JPH01295384A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH01295384A
JPH01295384A JP63124969A JP12496988A JPH01295384A JP H01295384 A JPH01295384 A JP H01295384A JP 63124969 A JP63124969 A JP 63124969A JP 12496988 A JP12496988 A JP 12496988A JP H01295384 A JPH01295384 A JP H01295384A
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JP
Japan
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card
electronic device
guide member
eject
guide
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JP63124969A
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English (en)
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Katsuhiro Watanabe
克宏 渡辺
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [a業上の利用分野] 本発明はメモリカードなどのICカードを挿抜自在に装
着して用いる情報処理装置などの電子機器に関するもの
である。
[従来の技術] 従来のこの種の電子機器はICカードの挿抜による装着
構造に関して以下の4タイプがある。
(1)ICカードの装着状態でICカードの後端部が電
子機器本体のケースの外側へ突出するようになっており
、ICカードの着脱時には使用者がICカードを直接手
で掴み、その着脱を行なうもの。
(2)ICカードの装着状態でICカードのほぼ全体が
電子機器本体のケースに収容されるが、ICカードの後
端部の一部を手で掴むことができるように本体ケースの
ICカード挿入口の一部に凹部を設けであるもの。この
タイプでは(1)のタイプと同様にICカードの着脱は
使用者が直接ICカードを手で掴み挿抜を行なう。
(3)上記の(2)のタイプの構造に加えて、ICカー
ドの装着状態でICカードが見えないように電子機器本
体のケースのICカード挿入口にケースの外形と連続す
る形状の蓋を設けたもの。
ICカードの挿抜はこの蓋を開けてICカードを直接手
で掴むことにより行なう。なおこの構造で蓋の開閉に連
動して操作されるスイッチによりICカードの着脱動作
を検出し、着脱動作時には電子機器の回路の動作を停止
しICカードに接続される入出力端子をハイインピーダ
ンス状態にする、いわゆるスリーブ状態にしてICカー
ドと本体側のデータの破壊もしくは混乱を防止する構造
も採用されている。
(4)ICカードを直接手で掴まないでICカードの抜
出いわゆるエジェクトを行なうことのできるタイプであ
り、具体的にはエジェクトのための操作ボタンとしてエ
ジェクトボタンを有し、エジェクトボタンを押すことに
よりICカードをエジェクトするもの。あるいはエジェ
クトレバーを有し、このエジェクトレバーを回転もしく
はスライドさせることによりICカードをエジェクトす
る。このタイプの機構では、ICカードの雌のコンタク
トを有するコネクタ部の端面をエジェクトボタンないし
エジェクトレバーに連動する押圧部材で押圧することに
よりICカードと電子機器本体側のコネクタとの嵌着を
外しエジェクトを行なっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上述の従来構造ではそれぞれ以下のような
欠点があった。
まず(1)のタイプではICカードの装着状態でICカ
ードが電子機器の本体ケースの外側へ突出するので、外
観が悪く突出部分が邪魔になる。
そして外部に突出していることにより外部からの衝撃が
直接ICカードに加えられるため、最も故障を起こし易
い。また電子機器本体のICカードに対するデータアク
セス中に使用者が誤ってICカードを抜くおそれがあり
、その場合データの破壊ないしは混乱を招くおそれがあ
る。
(2)のタイプでは外部の衝撃の問題はないものの、(
1)のタイプの場合と同様にICカードのデータアクセ
ス中に使用者が誤ってICカードを抜くおそれがある。
(3)のタイプでは前述のように蓋を設け、蓋に連動す
る検出スイッチを設けることにより、上記の問題は解決
できるが、つぎのような欠点がある。すなわち(1)と
(2)のタイプと比較して構造が複雑であり部品点数が
増えて高価なものとなるうえに、挿脱の操作が面倒なも
のとなる。すなわちまずICカード挿入時には、まず蓋
を開けICカードを挿入し、蓋を閉じるという3段階の
操作となり、ICカードを抜く時にもまず蓋を開け、I
Cカードを抜き蓋を閉じるという3段階の操作を要する
。しかもICカードの装着位置でICカードの後端部は
電子機器の本体ケースの内側であるので、蓋を開けた状
態でのICカード挿抜そのものが行ないにくい。
一方、(4)のタイプでは操作は簡単になるかつぎのよ
うな欠点がある。まず前述のようにエジェクト時にIC
カードと本体側のコネクタとの嵌着を外すためにICカ
ードのコネクタ部の端面を押圧するため、電子機器の本
体側のコネクタに抑圧部材を嵌合するための切欠などを
設ける細工が必要であり、このコネクタが特製となフて
安価な汎用のものを用いることができず、その分コスト
アップとなってしまう。
またこのタイプでは電子機器本体ケースのICカード挿
入口に蓋が設けられないので、挿入口の内部が見え外観
が悪い。またICカードのデータアクセス中に使用者が
誤ってエジェクトを行なってしまう可能性があり、(1
)と(2)のタイプと同様にデータの破壊もしくは混乱
を引き起こす可能性がある。
またこのタイプではエジェクト時にエジェクトボタンに
連動するICカードの移動ストロークが短く、エジェク
トされたICカードが電子機器本体のケースから数mm
シか突出しない。エジェクトされたICカードを使用者
がつかみ難く、抜き取り難いという問題がある。
さらにこのタイプでは構造が複雑で部品点数が多く、コ
ストがかかるという問題がある。
本発明の課題はこれらの問題を解決することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するため本発明によれば、ICカード
を挿抜自在に装着して用い、エジェクトボタンの操作に
よりICカードの抜出を行なうように構成された電子機
器において、ICカードの逆向き装着防止のためICカ
ードに設けられた溝に係合しエジェクトボタンに連動し
てICカードを押圧する押圧部材を設け、エジェクトボ
タンの操作に応じて前記押圧部材がICカードを押圧し
てICカードが抜出されるように構成した構造を採用し
た。
[作 用] このような構造によればエジェクトボタンの操作に応じ
て押圧部材がICカードを押圧してICカードが抜出さ
れるので、ICカードの抜出はエジェクトボタンの操作
により極めて簡単に行なえる。また上記押圧部材はIC
カードの逆向き装着防止のためICカードに設けられた
溝に係合してICカードを押圧するので、電子機器本体
側のコネクタに前記の押圧のための特別な細工を施さず
に済む。
[実施例コ 以下添付した図を参照して本発明の実施例の詳細を説明
する。
第1図〜第9図は本発明の実施例による情報処理装置の
ICカード装着部の構造と動作を説明するものである。
まず第1図〜第6図を参照して実施例の情報処理装置の
ICカード装着部の構造を説明する。
第1図はICカード装着部の構造を説明する一部破断横
断平面図であり、後述するエジェクトガイド5がICカ
ードの装着位置に対応する所定位置に保持されロックさ
れた状態を示している。第1図においてまず符号1は情
報処理装置本体のケースであり、第1図中矢印へ方向か
ら見たケース1の外形を第2図に示しである。符号3o
はキーボードである。
第1図に示すケース1内においてICカード装着部の奥
側にはICカードを挿抜自在に嵌着し接続するためのコ
ネクタ2A、2Bが情報処理装置の電子回路を支持する
回路基板20の端部上に固定されて設けられている。こ
こでコネクタ2A。
2Bに嵌着されて用いられるICカード12は第3図に
その下面側を示すように、不図示のコンタクトが設けら
れる先端のコネクタ部の下面の両側縁に沿って溝12a
、12bが設けられたものとする。溝12a、’12b
はICカードの装着の前後上下の向きを規制し、ICカ
ードが誤って前後または上下逆向きに装着されることを
防止するためのものである。このような逆向き装着防止
のための溝を設けた構造はICカードに広く採用されて
いる。
この溝12a、12bに対応して第4図に示すようにコ
ネクタ2A、2HのICカード12を嵌着する穴2eの
下面両側縁にはリブ2c、2dが形成されている。IC
カード12を第4図に示した向きで穴2eに差し込む場
合は溝12a。
12bを介してリブ2c、2dを避けてICカード!2
を穴2eに差し込むことができるが、ICカード12を
第4図の向きと上下または前後逆向きに差し込もうとす
ると、リブ2c、2dがICカード12の端面に当って
ICカード12が差し込めないようになっている。
再び第1図の装着部においてコネクタ2A。
2Bに対向する領域にはICカードの挿抜位置を規制す
るとともにICカードを保持するエジェクトガイド5が
設けられている。エジェクトガイド5はケース1に設け
られた不図示のガイド部材を介して規制されて矢印I、
Oで示すICカードの挿抜方向に可動に設けられている
。またエジェクトガイド5は同ガイド5上に架設された
押え板9により浮き上がりを規制されている。
エジェクトガイド5の構造は第5図に示すようになって
いる。同図はエジェクトガイド5を下面側から見たもの
で、図示のようにエジェクトガイド5にはこの場合2つ
のICカードを差し込みICカードの挿抜位置を規制し
ICカードを保持するための挿入開口部5b、5bが形
成されている。開口部5b、5bにおいて図示した手前
側はコネクタ2A、2Bと対向する側であり、その側に
おいて挿入開口部5b、5bの下面両側縁の端部にはコ
ネクタ2A、2Aのリブ2c、2dに対応するリブ5d
がそれぞれ所定の長さで形成されている。このリブ5d
を介してもICカードの逆向きの装着が防止されるよう
になっている。
またエジェクトガイド5の下面の中央部にはボス5aが
突設されており、その両側には一方が開放された中空の
直方形の袋部5c、5cが突設されている。そして第6
図に示すようにバネ10゜10が袋部5c、5cに収め
られてエジェクトガイド5とケース1の下面に突設され
たリブ1eとの間に弾装されている。このバネ10の弾
性力によりエジェクトガイド5は 第1図中0方向に常
時付勢されるようになっている。
一方、第5図に示すエジェクトガイド5の下面の外側の
側祿に沿って枠5fが突設されており、この枠5fの両
端部には軸受は穴5e、5eが形成されている。挿入開
口部5b、5bのICカードの出入口を開閉するために
第1図に符号4で示すカード蓋が軸受は穴5e、5eを
介してエジェクトガイド5に対して回動可能、すなわち
開閉可能に軸受けされて設けられる。カードM4の両端
には側板4a、4aが設けられており、この側板4a、
4aのそれぞれ先端部内側に突設された不図示の軸を介
してカードM4が開閉可能に軸受けされる。なおり−ド
M4の第2図に図示される正面部分の外形は第1図の状
態でケース1の外形と連続する形状となっている。カー
ド蓋4はケース1に形成された開口部1g内に臨まされ
る。
一方、第1図において符号7はICカードのエジェクト
操作を行なうためのエジェクトボタンであり、その中間
部に形成された真直な長穴7cをケース1に突設された
ボス1aに摺動可能に嵌合することにより、矢印で示す
ようにICカードの挿抜方向のI、O方向に直交する方
向の両方向に可動に設けられている。エジェクトボタン
7の頭部は第2図に示すようにケース1の端部の下側に
突出され、押圧操作を行なえるようになっている。
つぎに装着部の中央部においてエジェクトガイド5の下
側には、エジェクトボタン7の抑圧操作による押圧力を
エジェクトガイド5に伝達するための伝達カム6と、エ
ジェクトガイドを第1図の位置に保持しロックするため
のロック板8が設けられている。伝達カム6はロック板
8により上方に配置されており、ケース1に突設された
ボス1cにより矢印で示すように回動可能に軸支されて
いる。伝達カム6の中間部には長穴6bが形成されてお
り、この長穴6bにはエジェクトガイド5のボス5aが
摺動可能に嵌合されている。また伝達カム6には爪6a
が形成されており、この爪6aの先端部は下方に折り曲
げられている。また伝達カム6の自由端部はエジェクト
ボタン7の中間部に突設されたボス7aと係合し得る位
置に臨まされている。
一方、ロック板8は伝達カム6の近傍においてケース1
に突設されたボス1bにより矢印で示すように回動可能
に軸支されている。またロック板8の後端部に突設され
たバネ掛け8cとケース1に突設されたバネ掛け1fと
の間にはバネ11が弾装されており、このバネ11の弾
性力によりロック板8は常時第1図中反時計方向に付勢
されている。ロック板8の中央部には屈曲した形状の長
穴8aが形成されており、この長穴8aにはエジェクト
ボタン7の先端に突設されたボス7bが摺動可能に嵌合
されている。またロック板8の先端には爪8dが形成さ
れており、第1図の状態では伝達カム6の爪6aと係合
するようになっている。さらにロック板8の後端にはリ
ブ8bが突設されている。
ところで回路基板20において図示した端部の下面の中
央部には後述するようにICカードの挿脱動作を検出す
るためのスイッチ3が設けられており、その操作レバー
3aがロック板8のリブ8bと係合し得る位置に配置さ
れている。
つぎに以上の構造か°らなる本実施例の情報装置のIC
カード装着部のICカード挿脱時における動作を第1図
および第6図〜第8図を参照して説明する。
第1図の状態は先述したようにエジェクトガイド5がI
Cカードの装着位置に対応する図示の位置に保持された
状態を示している。この状態ではロック板8の爪8dと
伝達カム6の爪6aが係合していることにより、エジェ
クトガイド5が図示の位置に保持され、ロックされてい
る。勿論この状態でエジェクトガイド5の挿入開口部5
b中にICカードが保持されていればICカードはコネ
クタ2Aないし2Bに嵌着され装着された状態にある。
またこの状態ではロック板8のリブ8bがスイッチ3の
レバー3aを押圧してスイッチ3がオンしていることに
より、エジェクトガイド5が保持されロックされている
こと、すなわちICカードの挿抜動作中ではないことが
検出される。そしてこの検出出力に応じて不図示の情報
処理装置の制御部の制御により情報処理装置の電子回路
は能動の状態にあり、ICカードが装着されている場合
はICカードに対するアクセスが可能で必要に応じてア
クセスが行なわれる。
なおこの状態ではカードM4の側板4a、4aの上端面
と下端面がケース1の下面と不図示の規制部材のそれぞ
れに当接することにより、カードM4は閉じた状態にロ
ックされている。またこの状態においてカードM4の正
面部分は先述したようにケース1の外形に連続している
このような第1図の状態からエジェクトボタン7をケー
ス1の内側方向へ押し込むこと、エジェクトボタン7の
ボス7bがロック板8の長穴8aの屈曲部分の側縁を押
圧し、ロック板8はバネ11の付勢力に抗して第6図に
示すように時計方向に回動する。そして伝達カム6の爪
6aとロック板8の爪8dの保合が外れる。
これと同時にロック板8のリブ8bがスイッチ3のレバ
ー3aから離れ、スイッチ3はオフする。これによりエ
ジェクトガイド5のロックの解除すなわちICカードの
挿抜動作の開始が検出され、それに応じて情報処理装置
の制御部は情報処理装置の電子回路の動作を停止し、コ
ネクタ2A、2Bの端子をハイインピーダンス状態とし
、いわゆる電子回路全体をスリーブ状態とする。これに
よりICカードのデータアクセス中の挿抜によるデータ
の破壊ないし消去が生じることが防止される。
一方、上記のように爪6a、8dの係合が外れることに
より、ICカードがエジェクトガイド5内に入っていな
い場合にはエジェクトガイドを保持するものがなG)の
で、エジェクトガイド5はバネ10.10の付勢力によ
りカードM4とともに0方向に8動し、不図示のストッ
パにより規制される第8図の位置まで移動する。
一方、爪6a、8dの保合が外れた第6図の状態でIC
カード12がエジェクトガイドに入っておりコネクタ2
A、2Bに嵌着されている場合にはコネクタ2A、2B
とICカード12の結合力によりエジェクトガイド5は
第6図の位置に保持される。すなわちエジェクトガイド
5がO方向に移動しようとしても、コネクタ2A、2B
に嵌着されたICカード12の溝12a、12bの奥の
端面にエジェクトガイド5のリブ5dの端面が当接、係
合し、コネクタ2A、2BとICカード12の結合力に
よりエジェクトガイド5が保持される。
これに対して第6図の状態からエジェクトボタン7をさ
らに強く深く押し込むことにより、エジェクトボタン7
のボス7aが伝達カム6を押圧し、これを反時計方向に
回動させることにより、長穴6bを介してボス5aを押
圧してエジェクトガイド5を0方向に移動させようとす
る。エジェクトガイド5はICカード12の溝12a。
12bに係合しているリブ5dの部分を介してICカー
ド12を0方向に押圧する。なおロック板8はボス7b
に押圧されて時計方向に回動する。
このエジェクトボタン7の押圧によるエジェクトガイド
5の押圧力がICカード12とコネクタ2A、2Bの結
合力に打ち勝つことによりICカード12がコネクタ2
A、2Bから徐々に引き抜かれ、エジェクトガイド5が
所定量0方向に穆勅するとICカード12とコネクタ2
A、2Bの嵌着、結合が外れる。第7図はこの状態を示
している。第7図の状態からはバネ10.10の付勢力
によりエジェクトガイド5がさらに0方向に第8図の位
置まで移動する。
第8図の状態ではカード蓋4の側板4a、4aがケース
1から突出するため、側板4a、4aに対する前述の規
制が外れてカードM4は下方向に開くことが可能になる
。この状態でカードM4を開いてエジェクトガイド5に
対してICカード12の挿抜が行なえる。ICカード1
2を挿入したり、すでに挿入されていたICカードを交
換したりすることができる。
ICカードを装着する場合にはカード蓋4を開け、エジ
ェクトガイド5の挿入開口部5bにICカードを挿入し
、カードM4を閉じ、カードM4を押圧してエジェクト
ガイド5を押し込む。ICカード゛12はカード蓋4の
裏面に設けられたリブ4bを介して押圧される。エジェ
クトガイド5が1方向に押し込まれるに伴なってボス5
aを介して押圧されて伝達カム6は時計方向に回動する
そして第7図の状態に戻り伝達カム6がエジェクトボタ
ン7のボス7aに係合する。
第7図の状態からさらにエジェクトガイド5を押し込む
ことにより、第6図の状態となり、この状態でICカー
ドはコネクタ2A、2Bに差し込まれ嵌着され装着され
る。また時計方向に回動する伝達カム6がボス7aを押
圧し、エジェクトボタン7が外側に押し戻される。そし
て第6図の状態でエジェクトボタン7のボス7bの位置
がロック板8の長穴8aの屈曲部分に入るのでロック板
8がバネ11の付勢力により反時計方向に回動し、第1
図の状態に戻り爪8dが伝達カム6の爪6aに係合し、
エジェクトガイド5が第1図の位置に保持される。
なおこの時回動したロック板8のリブ8bがスイッチ3
の操作レバー3aを押圧してスイッチ3がオンしエジェ
クトガイドの保持状態すなわちICカードの挿抜動作の
終了が検出される。この検出出力を受けて情報処理装置
の制御部は電子回路のスリーブ状態を解除してICカー
ド12のアクセスが可能な状態となる。
以上のような本実施例によれば、エジェクトボタン7を
押圧することによりエジェクトガイド5がO方向に移動
してカードM4部分がケース1外に突出し、カード蓋4
を開けてICカードを挿脱し、またカード蓋4を押し込
むだけでICカードの着脱が極めて簡単に行なえる。特
にエジェクトガイド5がエジェクトボタン7の操作でO
方向に移動した後バネ10の付勢でさらに0方向にg動
じ、移動ストロークが大きく、カードM4部分が大きく
ケース1外に突出するのでICカードの挿脱は極めて容
易である。
また本実施例によればリプ5d部分でICカード12の
溝12a、12bに係合するエジェクトガイド5でIC
カード12を押圧してICカード12をコネクタ2A、
2Bから抜出する構造であるので、コネクタ2A、2B
として特別な細工を施したものを用いずに安価な汎用の
ものを用いることができる。その分コストダウンが図れ
る。
ざらにガイド部材であるエジェクトガイド5により上記
の抜出のための押圧を行なう構造であるので、エジェク
ト機構の構造を簡単で部品点数の少ないものとすること
ができ、コストダウンが図れる。
また本実施例によればカードM4によりケース1のIC
カード装着部の開口部1gが塞がれるので、外観が良い
とともにごみなどの侵入を防ぎ情報処理装置の電子回路
を保護できる。しかもカードM4はICCカード挿抜動
作態以外第1図の状態で閉状態にロックされるので、確
実にごみなどの侵入を防止できる。
またスイッチ3を介しICカードの挿脱動作を検出して
挿脱動作時には回路をスリーブ状態にできるので、IC
カードのアクセス中の挿脱動作によるデータ破壊、デー
タ消去を防止できる。
なお本実施例によればICカードの装着状態でICカー
ド全体がケース1内に収容され、外部の衝撃を直接受け
ないので、その衝撃による故障などの問題を防止できる
ことは勿論である。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように本発明によれば、ICカ
ードを挿抜自在に装着して用い、エジェクトボタンの操
作によりICカードの抜出を行なうように構成された電
子機器において、ICカードの逆向き装着防止のためI
Cカードに設けられた溝に係合しエジェクトボタンに連
動してICカードを押圧する押圧部材を設け、エジェク
トボタンの操作に応じて前記押圧部材がICカードを押
圧してICカードが抜出されるように構成した構造を採
用したので、ICカードの着脱の操作を極めて簡単に行
なえ操作性を向上できるとともに、電子機器本体側のI
Cカード用コネクタに汎用の安価のものを用いることが
でき、エジェクト機構の構造を部品点数の少ない簡単な
ものとしてコストダウンが図れるという優れた効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例による情報処理装置のICカード装
着部の構造と動作を説明するもので、第1図はICカー
ド装着部の一部破断横断平面図、第2図は第1図中矢印
A方向から見た装着部の外観を示す側面図、第3図はI
Cカードの下面側から見た斜視図、第4図はICカード
と本体側コネクタの斜視図、第5図はエジェクトガイド
の下面側から見た斜視図、第6図〜第8図はそれぞれ動
作の説明図である。 1・・・ケース     2A、2B・・・コネクタ3
・・・スイッチ    4・・・カード蓋5・・・エジ
ェクトガイド 6・・・伝達カム 7・・・エジェクトボタン 8・・・ロック板    9・・・押え板10.11・
・・バネ  12・・・ICカード20・・・回路基板 Aδ前の7)IP:示74tJ!川の 第2図 ICf3−F千1!]#I?)fl 第30 IC77−ヒとオ(本伊・Jコ5q171酢持貝6第4
図 杉5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ICカードを挿抜自在に装着して用い、エジェクト
    ボタンの操作によりICカードの抜出を行なうように構
    成された電子機器において、ICカードの逆向き装着防
    止のためICカードに設けられた溝に係合しエジェクト
    ボタンに連動してICカードを押圧する押圧部材を設け
    、エジェクトボタンの操作に応じて前記押圧部材がIC
    カードを押圧してICカードが抜出されるように構成し
    たことを特徴とする電子機器。 2)前記押圧部材はICカードの挿抜位置を規制しIC
    カードを保持するガイド部材を兼ねたものとして構成さ
    れ、該ガイド部材はICカードの挿抜方向に可動に設け
    られ、該ガイド部材の移動によりICカードの挿抜が行
    なわれるように構成されたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の電子機器。 3)前記ガイド部材のICカードの出入口には開閉可能
    な蓋が設けられ、該蓋は前記ガイド部材とともにICカ
    ードの挿入方向へ移動することにより閉状態にロックさ
    れ、抜出方向に移動することにより前記ロックが解除さ
    れるように構成されたことを特徴とする特許請求の範囲
    第2項に記載の電子機器。 4)前記ガイド部材は弾性部材によりICカードの抜出
    方向に常時付勢されており、ICカードの抜出時にエジ
    ェクトボタンに連動してICカードの抜出方向に移動し
    た後に前記付勢により更に排出方向に移動するように構
    成されたことを特徴とする特許請求の範囲第2項または
    第3項に記載の電子機器。 5)前記ガイド部材がICカード挿入方向にICカード
    の装着位置に対応する所定位置まで移動するとガイド部
    材を前記所定位置に保持するロック機構が設けられ、該
    ロック機構は前記エジェクトボタンの操作により前記保
    持を解除するように構成されたことを特徴とする特許請
    求の範囲第2項から第4項までのいずれか1項に記載の
    電子機器。 6)前記ロック機構に連動し該ロック機構による前記ガ
    イド部材の保持状態、保持解除状態に応じて操作されI
    Cカードの挿抜動作を検出するスイッチが設けられたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の電子機器
JP63124969A 1988-05-24 1988-05-24 電子機器 Pending JPH01295384A (ja)

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JP (1) JPH01295384A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04155485A (ja) * 1990-10-19 1992-05-28 Ricoh Co Ltd メモリカード装着装置

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JPH04155485A (ja) * 1990-10-19 1992-05-28 Ricoh Co Ltd メモリカード装着装置

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