欄1303と、スロッ
ト値の[1304とからなる。
テーブルの格納内容は、推論状況更新履歴記憶部1、0
5の更新情報格納テーブルに記憶されていたものに対応
する。推論後戻りにより無効となった更新情報のうち、
対応する対話情報をもつもの、すなわち推論状況更新履
歴記憶部105の対話情報格納テーブルに同一推論サイ
クルの対話情報があるものだけが、格納される。無効化
対話履歴記憶部124の更新情報格納テーブルに更新種
別の欄がないのは、対話情報をもつ更新情報は、スロッ
ト変更型のものに限られることを仮定したためである。
利用者から得られる対話入力情報が)に−ムのスロット
に直接対応するよう知識記憶部101の知識を作成すれ
ば、この仮定は満足できる。推論サイクルIDの41i
i1301には、無効となったスロット変更操作の推論
サイクル情報を格納する。フレーム名の欄1302、ス
ロット名の欄13o3、スロット値の欄13o4には、
それぞれ無効となったスロット変更操作が施されたフレ
ームの名称、スロットの名称、変更後のスロットの値を
格納する。
第14図は、更新情報格納テーブルの情報格納形式を示
す図である。推論後戻りにより無効となった1回分のス
ロット変更操作が、ひとつのテーブル格納情報に対応す
る。テーブル格納情報1401は、推論サイクル「6」
にフレーム「大知」のスロット「子供数」がある値から
「1」に変更されたことが、推論後戻りにより無効とな
ったことを表わしている。「1」という値は、利用者と
の対話により得られたものであり、後で必要となる場合
に備えて残されている。同様、テーブル格納情報140
2は、推論サイクル「5」にフレーム「大知」のスロッ
ト「婚姻」がある値から「既婚」に変更されたことが、
推論後戻りにより無効となったことを表わしている。
第15図は、無効化対話履歴記憶部124の対話情報格
納テーブルの構造を示す図である。対話情報格納テーブ
ルは、推論サイクルIDの1111501と、対話特定
情報の欄1502とからなる。テーブルの格納内容は、
推論状況更新履歴記憶部105の対話情報格納テーブル
に記憶されていたものに相当し、無効化対話履歴記憶部
124の更新情報格納テーブルのレコードに対応付けて
格納される。
推論サイクルIDの91501には、対応する推論サイ
クル情報を格納する。対話特定情報の欄1502には、
対話の特定情報を格納する。
本発明実施例の処理手順を第16図〜第19図により説
明する。
第16図は、本発明実施例の全体的な処理手順を示すフ
ローチャートである。まず、ステップ1601で、推論
状況記憶部103の内容を必要に応じ参照して、知識記
憶部101から次に適用すべき知識を検索する。適用可
能な知識が複数ある場合には、適当な方法により選択を
行なう。次に、ステップ1602で、検索した知識の記
述内容に対応する処理を実行する。知識に記述された処
理内容が処理終了を指示するものであれば、ステップ1
603で判定し、処理を終了する。そうでなければ、ス
テップ1601に戻る。
第17図は、本発明の実施例の知識適用処理の手順を示
すフローチャートであり、第16図のステップ16o2
を詳細化したものにあたる。まず、ステップ1701で
、推論状況更新履歴記憶部105中に現在の推論サイク
ルに対応する更新履歴の格納領域を確保する。次に、ス
テップ1702で、知識に記述された処理内容を判定す
る。利用者との対話処理であれば、ステップ1703に
進み。
推論状況の更新処理であれば、ステップ1704に進み
、その他の処理であれば、ステップ】705に進む。
ステップ1703に進んだ場合は、対話処理を実行し、
ステップ1706で、得られた対話情報を対話情報格納
部114に格納し、ステップ17o8で、対話中に後戻
りの指示があったがどうかを判定する。指示があれば、
ステップ1710に進み。
なければ、ステップ17o9に進む。ステップ1709
に進んだ場合は、対話で得た情報をもとに更新処理を実
行し、ステップ1711で、対応する更新情報を更新情
報格納部113に格納し、ステップ1713で、対話処
理が終了したがどうかを判定する。終了であれば、ステ
ップ1714に進み、そうでなければ、ステップ170
3に戻る。
ステップ1704に進んだ場合は、更新処理を実行し、
ステップ1707で、対応する更新情報を更新情報格納
部113に格納し、ステップ1714に進む。
ステップ1705に進んだ場合は、対応する処理を実行
し、ステップ1714に進む。
ステップ1714では、適用中の知識に記述された処理
内容を全て終了したがどうかを判定する。
終了でなければ、ステップ1702に戻る。終了であれ
ば、ステップ1715に進み、この推論サイクル中に更
新情報格納部113または対話情報格納部114に格納
した情報があるがどうかを判定する。あれば、直ちに処
理を終了する。無ければ、ステップ1716で、現在の
推論サイクルのために確保した更新履歴の格納領域を開
放し、処理を終了する。
ステップ1710に進んだ場合は、現在の知識の適用中
に更新した知識状況を復元し、ステップ1712で、必
要な時点までの後戻り処理を実行し、処理を終了する。
第18図は、本発明実施例の推論後照り処理の手順を示
すフローチャートであり、第17図のステップ1712
を詳細化したものにあたる。まず、ステップ1801で
、指定された後戻り法を判定する。逐次的に直前の対話
時点に後戻りする方法であれば、ステップ1803に進
み、対話時点を直接指定して戻る方法であれば、ステッ
プ18o2に進む。
ステップ1803に進んだ場合は、更新履歴を1サイク
ルさかのぼり、ステップ1805で、現サイクルの復元
処理が終了したかどうかを判定する。終了であれば、ス
テップ1809に進み、そうでなければ、ステップ18
o7で、更新情報格納部113の内容をもとに現サイク
ルの復元処理を行ない、ステップ18o5に戻る。ステ
ップ1809に進んだ場合は、対話情報格納部114の
内容をもとに現サイクルで対話があったがどうかを判定
する。対話があったのであれば、ステップ1811で、
対話履歴の格納領域を確保し、ステップ1813で、現
サイクルの更新履歴に対応する対話R歴を格納し、ステ
ップ1815で、現サイクルから最新のサイクルまでに
確保した更新履歴の格納領域を開放し、処理を終了する
。対話が無かったのであれば、ステップ18o3に戻る
ステップ1802に進んだ場合は、まず後戻り位置の指
示を得てから、ステップ18o4で、更新R歴を1サイ
クルさかのぼり、ステップ1806で、現サイクルの復
元処理が終了したがどうかを判定する。終了であれば、
ステップ1810に進み。
そうでなければ、ステップ1808で、更新情報格納部
113の内容をもとに現サイクルの復元処理を行ない、
ステップ1806に戻る。ステップ1810に進んだ場
合は、対話情報格納部114の内容をもとに現サイクル
が指示された後戻り位置かどうかを判定する。後戻り位
置であれば、ステップ1812で、対話B歴の格納領域
を確保し、ステップ1814で、現サイクルから最新の
サイクルまでの更新履歴で対話を伴うものに対応する対
話履歴を格納し、ステップ1816で、現サイクルから
最新のサイクルまでに確保した更新履歴の格納領域を開
放し、処理を終了する。後戻り位置でなければ、ステッ
プ18o4に戻る。
第19図は1本発明実施例の対話処理の手順を示すフロ
ーチャートであり、第17図のステップ1703を詳細
化したものにあたる。まず、ステップ1901で、必要
とする入力情報を含む対話履歴を検索し、ステップ19
02で、そのような履歴が見つかったかどうかを判定す
る。そのような履歴があれば、ステップ19o3に進む
。なければ、ステップ1904に進み、利用者と対話し
て必要情報を得た後、処理を終了する6ステツプ190
3に進んだ場合は、対話B歴から復元した値を、求める
情報としてよいか利用者に確認し、ステップ1905で
、利用者の回答を判定する。それでよいことを確認でき
れば、ステップ1906で、復元値を求める値とした後
、ステップ1908に進む。そうでなければ、ステップ
1907で、新規に入力された値を求める値とした後、
ステップ1908に進む。ステップ1908では、検索
で見つけた対話履歴の格納領域を開放した後、処理を終
了する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、対話型の知識ベースシステムにおいて
、対話入力情報による推論状況への影響を取消しながら
要求のあった対話時点まで推論を後戻りすることができ
るので、利用者が誤って入力した情報の訂正が可能とな
り、さらに、後戻りにより無効となった対話入力情報を
保存し再利用できるので、訂正対象以外の既入力情報の
再入力が不要となり、対話型システムとしての使い勝手
を向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は本発
明の一実施例のシステム構成図、第3図はIF−THE
Nルール型表現に基づく知識の記述例を示す図、第4図
は対話処理部による対話画面の例を示す第1の図、第5
図は対話処理部による対話画面の例を示す第2の図、第
6図は対話処理部による対話画面の例を示す第3の図、
第7図は対話処理部による対話画面の例を示す第4の図
、第8図は推論状況更新履歴記憶部の更新情報格納テー
ブルの構造図、第9図は推論状況更新MW記憶部の更新
情報格納テーブルの格納形式を例示する第1の図、第1
0図は推論状況更新履歴記憶部の更新情報格納テーブル
の格納形式を例示する第2の図、第11図は推論状況更
新履歴記憶部の更新情報格納テーブルの格納形式を例示
する第3の図、第12図は推論状況更新履歴記憶部の対
話情報格納テーブルの構造図、第13図は無効化対話B
歴記憶部の更新情報格納テーブルの構造図、第14図は
無効化対話履歴記憶部の更新情報格納テーブルの格納形
式を例示する図、第15図は無効化対話履歴記憶部の対
話情報格納テーブルの構造図、第16図は本発明実施例
の処理手順を示すフローチャート、第17図は本発明実
施例の知識適用処理の手順を示すフローチャート、第1
8図は本発明実施例の推論後戻り処理の手順を示すフロ
ーチャート、第19図は本発明実施例の対話処理の手順
を示すフローチャートである。 101・・・知識記憶部、102・・・推論処理部、1
03・・・推論状況記憶部、104・・・対話処理部、
105・・・推論状況更新履歴記憶部、106・・・推
論状況更新履歴格納処理部、107・・・推論後戻り処
理部。 108・・・知識検索処理部、109・・・知識適用処
理部、110・・・推論状況更新処理部、111・・・
標準対話処理部、112・・・入出力処理部、113・
・・更新情報格納部、114・・・対話情報格納部、1
15・・・該当処理起動、116・・・推論サイクル通
知、117・・・専用対話、11B・・・後戻り指示、
]−19・・・標準対話、120・・・後戻り指示、1
21・・・推論後戻り処理起動、122・・・推論後戻
り処理起動、123・・・後戻り位置指示、124・・
・無効化対話履歴記憶部、125・・・無効化対話B歴
格納処理部、126・・・無効化対話履歴検索処理部、
127・・・更新情報格納部、]−28・・・対話情報
格納部、201・・・中央処理装置、202・・・記憶
装置、203・・・表示装置、204・・・入力装置、
401・・・対話画面のコマンド領域、402・・・対
話画面の対話領域、403・・・対話画面のコマンドメ
ニュー、404・・・対話画面のコマンドメニュー、8
0】、・・・推論状況更新履歴記憶部の更新情報格納テ
ーブルの推論サイクルID欄、802・・・推論状況更
新履歴記憶部の更新情報格納テーブルの更新種別欄、8
03・・・推論状況更新履歴記憶部の更新情報格納テー
ブルのフレーム名種、804・・推論状況更新履歴記憶
部の更新情報格納テーブルのスロット名種、805・・
・推論状況更新履歴記憶部の更新情報格納テーブルのス
ロット値欄、1201・・・推論状況更新履歴記憶部の
対話情報格納テーブルの推論サイクルIDW、1−20
2・・・推論状況更新履歴記憶部の対話情報格納テーブ
ルの対話特定情報欄、1301・・・無効化対話履歴記
憶部の更新情報格納テーブルの推論サイクルID欄、1
302・・・無効化対話履歴記憶部の更新情報格納テー
ブルのフレーム名種。 1303・・・無効化対話履歴記憶部の更新情報格納テ
ーブルのスロット名種、1304・・・無効化対話履歴
記憶部の更新情報格納テーブルのスロット値欄、150
1・・・無効化対話履歴記憶部の対話情報格納テーブル
の推論サイクルID[,1502・・・無効化対話履歴
記憶部の対話情報格納テーブルの対話特定情報欄。 第 / 圀 /デ′ 第 26 2゛02 第 3 図 (ルール300) しく (serld「き毘1i零asシJn(5(qt、Ie
t(rnt、’i5ニス2二朗”l−+Hir人いうt
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、知識を記憶する知識記憶部と、上記知識記憶部に記
    憶した知識に基づいて推論する推論部と、上記推論部に
    よる推論状況を記憶する推論状況記憶部と、上記推論部
    による推論に必要な情報を得るため利用者と対話する対
    話部を有する知識ベースシステムにおいて。 上記推論状況記憶部に記憶した推論状況に対する更新の
    履歴を記憶する推論状況更新履歴記憶手段と、推論状況
    更新履歴記憶手段に上記更新の履歴を格納する第1格納
    手段と、上記推論状況更新履歴記憶手段に記憶した上記
    更新の履歴を参照し、上記推論状況記憶部に記憶した推
    論状況を更新前の状態に復元して推論を後戻りする推論
    後戻り手段と、上記金論後戻り手段の復元処理により無
    効となつた対話の履歴を記憶する無効化対話履歴記憶手
    段と、上記無効化対話履歴記憶手段に上記対話の履歴を
    格納する第2収納手段と、上記無効化対話履歴記憶手段
    に記憶した対話の履歴を検索する検索手段を設け、上記
    推論状況更新履歴記憶手段は、更新情報格納部と対話情
    報格納部を含み、上記更新情報格納部は、対応する推論
    のサイクル中に施された更新操作の内容を表わす情報を
    記憶し、各対話情報格納部は、対応する推論のサイクル
    中に行なわれた対話に関する情報を記憶し、 上記第1格納手段は、上記推論部による推論のサイクル
    に対応させて上記推論状況更新履歴記憶手段の更新情報
    格納部と対話情報格納部に上記記憶内容を格納し、 上記推論後戻り手段は、利用者の指示を受けた上記対話
    部により起動され、上記推論状況更新履歴記憶手段に記
    憶した履歴を新しいものから順にたどりながら、上記更
    新情報格納部の記憶内容に従つて、上記推論状況記憶部
    に記憶した推論状況を更新前の状態に復元し、対話情報
    格納部の記憶内容に従つて、推論を後戻りする位置を判
    断し、またその過程で現われた上記更新情報格納部と上
    記対話情報格納部の上記記憶内容を上記第2格納手段に
    通知し、 上記無効化対話履歴記憶手段は、更新情報格納部と対話
    情報格納部の集りを含み、各更新情報格納部と各対話情
    報格納部は、上記推論後戻り手段が上記第2格納手段に
    通知する内容を記憶し、 上記第2格納手段は、上記無効化対話履歴記憶手段の更
    新情報格納部と対話情報格納部に上記記憶内容を格納し
    、 上記無効化対話履歴検索手段は、対話入力情報が必要と
    なつた上記対話手段により起動され、上記無効化対話履
    歴記憶手段に記憶した履歴を検索し、求める対話入力情
    報を含む履歴が得られた場合はその内容を前記対話手段
    することを特徴とする推論方式。 2、上記対話手段は、求める対話入力情報を含む履歴が
    上記無効化対話履歴検索手段による検索より得られた場
    合はその内容をいつたん表示し、利用者より得る確認ま
    たは変更の指示に従つて求める入力情報を選択し、利用
    者が入力情報の確認または変更を指定するようにしたこ
    とを特徴とする請求項第1項記載の推論方式。
JP63132707A 1988-06-01 1988-06-01 推論方式 Pending JPH01304540A (ja)

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JP63132707A JPH01304540A (ja) 1988-06-01 1988-06-01 推論方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7975991B2 (en) 2007-01-15 2011-07-12 Anemos Company Ltd. Gas-liquid contact system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7975991B2 (en) 2007-01-15 2011-07-12 Anemos Company Ltd. Gas-liquid contact system

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