JPH01300298A - 高周波防音障壁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高周波防音障壁に関し、特に航空機機内音低減
用内装パネル及び自動車内装パネルなどに有利に適用し
うる同障壁に関する。

〔従来の技術〕

従来の高周波防音障壁としては、第４図に示すように、
２枚の板１１．１１でハニカム材２を挟んで接着し、サ
ンドイッチ構造としていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の高周波防音障壁は、２枚の板の中間にハニカム材
がサンドイッチ状に固く接着した構造となっているため
、中空−が弾性体として働き難く、単なる１市の板とは
ソ同程度の防音性能しか発揮しないという問題点を有し
ていた。

本発明は上記技術水準に鑑み、上述したような問題点の
ない高周波防音障壁を提供しようとするものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は振動絶縁された２枚の板の中間部分に、吸音用
繊維を充填してなることを特徴とする高周波防音障壁で
ある。

本発明で振動絶縁された２枚の板とは、例えば第１図に
示すように、表層板１とハニカム材２を接着保持した表
層板１１を間隙をおいて配設した構造や、第２図に示す
ように、間隔をおいて配設された２枚の表１板１，１間
を、ピッチ間隔を十分にとって支柱３で支持した構造の
ものがあげられる。後者の場合、表２１板１．１の面積
によって異なるが支柱３の接着面積は約１−９支柱３の
ピッチは約３０５１が適当である。

本発明の振動絶縁された２枚の板の材質は、特に限定す
るものではないが、ガラヌ鐵維強化プラスチック（Ｃ）
ＦＲＰ）、ケブヲー′ｕ＆維強化プラスチック（Ｋ　Ｆ
　ＲＰ、）などが有利に使用され、ハニカム材としては
ベーパハニカム、支柱としてはＡｔ系合金が有利に使用
される。

２枚の板の間隔が大となれば中空部の共鳴周波数は小と
なυ、間隔が小となればその逆となる。高周波用として
は２枚の板の間隔は＆４〜２５４■の範囲が好ましい。

本発明において振動絶縁された２枚の板の中間に充填さ
れる吸音用繊維としては、グラスウール、ロックウール
、フェルト、発泡樹脂などが使用される。

〔作用〕

本発明の高周波防音障壁は上述したように振動絶縁され
た２枚の板よシなる構造であって中空部分が弾性となる
ため、中空部分の共鳴周波数以上の高周波で防音性能が
極めて大となる。

〔実施例〕 本発明の一実施例を第３図によって説明する。

第３図に示すように、２枚のＧＦＲＰ板１゜１１の一方
のＧＦＲＰ板１′にベーパハニカム材２を接着し、もう
一方のＧＦＲＰ板１はそのま一ベーパハニカム材２の上
に空間ｔをあけて戒−忙、周辺部のみベーパハニカム材
２を巻き込みながら、上下のＧＦＲＰ板１，１′を接着
する。４はグツスラーｐである。

上記の実施例の仕様と第４図に示した従来の構造の高周
波防音障壁の仕様を下表に示す。

上記の実施測量と従来品とを対比した請果を第５図に示
す。第５図より木全明実施測量は従来のものよりＩ周波
防＃効果が！　Ｌ　＜　４１れていることが判る。

〔発明の効果〕

本発明によシ高周波に対して著しく優れた防音障壁が提
供される。

【図面の簡単な説明】

第１図及び＄Ｊ２図は、本発明の振＃Ｉ絶縁された２枚
の板を説明する概略図、第３図は本発明の一実施例の概
略図、第４図は従来の高周波防音障壁の一態壷の概略図
、第５図は第３図と箒４図の高周波防音障壁の幼果を比
峻する図表である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 振動絶縁された２枚の板の中間部分に、吸音用繊維を充
   填してなることを特徴とする高周波防音障壁。