JPH0130092B2 - - Google Patents
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- JPH0130092B2 JPH0130092B2 JP55026135A JP2613580A JPH0130092B2 JP H0130092 B2 JPH0130092 B2 JP H0130092B2 JP 55026135 A JP55026135 A JP 55026135A JP 2613580 A JP2613580 A JP 2613580A JP H0130092 B2 JPH0130092 B2 JP H0130092B2
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- optical
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- semiconductor layer
- waveguide
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L31/00—Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
- H01L31/08—Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof in which radiation controls flow of current through the device, e.g. photoresistors
- H01L31/10—Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof in which radiation controls flow of current through the device, e.g. photoresistors characterised by potential barriers, e.g. phototransistors
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、光導波路を伝播する光信号を光の波
長選択性をもつて効率良く電気信号に変換する光
検出デバイスに関し、波長2μm以上の長波長光
を室温下で検出でき、しかも光集積回路内に一体
化して形成することが容易な光検出デバイスを提
供するものである。
長選択性をもつて効率良く電気信号に変換する光
検出デバイスに関し、波長2μm以上の長波長光
を室温下で検出でき、しかも光集積回路内に一体
化して形成することが容易な光検出デバイスを提
供するものである。
従来の光検出デバイスとしてのフオトダイオー
ドは、フオトンエネルギーに基づくバンド間遷移
で発生する電子−正孔対を外部回路に電流として
取り出すことにより動作する。従つて、検出可能
な光の波長はフオトダイオードを構成する半導体
のバンドギヤツプに対応する波長λgap以下に限
られる。一方、半導体で光導波路を構成する場合
には、使用できる光の波長はこの導波路のバンド
ギヤツプに対応する波長λgap以上で光の吸収係
数の小さい領域に限られる。従つて、半導体光導
波路と光検出デバイスとを一体集積化するために
同一の半導体で構成することは、従来の概念で
は、上述した理由から不可能である。
ドは、フオトンエネルギーに基づくバンド間遷移
で発生する電子−正孔対を外部回路に電流として
取り出すことにより動作する。従つて、検出可能
な光の波長はフオトダイオードを構成する半導体
のバンドギヤツプに対応する波長λgap以下に限
られる。一方、半導体で光導波路を構成する場合
には、使用できる光の波長はこの導波路のバンド
ギヤツプに対応する波長λgap以上で光の吸収係
数の小さい領域に限られる。従つて、半導体光導
波路と光検出デバイスとを一体集積化するために
同一の半導体で構成することは、従来の概念で
は、上述した理由から不可能である。
また、長波長の光検出にあたつては、従来のフ
オトダイオードの場合、バンドギヤツプEg=
hc/λgap(h:プランクの定数、c:光速)の小
さい半導体を必要とし、λgapが2μm(Eg〜
0.6eV)以上になると、熱励起による暗電流が多
くなり、これを防止するために冷却して動作させ
る必要があり、その使用が著しく不便になり、ま
た応用範囲が限定されていた。
オトダイオードの場合、バンドギヤツプEg=
hc/λgap(h:プランクの定数、c:光速)の小
さい半導体を必要とし、λgapが2μm(Eg〜
0.6eV)以上になると、熱励起による暗電流が多
くなり、これを防止するために冷却して動作させ
る必要があり、その使用が著しく不便になり、ま
た応用範囲が限定されていた。
本発明の目的は、上述した欠点を除去し、半導
体導波路と同一の半導体で適切に構成して、半導
体導波路を伝播する光波の検出を行うことができ
るようになした光検出デバイスを提供することに
ある。
体導波路と同一の半導体で適切に構成して、半導
体導波路を伝播する光波の検出を行うことができ
るようになした光検出デバイスを提供することに
ある。
本発明の他の目的は、バンドギヤツプ(Eg=
hc/λgap)の大きな半導体で適切に構成して、
長波長光(λ>λgap)を検出することができ、
波長2μm以上の長波長光を常温で検出可能であ
り、さらに任意の波長光のみを検出する波長選択
性のある光検出が可能な導波路光検出デバイスを
提供することにある。
hc/λgap)の大きな半導体で適切に構成して、
長波長光(λ>λgap)を検出することができ、
波長2μm以上の長波長光を常温で検出可能であ
り、さらに任意の波長光のみを検出する波長選択
性のある光検出が可能な導波路光検出デバイスを
提供することにある。
以下に図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
る。
第1図AおよびBは本発明の基本構造を示し、
同図Aは全体の概略図、同図Bはその線ABCD
に沿つた断面図である。ここで、1は高不純物濃
度の半導体基板、2は半導体基板1より低い不純
物濃度の半導体層であり、これにより光導波路を
形成する。この半導体層2の厚さは入射する光ビ
ームL1の特性に応じて、例えば1〜10μm程度
に定めるものとする。3は絶縁層、例えば厚さ
1000〜5000ÅのSiO2膜である。4は半導体層2
に対して非線形接触をなす導電性電極、5は複数
の導電性電極4を相互接続するための金属電極、
6は光の入射面である。本発明を構成するために
は、導電性電極4と光導波路としての半導体層2
との間の接触は、その間の抵抗あるいは容量が印
加電圧の極性反転に際して同じ値とならないよう
な非線形特性を持つ接触とする必要がある。ある
いはまた、金属電極4と半導体層2とをオーミツ
ク接触となし、電極4と出力端子(図示せず)と
の間に非線形特性を持つ領域を設けるようにして
もよい。金属電極5と半導体基板1との間にバイ
アス電圧Vを印加して出力電流ipを外部に取り出
す。
同図Aは全体の概略図、同図Bはその線ABCD
に沿つた断面図である。ここで、1は高不純物濃
度の半導体基板、2は半導体基板1より低い不純
物濃度の半導体層であり、これにより光導波路を
形成する。この半導体層2の厚さは入射する光ビ
ームL1の特性に応じて、例えば1〜10μm程度
に定めるものとする。3は絶縁層、例えば厚さ
1000〜5000ÅのSiO2膜である。4は半導体層2
に対して非線形接触をなす導電性電極、5は複数
の導電性電極4を相互接続するための金属電極、
6は光の入射面である。本発明を構成するために
は、導電性電極4と光導波路としての半導体層2
との間の接触は、その間の抵抗あるいは容量が印
加電圧の極性反転に際して同じ値とならないよう
な非線形特性を持つ接触とする必要がある。ある
いはまた、金属電極4と半導体層2とをオーミツ
ク接触となし、電極4と出力端子(図示せず)と
の間に非線形特性を持つ領域を設けるようにして
もよい。金属電極5と半導体基板1との間にバイ
アス電圧Vを印加して出力電流ipを外部に取り出
す。
一般に、半導体の不純物濃度をNとし、半導体
本来の屈折率をnpとすると、自由キヤリア分散に
基づく屈折率の減少分Δn(N)は、 Δn(N)=Ne2λ2/8π2c2m*εpnp (1) (λ:光の波長、e:電子電荷、c:光速、
m*:有効質量、εp:真空の誘電率)で表わされ、
不純物濃度Nの小さい方が高い屈折率となる。
本来の屈折率をnpとすると、自由キヤリア分散に
基づく屈折率の減少分Δn(N)は、 Δn(N)=Ne2λ2/8π2c2m*εpnp (1) (λ:光の波長、e:電子電荷、c:光速、
m*:有効質量、εp:真空の誘電率)で表わされ、
不純物濃度Nの小さい方が高い屈折率となる。
従つて、第1図A,Bに示した半導体層2は、
それより屈折率の低い基板1と半導体層2より屈
折率の低い絶縁層3とにはさまれているので、半
導体層2に入射した光L1は半導体層2の中にガ
イドされる。第1図Aには、半導体層2を、光を
ガイドする領域を残して、メサエツチすることに
より、入射面6に点線で示す断面に光を閉じ込め
るリツヂ形光導波路の例を示している。
それより屈折率の低い基板1と半導体層2より屈
折率の低い絶縁層3とにはさまれているので、半
導体層2に入射した光L1は半導体層2の中にガ
イドされる。第1図Aには、半導体層2を、光を
ガイドする領域を残して、メサエツチすることに
より、入射面6に点線で示す断面に光を閉じ込め
るリツヂ形光導波路の例を示している。
第1図A,Bに示した本発明光検出デバイスで
光検出を行う場合には、光を上述の断面6より導
波路2に入射させ、その入射光を導波路2の他端
で反射させて、導波路2内に光定在波を発生させ
る。このとき光導波路2内を伝播する光の波長を
λgとすると、本発明による光検出デバイスが最
も効率よく動作するためには、第1図Bに示す導
電性電極4の長さloと繰返しの長さlの値が、次
の条件を満足する必要がある。
光検出を行う場合には、光を上述の断面6より導
波路2に入射させ、その入射光を導波路2の他端
で反射させて、導波路2内に光定在波を発生させ
る。このとき光導波路2内を伝播する光の波長を
λgとすると、本発明による光検出デバイスが最
も効率よく動作するためには、第1図Bに示す導
電性電極4の長さloと繰返しの長さlの値が、次
の条件を満足する必要がある。
ここにmp、mは整数であり、m>mp+1の関
係にある。
係にある。
ここで、mp=0、m=2の場合について、導
波路2内の光波の電界強度Efの分布を第2図に示
す。今、半導体内での電子の自己共振角周波数を
ωp、半導体の基礎吸収端の角周波数をωgとすれ
ば、光波の角周波数ωが、ωg>ω>ωpなる領域
では、光波の透過性が良好であり、さらに、電子
の格子衝突や電子相互間の衝突などの散乱に基づ
く角周波数をωsとするときに、ω≫ωpかつω≫
ωsなる領域では、電子は光波の電界に追従して
変位する。第2図では電子の加速される方向を光
導波路2内に矢印を付して示した。この電子の変
位の同一方向の成分を、導波路2と非線形接触
し、かつ上述のような周期性のある構造の導電性
電極4から出力電流ipとして取り出す。この場合
に、ひとつの導電性電極4の直下での電子変位の
積分量は、可能な限り大とする必要がある。ま
た、複数個の導電性電極4相互間では、電子変位
による信号が互いに加算されるようにする必要が
ある。従つて、最も良好な動作は、上述した長さ
lとloが条件式(2)を満足するときに実現される。
長さlとloがかかる関係から逸脱するときは、デ
バイスの効率が低下するが、次の(3)式の範囲内に
あればデバイスは動作可能である。
波路2内の光波の電界強度Efの分布を第2図に示
す。今、半導体内での電子の自己共振角周波数を
ωp、半導体の基礎吸収端の角周波数をωgとすれ
ば、光波の角周波数ωが、ωg>ω>ωpなる領域
では、光波の透過性が良好であり、さらに、電子
の格子衝突や電子相互間の衝突などの散乱に基づ
く角周波数をωsとするときに、ω≫ωpかつω≫
ωsなる領域では、電子は光波の電界に追従して
変位する。第2図では電子の加速される方向を光
導波路2内に矢印を付して示した。この電子の変
位の同一方向の成分を、導波路2と非線形接触
し、かつ上述のような周期性のある構造の導電性
電極4から出力電流ipとして取り出す。この場合
に、ひとつの導電性電極4の直下での電子変位の
積分量は、可能な限り大とする必要がある。ま
た、複数個の導電性電極4相互間では、電子変位
による信号が互いに加算されるようにする必要が
ある。従つて、最も良好な動作は、上述した長さ
lとloが条件式(2)を満足するときに実現される。
長さlとloがかかる関係から逸脱するときは、デ
バイスの効率が低下するが、次の(3)式の範囲内に
あればデバイスは動作可能である。
ただし、mtは導電性電極4の個数である。
なお、導電性電極4と半導体層2との間の非線
形接触としては、例えばシヨツトキ接合、pn接
合、トンネル接合等、抵抗あるいは容量が電圧の
極性反転に対して同じ値とならないものであれ
ば、本発明に適用できる。
形接触としては、例えばシヨツトキ接合、pn接
合、トンネル接合等、抵抗あるいは容量が電圧の
極性反転に対して同じ値とならないものであれ
ば、本発明に適用できる。
上述したような光の電界と電子との相互作用
は、電子の運動方程式の中で、光の電界で加速さ
れる外力を考慮して解析することができ、取り出
し得る最大電流Imは、長さlとloが条件式(2)を
満足し、かつ導電性電極4が半導体層2との間で
理想的ダイオード特性の接触がなされるときに得
られ、次の(4)式で与えられる。
は、電子の運動方程式の中で、光の電界で加速さ
れる外力を考慮して解析することができ、取り出
し得る最大電流Imは、長さlとloが条件式(2)を
満足し、かつ導電性電極4が半導体層2との間で
理想的ダイオード特性の接触がなされるときに得
られ、次の(4)式で与えられる。
Im=e2NEfλ2W/2m*π2cnf・mt (4)
ここに、nfは光導波路の屈折率、Wおよびmtは
それぞれ導電性電極4の幅およびその繰返し全数
である。
それぞれ導電性電極4の幅およびその繰返し全数
である。
第3図Aは、第2図に示したような光波の定在
波を導波路2内に作るために、平担な導波路端面
に反射用の膜7を取り付け、また、定在波の位相
(位置)を可変にするために、図示の位置EF間に
制御光Lcを照射して導波路2内に発生させた自由
キヤリアに基づく分散効果(式(1)でNをフオトキ
ヤリアとすれば屈折率変化を計算できる)で屈折
率を変えることを可能にした構造である。信号光
Lsは入射面6より導波路2に入射させる。
波を導波路2内に作るために、平担な導波路端面
に反射用の膜7を取り付け、また、定在波の位相
(位置)を可変にするために、図示の位置EF間に
制御光Lcを照射して導波路2内に発生させた自由
キヤリアに基づく分散効果(式(1)でNをフオトキ
ヤリアとすれば屈折率変化を計算できる)で屈折
率を変えることを可能にした構造である。信号光
Lsは入射面6より導波路2に入射させる。
また、第3図Bは導波路2上に設けた金属電極
(あるいは半導体層2と反対側の導電型の半導体
層)8と基板1との間にバイアス電圧Vを加え、
半導体層2の電界による非線形効果(電気光学効
果)で屈折率を変え、また、反射を得るために半
波長の周期の繰返しグレーテイング構造のブラツ
グ反射形導波路9を位置EF間に配置した場合の
基本構造である。ここで、10は電極8とオーム
性接触をなす金属電極、11は基板1とオーム性
接触をなす金属層である。
(あるいは半導体層2と反対側の導電型の半導体
層)8と基板1との間にバイアス電圧Vを加え、
半導体層2の電界による非線形効果(電気光学効
果)で屈折率を変え、また、反射を得るために半
波長の周期の繰返しグレーテイング構造のブラツ
グ反射形導波路9を位置EF間に配置した場合の
基本構造である。ここで、10は電極8とオーム
性接触をなす金属電極、11は基板1とオーム性
接触をなす金属層である。
また、第3図Bにおいて、半導体層2の導電型
がn型(またはp型)のとき、電極8をp型(ま
たはn型)の半導体で構成し、電極8と半導体層
2との間にpn接合を形成し、このpn接合に逆バ
イアスVを印加する場合、屈折率を変えるために
上述のような電気光学効果を利用することができ
る。一方、上述のpn接合に順バイアスVを印加
して、半導体層2にキヤリアを注入することによ
り、キヤリアの分散効果により屈折率を変えるこ
ともでき、この効果で光の位相を変え導波路2内
の定在波の位置を可変にして導電性電極4からの
電流出力ipを制御することもできる。
がn型(またはp型)のとき、電極8をp型(ま
たはn型)の半導体で構成し、電極8と半導体層
2との間にpn接合を形成し、このpn接合に逆バ
イアスVを印加する場合、屈折率を変えるために
上述のような電気光学効果を利用することができ
る。一方、上述のpn接合に順バイアスVを印加
して、半導体層2にキヤリアを注入することによ
り、キヤリアの分散効果により屈折率を変えるこ
ともでき、この効果で光の位相を変え導波路2内
の定在波の位置を可変にして導電性電極4からの
電流出力ipを制御することもできる。
次に、第1図AおよびBと第2図に示した本発
明の実施例の具体的な材料および数値例を示す。
対象光波長を1.38μm(下記導波路2内では波長
λg=0.40μm)とした。基板1を200μmの厚さの
n+−Si(0.001Ω・cm)、半導体層2を10μmの厚さ
のn−Siエピタキシヤル層(0.1Ω・cm)、導電性
電極4の長さloおよび幅Wをそれぞれ1.0μm(=
5/2λg)および5μm、繰返し間隔lを3.2μm、繰
返し数mtを200、光導波路全長を2.5mmに設計し
た。導電性電極4はモリブデンで構成し、光導波
路となる半導体層2との間にシヨツトキ接合を形
成させた。理論解折によれば、導波路2内を伝播
する光パワーを1mWとした場合、式(4)から、最
適状態の定在波が存在するとき(第2図の状態)、
約7.0×10-5Aの光電流が得られる。一方、定在波
の位相が第2図の状態からλg/4ずれたとき光
電流は得られない。上述した構造のデバイスに
InGaAsP半導体レーザによる光源から波長1.38μ
mの光を入射させ、かつ第3図Aの形態で導波路
2内に定在波を発生させて測定したところ、入射
光1mWに対して最大3.2×10-6Aの光電流を観察
した。このとき、電極4と、半導体層2との間の
シヨツトキ接合に加えた逆バイアス電圧Vは
1.0Vであり、暗電流の値は8.5×10-10Aであつた。
また、定在波の位相をずらせると、光電流は検出
されなくなつた。理論値との相異は、導波路2中
の光の減衰やシヨツトキ接合特性の損失による。
また、本発明のデバイスでは、形状を定めた場合
光波の最適な受光のできる波長λoptが存在し、
この最適波長λoptから波長がずれると光電流出
力ipは減少し、波長に感度のある光検出デバイス
としても有用である。
明の実施例の具体的な材料および数値例を示す。
対象光波長を1.38μm(下記導波路2内では波長
λg=0.40μm)とした。基板1を200μmの厚さの
n+−Si(0.001Ω・cm)、半導体層2を10μmの厚さ
のn−Siエピタキシヤル層(0.1Ω・cm)、導電性
電極4の長さloおよび幅Wをそれぞれ1.0μm(=
5/2λg)および5μm、繰返し間隔lを3.2μm、繰
返し数mtを200、光導波路全長を2.5mmに設計し
た。導電性電極4はモリブデンで構成し、光導波
路となる半導体層2との間にシヨツトキ接合を形
成させた。理論解折によれば、導波路2内を伝播
する光パワーを1mWとした場合、式(4)から、最
適状態の定在波が存在するとき(第2図の状態)、
約7.0×10-5Aの光電流が得られる。一方、定在波
の位相が第2図の状態からλg/4ずれたとき光
電流は得られない。上述した構造のデバイスに
InGaAsP半導体レーザによる光源から波長1.38μ
mの光を入射させ、かつ第3図Aの形態で導波路
2内に定在波を発生させて測定したところ、入射
光1mWに対して最大3.2×10-6Aの光電流を観察
した。このとき、電極4と、半導体層2との間の
シヨツトキ接合に加えた逆バイアス電圧Vは
1.0Vであり、暗電流の値は8.5×10-10Aであつた。
また、定在波の位相をずらせると、光電流は検出
されなくなつた。理論値との相異は、導波路2中
の光の減衰やシヨツトキ接合特性の損失による。
また、本発明のデバイスでは、形状を定めた場合
光波の最適な受光のできる波長λoptが存在し、
この最適波長λoptから波長がずれると光電流出
力ipは減少し、波長に感度のある光検出デバイス
としても有用である。
なお、上例では基板1および導波路2をSiで構
成した場合について示したが、基板1および導波
路2の半導体は、Si以外に、GaAs、InP、
GaAlAs、InGaAsPなど任意所望の半導体を利用
できる。また、基板1と半導体層2とが異なる組
成で構成されるときには、その組成に基づく屈折
率差で光導波路を構成することもできる。たとえ
ば、基板1をGa0.7Al0.3As、半導体層2をGaAs
で構成すれば、屈折率差0.12の良好な光ガイドを
構成でき、また、導電性電極4としてAlなどの
蒸着金属薄層を利用できる。この構成では、第3
図Bに示した電極8および10もAlで構成し、
半導体層2と電極8との間のシヨツトキ接合に逆
バイアス1と、半導体層2の部分に加わる高電界
によるGaAsの電気光学効果で屈折率を変えて定
在波の位相を制御することができる。
成した場合について示したが、基板1および導波
路2の半導体は、Si以外に、GaAs、InP、
GaAlAs、InGaAsPなど任意所望の半導体を利用
できる。また、基板1と半導体層2とが異なる組
成で構成されるときには、その組成に基づく屈折
率差で光導波路を構成することもできる。たとえ
ば、基板1をGa0.7Al0.3As、半導体層2をGaAs
で構成すれば、屈折率差0.12の良好な光ガイドを
構成でき、また、導電性電極4としてAlなどの
蒸着金属薄層を利用できる。この構成では、第3
図Bに示した電極8および10もAlで構成し、
半導体層2と電極8との間のシヨツトキ接合に逆
バイアス1と、半導体層2の部分に加わる高電界
によるGaAsの電気光学効果で屈折率を変えて定
在波の位相を制御することができる。
以上説明したように、本発明の光検出デバイス
は光導波路を伝播している光波を、光子−キヤリ
ア変換を行うことなしに、直接電流として取り出
すことができ、また、光の波長依存性のある出力
電流を得ることができ、さらに加えて10μm帯の
波長の光でも常温で検出することができる利点を
有している。
は光導波路を伝播している光波を、光子−キヤリ
ア変換を行うことなしに、直接電流として取り出
すことができ、また、光の波長依存性のある出力
電流を得ることができ、さらに加えて10μm帯の
波長の光でも常温で検出することができる利点を
有している。
第1図Aは本発明の一実施例の全体の概略を示
す斜視図、第1図BはそのABCD線に沿つた断
面図、第2図は第1図A,Bに示したデバイスの
動作説明図、第3図AおよびBは本発明の他の実
施例を示す断面図である。 1……半導体基板、2……半導体層、3……絶
縁膜、4……導電性電極、5……金属電極、V…
…バイアス電圧、ip……出力電流、6……光ガイ
ドの入射面、L1……光入力、Lc……制御光、Ls
……信号光、7……反射面、8……金属電極また
は半導体2と反対の伝導形の半導体、9……グレ
ーテイング光導波路、10,11……金属電極。
す斜視図、第1図BはそのABCD線に沿つた断
面図、第2図は第1図A,Bに示したデバイスの
動作説明図、第3図AおよびBは本発明の他の実
施例を示す断面図である。 1……半導体基板、2……半導体層、3……絶
縁膜、4……導電性電極、5……金属電極、V…
…バイアス電圧、ip……出力電流、6……光ガイ
ドの入射面、L1……光入力、Lc……制御光、Ls
……信号光、7……反射面、8……金属電極また
は半導体2と反対の伝導形の半導体、9……グレ
ーテイング光導波路、10,11……金属電極。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 半導体基板を有し、該半導体基板上に、この
基板よりも屈折率の高い半導体層を配置し、該半
導体層により、光を伝播させる光導波路を構成
し、該光導波路上に、長さlo=(mp+k)λg(た
だし、mpは0または正整数、1/4<k<3/4、λg は前記光導波路内の光波長)の導電性電極を、繰
返しの長さl=(m+δ)λg(ただし、mは0ま
たは正整数、0≦δ<1/4mt、mtは前記導電性電 極の繰返し個数)で繰返してmt個配設し、前記
mt個の導電性電極を相互に接続する外部接続用
電極を配置し、該外部接続用電極と前記半導体基
板との間に接続される外部回路に、前記光導波路
を伝播する光に基づく電流を取り出すようにした
ことを特徴とする導波路光検出デバイス。 2 半導体基板を有し、該半導体基板上に、この
基板よりも屈折率の高い半導体層を配置し、該半
導体層により、光を伝播させる光導波路を構成
し、該光導波路上に、長さlo=(mp+k)λg(た
だし、mpは0または正整数、1/4<k<3/4、λg は前記光導波路内の光波長)の導電性電極を、繰
返しの長さl=(m+δ)λg(ただし、mは0ま
たは正整数、0≦δ<1/4mt、mtは前記導電性電 極の繰返し個数)で繰返してmt個配設し、前記
mt個の導電性電極を相互に接続する外部接続用
電極を配置し、前記光導波路内を伝播する光波を
反射する反射領域を前記光導波路に配設して、前
記光導波路における光波の進行波と前記反射領域
からの反射波とに基づいて光定在波が生じるよう
にし、前記外部接続用電極と前記半導体基板との
間に接続される外部回路に、前記光定在波によつ
て発生する電流を取り出すようにしたことを特徴
とする導波路光検出デバイス。 3 半導体基板を有し、該半導体基板上に、この
基板よりも屈折率の高い半導体層を配置し、該半
導体層により、光を伝播させる光導波路を構成
し、該光導波路上に、長さlo=(mp+k)λg(た
だし、mpは0または正整数、1/4<k<3/4、λg は前記光導波路内の光波長)の導電性電極を、繰
返しの長さl=(m+δ)λg(ただし、mは0ま
たは正整数、0≦δ<1/4mt、mtは前記導電性電 極の繰返し個数)で繰返してmt個配設し、前記
mt個の導電性電極を相互に接続する外部接続用
電極を配置し、前記光導波路内を伝播する光波を
反射する反射領域を前記光導波路に配設して、前
記光導波路における光波の進行波と前記反射領域
からの反射波とに基づいて光定在波が生じるよう
にし、前記導電性電極と前記反射領域との間に、
光を照射して前記光導波路の屈折率を変えること
により前記導波路内の前記光定在波の位相を変え
ることのできる光照射領域を設け、前記外部接続
用電極と前記半導体基板との間に接続される外部
回路に、前記光定在波によつて発生する電流を取
り出すようにし、その取り出される電流の値を前
記光照射領域に照射される光によつて制御するよ
うにしたことを特徴とする導波路光検出デバイ
ス。 4 半導体基板を有し、該半導体基板上に、この
基板よりも屈折率の高い半導体層を配置し、該半
導体層により、光を伝播させる光導波路を構成
し、該光導波路上に、長さlo=(mp+k)λg(た
だし、mpは0または正整数、1/4<k<3/4、λg は前記光導波路内の光波長)の導電性電極を、繰
返しの長さl=(m+δ)λg(ただし、mは0ま
たは正整数、0≦δ<1/4mt、mtは前記導電性電 極の繰返し個数)で繰返してmt個配設し、前記
mt個の導電性電極を相互に接続する外部接続用
電極を配置し、前記光導波路内を伝播する光波を
反射する反射領域を前記光導波路に配設して、前
記光導波路における光波の進行波と前記反射領域
からの反射波とに基づいて光定在波が生じるよう
にし、前記導電性電極と前記反射領域との間にわ
たつて、前記半導体層の上に金属電極を配置し、
該金属電極と前記半導体基板との間にバイアス電
圧を印加して前記半導体層の屈折率を変えること
により、前記導波路内の前記光定在波に位相を変
えるようにし、前記外部接続用電極と前記半導体
基板との間に接続される外部回路に、前記光定在
波によつて発生する電流を取り出すようにし、そ
の取り出される電流の値を前記バイアス電圧によ
つて制御するようにしたことを特徴とする導波路
光検出デバイス。 5 半導体基板を有し、該半導体基板上に、この
基板よりも屈折率の高い半導体層を配置し、該半
導体層により、光を伝播させる光導波路を構成
し、該光導波路上に、長さlo=(mp+k)λg(た
だし、mpは0または正整数、1/4<k<3/4、λg は前記光導波路内の光波長)の導電性電極を、繰
返しの長さl=(m+δ)λg(ただし、mは0ま
たは正整数、0≦δ<1/4mt、mtは前記導電性電 極の繰返し個数)で繰返してmt個配設し、前記
mt個の導電性電極を相互に接続する外部接続用
電極を配置し、前記光導波路内を伝播する光波を
反射する反射領域を前記光導波路に配設して、前
記光導波路における光波の進行波と前記反射領域
からの反射波とに基づいて光定在波が生じるよう
にし、前記導電性電極と前記反射領域との間にわ
たつて、前記半導体層の上に、該半導体層とは反
対の導電型の半導体層を配置し、該反対導電型半
導体層と前記半導体基板との間にバイアス電圧を
印加して前記半導体層の屈折率を変えることによ
り、前記導波路内の前記光定在波の位相を変える
ようにし、前記外部接続用電極と前記半導体基板
との間に接続される外部回路に、前記光定在波に
よつて発生する電流を取り出すようにし、その取
り出される電流の値を前記バイアス電圧によつて
制御するようにしたことを特徴とする導波路光検
出デバイス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2613580A JPS56124262A (en) | 1980-03-04 | 1980-03-04 | Waveguide passage light detecting device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2613580A JPS56124262A (en) | 1980-03-04 | 1980-03-04 | Waveguide passage light detecting device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56124262A JPS56124262A (en) | 1981-09-29 |
JPH0130092B2 true JPH0130092B2 (ja) | 1989-06-16 |
Family
ID=12185104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2613580A Granted JPS56124262A (en) | 1980-03-04 | 1980-03-04 | Waveguide passage light detecting device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56124262A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008524569A (ja) * | 2004-12-15 | 2008-07-10 | ユニヴェルシテ ジョゼフ フォーリエル | 干渉分光検出器およびカメラ |
JP2009505050A (ja) * | 2005-08-08 | 2009-02-05 | ユニベルシテ ジョセフ フーリエ | 逆伝播波分光器 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4091476B2 (ja) * | 2003-05-20 | 2008-05-28 | 日本電信電話株式会社 | 光検出器及び光検出器内蔵シリコン光導波路 |
JP2006113201A (ja) * | 2004-10-13 | 2006-04-27 | Kyocera Corp | 光導波路および光導波路基板 |
JP2006126369A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Sony Corp | クロック信号供給装置およびそれを利用した半導体装置、並びに電子機器 |
JP6702283B2 (ja) * | 2017-08-29 | 2020-06-03 | 株式会社豊田中央研究所 | 受光素子 |
EP4261506A1 (en) * | 2022-04-12 | 2023-10-18 | Eidgenössische Materialprüfungs- und Forschungsanstalt | Component for building a miniaturized spectrometer and method for using it |
-
1980
- 1980-03-04 JP JP2613580A patent/JPS56124262A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008524569A (ja) * | 2004-12-15 | 2008-07-10 | ユニヴェルシテ ジョゼフ フォーリエル | 干渉分光検出器およびカメラ |
JP2014055970A (ja) * | 2004-12-15 | 2014-03-27 | Universite Joseph Fourier | 干渉分光検出器およびカメラ |
JP2009505050A (ja) * | 2005-08-08 | 2009-02-05 | ユニベルシテ ジョセフ フーリエ | 逆伝播波分光器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56124262A (en) | 1981-09-29 |
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