JPH0129947B2 - - Google Patents

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JPH0129947B2
JPH0129947B2 JP57203794A JP20379482A JPH0129947B2 JP H0129947 B2 JPH0129947 B2 JP H0129947B2 JP 57203794 A JP57203794 A JP 57203794A JP 20379482 A JP20379482 A JP 20379482A JP H0129947 B2 JPH0129947 B2 JP H0129947B2
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JP
Japan
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joint material
cap
joint
side plate
plate portion
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Expired
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JP57203794A
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English (en)
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JPS5996355A (ja
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Kokichi Tateno
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は目地材に関する。特に合成樹脂発泡
体で目地材本体を形成し、その上部に補強用のキ
ヤツプを被冠する型式の、いわゆる伸縮目地材の
新規な構成に関するものである。
従来の伸縮目地材は、第1図及び第2図に示す
如く、目地材本体1の上部にキヤツプ2を被冠し
たもので、支持脚3、固定用モルタル4を用い、
あるいは粘着剤5を用いて基盤面上に一定の間隔
で配列してコンクリートの打設を行うものである
そしてキヤツプ2は、耐候性・経済性等を考慮し
て塩化ビニールで成形されるのが普通であるが、
目地材の配置からコンクリートの打設までに時間
があき、その間、第3図に示す如く矢符方向から
太陽光が当たると、仮想線で示す如く太陽光が当
たる側が膨張し連続する目地材の一単位の長さ2
mに対して20〜30mmも湾曲する現象が生じ、この
まゝの状態でコンクリートの打設を行うと、目地
が直線状とならず波状になつてしまい著しく美観
を損ねる結果となる。このようなキヤツプ2の熱
膨張は、目地材施工後にキヤツプ2が収縮して第
4図に示す如く目地材と目地材との接合部6に20
〜40mmもの空間を発生させることがある。このよ
うな目地不良を解消するためには、第1図に示し
た型式の目地材の場合にはモルタル4による固定
を目地材の全長にわたつて行うことによつて予防
する方策がとられているが、モルタル4による固
定作業が繁雑であり作業性が悪いばかりでなく、
第4図に示した如き空間6の発生は予防すること
が出来ない。第2図に示した型式の目地材におい
ては、モルタルを用いないので太陽光が当たらな
い時をえらんで目地施工を行うより外に解決策が
無い。キヤツプ2の断面形状を様々に工夫した
り、あるいは鉄板等を補強用に併用することが提
案されているが、さび付いたり、キヤツプ2の側
面方向からの力に対する弾力性が失われてしま
う、高価なものになる等々の難点が有り、その解
決策が業界の課題となつている。
この発明は、上記に鑑みて創作されたものであ
つて、目地材(キヤツプ)の湾曲、収縮が有効に
防止出来、しかも安価に製造可能な目地材の新規
な構成を明らかにすることを目的とするものであ
り、以下、この発明の実施例を添付の図面に従つ
て詳細に説明する。
第5図は、この発明の1実施例を示す斜視図で
あつて、キヤツプ2の側面には例えばポリエステ
ル等のフイルムで形成した補強材7を配置する。
補強材7の材質はキヤツプ2の材質(一般に塩化
ビニール)よりも熱膨張率の低いものであれば良
く、また、キヤツプ2と補強材7との接合手段は
キヤツプ2を押出成形等により成形する際に同時
に接合しても良いし、アるいは接着剤等を用いて
後から接合しても良い。補強材7の取り付け位置
は、補強材7が主としてキヤツプ2の側板に作用
するように考慮しなければならないが、第6図〜
第8図に示す如く、キヤツプ2の内側面あるいは
内側全体、若しくは側板内に埋め込むようにして
も良い。
この発明の目地材は、上記の如く構成されてい
るので、例えばキヤツプ2を塩化ビニールで成形
したような場合にあつてもキヤツプ2の膨張・収
縮は補強材7の存在によつて減少されるので頭記
した従来の目地材が有する欠点を有効に防止する
ことが出来る。次に具体的な実験例によつて本発
明の効果を説明する。
実施例 1 第9図に示す目地材において、硬質塩化ビニー
ル樹脂からなる上板部2a、下板部2b及び側板
部2c,2cの厚みをそれぞれ1mm、1mm、1mm
とし、図中の各長さl1,l2をそれぞれ30mm、30mm
とした。また、側板部2c,2cの外周面の全域
に厚み0.12mmのポリエステルフイルムをニトリル
ゴム系の接合剤により接合した。
このようにして得られた目地材を単位長さ2m
とし、1月に約20日間、太陽光に当たる場所に設
置した。この結果、目地材の長手方向中心線に対
し、太陽光が当たつた側への湾曲は、1mm程度に
すぎなかつた。
比較例 目地材の側板部にポリエステルフイルムを接合
しない以外は、実施例1同様にして目地材を製造
し、実施例1同様の場所及び期間設置した。この
結果、目地材の長手方向中心線に対し、太陽光が
当たつた側への湾曲は、15mmであつた。
実施例 2 厚み0.12mmのポリエステルのフイルムを目地材
の押出成形時に第10図に示すように側板部に埋
設させた目地材を製造した。このとき、目地材各
部の厚みおよび長さは実施例1と同じである。こ
の目地材を実施例1同様の場所及び期間設置し
た。この結果、目地材の長手方向中心線に対し、
太陽光が当たつた側への湾曲は、1mm程度にすぎ
なかつた。
以上のように本発明の目地材によれば、従来例
の目地材の湾曲の程度の約6〜7%に減少した。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の目地材を示す断面図
第3図及び第4図は同じく平面図、第5図はこの
発明の実施例を断面図、第6図〜第8図は他の実
施例を示す断面図、第9図および第10図は、実
験例を示すための説明図である。 図中において、1は目地材本体、2はキヤツプ
3は支持脚、4はモルタル、5は粘着剤、6は空
間、7は補強材、を各々指示する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 合成樹脂等の発泡体が目地材本体を形成する
    共に、その上部に補強用のキヤツプを被冠してな
    る目地材において、該キヤツプが下板部と該下板
    部と所定の間隔をおいて設けられた上板部とを備
    え、該上板部と前記下板部の幅方向の両面にそれ
    ぞれ側板部が結合されてこれらの板部によつて囲
    まれた空間部を形成し、前記側板部の内周面若し
    くは外周面の少なくとも一方の大部分又は側板部
    の内部に前記キヤツプを構成する材質よりも熱膨
    張係数の低い材質で形成されるフイルムが接合又
    は埋設されていることを特徴とする目地材。
JP20379482A 1982-11-22 1982-11-22 目地材 Granted JPS5996355A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20379482A JPS5996355A (ja) 1982-11-22 1982-11-22 目地材

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JP20379482A JPS5996355A (ja) 1982-11-22 1982-11-22 目地材

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Publication Number Publication Date
JPS5996355A JPS5996355A (ja) 1984-06-02
JPH0129947B2 true JPH0129947B2 (ja) 1989-06-15

Family

ID=16479852

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57146868A (en) * 1981-03-09 1982-09-10 Hayakawa Rubber Extensible joint member

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5531130Y2 (ja) * 1977-04-25 1980-07-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57146868A (en) * 1981-03-09 1982-09-10 Hayakawa Rubber Extensible joint member

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JPS5996355A (ja) 1984-06-02

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