JPH01300878A - 綿実中のゴシポール分解法 - Google Patents
綿実中のゴシポール分解法Info
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- JPH01300878A JPH01300878A JP63130694A JP13069488A JPH01300878A JP H01300878 A JPH01300878 A JP H01300878A JP 63130694 A JP63130694 A JP 63130694A JP 13069488 A JP13069488 A JP 13069488A JP H01300878 A JPH01300878 A JP H01300878A
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- cottonseed
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- QBKSWRVVCFFDOT-UHFFFAOYSA-N gossypol Chemical compound CC(C)C1=C(O)C(O)=C(C=O)C2=C(O)C(C=3C(O)=C4C(C=O)=C(O)C(O)=C(C4=CC=3C)C(C)C)=C(C)C=C21 QBKSWRVVCFFDOT-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 28
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Landscapes
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は綿実に含まれるゴシポールを容易に、かつ、
効率的に分解する方法に係るものである。
効率的に分解する方法に係るものである。
（従来の技術）
綿実は良質の蛋白質、脂質、その他を豊富に保有シ、ま
た、ビタミン、ミネラル、その他の含量も多く、栄養的
に優れているが、ゴシポール毒素を分泌するグランド（
腺）があるだめに、従来食用に供される綿実は品温１２
１．１°Ｃ以上で５分間以上焙焼して、ゴゾボー〃を分
解しなければならなかった。その手段としては通常、電
気乾熱装置その他による伝熱加熱がよく用いられるが、
先に述べたような高温度で長時間焙焼すると、Ｍ（実は
褐色ないし暗褐色の焦げ色を呈し、蛋白質、脂質、その
他が変性し、風味も炊り豆臭を呈するため、栄養的に優
れているにもかかわらず、大豆のような広範囲にわたる
食品への用途がなく、いわゆる炊シ豆としてのみ食用、
に供されていた。
た、ビタミン、ミネラル、その他の含量も多く、栄養的
に優れているが、ゴシポール毒素を分泌するグランド（
腺）があるだめに、従来食用に供される綿実は品温１２
１．１°Ｃ以上で５分間以上焙焼して、ゴゾボー〃を分
解しなければならなかった。その手段としては通常、電
気乾熱装置その他による伝熱加熱がよく用いられるが、
先に述べたような高温度で長時間焙焼すると、Ｍ（実は
褐色ないし暗褐色の焦げ色を呈し、蛋白質、脂質、その
他が変性し、風味も炊り豆臭を呈するため、栄養的に優
れているにもかかわらず、大豆のような広範囲にわたる
食品への用途がなく、いわゆる炊シ豆としてのみ食用、
に供されていた。
綿実中のゴシポール含量を低下させるための品種改良も
行なわれたが、やけシゴシポールが５０〜５００ ｐｐ
ｍ含まれており、また、極力、ゴシボー〃を分解し、含
量を少なくすることが種々試みられているが成功せず、
前述のように品温１２１．１°Ｃ以上、５分間以上で長
時間焙焼することによシゴシホールを分解することが最
善の方法とされていた。しかしながら、このような高温
度で、長時間加熱した場合、綿実が焦げたり、変質する
。また、品温の上昇に長時間を要しエネルギーコストや
設備費が高いなどの欠点を有している。
行なわれたが、やけシゴシポールが５０〜５００ ｐｐ
ｍ含まれており、また、極力、ゴシボー〃を分解し、含
量を少なくすることが種々試みられているが成功せず、
前述のように品温１２１．１°Ｃ以上、５分間以上で長
時間焙焼することによシゴシホールを分解することが最
善の方法とされていた。しかしながら、このような高温
度で、長時間加熱した場合、綿実が焦げたり、変質する
。また、品温の上昇に長時間を要しエネルギーコストや
設備費が高いなどの欠点を有している。
（発明が解決しようとする課題）
本発明は栄養的に優れている綿実の蛋白質、脂質、その
他を変質せしめることなく、かつ、蕉げ色を生ずること
もなく綿実中に含まれるゴシポ−ｐを分解することを可
能としたものである。
他を変質せしめることなく、かつ、蕉げ色を生ずること
もなく綿実中に含まれるゴシポ−ｐを分解することを可
能としたものである。
（課題を解決するための手段）
本発明者は、綿実に焦げも、変質もさせることなくゴシ
ポールを分解させるために種々の方法をゴシポールを分
解する方法を発明した。
ポールを分解させるために種々の方法をゴシポールを分
解する方法を発明した。
遠赤外線で加熱焙焼する場合、例えば、遠赤外線ヒータ
ー４ｋｗｘ（ｉの遠赤外線加熱焙焼機を用い、炉内温度
は５０°Ｃ以上１８０°Ｃの温度範囲で時間は高温度の
場合（例えば１８０℃）は短時間（例えば８分間）で、
低温度の場合（例えば７０”Ｃ）は長時間（例えば１０
分間）処理することによって綿実中のゴシポールを分解
する事が可能となる。１８０°Ｃ以上では綿実が焦げる
ので適当でない。
ー４ｋｗｘ（ｉの遠赤外線加熱焙焼機を用い、炉内温度
は５０°Ｃ以上１８０°Ｃの温度範囲で時間は高温度の
場合（例えば１８０℃）は短時間（例えば８分間）で、
低温度の場合（例えば７０”Ｃ）は長時間（例えば１０
分間）処理することによって綿実中のゴシポールを分解
する事が可能となる。１８０°Ｃ以上では綿実が焦げる
ので適当でない。
次に本発明の効果を実験例によって説明する。
実験例１
遠赤外線加熱焙焼による場合と伝熱加熱焙焼による場合
を比較するために、遠赤外線加熱器と送風定温加熱器を
用いて、綿実を加熱し品温の上昇速度を比較した。
を比較するために、遠赤外線加熱器と送風定温加熱器を
用いて、綿実を加熱し品温の上昇速度を比較した。
綿実的１００２ずつ戸紙上に均一に並べ、炉内温度を８
０℃に平衡化させた。両加熱器に入れ、合、約５倍の速
度で設定温度に達した。
０℃に平衡化させた。両加熱器に入れ、合、約５倍の速
度で設定温度に達した。
実験例２
実験例１で品温８０°Ｃで１０分間加熱した綿実の熱凝
固性蛋白質の変化を調べるために、加熱した綿実２０２
の常温での脱イオン水の吸水率を測定した。
固性蛋白質の変化を調べるために、加熱した綿実２０２
の常温での脱イオン水の吸水率を測定した。
実験結果は次の通りである。
以上のように遠赤外線加熱した綿実は未処理の綿実とは
ぼ同様の吸水率を示した。しかしながら送風定温加熱し
た綿実は低い吸水率を示した。これは、実験例１よυ品
温が一定温度まで上昇するために長時間を要するために
必要以上の熱がかかシ、熱凝固性蛋白質が熱変性したも
のと考えられる。
ぼ同様の吸水率を示した。しかしながら送風定温加熱し
た綿実は低い吸水率を示した。これは、実験例１よυ品
温が一定温度まで上昇するために長時間を要するために
必要以上の熱がかかシ、熱凝固性蛋白質が熱変性したも
のと考えられる。
実施例１
綿実的１００１ずつ戸紙上に均一に並べ、炉内温度を７
０℃及び８０°Ｃにて１０分間遠赤外線加熱焙焼した後
ゴシポールの含量を測定した。
０℃及び８０°Ｃにて１０分間遠赤外線加熱焙焼した後
ゴシポールの含量を測定した。
（ゴシホ−Ａ／の検出法は、エタノール、水、工−テμ
、氷酢酸混液にて綿実中のゴシポールを抽出し、高速液
体クロマトグラフィーに供し、検出した。検出限界は１
０ ｐｐｍ１．） 以上のように遠赤外加熱焙焼することによシゴシボール
は全く検出されなくなり、また、蛋白質の熱変性もほと
んど認められなかった。
、氷酢酸混液にて綿実中のゴシポールを抽出し、高速液
体クロマトグラフィーに供し、検出した。検出限界は１
０ ｐｐｍ１．） 以上のように遠赤外加熱焙焼することによシゴシボール
は全く検出されなくなり、また、蛋白質の熱変性もほと
んど認められなかった。
Claims (1)
- 遠赤外線を照射することにより綿実に含まれるゴシポー
ルを分解する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63130694A JP2659211B2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | 綿実中のゴシポール分解法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63130694A JP2659211B2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | 綿実中のゴシポール分解法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01300878A true JPH01300878A (ja) | 1989-12-05 |
| JP2659211B2 JP2659211B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=15040389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63130694A Expired - Fee Related JP2659211B2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | 綿実中のゴシポール分解法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2659211B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103918870A (zh) * | 2014-04-29 | 2014-07-16 | 湖北工业大学 | 一种脱酚棉籽饼粕蛋白粉及其制备方法 |
| CN112358912A (zh) * | 2020-09-29 | 2021-02-12 | 新疆希普生物科技股份有限公司 | 一种烘烤棉籽的制备方法及其应用 |
-
1988
- 1988-05-27 JP JP63130694A patent/JP2659211B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103918870A (zh) * | 2014-04-29 | 2014-07-16 | 湖北工业大学 | 一种脱酚棉籽饼粕蛋白粉及其制备方法 |
| CN103918870B (zh) * | 2014-04-29 | 2015-03-18 | 湖北工业大学 | 一种脱酚棉籽饼粕蛋白粉及其制备方法 |
| CN112358912A (zh) * | 2020-09-29 | 2021-02-12 | 新疆希普生物科技股份有限公司 | 一种烘烤棉籽的制备方法及其应用 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2659211B2 (ja) | 1997-09-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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