JPH01295425A - 酸化装置 - Google Patents

酸化装置

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JPH01295425A
JPH01295425A JP4565089A JP4565089A JPH01295425A JP H01295425 A JPH01295425 A JP H01295425A JP 4565089 A JP4565089 A JP 4565089A JP 4565089 A JP4565089 A JP 4565089A JP H01295425 A JPH01295425 A JP H01295425A
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JP
Japan
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gas
reaction chamber
chamber
buffer
oxidizing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4565089A
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English (en)
Inventor
Hidenori Koga
古賀 秀則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Sagami Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Sagami Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Sagami Ltd filed Critical Tokyo Electron Sagami Ltd
Priority to JP4565089A priority Critical patent/JPH01295425A/ja
Publication of JPH01295425A publication Critical patent/JPH01295425A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は1反応炉内にプロセスガスを供給してシリコ
ンウェハ等の被処理体表面に酸化膜等の生成膜を形成す
るための酸化装置に関する。
(従来の技術) 酸化装置は、シリコン基板の表面を酸化雰囲気中で加熱
酸化させてSLをSin、に変換するための装置で常圧
酸化炉と炉内雰囲気の分圧を上げて酸化させる高圧酸化
炉等がある。酸化雰囲気は目的により02、HCQ、 
H,+0□などがあるが、これらは反応炉と一体にある
いは別に設けた前処理室で燃焼、加熱等の前処理をされ
た後、反応炉内に送り込まれる。
第7図に示すスチーム酸化による高圧酸化炉においては
1石英から成る反応管1′はウェハ表面を加熱酸化させ
る反応室1’Bとプロセスガスを前処理する前処理室1
’Aとから成りそれぞれを囲繞してメインヒータ5Bと
サブヒータ5Aが設けられる。
そして1反応室側にはボート4に搭載されたウェハ3を
搬入する搬入口11’及びプロセスガスを排気する排気
口12′ が設けられ、又前処理室にはプロセスガス供
給管°が接続されている。搬入口11’はウェハ3を搬
入した後、キャップ6によって密封される。
このような構成において例えばスチーム酸化の場合、プ
ロセスガス供給管から前処理室1’Aに導入されたH、
ガスと02ガスは前処理室1’Aにおいて加熱され燃焼
し、■20ガス及び02ガスとして反応室1’Bに流入
し反応に供せられる。
ここで、反応室1’Bの温度が600℃〜900℃程度
あるのに対し、前処理室1’Aの燃焼反応部周辺温度は
1100℃〜1300℃と高いので、画室の温度を分離
し、H2O,02のガス流を制御するため、反応室との
間には1〜数枚のバッファ(邪魔板)2′が設けられる
。バッファ2′はプロセスガスの通路を確保するため一
部開口が設けられるかあるいは第8図に示すように多数
の穴20′ が形成されている。
このような技術は1例えば特公昭63−28496号公
報等に開示されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、酸化膜生成において重要な課題である膜厚の
均一性は、反応室内の温度分布、ガス流によって大きく
左右される。従来の酸化炉においてはバッファの設置、
温度補正システム等によって、温度分布の均一性が改善
され、膜厚のバラツキが±3〜5%以内程度まで向上し
ている。
しかし、最近LM、 4M等の微細化によるICの開発
に伴ない酸化膜の極薄膜化が実現するに至って。
その膜厚の制御もより精度が要求され、又均一性も更に
向上されることが要求される。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので高度な膜厚
の制御及び均一性を達成することのできる酸化装置を提
供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) このような目的を達成する本発明の酸化装置は。
酸化ガスを導入して被処理体を酸化処理する反応室と、
この反応室に導入する酸化ガスを前処理する前処理室と
を備えた酸化装置において、上記前処理室への酸化ガス
の流路を制御する手段を設けたことを特徴とする。
(作 用) 前処理室から反応室に導入される酸化ガスは噴射口付の
バッファがない場合あるいは穴付のバッファから導入さ
れる場合、反応室内の最先端(前処理室側)の被処理体
に当接した後、分散するガス流を生じるための先端部に
近い部分の被処理体と後方の被処理体とではガスの流れ
、温度共に差異を生じる。
また、上方に開口のあるバッファがある場合。
その上方の開口から導入されるガスは1反応室内より高
温であるため、反応室の上方と下方とで温度の差を生じ
やすく、各ウェハの上の部分と下の部分とで膜厚の不均
一を生じる可能性がある。。
これに対し、下方に噴出口を有するバッファがある場合
は、プロセスガスは噴射口より所定の流速をもって反応
室の下方へ導入されるので反応室先端部でのガスの滞留
時間が短く、しかも各被処理体列の下から上方へ流れる
略均−なガス流を生じると推定される。これにより反応
室の先端側であるか後端側であるかに拘らず、又、被処
理体の上の部分か下の部分かに拘らず均一なガス流と温
度を短時間で達成することができ、もって膜厚の微細な
制御が可能となりまた均一な膜厚とすることができる。
。 (実施例) 以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照して説明す
る。第1図に示すように石英からなる反応管1は略円筒
状の管で、酸化ガスなどのプロセスガスを前処理するた
めの前処理室IA、被処理体を熱処理してその表面に酸
化膜を形成するための反応室IBとから成り1画室はバ
ッファ2により仕切られている。そして1反応室側の一
端は被処理体例えばウェハ3を搭載したボート4を搬入
するための搬入口11が形成され、この搬入口11に近
接してプロセスガスを排出する排気口12が設けられ。
更に前処理室側の半球状の他端にはプロセスガスを導入
するための導入口13.14が形成されている。
搬入口11はウェハ3を搬入後、キャップ6により密封
される。
プロセスガスは1例えば0.ガスとH2ガスで図示しな
い供給系から供給量1両者のバランス等を制御されて各
導入口13.14に送られる。02ガスは導入口13か
ら、■2ガスは導入口14から導入管15を経てそれぞ
れ前処理室IAに導入される。
前処理室IAはこれら導入されたガスを加熱燃焼させ、
H80ガス及び02ガスの混合ガスとして反応室IBに
送る。
前処理室IAと反応室IBには各々室内を加熱するため
のサブヒータ5Aとメインヒータ5Bが外周を囲繞する
ように設けられている。サブヒータ5A及びメインヒー
タ5Bは各々温度補正システム等を組み込んだコントロ
ーラにより制御される0例えば前処理室1^を800℃
に1反応室IBを900℃にコントロールする。
前処理室IAと反応室IBとを仕切るバッファ2は反応
室における酸化ガスの流路を制御する手段であって、反
応管1の内径と略等しい径の曲面及び平面体で且つその
中心より下方に特殊形状の噴出口21を有しており、前
処理室IAと反応室IBとの温度を分離すると共に、前
処理室IAで生成された燃焼ガスを噴出口21より反応
室IB内に送出する。更に、バッファ2を反応管1内に
安定して位置付けるためにバッファ2は支承部22を備
えていることが好ましい、バッファ2の材質としては石
英、炭化シリコーン等を用いることができる。熱を遮蔽
するという観点から、不透明石英が好適である。
噴出口21は所定の流量1例えば10j1/mln程度
で前処理室IAから送られてくる燃焼ガスに適度な流速
を与え、反応室1B内でのガスの流路を決定する。
このため、噴出口21は適度な開口量を有し、バッファ
曲面及び平面部分の中心より下側で且つ反応室に突出し
て設けられる。その開口量及び形状はガス流量、処理す
るウェハ量等により最適なように経験上決められる。
噴出口21の好ましい形状を第2図及び第3図に示す、
但し噴出口の形状はこれら実施例に限定されることなく
、特許請求の範囲に開示される範囲内で自由に変更する
ことができる。
このように形成される酸化装置においては、前処理室I
Aで燃焼したH、Oガス及び0□ガスはバッファ2の噴
出口21より適度な流速をもって反応室IB内に流入し
、ウェハとウェハとの間を下方から上方へ流れる流路を
形成する。この際、前処理室IAと反応室IBとはバッ
ファによって熱が効果的に遮蔽され、かつ、反応室lB
内には制御されたガス流が生じているのでウェハの位置
、部分に拘らずプロセスガスとの反応が略均−に進行し
、均一な酸化膜が成長する0反応に供せられた後のプロ
セスガスは排気口12から図示しない排気系へ排気され
る。
(他の実施例) 次に1本発明装置を高圧酸化処理に適用した一実施例を
説明する。
この高圧酸化処理は1反応室IBを加圧した状態で、こ
の反応室IB内に設定された被処理体例えば半導体ウェ
ハ3に酸化ガスを供給することにより実行される。これ
は、まず反応管1の一端部に当接しているキャップ6を
外し、上記ウェハ3を複数枚搭載したボート4を上記反
応室IB内に搬入する。そして、上記キャップ6を反応
管1の一端部に当接させて内部を気密に設定する。
次に、上記反応室IB内が高圧例えば8気圧程度となる
ように、圧力制御部(図示せず)により設定する。この
時、上記反応室IB内は所定温度例えば800℃程度に
メインヒータ5Bにより加熱され、更に、前処理室IA
は所定温度例えば900℃程度にサブヒータ5Aにより
加熱されている。
ここで、導入口13からO,ガスを例えば流量21/w
in程度前処理室IAに流入し、同時に、導入口14か
らH2ガスを例えば流量3.6Q/■in程度導入管1
5を介して前処理室IAに流入して、前処理室1^でこ
のH,ガスと0□ガスを燃焼してH80(水蒸気)を生
成する。このように加熱燃焼させ、H,0ガス及び08
ガスの混合ガスとして反応室IBに送る。この混合ガス
を反応室IHに送る際、上記前処理室IAと反応室IB
との間に設けられているバッファ2により、上記混合ガ
スの流路が制御される。即ち、上記反応室IBに設けら
れているボート4の下側に多くの混合ガスが流れるよう
に、第2図或いは第3図に示すような、下側に噴出口2
1が設けられたバッファ2により、上記混合ガスの流路
が制御される。このように混合ガス流路が制御されるこ
とにより、この混合ガスがボート4の下側に流れ込み、
ボート4に搭載されている複数枚のウェハ3の表面を通
過する。これにより、ウェハ3表面に所定の膜厚で酸化
膜を形成する。この場合、混合ガスはウェハ3の下方か
ら上方へのガス流を形成する。高温である混合ガスは、
下方から上方へ上昇する作用があることから、上記ウェ
ハ3表面を略均−に速やかな流れを形成すると推定され
る。これにより、ウェハ3表面部でのガスの滞留時間は
、混合ガスを上方から下方へ流す場合よりも短かい。そ
のため、上記ウェハ3表面の上側であるか下側であるか
に拘らず、均一性の高い酸化膜を生成することが可能と
なる。これにより、従来、ウェハ3表面における膜厚の
バラツキが±3〜5%以内程度であったものが、±1〜
3%以内程度まで向上された。
上記実施例では、下方に噴出口21を有する円板状のバ
ッファ2を使用した例について説明したが、これに限定
するものではなく、例えば横断面を第4図A、縦断面を
第4図Bに示すように、下方の噴出口21が突出した形
状で筒状のバッファ2を使用しても良い。
また、上記実施例では、下側に1つの噴出口を有するバ
ッファを使用して説明したが、これに限定するものでは
なく5例えば第5図に示すように、下側に複数個の噴出
口21を有するバッファ2を使用しても同様な効果が得
られる。更に、バッファの噴出口に、混合ガス流通量を
制御する如く流量調節弁を設けてもよく、また、必要に
応じてバッファを回動できるように構成してもよい。
また、上記実施例では、横型の酸化装置の酸化ガス流量
制御を説明したが、例えば第6図Aに側面図、第6図B
に正面図を示したような縦型の酸化装置にも適用するこ
とができる。この縦型酸化装置の酸化ガス流量制御は、
ポー84周囲に均一な流れを形成する如く、複数個均等
配置された噴出口21を有するバッファ2を用いること
が好ましい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、前処理室と反応室
との間に熱遮蔽と酸化ガス噴出口を兼ねたバッファを介
在させることにより、両室の温度を効果的に分離すると
同時に反応室内のガス流を制御することができ、もって
酸化膜の膜厚の微細な制御及び均一な膜厚の成長を達成
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を説明するための酸化装
置の構成図、第2図及び第3図は第1図のバッファ説明
図、第4図、第5図、第6図は本発明装置の他の実施例
説明図、第7図及び第8図は従来のバッファ説明図であ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸化ガスを導入して被処理体を酸化処理する反応
    室と、この反応室に導入する酸化ガスを前処理する前処
    理室とを備えた酸化装置において、上記前処理室への酸
    化ガスの流路を制御する手段を設けたことを特徴とする
    酸化装置。
  2. (2)被処理体の酸化処理は、反応室を加圧して行なう
    高圧酸化処理である請求項1記載の酸化装置。
JP4565089A 1988-02-29 1989-02-27 酸化装置 Pending JPH01295425A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4565089A JPH01295425A (ja) 1988-02-29 1989-02-27 酸化装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4604788 1988-02-29
JP63-46047 1988-02-29
JP4565089A JPH01295425A (ja) 1988-02-29 1989-02-27 酸化装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010093067A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Koyo Thermo System Kk 基板の熱処理装置
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JPS60165729A (ja) * 1984-02-08 1985-08-28 Toshiba Corp 半導体高圧酸化装置

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