JPH01303389A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JPH01303389A
JPH01303389A JP13171688A JP13171688A JPH01303389A JP H01303389 A JPH01303389 A JP H01303389A JP 13171688 A JP13171688 A JP 13171688A JP 13171688 A JP13171688 A JP 13171688A JP H01303389 A JPH01303389 A JP H01303389A
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JP
Japan
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valve
anchor
opening
fuel
closing
Prior art date
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Pending
Application number
JP13171688A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Arai
淳一 新井
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Electronic Control Systems Co Ltd filed Critical Japan Electronic Control Systems Co Ltd
Priority to JP13171688A priority Critical patent/JPH01303389A/ja
Publication of JPH01303389A publication Critical patent/JPH01303389A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は電磁弁に関し、詳しくは、電磁弁における開閉
動作の応答性を向上させる技術に関する。
〈従来の技術〉 従来、電磁石の磁気吸引力によって開弁動作させるよう
構成された電磁弁として、実開昭61−175565号
公報等に記載されるような内燃機関用の電磁式燃料噴射
弁がある。
かかる内燃機関用燃料噴射弁の一例を第3図及び第4図
に示す。
燃料噴射弁lは、基端部に余剰燃料排出用の燃料ポート
2が形成されたハウジング3と、ハウジング3の先端部
に連結して保持されたノズルボディ4に嵌挿される弁体
としてのニードルバルブ5と、ニードルバルブ5基端部
に取付けられてハウジング3内に保持された電磁コイル
6によって磁気吸引されることによりニードルバルブ5
を開弁させる磁性体からなるアンカー7と、アンカー7
先端側近傍のハウジング3内に備えられニードルバルブ
5が当接することによって開弁リフト量を規制するスト
ッパプレート8と、を有している。
また、ハウジング3内の前記アンカー7周囲の空間に連
通ずる連通孔9を該ハウジング3先端部に形成し、この
連通孔9に燃料導入用の燃料ボート10を有する燃料供
給部材11を連通接続しである。
一方、アンカー7の基端側には断面逆T字状の連通孔1
2が形成されており、ハウジング3内に備えられ余剰燃
料をハウジング3後端部の余剰燃料排出用燃料ボート2
に返送する返送路13に接続している。前記返送路13
は、鉄心15の中空部に嵌挿された筒状部材19の中空
部を経て燃料排出用燃料ボート2に連通している。
また、燃料供給部材11に形成されている燃料導入用の
燃料ポート10には燃料ポンプ21の吐出口からの配管
が接続され、一方、ハウジング3の後端部に形成された
余剰燃料排出用の燃料ボート2には、プレンシャレギュ
レータ22を介して燃料タンク23に接続する配管が接
続される。
ところで、ノズルボディ4内のニードルバルブ5はスプ
リング14によって図の下方に付勢されている。これに
より、ニードルバルブ5の先端のシート部5aがノズル
ボディ4のシート部4aに着座させられており、この状
態が閉弁状態となる。
また、電磁コイル6に通電されると鉄心15がアンカー
7を磁気吸引し、これによりニードルバルブ5は、その
鍔部5bがストッパブレート8に当接する位置までリフ
トさせられて、開弁リフトiが規制される。このリフト
させられた状態が開弁状態となる。
尚、16は燃料フィルタ、18は電気端子を示す。
そして、燃料供給部材11に形成された燃料導入用の燃
料ポート10から液体燃料を連通孔9を介して燃料噴射
弁1内に燃料ポンプ21により加圧供給する。供給され
た燃料は、ハウジング3内を通ってノズルボディ4内に
達し、更にニードルバルブ5とノズルボディ4との間か
ら内燃機関の吸気通路内に噴射される。かかる噴射によ
る燃料供給量は、前記電磁コイル6への通電時間を制御
することにより機関運転条件に応じて可変制御される。
また、余剰の燃料は、アンカー7の基端側に形成された
断面逆T字状の連通孔12からハウジング3内に備えら
れた筒状部材19の中空部で構成される前記返送路13
を経由してハウジング3後端部の余剰燃料排出用燃料ボ
ート2からプレッシャレギュレータ22を介して燃料タ
ンク23に返送される。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、このような電磁式の燃料噴射弁1における単
位時間当たりの噴射量を増大させて、機関要求の最大燃
料噴射量の増大に対応できるようすると、要求噴射量が
少なく電磁コイル6への通電時間が短いときに噴射量を
管理できなくなる惧れがあった。
即ち、第5図に示すように、電磁コイル6への通電を開
始してスプリング14の閉弁付勢力に抗してニードルバ
ルブ5をリフトさせ、ニードルバルブ5が最大開度(有
効開弁状態)になるまでに遅れ時間が存在し、また、電
磁コイル6への通電を遮断してスプリング14の閉弁付
勢力によってニードルバルブ5が閉弁状態になるまでに
も遅れ時間が存在する。このため、かかる開弁時と閉弁
時における遅れ時間を見込んで電磁コイル6への通電時
間を設定して、通電時間によって燃料噴射量を管理でき
るようにしている。しかしながら、要求噴射量が多く通
電時間が開弁遅れ時間よりも長いときには、有効開弁時
間(安定開度時間)が確保されて流量制御を行えるが、
要求噴射量が少なく通電時間が開弁遅れ時間よりも短く
なってしまうと、ニードルバルブ5が最大リフトされる
前に電磁コイル6への通電が絶たれてしまい、有効開弁
時間が確保されず、途中開度で燃料が噴射されることに
なって噴射流量が通電時間とリニアな関係でなくなって
しまうものである。
かかる問題点を解消するためには、ニードルバルブ5の
開閉動作の応答性を向上させて遅れ時間を短くすれば良
いが、ニードルバルブ5等の質量(慣性重量)の軽減や
摺動抵抗の軽減による応答性の向上対策では限界があっ
て、燃料噴射弁lの大流量化に充分対応できなかった。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、弁体の
質量・摺動抵抗の軽減によって実現不可能な電磁弁の応
答性を実現できるようにすることを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 そのため本発明にかかる電磁弁では、弁体の基端部に連
結され弁体の開閉方向に極性を有する永久磁石により形
成されたアンカーと、前記弁体を閉弁方向に付勢する弾
性体と、前記弁体の基端側に固定された電磁石と、を備
えて構成され、開弁駆動時には前記電磁石に前記アンカ
ーを吸引する方向の電磁力を発生させる一方、閉弁駆動
時には前記電磁石に前記アンカーを斥ける方向の電磁力
を発生させるように構成した。
〈作用〉 かかる構成の電磁弁によれば、弁体の基端部に連結され
電磁石の磁気力を受けるアンカーが永久磁石により形成
され、然も、永久磁石の極性が弁体の開閉方向となって
いる。
ここで、電磁石の極性が永久磁石の極性と同方向となる
よう制御すれば、電磁石とアンカーとの間に磁気吸引力
が働いて、アンカーが連結された弁体は弾性体の閉弁付
勢力に抗してリフトされて開弁する。また、電磁石の極
性が永久磁石の極性と逆方向の極性となるよう制御すれ
ば、電磁石とアンカーとの間に磁気斥力が働いて、アン
カーが連結された弁体は弾性体の閉弁付勢力と前記磁気
斥力とによって閉弁する。
〈実施例〉 以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。尚、
第3図に示した従来例と同一要素には同一符号を付して
あり、全体構成は第3図を参照する。
第1図において、弁体としてのニードルバルブ5の基端
部に取りつけられたアンカー7は、永久磁石により形成
されており、その極性方向は開弁方向(図で上方)がN
極、閉弁方向(図で下方)がS極となるようにしである
。また、アンカー7の基端面と筒状部材19との間に弾
性体としてのスプリング14を張設してあり、筒状部材
19側を固定端とするこのスプリング14はその弾性力
によってアンカー7、即ち、ニードルバルブ5を閉弁方
向に付勢する。
一方、電磁コイル6と鉄心15とによって電磁石が構成
されており、電磁コイル6に対して順方向に電流を流し
たときには鉄心15の図で下方側がS極となり、逆方向
に電流を流したときには鉄心15の上方がS極となるよ
うにコイルの巻方向及び電流の向きを設定してあり、前
記順方向の通電時間によって噴射量が決定されるように
しである(第2図参照)。
即ち、ニードルバルブ5がスプリング14の弾性付勢力
によって閉弁している状態から開弁動作させるときには
、電磁コイル6に順方向の電流を流し、鉄心15の下方
がS極となるようにする。すると、アンカー7の上方が
N極に設定されているため両極に引力が発生して、アン
カー7及びニードルバルブ5がリフトして開弁される。
一方、上記のようにして開弁じている状態から閉弁動作
させるときには、電磁コイル6に対して逆方向に電流を
流す。すると、鉄心15の下方がN極となってアンカー
7の上方のN極との間に斥力が発生し、スプリング14
の閉弁付勢力とあいまって閉弁動作が行われる。
このように本実施例によると、アンカー7が単なる磁性
体ではなく永久磁石によって形成されて開閉動作方向に
極性を有する構成であるから、開弁動作時には永久磁石
の磁力によってより強いリフト力が発生して速やかにニ
ードルバルブ5をリフトさせることができ、開弁遅れ時
間を短縮することができる。また、閉弁動作時には、単
に電(nコイル6による吸引力を遮断するのではなく、
永久磁石であるアンカー7との間に磁気斥力を発生させ
てスプリング14による閉弁動作を助けるようにするの
で、閉弁遅れ時間を短縮することができる。
このように開弁・閉弁遅れ時間が短縮されると、ニード
ルバルブ5の中間開度時間が短くなって有効開弁時間を
長くすることができる。このため、燃料噴射弁lの単位
時間当たりの噴射量を増大して、低流量側で開弁動作時
間が短く設定されるようになっても、その短い開弁動作
時間内に有効開弁時間を確保することができ、開方向通
電時間に対する噴射量の関係をリニアに保つことができ
るものである。
即ち、開弁・閉弁遅れ時間が長いと、この遅れ時間内の
中間開度状態で噴射される燃料量が多くなるため、同じ
要求噴射量であると遅れ時間が長いほど有効開弁時間(
全開時間)が短くなってしまい(要求噴射量−遅れ時間
噴射量=有効開弁噴射量)、要求噴射量が少なくなると
有効開弁状態となる前に閉弁させる必要がでてくるが、
ニードルバルブ5を中間開度までリフトさせて閉弁させ
るようにすると、流量制御が精度良く行えなくなってし
まう。
しかしながら、本実施例のように開弁・閉弁遅れ時間を
短縮することができれば、たとえ燃料噴射弁1を大流量
化して低流量域−での開弁動作時間が短くなっても、そ
の短い時間内で有効開弁状態を確保することができる。
換言すれば、遅れ時間内における噴射量が少なくなって
、要求噴射量が少なくても有効開弁状態を発生させるこ
とができ、通電時間に基づく精度の良い流量制御が可能
となるものである。
尚、本実施例では、電磁コイル6への通電方向を逆転す
ることによってアンカー7に対する引力と斥力とを交互
に発生させるようにしたが、巻方向の異なる開弁用電磁
コイルと閉弁用電磁コイルとを両方備え、開弁動作時と
閉弁動作時とで電磁コイルを使い分けるようにしても良
い。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によると、弁体の基端部に
弁体開閉方向に極性を有する永久磁石で形成したアンカ
ーを連結し、該アンカーと電磁石との間に引力と斥力と
を発生させて開弁動作と閉弁動作とを行わせるようにし
たので、永久磁石の磁力によって開弁動作時のリフト力
を強くし、また、閉弁動作時には磁気斥力によって弾性
体による閉弁付勢力を助長することができ、開弁・閉弁
遅れ時間を短縮することができる。このため、内燃機関
の燃料噴射弁として用いた場合には、機関要求最大噴射
量の増大に対応すべく単位時間当たりの噴射量を増大さ
せても低流量域での有効開弁時間を確保することができ
、開弁動作時間に対する噴射流量の特性をリニアに保つ
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す燃料噴射弁の部分断面
拡大図、第2図は同上実施例における電磁コイルの通電
特性を示すタイムチャート、第3図は従来例を示す燃料
噴射弁の全体断面図、第4図は第3図の燃料噴射弁を含
む内燃機関の燃料供給系を示す概略図、第5図は従来の
燃料噴射弁の問題点を説明するためのタイムチャートで
ある。 1・・・燃料噴射弁  5・・・ニードルバルブ6・・
・電磁コイル  7・・・アンカー  14・・・スプ
リング  15・・・鉄心 特許出願人 日本電子機器株式会社 代理人 弁理士 笹 島  冨二雄 第1図 第2図 (関) (閘)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  弁体の基端部に連結され弁体の開閉方向に極性を有す
    る永久磁石により形成されたアンカーと、前記弁体を閉
    弁方向に付勢する弾性体と、前記弁体の基端側に固定さ
    れた電磁石と、を備えて構成され、開弁駆動時には前記
    電磁石に前記アンカーを吸引する方向の電磁力を発生さ
    せる一方、閉弁駆動時には前記電磁石に前記アンカーを
    斥ける方向の電磁力を発生させるように構成されたこと
    を特徴とする電磁弁。
JP13171688A 1988-05-31 1988-05-31 電磁弁 Pending JPH01303389A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0584301A (ja) * 1991-09-25 1993-04-06 Teijin Ltd 呼吸用気体供給装置
WO2004092573A1 (ja) * 2003-04-15 2004-10-28 Mikuni Corporation 電子制御燃料噴射装置及び燃料噴射制御方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56126906A (en) * 1980-03-11 1981-10-05 Mikuni Kogyo Co Ltd Circuit driving electromagnetic movable section at high speed by single power supply

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