JPH01299798A - プレス機における下死点位置補正装置 - Google Patents

プレス機における下死点位置補正装置

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JPH01299798A
JPH01299798A JP13116288A JP13116288A JPH01299798A JP H01299798 A JPH01299798 A JP H01299798A JP 13116288 A JP13116288 A JP 13116288A JP 13116288 A JP13116288 A JP 13116288A JP H01299798 A JPH01299798 A JP H01299798A
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JP
Japan
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dead center
bottom dead
rotation speed
slide
press machine
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Pending
Application number
JP13116288A
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English (en)
Inventor
Masahiro Yoshida
晶洋 吉田
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Yamada Dobby Co Ltd
Original Assignee
Yamada Dobby Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明はクランク軸の回転数に対応してスライド下死
点位置を自動的に補正するプレス機における下死点位置
補正装置に関する。
〈従来の技術〉 一般に、プレス機では高速で運転した場合、スライドに
かかる慣性力が大きくなり、高速になればなるほどスラ
イド下死点位置が下降するという問題がある。第5図は
クランク軸の回転数に対するそのスライド下死点位置の
変化の一例をグラフで示したものである。
そのため、低速による試打ち時と、高速による実生産時
とでは下死点位置が大きく変化し、特に精密部品をコイ
ニング加工を行う場合、その変化が製品精度に大きな影
響を与えることになる。
そこで、上型と下型の当り面にストッパを設けて下死点
の変化を規制したり、クランク軸に連結されたコネクシ
ョンの先端部に、回転調整可能に螺着されたプランジャ
またはコネクションスクリュウ等の連結部材をいちいち
微調整して、スライド下死点位置の補正が行われていた
〈発明が解決しようとするIl!題〉 しかし、このような従来の下死点位置の補正対策は、例
えば前者の場合、騒音が発生するとともにプレス機の能
力損失を生ずるという問題があり、また、後者の場合、
的確な補正を行うにはきわめて手間を要するという問題
があった。
この発明は、上記のような問題点にかんがみなされたも
のであり、この目的とするところは、クランク軸の回転
数に対応してスライド下死点位置を自動的に補正するプ
レス機における下死点位置補正装置を提供しようとする
ものである。
〈課題を解決するための手段〉 この発明は上記目的を達成するためになされたものであ
り、第1図の全体構成図に示すように、クランク軸とス
ライドとの間に設けられ、調整軸の回転によりスライド
下死点位置を調整可能に螺着された連結部材を備えたプ
レス機において、上記調整軸を駆動する駆動モータ(3
0)と、上記クランク軸の回転数を設定入力する回転数
設定手段(35)と、上記クランク軸の各回転数に対応
する上記スライドの下死点降下量を記憶するとともに、
上記回転数設定手段(35)の設定回転数に対応した下
死点位置補正量を演算して上記駆動モータ(30)を駆
動制御する制御手段(4o)と、を備えたプレス機にお
ける下死点位置補正装置である。
く作用〉 この発明は上記のように構成されたものであり、回転数
設定手段(35)によりクランク軸の回転数が設定入力
され、制御手段(40)は設定回転数に対応した下死点
位置補正量を演算し、その補正量により駆動モータ(3
0)を駆動制御する駆動モータ(30)は、スライド下
死点位置の調整軸を回転駆動して、スライド下死点位置
を補正する。
〈実施例〉 以下、この発明の一実施例を第2図、第3図に基づいて
説明する。
まず、この発明の下死点位置補正装置を装備したプレス
機1を説明すると、ベツド2の上部にボルスタ−3が設
けられており、ベツド2にはスライド5を上下方向に案
内する4本のタイロッド4が立設されている。また、ベ
ッド2上部に設けられたフレーム6の上部には、軸受8
,8によりクランク軸7が軸架されており、クランク軸
7にはフライホイール9が取付けられている。そして、
フライホイール9には図示しない可変速モータよりの動
力が伝達されるように構成されている。
一方、クランク軸7のクランクビン7aには、コネクシ
ョン10が揺動可能に設けられており、コネクション1
0の下端部には、上下方向に移動可能に連結部材である
プランジャ12が連結されている。また、プランジャ1
2の下端部に螺刻されたねじ山は、スライド5に固着さ
れた螺合部5aのねじ清に螺合されている。更に、プラ
ンジャ12は調整軸17の回転によりダイハイド調整ギ
ヤ装置15を介して回転駆動され、スライド5の下死点
位置を調整するように構成されている。なお、44はボ
ルスタ−3に装着された下型、45はスライド5に装着
された上型である。
ダイハイド調整ギヤ装置15は、調整軸17に装着され
たウオーム18にかみあうウオームホイール19と、ウ
オームホイール19と一体的に回転する駆動ギヤ20と
、プランジャ12に装着された被動ギヤ23と、駆動ギ
ヤ20と被動ギヤ23との間に配設された中間ギヤ21
とから構成されている。そして、調整軸17の回転によ
り、プランジャ12が回転し、プランジャ12と螺合部
5aとのねじ対偶により、スライド5の下死点位置を調
整可能に形成されている。なお、16はダイハイド調整
装置ケースである。
次に、第3図を参照して駆動モータ301回転数設定手
段35.制御手段40および回転エンコーダ34を説明
する。
上記調整軸1フの一端部には、スプロケット26.31
が取付けられており、スプロケット26は駆動モータ3
0の回転軸に設けられたスプロケット28とチェノ27
を介して連結され、スプロケット31は回転エンコーダ
34の回転軸に設けられたスプロケット33とチェノ3
2を介して連結されている。
そして、駆動モータ30は後述する制御手段40に制御
されて作動し、チェノ27を介して調整軸17を回転駆
動する。また、回転エンコーダ34は調整軸17の回転
によりチェノ32を介して回転し、調整軸17の回転、
即ち駆動モータ30の回転に基づいてパルス信号を制御
手段40へ出力するように構成されている。
回転数設定手段35は、実施例ではクランク軸70回転
数を入力するためのキーボードからなり、制御手段40
に接続されて、試打ち回転数の設定人力および実生産回
転数の設定入力が行われる制御手段40は、実施例では
1チツプのマイクロコンピュータが使用され、予め定め
られたプログラムにより演算処理を実行するCPU41
、プレス機1の各回転数に対応したスライド5の下死点
降下量(例えば第5図に示す回転数対下死点降下量)を
予め記憶するとともに、演算手順を定めた制御プログラ
ムを記憶しているROM42、演算処理に関連する各デ
ータを読出し、書込み可能に記憶するRAM43を備え
、各ユニットはコモンバスにより相互に接続され、デー
タや制御信号の伝達が行われる。
そして、回転数設定手段35から入力される試打ち回転
数および実生産回転数に基づいて、ROM42から各々
の下死点降下量を読出して、その差から下死点位置補正
量を演算して駆動モータ30を作動させるとともに、回
転エンコーダ34のパルス信号を読取って、駆動モータ
30が下死点位置補正量に相当する回転数に達したとき
、その回転を停止させるように構成されている。
次に、このように構成されたプレス機における下死点位
置補正装置の動作を第4図の流れ図に基づいて説明する
まず、プレス機1の金型が交換されて、新たな金型、即
ち下型44.上型45が装着されると、調整軸17を回
転させてその金型により決められたダイハイドに調整す
る。
そして、回転数設定手段35より適宜な試打ち回転数(
低速回転数)を制御手段40へ設定入力して試打ちを行
う。試打ちの開始に伴い、可変速モータによりフライホ
イール9を介してクランク軸7が回転し、クランクビン
7aに連結されたプランジャ12によってスライド5は
上下動される。この試打ち製品は検査され、必要によっ
てダイハイドの調整を行い、再度試打ちを行い製品を検
査して、良品であれば試打ちが終了する。そのときのダ
イハイドが駆動モータ30による下死点位置補正の原点
とされ、プレス機1の実生産の回転数(高速回転数)を
回転数設定手段35より制御手段40へ設定入力して、
プレス機1の実生産作動に入る。
そして、スラップ100では、制御手段40のCPU4
1が、試打ち回転数と実生産回転数の各々に対応する下
死点降下量をROM42より読出し、その降下量の差に
対応する下死点位置補正量(駆動モータ30による補正
回転数)を演算して、駆動モータ30へ駆動信号を出力
する。続いてステップ110で駆動モータ30が作動し
て、スプロケット28.チェノ2フ、スプロケツト26
を介して調整軸17を回転させる。調整軸17の回転に
伴って、ダイハイド調整ギヤ装置15を介してプランジ
ャ12が回転し、スライド5の下死点位置を微調整する
。 ステップ120では、回転エンコーダ34はスプロ
ケット31.チェノ32、スプロケット33を介して、
調整軸17の回転数、即ち駆動モータ30の回転数を読
取って、パルス信号を制御手段40へ出力する。そして
、CPU41は、駆動モータ30の補正回転数と回転エ
ンコーダ34よりのパルス信号に基づく回転数とを比較
し、両者が一致したとき駆動モータ30への駆動信号の
出力を停止する。次いで、ステップ130では、駆動信
号の出力が停止され駆動モータ30の回転は停止し、ス
ライド5の下死点位置の補正を終了する。そして、プレ
ス機1は、試打ち時と同じ下死点位置を保持して実生産
回転数で作動を継続する。 なお、この発明は上述の実
施例の構成のみに限定されるものではなく、この発明の
技術的思想から逸脱しない範囲においてその実施態様を
変更することができる。例えば、駆動モータ30にステ
ッピングモータを用い、そのステッピングそ一夕を制御
手段40によりオーブンループ制御を行ってもよい。
また、回転数設定手段は、クランク軸7に回転数検出器
を設け、試打ち回転数と実生産回転数とを、回転数検出
器で読取って制御手段40へ入力するようにしてもよい
〈発明の効果〉 以上説明したようにこの発明のプレス機における下死点
位置補正装置は、クランク軸とスライドとの間に設けら
れ、調整軸の回転によりスライド下死点位置を調整可能
に螺着された連結部材を備えたプレス機において、調整
軸を駆動する駆動モータと、クランク軸の回転数を設定
入力する回転数設定手段と、クランク軸の各回転数に対
応するスライドの下死点降下量を記憶するとともに、回
転数設定手段の設定回転数に対応した下死点位置補正量
を演算して駆動モータを駆動制御する制御手段と、を備
えた構成なので、クランク軸の回転数に対応してスライ
ド下死点位置の変化を自動的に補正することができる。
従って、従来のように下死点位置の補正のために、騒音
の発生やプレス機の能力損失、を伴うことなく、かつ、
プレス機の運転状態に適応して下死点位置の補正を、自
動的゛に的確に行うことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明のプレス機における下死点位置補正装
置の全体構成図、 第2図はプレス機の全体の構成を示す説明図、第3図は
この発明の装置の実施例の構成を示す平面図、 第4図は同じく制御手段の演算処理を示す演算流れ図、 第5図はクランク軸の回転数に対するスライド下死点降
下量の変化の一例を示す曲線図である。 1・・・プレス機、 5・・・スライド、 7・・・クランク軸、 12・・・プランジャ(連結部材)、 17・・・調整軸、 30・・・駆動モータ、 35・・・回転数設定手段、 40・・・制御手段。 特  許  出  願  人 株式会社山田ドビー 剪 1  図 第2c(I 第 3 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 クランク軸とスライドとの間に設けられ、調整軸の回転
    によりスライド下死点位置を調整可能に螺着された連結
    部材を備えたプレス機において、前記調整軸を駆動する
    駆動モータと、 前記クランク軸の回転数を設定入力する回転数設定手段
    と、 前記クランク軸の各回転数に対応する前記スライドの下
    死点降下量を記憶するとともに、前記回転数設定手段の
    設定回転数に対応した下死点位置補正量を演算して前記
    駆動モータを駆動制御する制御手段と、を備えたことを
    特徴とするプレス機における下死点位置補正装置。
JP13116288A 1988-05-27 1988-05-27 プレス機における下死点位置補正装置 Pending JPH01299798A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6070521A (en) * 1998-03-16 2000-06-06 Yamada Dobby Co., Ltd. Slide control device of press
EP1177886A1 (de) * 2000-08-01 2002-02-06 Haulick + Roos GmbH Press- oder Stanzautomat
JP2006231370A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Yamada Dobby Co Ltd プレス機のspm対応ダイハイト補正支援システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1592039A (en) * 1977-07-09 1981-07-01 Schuler Gmbh L Control apparatus for a press ram adjustment device and method employing the apparatus

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