JPH01302002A - 液体燃料燃焼装置 - Google Patents
液体燃料燃焼装置Info
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- JPH01302002A JPH01302002A JP13330488A JP13330488A JPH01302002A JP H01302002 A JPH01302002 A JP H01302002A JP 13330488 A JP13330488 A JP 13330488A JP 13330488 A JP13330488 A JP 13330488A JP H01302002 A JPH01302002 A JP H01302002A
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Landscapes
- Spray-Type Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は灯油等の液体燃料を気化させて燃焼させる液体
燃料燃焼装置に関する。
燃料燃焼装置に関する。
従来の技術
従来の液体燃料燃焼装置は第2図に示す様な構成であり
、一般的に家庭用の温風機等に搭載されている。図にお
いて1はアルミニウム鋳物製の気化器であり上部にニク
ロム線を絶縁材と共にパイプに封入したシーズヒータ2
を鋳込んでいる。また、側面の開口部にはL型の空気管
3を取りつけてあり、その管の中心線近傍には燃料であ
る灯油を噴出する燃料ノズル4を空気管3の外部より気
化器内へ挿入している。気化器1の上面開口部には円筒
状のパンチング板で形成され、かつその外周に金網を巻
きつけ、さらに円筒の上部には蓋6を設けたバーナ5を
載せている。
、一般的に家庭用の温風機等に搭載されている。図にお
いて1はアルミニウム鋳物製の気化器であり上部にニク
ロム線を絶縁材と共にパイプに封入したシーズヒータ2
を鋳込んでいる。また、側面の開口部にはL型の空気管
3を取りつけてあり、その管の中心線近傍には燃料であ
る灯油を噴出する燃料ノズル4を空気管3の外部より気
化器内へ挿入している。気化器1の上面開口部には円筒
状のパンチング板で形成され、かつその外周に金網を巻
きつけ、さらに円筒の上部には蓋6を設けたバーナ5を
載せている。
上記構成においてはシーズヒータ2に通電するとまずこ
のヒータ2が発熱し、次に熱伝導により気化器1全体が
高温となる。図示していないが通常は制御回路によって
灯油の適切な蒸発温度約280°C付近に制御される。
のヒータ2が発熱し、次に熱伝導により気化器1全体が
高温となる。図示していないが通常は制御回路によって
灯油の適切な蒸発温度約280°C付近に制御される。
一方燃焼用空気は図示していないがファン等により加圧
され空気管3を経て気化器1内へ供給される。同時に燃
料ノズル4から噴出する灯油は液滴となって気化器1の
側面に衝突し、気化器1の表面で熱伝達により高温とな
り蒸発気化する。この気化ガスは燃焼用空気と混合しバ
ーナ5の内部へ導かれ最終的にバーナ5の金網より噴出
し燃焼する。
され空気管3を経て気化器1内へ供給される。同時に燃
料ノズル4から噴出する灯油は液滴となって気化器1の
側面に衝突し、気化器1の表面で熱伝達により高温とな
り蒸発気化する。この気化ガスは燃焼用空気と混合しバ
ーナ5の内部へ導かれ最終的にバーナ5の金網より噴出
し燃焼する。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上記構成では、まず気化器の熱容量が大き
いので設定すべき温度(例えば灯油では約280°C)
に上昇させるためにシーズヒータ2に通電開始後約2分
以上の時間を要していた。つまり燃焼装置の点火動作後
燃焼開始までが遅いという欠点があった。よって例えば
家庭用の温風機等にこの燃焼装置を搭載した場合、電源
スィッチをonしても2分以上待たなければ燃焼しない
ので、目的とする温風が発生せず室温の立ち上がりも遅
くなるという課題があった。
いので設定すべき温度(例えば灯油では約280°C)
に上昇させるためにシーズヒータ2に通電開始後約2分
以上の時間を要していた。つまり燃焼装置の点火動作後
燃焼開始までが遅いという欠点があった。よって例えば
家庭用の温風機等にこの燃焼装置を搭載した場合、電源
スィッチをonしても2分以上待たなければ燃焼しない
ので、目的とする温風が発生せず室温の立ち上がりも遅
くなるという課題があった。
本発明はかかる従来の課題を解決するもので、熱容量の
小さい燃焼用空気をヒータによって直接加熱して高温に
し、この空気中に燃料と水とを乳化させて噴射し、かつ
気化筒内に設けた誘電加熱機により乳化したエマルジョ
ンの主に水分を加熱することにより分解して更に微粒化
し燃料と空気の接触面積を拡大し気化時間を短縮するこ
とを目課題を解決する手段 人 このような課題を解決するためjこ本発明の液体燃料燃
焼装置では、2箇所に開口部を有する気化筒と、気化筒
の一方の開口部に設けた送風ファンと、この送風ファン
の下流側であってかつ気化筒内に設けたヒータと、ヒー
タの下流側に設けた燃料ノズルと、燃料ノズルとパイプ
で連結され燃料と水とを乳化する撹拌機と、燃料ノズル
の下流側であってかつ気化筒内に設けた誘電加熱機と、
気化筒の他の開口部に設けたバーナとから構成している
。
小さい燃焼用空気をヒータによって直接加熱して高温に
し、この空気中に燃料と水とを乳化させて噴射し、かつ
気化筒内に設けた誘電加熱機により乳化したエマルジョ
ンの主に水分を加熱することにより分解して更に微粒化
し燃料と空気の接触面積を拡大し気化時間を短縮するこ
とを目課題を解決する手段 人 このような課題を解決するためjこ本発明の液体燃料燃
焼装置では、2箇所に開口部を有する気化筒と、気化筒
の一方の開口部に設けた送風ファンと、この送風ファン
の下流側であってかつ気化筒内に設けたヒータと、ヒー
タの下流側に設けた燃料ノズルと、燃料ノズルとパイプ
で連結され燃料と水とを乳化する撹拌機と、燃料ノズル
の下流側であってかつ気化筒内に設けた誘電加熱機と、
気化筒の他の開口部に設けたバーナとから構成している
。
作 用
上記構成によって、熱容量の小さい燃焼用空気をヒータ
によって直接加熱して高温にし、この空気中に燃焼用空
気の流れの中に燃料と水とを撹拌機により乳化させて噴
射し、かつ気化筒内に設けた誘電加熱装置により主に水
分を加熱することにより乳化したエマルジョンを更に微
粒化し燃料と空気の接触面積を拡大し、空気から燃料へ
の熱伝達を促進して気化させる。さらにこの気化ガスと
空気とを混合させバーナへ導いて燃焼させる。
によって直接加熱して高温にし、この空気中に燃焼用空
気の流れの中に燃料と水とを撹拌機により乳化させて噴
射し、かつ気化筒内に設けた誘電加熱装置により主に水
分を加熱することにより乳化したエマルジョンを更に微
粒化し燃料と空気の接触面積を拡大し、空気から燃料へ
の熱伝達を促進して気化させる。さらにこの気化ガスと
空気とを混合させバーナへ導いて燃焼させる。
実施例
以下、本発明の実施例である灯油の燃焼装置を第1図の
添付図画に基づいて説明する。
添付図画に基づいて説明する。
図において7はステンレス製の気化筒であり、両端に開
口部7暑、7bを有している。この気化筒7の一方の開
口部7bには送風ファン8を設け、他の開口部7aには
バーナ5を載せている。送風ファン8とバーナ5の間の
気化筒内部にはヒータ9と燃料噴射ノズル4とをこの順
に設けている。
口部7暑、7bを有している。この気化筒7の一方の開
口部7bには送風ファン8を設け、他の開口部7aには
バーナ5を載せている。送風ファン8とバーナ5の間の
気化筒内部にはヒータ9と燃料噴射ノズル4とをこの順
に設けている。
ヒータ9は気化筒7に碍子10を固定して電気的な絶縁
を施し、ヒータの素線は空気流中に露出している。ヒー
タ9は気化筒7と直角に設置し空気の流れ方向とも直角
になっている。また燃料ノズル4は燃料を空気の流れと
同一の方向に噴射するよう先端を1字型にまげている。
を施し、ヒータの素線は空気流中に露出している。ヒー
タ9は気化筒7と直角に設置し空気の流れ方向とも直角
になっている。また燃料ノズル4は燃料を空気の流れと
同一の方向に噴射するよう先端を1字型にまげている。
気化筒1の外部には撹拌機11をもうけパイプによって
ノズル4と連結している。さらに燃料ノズルの下流側に
は誘電加熱機12と、またバーナ5は円筒状のパンチン
グ板で制作し、かつ外周に金網を巻きつけた2重構成で
ある。
ノズル4と連結している。さらに燃料ノズルの下流側に
は誘電加熱機12と、またバーナ5は円筒状のパンチン
グ板で制作し、かつ外周に金網を巻きつけた2重構成で
ある。
上記構成においてヒータ9に通電するとヒータ9は瞬時
に発熱し高温となる。同時に送風ファン8により加圧さ
れて気化筒7内を流れる空気と熱伝達し空気を加熱する
。空気温度は短時間Iこ温度上昇し、その温度が約28
0’Cになった時点で撹拌機11が動作して燃料と水と
を撹拌乳化しノズル4へ圧送する。ノズル4からは灯油
と水が一体となった微粒子であるエマルジョンが噴出す
ると同時に誘電加熱機12により主に水分が瞬時に加熱
されてこのエマルジョンが分解し更に微粒化されて高温
の空気流中で空気と直接に熱伝達し蒸発気化する。空気
温度が過熱すると気化筒1内で燃焼してしまうので、図
示していないが通常は制御回路によって灯油の適切な蒸
発温度280°C付近に制御される。さらにこの気化ガ
スは蒸発気化と同時に燃焼用空気と混合しバーナ5の内
部へ導かれ最終的にバーナ5の金網より噴出し燃焼する
。
に発熱し高温となる。同時に送風ファン8により加圧さ
れて気化筒7内を流れる空気と熱伝達し空気を加熱する
。空気温度は短時間Iこ温度上昇し、その温度が約28
0’Cになった時点で撹拌機11が動作して燃料と水と
を撹拌乳化しノズル4へ圧送する。ノズル4からは灯油
と水が一体となった微粒子であるエマルジョンが噴出す
ると同時に誘電加熱機12により主に水分が瞬時に加熱
されてこのエマルジョンが分解し更に微粒化されて高温
の空気流中で空気と直接に熱伝達し蒸発気化する。空気
温度が過熱すると気化筒1内で燃焼してしまうので、図
示していないが通常は制御回路によって灯油の適切な蒸
発温度280°C付近に制御される。さらにこの気化ガ
スは蒸発気化と同時に燃焼用空気と混合しバーナ5の内
部へ導かれ最終的にバーナ5の金網より噴出し燃焼する
。
上記のごとく気化筒7を加熱するのではなく熱容量の小
さい燃焼用空気をヒータ9により直接加熱し、さらにこ
の高温の空気1こよって灯油と水のエマルジョンの粒子
を加熱し蒸発気化させる。しかも誘電加熱機12により
主に水分が瞬時に加熱されてこのエマルジョンが分解し
更に微粒化されて高温空気との接触面積を拡大されるの
で短時間に灯油の気化ができる。よってこの液体燃料燃
焼装置を、例えば家庭用の温風機等に搭載した場合電源
スィッチをonLzだ後ごく短時間に燃焼を開始し、目
的とする温風が発生し室温の立ち玉がりも早(なるとい
う効果がある。
さい燃焼用空気をヒータ9により直接加熱し、さらにこ
の高温の空気1こよって灯油と水のエマルジョンの粒子
を加熱し蒸発気化させる。しかも誘電加熱機12により
主に水分が瞬時に加熱されてこのエマルジョンが分解し
更に微粒化されて高温空気との接触面積を拡大されるの
で短時間に灯油の気化ができる。よってこの液体燃料燃
焼装置を、例えば家庭用の温風機等に搭載した場合電源
スィッチをonLzだ後ごく短時間に燃焼を開始し、目
的とする温風が発生し室温の立ち玉がりも早(なるとい
う効果がある。
発明の効果
以上のように本発明の液体燃料燃焼装置によれば熱容量
の小さい燃焼用空気をヒータにより直接加熱し、さらに
この高温の空気によって灯油と水のエマルジョンの粒子
を加熱するので、すばやく蒸発気化させることができる
。しかも誘電加熱機により主に水分が瞬時に加熱されて
このエマルジョンが分解し更に微粒化されて高温空気と
の接触面積を拡大されるので従来の構成1こ比へ短時間
に灯油の気化ができ、すばやく燃焼を開始できる。
の小さい燃焼用空気をヒータにより直接加熱し、さらに
この高温の空気によって灯油と水のエマルジョンの粒子
を加熱するので、すばやく蒸発気化させることができる
。しかも誘電加熱機により主に水分が瞬時に加熱されて
このエマルジョンが分解し更に微粒化されて高温空気と
の接触面積を拡大されるので従来の構成1こ比へ短時間
に灯油の気化ができ、すばやく燃焼を開始できる。
第1図は本発明の一実施例における液体燃料燃焼装置の
一部断面図、第2図は従来の液体燃料燃焼装置の一部断
面図である。 4・・・・ノズル、5・・・・・バーナ、7・・・・・
気化筒、8・・・・・・送風ファン、9・・・・・・ヒ
ータ、11 ・・・・・撹拌機、12・・・・・・誘電
加熱機。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名5−
バーナ 7−・−気化間 8− ファン 9 −−− ヒ − タ 10−一得子 +1− 攬井魯 12− 詩電加館代 第1図 第2図 乙 5 / \ “ ■8
一部断面図、第2図は従来の液体燃料燃焼装置の一部断
面図である。 4・・・・ノズル、5・・・・・バーナ、7・・・・・
気化筒、8・・・・・・送風ファン、9・・・・・・ヒ
ータ、11 ・・・・・撹拌機、12・・・・・・誘電
加熱機。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名5−
バーナ 7−・−気化間 8− ファン 9 −−− ヒ − タ 10−一得子 +1− 攬井魯 12− 詩電加館代 第1図 第2図 乙 5 / \ “ ■8
Claims (1)
- 2箇所に開口部を有する気化筒と、前記気化筒の一方の
開口部に設けた送風ファンと、前記送風ファンの下流側
であってかつ前記気化筒内に設けたヒータと、前記ヒー
タの下流側に設けた燃料ノズルと、前記気化筒の外部に
設け燃料と水とを乳化し前記燃料ノズルとパイプで連結
した撹拌機と、前記燃料ノズルの下流側であってかつ前
記気化筒内に設けた誘電加熱機と、前記気化筒の他の開
口部に設けたバーナとからなる液体燃料燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13330488A JPH01302002A (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 液体燃料燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13330488A JPH01302002A (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 液体燃料燃焼装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01302002A true JPH01302002A (ja) | 1989-12-06 |
Family
ID=15101535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13330488A Pending JPH01302002A (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 液体燃料燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01302002A (ja) |
-
1988
- 1988-05-31 JP JP13330488A patent/JPH01302002A/ja active Pending
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