JPH01294978A - 圧縮機のピストン装置 - Google Patents

圧縮機のピストン装置

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Publication number
JPH01294978A
JPH01294978A JP12233988A JP12233988A JPH01294978A JP H01294978 A JPH01294978 A JP H01294978A JP 12233988 A JP12233988 A JP 12233988A JP 12233988 A JP12233988 A JP 12233988A JP H01294978 A JPH01294978 A JP H01294978A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
crankshaft
section
oil
connecting rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP12233988A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Hirata
平田 敏幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は冷蔵庫やショーケース等に使用される圧縮機の
ピストン装置に関する。
(ロ)従来の技術 一般に、この種の圧縮機においてボールジヨイント式の
ピストン装置は、特公昭45−40204号公報等に開
示きれている如く、連接棒の球体′とピストンの球座と
の間に弾性的に圧縮可能な材料、例えばテフロン樹脂等
の弾性体を介在させ、カシメ時のガタが生じないように
している。しかし、上記弾性体は金属製のピストンカシ
メ部や球体に比して熱膨張係数が大きく、圧縮機の運転
による温度上昇に伴って膨張し、カシメ支承部での支承
力が必要以上に大きくなり、ピストン自由度の低下から
入力の増加による消費電力の増加、ピストンやシリンダ
摺動面の偏摩耗、及びロック等を招くという問題がある
。このため、斯るボールジヨイント式のピストン装置は
他のピストン機構(コンロット式、スコッチョーク式等
)にまして特にピストン周辺の熱負荷を小キ<シなけれ
ばならない。
そこで、上記問題に対処したものとして実開昭56−1
18977号公報が提案きれている。これは、クランク
軸に嵌合する円筒体の上部にピストン側の一部を切欠し
た円筒状の衝立部を設け、この衝立部によってクランク
軸の先端より飛散するオイルをカシメ支承部に集中的に
注油し、支承部での温度上昇を押えて支承特性を向上し
たものである。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の構成によると、衝立部はカシメ支承
部への集中的注油を目的としているため、その高さ(切
欠下端の高さ)はピストンの軸中心近くに設定きれ、運
転中に高温となるシリンダやシリンダヘッドにはほとん
どオイルが飛散されず、これら高温部の温度上昇により
吐出ガス温度が上昇し、冷却不良やオイルスラッヂの発
生を招くという問題があった。
このため、圧縮機本体を収納する密閉容器を大型化して
放熱性を向上したり、吸入ガスをシリンダヘッドに吹付
けたりして対策していたが、これらの方法はいづれも圧
縮機を大型化したり部品数を増加させるものであるため
、改善策が要望されていた。
本発明は斯る点に鑑みなされたもので、圧縮機を大型化
したり部品数を増加したりすることなく、シリンダヘッ
ド等の高温部とカシメ支承部との双方の冷却を促進でき
、性能及び信頼性の高い圧縮機のピストン装置を提供す
ることを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、クランク軸とピストンを連結する連接棒の一
端に球体を設け、この球体を前記ピストンに設けた球座
に軸支させてなり、かつ、前記連接棒の他端にクランク
軸に嵌合する円筒体を備え、この円筒体の上部にピスト
ン側の一部を切欠した円筒状の衝立部を設け、この衝立
部によってクランク軸の先端より飛散するオイルをピス
トン側に集中的に注油してなるものにおいて、前記衝立
部の内壁にオイルの飛散高さを複数に分けるガイドを設
けたものである。
(本)作用 本発明の圧縮機のピストン装置は上記の構成によりクラ
ンク軸の先端より飛散するオイルを夫々高さ位置が異な
るシリンダヘッド等の高温部とカシメ支承部との双方に
大別して注油することができ、圧縮機を大型化したり部
品数を増加したすせずに、前記高温部とカシメ支承部と
の双方の冷却を促進でき、ピストン装置の性能及び信頼
性を向上できる。
(へ)実施例 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
1は枠体2と、この枠体の上部に装着された圧縮機部3
と、枠体2の軸受部4に支承されたクランク軸5と、こ
のクランク軸を介して前記圧縮機部3を駆動する電動機
部6とを密閉容器7内に収納してなる密閉型の冷媒圧縮
機である。前記圧縮機部3はシリンダ8と、このシリン
ダの開口端面を閉室するバルブフレート9及びシリンダ
ヘッド10と、シリンダ8内を往復動するピストン11
と、このピストンとクランク軸5の偏心部5aとを連結
する連接棒12とから構成される。ピストン11とクラ
ンク軸5との連結は、連接棒12の一端に設けた球体1
3をピストン11の球座14に当接させ、この球体の後
面にテフロン樹JIW製の弾性体15を介在させた上で
、ピストン11の円筒状のカシメ部16を球体13側に
カシメ付ける一方、連接棒12の他端に設けた円筒体1
7をクランク軸5の偏心部5aに嵌合することにより行
なわれる。18は合成vA詣材の射出成形、或いはアル
ミダイカストによって形成され前記円筒体17の上部に
挿着された衝立部であり、ピストン11何となる一部に
切欠19を有し、かつ、内周壁にテーパ状の断面を有す
る螺旋状のガイド20が一体的に突設されている。
このように構成された圧縮機のピストン装置において、
運転が開始きれると密閉容器7の底部に貯溜されたオイ
ルは、クランク軸5の遠心ポンプ作用により該軸の油溝
21を上昇し軸受部4を潤滑した後、偏心部5aの油孔
22の先端から噴出する。噴出したオイルは遠心力によ
り衝立部18の内壁に沿って流れるが、ここで、衝立部
18にはガイド20があるため、オイルはガイド2oの
上側と下側に2分して流れ、ガイド上側のオイルは切欠
19を介してシリンダ8、バルブプレート9、及びシリ
ンダヘッド10に集中的に飛散され、また、ガイド下側
のオイルは切欠19を介してカシメ部16に集中的に飛
散される。このとき、密閉容器7の土壁にはシリンダヘ
ッド10に向う傾斜部23が設けられているので、上述
したシリンダヘッド10等への集中注油は一層促進され
る。以上の結果、シリンダヘッド10等の高温部とカシ
メ部16の双方の冷却を促進でき、吐出ガスの温度上昇
を抑制して冷却不良やオイルスラップの発生を防止する
と共に、弾性体15の熱膨張を押さえてカシメ支承力を
適正に保ち、入力の増加やピストン11等の摺動面の偏
摩耗を防止できる。また、本発明は衝立部18の内周壁
にガイド20を一体形成するという簡単な構成であるた
め、冷却促進のために別個の部品を追加したり圧縮機を
大型化したりする必要はない。更に、ガイド20の傾き
を変えることによりオイルの飛散高さを変更でき、また
、ガイド20の起点位置(第2図中A位置)を周方向で
ずらすことによって上下に分散する油量を変えることが
できるため、異出力の圧縮機に対しても衝立部18を交
換するだけで容易に対応できる。
(ト)発明の効果 以上のように本発明によれば、圧縮機を大型化したり部
品数を増加することなく、簡単な構成によりシリンダヘ
ッド等の高温部とカシメ支承部との双方の冷却を促進で
き、性能及び信頼性の高い圧縮機のピストン装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す圧縮機の要部断面図、第
2図はピストン装置の分解斜視図である。 5・・・クランク軸、  11・・・ピストン、  1
2・・・連接棒、  13・・・球体、  14・・・
球座、  17・・・円筒体、  18・・・衝立部、
  19・・・切欠、 20・・・ガイド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クランク軸とピストンを連結する連接棒の一端に
    球体を設け、この球体を前記ピストンに設けた球座に軸
    支させてなり、かつ、前記連接棒の他端にクランク軸に
    嵌合する円筒体を備え、この円筒体の上部にピストン側
    の一部を切欠した円筒状の衝立部を設け、この衝立部に
    よってクランク軸の先端より飛散するオイルをピストン
    側に集中的に注油してなるものにおいて、前記衝立部の
    内壁にオイルの飛散高さを複数に分けるガイドを設けた
    ことを特徴とする圧縮機のピストン装置。
JP12233988A 1988-05-19 1988-05-19 圧縮機のピストン装置 Pending JPH01294978A (ja)

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JP12233988A JPH01294978A (ja) 1988-05-19 1988-05-19 圧縮機のピストン装置

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JPH01294978A true JPH01294978A (ja) 1989-11-28

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100581395B1 (ko) * 2004-12-17 2006-05-22 주식회사 대우일렉트로닉스 냉장고 압축기용 볼조인트 피스톤
KR100724669B1 (ko) * 2005-03-07 2007-06-07 히타치 홈 앤드 라이프 솔루션즈 가부시키가이샤 밀폐형 압축기 및 그 제조 방법 및 냉장ㆍ냉동 장치

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