JPH01302209A - 光ファイバー用カプラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は、たとえば光通信用に使用する光ファイバーを
接続するカブラに関する。

Ｂ、従来の技術 光通信用光ファイバーの接続は、光ファイバーの先端面
をつき合せ溶融接着することによって行う場合が多い、
この場合、コネクタによって光ファイバーの先端面をつ
き合せ固定する方法と、筒状スリーブの両端から光ファ
イバーを挿入し、接着剤で接着するなどの方式が採用さ
れている。

Ｃ１発明が解決しようとする課題 しかしながら、溶融接着は光ファイバーを一度溶かすた
めに微細部分とは言え高熱を使用する。

したがって、光ファイバー設置の環境によっては使用で
きない場合がある。また、石英系光ファイバーには使用
できても、プラスチック系光ファイバーには使用できな
い、また、溶融接着設備がフィールドで自由に取扱えな
いなどの不便がある。

コネクタや筒状スリーブを使用する方法は、光ファイバ
ーの芯を合せてつき合せる必要があるために、かなりの
精密加工部品が必要である上に加工公差により芯のずれ
た分だけ信号伝達損失が大きくなるなどの欠点を持って
いた。

９９課題を解決するための手段 一部切欠きを有するスリーブ、すなおち断面形状Ｃ形の
スリーブを形状記憶合金で製作し、これで光ファイバー
の結合を行う。

Ｅ８作用 スリーブは形状記憶合金で、温度によりその内径が変化
するので光ファイバーの挿通、把持固着が容易となる。

Ｆ、実施例 本発明が提供するカプラは、形状記憶合金により製作さ
れた中央部に直線性の有る内孔を持ち、かつ一部切欠き
を有す筒状をなすカプラで、断面Ｃ形状をなすスリーブ
である。そして光ファイバーの結合のなめには、その内
孔に両側から光ファイバーをほぼ筒の中央部で端面を接
するごとく挿入し、カプラを加熱することによって光フ
ァイバーを固定し、間怠性を持って光ファイバーを接続
できる点に特徴がある。

以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。

第一図は、光ファイバーの結合にこの発明のカプラを使
用している状態の断面を示しでる０図において光ファイ
バー１．１−は、先端面をフラットに加工し、カプラー
のスリーブ３に両側から挿入する。スリーブ３は形状記
憶合金で製作され、その断面は第３図に示すごとく一部
切欠きのある断面Ｃ形の管状形懲をなす、そして、この
スリーブ３は形状記憶合金にセットした温度に達すると
切欠き部を閉じるごとく変形する動きをする。−方、外
被スリーブ４は比較的硬質のプラスチックで熱収縮性を
持たせた材料により製作されている。

外被スリーブ４の内径はスリーブ３を保持し、光ファイ
バー１および１　の保護被覆２および２゜を収縮時、保
持するごとき内径に成形したものである。第１図のカブ
ラ全体をセット温度以上に加熱することにより、スリー
ブ３は変形して光ファイバー１．１−を固定し、外被ス
リーブ４は収縮してスリーブ３を固定すると同時に、光
ファイバー保護被覆２および２−を固定する。

第２図は、第１図■■°面図であり、第３図はスリーブ
３を斜視的に示す拡大図である。接続されたとき、カプ
ラ（スリーブ）３は付着された形となる。

Ｇ９発明の効果 本発明が提供するカプラは以上説明のとおりであるから
、形状記憶合金の変形温度および熱収縮チューブの収縮
温度を適当にセットすることにより、危険な環境（例え
ば防爆形電気機器を使用しなければならない場所）には
、その直線性さえ保っておれば、精密加工をほどこさな
くとも光ファイバーの接続損失を非常に少なくし、しか
もフィールドで簡単に接続作業を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のカプラによる光ファイバーの結合状態
を示す縦断面図、第２図は第１図ＩＩＩ［’′面図、第
３図はカプラ（スリーブ）を斜視的に示す拡大図である
。 １．１−・・・光ファイバー。 ２．２−・・・保護外被、３・・・カプラ（スリーブ）
。 ４・・・外被スリーブ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）一部切欠きを有し、かつ形状記憶合金により製作
   したスリーブであつて、光ファイバーを光軸を合せて接
   続するにあたり、スリーブを加熱することにより前記ス
   リーブの両端より挿入した光ファイバーを連結できるよ
   うにしたことを特徴とする光ファイバー用カプラ。