JPH01295107A - 超音波式距離測定方法 - Google Patents

超音波式距離測定方法

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JPH01295107A
JPH01295107A JP63124459A JP12445988A JPH01295107A JP H01295107 A JPH01295107 A JP H01295107A JP 63124459 A JP63124459 A JP 63124459A JP 12445988 A JP12445988 A JP 12445988A JP H01295107 A JPH01295107 A JP H01295107A
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JP
Japan
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transmitter
receiver
wind
distance
time
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JP63124459A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Ichiyama
市山 隆一
Yuji Kiyohara
清原 裕次
Shinichi Asano
浅野 真一
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Daihen Corp
Original Assignee
Daihen Corp
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  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、超音波を用いて距離測定、位置測定等を行う
超音波式距離測定方法に関するものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする問題点]超音
波を用いて位置測定、距離測定等(以下、超音波測定と
いう)を行う場合、周囲の空気の流れ、風等があると、
超音波の伝播経路が変化して測定値に誤差が発生する。
そこで、従来、超音波測定を行う場合、測定値に精度が
要求されるときは、風などの影響を受けないように、部
屋の中か又は隔壁を設置してその中で測定が行われてい
た。
しかし、超音波測定装置が溶接ロボット等と組合わされ
て使用されるようになると、屋外又は工場建屋内で測定
が行われるようになり、工場建屋内においても、換気用
ファン、暖冷房用ファン、溶接電源の冷却用ファン等に
よって、建屋内の空気が流動するために、測定誤差が発
生することがあった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、超音波を送信する送信器と前記超音波を受信
する受信器間の距離を測定する超音波式距離測定方法に
おいて、送信器位置と受信器位置間の既知の距離LOと
音速coとから定まる測定位置における無風状態での送
受信器間の超音波伝播時間to=Lo/Coと、送信器
と受信器とによって測定位置における通風状態で測定し
た送受信器間の超音波伝播時間t1とから風速に応じた
補正値(以下、風速補正値という)K= (to  t
t ) ・Co /lsを演算し、前記通風状態におい
て送受信器間の距離を演算するときの音速Coの代わり
にCo  Kを用いて送受信器間の距離を測定すること
によって風の影響による測定誤差を解消した距離測定方
法を提案する。
[実施例] 実施例1 以下、第1図乃至第4図を参照して、本発明の超音波測
定方法について説明する。
第1図は、本発明の超音波測定方法に使用する装置の配
置図である。Wは被測定物又は被加工物であって、本発
明の測定方法により形状を認識するための座標点、例え
ば点J及び点り乃至点Nを測定及び演算した後、図示し
ていないロボットによって、先に測定及び演算した座標
点間を加工する。1は被測定物又は被加工物Wの形状を
測定するために、被測定物、測定機器等を設置する教示
台である。TPは、被測定物Wの形状の表面の測定点、
例えばP点の座標を求めるために、P点に接触させる先
端部及び先端を接触させて超音波信号を発生させる2以
上の超音波送信器を取付けた教示データ入力装置(以下
、ティーティングペンという)である。
2は教示台1の予め設定された位置に設置されたセンサ
スタンドであって、スタンド先端は3箇所のアームに分
岐され、各アーム先端の点A乃至Cにそれぞれ第1乃至
第3の3個の超音波受信器A乃至Cが取り付けられてい
る。またDは、予め設定された位置D、すなわち、後述
する風速補正用送信器Eからの予め定められた距離Lo
  (既植)の位置のアームに取付けられた風速補正用
受信器である。Eはセンサスタンドの根元、例えばE点
に配置された風速補正用送信器である。なお、原点とし
ては、例えば第1乃至第3の受信器A乃至Cの重心の真
下の教示台上にとる。5は測定値をメモリし、メモリ内
容を読み出して図示していないロボット制御装置に教示
データを送信する測定制御装置である。
次に風速補正値Kを求める手順について説明する。第2
図において、A乃至Eは前述したとおりである。風の影
響による測定誤差を補正するための補正用送信器Eの位
置Eと風速補正用受信器りの位置りとを結ぶ距離り。は
既知である。また、無風状態においては同図右方からの
矢印の風はなく、通風状態においては同図右方からの矢
印の風が吹いている。
まず、工場建屋内で、例えば操業休止時の無風状態にお
ける超音波伝播時間は、上記位置りと8間の距離Lo 
 [m]  (既植)と音速c。
[m/sec] とから次のとおり求まる。
Lo  =Co  io   −(1)to=Lo/C
つぎに、操業中の通風状態において、V [m/sec
]の風があるときの超音波伝播時間をtl とすると、 Lo = (Co  K)tl−(2)(1)式と(2
)式から Lo =Co to = (Co  K)tsK=(t
l  to)  ・Co/lt ・・・(3)ここでt
lを後述する2周波方式又は1周波方式の距離計算方式
によって求めれば、toが前述したように既イ古である
ので、風速補正値Kが求まる。
そこで、次に■風速補正値Kを演算するための超音波伝
播時間t1を測定し、■このtlから定まる風速補正値
Kを使用して超音波送受信器間距離り及び■超音波送信
器の位置を演算する方法について説明する。
■風速補正値Kを演算するための超音波伝播時間tlの
測定 (2周波数方式による時間測定) 第2図に示す補正用送信器Eと風速補正用受信器りとを
通風状態に配置し、最初に第3図に示すように補正用送
信器Eから第1の周波数f1例えば35KHzの超音波
を風速補正用受信器りに向けて送信する。つぎに、時間
t3において、補正用送信器Eの送信周波数を第1の周
波数f1から第2の周波数f2例えば45KHzまで連
続して変化させて、測定制御装置5によって、第3図に
示す時間t3からtsまでの間の送信波の波数及び位相
と受信波の波数及び位相との差を測定する。
第3図において、時間の経過に対する送信波及び受信波
の周波数、波数及び位相はつぎのとおりである。
(a)  時間t≦t3は、送信波の周波数f1を変更
するまでの時間である。送信波及び受信波周波数はとも
にflである。
(b)  時間t3≦t≦t4は、送信波の周波数がf
lからflまで増加する時間である。送信波の経過時間
t4−t3に対する周波数は、tの関数f (1)とな
り、波数はNbである。
このときの受信波周波数は、時間t34t3まではfl
であり、時間t 34からt4まではf(1)である。
時間t 34は、送信波の周波数f1からflへの増加
の開始点となるために、送受信器間の超音波伝播時間j
3+  13=L。
/ (Co−K)と等しくなる。この間の波数はNaで
ある。
(c)  時間t 34≦t≦t5は、受信波の周波数
がflからflまで増加するに要する時間であって、送
信波の周波数がflからflまで増加する時間と同じ時
間、すなわちt5   t34=t4−taであって、
受信波の周波数はf (1)で、波数は受信波のt3≦
t≦t4と同様のNbとなる。時間t4≦t≦t5の送
信波の周波数はflで、波数はNcである。
(d)  時間t5≦t≦t6は、送信波及び受信波と
もに、周波数f2であって波数はNbである。
(e)  時間t3からt5までの間に計測した送信波
の波数N1と波数相当の位相ψ1/2πとの和は、各時
間と各時間内の周波数とのそれぞれの積の和に等しい。
したがって、次式が成立する。
N1+ψ1/2π−f(1)・(t4−ta)+f’z
  ・(t5−t4)+ fz  ・(ts−t5)・
・・(4)(f)  時間t3からt5までの間に計測
した受信波の波数N2と波数相当の位相ψ2/2πとの
和は、各時間と各時間内の周波数とのそれぞれの積の和
に等しい。したがって、次式が成立する。
N2+ψ2/2π−fl ・(t3+t3)+f’(1
)・ (t5−ts4)十 fz  ・ (ts −t
s  )  ・・・(5)(g)  測定制御装置5は
、時間t3からt5までの送信波のN1+ψ1/2πと
受信波のN2+ψ2/2πとの差を計測する。したがっ
て、(4)式と(5)式との差より、次のとおりとなる
N1 −N2  +(ψ1− ψ2 )12 π=f(
1)(t4−ta )−8= +f z  (ts  t<  ) −fl(t:+4
−ta)−f(1)(ta −tzのここで前述したよ
うに、t 5−t3+−t4−ta。
ts4−ta −t5−t4−LoバCo −K)なの
で、Lo =[N1−N2 +(ψ1−ψ2)/2π]
 ・(Co −K)八f2−h ) ΔN =N1−N2 Δψ−ψ1−ψ2  とすると LO−(ΔN+Δψ/2’lr )(Co  K)バf
’z −f’l )・・・(6) (2)式と(6)式から Lo=(Go  K) tz  −(ΔN+Δψ/2y
r )(Go −K)/(fz−fl) tl−(ΔN+Δψ/2π)/(fz −fl )・・
・(7)ここでΔN及びΔψは、測定制御装置5におい
て計測する。したがって、風速補正値Kを演算するため
の超音波伝播時間t1が(7)式により求まり、この求
めたtlを前述した(3)式に代入することによって(
3)式の風速補正値に=(tl  to)  ・Co/
11を求めることができる。
(1周波数方式による時間測定) 第2図に示す補正用送信器Eと風速補正用受信器りとを
通風状態に配置し、第4図に示すように、時間t3にお
いて、補正用送信器Eから周波数f3例えば40KHz
の超音波を風速補正用受信器りに向けて送信を開始する
。補正用送信器Eが超音波の送信を開始した時間t3か
ら風速補正用受信器りが超音波の受信を開始する時間t
3 +Lo / (Co  K)までの間に送信器が送
信した波数N0と位相ψ0とを測定制御装W5において
計測する。周波数f3と風速補正値Kを演算するための
超音波の伝播時間t1との積が上記の波数Noとψo 
/ 2πとの和となり、次式が成立する。
t1= (No+ψo / 2π) / f 3−  
(8)以下、前述した2周波数方式による計測法と同様
に、(7)式及び(3)式により風速補正値Kを求める
ことができる。
■送受信間の距離の計測 第1図において、ティーティングペンTPO先端を被測
定物Wの1点Pに接触させ、第5図に示す測定用送信器
Fの位置と受信器Aの位置との距離を計測する方法につ
いて説明する。
(2周波数方式による距離測定) 前述した第3図において、測定用の第1の送信器Fから
第1の周波数f1例えば35KHzの超音波を第1の受
信器Aに向けて送信する。
つぎに、時間t3において、第1の送信器Fの送信周波
数を第1の周波数f1から第2の周波数f2例えば45
KHzに連続的に変化させる。
第1の受信器Aにおいては、時間t3から送受信器間の
距離L1までの超音波伝播時間L1/(Co  K)ま
での間は、周波数f1の超音波が到達し、時間t3 +
L1/ (Co  K)以後に周波数f2の超音波が到
達する。したがって、時間t3からtsまでの間に計測
した送信波の波数N1と波数相当の位相ψ1/2πとの
和は、(4)式と同様に、 N1+ψ1/2π−f(1)  ・(t<−t3)+f
2Il(ts−14)十r2  °(t6−is ) 
−(9)また、時間t3からtsまでの間に計測した受
信波の波数N2と波数相当の位相ψ2/2πとの和は、
(5)式と同様に、 N2+ψ2/2π−r、  ・(t3+  t3)+f
(1)  ・(ts −t3+ )+f 2  ・(t
6−ts ) −(10)測定制御装置5は時間t3か
らtsまでの送信波のN1+ψ1/2πと受信波のN2
+ψ2/2πとの差を計測する。したがって、(10)
式と(9)式との差より、次のとおりとなる。
N1−N2 +(ψ1−ψ2)/2π =(fzfl)・Lt /(Co K)Ll−[N1−
N2 +(ψ1−ψ2)12π] ・(Co−K)/(
fl−h ) ここで、ΔN=N1−N2 、Δψ;ψ1−ψ2とし、
ΔN及びΔψは、測定制御装置5において計測する。し
たがって、Llはっぎのとおりになる。
Ll−[ΔN+Δψ/2yr ]  ・(Co −K)
/(fz −fl )・・・(11) この(11)式の風速補正値Kに、前述した(7)式の
tl と(3)式の補正値にとを代入すると、風速の影
響を補正した第1の送信器Fと第1の受信器Aとの距離
Llを正確に求めることができる。同様にして第5図に
示した各送信器と各受信器間の距離L2乃至L6を測定
することができる。
(1周波数方式による距離測定) 前述した第4図に示すように、時間t3において、測定
用節1の送信器Fから周波数f3例えば40KHzの超
音波を第1の受信器Aに向けて送信を開始する。第1の
送信器Fが超音波の送信を開始した時間t3から第1の
受信器Aが超音波の受信を開始する時間t、=t3 十
Lo / (Co−K)までの間に送信器が送信した波
数N0と位相ψ0とを測定制御装置5において計測する
。周波数f3と送受信器間の伝播時間t4−t3との積
が上記の波数N。とψ。
/2πとの和となるので、次式が成立する。
[t3 +L1 /(Co   K)]−t  3=(
N o+ψo /2π)/ f3 L1/(Co K)−(No+ψ0/2π)/f3L1
−(No+ψ。/2π)・(Co  K)/ f3 ・
・・(12)以下、前述した2周波数方式による計測法
と同様に、(7)式と(3)式とにより風速の影響を補
正した第1の送信器と第1の受信器Aとの距離L1を正
確に求めることかできる。同様にして第5図に示した各
送信器と各受信器間の距離Ll乃至L6を測定すること
ができる。
■送信器の位置の演算 前述した■項で測定した送受信器間の距離Ll乃至L3
と第5図に示す第1乃至第3の受信器A、B’、Cの既
知の座標A (Xa、Ya。
Za) 、B (Xb、Yb、Zb)及びC(Xc。
Yc、Zc)とから、送信器Fの座標F(Xf。
Yf、Zf)をつぎのとおり求めることができる。
(Xf’−Xa) 2+ (Yf−Ya) 2+ (Z
f−Za) 2−Ll 2・・・(13) (Xf−Xb) 2+ (Yf−Yb) ” + (Z
f−Zb) 2−L22・・・(14) (Xf−Xc)   2  +  (Yf−Yc)  
 2   +   (Zf−Zc)   2 −L3 
 2・・・(15) 上記(13)乃至(15)式の2次3元の連立方程式か
ら未知数の第1の送信器Fの座標F(Xf、Yf、Zf
)が求まる。
同様にして、■項で測定した送受信器間の距離L4乃至
L6と第1乃至第3の受信器A乃至Cの座標とから、第
2の送信器Gの座標G(Xg、Yg、Zg)を演算する
ことができる。
■ティーチ42フ位置の演算 第6図に示すように、ティーティング点Pと送信器位置
Fと送信器位置Gとは一直線上にあるので、前述した■
項で演算した第1の送信器Fの座標(Xf、Yf、Zf
)及び第2の送信器Gの座標(Xg、Yg、Zg)デー
タと、ティーティングペンTPの先端位置(ティーティ
ング点)Pと送信器Fの取付位置との距離PF及び送信
器Fの取付位置と送信器Gの取付位置との距離FGとか
ら、ティーティングペン先端位置Pの座標(Xp、Yp
、zp>を演算することができる。
PC/ (Xg−Xp) −GP/ (Xf−fg)X
p−Xg−(Xf−Xg) −(PC/CP)−(1G
)以下同様にして Yp−Yg−(Yf−Yg)・(PG/GP)・・・(
17)Zp−Zg−(Zf−Zg) −(PG/GP)
−(18)■ティーティングペンの傾き角度の演算箱1
の送信器Fの座標(Xf、Yf、Zf)及び第2の送信
器Gの座標(Xg、Yg、Zg)を結ぶ線分FGは、第
7図(A)に示すように、三次元に傾斜した線分である
ので、同図(B)に示すように、XY平面に投影したと
き(トップビュー)のX軸に平行なX′軸とのなす角度
を第1の角度θ1とすれば、 tanθs −(Yg Yf)/(Xf−Xgl・・(
19)となる。次に同図(C)に示すように、Xz平面
に投影したとき(サイドビュー)のZ軸に平行な2′軸
とのなす角度を第2の角度θ2とすれば、 aose 2−(Zf−Zg)バ(Xf−Xg) 2+
(Yf−Yg)2+(Zf−Zg)2 ]  ’/2−
−・−・−(20)となる。
第1及び第2の送信器F及びGの座標から、ティーティ
ングペンのXY平面上でのX軸に対する傾き角度θ□と
XZ平面上でのZ軸に対する傾き角度θ2とを演算する
ことによって、ティーティングペンの姿勢を定めること
ができる。
実施例2 第1の実施例は、風速補正値Kを求めるために、設置位
置が固定されて送受信器間の距離Loが固定されて既知
である補正用送信器Eと風速補正用受信器りとを専用に
設けて風速補正値Kを測定及び演算する距離測定方法で
あったが、実施例2は、風速補正用専用の送受信器を設
けないで、ティーティングペンTPO先端位置及び姿勢
が特定される図示していない位置決め治具を設定して、
ティーティングペンTPをその位置決め治具に挿入すれ
ば、ティーティングベンTPO送信器Fの位置と例えば
第1の受信器Aの位置との距離が、必ず予め定めた距離
Loになるようにしておくことによって、距離測定用又
は他の用途の送受信器の少なくとも一方と風速補正用の
送受信器とを共用することができる。
つぎに、従来の音速coのみで、距離測定をした場合と
、本発明の風速補正を行って音速をCo−にで、距離測
定をした場合との比較結果を示す。
測定用ペン先端を原点の座標(0,0,O)の一定位置
に固定して、第2図の矢印の方向(Y方向)から風を吹
き、各50回、原点位置を測定した。
従来の風速補正をしないときで、工場建屋内の自然の通
風状態(風速1.0〜1.5 [m/see])では、
原点位置のX座標測定値が=1.7から2.2  [m
m] 、 Y座標測定値が−2,7から1.[i  [
mm] 、  Z座標測定値が−1,2から−0,1[
mm]の範囲でバラツキが生じた。
一方、本発明の風速補正をしたときは、同じく風速1.
0〜1.5  [m/ s e c]のとき、原点位置
のX座標測定値が0.4から1..8  [mm] 、
 Y座標測定値が−0,7〜1.1  [ml 、  
Z座標測定値が[1,8〜1.2 1mm]の範囲に改
善できた。
また、従来の風速補正をしないときで、風速1.5〜2
.0  [m/ s e c]のとき、原点位置のX座
標測定値が−8,7から7.5  [+nmコ、Y座標
測定値が−9,0〜[i、5  [mm] 、  Z座
標測定値か=1.3〜1.0  [mm]の範囲でバラ
ツキが生じた。
他方、本発明の風速補正をしたときは、同じく風速1.
5〜2.0  [m/ s e c]のとき、原点位置
のX座標測定値が−1,8−1,1[++un] 、 
Y座標測定値が−3,5〜−0,2[++++n] 、
  Z座標測定値が−0,2〜0.8  [++++n
]に改善できた。
[発明の効果コ 以上のように、本発明の超音波式距離測定方法によると
、送受信器間の距離か既知である一組の送信器及び受信
器を用いて風速補正値Kを測定・演算し、次に実際の作
業時の超音波測定によって送受信器間の距離を演算する
ときの音速に、上記演算した風速補正値Kを加減算して
、送受信器間の距離を演算するようにしたので、屋外又
は工場建屋内で換気用ファン、暖房用ファン、溶接電源
の冷却用ファン等によって建屋内に空気が流動する場合
であっても、風の影響による測定誤差を少なくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の超音波測定方法に使用する装置の配
置図、第2図は、風速補正用送信器Eと風速補正用受信
器りとの配置図である。 第3図は、補正用送信器が送信する超音波送信波と風速
補正用受信器が受信する超音波受信波との周波数f工か
らf2に変化させた時の超音波の伝播状況を示す波形図
である。 第4図は、補正用送信器の送信開始時から風速補正用受
信器が受信を開始するまでの超音波の伝播状況を示す波
形図である。 第5図はティーティングペンTPに取り付けられた距離
測定用の第1乃至第2の送信器F。 Gの各位置とセンサスタンド2のアームに取り付けられ
た距離測定用の第1乃至第3の受信器A、B、Cの各位
置との距離Ll乃至L6を示す図である。 第6図は、第1及び第2の送信器の座標F及びGから、
ティーティングペン先端位置(ティーティング点)Pを
演算する説明図、第7図(A)乃至(C)は、第1及び
第2の送信器の座標F及びGから、ティーティングペン
の傾き角度を演算する説明図である。 W・・・被測定物又は被加工物、1・・・教示台、2・
・・センサスタンド、2a乃至2c・・・アーム、5・
・・測定制御装置、TP・・・ティーティングペン、A
乃至C・・・距離測定用の第1乃至第3の受信器、D・
・・風速補正用受信器、E・・・風速補正用送信器、G
、H・・・距離測定用の第1乃至第2の送信器。 代 理 人    弁理士 中耳 宏 ・豐    /1110 ゝマ 榴   粥 示 Y 第7図(O 7z′

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、超音波を送信する送信器と前記超音波を受信する受
    信器間の距離を測定する超音波式距離測定方法において
    、送信器位置と受信器位置間の既知の距離L_oと音速
    C_oとから定まる測定位置における無風状態での送受
    信器間の超音波伝播時間をt_o=L_o/C_oと、
    前記送信器と受信器とによつて測定位置における通風状
    態で測定した送受信器間の超音波伝播時間t_1とから
    風速に応じた補正値K=(t_o−t_1)・C_o/
    t_1を演算し、前記通風状態において送受信器間の距
    離を演算するときの音速C_oの代わりにC_o−Kを
    用いて送受信器間の距離を測定する超音波式距離測定方
    法。
JP63124459A 1988-05-20 1988-05-20 超音波式距離測定方法 Pending JPH01295107A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06186328A (ja) * 1992-12-21 1994-07-08 Fujitsu Ltd 超音波距離測定装置
CN112074758A (zh) * 2018-05-02 2020-12-11 罗伯特·博世有限公司 用于识别路况的方法和设备

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