JPH01298865A - 電荷保持媒体を用いた画像処理システム - Google Patents

電荷保持媒体を用いた画像処理システム

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JPH01298865A
JPH01298865A JP12930988A JP12930988A JPH01298865A JP H01298865 A JPH01298865 A JP H01298865A JP 12930988 A JP12930988 A JP 12930988A JP 12930988 A JP12930988 A JP 12930988A JP H01298865 A JPH01298865 A JP H01298865A
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JP
Japan
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charge
image
layer
medium
photoreceptor
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Pending
Application number
JP12930988A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Matsuo
誠 松尾
Minoru Uchiumi
内海 実
Chihaya Ogusu
小楠 千早
Shunsuke Mukasa
武笠 俊介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Priority to ES89305010T priority patent/ES2094728T3/es
Priority to EP89305010A priority patent/EP0342968B1/en
Priority to EP96100346A priority patent/EP0714093B1/en
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Priority to DE68927280T priority patent/DE68927280T2/de
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Publication of JPH01298865A publication Critical patent/JPH01298865A/ja
Priority to US08/462,595 priority patent/US5983057A/en
Priority to US08/462,775 priority patent/US5638103A/en
Priority to US08/812,559 priority patent/US6493013B2/en
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像を静電的に記録し、任意の時点で静電潜像
を静電的に読み出すことが可能な電荷保持媒体をコンピ
ュータの外部記憶装置として用いた電荷保持媒体を用い
た画像処理システムに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、原稿走査部、コンピュータ、露光記録部からなり
、原稿を読み取って適当な画像処理を施し、フィルム上
へ記録する手段としてスキャナーが使用されている。例
えば、カラースキャナーの場合について説明すると、原
稿走査部では所与のカラー原Mを光電走査して未修正の
赤(R)、緑(G)、青(B)の3色分解信号を得て、
これを磁気ディスク、或いは磁気テープに記憶させ、次
にコンピュータでは、記憶させておいたデータを読み出
してこれらの信号に色修正、調子修正、画像合成等の各
種処理を施し、修正済みの4色分解信号を作り出す。そ
してn光記録部では、それらの信号によって原稿走査に
同期してフィルムに走査露光を与えて修正済み4色分解
画像を出力として得ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、原稿を読み取った画像データは膨大なために
、従来のスキャナーシステムにおいては、磁気ディスク
または磁気テープに一旦記憶させておき、これを読み出
すようにしており、磁気ディスクや磁気テープへ記録す
るための時間、読み出す時間が非常にかかるし、複数の
膨大な画像データ、例えばA4サイズで数10MBを記
憶させるために多数の磁気ディスクや磁気テープとその
ためのスペースを必要としていた。また、磁気テープに
記憶させたデータは長期間の保存中には破壊されてしま
うという問題があった。
また、印刷の場合について言えば、原稿を円筒状の読み
取りシリンダーにセットする場合のボジショニング作業
が必要となり、原稿を所定角度回転させたい場合、正確
な回転角度で読取りシリンダにセットするのが困難であ
ると共に、色修正、マスキング、シャープネス処理等を
コンピュータの演算で行っているために膨大な演算処理
を行うためのコンピュータも大型化し、装置が大掛かり
となって高価格化するという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、原稿の読
み取り記録のための時間を短縮すると共に、読み取った
原稿を半永久的に保存でき、画像合成、色修正、マスキ
ング、シャープネス処理等を容易に行うことができ、装
置をコンパクト化し、安価にすることが可能な電荷保持
媒体を外部記憶装置に用いた画像処理システムを提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明で使用する電荷保持媒体による記録方法
を説明するための図で、図中、■は感光体、3は電荷保
持媒体、5は光導電層支持体、7は感光体電極、9は光
導電層、11は絶縁層、13は電荷保持媒体電極、15
は絶縁層支持体、17は電源である。
第1図においては、感光体l側から露光を行う態様であ
り、まずl閣厚のガラスからなる光導電層支持体5上に
1000人厚のIrOからなる透明な感光体電極7を形
成し、この上に10μm程度の光導電層9を形成して感
光体1を構成している。この感光体lに対して、10μ
m程度の空隙を介して電荷保持媒体3が配置される。を
荷保持媒体3は101厚のガラスからなる絶縁層支持体
15上に1000人厚のIr電極13を蒸着により形成
し、この電極13上に10IIm厚の絶縁7111を形
成したものである。
先ず、第1図(イ)に示すように感光体lに対して、1
0μm程度の空隙を介して電荷保持媒体3をセットし、
第1図(ロ)に示すように電源17により電極7.13
間に電圧を印加する。暗所であれば光導電層9は高抵抗
体であるため、電極間には何の変化も生じない。感光体
1側より光が入射すると、光が入射した部分の光導電層
9は導電性を示し、絶縁層!■との間に放電が生じ、絶
!i層11に電荷が蓄積される。
露光が終了したら、第1図(ハ)に示すように電圧をO
FFにし、次いで、第1図(ニ)に示すように電荷保持
媒体3を取り出すことにより静電潜像の形成が終了する
なお、感光体1と電荷保持媒体3とは上記のように非接
触でなく接触式でもよく、接触式の場合には、感光体電
極7側から光導電層9の露光部に正または負の電荷が注
入され、この電荷は電荷保持媒体3側の電極13に引か
れて光導電層9を通過し、絶縁層11面に達した所で電
荷移動が停止し、その部位に注入電荷が蓄積される。そ
して、感光体1と電荷保持媒体3とを分離すると、絶縁
層11は電荷を蓄積したままの状態で分離される。
この記録方法は面状アナログ記録とした場合、銀塩写真
法と同様に高解像度が得られ、また形成される絶縁層l
l上の表面電荷は空気環境にすされるが、空気は良好な
絶縁性能を持っているので、明所、暗所に関係なく放電
せず長期間保存される。
この絶縁層11上の電荷保存期間は、絶縁体の性質によ
って定まり、空気の絶縁性以外に絶縁体の電荷捕捉特性
が影響する。前述の説明では電荷は表面電荷として説明
しているが、注入電荷は単に表面に蓄積させる場合もあ
り、また微視的には絶縁体表面付近内部に侵入し、その
物質の構造内に電子またはホールがトラップされる場合
もあるので長期間の保存が行われる。また電荷保持媒体
の物理的損傷や湿度が高い場合の放電等を防ぐために絶
縁N11の表面を絶縁性フィルム等で覆って保存するよ
うにしてもよい。
以下、本願発明に用いられる感光体、および電荷保持媒
体の構成材料について説明する。
先導T4層支持体5としては、感光体を支持することが
できるある程度の強度を有していれば、その材質、厚み
は特に制限がなく、例えば可撓性のあるプラスチックフ
ィルム、金属箔、紙、或いは硝子、プラスチックシート
、金属板(電極を兼ねることもできる)等の剛体が使用
される。但し、感光体側から光を入射して情報を記録す
る装置に用いられる場合には、当然その光を透過させる
特性が必要となり、例えば自然光を入射光とし、感光体
側から入射するカメラに用いられる場合には、厚み1m
m程度の透明なガラス板、或いはプラスチックのフィル
ム、シートが使用される。
感光体電極7は、光導電層支持体5に金属のものが使用
される場合を除いて光導電層支持体5に形成され、その
材質は比抵抗値が10−Ω・0m以下であれば限定され
なく、無機金属導電膜、無機金属酸化物導電膜等である
。このような感光体電極7は、光導電層支持体5上に、
蒸着、スパッタリング、CVD、コーティング、メツキ
、ディッピング、電解重合等により形成される。またそ
の厚みは、感光体電極7を構成する材質の電気特性、お
よび情報の記録の際の印加電圧により変化させる必要が
あるが、例えばアルミニウムであれば、100〜300
0人程度である。この感光体電極7も光導電層支持体5
と同様に、情報光を入射させる必要がある場合には、上
述した光学特性が要求され、例えば情報光が可視光(4
00〜700nm)であれば、I T O(Inz03
−3nO2) 、S n 02等をスパッタリング、蒸
着、またはそれらの微粉末をバインダーと共にインキ化
してコーティングしたような透明電極や、Au、AlS
Ag、Ni、Cr等を蒸着、またはスパッタリングで作
製する半透明電極、テトラシアノキノジメタン(TCN
Q)、ポリアセチレン等のコーティングによる有機透明
電極等が使用される。
また情報光が赤外(700nm以上)光の場合も上記電
極材料が使用できるが、場合によっては可視光をカット
するために、着色された可視光吸収電極も使用できる。
更に、情報光が紫外(400nm以下)光の場合も、上
記電極材料を基本的には使用できるが、電極基板材料が
紫外光を吸収するもの(有機高分子材料、ソーダガラス
等)は好ましくなく、石英ガラスのような紫外光を透過
する材料が好ましい。
光導電N9は、光が照射されると照射部分で光キャリア
(電子、正孔)が発生し、それらのキャリアが層幅を移
動することができる導電性層であり、特に電界が存在す
る場合にその効果が顕著である層である。材料は無機光
導電材料、有機光導電材料、有機無機複合型光導電材料
等で構成される。
以下、これら光導電材料、および光導電層の形成方法に
ついて説明する。
(A)無a感光体(光導電体) 無機感光体材料としてはアモルファスシリコン、アモル
ファスセレン、硫化カドミウム、酸化亜鉛等がある。
(イ)アモルファスシリコン感光体 アモルファスシリコン感光体としては ■水素化アモルファスシリコン(a−5i:H)■フッ
素化アモルファスシリコン(a−5i:F)これらに対
して不純物をドーピングしないもの、 ・B、AI、Ga、I n、TI等をドーピングにより
P型(ホール輸送型)にしたもの、・P%Ag5Sb、
Bi等をドーピングによりN型(電子輸送型)にしたも
の、 がある。
感光体層の形成方法としては、シランガス、不純物ガス
を水素ガスなどと共に低真空中に導入しく 10−”−
I Torr) 、グロー放電により加熱、或いは加熱
しない電極基板上に堆積して成膜するか、単に加熱した
電極基板上に熱化学的に反応形成するか、或いは固体原
料を蒸着、スパッター法により成膜し、単層、或いは積
層で使用する。膜厚は1〜50μmである。
また、透明電極7から電荷が注入され、露光してないの
にもかかわらず恰も露光したような帯電を防止するため
に、感光体電極7の表面に電荷注入防止層を設けること
ができる。この電荷注入防止層として、電極基板上と感
光体最上層(表面層)の一方或いは両方に、グロー放電
、蒸着、スパッター法等によりa−5iN層、a−5i
C層、5iOzJi。
AltChWl等の絶縁層を設けるとよい、この絶縁層
を余り厚くしすぎると露光したとき電流が流れないので
、少なくとも1000Å以下とする必要があり、作製し
易さ等を考慮すると400〜500人程度が望ましい。
また、電荷注入防止層として、整流効果を利用して電極
基板上に電極基板における極性と逆極性の電荷輸送能を
有する電荷輸送層を設けるとよく、電極がマイナスの場
合はホール輸送層、電極がプラスの場合は電子輸送層を
設ける0例えば、Stにボロンをドープしたa−3i 
: H(n” )は、ホールの輸送特性が上がって整流
効果が得られ、電荷注入防止層として機能する。
(ロ)アモルファスセレン感光体 アモルファスセレン感光体としては、 ■アモルファスセレン(a−Se) ■アモルファスセレンテルル(a −5e−Te)■ア
モルフアスひ素セレン化+1+ (a −ASzSei
)■アモルファスひ素セレン化合f+Teがある。
この感光体は蒸着、スパッター法により作製し、また電
荷注入阻止層としてSiO□、A I!go、、5iC
1SiN層を蒸着、スパッター、グロー放電法等により
電極基板上に設けられる。また上記■〜■を組み合わせ
、積層型感光体としてもよい、感光体層の膜厚はアモル
ファスシリコン感光体と同様である。
(ハ)硫化カドミウム(CdS ) この感光体は、コーティング、蒸着、スパッタリング法
により作製する。蒸着の場合はCdSの固体粒をタング
ステンボードにのせ、抵抗加熱により蒸着するか、EB
(エレクトロンビーム)蒸着により行う、またスパッタ
リングの場合はCdSターゲットを用いてアルゴンプラ
ズマ中で基板上に堆積させる。この場合、通常はアモル
ファス状態でCdSが堆積されるが、スパッタリング条
件を選択することにより結晶性の配向膜(膜厚方向に配
向)を得ることもできる。コーティングの場合は、Cd
S粒子(粒径1〜100μm)をバインダー中に分散さ
せ、溶媒を添加して基板上にコーティングするとよい。
。 (ニ)酸化亜鉛(Zn O) この感光体はコーティング法、或いはCVD法で作製さ
れる。コーティング法としては、ZnS粒子(粒径1〜
100μm)をバインダー中に分散させ、溶媒を添加し
て基板上にコーティングを行って得られる。またCVD
法としては、ジエチル亜鉛、ジメチル亜鉛等の有機金属
と酸素ガスを低真空中(10−”〜1Torr)で混合
し、加熱した電極基板(150〜400℃)上で化学反
応させ、酸化亜鉛膜として堆積させる。この場合も膜厚
方向に配向した膜が得られる。
(B)有機感光体 有機感光体としては、単層系感光体、機能分離型感光体
とがある。
(イ)単層系感光体 単層系感光体は電荷発生物質と電荷輸送物質の混合物か
らなっている。
く電荷発生物質系〉 光を吸収して電荷を生じ易い物質であり、例えば、アゾ
系顔料、ジスアゾ系顔料、トリスアゾ系顔料、フタロシ
アニン系顔料、ペリレン系顔料、ピリリウム染料系、シ
アニン染料系、メチン染料系が使用される。
〈電荷輸送物質系〉 電離した電荷の輸送特性がよい物質であり、例えばヒド
ラゾン系、ピラゾリン系、ポリビニルカルバゾール系、
カルバゾール系、スチルベン系、アントラセン系、ナフ
タレン系、トリジフェニルメタン系、アジン系、アミン
系、芳香族アミン系等がある。
また、電荷発生系物質と電荷輸送系物質により錯体を形
成させ、電荷移動錯体としてもよい。
通常、感光体は電荷発生物質の光吸収特性で決まる感光
特性を有するが、電荷発生物質と電荷輸送物質とを混ぜ
て錯体をつくると、光吸収特性が変わり、例えばポリビ
ニルカルバゾール(PvK)は紫外域でしか惑ぜず、ト
リニトロフルオレノン(TNF)は400nm波長近傍
しか悪しないが、P V K  T N F jff体
は650nm波長域まで怒じるようになる。
このような単層系感光体の膜厚は、10〜50μmが好
ましい。
(ロ)機能分離型感光体 電荷発生物質は光を吸収し易いが、電荷をトラップする
性質があり、電荷輸送物質は電荷の輸送特性はよいが、
光吸収特性はよくない、そのため両者を分離し、それぞ
れの特性を十分に発揮させようとするものであり、電荷
発生層と電荷輸送層を積層したタイプである。
〈電荷発生層〉 電荷発生層を形成する物質としては、例えばアゾ系、ジ
スアゾ系、トリスアゾ系、フタロシアニン系、酸性ザン
セン染料系、シアニン系、スチリル色素系、ビリリウム
色素系、ペリレン系、メチン系、a−5e 、 a−5
i 、アズレニウム塩系、スクアリウム塩基等がある。
〈電荷輸送層〉 電荷輸送層を形成する物質としては、例えばヒドラゾン
系、ピラゾリン系、PVK系、カルバゾール系、オキサ
ゾール系、トリアゾール系、芳香族アミン系、アミン系
、トリフェニルメタン系、多環芳香族化合物系等がある
機能分離型感光体の作製方法としては、まず電荷発生物
質を溶剤に溶かして、電極上に塗布し、次に電荷輸送層
を溶剤に溶かして電荷輸送層に塗布し、電荷発生層を0
.1−10μm、電荷輸送層を10〜508mの膜厚と
するとよい。
なお、単層系感光体、機能分離型感光体の何れの場合に
も、バインダーとしてシリコーン樹脂、スチレン−ブタ
ジェン共重合体樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、飽
和又は不飽和ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂
、ポリビニルアセタール樹脂、フェノール樹脂、ポリメ
チルメタアクリレ−) (PMMA)樹脂、メラミン樹
脂、ポリイミド樹脂等を電荷発生材料と電荷発生材料各
1部に対し、0.1〜10部添加して付着し易いように
する。コーティング法としては、ディッピング法、蒸着
法、スパッター法等を使用することができる。
次ぎに、電荷注入防止層について詳述する。
電荷注入防止層は、光導電層9の両表面の少なくとも一
方か、両方の面に、光導電層9の電圧印加時の暗電流(
電極からの電荷注入)、すなわち露光していないにもか
かわらず恰も露光したように感光層中を電荷が移動する
現象を防止するために設けることができるものである。
この電荷注入防止層は、いわゆるトンネリング効果を利
用した層と整流効果を利用した扇との二種類のものがあ
る。まず、いわゆるトンネリング効果を利用したものは
、電圧印加のみではこの電荷注入防止層により、光導電
層、あるいは絶&i層表面まで電流が流れないが、光を
入射した場合には、入射部分に相当する電荷注入防止層
には光導電層で発生した電荷の一方(電子、またはホー
ル)が存在するため高電界が加わり、トンネル効果を起
こして、電荷注入防止層を通過して電流が流れるもので
ある。このような電荷注入防止層は無機絶縁性膜、有機
絶縁性高分子膜、絶縁性単分子膜等の単層、あるいはこ
れらを積層して形成され、無機絶縁性膜としては、例え
ばAszOx 、BxOs、Bit’s 、CdS %
 CaO、CeO,、Cry’s 、 Coo 5Ge
Ots)【02、Fears 、Lag’s 、MgO
、Mn0t、Nd、o、 、Jibgos s PbO
,5bzOs 、Sing、5eat、Tag’s 5
TiO1、WOs 、V*0sSYzOs、v!01、
Zr0z、 BaTiOs、A110!、BizTiO
s 、、CaO−3rO、Ca0−YzOz、Cr−3
iO1LiTaOsSPbTi03、PbZr0i、Z
r0l−Co 、 Zr0l−5iO1、AIN 、 
BN% NbN 、 5rJa 、TaN % TiN
 、 VN、 ZrN 5SiC、Tic s WC%
A14Cs等をグロー放電、蒸着、スパッタリング等に
より形成される。尚、この層のlIl*は電荷の注入を
防止する絶縁性と、トンネル効果の点を考慮して使用さ
れる材質ごとに決められる0次ぎに整流効果を利用した
電荷注入防止層は、整流効果を利用して電極基板の極性
と逆極性の電荷輸送能を有する電荷輸送層を設ける。即
ち、このような電荷注入防止層は無機先till!、有
機光導′rIMs有機無機複合型光導電層で形成され、
その膜厚は0.1=10.crm程度である。具体的に
は、電極がマイナスの場合はB、AI、Ga、、In等
をドープしたアモルファスシリコン光導電層、アモルフ
ァスセレン、またはオキサジアゾール、ビラプリン、ポ
リビニルカルバゾール、スチルベン、アントラセン、ナ
フタレン、トリジフェニルメタン、トリフェニルメタン
、アジン、アミン、芳香族アミン等を樹脂中に分散して
形成した有機光導電層、電極がプラスの場合は、P、N
5As、Sb、Bi等をドープしたアモルファスシリコ
ン光導電層、ZnO光導電層等をグロー放電、蒸着、ス
パッタリング、CVD、コーティング等の方法により形
成される。
次ぎに、電荷保持媒体材料、および電荷保持媒体の作製
方法について説明する。
電荷保持媒体3は感光体lと共に用いられて、電荷保持
媒体3を構成する絶縁[11の表面、もしくはその内部
に情報を静電荷の分布として記録するものであるから、
電荷保持媒体自体が記録媒体として使用されるものであ
る。従って記録される情報、あるいは記録の方法により
この電荷保持媒体の形状は種々の形状をとることができ
る。例えば静電カメラ(同一出願人による同日出別)に
用いられる場合には、一般のフィルム(単コマ、連続コ
マ用)形状、あるいはディスク状となり、レーザー等に
よりデジタル情報、またはアナログ情報を記録する場合
には、テープ形状、ディスク形状、或いはは−ド形状と
なる。
絶縁層支持体15は、上記のような電荷保持媒体3を強
度的に支持するものであるが、基本的には光導電層支持
体5と同様な材質で構成され、光透過性も同様に要求さ
れる場合がある。具体的には、電荷保持媒体3がフレキ
シブルなフィルム、テープ、ディスク形状をとる場合に
は、フレキシブル性のあるプラスチックフィルムが使用
され、強度が要求される場合には剛性のあるシート、ガ
ラス等の無機材料等が使用される。
電荷保持媒体電極13は、基本的には感光体電極7と同
じでよく、上述した感光体電極7と同様の形成方法によ
って、絶縁層支持体15上に形成される。
絶縁層11は、その表面、もしくはその内部に情報を静
電荷の分布として記録するものであるから、電荷の移動
を抑えるため高絶縁性が必要であり、比抵抗で1QI4
Ω・cm以上の絶縁性を有することが要求される。この
ような絶縁層llは、樹脂、ゴム類を溶剤に溶解させ、
コーティング、ディッピングするか、または蒸着、スパ
ッタリング法により層形成させることができる。
ここで、上記樹脂、ゴムとしては、例えばポリエチレン
、ポリプロピレン、ビニル樹脂、スチロール樹脂、アク
リル樹脂、ナイロン66、ナイロン6、ポリカーボネー
ト、アセタールホモポリマー、弗素樹脂、セルロース樹
脂、フェノール樹脂。
ユリア樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂。
可撓性エポキシ樹脂、メラミン樹脂、シリコン樹脂、フ
ェノオキシ樹脂、芳香族ポリイミド、PPO,ポリスル
ホン等、またポリイソプレン、ポリブタジェン1ポリク
ロロプレン、イソブチレン。
極高ニトリル、ポリアクリルゴム、クロロスルホン化ポ
リエヂレン、エヂレン・プロピレンラバー。
弗素ゴム、シリコンラバー、多硫化系合成ゴム。
ウレタンゴム等のゴムの単体、あるいは混合物が使用さ
れる。
またシリコンフィルム、ポリエステルフィルム、ポリイ
ミドフィルム、含弗素フィルム、ポリエチレンフィルム
、ポリプロピレンフィルム、ポリパラバン酸フィルム、
ポリカーボネートフィルム、ポリアミドフィルム等を電
荷保持媒体電極13上に接着剤等を介して貼着すること
により層形成させるか、あるいは熱可塑性樹脂、熱硬化
性樹脂、紫外線硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂、ゴム等
に必要な硬化剤、溶剤等を添加してコーティング、ディ
ッピングすることにより層形成してもよい。
また絶縁層11として、ラングミエアー・プロシェド法
により形成される単分子膜、または単分子累積膜も使用
することができる。
またこれら絶縁11i11には、電極面との間、または
絶縁層重1上に電荷保持強化層を設けることができる。
電荷保持強化層とは、強電界(104V / c m以
上)が印加された時には電荷が注入するが、低電界(1
0’ V/cm以下)では電荷が注入しない層のことを
いう。電荷保持強化層としては、例えば5t(11、A
lzO+ 、SiC、SiN等が使用でき、有機系物質
としては例えばポリエチレン蒸着膜、ポリパラキシレン
蒸着膜が使用できる。
また静電荷をより安定に保持させるために、絶縁層11
に、電子供与性を有する物質(ドナー材料)、あるいは
電子受容性を有する物質(アクセプター材料)を添加す
るとよい、ドナー材料としてはスチレン系、とレン系、
ナフタレン系、アントラセン系、ピリジン系、アジン系
化合物があり、具体的にはテトラチオフルバレン(TT
F) 、ポリビニルピリジン、ポリビニルナフタレン、
ポリビニルアントラセン、ボリアジン、ポリビニルピレ
ン、ポリスチレン等が使用され、一種、または混合して
用いられる。またアクセプター材料としてはハロゲン化
合物、シアン化合物、ニトロ化合物等があり、具体的に
はテトラシアノキノジメタン(TCNQ)トリニトロフ
ルオレノン(TNF)等が使用され、一種、または混合
して使用される。ドナー材料、アクセプター材料は、樹
脂等に対して0.001〜10%程度添加、して使用さ
れる。
さらに電荷を安定に保持させるために、電荷保持媒体中
に元素単体微粒子を添加することができる0元素単体と
しては周期律表第1A族(アルカリ金属)、同IB族(
w4族)、同11A族(フルカリ土類金属)、同11B
族(亜鉛族)、同■A族(アルミニウム族)、同11[
B族(希土W4)、同■B族(チタン族)、同VB族(
バナジウム族)、同VIB族(クロム族)、同■B族(
マンガン族)、同■族(鉄族、白金族)、また同IVA
族(炭素族)としては珪素、ゲルマニウム、錫、鉛、同
VA族<窒素族)としてはアンチモン、ビスマス、同V
IA族(酸素族)としては硫黄、セレン、テルルが微細
粉状で使用される。また上記元素単体のうち金属類は金
属イオン、微細粉状の合金、有機金属、錯体の形態とし
ても使用することができる。
更に上記元素単体は酸化物、燐酸化物、硫酸化物、ハロ
ゲン化物の形態で使用することができる。これらの添加
物は、上述した樹脂、ゴム等の電荷保持媒体にごく僅か
添加すればよく、添加量は電荷保持媒体に対して0.0
1〜10重量%程度でよい。 またtI!A縁層1縁線
11IA&!性の点からは少なくても1000人(0,
1μm)以上の厚みが必要であり、フレキシビル性の点
からは100μm以下が好ましい。
このようにして形成される絶縁層11は、破損、または
その表面の情報電荷の放電を防止するために、その表面
に保護膜を設けることができる。保護膜としては粘着性
を有するシリコンゴム等のゴム類、ポリテルペン樹脂等
の樹脂類をフィルム状にし、絶縁Nllの表面に貼着す
るか、またプラスチックフィルムをシリコンオイル等の
密着剤を使用して貼着するとよく、比抵抗1014Ω・
Cm以上のものであればよ(、膜厚は0.5〜30μm
程度であり、絶縁層11の情報を高解像度とする必要が
ある場合には保護膜は薄い程よい。この保護層は、情報
再生時には保護股上から情報を再生してもよく、また保
護膜をIII離して絶縁層の情報を再生することもでき
る。
静電荷保持の方法としては、前述したような表面電荷を
蓄積するいわゆる自由電荷保持方法以外に絶縁媒体内部
に電荷の分布、分極を生じさせるニレクレットがある。
第2図は光エレクトレットを用いた静電荷保持方法を示
す図で、第1図と同一番号は同一内容を示している。な
お、図中、19は透明電極である。
第2図(イ)に示すようにフィルム等の支持体15上に
電極13を形成し、電極板上にZnS、CdS、ZnO
を、蒸着スパッター、CVD、コーティング法等で1層
l〜5μm形成する。そしてこの感光層表面に透明電極
19を接触あるいは非接触で重ね、電圧印加状態で露光
すると(第2図(ロ))、露光部で光によって電荷が発
生し、電場によって分極し、電荷は電場を取り去っても
その位置にトラップされる(第2図(ハ))、こうして
、露光量に応じたエレクトレフトが得られる。なお、第
2図の電荷保持媒体の場合は別体の感光体を必要としな
い利点がある。
第3図は熱ニレクレットを用いた静電荷保持方法を示す
図で、第1図と同一番号は同一内容である。
熱エレクトレツト材料としては、例えばポリ弗化ビニリ
ゾ7 (PVDF)、ポリ(VDF/三7)化エチレン
)、ポリ(VDF/四フッ化エチレン)、ポリフッ化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン。
ポリアクリロニトリル、ポリ−α−クロロアクリロニト
リル、ポリ(アクリロニトリル/塩化ビニル)、ポリア
ミド11.ポリアミド3.ポリ−m−フェニレンイソフ
タルアミド、ポリカーボネート、ポリ(ビニリデンシア
ナイド酢酸ビニル)。
PVDF/PZT複合体等からなり、これを電極基板1
3上に1〜50μm単層で設けるかあるいは2種類以上
のものを積層する。
そして露光前に抵抗加熱等で上記媒体材料のガラス転移
以上に媒体を加熱しておき、その状態で電圧印加露光を
行う(第3図(ロ))、高温ではイオンの移動度が大き
くなっており、露光部では絶縁層に高電界が加わり、熱
的に活性化されたイオンの内、負電荷は正電極に、正電
荷は負電極に集まって空間電荷を形成し、分極を生じる
。その後、媒体を冷却すると、発生した電荷は電場を取
り去ってもその位置にトラップされ露光量に応じたエレ
クトレットを生じる(第3図(ハ))。
次ぎに、絶縁層11に情報を入力する方法の例として、
高解像度静電カメラによる方法、レーザーによる記録方
法について説明する。
まず高解像度静電カメラによる方法は、通常のカメラに
使用されている写真フィルムの代わりに、前面に感光体
電極7を設けた光導電層9からなる感光体lと、感光体
lに対向し、後面に電荷保持媒体電極13を設けた絶縁
層11からなる電荷保持媒体とにより記録部材を構成し
、画電極へ電圧を印加し、入射光に応じて光導電層を導
電性として入射光量に応じて絶縁層上に電荷を蓄積させ
ることにより入射光学像の静電潜像を電荷蓄積媒体上に
形成するもので、機械的なシャッタも使用しうるし、ま
た電気的なシャッタも使用しうるものであり、また静電
潜像は明所、暗所に関係なく長期間保持することが可能
である。またプリズムにより光情報を、R,G、B光成
分に分離し、平行光として取り出すカラーフィルターを
使用し、RlG、B分解した電荷保持媒体3セツトで1
コマを形成するか、またはl平面上にR,G、B像を並
べて1セツトで1コマとすることにより、カラー撮影す
ることもできる。
またレーザーによる記録方法としては、光源としてはア
ルゴンレーザー(514,488nm)、ヘリウム−ネ
オンレーザ−(633nm) 、半導体レーザー(78
0nm、810nm等)が使用でき、感光体と電荷保持
媒体を面状で表面同志を、密着させるか、一定の間隔を
おいて対向させ、電圧印加する。この場合感光体のキャ
リアの極性と同じ極性に感光体電極をセットするとよい
、この状態で画像信号、文字信号、コード信号、線画信
号に対応したレーザー露光をスキャニングにより行うも
のである。画像のようなアナログ的な記録は、レーザー
の光強度を変調して行い、文字、コード、線画のような
デジタル的な記録は、レーザー光の0N−OFF制御に
より行う、また画像において網点形成されるものには、
レーザー光にドットジxネレ−’)  ON  0FF
ilJ111をかけて形成するものである。尚、感光体
における光導電層の分光特性は、パンクロマティックで
ある必要はな(、レーザー光源の波長に感度を有してい
ればよい。
次に本発明の電荷保持媒体を外部記憶装置として用いた
画像処理システムの一例として、印刷に適用した場合に
ついて説明する。
第4図は記録媒体として電荷保持媒体を用いた画像処理
システムの一実施例を示す図で、図中、3は電荷保持媒
体、101は読取りヘッド、102はA/D変換器、1
03はコンピュータ、105は磁気ディスク、106は
磁気テープ(MT)、107はD/A変換器、108は
プリンタ、109は記録ヘッド、110は記録シリンダ
、111はフィルムである。
図において、電荷保持媒体3には所定の原稿が記録され
ている。そして読取りへラド101をこの電荷保持媒体
3の表面を走査して後述するような方法で電位読取りを
行い、A/D変換してコンピュータ103に読み込む。
この場合、画像データは膨大になり、多(の画像情報を
読み込むためには磁気ディスク105、または磁気テー
プ106に記録する。そして、必要な時にこれを読み出
し、図示しないモニタで観察しながら画像合成、色修正
、倍率変換、マスキング、デイテール強調等所定の画像
処理を加えて記録へラド109を通して記録シリンダ1
10にセットしたフィルム111に露光記録する。なお
、画像データは必要に応じてプリンタ10Bによりプリ
ントアウトすることができる。
この場合、入力スキャナーを構成する電荷保持媒体3は
フラットベットタイプであるので、読取りシリンダ等を
必要とせず、構成をコンパクトにできると共に、原稿の
セット等面倒な扱作が要らな(なる。また、電荷保持媒
体3には面露光によりアナログ情報が記録されているが
、このままMTの代用としておけば、MTへの記録、読
みだしに要する時間を省略することができるため原稿読
み込みから露光記録までのトータルの時間を短縮するこ
とができる。
第5図は本発明の電荷保持媒体を用いた印刷画像処理シ
ステムの全体構成を示す図で、第4図と同一番号は同一
内容を示している。なお、120は読取りシリンダ、1
21は読取りヘッド、122は原稿、131はレーザー
、132はD/A変換器、133は光変調器、134は
ポリゴンミラーである。
第5図に示すシステムにおいては、原稿読取り、露光記
録は従来のスキャナーと同じであるが、読み込んだ画像
データを一旦記録しておくMTの代わりに電荷保持媒体
を使用している。即ち、コンピュータ103に読み込ん
だ画像データをD/A変換器でアナログ情報に変換し、
この信号でレーザー131からのレーザー光を変調し、
ポリゴンミラー134で線状感光体lを照射することに
より電荷保持媒体3に順次記録する。こうして、記録し
た情報は、必要に応じて任意の時に第4図の場合と同様
に電位読取りへラド101で読みだしてA/D変換し、
コンピュータに取り込み、画像処理して記録ヘッド10
9を通してフィルム111へ露光記録する。
このシステムによれば装置のコンパクト化、読取り、記
録に要する時間を短縮できると共に、記録の永久保存も
可能である。
なお、上記説明では光学31!l:XIl器とポリゴン
ミラーとの組み合わせにより光を変調して走査露光する
ようにしたが、この他にも、例えばフライングスポット
スキャナー(FSS)等のようにCRTと偏向手段の組
み合わせにより電子ビームを走査し、ブラウン管面の輝
点からの光により感光体を通して走査露光するようにし
てもよく、また管面部に針電極群を有する一種のCRT
の管面に近接して電荷保持媒体を対向配置し、走査電子
ビームが当たった針電極を通して電荷保持媒体に直接放
電記録するようにしてもよい。
次に第6図、第7図によりカラー西像情報を記録する方
法について説明する。
第6図においては、光源141、または142で原稿1
43を照射し、その反射光または透過光をカラーフィル
タ145を介して感光体1に面露光して電荷保持媒体3
に記録する。カラーフィルタ145はRSG、Bの3つ
の要素からなっており、これを水平方向に移動させてR
,G、Bを選択し、電荷保持媒体3枚1&IIで1つの
画像情報の記録が完了する。
第7図においてはカラーフィルタ146を回転型とし、
これの回転によりR,G、Bを選択する以外は第6図の
場合と同様である。
以下、像電位読取り方法について説明する。
第8図は本発明における電位読み取り方法の例を示す図
で、第1図と同一番号は同一内容を示している。なお、
図中、21は電位読み取り部、23は検出電極、25は
ガード電極、27はコンデンサ、29は電圧計である。
電位読み取り部21を電荷保持媒体3の電荷蓄積面に対
向させると、検出電極23に電荷保持媒体3の絶縁31
11上に蓄積された電荷によって生じる電界が作用し、
検出電極面上に電荷保持媒体上の電荷と等量の誘導電荷
が生ずる。この誘導電荷と逆極性の等量の電荷でコンデ
ンサ27が充電されるので、コンデンサの電極間に蓄積
電荷に応じた電位差が生じ、この値を電圧計29で読む
ことによって電荷保持体の電位を求めることができる。
そして、電位読み取り部21で電荷保持媒体面上を走査
することにより静電潜像を電気信号として出力すること
ができる。なお、検出電極23だけでは電荷保持媒体の
検出電極対向部位よりも広い範囲の電荷による電界(電
気力線)が作用して分解能が落ちるので、検出電極の周
囲に接地したガード電極25を配置するようにしてもよ
い。
これによって、電気力線は面に対して垂直方向を向くよ
うになるので、検出電極23に対向した部位のみの電気
力線が作用するようになり、検出電極面積に略等しい部
位の電位を読み取ることができる。電位読み取りの精度
、分解能は検出電極、ガード電極の形状、大きさ、及び
電荷保持媒体との間隔によって大きく変わるため、要求
される性能に合わせて最適条件を求めて設計する必要が
あ第9図は電位読み取り方法の他の例を示す図で、検出
電極、ガード電極をt@緑外性保護膜31上設け、絶縁
性保護膜を介して電位を検出する点以外は第8図の場合
と同様である。
この方法によれば、電荷保持媒体に接触させて検出でき
るため検出電極との間隔を一定にすることができる。
第10図は電位読み取り方法の他の例を示す図で、針状
電極33を直接電荷保持媒体に接触させ、その部分の電
位を検出するもので、検出面積を小さくすることができ
るので、高分解能を得ることができる。なお、針状電極
を複数設けて検出するようにすれば読み取り速度を向上
させることが可能となる。
以上は接触または非接触で直流信号を検出する直流増幅
型のものであるが、次に交流増幅型の例を説明する。
第11図は振動電極型の電位読取り方法を示す図で、2
2は検出電極、24は増幅器、26はメータである。
検出電極22は振動し、電荷保持媒体3の帯電面に対し
て時間的に距離が変化するように駆動されており、その
結果、検出電極22における電位は、帯電面の静電電位
に応じた振幅で時間的に変化する。この時間的な電位変
化をインピーダンスZの両端の電圧変化として取り出し
、コンデンサCを通して交流骨を増幅器24で増幅し、
メータ26により読み取ることにより帯電面の静電電位
を測定することができる。
第12図は回転型検出器の例を示し、図中28は回転羽
根である。
電極22と電荷保持媒体3の帯電面の間には導電性の回
転羽根28が設けられて図示しない駆動手段により回転
駆動されている。その結果、検出電極22と電荷保持媒
体3との間は周期的に電気的に遮蔽される。そのため、
検出電極22には帯電面の静電電位に応じた振幅の周期
的に変化する電位信号が検出され、この交流成分を増幅
器24で増幅して読み取ることになる。
第13図は振動容量型検出器の例を示し、28は駆動回
路、30は振動片である。
駆動回路28によってコンデンサーを形成する一方の電
極の振動片30を振動させて、コンデンサ容量を変化さ
せる。その結果、検出電極22により検出される直流電
位信号は変調を受け、この交流成分を増幅して検出する
。この検出器は直流を交流に変換して高感度で安定性良
く電位測定することができる。
第14図は電位読み取り方法の他の例を示す図で、細長
い検出電極を用い、C7手法(コンピュータ断層映像法
)を用いて電位検出を行うものである。
検出電極35を電荷蓄積面を横断するように対向配置す
ると、得られるデータは検出電極に沿って線積分した値
、即ちCTにおける投影データに相当するデータが得ら
れる。そこで、この検出電極を第14図(ロ)の矢印の
ように全面に行き渡るように走査し、さらに角度θを変
えて同様に走査していくことにより必要なデータを収集
し、収集したデータにCTアルゴリズムを用いて演算処
理を施すことにより、電荷保持体上の電位分布状態を求
めることができる。
なお、第15図に示すように検出電極を複数個並べるよ
うにすればデータ収集速度を早くすることができ、全体
としての処理速度を向上させることができる。
第16図は集電型検出器の例を示し、図中、32は接地
型金属円筒、34は絶縁体、36は集電器である。
集電器36には放射性物質が内蔵され、そこからα線が
放出されている。そのため、金属円筒内は空気がTi1
JJして正負のイオン対が形成されている。これらのイ
オンは自然の状態では再結合および拡散によって消滅し
、平衡状態を保っているが、電界があると、熱運動によ
る空気分子との衝突を繰り返しながら統計的には電界の
方向に進み、電荷を運ぶ役割を果たす。
即ち、イオンのため空気が導電化されて、集電器36も
含めたその周りの物体の間には等価的な電気抵抗路が存
在するとみなすことでできる。
従って、電荷保持媒体3の帯電面と接地金属円筒32、
帯電体と集電器36、および集電器36と接地金属円筒
32の間の抵抗をそれぞれRo、R,、R,とすると、
帯電体の電位をvlとすると、集電器36の電位■、は
、定常状態では、Vz =Rg V+ / (R+ +
Rx )となる、その結果、集電器36の電位を読み取
ることによって電荷保持媒体3の電位を求めることがで
きる。
第17図は電子ビーム型の電位読取装置の例を示す図で
、37は電子銃、38は電子ビーム、39は第1ダイノ
ード、40は2次電子増倍部である。
電子銃37から出た電子を図示しない静電偏向あるいは
は電磁偏向装置により偏向して帯電面を走査する。走査
電子ビームのうちの一部は、帯電面の電荷と結合して充
電電流が流れ、その分帯電面の電位は平衡電位に下がる
。残りの変調された電子ビームは電子銃37の方向に戻
り、第1ダイノード39に衝突し、その2次電子が2次
電子増倍部40で増幅されその陽極から信号出力として
取り出される。この戻りの電子ビームとして反射電子あ
るいは2次電子を使用する。
電子ビーム型の場合には、走査後は媒体上には均一な電
荷が形成されるが、走査時に潜像に対応する電流が検出
される。潜像がマイナス電荷の場合は、電荷が多い部分
(露光部)ではエレクトロンによる蓄積電荷が少なく、
充電電流が小さいが、例えば電荷が存在しない部分では
最大の充電電流が流れる。プラス電荷の場合はこの逆で
ネガ型となる。
第18図は電位読み取り方法の他の例を示す図であり、
静電潜像が形成された電荷保持媒体3をトナー現像し、
着色した面を光ビームにより照射してスキャニングし、
その反射光を光電変換器41で電気信号に変換するもの
であり、光ビーム径を小さくすることにより高分解能を
達成することができ、また光学的に簡便に静電電位の検
出を行うことができる。
第19図は電位読み取り方法の他の例を示す図であり、
後述するような微細カラーフィルターにより形成したR
、G、8分解像をトナー現像し、着色した面を光ビーム
により照射し、その反射光によりY、M、C信号を得る
場合の例を示している0図中、43は走査信号発生器、
45はレーザー、47は反射鏡、49はハーフミラ−1
51は光電変換器、53.55.57はゲート回路であ
る。
走査信号発生器43からの走査信号でレーザー45から
のレーザー光を、反射鏡47、ハーフミラ−49を介し
て着色面に当てて走査する。着色面からの反射光をハー
フミラ−49を介して充電変換器51に入射させて電気
信号に変換する。走査信号発生器43からの信号に同期
してゲート回路53.55.57を開閉制御すれば、微
細フィルタのパターンに同期してゲート回路53.55
.57が開閉制御されるので、Y、M、Cに着色してお
かなくてもY、M、Cの信号を得ることができる。
なお、カラー像が後述するように3面分割したものの場
合も、全く同様にY、M、Cの信号を得ることができ、
この場合もY、MSCに着色しておかなくてもよいこと
は同様である。
第18図、第19図に示した静電電位検出法においては
、トナー像が静電潜像の帯電量に対応したγ特性を有し
ていることが必要で、そのため帯TL量のアナログ的変
化に対してしきい値を持たないようにする必要がある。
対応さえとれていればγ特性が一致していなくても電気
的な処理によってγの補正を行うようにすればよい。
次にカラー画像を形成するために使用するカラーフィル
タについて説明する。
第20図はプリズムによる色分解光学系を示す図で、図
中、71.73.75はプリズムブロック、77.79
.81はフィルタ、83.85は反射鏡である。
色分解光学系は3つのプリズムブロックからなり、プリ
ズムブロック71のa面から入射した光情報は、b面に
おいて一部が分離反射され、さらにa面で反射されてフ
ィルタ77からB色光成分が取り出される。残りの光情
報はプリズムブロック73に入射し、0面まで進んで一
部が分離反射され、他は直進してそれぞれフィルタ79
.81からG色光酸分、R色光成分が取り出される。そ
して、G、B色光成分を、反射1183.85で反射さ
せることにより、R,G、B光を平行光として取り出す
ことができる。
このようなフィルタ91を、第21図に示すように感光
体1の前面に配置して撮影することにより、第21図(
ロ)のようにR,G、B分解した電荷保持媒体3セツト
で1コマを形成するか、また第21図(ハ)に示すよう
に1平面上にR,G。
B像として並べて1セツトで1コマとすることもできる
第22図は微細カラーフィルタの例を示す図で、例えば
、レジストをコーティングしたフィルムをマスクパター
ンで露光してR,G、Bストライプパターンを形成し、
それぞれR,G、B染色することにより形成する方法、
または第20図のような方法で色分解した光を、それぞ
れ細いスリットに通すことにより生じるR、G、Bの干
渉縞をホログラム記録媒体に記録させることにより形成
する方法、または光導電体にマスクをvfi着させて露
光し、静電潜像によるR、G、Bストライプパターンを
形成し、これをトナー現像して3回転写することにより
カラー合成してトナーのストライブを形成する方法等に
より形成する。このような方法で形成されたフィルタの
R,G、Bl&Ilで1画素を形成し、1画素を10J
Im程度の微細なものにする。このフィルタを第18図
のフィルタ91として使用することによりカラー静電潜
像を形成することができる。この場合、フィルタは感光
体と離して配置しても、あるいは感光体と一体に形成す
るようにしてもよい。
第23図は微細カラーフィルタとフレネルレンズを組み
合わせた例を示す図で、フレネルレンズによってR,G
、Bパターンを縮小して記録することができ、また通常
のレンズに比べて薄くコンパクトなレンズ設計が可能と
なる。
第24図はND (Neutral  Density
)フィルタとR,G、Bフィルターを併用した3面分割
の例を示す図で、入射光をNDフィルター81.83及
び反射ミラー85で3分割し、それぞれRフィルター8
7、Gフィルター89、Bフィルター91を通すことに
より、R,G、B光を平行光として取り出すことができ
る。
次に本発明の電荷保持媒体をスキャナーシステムに適用
した場合の特徴的事項を第25図〜第29図により説明
する。
第25図は本発明の電荷保持媒体の露光量に対する像電
位変化特性を示す図で、露光量は任意の単位で対数目盛
としている。
通常、製版スキャナーにおいては像濃度(照射光に対す
る透過光の比率の対数表示値)のダイナミックレンジは
3程度の範囲が必要で、現在はホトマルチプライヤを使
ってこれを実現しており、従来のCODなどでは精々2
程度のダイナミックレンジしかなく、製版用には使用で
きなかった。
これに対して、本発明の電荷保持媒体では第25図に示
す特性から分かるように、露光量の3桁程度の変化に対
応して像電位がほぼリニアに変化するので、像濃度のダ
イナミックレンジ3程度には十分対応でき、製版スキャ
ナー用として好適であることが分かる。
第26図は原稿を所定角度回転する場合を示す図である
従来、画像を回転して露光記録する場合は、コンピュー
タによる演算で行うとその演算処理が大変であるので、
原稿そのものをドラムスキャナーの読取りシリンダに所
定角度回転させてセットして読み出すようにしているが
、シリンダに原稿を正確に所定角度回転させてセットす
る作業は極めて大変であった0本発明の電荷保持媒体は
フラットであるので、第26図に示すように、電荷保持
媒体3を3aのように容易に且つ正確に所定角度回転さ
せることができ、図の矢印のように順次読み取ることに
より簡単に像の回転を行うことができる。なお、回転は
、通常画像の中心を回転中心とするが、図示の例では左
上の角を回転中心としている0回転の中心は、電荷保持
媒体を載せるテーブルの中心と電荷保持媒体上の画像の
回転関係が分かれば画像処理を行い、所望の回転画像が
得られる。また回転スピード等を変化させると特殊な変
形画像も得られる。
第27図は原稿から所定の画像を切り出す場合を示す図
である。
従来では、例えば図形151を切り出したい場合には、
図の点線153のようにソフト上のマスクにより大きめ
に原稿を切り出すようにしているが、本発明の電荷保持
媒体の場合には図形151と全く同じ形状で大きさのマ
スクを用いることにより、図形151のみ容易に読み取
ることができる。
第28図は原稿の切り抜き操作を示す図である。
例えば、図において、切り抜きたい画像が161であり
、その切り抜き指示書が162であるとすると、162
の原点からのヘッド101bの位置と、161の原点か
らのヘッド101aの位置との相対位置間係を検出回路
165で検出し、この検出信号によりXYステージ16
6を駆動して電荷保持媒体を移動させ、指示された領域
だけ読み取ったり、指示さた領域のみの情報を残し、他
を消去することができる。
第29図はシャープネス処理を説明するための図である
先ず、同図(イ)においてステップ状に濃度が変化する
画像171を記録する0次に同図(ロ)においては電荷
保持媒体に印加する電圧の極性を逆にし、画像171の
信号をローパスフィルタを通す等の手段により別途アン
シャープ信号172を得て画像171の静電潜像の上に
二重露光する。
この場合の露光では逆極性の電圧が印加されているので
、画像171と172の引算が行われ、その結果静電潜
像は図の173のようになる。そして、同図(ハ)にお
いて、同図(イ)の場合と同極性の電圧を印加した状態
で像173の上に元の画像171を重ね露光することに
よりエツジの強調された像174を得ることができ、単
に面露光を繰り返すだけで簡単にシャープネス処理を行
うことができる。
なお本発明におけるネガ潜像の形成は、所定極性のバイ
アスで一様光量による露光をしておき、次にそれ2逆極
性の電圧で露光することにより節単に得ることが可能で
ある。
〔作用〕
本発明の電荷保持媒体を用いた画像処理システムは、読
み取りヘッドにより読み取った画像データをD/A変換
して画像信号によりレーザー光を光学変調し、変調した
レーザー光で順次露光して電荷保持媒体に記録するか、
或いは電荷保持媒体を画像情報光で直接面露光してアナ
ログ記憶するようにしたので、従来の磁気テープを使用
するものに比して半永久的保存が可能であると共に、記
録、読みだしの時間を短縮することができ、また電荷保
持媒体自体非常にコンパクトであるので、装置全体をコ
ンパクト化することができる。また、本発明の電荷保持
媒体を入力スキャナーとして使用することにより、色修
正、マスキング、像回転、自動位置決め、シャープネス
処理等を電荷保持媒体上、或いはフィルタ交換等で節単
に行うことができ、また読取りシリンダの省略、コンピ
ュータの演算の筒略化等により一層装置をコンパクト化
することができる。
〔実施例〕
以下、実施例を説明する。
〔実施例1〕・・・電荷保持媒体の作製方法メチルフェ
ニルシリコン樹脂10g、キシレン−ブタノール1 :
1媒10gの組成を有する混合液に、硬化剤(金属触媒
):商品名 CR−15を1重量%(0,2g)加えて
よく攪拌し、Alを1000人蒸着5たガラス基板上に
ドクターブレード4ミルを用いてコーティングを行った
その後150’c、lhrの乾燥を行ない、膜厚lOμ
mの電荷保持媒体(a)を得た。
また上記混合液を、A/をtooo人窯着した100μ
mポリエステルフィルム上に同様の方法でコーディング
し、次いで乾燥し、フィルム状の電荷保持媒体(b)を
得た。
また上記混合液を、Afを1000人蒸着5た4インチ
ディスク形状アクリル(1m厚)基板上にスピンナー2
00Orpmでコーディングし、50°C,3hr乾燥
させ、膜厚7pmのディスク状電荷保持媒体(c)を得
た。
また上記混合液に、更にステアリン酸亜鉛を001g添
加し、同様のコーティング、乾燥を行い、10μmの膜
厚を有する電荷保持媒体(d)を得た。
〔実施例2〕 ポリイミド樹脂Log、N−メチルピロリドン10gの
組成を有する混合液を、AJを1000人蒸着5たガラ
ス基板上にスピンナーコーティング(1000rpm、
20秒)した、溶媒を乾燥させるため150°Cで30
分間、前乾燥を行った後、硬化させるため350℃、2
時間加熱した。
膜厚8μmを有する均一な被膜が形成された。
〔実施例3〕・・・単層系有機感光体(PVK −TN
F )作製方法 ポリ−N−ビニルカルバゾールLog (亜南香料(株
)製)、2,4.7−)リニトロフルオレノン10g、
ポリエステル樹脂2g(バインダー:バイロン200東
洋紡(株)製)、テトラハイドロフラン(THF)90
gの組成を有する混合液を暗所で作製し、IngOs−
3nowを約1000人の膜厚でスパンターしたガラス
基板(1mg)に、ドクターブレードを用いて塗布し、
60℃で約1時間通風乾燥し、膜厚的10μmの光導電
層を有する感光層を得た。又完全に乾燥を行うために、
更に1日自然乾燥を行って用いた。
〔実施例4〕・・・アモルファスシリコンasi:H無
機感光体の作製方法 ■基板洗浄 SnO□のFsM透明電極層を一方の表面に設けたコー
ニング社7059ガラス(23X16X0゜9L、光学
研磨済)をトリクロロエタン、アセトン、エタノール各
液中、この順番に各々10分ずつ超音波洗浄する。
■装置の準備 洗浄の済んだ基板を第30図の反応室204内のアノー
ド206上に熱伝導が十分であるようにセットした後、
反応室内を10−’Torr台までり。
Pにより真空引きし、反応容器およびガス管ρ焼出しを
150@C〜350@Cで約1時間行い、焼出し後装置
を冷却する。
■a−3t:H(n”)の堆積 ガラス基板が350’Cになるようにヒーターを208
調整、加熱し、予めタンク201内で混合しておいたP
Hz /S 1H4=1000pp−のガスをニードル
バルブとPMBの回転数を制御することによって反応室
204の内圧が200a+T。
rrになるように流し内圧が一定になった後、Ma t
ching BOX203を通じて、40WのRf P
ower 202 (13,56KHz)を投入し、カ
ソード・アノード間にプラズマを形成する。堆積は4分
間行い、Rfの投入を止め、ニードルバルブを閉じる。
その結果、ブロッキング層を構成する約0. 2μmの
a−Si:H(n’)膜が基板上に堆積された。
■a−3i :Hの堆積 5il14100%ガスを■と同じ方法で内圧が200
 Torrになるように流し、内圧が一定になったとこ
ろで、Matching Box203を通じて40W
のRfPower 202 (13,56KHz)を投
入し、プラズマを形成して70分間維持する。堆積終了
はRfの投入を止め、ニードルバルブを閉じる。Hea
ter2080ff後、基板が冷えているから取り出す
この結果、約18.8.crmの膜がa −S i :
 H(n゛)股上に堆積された。
こうしてSnO,/a−3i :H(n” )ブロッキ
ングWIJ/a−3i :H(non−dope)20
μmの感光体を作製することができた。
〔実施例5〕・・・アモルファスセレン−テルル無機感
光体の作製方法 セレン(Se)に対しテルル(Te)が13重量%の割
合で混合された金属粒を用い、蒸着法によりa−5e−
Te薄膜を真空度1 (1’To r r、抵抗加熱法
でITOガラス基板上に蒸着した。1IffWはltI
mとした。さらに真空度を維持した状態で、同じく抵抗
加熱法でSeのみの蒸着を行いa −3e−TeN上に
10tIma−5g層を積層した。
〔実施例6〕・・・機能分離型感光体の作製方法(電荷
発生層の形成方法) クロロジアンブルー0.4g、ジクロルエタン40gの
組成を有する混合液を250m1容積のステンレス容器
に入れ、更にガラスピーズNo3.180mj!を加え
、振動ミル(安用電機製作所KED9−4)により、約
4時間の粉砕を行い粒径〜5μmのクロロシアンブルー
を得る。ガラスピーズを濾過後、ポリカーボネート、ニ
ーピロンE−2000(三菱ガス化学)を0.4g加え
約4時間攪拌する。この溶液をInJz−5nO□を約
1000人スパッターしたガラス基板(IIII11厚
)にドクターブレードを用いて塗布し、膜厚的1μmの
電荷発生層を得た。乾燥は室温で1日行った。
〔電荷輸送層の形成方法〕
4−ジベンジルアミノ−2−メチルベンズアルデヒド−
1,1′−ジフェニルヒドラゾン0.1g。
ポリカーボネート(ニーピロンE−2000)0. 1
 g。
ジクロルエタン2.0gの組成を有する混合液をドクタ
ーブレードにて、上記電荷発生層上に塗布し、約10p
mの電荷輸送層を得た。乾燥は60℃で2時間行った。
〔実施例7〕 (電荷発生層の形成方法) 酢酸ブチル10gにブチラール樹脂(積木化学、5LE
C)0.25g、下記の構造式を有するアズレニウムC
lO4塩、 0.5g、ガラスピーズNo% 133gとを混合し、
タッチミキサーで1日間撹拌し、よく分散させものをド
クターブレード、またはアプリケーターでガラス板上に
積層したITO上に塗布し、60℃、2時間以上乾燥さ
せた。乾燥後の膜厚は1μm以下。
(電荷輸送層の形成方法) テトラヒドロフラン9.5gにポリカーボネート(三菱
ガス化学、ニーピロンE2000)0゜5gと下記の構
造式で示されるヒドラゾン誘導体(阿南香料、CTC1
91) 0.5gとを混合し、ドクターブレードで上記電荷発生
層上に塗布し、60℃、2時間以上乾燥させた。膜厚1
0μm以下であった。
〔実施例日〕
(電荷発生層の形成方法) テトラヒドロフラン20gにブチラール樹脂(種水化学
、5LEC)0.5g、チタニルフタロシアニン0.2
5g、4.16−ジプロモアンスアンスロン0.25g
、ガラスピーズNo、  1を33g、タッチミキサー
で1日間撹拌し、よく分散させものをドクターブレード
、またはアプリケーターでガラス板上に積層したITO
上に塗布し、60°C22時間以上乾燥させた。乾燥後
の被膜は、Jll1μm以下であった。
(電荷輸送層の作製方法) ジクロロエタン9.5gに、ポリカーボネート(三菱ガ
ス化学、ニーピロンE2000)0.5g、上記ヒドラ
ゾン誘導体(阿南香料、CTC191)0.5gを溶解
し、ドクターブレードで、上記電荷発生層上に塗布、6
0°C12時間以上乾燥させた。膜厚は10μm以上で
あった。
〔実施例9〕・・・電荷注入防止層を設けた機能分離型
感光体の作製方法 (電荷注入防止層の形成方法) ガラス板上に積層したITO上に可溶性ポリアミド(東
亜合成化学、FS−175sV10)をスピンコーター
により0.5〜1μmf4布、60℃、2時間以上乾燥
させた。
(電荷発生層の形成方法) 酢酸ブチルLogにブチラール樹脂(種水化学、5LE
C)0.25g、前記したアズレニウムCNo、塩o、
5g、ガラスピーズN01133gとを混合し、タッチ
ミキサーで1日間撹拌し、よく分散させものをドクター
ブレード、またはアプリケーターで上記電荷注入防止層
上に塗布し、60°C12時間以上乾燥させた。乾燥後
の被膜は、膜r!J−1IIm以下であった。
(電荷輸送層の形成方法) テトラヒドロフラン9.5gにポリカーボネート(三菱
ガス化学、ニーピロンE2000)0゜5gと前記した
ヒドラゾン誘導体(阿南香料、CTC191)0.5g
とを溶解させ、ドクターブレードで上記電荷発生層上に
塗布し、60℃、2時間以上乾燥させた。膜厚10μm
以下であった。
〔実施例10〕 (電荷注入防止層の形成方法) ガラス板上に積層したITO上に可溶性ポリアミド(東
亜合成化学、FS−175SV10)をスピンコーター
により0.5〜ll1m1布、60℃、2時間以上乾燥
させた。
(電荷発生層の形成方法) テトラヒドロフラン20gにブチラール樹脂(種水化学
、5LEC)0.5g、チタニルフタロシアニン0.2
5g、4.10−ジブロモアンスアンスロン0.25g
、ガラスピーズNo、  1を33g、タッチミキサー
で1日間撹拌し、よく分散させものをドクターブレード
、またはアプリケーターで上記電荷注入防止層上に塗布
し、60℃、2時間以上乾燥させた。乾燥後の被膜は、
膜厚1μm以下であった。
(電荷輸送層の形成方法) j9媒であるジクロロエタン9.5gに、ポリカーボネ
ート(三菱ガス化学、ニーピロンE2000)0.5g
、前記ヒドラゾン誘導体(阿南香料、CTC191)0
.5gを溶解し、ドクターブレードで、上記電荷発生層
上に塗布、60°C22時間以上乾燥させた。膜厚はl
OIIm以上であった。
〔実施例11) (感光体電極層の形成方法) 青板ガラス上に、酸化インジウム錫(ITO5比抵抗1
00Ω・cm”)をスパッタリング法により蒸着させた
また、EB法により同様に蒸着させることができる。
(電荷注入防止層の形成方法) 上記感光体電極層上に、二酸化珪素をスパッタリング法
により蒸着させた。
膜厚は100〜3000人とすことができ、また二酸化
珪素の代わりに酸化アルミニウムを使用してもよく、ま
たスパッタリング法の代わりにEB法により同様に蒸着
させることができる。
(電荷発生層の形成方法) 上記電荷注入防止層上に、セレン−テルル(テルル含有
fit13重量%)を抵抗加熱により蒸着させた。膜厚
は21m以下である。
(電荷輸送層の形成方法) 上記電荷発生層上に粒状セレンを使用し、抵抗加熱法に
より蒸着させた。膜厚は10μm以下である。
〔実施例12〕・・・熱エレクトレットの作製方法ポリ
弗化ビニリデンフィルム20μm上に真空蒸着(10−
”Torr、抵抗加熱法)によりAffiを1000人
蒸着レムものを電荷保持媒体とし、機能分離型感光体の
光導電性感光体と共に静電潜像を形成する。
まず電荷保持媒体のA2基板側からホットプレート(3
X3cm)を接触させ、180℃に媒体を加熱する。加
熱直後に感光体を電荷保持媒体に10tImの空気ギャ
ップで表面同志を対向させ、置型極間に一550vの電
圧を印加(感光体電極を負とする)し、露光させた。露
光はハロゲンランプを光源として、lOルックスで、文
字パターン原稿を介して感光体裏面から1秒間行った。
この後フィルムを自然冷却した結果、露光部(文字部)
には、−150Vの電位が測定され、未露光部には電位
が測定されなかった。この帯電パターンの形成されたフ
ィルム上に水滴を滴下し、回収した後、電位測定を行っ
た結果、前と変わらず、露光部では一150vの電位が
測定された。
一方向線の電荷保持媒体に強制的にコロナ放電で表面に
一150vの電荷を形成した後、水滴を滴下し、回収し
たところ、最初−150vを示した露光部がOVと全く
電荷が消失した。従って加熱下での電荷形成はポリ弗化
ビニリデンの内部で分極が生じ、エレクトレット化して
いることがわかった。
(実施例13〕・・・光エレクトレットの作製方法1.
1mm厚のガラス支持体上にAffiを、約1000人
スパッタリング法により積層して基板とし、そのAlf
f1上に硫化亜鉛を約1.5μmの膜厚にN@ (10
−’Torr、抵抗加熱)させた。コノ硫化亜鉛層面に
、ガラス上に積層した170面を空気ギャップ10μm
設けて対向させ、両電極間に+700■の電圧を印加(
Al電極側を負にする)した状態で、ITO基板側から
露光を行った。
露光は実施例11と同様にして行った。その結果露光部
には+80Vの電位が測定され、未露光部には電位が測
定されなかった。この場合も実施例11と同様な水滴実
験を行ったが、回収後の電位の変化はなく、内部に電荷
の蓄積されたエレクトレフトが形成された。
〔実施例14〕 実施例3の単層系有機感光体(PVK −TNF )、
実施例1 (a)の電荷保持媒体、及びガラス基板を使
用し、これを電極側を外側にして重ねてカメラにセット
する。その際に感光体1と電荷保持媒体3間に空隙を設
けるため、第31図に示すように10μmのポリエステ
ルフィルムをスペーサー2として露光面以外の周囲に配
置する。
感光体電極側を負、電荷保持媒体側を正にして電圧を7
00V印加し、その状態で露出f−1゜4、シャッター
スピードl/60秒で光学シャッターを切るか、あるい
は露出f=1.4、シャッター開放状態で1/60秒電
圧印加を行い、屋外昼間の被写体撮影を行った。
露光OFF、電圧印加OFF後、電荷保持媒体を明るい
所、あるいは暗いで所で取り出し、■微小面積電位読取
り法によるCRT画像形成、■トナー現象による画像形
成を行った。
■では、100X100μmの微小面積表面電位測定プ
ローブをX−Y軸スキャニングを行い、100μm単位
の電位データを処理し、CRT上に電位−輝度変換によ
り画像形成を行った。電荷保持媒体上には最高露光部電
位200Vから未露光部0■までのアナログ電位潜像が
形成されており、その潜像をCRT上で100μmの解
像度で顕像化することができた。
■では、取り出した電荷保持媒体を負に帯電した湿式ト
ナー(黒)に10秒浸漬することにより、ポジ像が得ら
れた。得られたトナー像の解像度はIIImの高解像度
であった。
カラー画像の撮影は以下の方法で行った。
■プリズム型3面分割法 第20図に示すようにプリズムの3面上にRlG、Bフ
ィルターを配置し、それぞれの面に上記媒体をセットし
、f=1.4、シャッタースピードl/30秒で被写体
撮影を行った。
■カラーCRT表示法 R,G、B潜像各々を同様の方法でスキャニングして読
み取り、R,G、B潜像に対応した螢光発色をCRT上
で形成し、3色分解画像をCRT上で合成することによ
りカラー画像を得た。
■トナー現像法 分解露光した電荷保持媒体をR,G、 B?vI像に対
して負に帯電したC(シアン)、M(マゼンダ)、Y(
イエロー)トナーで各々現像し、トナー像を形成する。
トナーが乾燥する前にシアントナー像を形成した媒体上
に普通紙を重ね、紙上に正のコロナ帯電を行い、その後
、剥離を行うと、普通紙にトナー像が転写された。さら
に、同様の方法で画像の位置を一致させて、同一箇所に
マゼンダトナー、イエロートナーを順次転写合成すると
、普通紙上にカラー画像が形成された。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、記録の半永久的保存が可
能であると共に、記録、読みだしの時間を短縮すること
ができ、また電荷保持媒体自体非常にコンパクトである
ので、装置全体をコンパクト化することができる。また
、本発明の電荷保持媒体を記録媒体として使用すること
により、色修正、マスキング、像回転、自動位置決め、
シャープネス処理等を電荷保持媒体上、或いはフィルタ
交換等で簡単に行うことができるので入力操作性を向上
させることができ、読取りシリンダの省略、コンピュー
タの演算の簡略化等により一層装置をコンパクト化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電荷保持媒体の静電潜像記録方法の原
理を説明するための図、第2図は光エレクトレットを用
いた静電潜像記録方法の原理を説明するための図、第3
図は熱エレクトレットを用いた静電潜像記録方法の原理
を説明するための図、第4図は本発明の電荷保持媒体を
用いた画像処理システムを示す図、第5図は本発明の電
荷保持媒体を使用したスキャナーシステムを示す図、第
6図、第7図はカラー画像記録方法を説明するための図
、第8図、第9図、第10図は直流増幅型の電位読み取
り方法の例を示す図、第11図、第12図、第13図は
交流増幅型の電位読み取り方法の例を示す図、第14図
、第15図はCTススキャン法よる電位読み取り方法の
例を示す図、第16図は集電型の電位読み取り方法の例
を示す図、第17図は電子ビーム型の電位読み取り方法
の例を示す図、第18図、第19図はトナー着色を利用
した電位読み取り方法を説明するための図、第20図は
色分解光学系の構成を示す図、第21図はカラー静電潜
像を形成する場合の説明図、第22図は微細カラーフィ
ルタの例を示す図、第23図は微細カラーフィルタとフ
レネルレンズを組み合わせた例を示す図、第24図はN
DフィルダとR,C;、Bフィルタの併用による3面分
割を示す図、第25図は本発明の電荷保持媒体の露光量
に対する像電位変化特性を示す図、第26図は原稿を所
定角度回転する場合を示す図、第27図は原稿から所定
の画像を切り出す場合を示す図、第28図は原稿の切り
抜き操作を示す図、第29図はシャープネス処理を説明
するための図、第30図はa−3i:H感光体の作製方
法を説明するための図、第31図は本発明を適用した静
電カメラによる撮影の実施例を説明するための図である
。 1・・・感光体、3・・・電荷保持媒体、lot・・・
読取りヘッド、103・・・コンピュータ、109・・
・記録ヘッド、110・・・記録シリンダ、131・・
・レーザー、133・・・光変調器。 出  願  人  大日本印刷株式会社代理人 弁理士
  蛭 川 昌 信(外4名)第1図 (ハ) (ニ) ; 訝 第6図 ○〜142 第7図 1↓↓↓ 3〜ミヨ 第8図 第9図      箆10図 第12図 2ム 第14図 第15図 第16図 第17−図 第20図 第21図 第24図 第25図 第26図      第27図 &光体 2スペーサ 31願(ト)媒体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)原稿を読み取った画像データを記憶し、画像デー
    タを読み出してコンピュータで画像処理し、画像処理し
    たデータを記憶し、記憶したデータを読み出して記録媒
    体に出力する画像処理システムにおいて、画像データを
    記憶するコンピュータの外部記憶装置が電荷保持媒体か
    らなることを特徴とする電荷保持媒体を用いた画像処理
    システム(2)電荷保持媒体への記憶は、コンピュータ
    の出力をD/A変換し、変換したアナログ信号でレーザ
    ー光を光学変調し、変調したレーザー光を感光体に照射
    することにより電荷保持媒体に静電潜像を形成する請求
    項1記載の電荷保持媒体を用いた画像処理システム。 (3)感光体をスリット状に構成し、変調したレーザー
    光を回転ポリゴンミラーで走査して感光体に照射し、電
    荷保持媒体を移動させるようにした請求項2記載の電荷
    保持媒体を用いた画像処理システム。 (4)記憶したデータの読み出しは、電荷保持媒体の静
    電位読み取りにより行う請求項1記載の電荷保持媒体を
    用いた画像処理システム。 (5)画像処理したデータをコンピュータより直接プリ
    ントアウトするようにした請求項1記載の電荷保持媒体
    を用いた画像処理システム。
JP12930988A 1988-02-20 1988-05-26 電荷保持媒体を用いた画像処理システム Pending JPH01298865A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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