JPH01303302A

JPH01303302A - 圧力供給装置

Info

Publication number: JPH01303302A
Application number: JP13259088A
Authority: JP
Inventors: Masaaki Fushiki; 正明伏木
Original assignee: Tochigi Fuji Sangyo KK
Current assignee: GKN Driveline Japan Ltd
Priority date: 1988-06-01
Filing date: 1988-06-01
Publication date: 1989-12-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明は、例えば重両の油圧機器などに用いられる圧
力供給装置に関する。

（従来の技術）従来、例えばＡ−トマチック車の自動変速機構などに用
いられている制御油圧の圧力供給装置は、第４図のよう
に構成されている。すなわら、〔−タ１００又は［・ラ
ンスミッションで回転駆動されているポンプ１０１と、
オリノィス１０３と、ソレノイドバルブ１０５とが油タ
ンク１０７を結ぶ管路１１１に介設されχおり、オリフ
ィス１０３とソレノイドバルブ１０５との間の管路１１
１から分岐した出力管路１１３はバンドブレーキ作動用
のアクチュエータ等負荷１１５に接続されている。

また、その機能は下記の通りである。モータ１００に回
転駆動されたポンプは油タンク１０７から作動油を汲み
−１げ油圧を発４する。オリノィス１０３は管路１１１
における作動油の流れに対しある程麻の抵抗を与える。

ソレノイドバルブ１０５は、いわゆるデユーティ比制御
方式により、負ｖ１１１５が必要とする油圧に応じて、
第５図のように、パルス幅の変調された制御信号を与え
られて開閉時間を制御される。すなわちこの図におい（
、波形１１７のように制御信号のｉＥ振幅１１９のパル
ス幅を負振幅１２１のパルス幅より広くすればソレノイ
ドバルブ１０５は閉時間が長くなり、波形１２３のよう
にｉＥ据線幅１２１５パルス幅をｔ１振幅′１２７のパ
ルス幅より狭くケればソレノイドバルブ１０５は開時間
が良くなる。そして、制御信号を変調し正振幅と０振幅
とのパルス幅の比を変えることによりソレノイドバルブ
１０５の流量を全開状態と全開状（ぷ間の範囲で・調整
している。

ソレノイドバルブ１０５の流量を少なくすれば、油タン
ク１０９へ流出する作動油の流出が減少し、圧力の低下
が小さくなるから負（Ｉ＋　１１５へは高い油圧が供給
される。一方、ソレノイドバルブ１０１〕の流ωを大き
くしたときは、オリスイス１０３の抵抗によりポンプ１
０１側から」、りも出力管路１１３を通って〔１荷１１
５からより多くの作動油がソレノイドバルブ１０５を通
して流出し０荷１１５の油圧が低トする１゜このようにソレノイドバルブ１０５の流ｈｊ調整を１１
いｎｉＸ？ｒ１１５へ供給される油圧の制御を行ってい
る。

（発明が解決しようとする課題）しかし、負荷１１５への油圧を上げるに当ってソレノイ
ドバルブ１０５に第６図に示すような閉信号１２９を与
え流量を小さくしてもオリフィス１０３の抵抗によりそ
の出口側の油圧は閉信号１２９に対して破線の油圧波形
１３１のようにはならず、実線１３２の油圧波形１３３
のように立上がりが鈍化した波形になる。このように、
閉信号１２９に対して時間遅れ１３５が生じ、油圧の応
答性が悪い。そこで、実用上は時間遅れ１３７のように
時間遅れの小さくなる圧力〈Ｐｌ　〉以下の範囲で使用
せざるを得ず、従って油圧の出力変化幅が小さいから高
い圧力を必要とする油圧機器に適用ひきない。具体的に
言えば、従来の油圧供給袋ｄは１０　ｋｕ／　ｃｍ２程
度の油圧で用いられるオートマチック変速装置に用いる
ことはできるが油圧υｊ御デファレンシャル装置のよう
な３０ｋｇ／（Ｊ２程度の高圧が要求される油圧様器に
用いると誤差が大きく、十分な制御性能が得れないとい
う問題があった。そこで、この発明は油圧の立上がりの
応答性が良く制御性能向上を図ることができる油圧供給
装置の提供を目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）この発明の油圧供給装置は、油圧発生源と、第１および
第２のソレノイドバルブと、これらをこの順序で直列に
接続する管路と、前記第１および第２のソレノイドバル
ブ間の管路から分岐し負荷に接続される出力管路と、前
記第１および第２のソレノイドバルブの各々にこれらの
一方が開のときは他方が閉となるようへ制御信号を前記
負荷が必要とする油圧に応じ各パルス幅を変調して与え
る制御装置とからなることを特徴とする。

（作用）第１のソレノイドバルブを全開状態とし第２のソレノイ
ドバルブを全開状態とすれば、負荷には圧力発生源で発
生した圧力がオリスイスを介することなく供給され、ま
た、第１のソレノイドバルブを全開状態とし第２のソレ
ノイドバルブを全開状態とすれば圧力発生源からの圧力
は第１のソレノイドバルブで遮断されるとともに出力管
路から第２のソレノイドバルブを通って作動油が流出し
負荷に供給される圧力が下がる。この状態では負荷に供
給される油圧は最も低くなる。

（実施例）第１図ないし第３図により一実施例の説明をする９、第
１図に示すように、この実施例は差動制限用のＦＪ擦板
を油圧制御で締結および解除する油圧制御デファレンシ
ャル装置の油圧シリンダを負荷とした例である。第１図
によりこの実施例の構成を説明する。

モータ１に回転駆動されるポンプ３と、その出口側に２
個のソレノイドバルブ５．７が２個の油タンク９．１１
をむすぶ管路１３により直列に接続されている。ソレノ
イドバルブ５．７間の管路１３からは出力管路１５が分
岐し油圧制御デフ７レンシ１フル装置の油圧シリンダ１
７に接続されており、油圧シリンダ１７のピストン１９
の一端は油圧制御デフ７レンシトル装置の摩擦板２１に
当接している。また、ポンプ３とソレノイドバルブ５の
間の管路１３からは作動油の帰還管路２３が分岐し油タ
ンク１１に接続されており、この帰還管路２３にはリリ
ーフバルブ２５が介設されている。ソレノイドバルブ５
．７にはこれらに制御信号を与え開閉操作する制御装置
２７が破線で示したように接続されでいる。

この制御装置２７は、例えば車輪のスリップセンサから
の信号あるいは運転席のインストルメントのスイッチ操
作による信号を入力し、第２図に示したにうな制御信号
２９．３１を発生する。これらの制御信号２９．３１は
、この図に示したように、同時刻においてＨ＃１と１−
値とがＵいに反転した、従ってソレノイドバルブ５．７
の一方が開のとき曲方が閉となるようなパルス信号であ
る。

また、制御ｉｔ装置２７はこれらの制御信号のパルス幅
を、前記入力信号に対応して、変調し各ソレノイドバル
ブ５．７の中位時間当りの開放時間の比を任意の６１′
１に調整する。第２図にポした波形はソレノイドバルブ
５．７の各開放旧聞の比を４：１とした例である。

次に、このように構成された実施例の機能を説明７る。

モータ１はポンプ３を駆動し、ポンプ３は油タンク１１
から作動油を汲み十げで油圧を発生する。

このとき、制御装置２７のパルス制御信号によりソレノ
イドバルブ５を略開状態としソレノイドバルブ７を略閉
状態とすると油圧は管路１５を介し一〇油ｌ＋シリンダ
１７に供給され、ピストン１９を第１図の左方へ押圧す
る。ピストン１９は油圧制御デノ７７レンシャル装冒の
摩擦板２１を押圧してこれを締結する。また、制御具ｆ
ｉｌｆｆ２７の制御信号によりソレノイドバルブ５を略
閉状１ぶとしソレノイドバルブ７を略開状態とすると油
Ｈ−はソレノイドバルブ５で遮断されるとともに、作動
油が出力管路１５とソレノイドバルブ７を通って油几シ
リンダ１７から流出するから油圧シリンダ１７内の油Ｌ
［がｎ小となってピストン１９の押圧力が消失し、摩擦
板２１の締結が解除される。

油ｆ［制御デファレンシャル装置において、摩擦板２１
が締結されると差動配分機能が制限され、例えば悪路走
行中の車両において車輪のスタックが防止され、走破性
が向上する。また、Ｆｊ擦根板２１締結が解除されると
通常の動力差動配分を行う。

この発明の実施例に係る圧力供給装置を用いれば、上記
のように制御Ｘｌ装置２７による制御信号のパルス幅変
調により、油圧シリンダ１７／＼任意の大きさの油圧を
供給することができるから、例えば油圧制御デファレン
シャル装置の摩擦板２１の締結力をスリップセンサなど
からの信号に応じで調節しその差動制限能力を制御でる
ことにより車両の走行性と走破性とのバランスをＲｉ８
な状態に保つことができる。

第３図にこの発明の実施例に係る圧力供給＠置の出力油
圧波形３３を示した。第３図の時間ｔは第２図の時間（
に対応している。すなわら、この発明の実施例では第４
図に示した従来例にお番プるオリフィス１０３のような
抵抗因子が用いられていないから、ソレノイドバルブ５
が開きソレノイドバルブ７が閉じると出力油圧波形３３
のように油圧はだだらにｒｔち上がり、従来例のように
立ｌう］がり部に勾配が４じないから制御信号に対する
時間〃れがない。従って、油圧応答性が良く、また従来
例のように油圧出力を制限する必要がないから油圧の出
力変化幅を大きくとることがＣぎ、油圧制御デファレン
シャル装置のように３０　ｋｏ／Ｃ１２程麿の高圧を必
要とする油圧縮器に用いることができる。上記のように
、制御信号のパルス幅変調によって油圧出力を自在に調
整ぐきるからポンプご３の吐出圧以下の範囲で任意の油
圧出力変化幅を選択することができる。

チ］ツクバルブ２５は管路１３の油Ｂが一定の値を超え
ると作動して作動油を帰還管￥Ｓ２３を通して油タンク
１１に戻し装置の油圧系に過撓の油圧が加わるのを防止
−する。なお、この安全系に代えて、例えば管路１３の
油圧を検知しそれに従ってモータ１を停止するＪ：うに
構成してもよい。

し発明の効果］このように、この発明のＨ’力供給装置はｖＬら十がり
のｊｆ力応答性がよい。高圧を必要とする：１１１圧機
器等で６応答性が十分となる。

４１１図面の簡１′４１な説明第１図は一実施例の構成を示す油圧系統図、第２図はこ
の実施例にお（プる制御信号の波形を示寸グラノ、第３
図は同じくこの実施例の出力油圧波形を承りグラフ、第
４図は従来例の構成を示り一油圧系統図、第５図はこの
従来例における制御信号の波形を示ｑグラフ、第６図は
同じくこの従来例の、（ａ　）図ｔよ制御信号の波形を
丞ずグラフ、（１））は（ａ　）図の制御信号に対応す
る出力油圧波形を示づグラフである。

１．１００・・・モータ３．１０１・・・ポンプ５．７．’＋０５・・・ソレノイドバルブ１３．１１１
・・・管路１５．１１３・・・出力↑へ路１７．１１５・・・油バーシリンダ２７・・・制御装置１０３・・・オリノィス第３図第４図１．１００・・・モータ３．１０１・・ポンプ５．７．１０５・・・ソレノイドバルブ１３．１１１・
・・Ｖ回路１５．１１３・・・出力管路１７．１１５・・・油圧シリンダ２７・・−Ｍ＠装画１０３・・オリフィス７歳１・１１も（舅第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

　圧力発生源と、第１および第２のソレノイドバルブと
、これらをこの順序で直列に接続する管路と、前記第１
および第２のソレノイドバルブ間の管路から分岐し負荷
に接続される出力管路と、前記第１および第２のソレノ
イドバルブの各々にこれらの一方が開のときは他方が閉
となるような制御パルス信号を前記負荷が必要とする圧
力に応じ各パルス幅を変調して与える制御装置とからな
ることを特徴とする圧力供給装置。