JPH01301945A - 内燃機関のノック制御装置 - Google Patents

内燃機関のノック制御装置

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Publication number
JPH01301945A
JPH01301945A JP17293488A JP17293488A JPH01301945A JP H01301945 A JPH01301945 A JP H01301945A JP 17293488 A JP17293488 A JP 17293488A JP 17293488 A JP17293488 A JP 17293488A JP H01301945 A JPH01301945 A JP H01301945A
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JP
Japan
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knock
signal
fail
determination
output
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Application number
JP17293488A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kamado
釜洞 孝一
Koji Sakakibara
榊原 浩二
Seiichiro Nishikawa
誠一郎 西川
Hiroshi Haraguchi
寛 原口
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は内燃機関に発生するノックを検出して、点火
時期、空燃比等のノックυ制御要因を制御するノック制
御I装置(ノックコントロールシステム)に関するもの
である。
[従来の技術及び課題] エンジンのノック制御]装置においては、ノック判定結
果(ノックの有無)とフェイル判定結果(フェイルの有
無)とを合成して1本の信号線で送出するものが特開昭
61−234273号公報により開示されているが、こ
のときのフェイル判定は新線検出である。このように、
断線若しくはショート時だけフェイル検出するものであ
ればフェイル検出時に合成後の出力がノック検出状態保
持となってもよい。ここで、ノックセンサ信号のレベル
検出まで行なう場合は、第9図に示すようにエンジンの
低回転域等のノックセンサ出力の小さい領域ではノック
センサ出力がフェイル判定レベルL sinよりも小さ
くなってしまうためノック判定は可能であるがフェイル
のレベル検出はノックセンサ故障のために出力が小さい
のか、低回転域のために出力が小さいのかの判定ができ
なかった。従って、特開昭56−77555号公報に開
示されているようにフェイル判定領域外ではフェイル判
定を無効にする必要がある。しかし、ノック判定結果と
フェイル判定結果を合成して1本の信号線で送出する装
置においては、かかる低回転域でフェイルを誤検出qて
しまい、結果として、ノック判定においてノック有りと
判定されるために正常なノック検出ができないという問
題があった。
この発明の目的は、ノック検出結果とフェイル検出結果
を合成して1本の信号線で送出でき、かつ、低回転域等
のフェイル判定領域外での正常なノック検出が可能とな
る内燃機関のノック制御装置を提供することにある。
[T!R題を解決するための手段] 第1の発明は、第1図に示すように、内燃機関Mlに発
生するノックを検出するためのノックセンサM2と、そ
のノックセンサ信号を同ノックセンサ信号にて作成され
るノック判定レベルと比較してノックの有無を判定しそ
のノック判定結果を送出するノック判定手段M3と、ノ
ックセンサ信号あるいはノックセンサ信号に応じた信号
をフェイル判定レベルと比較することにより上記ノック
判定系のフェイルの有無を判定してそのフェイル判定結
果を送出するフェイル判定手段M4と、前記ノック判定
手段M3の出力とフェイル判定手段M4の出力とを合成
して1本の信号線に送出する合成手段M5と、内燃機関
M1の運転状態を検出する運転状態検出手段M6と、前
記運転状態検出手段M6により内燃機関M1がフェイル
判定領域外にあるときに前記フェイル判定手段M4によ
る判定結果を無効にするとともに、その他のときに前記
信号線からの合成信号の内容に応じてノック制御要因を
調整する調整手段M7とを備えた内燃機関のノック制御
装置において、 ノックセンサ信号が前記ノック判定レベルより大きくな
ったとき、又は、ノックセンサ信号あるいはノックセン
サ信号に応じた信号が前記フェイル判定レベルより大き
くなったときにフェイル判定手段M4の出力信号をリセ
ットするリセット手段M8と、前記信号線からの合成信
号を入力して異なった時期に同信号の内容を読み出すこ
とによりノック判定手段M3の出力とフェイル判定手段
M4の出力の内容を検知して前記調整手段M7に出力す
る信号読出手段M9と、前記運転状態検出手段M6によ
り内燃機f30M1がフェイル判定領域外にあるときに
前記信号読出手段M9がフェイル判定手段M4の出力内
容を読み出した結果、フェイル有りと判断したときノッ
ク判定手段M3による判定処理をノック無しとみなすノ
ック判定無効手段MIOとを備えた内燃機関のノック制
御ill装置をその要旨とする。
第2の発明は、第2図に示すように、内燃Fj1rRM
11に発生するノックを検出するためのノックセンサM
12と、そのノックセンサ信号を同ノックセンサ信号に
て作成されるノック判定レベルと比較してノックの有無
を判定しそのノック判定結果を送出するノック判定手段
M13と、ノックセンサ信号あるいはノックセンサ信号
に応じた信号をフェイル判定レベルと比較することによ
り上記ノック判定系のフェイルの有無を判定してそのフ
ェイル判定結果を送出するフェイル判定手段M14と、
前記ノック判定手段M13の出力とフェイル判定手段M
14の出力とを合成して1本の信号線に送出する合成手
段M15と、内燃機関M11の運転状態を検出する運転
状態検出手段M16と、前記運転状態検出手段M16に
より内燃機関M11がフェイル判定領域外にあるときに
前記フェイル判定手段M14による判定結果を無効にす
るとともに、その他のときに前記信号線からの合成信号
の内容に応じてノック制御要因を調整する調整手段M1
7とを備えた内燃機関のノック制御装置において、 前記ノック判定手段M13のノック判定結果とフェイル
判定手段M14のフェイル判定結果を互いに異なったタ
イミングで送出させる信号出力制御手段M18と、ノッ
クセンサ信号が前記ノック判定レベルより大きくなった
とき、又は、ノックセンサ信号あるいはノックセンサ信
号に応じた信号が前記フェイル判定レベルより大きくな
ったときにフェイル判定手段M14の出力信号をリセッ
トするリセット手段M19と、前記信号線からの合成信
号を入力して異なった時期に同信号の内容を読み出すこ
とによりノック判定手段M13の出力とフェイル判定手
段M14の出力の内容を検知して前記調整手段M17に
出力する信号読出手段M20とを備えた内燃機関のノッ
クυ制御装置をその要旨とするものである。
[作用] 第1の発明は、リセット手段M8はノックセンサ信号が
ノック判定レベルより大きくなったとき1、又は、ノッ
クセンサ信号あるいはノックセンサ信号に応じた信号が
フェイル判定レベルより大きくなったとき、即ち、ノッ
クセンサ出力の小さなフェイル判定領域外においてもノ
ック判定可能な状態になるとフェイル判定手段M4の出
力信号をすセットする。又、信号読出手段M9は信号線
からの合成信号を入力して異なった時期に同信号の内容
を読み出すことによりノック判定手段M3の出力とフェ
イル判定手段M4の出力の内容を検知して調整手段M7
に出力し、ノック判定無効手段M10は運転状態検出手
段M6により内燃機関M1がフェイル判定領域外にある
ときに前記信号読出手段M9がフェイル判定手段M4の
出力内容を読み出した結果、フェイル有りと判断したと
きノック判定手段M3による判定処理をノック無しとみ
なす。その結果、フェイル判定領域外にあるとぎにノッ
クIIIIl]要因を調整する調整手段M7による誤っ
たノック制御が回避される。
第2の発明は、リセット手段M19はノックセンサ信号
がノック判定レベルより大きくなったとき、又は、ノッ
クセンサ信号あるいはノックセンサ信号に応じた信号が
フェイル判定レベルより大きくなったとき、即ち、ノッ
クセンザ出力の小さなフェイル判定領域外においてもノ
ック判定可能な状態になるとフェイル判定手段M14の
出力信号をリセットする。又、信号出力制御手段M18
はノック判定手段M13のノック判定結果とフェイル判
定手段M14のフェイル判定結果を互いに賃なったタイ
ミングで送出させ、信号読出手段M20は信号線からの
合成信号を入力して異なった時期に同信号の内容を読み
出すことによりノック判定手段M13の出力とフェイル
判定手段M14の出力の内容を検知して調整手段M17
に出力する。その結果、フェイル判定領域外にあるとき
にノック制御要因を調整する調整手段M17による誤っ
たノック制御が回避される。
[第1実施例] 以下、この発明を具体化した第1実施例を図面に従って
説明する。
第3図に示すように、ノックセンサ1はエンジンE9の
シリンダブロック等に設置され、同エンジンE(lのノ
ックによる撮動を検出する。入力処理回路2はそのノッ
クセンサ信号を入力して同ノックセンサ信号を特定周波
数帯域だけ通過ぎVノック特有の信号のみを取出すとと
もに、増幅等の処理を行い第4図中の(b)に示す信号
を出力する。
調整手段、信号読出手段及びノック判定無効手段として
のマイクロコンピュータ(以下、MPUという)3は第
4図中の(a)に示すノック判定区間信号をノックの有
無を判定するノック判定手段としてのノック判定処理回
路4及びフェイルの有無を判定するフェイル判定手段と
してのフェイル判定処理回路5に出力する。
ノック判定処理回路4は前記入力処理回路2がらノック
センサ信号を入力して前記ノック判定区間信号によるそ
のノック判定期間でのノックセンサ信号の平均値を求め
るとともに、その平均値を定数倍してノック判定レベル
Lkを作成する。さらに、同ノック判定処理回路4はノ
ック判定期間でノックセンサ信号とノック判定レベルL
kとを比較して第4図中の(c)、(d)に示すように
ノックセンサ信号がノック判定レベルLkを越えるたび
に発生するパルス信号数を積鈴する。そして、ノック判
定処理回路4はその積算値が所定値La以上になるとノ
ック有りと判断して第4図中の(e)に示すハイレベル
のノック判定信号を送出するとともに、ノック判定区間
信号の立下りにてそのノック判定信号をリセットする。
尚、このノック判定処理回路4で作成されるノック判定
レベルLkは後記するフェイル判定レベルl minよ
り小さくならないようになっている。
フェイル判定処理回路5は前記入力処理回路2からノッ
クセンサ信号を入力して第4図中の(b)に示すように
その信号と予め設定されたフェイル判定レベルL 1n
とを比較し、ノックセンサ信号がフェイル判定レベルL
 minより小さい状態が所定点火サイクル連続したと
きにはフェイル有りとして第4図中の(f)に示すハイ
レベルのフェイル判定信号を送出する。
又、リセット手段としてのフェイル判定リセット回路6
は前記ノック判定処理回路4のノック判定信号(第4図
の(e))を入力してその立上がりにて前記フェイル判
定処理回路5にリセット信号を出力してフェイル判定を
解除させるべく第4図の(f)に示すように立上がって
いる(ハイレベルとなっている)フェイル判定信号を立
下げる(リセットする)。
合成手段としてのオア回路7の一方の入力端子には前記
ノック判定処理回路4が接続されるとともに他方の入力
端子には前記フェイル判定処理回路5が接続され、さら
に、オア回路7の出力端子は1本の信号線8にて前記M
PU3に接続されている。そして、同オア回路7はノッ
ク判定処理回路4のノック判定信号とフェイル判定処理
回路5のフェイル判定信号を入力して両信号を合成して
第4図の(g)に示す合成信号を前記信号線8を介して
MPU3に送出する。
前記MPU3は第4図の(a>、(h)に示すようにノ
ック判定区間信号の立下りに対しtoだけ遅いタイミン
グをフェイル読出タイミング(第4図の(h)で゛マ°
′と表示)とするとともに、ノック判定区間信号の立下
がりに対してtoだけ早いタイミングをノック読出タイ
ミング(第4図の(h)で“″′と表示)としている。
このフェイル読出タイミングはオア回路7からの合成信
号からフェイルの有無を読み出すためのタイミングであ
り、ノック読出タイミングは同じく合成信号からノック
の有無を読み出すためのタイミングである。そして、M
PLJ3はオア回路7からの合成信号を入力してそのノ
ック読出タイミングでのノック判定結果に応じて調整手
段としての点火時期制御装置9を制御して所定量の点火
時期の進遅角制御を行い、又、フェイル判定領域内にお
いてフェイル読出タイミングでフェイル有りと判断する
とノック判定にかかわらず前述した点火時期の進遅角制
御は行なわず通常の点火時期制御よりも所定量遅角する
運転状態検出手段としてのエンジン回転数センサ10は
エンジンEoの回転数を検出してその検出信号をMPL
I3に出力する。MPU3は同センサ10からの信号に
て現在のエンジン回転数Nを検知(るとともに、第9図
に示すようにその回転数Nがノックセンサ1のフェイル
判定のためのフェイル判定レベルL itnに対応する
回転数N min以上か未満かを判定している。
次に、このように構成した内燃1111[lのノック制
御装置の作用を説明する。
まず、ノックセンサ1はエンジンEgの振動を検出して
そのノックセンサ1の信号が入力処理回路2を介してノ
ック判定処理回路4とフェイル判定処理回路5に出力さ
れる。そして、ノック判定処理回路4にてノックの判定
が行なわれるとともにフェイル判定処理回路5にてフェ
イルの判定が行なわれ、ノック判定処理回路4からのノ
ック判定信号とフェイル判定処理回路5からのフェイル
判定信号とがオア回路7にて合成されて信号線8を介し
てMPU3に出力される。この際、エンジン回転数Nが
低くノックセンサ1の信号出力がフェイル判定領域から
外れると(ノックセンサ信号がフェイル判定レベル1−
Nn以下となると)フェイル判定処理回路5からハイレ
ベルのフェイル判定信号が出力されるが、そのフェイル
判定信号はノックが発生するとノック判定処理回路4の
ノック判定信号の立上がりを検知しているフェイル判定
リセット回路6にてリセットされる(第4図の(e)、
(f)参照)。即ち、フェイル判定リセット回路6はハ
イレベルのノック判定信号の出力にてノックセンサ信号
がノックを判定するに充分な出力になったと判断してフ
ェイル判定を解除する。
MPU3は常時第5図に示すルーチンを実行している。
まず、MPU3は第4図の(h)で示すノック読出タイ
ミングでノック有りかどうか判断したのち(ステップ1
)、第4図の(h)でのrAJ及びrBJに示すように
ノック有りと判断したら、ステップ2でノック判定フラ
グをセットし、「C」に示すようにノック無しと判断し
たらステップ3でノック判定フラグをリレットする。
次に、エンジン回転数センサ10の検出信号に基づいて
その時々の回転数Nを検知してフェイル判定領域内(N
≧Nm1n)か否かを判定する(ステップ4)。そして
、MPU3はフェイル判定領域外(N<Nm1n)のと
きは第4図の(h)T−示すフェイル読出タイミングで
フェイル有りかどうか判断したのち(ステップ5)、第
4図の(h)でのrBJ及びrCJに示すようにフェイ
ル無しならばステップ6でノック判定フラグに基づいて
フラグがセットされていれば遅角mを設定し、フラグが
リセットされていれば進角量を設定し、ステップ7で点
火時期制御を行なう。ここで、進角量を設定するときに
デイレイタイムをおいてもよい。
又、MPU3は前記ステップ5において第4図の(h)
でrAJに示すようにフェイル有りならばステップ8′
cノック判定フラグをリセットしてからステップ6のノ
ック判定処理へ進む。即ち、MPLI3はフェイル有り
と判断するとノック無しとみなし、エンジンEgの点火
時期の遅角IIIIJtllは行なわない(進角制御は
行なう)。
MPLJ3は前記ステップ4においてフェイル判定領域
内(N≧Nm1n)と判断すると、フェイル読出タイミ
ングでオア回路7の出力信号のレベルを判定してハイレ
ベルであればフェイル有りと判断して(ステップ9)、
ステップ10で予め設定された遅角量を設定し、ノック
判定処理を行なわずステップ7へ進み、通常の点火時期
よりも遅角側の制御を行なう。又、ステップ9でフェイ
ル無しならばステップ6でノック判定フラグに基づいて
ノック判定処理をし、その結果によりステップ7の点火
時期制御を行なう。
このようにしてMPU3は、ステップ4でのエンジンE
oの回転数の検知にてフェイル判定領域の内外を判断し
てフェイル判定領域内ならばステップ9,10.6.7
でのフェイル判定処理・ノック判定処理・点火時期制御
を行なう。又、MPU3はフェイル判定領域外の低回転
域のときにフェイル判定処理回路5による判定結果を無
効、即ち、何らフェイル判定結果の読み出し及びそのフ
ェイル判定処理を行なわない。又、MPU3は同じくス
テップ4にてフェイル判定領域外のときにステップ5に
てフェイル有りと判断すると、ノック判定フラグをリセ
ットしノック無しとみなしてステップ6.7のノック判
定処理・点火時期制御を行い、ノック判定による遅角制
御を行なわず、又、ステップ5にてフェイル無しのとき
にはノック判定フラグに基づいてステップ6.7のノッ
ク判定処理・点火時期制御を実行してい(。即ち、第4
図の(h)に示すrAJではフェイル有りなのでノック
無しとみなされるため誤遅角が防IFされ、「B」では
フェイル判定リセット回路6によりフェイル判定信号が
リセットされていてフェイル読出タイミングでフェイル
無しなので正常にノックの有無が判定でき、rCJでも
フェイル読出タイミングでフェイル無しなので正常にノ
ック無しと判定できる。
このように本実施例の内燃機関のノック制御装置におい
ては、ノックセンサ出力の小さなフェイル判定領域外に
おいて、フェイル判定リセット回路6はノックセンサ信
号がノック判定レベルより大きくなったときに出力され
るノック判定信号の立上がりにてノックセンサ信号がノ
ック判定できる程に出力が大ぎくなったとしてフェイル
判定処  。
理回路5のフェイル判定信号をリセットするので、 1
フ工イル判定領域外においてもノック判定可能な  ノ
状態にできる。又、MPU3のフェイル読出タイミンク
及びノック読出タイミングをノック判定区間信号の立下
がりの前後にtoだけズラすとともに、エンジンEgの
回転数の検知にてフェイル判定領域の内外を判断しフェ
イル判定領域外のときにフェイル読出タイミングにてフ
ェイル有りと判断するとノック判定処理をノック無しと
みなすことにより誤った点火時期制御を防止できる。又
、ノック判定結果とフェイル判定結果を合成して1本の
信号線で送出する本装置において、フェイル読出タイミ
ングにてフェイル無しと判断したときノック読出タイミ
ングにてノックの有無を検出でき、フェイル判定領域外
(低回転域〉でのノック検出を行なうことができる。
尚、この発明は上記実施例に限定されることはなく、上
記実施例ではフェイル判定処理回路5のフェイル判定信
号のリセットは、ノックセンサ信号がノック判定レベル
より大きな状態が所定回数になったときに出力されるノ
ック判定信号の立上がりにて行なったが、他にも、例え
ば第4図中の(C)のノックセンサ信号がノック判定レ
ベルLkを越えたときの最初のパルス信号りをフェイル
判定リセット回路6に取出して、フェイル判定処理回路
5のフェイル判定信号をリセットするようにしてもよい
。又、フェイル判定信号のリセットは、ノックセンサ出
力が低下することによりノック判定レベルLk  (即
ち、ノックセンサ信号に応じた信号)もフェイル判定レ
ベルL1nと等しい値まで低下するが、この状態からノ
ックセンサ出力が大ぎくなリノック判定レベルLk  
(ノックセンサ信号に応じた信号)がフェイル判定レベ
ルL1nより大きくなったときにノック判定できる程に
ノックセンサ出力が大きくなったと判断してフェイル判
定信号をリセットするようにしてもよい。
ざらに、フェイル判定信号のリセットは、ノックセンサ
信号がフェイル判定レベル1 akinより大きくなっ
たとき行なってもよい。
又、上記実施例ではノックセンサ信号とフェイル判定レ
ベルL minとを比較してフェイル判定するノック制
御1装置に具体化したが、ノックセンサ信号に応じた信
号(例えば、前述したノック判定レベル、平均値、なま
した値等)とフェイル判定レベルを比較することにより
フェイル判定するノック制a装置に応用してもよく、こ
の場合、フェイル判定信号のリセットは、そのノックセ
ンサ信号に応じた信@(ノック判定レベル、平均値、な
ました値等)がフェイル判定レベル11nより大きくな
ったときにノック判定できる程にノックセンサ出力が大
きくなったと判断してフェイル判定信号をリセットする
ようにしてもよい。
さらに、上記実施例においでは、エンジン回転数センサ
10にて低回転域がフェイル判定領域外であると判定し
たが、他にも例えば、吸気用圧力センサあるいは吸気量
を計るエアフローメータを用いてエンジンの負荷状態を
検出して、エンジンが軽負荷域のときにフェイル判定領
域外であると判定するようにしてもよい。
さらには、上記実施例ではノック検出にて点火時期を制
御する場合について説明したが、他にも空燃比等の伯の
ノック制御要因を制御するノック制御装置に具体化して
もよい。
[第2実施例] 次に、この発明の第2実施例を説明する。
前記第1実施例ではオア回路7に対し信号読出側におい
てエンジンFgの運転状態を検知しフェイル判定領域外
にあるときにその読み出した結果フェイル有りと判断し
たときノック判定をノック無しとみなすことによりフェ
イル判定領域外(エンジンEOの低回転域)で正常なノ
ック検出(誤った点火時期制御の防止)を行なうもので
あったが、この第2実施例はオア回路7に対しノック及
びフェイル判定側においてそのオア回路7へのノック判
定信号とフェイル判定信号を互いに異なったタイミング
で出力させることによりフェイル判定領域外ぐ正常なノ
ック検出(誤った点火時期制御の防止)を行なうもので
ある。
第6図に本実施例の具体的構成を示す。この第6図にお
いて、上記第1実施例と同一の構成を成すものについて
は同一符号を付すことによりその詳細な説明を省略する
。ただし、MPU3の動作については、後述するように
上記第1実施例とは異なっている。
本実施例では、フェイル判定処理回路5の信号出力線が
アンド回路11の一方の入力端子に接続されるとともに
、アンド回路11の他方の入力端子はインバータ12を
介してノック判定区間信号線に接続され、さらに、アン
ド回路11の出力端子がオア回路7に接続されている。
本実施例においては、信号出力制御手段をノック判定処
理回路4とフェイル判定処理回路5とMPIJ3とアン
ド回路11とインバータ12とにより構成している。
この第2実施例の内燃機関のノック制御装置の作用を第
7図に基づいて説明する。尚、この第7図において時刻
t1においてフェイル(例えば、断線)が発生している
第7図の(b)に示すように、フェイル判定処理回路5
はノックセンサ信号とフェイル判定レベル11linと
を比較し、ノックセンサ信号がフェイル判定レベルL 
minより小さいと、第7図の(f)で−点鎖線で示す
タイミングでフェイル有りと判定し、アンド回路11に
立上がったフェイル判定信号を出力する。一方、インバ
ータ12により第7図の(a)で示すノック判定区間信
号が立下っているときにアンド回路11の一方の端子に
は立上っている信号が出力される。従って、アンド回路
11からオア回路7への信号出力は、立上がったフェイ
ル判定信号を入力し、かつノック判定区間信号が立下っ
ているときにのみ第7図の(f)で実線で示すフェイル
判定信号が出力される。即ち、ノック判定処理回路4に
おいてノック判定区間信号の立上がりから立下がりまで
にi1力されるノック判定信号の出力期間と重ならない
タイミングでフェイル判定信号を出力する(ハイレベル
とする)。つまり、アンド回路11からはノック判定信
号とは異なったタイミングでフェイル判定信号が出力さ
れる。
さらに、MPLJ3の処理を第8図に基づいて説明する
まず、MPU3は第7図の(h)で示すノック読出タイ
ミングでノック有りかどうか判断したのち(ステップ1
0)、第7図の(h)での「E」で示すようにノック有
りと判断したらステップ11でノック判定フラグをセッ
トし、第7図の(h)でのrFJで示すようにノック無
しと判断したらステップ12でノック判定フラグをリセ
ットする。
次に、M l) LJ 3はエンジン回転数センサ10
の検出信号に基づいてその時々の回転数Nを検知してフ
ェイル判定領域内(N≧Nm1n)か否かを判定する(
ステップ13)。そして、MPU3はフェイル判定領域
外(N<Nm1n)のときはステップ14でノック判定
フラグに基づいてフラグがセットされていれば進角量を
設定し、フラグがリセットされていれば進角量を設定し
、ステップ15で点火時期制御を行なう。
MPU3は前記ステップ13においてフェイル判定領域
内(N≧Nm1n)と判断すると、第7図の(h>での
フェイル読出タイミングでオア回路7の出力信号のレベ
ルを判定して(ステップ16)ハイレベルであればフェ
イル有りと判断して、ステップ17で予め設定された進
角量を設定し、ステップ15で通常の点火時期よりも遅
角側の制御を行なう。又、MPtJ3はステップ16で
フェイル無しならばステップ14でノック判定フラグに
基づいてノック判定処理をし、その結果によりステップ
15の点火時期制御を行なう。
ここで、フェイル判定信号は第7図の(f)で−点鎖線
で示すようにフェイル判定後ただちに出力すると、ノッ
ク判定信号との合成後の出力は第7図のl)での−点鎖
線で示すようになり第6図の(h)でrFJに示すノッ
ク読出タイミングでのノック判定結果がフェイル判定に
よるものかノック判定によるものか区別できない。しか
し、この第2実施例のアンド回路11とインバータ12
とMPU3の出力するノック判定区間信号により、第7
図の(f)で実線で示すようにノック判定結果とフェイ
ル判定結果が互いに異なったタイミングでオア回路7に
出力され第7図の((J)で実線で示す合成信号がオア
回路7から出力されるとともに、MPU3のフェイル読
出タイミング及びノック読出タイミングをノック判定区
間信号の立下がりの前接にtoだけズラしたので、常に
ノック判定及びフェイル判定読出タイミングにおいてそ
れぞれ独立に検出することができる。さらに、詳しい説
明は省略したが、この第2実施例でも前記第1実施例と
同様にフェイル判定リセット回路6によりノックセンサ
信号がノック判定レベルより大きくなったときに出力さ
れるノック判定信号の立上がりにてノックセンサ信号が
ノック判定できる程に出力が大きくなったとしてフェイ
ル判定処理回路5のフェイル判定信号をリセットするの
で、エンジンEgが低回転域になることによりノックセ
ンサ信号の出力が低下し再びフェイル判定領域内に復帰
した際にもフェイル判定可能な状態にできる。
又、本第2実施例に43いては第1実施例で記述した他
の態様(フェイル判定、リセット動作)で実施してもよ
〜へ〇 [発明の効果1 以上詳述したように、ノック検出結果とフェイル検出結
果を合成して1本のイ古号線で送出でき、かつ、フェイ
ル判定u外での正常なノック検出が可能と覆ることがで
きる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の構成を示ずブロック図、第2図は
第2の発明の構成を示すブロック図、第3図は第1実施
例の内燃機関のノック制御装置の電気回路図、第4図は
第1実施例の処理信号の波形を示すタイムチャート、第
5図は第1実施例の作用を説明するためのフローチャー
ト、第6図は第2実施例の内燃機関のノック制御装置の
電気回路図、第7図は第2実施例の処理信号の波形を示
すタイムチャート、第8図は第2実施例の作用を説明す
るためのフローチャート、第9図はエンジン回転数とノ
ックセンサ出力との関係を示す図である。 Mlは内燃機関、M2はノックセンサ、M3はノック判
定手段、M4はフェイル判定手段、M5は合成手段、M
6は運転状態検出手段、Mlは調整手段、M8はリセッ
ト手段、M9は信号読出手段、MIOはノック判定無効
手段、Mllは内燃機関、Ml2はノックセンサ、Ml
3はノック判定手段、Ml4はフェイル判定手段、Ml
5は合成手段、Ml6は運転状態検出手段、Ml7は調
整手段、Ml8は信号出力制御手段、Ml9はリセット
手段、M2Oは信号読出手段。 特許出願人   日本電装 株式会社 代 埋 人   弁理士 恩「1  博官エンジン回転
数N

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内燃機関に発生するノックを検出するためのノック
    センサと、 そのノックセンサ信号を同ノックセンサ信号にて作成さ
    れるノック判定レベルと比較してノックの有無を判定し
    そのノック判定結果を送出するノック判定手段と、 ノックセンサ信号あるいはノックセンサ信号に応じた信
    号をフェイル判定レベルと比較することにより上記ノッ
    ク判定系のフェイルの有無を判定してそのフェイル判定
    結果を送出するフェイル判定手段と、 前記ノック判定手段の出力とフェイル判定手段の出力と
    を合成して1本の信号線に送出する合成手段と、 内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、 前記運転状態検出手段により内燃機関がフェイル判定領
    域外にあるときに前記フェイル判定手段による判定結果
    を無効にするとともに、その他のときに前記信号線から
    の合成信号の内容に応じてノック制御要因を調整する調
    整手段と を備えた内燃機関のノック制御装置において、ノックセ
    ンサ信号が前記ノック判定レベルより大きくなったとき
    、又は、ノックセンサ信号あるいはノックセンサ信号に
    応じた信号が前記フェイル判定レベルより大きくなった
    ときにフェイル判定手段の出力信号をリセットするリセ
    ット手段と、前記信号線からの合成信号を入力して異な
    った時期に同信号の内容を読み出すことによりノック判
    定手段の出力とフェイル判定手段の出力の内容を検知し
    て前記調整手段に出力する信号読出手段と、 前記運転状態検出手段により内燃機関がフェイル判定領
    域外にあるときに前記信号読出手段がフェイル判定手段
    の出力内容を読み出した結果、フェイル有りと判断した
    ときノック判定手段による判定処理をノック無しとみな
    すノック判定無効手段と を備えたことを特徴とする内燃機関のノック制御装置。 2、内燃機関に発生するノックを検出するためのノック
    センサと、 そのノックセンサ信号を同ノックセンサ信号にて作成さ
    れるノック判定レベルと比較してノックの有無を判定し
    そのノック判定結果を送出するノック判定手段と、 ノックセンサ信号あるいはノックセンサ信号に応じた信
    号をフェイル判定レベルと比較することにより上記ノッ
    ク判定系のフェイルの有無を判定してそのフェイル判定
    結果を送出するフェイル判定手段と、 前記ノック判定手段の出力とフェイル判定手段の出力と
    を合成して1本の信号線に送出する合成手段と、 内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、 前記運転状態検出手段により内燃機関がフェイル判定領
    域外にあるときに前記フェイル判定手段による判定結果
    を無効にするとともに、その他のときに前記信号線から
    の合成信号の内容に応じてノック制御要因を調整する調
    整手段と を備えた内燃機関のノック制御装置において、前記ノッ
    ク判定手段のノック判定結果とフェイル判定手段のフェ
    イル判定結果を互いに異なつたタイミングで送出させる
    信号出力制御手段と、ノックセンサ信号が前記ノック判
    定レベルより大きくなったとき、又は、ノックセンサ信
    号あるいはノックセンサ信号に応じた信号が前記フェイ
    ル判定レベルより大きくなったときにフェイル判定手段
    の出力信号をリセットするリセット手段と、前記信号線
    からの合成信号を入力して異なつた時期に同信号の内容
    を読み出すことによりノック判定手段の出力とフェイル
    判定手段の出力の内容を検知して前記調整手段に出力す
    る信号読出手段と を備えたことを特徴とする内燃機関のノック制御装置。
JP17293488A 1988-02-24 1988-07-12 内燃機関のノック制御装置 Pending JPH01301945A (ja)

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JP17293488A JPH01301945A (ja) 1988-02-24 1988-07-12 内燃機関のノック制御装置

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JP63-41693 1988-02-24
JP4169388 1988-02-24
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08204708A (ja) * 1995-01-31 1996-08-09 Nec Corp バルク配信装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08204708A (ja) * 1995-01-31 1996-08-09 Nec Corp バルク配信装置

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