JPH01302589A - 光ディスクのハブの取付方法及びその取付装置 - Google Patents

光ディスクのハブの取付方法及びその取付装置

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JPH01302589A
JPH01302589A JP13164988A JP13164988A JPH01302589A JP H01302589 A JPH01302589 A JP H01302589A JP 13164988 A JP13164988 A JP 13164988A JP 13164988 A JP13164988 A JP 13164988A JP H01302589 A JPH01302589 A JP H01302589A
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hub
center
groove
optical disc
optical disk
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Takao Matsui
隆雄 松井
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Matsui Mfg Co Ltd
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Matsui Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光ディスクの中央に、センタ出しのためのハ
ブを取り付ける光ディスクのハブの取付方法及びその取
付装置に関する。
(従来の技術) 近年、光ディスクが急速に、且つ広範囲の分野に亘り使
用されるようになり、これに伴い光ディスクの生産量が
大幅に増大しつつある。周知のように、光ディスクのグ
ルーブピンチの間隔は極めて狭く(約1.6μm)、し
かも、グルーブは、装造上の誤差、材質の変化等に起因
する種々の誤差により、半径方向の変位が0即ち、グル
ーブが真円であると仮定した時の当該真円からのずれ量
が0の理想的な螺旋形状に形成することは不可能である
。このため、グルーブの回転中心は、光ディスクの回転
中心からずれて偏心してしまうという問題がある。
そこで、第7図乃至第9図に示すように、光ディスク1
の中央に穿設された大径の孔1aに、センタ出しのため
のハブ2を取り付け、これら両者の当接面に接着剤を塗
布し、紫外線を照射して接着剤を硬化させて固着するよ
うにしている。このハブ2は、第9図に示すように円板
状をなし中心に小径の軸孔3aが極めて正確に穿設され
た鉄板3と、円板状をなし当該鉄板3を一体的に支持す
る支持部材4とにより構成されている。この支持部材4
は、上端面に鉄板3が一体的に固定され、下端面中央に
光ディスク1の孔1aに僅かなギヤツブで嵌合可能な凸
部4aが突設され、且つ当該凸部4aの中心に軸孔3a
よりも大径の孔4bが穿設されている。
ハブ2は、その中心即ち、鉄板3の軸孔3aの中心03
が、第9図に示すように光ディスク1の中心孔1aの回
転中心01から偏心量δだけ偏心しているグルーブの回
転中心02に正確に合致するように当該光ディスク1の
孔1aに嵌合され、前述したように接着固定される。従
って、かかるハブ2の取付作業は、光ディスク1の孔1
aの回転中心o1に対するグルーブの回転中心0□を正
確に測定することが必要不可欠である。
従来、光ディスク1のグルーブの回転中心0□を測定す
る方法としては、第10図に示すように所定の間隔(例
えば、7μm程度)で多数(例えば、1024個程度)
の画素を一列に並べて形成された2個のラインセンサ5
.6を使用し、これらのラインセンサ5.6を互いの間
隔を正確に90@の位置に配置し、各ラインセンサ5.
6の検出面にレンズ系により拡大(例えば、約10倍程
度)してグルーブを結像させることにより、グルーブの
深さの光路差による明暗信号を検出して最小円のグルー
ブを検出し、光ディスク1を回転させると、アライメン
トがまだとれていない場合、即ち、回転中心にない当該
光ディスク1は偏心してグルーブの最小円がこれらのラ
インセンサ5及び6の検出面を左右(X)方向及び上下
(Y)方向に走査するようになり、この走査幅を以て、
当該光ディスクlの偏心量とみなし、その量を、X方向
、Y方向にアライメントすることにより、当該光ディス
ク1を回転中心に移動させるようにしたものがある。
一方、ハブ2は、J11械的に回転中心位置にセットさ
れており、光ディスク1の回転中心位置に当該ハブ2を
嵌合固定する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のラインセンサにおいては、グ
ルーブを拡大して検出面に結像させるためのレンズ系の
構成及び当該レンズ系と画素との配置関係が困難である
と共に、光ディスクの面の歪みに起因して当該光ディス
クの回転時に面ブレを起こし、この結果、画素の検出面
に結像されるグルーブに「ボケ」が生じ、グルーブのピ
ッチ間隔1.6μの分解能を得ることが困難である。
また、前記各ラインセンサ5.6を光ディスク1の半径
方向外方に移動させて周縁近傍に配置してグルーブの最
外周を検知して偏心を測定する方法もあるが、かかる方
法は、グルーブが真円であることが前提条件とされる。
しかしながら、光ディスクは樹脂部材により射出成形に
より形成されるために射出歪みにより、グルーブを真円
に形成することは不可能である。このため、かかる測定
方法は、分解能が低下して偏心測定のデータに大きな誤
差を生じることとなる。しかも、グルーブの最外周の外
側の縁1b(第1O図)は、コントロールトラックとさ
れて所定のデータのビットが形成されているためにこれ
らの影響を受けて検出精度が低下し、偏心測定が極めて
困難であり、実用的ではない。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、トラッキン
グ装置により光ディスクのグルーブ(トランク)を自動
追尾させて当該グルーブの回転中心を割り出し、当該回
転中心にハブの回転中心を合致させることにより高精度
に、且つ迅速に光ディスクにハブを取り付けることを可
能した光ディスクのハブの取付方法及びその取付装置を
提供することを目的とする。
(発明が解決しようとする諜8) 上記目的を達成するために本発明によれば、光ディスク
の回転中心に対するグルーブの回転中心を測定し、ハブ
の中心に当該グルーブの回転中心を合致させて前記光デ
ィスクの中央に前記ノλブを固定する光ディスクのハブ
の取付方法において、トラッキング装置により前記光デ
ィスクのグルーブを少なくとも1回転トランキングさせ
て当該グルーブの回転中心を測定して光ディスクにノλ
ブを取り付けるようにしたものである。
そして、この方法を適用して、X−Y移動ステージ上に
配設され光ディスクを回転させるターンテーブルと、当
該ターンテーブルの上方に垂直に上下動可能に配設され
ハブを支持する支持機構と、前記ターンテーブルの上方
に配設されて光ディスクのグルーブを追尾して当該グル
ーブの半径方向の変位を検出するトラッキング装置と、
前記光ディスクとハブとを固着する接着手段と、トラッ
キング装置からの信号によりグルーブの回転中心を測定
し、前記X−Y移動ステージを駆動して前記グルーブの
回転中心を前記ハブの中心に合致させた後前記支持機構
を下動させて光ディスクの中央に前記ハブを当接させ、
前記接着手段によりこれら両者を固着させる制御装置と
を備えた光ディスクのハブの取付装置を構成したもので
ある。
(作用) X−Y移動ステージ上のターンテーブルに光ディスクを
載置して当該ターンテーブルを回転させ、トラッキング
装置により光ディスクのグルーブを少なくとも1回転ト
ラッキングさせて当該グルーブの回転中心を測定する。
この測定した値に応してχ−Y移動ステージを移動させ
てグルーブの回転中心を支持機構により支持されている
ハブの中心に正確に合致させる0次いで、支持機構を下
降させて光ディスクの中央に当接させ、接着手段により
これら両者を固着する。これにより、光ディスクに、グ
ルーブの回転中心とハブの中心とを合致させて当該ハブ
を固着することができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
第1図及び第2図は本発明に係る光ディスクのハブの取
付装置の概要を示し、第1図はその正面を、第2図は第
1図の背面の要部を示している。
光ディスクのハブの取付装置10は、図示しない防振台
上に載置された基台11と、当該基台11の一端に垂直
に配設されたZ軸移動ステージボンクス12と、当該Z
軸移動ステージボックス12の一側に上下動可能に配設
された偏心測定用ピックアップ収納ボックス13と、基
台11に、且つ偏心測定用ピックアップ収納ボックス1
3の下方に配設されたX−Y移動ステージ14と、X−
Y移動ステージ14上に配設されたスピンドル回転部1
5と、基台ll上にx−y移動ステージ14に隣接して
配置された光デイスク供給機構16と、基台11上に当
該光デイスク供給機構16に隣接して配設されたハブ供
給機構17と、ハブ・ディスク供給機構18等により構
成されている。
偏心測定用ビックアンプ収納ボックス13は、−側が第
2図に示すようにZ軸移動ステージボンクス12内に垂
設されたガイドレール20に上下方向に垂直に移動可能
に配設されており、エアシリンダ(図示せず)により所
定距離移動可能とされている。この偏心測定用ピックア
ップ収納ボックス13は、ハブを吸着保持するための電
磁石21と、光ディスクのグルーブの偏心を検出するた
めの偏心測定用トラッキング装置24及び前記光ディス
クにハブを固着するための紫外線照射装置28等を収納
している。
電磁石21は、垂直に配置され、ヨーク22は垂下して
その先端22aが偏心測定用ピンクアンプ収納ボックス
13の下端から僅かに突出しており、当該先端22aに
ハブ2を水平に吸着可能とされている。即ち、ヨーク2
2はハブ固定バーとして使用される。トラッキング装置
24は、ビ。
クアップ25と、ピックアップ25を駆動するアクチュ
エータ26と、アクチュエータ26を制御する制御回路
27(第3図)等により構成されている。アクチュエー
タ26は、後述するようにグルーブ追尾時にピックアッ
プ25の半径方向の変位を検出する変位センサ及び自動
追尾機構、自動焦点機構(何れも図示せず)を内蔵して
いる。紫外線照射装置(UV光源部という)28は、紫
外線を伝送するためのオプティカルファイバと、当該伝
送された紫外線を収束する集光レンズ(共に図示せず)
とを備えている。この紫外線照射装置28はTi磁石2
1のヨーク22の回りに例えば、120’の間隔で3個
配設されており、電磁石21のヨーク22の先端22a
に吸着されたハブの上面周縁に3箇所から紫外線をスポ
ット的に照射するようになっている。
X −Y 移動ステージ14はX軸駆動モータ30と、
Y軸駆動モータ31(第2図)とにより基台11上を水
平に、X、Y軸方向に自在に移動可能とされている。こ
れらのモータ30,31はパルスモータにより構成され
ており、極めて高精度にX−Y移動ステージ14を移動
することができる。
このx−Y移動ステージ14上にはスピンドル回転部1
5が載置されており、当該スピンドル回転部15上には
ターンテーブル35が水平に配設されている。このター
ンテーブル35は、スピンドル回転部15内に内蔵され
ている駆動モータにより回転される。また、ターンテー
ブル35の一側には、当該ターンテーブル35の回転を
検出するためのエンコーダ36が配設されている。更に
、ターンテーブル35は、上面に載置された光ディスク
1を吸着保持するためのエア吸着機構(図示せず)を備
えている。
光デイスク供給機構16は、上部に開口する光デイスク
収納ケース40を備えており、当該ケース40内に所定
枚数の光ディスクlを積み重ねた状態で収納する。また
、ハブ供給機構17はハブを収納するための収納筒42
とンユータ43とを備え、収納筒42は上端が開口し、
当該開口端からハブを供給され、所定枚数積み重ねられ
た状態で収納する。シュータ43は収納筒42内のハブ
を最下位のものからガイド44に押し出す。
ハブ・ディスク供給機構18は、ロータ45と、当該ロ
ータ45の一側面に水平に固着されたアーム46と、当
該アーム46の先端に配設されたハブ・ディスク取出部
47とにより構成されている。
ハブ・ディスク取出部47の底面には光ディスク1を保
持するための2本のエア吸着用のノズル48.48が所
定の間隔で垂下、且つ上下方向に伸縮可能に配設されて
おり、上面にはハブ取出用のガイド49が設けられてい
る。尚、これらのノズル48.4日は図示しないエア吸
引系に接続されている。
ロータ45は図示しない駆動機構により水平に回転可能
とされており、第1図に示す停止位置においては、ハブ
・ディスク取出部47の底面が光デイスク収納ケース4
0に臨み、上面がハブ供給機構17のガイド44に臨ん
でおり、収納ケース40からは光ディスクを、ガイド4
4からはハブを取出可能とされている。また、当該停止
位置から90’旋回した位置において、ハブ・ディスク
取出部47は、底面がターンテーブル35の上方に位置
し、上面のガイド49が電磁石21(第2図)のヨーク
22の先端22aの下方に僅かの間隔で離隔対向する。
また、接着剤塗布機構(図示せず)はZ軸移動ステージ
ボックス12に配設されており、ターンテーブル35上
に載置されてグル′−ブの回転中心測定の終了後、当該
光ディスクとハブとの当接面に紫外線により硬化する接
着剤を塗布する。この接着剤塗布機構は、ターンテーブ
ル35の回りに紫外線照射袋22Bと対応して120°
の間隔で3個配置されており、光ディスク1のハブ2と
の当接面の3箇所に紫外線により硬化する接着剤を塗布
する。この接着剤塗布機構と紫外線照射装置28とによ
り接着手段が構成される。
制御装置50(第3図)は、コンピュータを内蔵してお
り、トラッキング装置24のアクチュエータ26の変位
センサ、エンコーダ36から入力される各信号により光
ディスク1の回転中心に対するグルーブの回転中心の偏
心量を算出し、当該偏心量に応じてx−Y移動ステージ
14を移動させる。及び前記各機構を所定のシーケンス
で駆動して光ディスク1の中央にハブ2を固着する。こ
の制御装置50は当該取出装置10の外部に配置されて
いる。
以下に、第3図に示すフローダイヤグラムを参照しつつ
作用を説明する。
先ず、最初にハブ・ディスク供給機構18は、第1図に
示す位置において、ハブ・ディスク取出部47のノズル
48.48が伸長して垂下し、光デイスク収納ケース4
0内に収納されている光ディスクを吸着し、再び図示の
ように短縮して収納ケース40から1枚の光ディスク1
を取り出す。
同時にシュータ43がハブ収納筒42からガイド44に
ハブを1枚送り出し、ハブ・ディスク取出部47のガイ
ド49に供給する。次いで、ハブ・ディスク供給機構1
8が90°回転して支持部47をターンテーブル35の
上方に移動させた後、ノズル48.4Bを伸長させて垂
下させ、ターンテーブル35上に光ディスク1を2点鎖
線で示すように載置する。
光ディスク1が当該ターンテーブル35に載置されると
エア吸着機構が作動して、当該ターンテーブル35に光
ディスクlを吸着固定する。同時に、電(1石21が付
勢されてヨーク22が磁化され、その先端22aがハブ
2(第6図)の鉄板3を吸着固定する。このとき、ハブ
2は、軸孔3aの中心がヨーク22の軸心と合致して吸
着保持される。この後、ハブ・ディスク供給1tfit
sは、90°反転して実線の位置に戻り次の光ディスク
及びハブを取り出す。
次いで、ターンテーブル35が、スピンドル回転部15
により回転されると共にトラッキング装置24が作動を
開始する。トラッキング装置24は、ピンクアップ25
により光ディスクlの上面に形成されているグルーブを
トラッキング即ち、グルーブ(レーザ光案内溝)をレー
ザ光によりトレースして、当該レーザ光の反射光を明暗
信号として検出し、レーザ光が当該グルーブ上にあるか
否かを検出し、当該検出信号によりアクチュエータ26
の自動追尾機構を駆動して前記ピンクアップ25を制御
すると共に、自動焦点機構を作動させながらグルーブを
少なくとも1回転自動追尾する。
ところで、グルーブは第4図に細線で示すような理想的
なグルーブIに対して太線■で示すように半径方向に変
位している。尚、理想的なグルーブIは、グルーブが、
螺旋ではなく真円であると仮定して描いである。従って
、トラッキング装置24により実際のグルーブを自動追
尾する場合に、当該グルーブ■が理想的なグルーブIと
交差することとなり、ピンクアップ25は、当該理想的
なグルーブ■に対して半径方向に外方、内方に交互に揺
動運動をし、理想的なグルーブlを見掛は上横切る(ト
ラッキングエラー)ことになる、これをランアウトと称
している。一方、アクチュエータ26の変位センサは、
当該ピンクアンプ25の揺動運動即ち、半径方向の変位
に応じた電気信号を出力する。
制御装置50は、トラッキング装置24の前記変位セン
サからの入力信号、エンターダ36からの入力信号によ
り光ディスク1の1回転当たりのランアウト数を求め、
第5図に示すように当該光ディスク1の基準位置0°に
おける当該光ディスク1の回転中心OIからの当該グル
ーブの回転中心0□の偏心量δ(第4図)及び角度(偏
角)θを演算算出する。尚、このグルーブの偏心量δ及
び偏角θは、当該グルツブを1回転させたときの値から
算出してもよく、また、光ディスク1のどの位置におけ
るグルーブでもよい。更に、グルーブを多数回例えば、
グルーブの始端から終端までの全回転でもよい。
制御装置50は、算出した測定値に応じた駆動信号を出
力してX−Y移動ステージ14の各モータ30,31を
駆動して当該X−Y移動ステージ14を偏心量δだけ移
動させ、ハブ2の軸孔3aの回転中心O1に光ディスク
1のグルーブの回転中心o2を合致(第6図)させる。
次いで、接着剤塗布機構29(第3図)が作動して、第
6図に示す光ディスク1の孔1aの開口端面ICに接着
剤を塗布する。同時に偏心測定用ピンクアンプ収納ボッ
クス13が下降してハブ2の凸部4aを光ディスク1の
孔la内に嵌合させて下端面4Cを当該孔1aの端面I
Cに圧接させる。同時にこれらの圧接面の接着剤が塗布
された部分に、紫外線照射装置28(UV光源部)が紫
外線を照射して接着剤を硬化し、光ディスク1にハブ2
を強固に固着する。
このようにして、光ディスクlのグルーブの回転中心0
□に軸孔3aの回転中心O3を合致して ・ハブ2を固
着した後、電磁石21を消勢してハブ2の吸着を解除す
る。この後、図示しない搬出機構により当該ハブ取付装
置10から前記ハブを取り付けた光ディスク1を搬出す
る。
尚、上記実施例においては、紫外線照射装置と接着剤塗
布機構とを夫々120°の間隔で3個づつ使用した場合
について記述したが、これに限るものではなく、紫外線
照射装置と接着剤塗布機構とを夫々1個づつ使用し、タ
ーンテーブル35を回転させながら光ディスク1に接着
剤を塗布し、当該塗布した接着剤に紫外線を照射するよ
うにしてもよい。
更に、上記実施例においては、光ディスク1とハブ2と
の接着方法として、紫外線により硬化する接着剤と紫外
線照射装置とにより接着固定する場合について記述した
が、これに限るものではなく、接着剤を使用せずに光デ
ィスク1とハブ3との当接面に超音波を照射してこれら
両者を溶着固定する超音波接着方法を適用してもよい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、トラッキング装置
により前記光ディスクのグルーブを少なくとも1回転ト
ラッキングさせて当該グルーブの回転中心を測定するよ
うにしたので、前記グルーブの検出の分解能が向上し、
光ディスクの回転中心に対するグルーブの回転中心の偏
心位置を高精度に測定することが可能となる。しかも、
測定を容易、且つ迅速に行うことが可能となり、生産性
の向上を図ることができる。
また、X−Y移動ステージ上に配設され光ディスクを回
転させるターンテーブルと、当工亥ターンテーブルの上
方に垂直に上下動可能に配設されハブを支持する支持機
構と、前記ターンテーブルの上方に配設されて光ディス
クのグルーブを追尾して当該グルーブの半径方向の変位
を検出するトラッキング装置と、前記光ディスクとハブ
とを固着する接着手段と、トラッキング装置からの信号
によりグルーブの回転中心を測定し、前記x−Y移動ス
テージを駆動して前記グルーブの回転中心を前記ハブの
中心に合致させた後前記支持機構を下動させて光ディス
クの中央に前記ハブを当接させ、前記接着手段によりこ
れら両者を固着させる制御装置とを備え、光ディスクの
中央に、グルーブの回転中心をハブの中心に合致させて
固定するようにしたので、光ディスクへのハブの取り付
けを迅速に行うことが可能となり、作業性の向上及び生
産性の向上を図ることが可能となる。更に、グルーブの
偏心測定手段の構成が従来に比して簡単となり、ハブ取
付装置を安価にすることが可能となる等の優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光ディスクのハブ取付方法を実施
するための取付装置の一実施例を示す正面図、第2図は
第1図の取付装置の背面の要部を示す図、第3図は第1
図のハブ取付装置のブロックダイヤグラムを示す図、第
4図は光ディスクのグルーブの説明図、第5図は本発明
方法により測定した光ディスクの回転中心に対するグル
ーブの回転中心を示す図、第6図は光ディスクとハブと
の関係を示す要部断面図、第7図はハブを取付た従来の
光ディスクの平面図、第8図は第7図の側面図、第9図
は第8図の矢線IX−IXに沿う断面図、第10図は従
来の光ディスクのグルーブの回転中心を測定する方法を
示す図である。 1・・・光ディスク、2・・・ハブ、10・・・ハブ取
付装置、11・・・基台、12・・・Z軸移動ステージ
ボックス、13・・・偏心測定用ピックアップ収納ボッ
クス、14・・・X−Y移動ステージ、15・・・スピ
ンドル回転部、16・・・光デイスク供給機構、17・
・・ハブ供給機構、1日・・・ハブ・ディスク供給機構
、21・・・を磁石、22・・・ヨーク、24・・・ト
ランキング装置、2日・・・紫外線照射装置、35・・
・ターンテーブル、36・・・エンコーダ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光ディスクの回転中心に対するグルーブの回転中
    心を測定し、ハブの中心に当該グルーブの回転中心を合
    致させて前記光ディスクの中央に前記ハブを固定する光
    ディスクのハブの取付方法において、トラッキング装置
    により前記光ディスクのグルーブを少なくとも1回転ト
    ラッキングさせて当該グルーブの回転中心を測定するこ
    とを特徴とする光ディスクのハブの取付方法。
  2. (2)X−Y移動ステージ上に配設され光ディスクを回
    転させるターンテーブルと、当該ターンテーブルの上方
    に垂直に上下動可能に配設されハブを支持する支持機構
    と、前記ターンテーブルの上方に配設されて光ディスク
    のグルーブを追尾して当該グルーブの半径方向の変位を
    検出するトラッキング装置と、前記光ディスクとハブと
    を固着する接着手段と、トラッキング装置からの信号に
    よりグルーブの回転中心を測定し、前記X−Y移動ステ
    ージを駆動して前記グルーブの回転中心を前記ハブの中
    心に合致させた後前記支持機構を下動させて光ディスク
    の中央に前記ハブを当接させ、前記接着手段によりこれ
    ら両者を固着させる制御装置とを備えたことを特徴とす
    る光ディスクのハブの取付装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0271472A (ja) * 1988-09-06 1990-03-12 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 光ディスク基板とハブの接着方法
JPH0323863U (ja) * 1989-07-11 1991-03-12

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